JP5404538B2 - 植物栽培構造体、植物栽培基材および基盤材 - Google Patents
植物栽培構造体、植物栽培基材および基盤材 Download PDFInfo
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Description
また、上述した基盤材は、水が透過可能に形成されていればその具体的な形状は特に限定されない。例えば設置のしやすさを考慮すれば、板状やブロック状とすることが考えられる。また基盤材には収容部が複数配置されていれば効率よく植物を配置することができるが、基盤材ごとに収容部が1つだけ設けられている構成であってもよい。
また、植物栽培基材の形状は、例えば、請求項3に記載の植物栽培構造体のように、植物栽培基材は略円柱状に形成されていてもよい。また、この構成においては、請求項4に記載されているように、突出部を、植物栽培基材の表面において、植物栽培基材の軸方向に沿って形成してもよい。
このように植物栽培基材が形成されていれば、挿入操作の終盤まで植物栽培基材と基盤材との間に間隙が生成されるため、本発明のように突出部が設けられていても容易に基盤材に挿入して収容することができる。
このように構成された基盤材であれば、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の植物栽培構造体の一部を構成することができる。
このように構成された基盤材であれば、基盤材同士を積み上げたときや密着させて隣接させたときに、基盤材間において突起が圧縮された状態となっているため、その部分を水が流れやすくなる。よって、基盤材間の水の移動をスムーズにでき、効率よく灌水することができる。
[実施例1]
(1)全体構成
本実施例の植物栽培構造体1は、図1に示すように、植物3を生育可能な植物栽培基材11と、植物栽培基材11が複数組み付けられて植物3を並べて固定する基盤材13と、を有する。
植物栽培基材11の上面および下面のうち、相対的に広い面を上面21、相対的に狭い面を下面23として説明する。この植物栽培基材11では、上面21から植物が伸びだすように植物が育成される。そのため、図示していないが、上面21には凹部やスリットを形成して、それにより植物やその種子を保持できるように構成してもよい。
基盤材13は、直方体のブロック形状であって、面31に2つの貫通穴33が形成されている。この貫通穴33が本発明の収容部に相当するものであって、植物栽培基材11が収容可能に構成されている。この貫通穴33は、面31の裏面35まで開いており、植物栽培基材11の外表面に沿うように裏面35側ほど孔径が小さくなるように形成されている。
この貫通穴33には、面31から裏面35にかけて貫通穴33の軸方向に沿って伸び、貫通穴33の内側方向に突出する基盤突出部37が複数形成されている。この基盤突出部37は弾性を有している。
植物栽培基材11を基盤材13の貫通穴33に挿入することで、図1のように組み付けられる。植物栽培基材11は貫通穴33に挿入する方向の奥側が細くなっているため、容易に挿入を実現することができる。
保持具41は、基盤材13の面31における貫通穴33以外の部分を覆う板状部43と、板状部43に設けられ、貫通穴33に挿入される挿入部45と、板状部43とは別体に形成され、板状部43に固定可能なロック部材51と、からなる。
ロック部材51は、板状部43に形成された複数の穴47に挿入して係合する係合部49を有している。そしてこの係合部49を穴47に係合させることで板状部43への固定が実現される。また、ロック部材51は中心に開口57が形成されている。
(2)発明の作用・効果
本実施例の植物栽培構造体1による作用・効果を説明する。まず、図5(A),(B)を用いて、基盤材13の基盤突出部37による作用・効果を説明する。
また、図示しないが、植物栽培基材11の基材突出部25も同様に、基盤材13との接触状態を良好にすることができるため、植物栽培基材11に流れる水の量を増加させることができる。
(3)変形例
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
また、植物栽培基材11として円柱形状(円錐台形状)のものを例示したが、それ以外の形状であってもよい。例えば、角柱形状が考えられる。
Claims (9)
- 透水性の多孔質構造を有する植物栽培基材と、
透水性の多孔質構造を有し、前記植物栽培基材を収容可能な収容部が形成されてなる基盤材と、を備え、
前記植物栽培基材および前記基盤材の少なくともいずれか一方には、弾性を有し表面から突出する1つ以上の突出部が設けられており、
前記植物栽培基材が前記基盤材に収容された状態では、前記突出部が前記一方とは異なる他方と接触して圧縮された状態となる
ことを特徴とする植物栽培構造体。 - 前記植物栽培基材が前記基盤材に収容された状態において、前記植物栽培基材と前記基盤材との間に挟まるように配置され、前記植物栽培基材と前記基盤材との間に開口を有する挿入部を備え、
前記突出部は、前記開口を通じて前記一方とは異なる他方と接触して圧縮された状態となる
ことを特徴とする請求項1に記載の植物栽培構造体。 - 前記植物栽培基材は略円柱状に形成されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の植物栽培構造体。 - 前記突出部は、前記植物栽培基材の表面において、前記植物栽培基材の軸方向に沿って形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の植物栽培構造体。 - 前記植物栽培基材は、前記収容部への挿入方向における奥側ほど細くなるように形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の植物栽培構造体。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の植物栽培構造体を構成する基盤材であって、前記突出部が設けられていることを特徴とする基盤材。
- 前記基盤材は、弾性を有し外部表面から突出する1つ以上の突起が設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の基盤材。 - 透水性の多孔質構造を有する植物栽培基材と、
透水性の多孔質構造を有し、前記植物栽培基材を収容可能な収容部が形成されてなる基盤材と、を有する植物栽培構造体であって、
多孔質構造および弾性を有する棒状または塊状の部材であって、前記植物栽培基材が前記基盤材に収容された状態において、前記植物栽培基材と前記基盤材との間に挟まれるように配置され、前記植物栽培基材および前記基盤材と接触して圧縮された状態となる接続部材を備える
ことを特徴とする植物栽培構造体。 - 植物栽培基材を収容可能な収容部が形成されてなる基盤材であって、
前記基盤材は、透水性の多孔質構造を有しており、前記収容部を構成する壁面に表面から突出する1つ以上の突出部が設けられている
ことを特徴とする基盤材。
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