JP5407560B2 - 操作案内機能付き装置、操作案内方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

操作案内機能付き装置、操作案内方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、操作の仕方を案内する機能を備えた画像形成装置などの装置および操作の仕方の案内方法などに関する。
近年、コピー、ネットワークプリンティング、スキャン、ファックス、およびファイルサーバなどの様々な機能を備えた画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「MFP(Multi Function Peripherals)」または「複合機」などと呼ばれることもある。画像形成装置は、企業、役所、および教育機関など様々な組織に設置され使用される。また、図書館、コンビニエンスストア、およびスーパーマーケットなど、不特定多数の人が集まる施設にも設置され、使用される。
画像形成装置は、今後、ますます多機能化し様々なサービスをユーザに提供できるようになると、考えられる。
画像形成装置が提供するサービスが増えると、操作のために表示する画面の数が多くなる。そうすると、ユーザにとって操作が分かりにくくなるおそれがある。画像形成装置以外の装置についても、同様のことが言える。
また、近年、筐体の小型化および処理速度の高速化などを図るために、画像形成装置の機構の改善が図られている。そのため、例えば画像形成装置が紙詰まりなどを起こした場合の対処のための操作が、従前のものと変わることがある。
そこで、画像形成装置などの装置には、印刷物またはCD−ROMなどの媒体に記録した、操作の仕方を記載したマニュアルが用意されている。また、予め用意しておいた動画像を再生することよって操作の仕方を案内する技術が提案されている。
特許文献1に記載される電子楽器は、操作の説明を次のように行う。電子楽器が有する機能を実現するための操作説明用データに含まれている動画像データと、音声データとを読み出している最中に、制御用データを読み出すと、電子楽器は、その制御用データに示されている操作子の操作が、ユーザによって実際に行われるまで、動画像データと、音声データの読み出しを中断し、その操作子がユーザによって操作されると、動画像データと、音声データの読み出しを中断した位置から再開する。
特許文献2に記載される複写機は、複写機の用紙通過部におけるジャムを検出する本体部センサおよびRDH部センサと、各用紙通過部でのジャム処理のための一連の操作手順を示す動画データを記憶しているグラフィックROMと、LCDと、上記2つのセンサにてジャムが検出されたとき、用紙が残存している用紙通過部でのジャム処理手順についての動画データを、LCDに動画として表示させるCPUおよびLCDコントローラとを備えている。
特許文献3に記載される複写機は、複写機の用紙通過部におけるジャムを検出する本体部センサおよびRDH部センサと、各用紙通過部でのジャム処理のための一つの操作を複数のセルパターンからなる動画データとして、一連の操作手順における各操作毎に記憶しているグラフィックROMと、LCDと、上記2つのセンサにてジャムが検出されたとき、上記動画データをLCDに一連の操作手順に基づいて循環表示させるCPUおよびLCDコントローラとを備えている。
特許文献4に記載される装置は、データ入力手段と、データ又はプログラムを記憶する記憶手段と、画面表示のための表示手段とを有し、前記プログラムは、メイン処理のほかにヘルプ処理を行うヘルププログラムを備える装置において使用される。表示手段は、メイン処理画面とヘルプ画面を両者が重ならないように常時表示する。メイン処理は、複数の画面それぞれごとに前記データ入力手段を操作して行う複数の単位処理を連続して行うように要求する画面表示を行い、前記ヘルプ処理は、メイン処理画面で現在要求されている任意の1つの単位処理の単位処理操作時におけるメイン処理画面の表示例を表示してヘルプガイダンスを行う。
特開2007−155806号公報 特開平8−69223号公報 特開2000−85220号公報 特開2004−30446号公報
本来は、メーカの電話オペレータまたは設置場所にいる管理者などがユーザの操作の進捗に合わせて操作の仕方を案内するのが、ユーザにとって最も分かりやすいのかもしれない。
しかし、これは、管理者などにとって大きな負担となるし、人件費などのコストも嵩む。そこで、動画像による案内(ガイダンス、ヘルプ)を工夫しユーザにとってより分かりやすくすることが、求められる。
本発明は、このような課題に鑑み、動画像による案内をユーザにとって従来よりも分かりやすく再現することを、目的とする。
動画像を再生することによって複数の操作からなる作業の仕方を案内する機能を備えた操作案内機能付き装置であって、前記複数の操作のうちの完了した操作である完了操作を検知する検知手段と、前記動画像を、先頭ポインタが指す部分を先頭にして再生し、ユーザが前記動画像に対する所定の操作を行った場合に前記動画像のうちの、前記先頭ポインタが指す部分から当該所定の操作が行われたときに再生していた部分までの区間を繰り返しながらかつ前記検知手段によって検知された前記完了操作に係る部分をスキップしながら再生し、その後、前記複数の操作のうちの前記区間に係るすべての操作が前記検知手段によって前記完了操作として検知された場合に、当該区間よりも後を、当該区間の次の部分を指すように前記先頭ポインタを設定し直して再生する、再生手段、を有する。
