JP5405049B2 - 金属顔料組成物 - Google Patents
金属顔料組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5405049B2 JP5405049B2 JP2008126810A JP2008126810A JP5405049B2 JP 5405049 B2 JP5405049 B2 JP 5405049B2 JP 2008126810 A JP2008126810 A JP 2008126810A JP 2008126810 A JP2008126810 A JP 2008126810A JP 5405049 B2 JP5405049 B2 JP 5405049B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal pigment
- acid
- pigment composition
- salt
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
(1)少なくとも一種以上のモリブデン酸アミン塩と、金属顔料100重量部に対し、0.01から10重量部存在する無機リン酸もしくはその塩類、または金属顔料100重量部に対し、0.01から20重量部存在する酸性有機(亜)リン酸エステルの塩類と、金属顔料とを含有する金属顔料組成物。
(2)金属顔料がアルミニウムフレークである(1)に記載の金属顔料組成物。
(3)モリブデン酸アミン塩のアミンが、下記一般式(12)で表されるアミン化合物から選ばれる少なくとも一種である(1)または(2)に記載の金属顔料組成物。
(式中、R1、R2およびR3は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数1から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基、チオール基を含んでも良い1価もしくは2価の炭化水素基であり、任意にR1とR2は一緒になって5員または6員のシクロアルキル基を形成するか、または窒素原子と一緒になって、架橋員として付加的に窒素または酸素原子を含むことができる5員または6員環を形成するか、またはR1、R2およびR3は一緒になって、1個以上の付加的な窒素原子および/または酸素原子を架橋員として含むことができる、多員の多重環組成物を形成することができる。nは1から2の数を表す。)
(4)無機リン酸が、オルトリン酸、メタリン酸、ピロリン酸、三リン酸、四リン酸、亜リン酸の中から選ばれた1種または2種以上である、(1)または(2)に記載の金属顔料組成物。
(5)無機リン酸塩が、無機リン酸と、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、下記一般式(13)で表されるアミンとの塩である(1)または(2)に記載の金属顔料組成物。
(式中、R1、R2およびR3は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数1から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基、チオール基を含んでも良い1価もしくは2価の炭化水素基であり、任意にR1とR2は一緒になって5員または6員のシクロアルキル基を形成するか、または窒素原子と一緒になって、架橋員として付加的に窒素または酸素原子を含むことができる5員または6員環を形成するか、またはR1、R2およびR3は一緒になって、1個以上の付加的な窒素原子および/または酸素原子を架橋員として含むことができる、多員の多重環組成物を形成することができる。nは1から2の数を表す。)
(6)酸性有機(亜)リン酸エステル塩が、下記一般式(15)で表されるリン酸エステルと、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、下記一般式(16)で表されるアミンから選ばれる少なくとも1種との塩である(1)または(2)に記載の金属顔料組成物。
(式中、R4、R5およびR6は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数4から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基を含んでも良い炭化水素基であり、R4、R5、R6のうち少なくとも1つは水素原子であり、かつR4、R5、R6の炭素原子数の合計は4以上である。mは0または1の数を表す。)
(式中、R1、R2およびR3は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数1から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基、チオール基を含んでも良い1価もしくは2価の炭化水素基であり、任意にR1とR2は一緒になって5員または6員のシクロアルキル基を形成するか、または窒素原子と一緒になって、架橋員として付加的に窒素または酸素原子を含むことができる5員または6員環を形成するか、またはR1、R2およびR3は一緒になって、1個以上の付加的な窒素原子および/または酸素原子を架橋員として含むことができる、多員の多重環組成物を形成することができる。nは1から2の数を表す。)
(7)無機リン酸が、オルトリン酸、メタリン酸、ピロリン酸である、(4)に記載の金属顔料組成物。
(8)無機リン酸塩の無機リン酸部分がオルトリン酸、メタリン酸、ピロリン酸から選ばれる少なくとも1種であり、塩を形成する塩基性部分がアンモニア、モルホリン、下記一般式(17)、(18)で表されるエタノールアミン類、もしくは下記一般式(19)で表されるアルキルアミン類から選ばれる少なくとも1種である(5)に記載の金属顔料組成物。
(式中、R7、R8、R9の少なくとも1つは、下記一般式(18)であり、他は水素原子または炭素数1から8の炭化水素基を表す。)
(式中、R10、R11、R12のうち少なくとも1つは炭素数6から20の炭化水素基であり、他は水素原子または炭素数1から5の炭化水素基を表す。)
(9)酸性有機(亜)リン酸エステル塩が、モノもしくはジトリデシルアシッドホスフェートのモルフォリン塩、もしくはN,N−ジメチルエタノールアミン塩である(6)に記載の金属顔料組成物。
