JP5405240B2 - 電動工具におけるレバーの防水構造 - Google Patents

電動工具におけるレバーの防水構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5405240B2
JP5405240B2 JP2009204458A JP2009204458A JP5405240B2 JP 5405240 B2 JP5405240 B2 JP 5405240B2 JP 2009204458 A JP2009204458 A JP 2009204458A JP 2009204458 A JP2009204458 A JP 2009204458A JP 5405240 B2 JP5405240 B2 JP 5405240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
switch
support portion
waterproof structure
rotation support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009204458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011051079A (ja
Inventor
淳一 錦見
昌宏 前川
聡 友永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2009204458A priority Critical patent/JP5405240B2/ja
Priority to US12/869,099 priority patent/US8653388B2/en
Priority to EP10174607A priority patent/EP2293313B1/en
Priority to CN2010102739217A priority patent/CN102009407B/zh
Priority to RU2010136912/07A priority patent/RU2010136912A/ru
Priority to BRPI1003518-4A priority patent/BRPI1003518B1/pt
Publication of JP2011051079A publication Critical patent/JP2011051079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5405240B2 publication Critical patent/JP5405240B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H21/00Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
    • H01H21/02Details
    • H01H21/04Cases; Covers
    • H01H21/08Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25FCOMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B25F5/00Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
    • B25F5/02Construction of casings, bodies or handles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • H01H2009/048Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings using a sealing boot, e.g. the casing having separate elastic body surrounding the operating member and hermetically closing the opening for it
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/04Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof casings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/06Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch, e.g. by the handle of a vacuum cleaner

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

この発明は、例えば手持ち式の電動ねじ締め機における正逆切り換えレバーの回動支持部の防水構造に関する。
電動ねじ締め機(電動ドライバ)は、電動モータを内装した工具本体部と、この工具本体部の側部から側方へ突き出す状態に設けられたハンドル部を備えるもので、ハンドル部の基部に設けたトリガ形式のスイッチレバーを指先で引き操作するとハンドル部内に組み込まれたスイッチ本体のスイッチノブが押されて電動モータが起動し、これにより工具本体部の先端においてスピンドルに装着したドライバビットがねじ締め方向に回転する。この種のねじ締め機では、ねじの緩め作業にも対応するため、電動モータを逆転させてスピンドルをねじ緩め方向に回転させることができるようになっている。