好ましくは、前記所定の操作は、前記動画像を停止させる操作およびその後の再生の操作の組合せである。
または、前記再生手段が前記ユーザから指令されて前記動画像を再生するのを停止した後、再生するのを再開するように指令されることなく前記検知手段によって前記区間に係る前記操作のうちの特定のものが完了したことが検知された場合に、再生するのを再開するように指令すべき旨のメッセージを表示する、メッセージ表示手段、を有する。
または、前記再生手段は、前記ユーザから指令されて前記動画像を再生するのを停止した後、再生するのを再開するように指令されることなく前記検知手段によって前記区間に係る前記操作のうちの特定のものが完了したことが検知された場合にも、前記動画像のうちの前記区間よりも後を再生する。
本発明によると、動画像による案内をユーザにとって従来よりも分かりやすく再現することができる。
組織ネットワークシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 印刷ユニットの構成の例を示す図である。 操作パネルの例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 ガイダンステーブルの例を示す図である。 ヘルプテーブルの例を示す図である。 ヘルプの再生の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ヘルプの再生の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 タッチパネルにおけるヘルプの表示の例を示す図である。 紙詰まり解決ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図である。 紙詰まり解決ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図である。 紙詰まり解決ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図である。 ファックス同報送信ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図である。 ファックス同報送信ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図である。 ファックス同報送信ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図である。 ヘルプテーブルの例を示す図である。
以下、本発明の実施例の1つを、図面を参照しながら説明する。
図1は組織ネットワークシステムSYの全体的な構成の例を示す図、図2は画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は印刷ユニット10fの構成の例を示す図、図4は操作パネル10hの例を示す図、図5は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、組織ネットワークシステムSYは、画像形成装置1、端末装置2、およびLAN(Local Area Network)回線3などによって構成される。
組織ネットワークシステムSYは、企業、役所、または学校などの組織に設けられており、組織のメンバ同士が情報を交換するためなどに用いられる。
画像形成装置1は、一般に複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる装置であって、コピー、ネットワークプリンティング(PCプリント)、ファックス、スキャナ、ボックス、およびファイル送信などの機能を集約した装置である。
なお、「ボックス機能」とは、「ボックス」と呼ばれる、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域をユーザごとに与えておき、ユーザが自分の記憶領域に画像データなどを保存しておくことができるようにする機能である。
画像形成装置1は、複数の社員(ユーザ)のデスクが集まったフロアなどに設置されており、複数のユーザによって共用される。
一方、端末装置2は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、または携帯電話端末などであって、ユーザが書類などの画像を作成したりネットサーフィンをしたりするために用いられる。また、端末装置2には、画像形成装置1のドライバがインストールされており、ユーザは、端末装置2で作成しまたは取得した画像を画像形成装置1に印刷させることもできる。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、ハードディスク10d、スキャナユニット10e、印刷ユニット10f、ネットワークコントローラ10g、操作パネル10h、モデム10i、音声再生ユニット10j、およびVRAM(Video RAM)10kのほか、制御用回路などによって構成される。
スキャナユニット10eは、図示しないCCD(Charge Coupled Device)10e1、原稿台10e2、およびドキュメントフィーダ10e3などによって構成され、用紙に記されている写真、文書、イラスト、図表などの画像を読み取って画像データを生成するための処理を行う。