(10)モリブデン酸アミン塩が、金属顔料100重量部に対し、0.01から10重量部存在する(1)から(6)のいずれかに記載の金属顔料組成物。
(11)更に界面活性剤を金属顔料100重量部に対し、0.01から30重量部含有する(1)から(10)のいずれかに記載の金属顔料組成物。
(12)(1)から(11)のいずれかに記載の金属顔料組成物を含む塗料組成物。
本発明に用いる金属顔料としては、アルミニウム、亜鉛、鉄、マグネシウム、銅、ニッケルのような卑金属のフレーク、及びそれらの合金のフレークを好ましく用いることができる。特に好適なのはメタリック用顔料として多用されているアルミニウムフレークである。本発明に用いるアルミニウムフレークとしては、表面光沢性、白度、光輝性等メタリック用顔料に要求される表面性状、粒径、形状を有するものが適している。
[製造例1]
市販のアルミペースト(旭化成ケミカルズ株式会社製、商品名「GX−3100(平均粒径10.5μm、不揮発分74%)」)135gに、モリブデン酸モノオクチルアミン塩を、該アルミペースト中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、0.3重量部となるように添加し、70℃で6時間攪拌した。
[製造例2]
市販のアルミペースト(旭化成ケミカルズ株式会社製、商品名「GX−3100(平均粒径10.5μm、不揮発分74%)」)135gに、モリブデン酸分岐ジトリデシルアミン塩を、該アルミペースト中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、0.5重量部となるように添加し、70℃で6時間攪拌した。
[製造例3]
市販のアルミペースト(旭化成ケミカルズ株式会社製、商品名「GX−3100(平均粒径10.5μm、不揮発分74%)」)135gに、モリブデン酸ジステアリルアミン塩を、該アルミペースト中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、0.6重量部となるように添加し、70℃で6時間攪拌した。
製造例1から3で得られたアルミニウム顔料組成物に対し、以下の処理を行った。
製造例1で得られたアルミニウム顔料組成物135gにエチレングリコールモノブチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、7.0重量部のリン酸を添加し、70℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分70%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例2]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gにエチレングリコールモノブチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、1.0重量部のリン酸を添加し、70℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分73%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例3]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gにエチレングリコールモノブチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、0.5重量部のリン酸を添加し、70℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分73.5%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例4]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gにプロピレングリコールモノメチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、3.0重量部のリン酸トリエタノールアミン塩を添加し、70℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分72%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例5]
製造例3で得られたアルミニウム顔料組成物135gにプロピレングリコールモノメチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、5.0重量部のジラウリルハイドロゲンホスファイト(城北化学工業株式会社製、商品名「JP−212」)を添加し、40℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分60%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例6]
製造例1で得られたアルミニウム顔料組成物135gにプロピレングリコールモノメチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、5.0重量部のアシッドホスホオキシポリオキシプロピレングリコールモノメタクリレート(ユニケミカル株式会社製、商品名「ホスマーPP」)を添加し、40℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分77.5%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例7]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gにプロピレングリコールモノメチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、5.0重量部のトリデシルアシッドホスフェート(東邦化学工業株式会社製、商品名「GF−185」)を添加し、40℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分77%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例8]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gにエチレングリコールモノブチルエーテルを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、1.0重量部のトリデシルアシッドホスフェート(東邦化学工業株式会社製、商品名「GF−185」)を添加し、40℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分77.5%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例9]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gにミネラルスピリットを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、0.5重量部のトリデシルアシッドホスフェート(東邦化学工業株式会社製、商品名「GF−185」)を添加し、40℃で6時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分77.5%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例10]
製造例3で得られたアルミニウム顔料組成物135gにミネラルスピリットを465g加えスラリー状態とし、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、0.5重量部のトリデシルアシッドホスフェート(東邦化学工業株式会社製、商品名「GF−185」)を添加し、40℃で3時間攪拌した。更に0.5重量部のジ−2−エチルヘキシルアミンを添加し、40℃で3時間攪拌した。その後濾過し、不揮発分73%のアルミニウム顔料組成物を得た。
[実施例11]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gに、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、10.0重量部のトリデシルアシッドホスフェートのモルフォリン塩を添加し、70℃で6時間攪拌した。
[実施例12]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gに、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、1.0重量部のトリデシルアシッドホスフェートのモルフォリン塩を添加し、70℃で6時間攪拌した。
[実施例13]
製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物135gに、該アルミニウム顔料組成物中のアルミニウム金属成分100重量部に対し、1.0重量部のトリデシルアシッドホスフェートのN,N−ジメチルエタノールアミン塩を添加し、70℃で6時間攪拌した。
[実施例14から26]
実施例1から13で得られたアルミニウム顔料組成物に対し、下記の組成で水性メタリック塗料を作製した。
無機リン酸もしくはその塩類、または酸性有機(亜)リン酸エステルもしくはその塩類を含有しない製造例2で得られたアルミニウム顔料組成物に対し、下記の組成で水性メタリック塗料を作製した。
アルミニウム顔料組成物:アルミニウム分として10.5g
ジエチレングリコールモノブチルエーテル:6.8g
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(非イオン性界面活性剤)
(松本油脂製薬株式会社製、商品名「アクチノールL5」):2.1g
精製水:42g
水溶性アクリル樹脂
(オリジン電気株式会社製、商品名「水性プラミーズ#300」):175g
増粘剤(共栄社化学株式会社製、商品名「チクゾールK−130B」):5.0g
作製した水性メタリック塗料を用いて、以下の評価を行った。
水性メタリック塗料200gをフラスコに採取し、40℃の恒温水槽で168時間まで水素ガス累積発生量を観察した。ガスの発生量に応じて下記のように評価し、塗料中の貯蔵安定性の指標とした。
○:1.0ml未満
△:1.0以上5.0ml未満
×:5.0ml以上
上記の塗料を用いて塗膜を作製し、輝度、フリップフロップ感、隠蔽性、粒子感の評価を行った。
輝度は、関西ペイント株式会社製のレーザー式メタリック感測定装置アルコープLMR−200を用いて評価した。光学的条件は、入射角45度のレーザー光源と受光角0度と−35度に受光器をもつ。測定値としては、レーザーの反射光のうち、塗膜表面で反射する鏡面反射領域の光を除いて最大光強度が得られる受光角−35度でIV値を求めた。IV値は塗膜からの正反射光強度に比例するパラメーターであり、光輝度の大小を表す。判定方法は以下の通りである。
◎:比較例1より10以上高いもの
○:比較例1との差異が10未満のもの
×:比較例1より10以上低いもの
フリップフロップ感は、スガ試験機株式会社製の変角測色計を用いて評価した。入射角45度の光源に対して観察角度(受光角)30度と80度における反射光強度(L値)の対数の傾きからF/F値を求めた。F/F値は、金属顔料の配向度合いに比例するパラメーターであり、顔料のフリップフロップ感の大小を表す。判定方法は以下の通りである。
◎:比較例1より0.05以上高いもの
○:比較例1との差異が0.05未満のもの
×:比較例1より0.05以上低いもの
隠蔽性は、目視で観察した。判定方法は以下の通りである。
◎:比較例1より良好なもの
○:比較例1との差異が僅かなもの
×:比較例1より劣るもの
評価1、2の結果を表1に示す。
Claims (12)
- 少なくとも一種以上のモリブデン酸アミン塩と、金属顔料100重量部に対し、0.01から10重量部存在する無機リン酸もしくはその塩類、または金属顔料100重量部に対し、0.01から20重量部存在する酸性有機(亜)リン酸エステルの塩類と、金属顔料とを含有する金属顔料組成物。
- 金属顔料がアルミニウムフレークである請求項1に記載の金属顔料組成物。
- モリブデン酸アミン塩のアミンが、下記一般式(1)で表されるアミン化合物から選ばれる少なくとも一種である請求項1または2に記載の金属顔料組成物。