ハンドル部内に組み込んだスイッチ本体には、電動モータのオンオフ回路と正逆切り換え回路が組み込まれており、このスイッチ本体の側部から突き出すスイッチノブをトリガ形式のスイッチレバーを前後に移動させてオンオフ操作し、スイッチ本体の上部に配置した接点部を正逆切り換えレバーを左右に回動させて切り換え操作する構成とされ、通常正逆切り換えレバーはスイッチ本体の上部に回動可能に支持されてアセンブリ化されている。
従来、スイッチ本体及びこれを操作するためのレバー類について防水性あるいは防塵性を高めるための技術が下記の特許文献に開示されている。
特開平9−320398号公報 特開2001−110271号公報 特開平9−17280号公報 特公平7−43977号公報
しかしながら、これら特許文献に開示された従来の技術は、スイッチ本体についてのもので、正逆切り換えレバーについての防水構造は不十分なものであった。スイッチ本体は内部にオンオフ回路を組み込んだ半割り構造のスイッチケースが相互に溶着あるいは接着されてシールされることにより確実な防水、防塵がなされているのに対して、正逆切り換えレバーで操作される正逆切り換え回路の接点部はスイッチ本体の上部に露出されていることから、これを確実に防水する必要があった。
本発明は、例えば左右に回動操作する正逆切り換えレバーであって、スイッチ本体に回動操作可能に設けられるレバーの防水性能を従来よりも高くすることを目的とする。
このため、本発明は、特許請求の範囲の各請求項に記載した構成の防水構造とした。
請求項1記載の防水構造によれば、レバーの回動支持部のスイッチケースに対する防水がパッキンによってなされるので、当該レバーの防水性能が従来よりも高められる。
また、回動支持部は、当該レバーの回動操作の中心であり、レバーの先端部に比べて移動範囲が限定されるため、レバーの先端部をパッキンでシールする構成に比してより小さなパッキンで効率よくシールすることができ、これにより当該防水構造のコンパクト化を図ることができる。
この明細書において、防水性能とはスイッチケース内への異物の侵入を防ぐ機能を言い、異物には水分のみならず、粉塵、塵埃等の全ての異物を含むものとする。
また、レバーには、例えばねじ締め機における正逆切り換えレバーが含まれる。レバーには、回動支持部を介して水平方向(左右方向)、上下方向等に回動操作するレバーが含まれる。
請求項2記載の防水構造によれば、パッキンと溝部との間が迷路構造化されて当該回動支持部の防水性能が一層高められる。
請求項3記載の防水構造によれば、二つの溝部とそれぞれに嵌め込まれたパッキンとの間がそれぞれ迷路構造化されて、より複雑な迷路構造が形成されるので一層防水性能を高めることができる。
請求項4記載の防水構造によれば、一つのパッキンの両端部が溝部に嵌め込まれてそれぞれ迷路構造化されるので、当該パッキンと回動支持部との間により複雑な迷路構造が形成されてその防水性能が一層高められる。
請求項5記載の防水構造によれば、一つの凸部とその両側に装着された二つのパッキンとの間が迷路構造化されて当該パッキンと回動支持部との間の防水性能が一層高められる。
請求項6記載の防水構造によれば、パッキンと凸部との間が迷路構造化されて当該パッキンと回動支持部との間の防水性能が一層高められる。
請求項7記載の防水構造によれば、スイッチケースとパッキンとの間が迷路構造化されて両者間の防水性能が一層高められる。
請求項8記載の防水構造によれば、回動支持部にエラストマ樹脂層が一体成形により被覆されていることによりシール性及び耐久性をより一層高めることができる。エラストマ樹脂層は、当該レバーの成形時において、いわゆる二色成形によりその回動支持部の周囲に一体に成形して被覆することができる。また、これに代えて若しくは加えて、当該回動支持部を回動支持するケース側にエラストマ樹脂層を一体成形して被覆する構成とすることができる。
請求項9記載の防水構造によれば、吸収部材によってスイッチケース内への水分や粉塵等の異物の侵入が防止される。
電動ねじ締め機の全体側面図である。本図では、正逆切り換えレバーを備えたスイッチが実線で示され、電動ねじ締め機の全体が二点鎖線で示されている。 本発明の実施形態に係るスイッチ本体の側面図である。本図では、スイッチ本体の上部側が破断されてその内部構造が示されている。本図は第1実施形態の防水構造を示している。 図2中(III)部の拡大図である。本図は、切り換えレバーの回動支持部及びその周辺を示している。本図は第1実施形態の防水構造を示している。 第2実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第3実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第4実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第5実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第6実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第7実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第8実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。 第9実施形態の防水構造を示す図であって、レバーの回動支持部及びその周辺の側面図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1は、第1実施形態の防水構造を備えたスイッチ本体10及びこれを備えた電動ねじ締め機1を示している。このスイッチ本体10は、電動ねじ締め機1のハンドル部3内に組み込まれている。ハンドル部3は、工具本体部2の側部から側方へ突き出す状態に設けられている。スイッチ本体10は、ハンドル部3の基部付近(工具本体部側)に組み込まれている。工具本体部2には駆動源としての電動モータ4と、この電動工具の回転動力により作動するねじ締め機構(図示省略)が内装されている。
このスイッチ本体10は、電動モータ4の電源回路をオンオフするためのスイッチレバー11を備えている。このスイッチレバー11は、ハンドル部3の前面から張り出す状態に配置されている。このスイッチレバー11を使用者がハンドル部3を把持した手の指先で引き操作するとスイッチ本体10がオンする。スイッチ本体10がオンすると、電源回路がオンして電動モータ4が起動する。ハンドル部3の先端には充電式のバッテリパック5が装着されている。このバッテリパック5を電源として電動モータ4が起動する。
図2はスイッチ本体10の詳細を示している。スイッチ本体10は矩形箱体のスイッチケース13を備えている。このスイッチケース13は、半割りタイプの樹脂製ケースを相互に突き合わせて接合したもので、その内部に必要な回路基板等が収容されている。このスイッチケース13の前部からスイッチロッド12が突き出されている。このスイッチロッド12の先端にスイッチレバー11が取り付けられている。係るスイッチ本体10の基本的な構成については従来公知の技術であり、本実施形態において特に変更を要しないので詳細な説明を省略する。
スイッチ本体10の上部には、正逆切り換えレバー15が設けられている。この正逆切り換えレバー15は、電動モータの回転方向をねじ締め時及びねじ緩め時に対応させるために正転方向又は逆転方向に切り換える際に回動操作される。この正逆切り換えレバー15は、左右方向(図2において紙面に直交する方向)に一定の角度範囲で傾動操作することにより電動モータの回転方向が切り換わる。この正逆切り換えレバー15は、使用者がハンドル部3を把持した手の指先で左右に回動操作することができる。この正逆切り換えレバー15が、特許請求の範囲に記載したレバーの一例であり、本実施形態はこの正逆切り換えレバー15の防水構造に特徴を有している。
正逆切り換えレバー15は、ハンドル部3の内部から前方へ突き出す状態に延びる操作部15aと、スイッチ本体10のスイッチケース13内に進入する作動部15bと、両者を結合する円柱体形の回動支持部15cを備えている。スイッチケース13の上前側角部付近には、円筒形の支持凹部13aが設けられている。この支持凹部13a内に回動支持部15cを収容した状態で当該正逆切り換えレバー15がスイッチケース13の上部に支持されている。操作部15aは、支持凹部13aの上方から前方へ延びている。作動部15bは、支持凹部13aに設けた挿通窓部13bを経てスイッチケース13内に延びている。図3に、回動支持部15c及びその周辺の詳細が示されている。
円柱体形を有する回動支持部15cが、同じく円柱体形を有する支持凹部13a内に収容されて、当該切り換えレバー15が左右に一定の角度範囲で傾動操作可能に支持されている。回動支持部15cには、パッキン16が取り付けられている。本実施形態では、パッキン16としていわゆるオーリング(ゴムリング)が例示されている。正逆切り換えレバー15は、このパッキン16を支持凹部13aの内面に摺接させつつ回動支持部15cを中心にして左右に傾動操作される。パッキン16が支持凹部13aの内面に摺接されることによって、支持凹部13a内がシールされる。パッキン16によって支持凹部13a内がシールされることによって、挿通窓部13bを経てスイッチケース13の内部へ水分や粉塵等の異物が侵入することが防止される。
図4には、第2実施形態の防水構造が示されている。この第2実施形態は、パッキン16が回動支持部15cに設けた溝部20に収容されている点で第1実施形態とは異なっている。第1実施形態と同様の点については同位の符号を用いてその説明を省略する。溝部20は、回動支持部15cの全周にわたって形成されている。パッキン16は、この溝部20に沿って嵌め込まれた状態で支持凹部13aの内面に摺接されている。
パッキン16が溝部20に嵌め込まれることにより、当該パッキン16と回転支持部15cとの間に迷路構造(異物の侵入経路が屈曲した構造)が形成されている。このため、第2実施形態では、パッキン16と回動支持部15cとの間の防水性能が一層高められている。
上記の迷路構造化については様々な形態で実施することができる。例えば、図5には第3実施形態の防水構造が示されている。この第3実施形態では、正逆切り換えレバー15の回動支持部15cに二つの溝部21,22が設けられている。二つの溝部21,22は、回動支持部15cの軸線方向に相互に一定の間隔をおいて平行に、かつそれぞれ全周にわたって形成されている。両溝部21,22に沿ってそれぞれパッキン16が嵌め込まれている。この二つのパッキン16,16がそれぞれ支持凹部13aの内面に摺接されている。係る構成によれば、二つのパッキン16,16と回動支持部15cとの間により複雑な迷路構造が形成されることから、両者16,20間の防水機能をより一層高めることができる。
図6には、第4実施形態の防水構造が示されている。この第4実施形態では、回動支持部15cに設けた円環形状の凸部23の両側に沿って二つのパッキン16,16が装着されている。凸部23は、回動支持部15cの軸線方向ほぼ中程において全周にわたって設けられている。この凸部23の上下両側に沿ってそれぞれパッキン16が装着されている。この凸部23によっても両パッキン16,16と回動支持部15cとの間の異物侵入経路が迷路構造化されて防水性能を高めることができる。
上記のように回動支持部15cに二つの溝部21,22を設け(第3実施形態)、あるいは一つの凸部23を設ける場合(第4実施形態)には、パッキン16とは異なる形態のパッキン17を装着してより防水性能を高めることができる。
図7には、第5実施形態の防水構造が示されている。この第5実施形態では、回動支持部15cに第3実施形態と同様の二つの溝部21,22が相互に平行かつ全周にわたって設けられている。この二つの溝部21,22に跨った状態で一つのパッキン17が当該回動支持部15cの周面に沿って装着されている。図示するようにこのパッキン17は断面U字形を有するゴムリングで、その幅方向両側のL形屈曲部17a,17aをそれぞれ溝部21,21内に嵌め込んだ状態に装着されている。パッキン17の外周面は、支持凹部13aの内面に摺接されている。この一つのパッキン17によって第3実施形態と同様二つの迷路構造が形成されて、当該パッキン17と回動支持部15cとの間の防水性能が高められる。また、このパッキン17によれば、前記パッキン16よりも幅広で、支持凹部13aの内面に対する摺接面積が大きくなることから、この点でもより高い防水機能を持たせることができる。
図8には、第6実施形態の防水構造が示されている。この第6実施形態では、回動支持部15cに第4実施形態と同様の一つの凸部23が全周にわたって設けられている。この凸部23を覆う状態で第5実施形態と同じパッキン17が装着されている。第6実施形態の場合、パッキン17の幅方向両側のL形屈曲部17a,17a間に凸部23を挟み込む状態で装着されている。パッキン17の外周側は支持凹部13aの内面に摺接されている。こうして、両L形屈曲部17a,17aが凸部23に嵌め込まれることにより、当該パッキン17と回動支持部15cとの間が迷路構造化されて防水性能が高められている。
図9には第7実施形態の防水構造が示されている。この第7実施形態では、図示するように同じく円環形状のゴムリングであるが、その外周面に溝部18aが全周にわたって形成されたパッキン18が用いられている。このパッキン18が、正逆切り換えレバー15の回動支持部15cに装着されている。第7実施形態の場合、この回動支持部15cには、前記した溝部20〜22若しくは凸部23は設けられていない。第7実施形態の場合、スイッチケース13の支持凹部13aの内面に凸部24がその全周にわたって設けられている。この凸部24が、パッキン18の溝部18a内に沿って嵌め込まれた状態で当該パッキン18が支持凹部13aの内面に摺接されている。本実施形態では、溝部18aに凸部24が嵌め込まれることにより、当該パッキン18と支持凹部13aとの間が迷路構造化されて両者間の防水性能が高められている。
このように、回動支持部15c側に溝部20〜22若しくは凸部23を設けることの他に、支持凹部13a側に凸部24を設けることによっても異物侵入経路を迷路構造化することができ、これにより高い防水性能を持たせることができる。
なお、この第7実施形態とは逆に、パッキンの外周側に凸部を設けて、これを支持凹部13a側に設けた溝部に嵌め込んで、当該パッキンと支持凹部13aとの間を迷路構造化する構成としてもよい。
また、この第7実施形態の迷路構造は、前記第2〜第6実施形態の迷路構造に組み合わせることができる。すなわち、回動支持部15cと支持凹部13aの双方に溝部若しくは凸部を設けてこれらにパッキンを嵌め込み、若しくは沿わせることにより、当該パッキンと回動支持部15cとの間、及びパッキンと支持凹部13aの内面との間の双方について迷路構造化することができ、これにより一層防水性能を高めることができる。
次に、図10には、第8実施形態に係る防水構造が示されている。この第8実施形態では、別部材としてパッキン16(17、18)を回動支持部15に装着するのではなく、当該回動支持部15にエラストマ樹脂層19を一体成形した点に特徴を有している。エラストマ樹脂層19は、当該正逆切り換えレバー15の成形時において、いわゆる二色成形により回動支持部15cに一体に成形して被覆することができる。
また、図示は省略したが、回動支持部15側のエラストマ樹脂層に代えて若しくは加えてスイッチケース13の支持凹部13a側にエラストマ樹脂層を被覆した構成とすることができる。
このように回動支持部15及び/又は支持凹部13aの内面にエラストマ樹脂層を一体成形した構成とすることにより、正逆切り換えレバー15とパッキンを一つの部品として取り扱うことができるので、スイッチ本体10の部品点数を少なくすることができるとともに、その組み付け性をよくすることができる。
この第8実施形態にもさらに変更を加えることができる。例えば、エラストマ樹脂層19の周面に凸部を全周にわたって設け、この凸部を支持凹部13a側に設けた溝部に進入させて同様の迷路構造を構成することができ、これにより一層防水性能を高めることができる。なお、エラストマ樹脂層19と支持凹部13aとの間で、凸部と溝部を逆に設けてもよい。
図11には、第9実施形態の防水構造が示されている。この第9実施形態の防水構造では、ゴム製のパッキン16(17,18,19)に代えて、吸水材を素材とするパッキン25が回動支持部15cに装着されている。吸水材としては、例えば連泡スポンジ材を用いることができる。このパッキン25が、特許請求の範囲に記載した吸水部材の一例に相当する。この吸水機能を有するパッキン25によっても、支持凹部13を経たスイッチケース13内への水分等の異物の侵入を低減若しくは防ぐことができるので、当該回動支持部の防水機能を従来よりも高めることができる。
このパッキン25についても前記各実施形態と同様溝部に嵌め込み、若しくは凸部に沿わせることにより異物の侵入経路を迷路構造化することができ、これにより一層高い防水性能を得ることができる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、正逆切り換えレバー15の回動支持部15cに取り付けられたパッキン16〜18,25によって、支持凹部13a内への水分や粉塵等の異物の侵入を低減若しくは防止することができ、ひいては挿通窓部13bを経てこれらの異物がスイッチケース13内へ侵入することが防止される。
このように、スイッチケース13の回動凹部13aに対する正逆切り換えレバー15の回動支持部15cの防水がパッキン16によってなされるので、当該スイッチ本体10の防水性能を従来よりも高めることができ、ひいてはその耐久性を高めることができる。
また、回動支持部15cに溝部20,21,22又は凸部23が設けられてパッキン16,17と回動支持部15cとの間の異物の侵入経路(浸水経路)が迷路構造化されていることにより防水性能を一層高めることができる。
また、第7実施形態で例示したように、支持凹部13aの内面に凸部24を全周にわたって設け、これをパッキン18の溝部18aに嵌め込むことにより、当該パッキン18と支持凹部13aとの間が迷路構造化されて、高い防水性能を得ることができる。
以上説明した各実施形態にはさらに変更を加えて実施することができる。例えば、正逆切り換えレバー15の回動支持部15c側に溝部20(21,22)若しくは凸部23を設けて当該回動支持部15cとパッキン16との間を迷路構造化する構成を例示したが、これに代えて若しくは加えて支持凹部13a側に同様の溝部若しくは凸部を設けて当該パッキン16と支持凹部13aとの間についても迷路構造化する構成としてもよい。
また、電動工具のレバーとして電動ねじ締め機1の正逆切り換えレバー15を例示したが、レバーは電動モータの回転方向を切り換える正逆切り換えレバーに限らず、その他の電気回路を切り換えるレバーについても適用することができる。従って、電動工具として電動ドライバを例示したが、例えば電気ドリル、ハンマドリル、卓上切断機等のその他の電動工具において一定角度左右方向あるいは上下方向に回動操作して状態を切り換えるスイッチのレバーに広く適用することができる。
また、パッキン16,17,18として、いわゆるオーリングと称されるゴム製のパッキンを例示したが、例えばエラストマ樹脂、単泡スポンジ等のその他の弾性体を素材とするパッキン(防水部材)を用いる構成としてもよい。
さらに、第9実施形態において、吸水材として連泡スポンジ材を例示したが、フェルト材等のその他の吸水材に変更してもよい。
1…電動ねじ締め機(電動工具)
2…工具本体部
3…ハンドル部
4…電動モータ
5…バッテリパック
10…スイッチ本体
11…スイッチレバー
12…スイッチロッド
13…スイッチケース
13a…支持凹部、13b…挿通窓部
15…正逆切り換えレバー
15a…操作部、15b…作動部、15c…回動支持部
16、17,18…パッキン(ゴム製)
19…エラストマ樹脂層
20,21,22…溝部
23,24…凸部
25…パッキン(吸水材)

Claims (9)

  1. 電動工具の動作切り換え用のスイッチ本体に回動操作可能に設けられた切り換え操作用のレバーの防水構造であって、
    前記レバーは、使用者が操作する操作部と、前記スイッチ本体内に進入して切り換える作動部と、該操作部と該作動部を相互にクランク形に結合する回動支持部を備え、該回動支持部を介して前記スイッチ本体のスイッチケースに回動操作可能に支持されており、前記回動支持部にパッキンを装着して前記スイッチケースに対する防水機能を持たせた構造。
  2. 請求項1記載の防水構造であって、前記回動支持部に溝部をその全周にわたって設け、該溝部にパッキンを嵌め込んで、該パッキンと前記回動支持部との間の異物の侵入経路を迷路構造化する構成とした防水構造。
  3. 請求項2記載の防水構造であって、前記溝部を二つ設けて、それぞれにパッキンを一つずつ係合させた防水構造。
  4. 請求項2記載の防水構造であって、前記溝部を二つ設けて、それぞれに一つのパッキンの両端部を係合させた防水構造。
  5. 請求項1記載の防水構造であって、前記回動支持部に凸部をその全周にわたって設け、該凸部の両側に沿って二つのパッキンを装着して、該パッキンと前記回動支持部との間の異物の侵入経路を迷路構造化する構成とした防水構造。
  6. 請求項1記載の防水構造であって、前記回動支持部に凸部をその全周にわたって設け、該凸部に一つのパッキンを被せて、該パッキンと前記回動支持部との間の異物の侵入経路を迷路構造化する構成とした防水構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載した防水構造であって、前記パッキンの外周に係合溝を設け、該係合溝に前記スイッチケース側に設けた係合凸部を係合させて、前記パッキンと前記スイッチケース側との間の異物の侵入経路を迷路構造化する構成とした防水構造。
  8. 電動工具の動作切り換え用のスイッチ本体に回動操作可能に設けられた切り換え操作用のレバーの防水構造であって、
    前記レバーは、使用者が操作する操作部と、前記スイッチ本体内に進入して切り換える作動部と、該操作部と該作動部を相互にクランク形に結合する回動支持部を備え、該回動支持部を介して前記スイッチ本体の支持凹部に回動操作可能に支持されており、
    前記回動支持部及び/又は前記支持凹部に、エラストマ樹脂層を一体成形により被覆して前記レバーの前記支持凹部に対する防水機能を持たせた構造。
  9. 電動工具の動作切り換え用のスイッチ本体に回動操作可能に設けられた切り換え操作用のレバーの防水構造であって、
    前記レバーは、使用者が操作する操作部と、前記スイッチ本体内に進入して切り換える作動部と、該操作部と該作動部を相互にクランク形に結合する回動支持部を備え、該回動支持部を介して前記スイッチ本体のスイッチケースに回動操作可能に支持されており、前記回動支持部に吸水部材を取り付けて前記スイッチケースに対する防水機能を持たせた構造。
JP2009204458A 2009-09-04 2009-09-04 電動工具におけるレバーの防水構造 Active JP5405240B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009204458A JP5405240B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 電動工具におけるレバーの防水構造
US12/869,099 US8653388B2 (en) 2009-09-04 2010-08-26 Switch devices for power tools
EP10174607A EP2293313B1 (en) 2009-09-04 2010-08-31 Switch devices for power tools
CN2010102739217A CN102009407B (zh) 2009-09-04 2010-09-02 电动工具的手柄防水结构
RU2010136912/07A RU2010136912A (ru) 2009-09-04 2010-09-03 Переключающие устройства для электроинструментов
BRPI1003518-4A BRPI1003518B1 (pt) 2009-09-04 2010-09-06 dispositivos comutadores para ferramentas elétricas

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009204458A JP5405240B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 電動工具におけるレバーの防水構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011051079A JP2011051079A (ja) 2011-03-17
JP5405240B2 true JP5405240B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=43064377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009204458A Active JP5405240B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 電動工具におけるレバーの防水構造

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8653388B2 (ja)
EP (1) EP2293313B1 (ja)
JP (1) JP5405240B2 (ja)
CN (1) CN102009407B (ja)
BR (1) BRPI1003518B1 (ja)
RU (1) RU2010136912A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8698430B2 (en) * 2010-09-17 2014-04-15 Makita Corporation Variable speed switch and electric power tool with the variable speed switch mounted thereto
TWI572458B (zh) * 2011-11-02 2017-03-01 Max Co Ltd electrical tools
JP2013255960A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Makita Corp 充電式の電気機器
JP6277668B2 (ja) * 2013-02-14 2018-02-14 オムロン株式会社 操作レバーのシール構造およびこれを用いた電動工具
JP2016225147A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 オムロン株式会社 スイッチ
JP7135589B2 (ja) * 2018-08-24 2022-09-13 オムロン株式会社 トリガスイッチ

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1926967A1 (de) 1969-05-23 1970-11-26 Siemens Ag Staub- und fluessigkeitsdichte Lagerung eines drehbaren Organs
JPS55151714A (en) * 1979-05-15 1980-11-26 Matsushita Electric Works Ltd Waterproof structure for switch of electric device
US4258799A (en) * 1979-11-27 1981-03-31 Dresser Industries, Inc. Inlet control valve
JPS6349733U (ja) * 1986-09-17 1988-04-04
JP2697053B2 (ja) * 1988-12-23 1998-01-14 オムロン株式会社 電動工具用スイッチ
DE9001434U1 (ja) 1990-02-08 1990-04-12 Herbert Waldmann Gmbh & Co, 7730 Villingen-Schwenningen, De
JPH0743977B2 (ja) 1991-06-14 1995-05-15 株式会社フジソク トリガースイッチ
KR930006769A (ko) * 1991-09-14 1993-04-21 다테이시 요시오 리미트 스위치
US5506378A (en) * 1994-08-22 1996-04-09 Ericsson Inc. Impact resistant switch mechanism
JP2974122B2 (ja) * 1994-12-20 1999-11-08 矢崎総業株式会社 防水コネクタハウジング
JPH11507469A (ja) * 1995-06-09 1999-06-29 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト プラグベース上のリレー配置
JP3176257B2 (ja) 1995-06-29 2001-06-11 佐鳥電機株式会社 小型スイッチの防塵構造
JPH09320398A (ja) 1996-06-03 1997-12-12 Omron Corp トリガースイッチ
JP3595838B2 (ja) * 1998-08-04 2004-12-02 セイコーインスツル株式会社 電子機器用複合スイッチ
JP2001110271A (ja) 1999-10-07 2001-04-20 Omron Corp トリガースイッチおよびその製造方法
JP2001256860A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Alps Electric Co Ltd 防水型スイッチ装置
JP3746482B2 (ja) * 2000-09-08 2006-02-15 エス・ピー・エアー株式会社 空気式ロータリツール
US7034234B1 (en) * 2005-04-29 2006-04-25 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Switch assembly
DE202005008288U1 (de) * 2005-05-27 2005-08-04 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Gehäusedichtung für eine Steckverbindung
JP4703308B2 (ja) * 2005-07-29 2011-06-15 株式会社東芝 電子機器
CN200969290Y (zh) * 2006-11-17 2007-10-31 周文军 防水防潮开关
CN201017802Y (zh) * 2006-12-07 2008-02-06 上海奇佳电子有限公司 电动童车防护开关
JP5215890B2 (ja) * 2009-01-28 2013-06-19 佐鳥エス・テック株式会社 トリガースイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
US20110056813A1 (en) 2011-03-10
JP2011051079A (ja) 2011-03-17
RU2010136912A (ru) 2012-03-10
EP2293313A1 (en) 2011-03-09
EP2293313B1 (en) 2012-06-27
CN102009407A (zh) 2011-04-13
BRPI1003518B1 (pt) 2021-01-26
CN102009407B (zh) 2013-01-30
US8653388B2 (en) 2014-02-18
BRPI1003518A2 (pt) 2015-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5405240B2 (ja) 電動工具におけるレバーの防水構造
JP5960600B2 (ja) 二重独立押しボタン回転ノブアセンブリ
JP5215890B2 (ja) トリガースイッチ
JPH06339875A (ja) 電動工具の作動スイッチ
US20110168420A1 (en) Trigger switch and electric tool provided therewith
JP2009004140A (ja) 多方向操作部品
JP5115415B2 (ja) 携帯用切断機
JP2010015017A (ja) 防水ケース
US20220230818A1 (en) Switch for a hand-held power tool
WO2021171888A1 (ja) トリガスイッチおよび電動装置
JP2007282490A (ja) 可逆回転電動モータ
JP2006024424A (ja) 操作つまみ
KR20150047709A (ko) 비접촉식 로터리 스위치
JP2021024041A (ja) 回転工具及びドライバドリル
WO2018021155A1 (ja) 電子部品の防滴構造
WO2021171887A1 (ja) トリガスイッチおよび電動装置
JP4352602B2 (ja) カメラ用防水ケース
JP2506697Y2 (ja) 電動工具のスイッチ防じん用ゴムカバ―
JP5457246B2 (ja) 揺動型スイッチ装置
JP2003180054A (ja) 電動工具の正逆切り換え装置
JP2604158Y2 (ja) ジョイスティックコントローラ
EP3206216B1 (en) Switch device
JP2005108846A (ja) メンブレインキー
JP2009048809A (ja) スクリュースイッチ
CN115469710A (zh) 密封指轮

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5405240

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250