ドキュメントフィーダ10e3は、セットされた用紙を1枚ずつ原稿台10e2へ送り出す。CCD10e1は、原稿台10e2にセットされた用紙に記されている画像を光学的に読み取ることによって、その画像の画像データを生成する。
印刷ユニット10fは、図3に示すように、プリントヘッド10f1、プロセスユニット部10f2、転写ベルトユニット部10f3、給紙部10f4、定着ユニット部10f5、トナーカートリッジ部10f6、および排紙トレー10f7などによって構成され、スキャナユニット10eによって読み取られた画像または端末装置2から受信した画像データに示される画像を印刷するための処理を行う。
トナーカートリッジ部10f6は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、およびブラック(K)の各色用の4つのトナーカートリッジを有し、それぞれの色のトナーをプロセスユニット部10f2へ供給する。
プリントヘッド10f1は、レーザダイオード、ポリゴンモータ、SOSセンサ、ミラー、およびレンズ類などからなり、プロセスユニット部10f2の感光体の表面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する。
プロセスユニット部10f2は、C、M、Y、およびKの各色用の4つの感光体ユニットで構成される。色ごとに感光体の表面に帯電電位を形成した後、プリントヘッド10f1のレーザ光により静電潜像を形成し、トナーカートリッジ部10f6から供給されたトナーを感光体に付着させて可視のトナー像を形成する。
転写ベルトユニット部10f3は、二次転写部、転写ベルト、転写ローラ、駆動ローラ、クリーニング機構、およびセンサ類で構成され、感光体に形成されたC、M、Y、およびKの各色のトナー像を転写ベルトに転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
そして、二次転写部によって、転写ベルトに形成されたフルカラーのトナー像を、給紙部10f4から搬送される用紙に転写する。給紙部10f4は、1つまたは複数の給紙キャビネットを有し、白紙の用紙(いわゆるコピー用紙)を転写ベルトユニット部10f3へ供給する。
定着ユニット部10f5は、加熱ローラ、加圧ベルト、ヒーターランプ、サーミスタなどから構成され、二次転写部において用紙に転写されたトナー像を熱により用紙に固着させた後、排紙トレー10f7上に排出する。
なお、ユーザは、トナーカートリッジ部10f6の各色のトナーカートリッジを、前ドア1DM(図1参照)を開けた状態で着脱することができる。また、ユーザは、印刷ユニット10fにおいて紙詰まりが発生した際は、前ドア1DMを開け各トナーカートリッジを外して、詰まった用紙を取り除くことができる。
操作パネル10hは、図4に示すように、タッチパネル10h1およびキー群10h2などによって構成される。
タッチパネル10h1には、ユーザに対するメッセージを与えるための画面、処理の結果を示す画面、またはユーザが画像形成装置1に対して指示を入力するための画面などが表示される。後述する操作手順をガイダンスする画面も、タッチパネル10h1に表示される。
また、タッチパネル10h1は、タッチされた(押された)位置を検知し、CPU10aにその位置を通知する。
キー群10h2は、テンキーおよびスタートキーのほか、プリンタ、ファックス、スキャナ、およびコピーなどの各種の機能のモードに対応する画面に切り換えるためのモード選択キーなどによって構成される。
ユーザは、操作パネル10hを操作することによって、画像形成装置1に対してコマンドを与えたりデータを入力したりすることができる。
ネットワークコントローラ10gは、LAN回線3を介して端末装置2などの他の装置と通信を行うためのNIC(Network Interface Card)である。
モデム10iは、固定電話網を介して他のファックス端末または画像形成装置との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りするための装置である。
音声再生ユニット10jは、サウンドボードおよびスピーカなどからなり、音声データに基づいて音声を再生する。
ROM10cまたはハードディスク10dには、図5に示すような動画像音声ファイル格納部101、ヘルプ等テーブル管理部102、動画像音声構築部103、操作完了判別部104、再生ガイダンス決定部105、および動画像音声再生制御部106などを実現するためのプログラムが記憶されている。これらのプログラムは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
図5に示す各部の機能の全部または一部を回路などのハードウェアのみによって実現してもよい。
VRAM10kには、タッチパネル10h1に表示する画像のデータが一時的に記憶される。後述するヘルプの動画像のデータも、VRAM10kに一時的に記憶される。
さらに、画像形成装置1を構成する幾つかの部位には、その部位の状態を検知するためのセンサが備えられている。
例えば、前ドア1DMには、それが開いた状態か閉じた状態かを検知するセンサが設けられている。このセンサは、閉じた状態から開いた状態に変化した場合は、その旨(つまり、オープンになったこと)を示す「1」の信号をCPU10aへ発信し、開いた状態から閉じた状態に変化した場合は、その旨(つまり、クローズになったこと)を示す「0」の信号をCPU10aへ発信する。また、このセンサは、CPU10aから問合せがあった場合は、現在の状態を検知し、開いた状態であれば「1」の信号をCPU10aへ発信し、閉じた状態であれば「0」の信号をCPU10aへ発信する。他のドアにも同様のセンサが設けられている。
また、ドキュメントフィーダ10e3には、読取り対象の原稿の用紙がセットされているか否かを検知するセンサが備えられている。このセンサは、用紙がセットされると、その旨を示す「1」の信号をCPU10aへ発信し、用紙がすべて取り除かれまたは原稿台10e2へ送り出されたら、「0」の信号を発信する。また、このセンサは、CPU10aから問合せがあった場合は、現在の状態を検知し、用紙がセットされていれば「1」の信号をCPU10aへ発信し、セットされていなければ「0」の信号をCPU10aへ発信する。
また、キー群10h2の各キーには、押下されたことを検知するセンサが設けられている。
そのほか、画像形成装置1には、カートリッジが装着されているか否かを検知するセンサ、用紙の幾つかの経路における紙詰まりを検知する幾つかのセンサ、給紙部10f4の給紙キャビネットの用紙の有無を検知するセンサなど、様々なセンサが設けられている。
また、タッチパネル10h1は、上述の通り、触れられた位置を検知する。CPU10aは、タッチパネル10h1に表示させている画面とタッチパネル10h1から伝えられた位置とに基づいて、その画面の中のどのボタンが押されたのかを検知することができる。よって、タッチパネル10h1およびCPU10aは画面の中のボタンの押下を検知するセンサであると、言える。
図6はガイダンステーブルTB1の例を示す図、図7はヘルプテーブルTB2の例を示す図である。
次に、図5に示す画像形成装置1の各部の処理内容などを、図6などを参照しながら説明する。
動画像音声ファイル格納部101には、画像形成装置1の操作方法をユーザに対してガイダンス(案内)するための動画像および音声のファイル、つまり、いわゆるヘルプ用のマルチメディアの再生用のファイルが、格納(保存)されている。以下、各ファイルを「ファイル5」と記載する。ファイル5として、1つのアクションごとのガイダンスのファイルが格納されている。例えば、前ドア1DMのオープンのガイダンスのファイル、カートリッジの取外しのガイダンスのファイル、およびファックスモードへの切換えのガイダンスのファイルなど、様々なアクションのガイダンスのファイルがファイル5として格納されている。ファイル5には、識別用のユニークなコードが付されている。このコードは、アクションを識別するためにもガイダンスを識別するためにも用いられる。
以下、このコードを「アクションコード」と記載する。また、1つのアクションのガイダンスを1つの「シーン」と記載することがある。
ファイル5は、画像形成装置1のメーカの社員などが行った実際のアクションの様子を撮影し、それによって得られた動画像に音声および文字による説明を合成することによって、生成される。または、アニメーションの作成ツールによって生成される。
ところで、これらのアクションのガイダンスを組み合わせることによって、一連の操作手順のガイダンスが構成される。以下、一連の操作手順のガイダンスを「ヘルプ」と記載する。例えば、カートリッジの裏の紙詰まりを直すためのヘルプ(以下、「紙詰まり解決ヘルプ」と記載する。)は、前ドア1DMのオープンのガイダンス、カートリッジの取外しのガイダンス、カートリッジの裏の用紙除去のガイダンス、カートリッジの装着のガイダンス、および前ドア1DMのクローズのガイダンスの、5つのアクションのガイダンスによって構成される。
ヘルプ等テーブル管理部102には、ヘルプおよびガイダンスに関する情報を格納したテーブルを管理する。具体的には、ガイダンステーブルTB1およびヘルプテーブルTB2を管理する。
ガイダンステーブルTB1には、図6に示すように、各アクションのガイダンスのレコードが格納されている。
あるアクションのレコードにおいて、「アクションコード」は、そのアクションを識別するためのアクションコードである。「アクション名」は、そのアクションの名称である。アクション名として、ユーザまたは開発者にとって分かりやすい名称を用いるのが望ましい。
「対応センサ」は、そのアクション(操作)が完了したことを判別するために用いられるセンサを示している。「完了アクション」は、「対応センサ」に示されるセンサによってどのような検知結果が得られた場合にそのアクションが完了したと判別できるかを、示している。
一方、ヘルプテーブルTB2は、1つのヘルプごとに1つずつ用意されている。例えば、上述の紙詰まり解決ヘルプのヘルプテーブルTB2として、図7に示すようなヘルプテーブルTB2が用意されている。ガイダンステーブルTB1には、そのヘルプを構成するガイダンスのアクションコードが、アクションの実行順に示されている。
ただし、選択的に行えばよいアクションの「アクションコード」には、「(オプション)」という記述が付加されている。
図5に戻って、動画像音声構築部103は、ヘルプを構成する各ガイダンスのファイル5を必要に応じて伸張(解凍)し、各ガイダンスの動画像および音声のデータを構築する。
操作完了判別部104は、ヘルプを構成する各ガイダンスに係るアクション(操作)がユーザによって行われたことを判別する。
再生ガイダンス決定部105は、ヘルプを構成するガイダンスのうちの、再生の対象とするガイダンスを決定する処理を行う。前に図7を用いて説明した通り、基本的に、ヘルプテーブルTB2に示される、実行順が若いアクションのガイダンスから順に再生される。ただし、ユーザが再生を一時停止させた場合などにおいて、特定の区間のガイダンスのみが繰り返し再生されることがある。これについては、後述する。
動画像音声再生制御部106は、動画像音声構築部103によって得られた動画像および音声のデータに基づいて、再生ガイダンス決定部105によって決定したガイダンスが再生されるように、タッチパネル10h1および音声再生ユニット10jなどを制御する。
図8および図9はヘルプの再生の処理の流れの例を説明するフローチャート、図10はタッチパネル10h1におけるヘルプの表示の例を示す図である。
次に、あるヘルプをユーザが選択した場合において、そのヘルプの動画像および音声を再生する際の処理の手順を、図8および図9のフローチャートなどを参照しながら説明する。
ユーザは、操作パネル10hに対して所定の操作を行うことによって、ヘルプの再生の指令を画像形成装置1に対して与える。この際に、再生の対象のヘルプも指定される。
動画像音声構築部103は、ヘルプの再生の指令およびその対象の指定を受け付けると(図8の#121)、指定に係るヘルプ(以下、「対象ヘルプ」と記載する。)のヘルプテーブルTB2(図7参照)をヘルプ等テーブル管理部102から読み出し、さらに、そのヘルプテーブルTB2に示される各ガイダンスのファイル5を動画像音声ファイル格納部101から読み出し、それらのファイル5の伸張を行うなどして、対象ヘルプの動画像および音声のデータを構築する(#122)。この際に、ヘルプテーブルTB2に示されるガイダンスごとに1つずつ、対応するアクションがユーザによって実行されたか否かを示すフラグを用意しておく。フラグの初期値は、未だ実行されていないことを意味する「0」である。
指令が受け付けられた直後は、再生ガイダンス決定部105は、再生の範囲を、対象ヘルプを構成するすべてのガイダンスに決定する(#123)。また、再生ガイダンス決定部105は、再生の範囲の先頭および末尾それぞれを指すポインタを有している。以下、先頭のガイダンスを「先頭シーンA1」と記載し、末尾のガイダンスを「末尾シーンA2」と記載する。また、先頭シーンA1を指すポインタを「先頭ポインタP1」と記載し、末尾シーンA2を指すポインタを「末尾ポインタP2」と記載する。よって、ステップ#123の決定によって、先頭ポインタP1は先頭シーンA1を指し、末尾ポインタP2は末尾シーンA2を指す。
そして、動画像音声再生制御部106は、先頭ポインタP1に示されるシーン(ガイダンス)から、ヘルプテーブルTB2に示される実行順で、各ガイダンスの動画像および音声を再生させる(#124)。例えば、上述の紙詰まり解決ヘルプが対象ヘルプである場合は、図7のヘルプテーブルTB2に示される5つのガイダンスの動画像および音声がその実行順に再生される。
なお、動画像音声再生制御部106は、図10のように、動画像とともに少なくとも再生ボタンおよび一時停止ボタンをタッチパネル10h1に表示させる。後述するように、動画像音声再生制御部106は、ユーザが一時停止ボタンを押すと、動画像および音声を一時停止させ、その後ユーザが再生ボタンを押すと、動画像および音声の再生を再開させる。
ユーザは、再生される動画像および音声を参照しながら、画像形成装置1の操作を行う。ユーザが操作(アクション)を行うと、画像形成装置1の中のいずれかのセンサがそれを検知する。いずれかのセンサによって操作が検知されると(#125でYes)、操作完了判別部104は、その操作(アクション)のガイダンスが対象ヘルプに含まれているか否かを判別する(#126)。
具体的には、操作完了判別部104は、検知元のセンサと、ガイダンステーブルTB1(図6参照)の中の、対象ヘルプを構成する各ガイダンスのレコードの「対応センサ」に示されるセンサとを照合する。両者が一致するレコードがあれば、そのレコードの「完了アクション」に示される操作が検知元のセンサによって検知されたか否かをチェックする。
そして、操作完了判別部104は、検知されたのであれば、その操作に係るガイダンスが対象ヘルプに含まれていると判別する。
そのように判別された場合は(#127でYes)、再生ガイダンス決定部105は、そのガイダンスのフラグを「1」に更新する(#128)。
動画像音声再生制御部106は、一時停止ボタンが押された場合(#129でYes)は、再生を一時停止する(#131)。対象ヘルプの動画像および音声を末尾まで再生した場合も(#130でYes)、一時停止する(#131)。
すると、再生ガイダンス決定部105は、フラグが「0」であるガイダンスのうちの先頭のガイダンスを先頭シーンA1として示すように、先頭ポインタP1を更新する(#132)。さらに、一時停止した際のガイダンスを末尾シーンA2として示すように、末尾ポインタP2を更新する(#133)。このように、再生が一時停止されると、再生ガイダンス決定部105は、再生する区間を変更する。
一時停止後、再生ボタンが押されると(図9の#134でYes)、再生を再開する(#135)。ただし、対象ヘルプのすべてを再生するのではなく、先頭シーンA1のガイダンスと末尾シーンA2との間を、再生の区間として繰り返し再生する。さらに、その区間の中の、フラグが「1」であるガイダンスはスキップする。または、この再生の区間のいずれかのガイダンスの操作(例えば、先頭シーンA1に係る操作)が行われたことを検知した場合に、再生を再開してもよい。
また、一時停止中にまたは再生の再開後にいずれかのセンサによって操作が検知されると(#136でYes)、操作完了判別部104は、ステップ#126と同様に、対象ヘルプのいずれかのガイダンス(シーン)に係る操作が完了したか否かを判別する(#137)。
そして、完了した操作(アクション)に係るガイダンスが対象ヘルプに含まれていると判別されたら(#138でYes)、再生ガイダンス決定部105は、そのガイダンスのフラグを「1」に更新する(#139)。
現在の再生の区間のすべてのガイダンスに係る操作が完了したら(#140でYes)、先頭シーンA1として現在の末尾シーンA2の次のガイダンスを示すように先頭ポインタP1を更新し、末尾シーンA2として対象ヘルプの最後のガイダンスを示すように末尾ポインタP2を更新し(#142)、新たな先頭シーンA1から実行順に各ガイダンスを再生する(図8の#124)。
ただし、対象ヘルプのすべてのガイダンスのフラグが「1」になっている場合は(#141でNo)、最後のガイダンスの再生が終わったらまたは直ちに、対象ヘルプの再生の処理を終了する(#143)。
図11〜図13は紙詰まり解決ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図、図14〜図16はファックス同報送信ヘルプの再生範囲およびフラグの遷移の例を示す図、図17はヘルプテーブルTB2の例を示す図である。
次に、ユーザがヘルプを閲覧しながら作業を行う際の画像形成装置1の処理の例を2つ、図11〜図16を参照しながら説明する。
(1) 紙詰まり解決ヘルプ
画像形成装置1は、カートリッジの裏側で用紙が詰まったことを検知すると、詰まった用紙を取り除くように促すメッセージを表示する。この際に、紙詰まり解決ヘルプを呼び出すためのボタンも表示する。
ユーザがそのボタンを押すと、画像形成装置1は、紙詰まり解決ヘルプのヘルプテーブルTB2(図7参照)および各ガイダンスのファイル5に基づいて、紙詰まり解決ヘルプの動画像および音声の再生を開始する(図10参照)。この際に、図11(a)のように、紙詰まり解決ヘルプの1番目のガイダンス(つまり、前ドア1DMのオープンのガイダンス)を先頭ポインタP1に設定し、最後のガイダンス(つまり、前ドア1DMのクローズのガイダンス)を末尾ポインタP2に設定する。よって、ユーザが一時停止ボタンを押さなければ、前ドア1DMのオープンのガイダンスから前ドア1DMのクローズのガイダンスまでの5つのガイダンスすべてを、それぞれの実行順に再生する。
ユーザは、動画像および音声を視聴しながら、各アクション(操作)の仕方を把握する。そして、適宜、アクションを行う。しかし、途中で分からなくなったり、流れに付いていけなくなることがある。そのような場合は、一時停止ボタンを押せばよい。
例えば、カートリッジの裏の用紙除去のガイダンスの再生中にユーザが一時停止ボタンを押すと、画像形成装置1は、再生を停止する。そして、図11(b)に示すように、末尾シーンA2がカートリッジの裏の用紙除去のガイダンスになるように末尾ポインタP2を更新する。ユーザが、ここで再生ボタンを押せば、画像形成装置1は、再生を再開する。ただし、現在の先頭ポインタP1および末尾ポインタP2が示す区間、つまり、前ドア1DMのオープンのガイダンスからカートリッジの裏の用紙除去のガイダンスまでを、繰り返し再生する(リピート再生する)。再生ボタンが押されたことを検知する代わりにこの区間の未完了のいずれかの操作が行われたことを検知した場合に、再生を再開してもよい。以下、同様である。
再生を再開するか否かに関わらず、ユーザがアクションを行うごとに、画像形成装置1は、それに対応するガイダンスのフラグを「1」にする。画像形成装置1は、フラグが「1」になったガイダンスをスキップしながらリピート再生を続ける。
例えば、ユーザが前ドア1DMを開くと、画像形成装置1は、図11(c)に示すように、前ドア1DMのオープンのガイダンスのフラグを「1」に更新する。以降、フラグのこの更新に伴って、画像形成装置1は、前ドア1DMのオープンのガイダンスをスキップしながらリピート再生を続ける。
さらに、ユーザがカートリッジを画像形成装置1から取り外すと、画像形成装置1は、図12(a)に示すように、カートリッジの取外しのガイダンスのフラグを「1」に更新する。以降、フラグのこの更新に伴って、画像形成装置1は、カートリッジの取外しのガイダンスをもスキップしながらリピート再生を続ける。
さらに、詰まっている用紙をユーザが取り除くと、画像形成装置1は、図12(b)に示すように、カートリッジの裏の用紙除去のガイダンスのフラグを「1」に更新する。これにより、現在の再生の区間に属するガイダンスすべてのフラグが「1」になる。そこで、画像形成装置1は、図12(c)に示すように、この区間の次のガイダンス(つまり、カートリッジの装着のガイダンス)が先頭シーンA1になるように先頭ポインタP1を設定し、最後のガイダンス(つまり、前ドア1DMのクローズのガイダンス)が末尾シーンA2になるように末尾ポインタP2を設定する。これにより、再生の区間が改められる。そして、画像形成装置1は、改めた区間の動画像および音声を再生し始める。
その後、画像形成装置1は、すべてのガイダンスの動画像および音声を再生し終えると、現在の最先の区間を繰り返し再生する。
リピート再生している間にユーザがカートリッジを装着すると、画像形成装置1は、図13(a)に示すように、カートリッジの装着のガイダンスのフラグを「1」に更新する。そして、再生の区間のうちの、フラグが「1」でないガイダンスつまり前ドア1DMのクローズのガイダンスのみをリピート再生する。
そして、ユーザが前ドア1DMを閉じると、画像形成装置1は、図13(b)に示すように、前ドア1DMのクローズのガイダンスのフラグを「1」に更新する。これにより、現在の再生の区間に属するガイダンスのフラグがすべて「1」になる。しかも、紙詰まり解決ヘルプのガイダンスすべてのフラグが「1」になる。よって、直ちにまたは前ドア1DMのクローズのガイダンスの終了後、紙詰まり解決ヘルプの提供を終了する。
(2) ファックス同報送信ヘルプ
ファックス同報送信ヘルプは、ファックスによる原稿の同報送信のヘルプである。画像形成装置1のヘルプ等テーブル管理部102には、ファックス同報送信ヘルプのヘルプテーブルTB2として、図17に示すヘルプテーブルTB2が予め用意されている。図17に示す通り、ファックス同報送信ヘルプは、ファックスモード切換えのガイダンス、ファックス送信画面切換えのガイダンス、宛先指定のガイダンス、宛先複数指定のガイダンス、宛先指定完了のガイダンス、原稿セットのガイダンス、および送信のガイダンスの、7つのアクション(操作)のガイダンスによって構成される。
画像形成装置1は、ファックス同報送信ヘルプを再生するようにユーザから指定されると、タッチパネル10h1の表示領域の一部分にヘルプ用の表示領域を確保し、ファックス同報送信ヘルプの動画像および音声の再生を、次のように実行する。
画像形成装置1は、ファックス同報送信ヘルプのヘルプテーブルTB2(図17参照)および各ガイダンスのファイル5に基づいて、ファックス同報送信ヘルプの動画像および音声の再生を開始する。この際に、図14(a)のように、紙詰まり解決ヘルプの1番目のガイダンス(つまり、ファックスモード切換えのガイダンス)を先頭ポインタP1に設定し、最後のガイダンス(つまり、送信のガイダンス)を末尾ポインタP2に設定する。よって、ユーザが一時停止ボタンを押さなければ、ファックスモード切換えのガイダンスから送信のガイダンスまでの7つのガイダンスすべてを、それぞれの実行順に再生する。
ファックス送信画面切換えのガイダンスの再生中にユーザが一時停止ボタンを押すと、画像形成装置1は、再生を停止する。そして、図14(b)に示すように、末尾シーンA2がファックス送信画面切換えのガイダンスになるように末尾ポインタP2を更新する。ユーザが、ここで再生ボタンを押せば、画像形成装置1は、再生を再開する。ただし、現在の先頭ポインタP1および末尾ポインタP2が示す区間、つまり、ファックスモード切換えのガイダンスからファックス送信画面切換えのガイダンスまでを、リピート再生する。
ユーザがファックスキーを押すと、画像形成装置1は、所定の画面(ファックストップ画面)を表示するとともに、図14(c)に示すように、ファックスモード切換えのガイダンスのフラグを「1」に更新する。以降、フラグのこの更新に伴って、画像形成装置1は、ファックスモード切換えのガイダンスをスキップしながらリピート再生を続ける。
さらに、ユーザが所定のボタン(ファックス送信ボタン)を押すと、画像形成装置1は、所定の画面(ファックス送信画面)を表示するとともに、図15(a)に示すように、ファックス送信画面切換えのガイダンスのフラグを「1」に更新する。これにより、現在の再生の区間に属するガイダンスすべてのフラグが「1」になる。そこで、画像形成装置1は、この区間の次のガイダンス(つまり、宛先指定のガイダンス)が先頭シーンA1になるように先頭ポインタP1を設定し、最後のガイダンス(つまり、送信のガイダンス)が末尾シーンA2になるように末尾ポインタP2を設定する。これにより、再生の区間が改められる。そして、画像形成装置1は、改めた区間の動画像および音声を再生し始める。
宛先指定完了のガイダンスの再生中にユーザが一時停止ボタンを押すと、画像形成装置1は、再生を停止する。そして、図15(b)に示すように、末尾シーンA2が宛先指定完了のガイダンスになるように末尾ポインタP2を更新する。ユーザが、ここで再生ボタンを押せば、画像形成装置1は、再生を再開する。ただし、現在の先頭ポインタP1および末尾ポインタP2が示す区間、つまり、宛先指定のガイダンスから宛先指定完了のガイダンスまでを、リピート再生する。
ユーザが原稿の用紙をセットすると、画像形成装置1は、それを検知し、図15(c)に示すように、原稿セットのガイダンスのフラグを「1」に更新する。
さらに、ユーザがファックス送信画面において宛先ボタンを1つだけ押すと、画像形成装置1は、それを検知し、図16(a)に示すように、宛先指定のガイダンスのフラグを「1」に更新する。
さらに、ユーザが「OK」ボタンを押すと、画像形成装置1は、それを検知し、図16(b)に示すように、宛先指定完了のガイダンスのフラグを「1」に更新する。ところで、図17のヘルプテーブルTB2から分かるように、ユーザは宛先の複数の指定を任意に(選択的に)行えばよい。
そこで、画像形成装置1は、現在の区間に必要なアクションがすべて完了したと判断し、先頭ポインタP1および末尾ポインタP2を、上述の規則に従って更新する。そして、再生を再開する。ただし、原稿セットのガイダンスのフラグは既に「1」になっているので、原稿セットのガイダンスはスキップする。
そして、ユーザがスタートキーを押すと、画像形成装置1は、図16(c)に示すように、送信のガイダンスのフラグを「1」に更新する。これにより、現在の再生の区間に属するガイダンスのフラグがすべて「1」になる。しかも、ファックス同報送信ヘルプのガイダンスのすべてのフラグが「1」になる。よって、直ちにまたは送信のガイダンスの終了後、ファックス同報送信ヘルプの提供を終了する。
本実施形態によると、動画像による案内をユーザにとって従来よりも分かりやすく再現することができる。
本実施形態では、画像形成装置1は、ある区間の必要なアクションがすべて完了すると、次の区間の動画像および音声の再生を、ユーザからの指令に依らずに行ったが、ユーザの指令があってから行ってもよい。この場合は、画像形成装置1は、ある区間の必要なアクションがすべて完了したら、その旨のメッセージとともに再開用のボタンを表示する。この際に、次の区間へは進まず、再生を停止する。そして、ユーザが再開用のボタンを押したら、画像形成装置1は、次の区間の動画像および音声の再生を開始する。
本発明は、画像形成装置以外の装置、例えば、プロジェクタおよびデジタルカメラなどの装置にも適用することができる。
その他、組織ネットワークシステムSY、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(作案内機能付き装置)
103 動画像音声構築部(再生手段)
104 操作完了判別部(検知手段)
105 再生ガイダンス決定部(再生手段)
106 動画像音声再生制御部(再生手段)
10h1 タッチパネル(再生手段)

Claims (6)

  1. 動画像を再生することによって複数の操作からなる作業の仕方を案内する機能を備えた操作案内機能付き装置であって、
    前記複数の操作のうちの完了した操作である完了操作を検知する検知手段と、
    前記動画像を、先頭ポインタが指す部分を先頭にして再生し、ユーザが前記動画像に対する所定の操作を行った場合に前記動画像のうちの、前記先頭ポインタが指す部分から当該所定の操作が行われたときに再生していた部分までの区間を繰り返しながらかつ前記検知手段によって検知された前記完了操作に係る部分をスキップしながら再生し、その後、前記複数の操作のうちの前記区間に係るすべての操作が前記検知手段によって前記完了操作として検知された場合に、当該区間よりも後を、当該区間の次の部分を指すように前記先頭ポインタを設定し直して再生する、再生手段、
    を有することを特徴とする操作案内機能付き装置。
  2. 前記所定の操作は、前記動画像停止させる操作およびその後の再生の操作の組合せである、
    請求項1記載の操作案内機能付き装置。
  3. 前記再生手段が前記ユーザから指令されて前記動画像を再生するのを停止した後、再生するのを再開するように指令されることなく前記検知手段によって前記区間に係る前記操作のうちの特定のものが完了したことが検知された場合に、再生するのを再開するように指令すべき旨のメッセージを表示する、メッセージ表示手段、を有する、
    請求項1または請求項2記載の操作案内機能付き装置。
  4. 前記再生手段は、前記ユーザから指令されて前記動画像を再生するのを停止した後、再生するのを再開するように指令されることなく前記検知手段によって前記区間に係る前記操作のうちの特定のものが完了したことが検知された場合にも、前記動画像のうちの前記区間よりも後を再生する、
    請求項1または請求項2記載の操作案内機能付き装置。
  5. 動画像を再生することによって装置の複数の操作からなる作業の仕方を案内する操作案内方法であって、
    前記装置に、
    前記動画像を再生するための再生手段を設けておき、
    前記複数の操作のうちの完了した操作である完了操作を検知させ、
    前記再生手段に、前記動画像を、先頭ポインタが指す部分を先頭にして再生させ、ユーザが前記動画像に対する所定の操作を行った場合に前記動画像のうちの、前記先頭ポインタが指す部分から当該所定の操作が行われたときに再生していた部分までの区間を繰り返しながらかつ検知した前記完了操作に係る部分をスキップしながら再生させ、その後、前記複数の操作のうちの前記区間に係るすべての操作が前記完了操作として検知された場合に、当該区間よりも後を、当該区間の次の部分を指すように前記先頭ポインタを設定し直して再生させる、
    ことを特徴とする操作案内方法。
  6. 動画像を再生することによって複数の操作からなる作業の仕方を案内する機能を備えた装置に用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記装置に、
    前記複数の操作のうちの完了した操作である完了操作を検知する処理を実行させ、
    前記動画像を、先頭ポインタが指す部分を先頭にして再生する処理を実行させ、
    ユーザが前記動画像に対する所定の操作を行った場合に、前記動画像のうちの、前記先頭ポインタが指す部分から当該所定の操作が行われたときに再生していた部分までの区間を繰り返しながらかつ検知した前記完了操作に係る部分をスキップしながら再生する処理を実行させ、
    前記複数の操作のうちの前記区間に係るすべての操作が前記完了操作として検知された場合に、当該区間よりも後を、当該区間の次の部分を指すように前記先頭ポインタを設定し直して再生する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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