(式中、R1、R2およびR3は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数1から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基、チオール基を含んでも良い1価もしくは2価の炭化水素基であり、任意にR1とR2は一緒になって5員または6員のシクロアルキル基を形成するか、または窒素原子と一緒になって、架橋員として付加的に窒素または酸素原子を含むことができる5員または6員環を形成するか、またはR1、R2およびR3は一緒になって、1個以上の付加的な窒素原子および/または酸素原子を架橋員として含むことができる、多員の多重環組成物を形成することができる。nは1から2の数を表す。) - 無機リン酸が、オルトリン酸、メタリン酸、ピロリン酸、三リン酸、四リン酸、亜リン酸の中から選ばれた1種または2種以上である、請求項1または2に記載の金属顔料組成物。
- 無機リン酸塩が、無機リン酸と、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、下記一般式(2)で表されるアミンとの塩である請求項1または2に記載の金属顔料組成物。
(式中、R1、R2およびR3は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数1から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基、チオール基を含んでも良い1価もしくは2価の炭化水素基であり、任意にR1とR2は一緒になって5員または6員のシクロアルキル基を形成するか、または窒素原子と一緒になって、架橋員として付加的に窒素または酸素原子を含むことができる5員または6員環を形成するか、またはR1、R2およびR3は一緒になって、1個以上の付加的な窒素原子および/または酸素原子を架橋員として含むことができる、多員の多重環組成物を形成することができる。nは1から2の数を表す。) - 酸性有機(亜)リン酸エステル塩が、下記一般式(3)で表されるリン酸エステルと、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア、下記一般式(5)で表されるアミンから選ばれる少なくとも1種との塩である請求項1または2に記載の金属顔料組成物。
(式中、R4、R5およびR6は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数4から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基を含んでも良い炭化水素基であり、R4、R5、R6のうち少なくとも1つは水素原子であり、かつR4、R5、R6の炭素原子数の合計は4以上である。mは0または1の数を表す。)
(式中、R1、R2およびR3は同じでも異なってもよく、水素原子または炭素原子数1から30の、任意にエーテル結合、エステル結合、水酸基、カルボニル基、チオール基を含んでも良い1価もしくは2価の炭化水素基であり、任意にR1とR2は一緒になって5員または6員のシクロアルキル基を形成するか、または窒素原子と一緒になって、架橋員として付加的に窒素または酸素原子を含むことができる5員または6員環を形成するか、またはR1、R2およびR3は一緒になって、1個以上の付加的な窒素原子および/または酸素原子を架橋員として含むことができる、多員の多重環組成物を形成することができる。nは1から2の数を表す。) - 無機リン酸が、オルトリン酸、メタリン酸、ピロリン酸である、請求項4に記載の金属顔料組成物。
- 酸性有機(亜)リン酸エステル塩が、モノもしくはジトリデシルアシッドホスフェートのモルフォリン塩、もしくはN,N−ジメチルエタノールアミン塩である請求項6に記載の金属顔料組成物。
- モリブデン酸アミン塩が、金属顔料100重量部に対し、0.01から10重量部存在する請求項1から6のいずれかに記載の金属顔料組成物。
- 更に界面活性剤を金属顔料100重量部に対し、0.01から30重量部含有する請求項1から10のいずれかに記載の金属顔料組成物。
- 請求項1から11のいずれかに記載の金属顔料組成物を含む塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008126810A JP5405049B2 (ja) | 2008-05-14 | 2008-05-14 | 金属顔料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008126810A JP5405049B2 (ja) | 2008-05-14 | 2008-05-14 | 金属顔料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009275095A JP2009275095A (ja) | 2009-11-26 |
JP5405049B2 true JP5405049B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=41440816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008126810A Expired - Fee Related JP5405049B2 (ja) | 2008-05-14 | 2008-05-14 | 金属顔料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5405049B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5979788B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2016-08-31 | 旭化成株式会社 | 金属顔料組成物 |
JP5554608B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-07-23 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 金属顔料組成物 |
JP2011208038A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 金属顔料組成物 |
JP5779384B2 (ja) * | 2011-04-13 | 2015-09-16 | 東洋アルミニウム株式会社 | 着色剤 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS608057B2 (ja) * | 1979-05-28 | 1985-02-28 | 旭化成株式会社 | 水分散性金属粉組成物 |
JP3403813B2 (ja) * | 1993-07-05 | 2003-05-06 | 東洋アルミニウム株式会社 | アルミニウム顔料 |
JP3219572B2 (ja) * | 1993-11-09 | 2001-10-15 | 東洋アルミニウム株式会社 | アルミニウム顔料 |
JP3869503B2 (ja) * | 1996-10-29 | 2007-01-17 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 水性アルミニウム顔料組成物 |
ES2373374T3 (es) * | 2000-10-13 | 2012-02-02 | Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha | Pigmentos de aluminio, método para su preparación y composiciones de resinas que los contienen. |
JP2007169613A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-07-05 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 金属顔料組成物 |
JP5046617B2 (ja) * | 2006-11-14 | 2012-10-10 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 金属顔料組成物 |
JP2008280405A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Toyo Aluminium Kk | アルミニウム顔料およびその製造方法ならびに該アルミニウム顔料を含む水性メタリック塗料組成物 |
-
2008
- 2008-05-14 JP JP2008126810A patent/JP5405049B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009275095A (ja) | 2009-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5197377B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
EP0240367B1 (en) | Aluminium pigment composition | |
JP5153160B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
US7806976B2 (en) | Aluminum pigment, method for producing the same, and water-based metallic paint composition containing the aluminum pigment | |
JP5046617B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
KR20120132571A (ko) | 금속 안료 조성물 | |
JP6496043B2 (ja) | 効果顔料調製物 | |
JP5405049B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
JP2009275096A (ja) | アルミニウム顔料組成物の製造方法、それにより得られるアルミニウム顔料組成物およびそれを含む塗料組成物 | |
US5215579A (en) | Water resistant metal pigment particles | |
EP0843707B1 (de) | Beschichtungsmischungen, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung für beschichtungen | |
JP5661327B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
JP2011208038A (ja) | 金属顔料組成物 | |
JP5649998B2 (ja) | 金属顔料組成物及びその製造方法 | |
EP3296372B1 (de) | Lösemittelhaltige beschichtungsmasse | |
JP5554608B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
JP7118665B2 (ja) | 金属顔料組成物 | |
JP6380380B2 (ja) | 耐熱性黄色含水酸化鉄顔料の製造方法 | |
KR101627007B1 (ko) | 아연계 흑색 방청제, 방청 피막 및 방청 금속 부재 | |
JP6105281B2 (ja) | アルミニウム顔料組成物及びその製造方法 | |
KR20230111603A (ko) | 방청 도료 조성물, 방청 피막, 및 물품, 및, 아연계 복합 입자, 및 아연계 복합 입자 함유 조성물 | |
CN111440469B (zh) | 一种防锈颜料及其制备方法 | |
WO2022172979A1 (ja) | 顔料分散体 | |
WO2023277029A1 (ja) | 防錆塗料組成物 | |
JP2024001729A (ja) | 金属顔料組成物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110428 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130920 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131030 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5405049 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |