JP5401274B2 - コネクタ付き光伝送体、光コネクタ、光コネクタの組立方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、光ファイバ同士の融着接続部を樹脂などの補強体で補強した融着補強部をコネクタハウジング内に収容した構造の光コネクタが開示されている。この構造は、融着接続部をコネクタハウジングで保護することができる。
特許文献2には、フェルールに形成されたスロットに融着接続部が配置された構造の光コネクタが開示されている。
第1に係る発明は、光ファイバとこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体とが外装被覆によって覆われてなる光伝送体の先端に光コネクタが組み立てられたコネクタ付き光伝送体であって、前記光コネクタは、スリーブ状のプラグフレームにストップリングを取り付けて組み立てられたスリーブ状のハウジング内に、フェルールと、このフェルールに内挿固定された内蔵光ファイバの前記フェルールの先端側の接合端面とは反対の後端側に設けられた後側延出筒部から延出された部分と前記光伝送体の端末に口出しされた光ファイバとの融着接続部が前記フェルールの前記後側延出筒部に外挿固定され前記フェルールから後側に延出する熱収縮性の補強チューブの内側にて樹脂中に埋め込まれた融着補強部と、この融着補強部に外挿して前記ハウジングの軸線に沿う方向である前後方向に移動自在かつ軸回り方向の回転を規制して設けられたスリーブ状のスライダと、このスライダの後側に配置され前記スライダを介して前記フェルールをコネクタ前側へ弾性付勢するスプリングとを具備し、前記スライダはその前端が前記フェルールのフランジ部に該フランジ部の後側から当接可能に配置されているとともに、該前端に突設されたキーを前記フェルールのフランジ部に形成されたキー溝に挿入して、前記フェルールのフランジ部と前記スプリングとの間に介在配置され、前記フェルール及び前記スライダは、前記ハウジングを組み立ててその内側に収納する際に、前記融着補強部に外挿した前記スライダのキーを前記フェルールのフランジ部のキー溝に挿入した状態で、前記プラグフレームにその後端部から挿入可能とされていることを特徴とするコネクタ付き光伝送体を提供する。
第2の発明は、前記スライダは、その後端部である後側筒部が前記ストップリングに前記ハウジングの前後方向に移動可能に挿入され、この後側筒部に前記ストップリングに形成されている抜け止め用係合部に係合されることで該後側筒部の前記ストップリングから前側への抜け出しを規制する抜け止め用係合突起が突設され、前記スプリングは前記スライダの後側に配置して前記ストップリング内に収納されていることを特徴とする第1の発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第3の発明は、前記スライダには、前記キーがひとつだけ突設されていることを特徴とする第1又は2の発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第4の発明は、前記プラグフレームの後端部の周方向の一箇所のみに、前記ストップリングの外周に突設されたキーが挿入可能なキー収納凹所が形成されており、前記ストップリングは前記キーを前記プラグフレームの前記キー収納凹所に挿入して前記プラグフレームに内嵌めして取り付けられていることを特徴とする第1〜3のいずれかの発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第5の発明は、前記フェルールは、その接合端面が、前記内蔵光ファイバの光軸に直交する仮想垂直面に対して7〜9度傾斜するように斜め研磨された傾斜面とされていることを特徴とする第1〜4のいずれかの発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第6の発明は、前記内蔵光ファイバが偏波保持光ファイバであることを特徴とする第1〜5のいずれかの発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第7の発明は、前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体が、前記ストップリングの後端部に突設されているねじ筒部と該ねじ筒部の外周に螺着された螺着スリーブ部材との間に挟み込むようにして固定され、前記ねじ筒部及び前記螺着スリーブ部材の内側に前記光伝送体端末から延出された光ファイバが通されていることを特徴とする第1〜6のいずれかの発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第8の発明は、さらに、前記ハウジングの外側に前後方向の可動範囲を確保してスライド移動可能に設けられたスリーブ状のつまみを具備することを特徴とする第1〜7のいずれかの発明のコネクタ付き光伝送体を提供する。
第9の発明は、光ファイバとこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体とが外装被覆によって覆われてなる光伝送体の先端に組み立てられる光コネクタであって、フェルールと、このフェルールに内挿固定された内蔵光ファイバの前記フェルールの先端側の接合端面とは反対の後端側に設けられた後側延出筒部から延出された部分と前記光伝送体の端末に口出しされた光ファイバとの融着接続部を収納するための熱収縮性の補強チューブと、前記補強チューブの一端を前記フェルールの後側延出筒部に外挿固定しかつ前記補強チューブの内側に設けた樹脂中に前記融着接続部を埋め込んで形成される融着補強部が前記フェルールと一体化した融着補強部付きフェルールの前記融着補強部に外挿されるスリーブ状のスライダと、このスライダの後側に配置され前記スライダを介して前記フェルールをコネクタ前側へ弾性付勢するためのスプリングと、スリーブ状のプラグフレームにストップリングを取り付けてスリーブ状に組み立てられることで前記融着補強部付きフェルール、前記スライダ、前記スプリングを収納するハウジングとを具備し、前記スライダは、融着補強部付きフェルールの前記融着補強部に外挿した状態で、前記ハウジングの軸線に沿う方向である前後方向に移動自在かつ軸回り方向の回転を規制して、前記フェルールのフランジ部と前記スプリングとの間に介在配置されるようになっており、該スライダの前記フェルールのフランジ部に該フランジ部の後側から当接可能に配置される前端には、前記フランジ部に形成されたキー溝に挿入されるキーが突設されており、前記フェルール及び前記スライダは、前記ハウジングを組み立ててその内側に収納する際に、前記融着補強部に外挿した前記スライダのキーを前記フェルールのフランジ部のキー溝に挿入した状態で、前記プラグフレームにその後端部から挿入可能とされていることを特徴とする光コネクタを提供する。
第10の発明は、前記スライダは、その前端とは反対側の後端部が前記ストップリングに前記ハウジングの前後方向に移動可能として挿入され、該後端部に前記ストップリングに形成されている抜け止め用係合部に係合されることで前記ストップリングから前側への抜け出しを規制する抜け止め用係合突起が突設され、前記ストップリングに対して抜け止めして設けられており、前記融着補強部付きフェルールを組み立てた後、前記ストップリングと前記スライダと該スライダの後側に配置して前記ストップリング内に収納された前記スプリングとからなるばね圧印加ユニットの前記ストップリングを前記プラグフレームに取り付けることで前記ハウジングが組み立てられ、このハウジング内に融着補強部付きフェルール、前記スライダ、前記スプリングが収納されるようになっていることを特徴とする第9の発明の光コネクタを提供する。
第11の発明は、前記スライダには、前記キーがひとつだけ突設されていることを特徴とする第9又は10の発明の光コネクタを提供する。
第12の発明は、前記プラグフレームの後端部の周方向の一箇所のみに、前記ストップリングの外周に突設されたキーが挿入可能なキー収納凹所が形成されており、前記ストップリングは前記キーを前記プラグフレームの前記キー収納凹所に挿入して前記プラグフレームに内嵌めして取り付けられるようになっていることを特徴とする第9〜11のいずれかの発明の光コネクタを提供する。
第13の発明は、前記フェルールは、その接合端面が、前記内蔵光ファイバの光軸に直交する仮想垂直面に対して7〜9度傾斜するように斜め研磨された傾斜面とされていることを特徴とする第9〜12のいずれかの発明の光コネクタを提供する。
第14の発明は、前記内蔵光ファイバが偏波保持光ファイバであることを特徴とする第9〜13のいずれかの発明の光コネクタを提供する。
第15の発明は、さらに、前記ストップリングの後端部に突設されているねじ筒部の外周に螺着されることで該ねじ筒部との間に前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体を挟み込むようにして固定するための前記螺着スリーブ部材を具備し、前記ねじ筒部に前記抗張力体を固定した前記光伝送体端末から延出する光ファイバが前記ねじ筒部及び前記螺着スリーブ部材の内側に挿通されるようになってことを特徴とする第9〜14のいずれかの発明の光コネクタを提供する。
第16の発明は、さらに、前記ハウジングの外側に外挿されて前後方向の可動範囲を確保してスライド移動可能に設けられるスリーブ状のつまみを具備することを特徴とする第9〜15のいずれかの発明の光コネクタを提供する。
第17の発明は、光ファイバとこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体とが外装被覆によって覆われてなる光伝送体の端末に、フェルールとプラグフレームにストップリングを取り付けることで組み立てられて前記フェルールを収納するハウジングとを備える光コネクタを組み立てる組立方法であって、前記フェルールに内挿固定されている内蔵光ファイバの前記フェルールの先端側の接合端面とは反対の後端側に設けられた後側延出筒部から延出された部分と前記光伝送体の端末に口出しした光ファイバとを融着接続する融着接続工程と、この融着接続工程の後、前記内蔵光ファイバと前記光伝送体の光ファイバとの融着接続部に熱収縮性の補強チューブを外挿するとともに、前記補強チューブの一端を前記フェルールの後側延出筒部に外挿し、前記補強チューブ内に前記融着接続部と熱可塑性樹脂とを収納した状態で前記熱可塑性樹脂を加熱溶融した後、前記熱可塑性樹脂を降温により固化させることで、固化した前記熱塑性樹脂中に前記融着接続部を埋め込むとともに、前記補強チューブの一端を前記後側延出筒部に固着させることで、前記融着接続部を前記熱可塑性樹脂及び前記補強チューブによって補強してなる融着補強部を形成して該融着補強部が前記フェルールと一体化されている融着補強部付きフェルールを組み立てる融着補強部形成工程と、この融着補強部形成工程の後、前記融着補強部にスリーブ状のスライダを外挿し該スライダの片端に突設されているキーを前記フェルールのフランジ部に形成されたキー溝に挿入した状態で、前記フェルール及び前記スライダを前記プラグフレームにその後端部から挿入するとともに、前記融着補強部付きフェルールを前記スライダを介してコネクタ前側へ弾性付勢するためのスプリングが前記スライダの前記フェルール側の前端とは反対の後端側に配置されるようにして、前記プラグフレームに前記ストップリングを取り付けてハウジングを組み立て、該ハウジング内に、前記融着補強部付きフェルールと前記スライダと前記スプリングとを収納し、前記スライダの前記ハウジングに対する軸回り方向の回転を規制するハウジング組立工程とを具備することを特徴とする光コネクタの組立方法を提供する。
第18の発明は、前記ハウジング組立工程では、前記ストップリングと、前記スライダと、このスライダの前記ストップリングに該ストップリングの軸線方向に移動自在に挿入された後端部の後側に配置して前記ストップリング内に収納された前記スプリングとを具備し前記スライダが前記ストップリングから前側への抜け出しを規制するべく前記ストップリングに対して抜け止めされかつ前記ストップリングに対する軸回り方向の回転が規制されてなるばね圧印加ユニットを用い、このばね圧印加ユニットの前記スライダを前記融着補強部に外挿し該スライダの前記ストップリングから突出された端部に突設されている前記キーを前記フェルールのフランジ部に形成されたキー溝に挿入した状態で前記フェルール及び前記スライダを前記プラグフレームにその後端部から挿入するとともに、前記プラグフレームに前記ストップリングを取り付けてハウジングを組み立てることを特徴とする第17の発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第19の発明は、前記スライダには、前記キーがひとつだけ突設されていることを特徴とする第17又は18の発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第20の発明は、前記プラグフレームの後端部の周方向の一箇所のみに、前記ストップリングの外周に突設されたキーが挿入可能なキー収納凹所が形成されており、前記ストップリングは前記キーを前記プラグフレームの前記キー収納凹所に挿入して前記プラグフレームに内嵌めして取り付けられるようになっていることを特徴とする第17〜19のいずれかの発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第21の発明は、前記フェルールは、その接合端面が、前記内蔵光ファイバの光軸に直交する仮想垂直面に対して7〜9度傾斜するように斜め研磨された傾斜面とされていることを特徴とする第17〜20のいずれかの発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第22の発明は、前記内蔵光ファイバが偏波保持光ファイバであることを特徴とする第19〜21のいずれかの発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第23の発明は、前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体が、前記ストップリングの後端部に突設されているねじ筒部と該ねじ筒部の外周に螺着された螺着スリーブ部材との間に挟み込むようにして固定され、前記ねじ筒部及び前記螺着スリーブ部材の内側に前記光伝送体端末から延出された光ファイバが通されていることを特徴とする第17〜22のいずれかの発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第24の発明は、さらに、前記ストップリングの後端部に突設され前記光伝送体端末から延出する光ファイバが内挿されるねじ筒部にその外周に螺着可能な螺着スリーブ部材をねじ込んで、前記ねじ筒部と前記螺着スリーブとの間に、前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体を挟み込むようにして固定して前記ストップリングに前記光伝送体を引き留める光伝送体引き留め工程を具備することを特徴とする第17〜23のいずれかの発明の光コネクタの組立方法を提供する。
第25の発明は、さらに、前記ハウジング組立工程にて組み立てた前記ハウジングの外側にスリーブ状のつまみを外挿して前後方向の可動範囲を確保してスライド移動可能に設けるつまみ取り付け工程を有することを特徴とする第17〜24のいずれかの発明の光コネクタの組立方法を提供する。
また、光伝送体端末(先端)への光コネクタの組み立てにあたり、前記内蔵光ファイバのフェルールから後側への延出長によって、前記内蔵光ファイバと光伝送体の光ファイバとの融着接続作業をフェルールから離隔した位置にて行うことができるから、汎用の放電電極を使用した融着接続であっても良好な作業性を容易に確保できる。
また、本発明では、プラグフレームとストップリングとによって構成されるハウジング内に該ハウジングの軸線回り方向の回転を規制(回り止め)して収納されるスライダの前端に突設されたキーをフェルールのフランジ部に形成されているキー溝に挿入して、スライダに対して融着補強部付きフェルールを回り止めした状態で、プラグフレームに挿入する作業を行えるため、これにより融着補強部付きフェルール及びスライダをプラグフレームの軸線回り方向の所望の向きで挿入することを容易に実現できる。
まず、図1〜図5等を参照して、本発明に係る1実施形態であるコネクタ付き光ファイバコード1(コネクタ付き光伝送体)の構成を説明する。
図1および図2(a)、(b)に示すように、このコネクタ付き光ファイバコード1は、光ファイバコード2(光伝送体)の端末に、光コネクタ10が組み立てられたものである。
抗張力体2bとしては例えばアラミド繊維が好適に用いられるが、抗張力体2bとして用いられる抗張力繊維としては前記アラミド繊維の他、例えばガラス繊維、炭素繊維なども使用できる。
図2(a)、図3等に示すように、フェルール40は、円筒状のキャピラリ部41と、このキャピラリ部41の先端の接合端面41aとは反対側の後端部41bに外挿固定された金属製のフランジ部品42と、前記キャピラリ部41を貫通するファイバ孔41c(微細孔)に内挿された内蔵光ファイバ43とを具備して構成されている。
キャピラリ部41の形成材料としては、例えば、ジルコニア等のセラミック、ガラスを採用できる。これらの材料は使用環境に応じて選択使用することができる。このキャピラリ部41としては、SC形光コネクタ(JIS C 5973に制定されるF04形光コネクタ。SC:Single fiberCoupling optical fiber connector)やMU形光コネクタ(JIS C 5973に制定されっるF14形光コネクタ。MU:Miniature-Unit coupling optical fiber connector)のフェルールに用いられているものと同様のものを採用できる。
前記フランジ部42aは、後側延出筒部42bの前端に該後側延出筒部42bから外側に張り出すように突出されている。このフランジ部42aは、フェルール40のフランジ部として機能するものである。
この融着補強部20が一体化されたフェルール40を、以下、融着補強部付きフェルール40Aとも言う。前記融着補強部20は、フェルール40から後側に延出する細長形状に形成されている。
前記被覆部43aは前記後側延出筒部42b(すなわち後側延出筒部42bの内孔部)に収納されている。また被覆部43aはその片端(後端)が前記後側延出筒部42bから後側に突出するようにして設けられている。
フェルール40の前記キャピラリ部41のファイバ孔41cには、前記被覆部43aから両側に延びる裸光ファイバ部のうちの片方(内挿ファイバ部43b)が内挿固定されている。また、前記被覆部43aから内挿ファイバ部43bとは反対側の裸光ファイバ部である融着用延出部43cはフェルール40から後側に延出されている。
また、内蔵光ファイバ43としては、例えば前記被覆部43aが存在せず、その全長が裸光ファイバである構成であっても良い。また、キャピラリ部41のファイバ孔41c及び前記後側延出筒部42bの内孔部に収納される部分の全体が被覆部とされた構成も採用可能である。
そして、融着補強部20は、前記融着補強スリーブ24をその内側に前記融着接続部3を収納した状態で加熱収縮させるとともに、補強チューブ21内側の前記熱可塑性樹脂22(熱可塑性樹脂チューブ22a)を加熱溶融させた後、降温により、溶融状態の熱可塑性樹脂22を固化させることで、この熱可塑性樹脂22中に前記融着接続部3を埋め込んで一体化して形成される。
なお、融着部補強スリーブとしては二重管構造のものに限定されず、例えば補強チューブ21内面に、塗膜層、成形等によって被着状態で熱可塑性樹脂層を形成したものであっても良い。
また、この熱可塑性樹脂22としては、補強チューブ21の収縮温度において軟化することが好ましい。この軟化温度は、例えば100〜160℃である。
図7に示すように融着補強部付きフェルール40Aを組み立てた後、図8に示すように、光ファイバコード2に外挿しておいた前記ばね圧印加ユニット33の前記ストップリング32をプラグフレーム31に内嵌めして取り付けることで、前記プラグフレーム31とストップリング32とからなる前記ハウジング30を組み立てることができる。また、ハウジング30の組み立てと同時に、ハウジング30内に融着補強部付きフェルール40Aと、スライダ60と、スプリング50とが収納される。そして、ストップリング32後端のねじ筒部32bへの螺着スリーブ部材35の螺着による光ファイバコード2の抗張力体2bのハウジング30への固定、つまみ34、ブーツ11の装着を行って、光コネクタ10全体を組み立てることができる。
また、つまみ34はSC形光コネクタに用いられるつまみと同様の構成のものを採用している。プラグフレーム31の前記係合ハウジング部31mとつまみ34とは、SC形光コネクタ用のコネクタ嵌合ハウジングに対してSC形光コネクタと同様のスライドロック機構を構成している。この光コネクタ10の前端部はSC形光コネクタと同様の構成になっている。
前記融着補強部付きフェルール40Aは、前記ハウジング30にその軸線方向(前後方向)に移動可能として収納されており、前記フェルール40のフランジ部品42がプラグフレーム31の前記ストッパ突起31aにその後側から当接することで、先端方向(コネクタ前側)へのそれ以上の移動が規制される。フェルール40のフランジ部品42がプラグフレーム31の前記ストッパ突起31aにその後側から当接する位置が、融着補強部付きフェルール40Aのハウジング30に対する前側移動限界位置である。
図4、図5に示すように、このストップリング32は、前記ねじ筒部32bの角孔状の内孔と前記前記本体スリーブ32aの丸孔状の内孔とが同軸上に形成され互いに連通されたスリーブ状になっている。
図2(a)に示すように、この光コネクタ10において、前記融着補強部付きフェルール40Aの融着補強部20は、その後端がストップリング32の後端部に達する長さに形成されている。前記スライダ60及び前記スプリング50は前記融着補強部20に外挿して、前記融着補強部付きフェルール40Aのフェルール40のフランジ部42aの後側に配置した状態で前記ハウジング30内に収納されている。
前記ストップリング32においてねじ筒部32bの内孔は、本体スリーブ32aの角孔状の内孔よりも若干狭い(細い)丸孔状になっている。ストップリング32は、本体スリーブ32aの内周面とねじ軸部32bの内周面との間に位置する段差面が、前記スプリング50の軸線方向片端が当接されるスプリング受け面32dとされている。スプリング50は、本体スリーブ32aの内周面によって、その軸線が本体スリーブ32aの軸線と平行となる向きで支持された状態で本体スリーブ32a内に収納されている。また、スプリング50は、その片端がストップリング32内の前記スプリング受け面32dに当接されることで、ストップリング32から後側への抜け出しが規制されている。
図2(a)に示すように、前記ストップリング収納孔部31oは、その断面寸法が係合ハウジング部31m内側の内孔部分に比べて若干拡張された角孔とされており、ストップリング32の本体スリーブ32aは前記プラグフレーム31の筒状胴体31n内に収納されている。以下、筒状胴体31nの内側の内孔部分をストップリング収納孔部31oとも言う。
このスライダ60は、円筒状に形成された前側筒部61と、この前側筒部61の後側に設けられた角筒状の後側筒部62(後端部)とを具備し、前記後側筒部62を前記ストップリング32の本体スリーブ32a内に該本体スリーブ32aの軸線方向(ストップリング32の軸線方向。光コネクタ10においてハウジング前後方向)に移動可能として挿入してハウジング30に対してコネクタ前後方向(ハウジング前後方向)にスライド移動自在に設けられている。
スリーブ状のつまみ34が、ストップリング32後端のねじ筒部32bを除くハウジング30の長手方向の広範囲を収納するようにして設けられている構成であることも、サイドプルに対するハウジング30の撓み変形の抑制に有効に寄与する。
図16(a)、(b)に前記ストッパ用突起32i(以下、スライダ用ストッパ突起とも言う)の一例を示す。
スライダ60は、その後端面がスライダ用ストッパ突起32iの前端に当接する位置がハウジング30に対する後側移動限界位置となっている。
なお、スライダ用ストッパ突起の具体的形状等は適宜変更可能である。
ばね圧印加ユニット33は、光ファイバコード2端末に光コネクタ10を組み立てる際に、図3に示すように予め組み立た状態で光ファイバコード2に外挿しておき(ストップリング32、スライダ60、スプリング50を光ファイバコード2に外挿状態にする)、ストップリング32をプラグフレーム31に内嵌めして取り付ける(ストップリング32の係合突起32gをプラグフレーム31の係合窓31cに嵌め込む)ことで、プラグフレーム31に組み付けられる。前記係合突起64は、ばね圧印加ユニット33のプラグフレーム31に対する組み付け前に、ストップリング32の本体スリーブ32aからのスライダ60の脱落を防止(抜け止め)して、スライダ60の後側筒部62が本体スリーブ32aに挿入された状態を保つ機能を果たすものである。
以下、前記係合突起64を抜け止め用係合突起とも言う。
ばね圧印加ユニット33は、前記抜け止め用係合突起64によってスライダ60がストップリング32の本体スリーブ32aから脱落しないように抜け止めされているため、プラグフレーム31に対する組み付けが完了するまで、ストップリング32内にスプリング50を収納した状態を確実に保つことができ、また、プラグフレーム31への組み付けによって前記ハウジング30内にスライダ60とスプリング60とを収納する作業を効率良く行える。
なお、このばね圧印加ユニット33について、ストップリング32の軸線方向(長手方向)において前記本体スリーブ32aから突出されているスライダ60の先端(キー66が突設されている端部)の側を前、反対側を後、として説明する。
図8に示すように、スライダ60のストップリング32に対する前後方向の可動範囲Lは、係合用窓32eの前後方向寸法よりも小さく設定されている。
但し、組み立て状態の光コネクタ10にあっては、スライダ60の前端面がプラグフレーム31のストッパ突起31aに当接したフェルール40のフランジ部42aに後側から当接する位置がスライダ60の前側移動限界位置である。組み立て状態の光コネクタ10においてスライダ60が前側移動限界位置にあるとき、抜け止め用係合突起64はストップリング32の抜け止め用係合部32hに当接せず、抜け止め用係合部32hから僅かに後側に離隔した位置に配置される。
図2(a)等に示すように、前記後側スリーブ部35bは、その内径が螺着リング部35aの内径及び前記ねじ筒部32bの外径に比べて径小に形成されている。そして、この螺着スリーブ部材35は、前記光ファイバコード2端末から延出する前記抗張力体2bをストップリング32後端のねじ筒部32bに螺着した螺着リング部35aと前記ねじ筒部32b外周との間に挟み込むようにして固定するとともに、前記抗張力体2bの前記光ファイバコード2端末と前記ねじ筒部32b外周との間に延在する部分のねじ筒部32b側の端部を、該螺着スリーブ部材35内側にて前記螺着リング部35aの内周面と前記後側スリーブ部35bの内周面との間に形成されている段差面35cによって前記ねじ筒部32bの後端面に押さえ込むようにして固定している。
また、図示例のコネクタ付き光ファイバコード1において、光ファイバコード2端末は、前記螺着スリーブ部材35の後側スリーブ部35b内に配置されている。
また、図2(a)等に示すように、図示例では、前記後側スリーブ部35bに外嵌めしたブーツ11の嵌合リング部11cの端面(前端面)を、前記螺着スリーブ部材35の螺着リング部35a外周面と該螺着リング部35aに比べて外径が径小の後側スリーブ部35bの外周面との間の段差面に後側から当接させており、これによりブーツ11のハウジング30に対する前側への変位を規制している。
図2(a)、図3、図4等に示すように、この保護チューブ36は、例えばポリエチレン等の合成樹脂によって形成された柔軟なチューブ本体36aの片端の外周にフランジ部36bを突設した構成になっており、前記光ファイバコード2に外挿したチューブ本体36aを前記ブーツ11内側に内挿し、フランジ部36bを前記ブーツ11の拡張孔部11b内に収納して、前記ブーツ11に対して後側への抜け出しを規制して設けられている。
また、保護チューブ36は光ファイバコード2に固定されておらず、光ファイバコード2は保護チューブ36に対してその軸線方向に若干の移動を可能として内挿されている。
そして、このコネクタ付き光ファイバコード1にあっては、例えば、図2(b)に示すようにコネクタ接続作業によって光コネクタ10のフェルール40がハウジング30後側に押し込まれたとき(プッシュバックしたとき)には、フェルール40のみならず、融着補強部付きフェルール40A全体がハウジング30に対して後側に移動(プッシュバック)する。
そして、このコネクタ付き光ファイバコード1にあっては、コネクタ接続時の融着補強部付きフェルール40A全体のハウジング30に対するプッシュバックに伴い、光ファイバコード2端末に口出しされている光ファイバ2aのうち光ファイバコード2端末と融着補強部3との間に位置する部分が光ファイバコード2内(外被2c内)に押し込まれるようになっている。
また、プッシュバックされた前記融着補強部付きフェルール40Aが、ハウジング30後側への押し込み力が解除され、スプリング50の弾性付勢力により前側移動限界位置に復帰するときには、融着補強部付きフェルール40Aのハウジング30に対する前側への移動に伴い光ファイバコード2内(外被2c内)から光ファイバ2aが引き出されることとなる。
融着補強部付きフェルール40Aのハウジング30に対する前後方向の可動量は、スライダ60のストップリング32に対する前後方向の可動量によって決まる。
なお、この融着接続作業は、融着部補強スリーブ24、ストップリング32、スプリング50、スライダ60、ブーツ11を予め光ファイバコード2に外挿しておき、作業の邪魔にならない位置に配置した状態で行う。
この融着部形成工程では、まず、図6に示すように前記光ファイバコード2に該光ファイバコード2の長手方向に移動自在に外挿しておいた融着部補強スリーブ24をフェルール40側に移動して、図7に示すようにフェルール40の内蔵光ファイバ43と光ファイバコード2の光ファイバ2aとの融着接続部3に被せ(外挿する)て前記融着部補強スリーブ24内に前記融着接続部3を収納するとともに、前記融着部補強スリーブ24の一端を前記フェルール40の後側延出筒部42bに外挿し、融着部補強スリーブ24の他端を光ファイバコード2端末に口出しされた光ファイバ2aの被覆部に外挿した状態とする。
この結果、前記フェルール40と、光ファイバコード2端末に口出しされた光ファイバ2aとが前記融着補強部20を介して一体的に連結される。
すなわち、この後側延出筒部42bに対する補強チューブ21の固着は、補強チューブ21自体の加熱収縮による締め付け固定、及び補強チューブ21と後側延出筒部42bとの間に入り込んだ熱可塑性樹脂22による接着固定の両方を併用した固着が可能である。
なお、図中、図11(a)の後側延出筒部42bに符号42b1、図11(b)の後側延出筒部42bに符号42b2を付記した。
図2(a)、図7等に示した図示例では、光ファイバコード2の光ファイバ2aの被覆部先端部に対する補強チューブ21の固着(固定)は、光ファイバコード2の光ファイバ2aの被覆部先端部と該被覆部先端部に外挿した補強チューブ21の端部(後端部)内周面との間に入り込ませた溶融状態の熱可塑性樹脂22の固化による接着固定を採用している。
また、融着部補強スリーブとしては、その両端部に熱可塑性樹脂が設けられていない部分を有する構成のものを採用することも可能である。この融着部補強スリーブは、補強チューブ21の両端部の内面が融着部補強スリーブの両端部の内面となっている構成のものである。
なお、補強芯材23は図12に例示したような断面円形の丸棒状のものに限定されない。例えば、その断面形状は、正方形、長方形等の矩形状、楕円状、円筒状、角筒状等を採用可能である。
この構成は、融着補強部20の前端部(フェルール40側の端部)、特に、融着補強部20における補強チューブ21の前端(一端)をフェルール40の後側延出筒部42bに外挿固定した箇所とその後側部分との境界部の剛性確保、折れ防止に有効に寄与する。
ハウジング組立工程では、融着補強部形成工程の後、前記プラグフレーム31に前記ストップリング32を嵌合してハウジング30を組み立てることで、前記ハウジング30内に融着補強部付きフェルール40A、スプリング50、スライダ60を収納する。
図3、図5に示すように、ばね圧印加ユニット33は、ストップリング32とスライダ60とスプリング50とを用いて組み立てた状態で図3に示すように光ファイバコード2に外挿し、融着補強部形成工程が完了するまで該融着補強部形成工程の邪魔にならないように光ファイバコード2端末から離隔した位置に配置しておく。このばね圧印加ユニット33は、ストップリング32全体、スライダ60、スプリング50を光ファイバコード2に外挿状態として、組み立て状態で光ファイバコード2に外挿され光ファイバコード2の長手方向に移動自在に設けられる。
前記フェルール40のフランジ部42aのキー溝42cが前記フランジ部42aの外周の周方向の1箇所のみに形成されていることも、フェルール40をそのフランジ部42aのキー収納溝42dにプラグフレーム31内の回り止めキー31dを収納する向きでプラグフレーム31に挿入することに有効に寄与する構成であることは言うまでもない。
また、つまみ取り付け工程はハウジング組立工程の完了後であればいつ実施しても良い。
光伝送体引き留め工程では、予め光ファイバコード2に外挿して光ファイバコード2端末から離隔した位置に配置しておいた螺着スリーブ部材35を光ファイバコード2に沿ってハウジング30側に移動させ、図2(a)に示すようにその螺着リング部35aをハウジング30のストップリング32後端のねじ筒部32b外周に螺着することで、前記ねじ筒部32b外周に配置しておいた前記抗張力体2b先端部を前記螺着スリーブ部材35の螺着リング部35aと前記ねじ筒部32b外周との間に挟み込むようにして固定するとともに、前記抗張力体2bの前記光ファイバコード2端末と前記ねじ筒部32b外周との間に延在する部分のねじ筒部32b側の端部を、螺着スリーブ部材35内側の段差面35cによって前記ねじ筒部32b後端面に押さえ込むようにして固定する。螺着スリーブ部材35は、段差面35cが抗張力体2bを前記ねじ筒部32b後端面に確実に押さえ込むようにねじ筒部32bに対してしっかりと締め付ける。
なお、前記ストップリング32後端のねじ筒部32b外周への螺着スリーブ部材35の螺着による抗張力体2bの固定は、必ずしも螺着スリーブ部材35内側の段差面35cによって前記ねじ筒部32b後端面に押さえ込む固定を必須とするものではなく、この段差面35cによる固定を省略することも可能である。
前記窓孔34aは、つまみ34が前側移動限界位置にあるときに、プラグフレーム31の係合突起31p及び凹所31qを露出させるように形成されている。
なお、図13(a)、(b)に示す光コネクタに符号10Aを付記する。
本発明に係る光コネクタのフェルールが、斜め研磨あるいはAPC研磨された接合端面を有するものである場合、接続相手側の光コネクタのフェルール91としても、斜め研磨された接合端面91aを有するものを採用する。
また、図13(a)、(b)に示す光コネクタ10Aのフェルールの斜め研磨された接合端面は、内蔵光ファイバ43の光軸に垂直の仮想垂直面に対して7〜9度程度傾斜する傾斜面(平坦面)であるが、本発明に係る光コネクタのフェルールの接合端面は、APC研磨(APC:Angled Physical Contact)された接合端面であっても良い。本発明に係る光コネクタのフェルールがAPC研磨された接合端面を有するものである場合、接続相手側の光コネクタのフェルール91としても、APC研磨された接合端面を有するものを採用する。
なお、この場合、光ファイバコード2の光ファイバ2aには特に限定はなく、例えば偏波保持光ファイバ、偏波保持性能を有していない一般的なSMファイバ等を採用できる。
(1)本発明に係る光伝送体としては、光ファイバとこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体とが外装被覆によって覆われてなる構成のものであれば良く、光ファイバコード2に限定されない。例えば、図14に示すように、光ファイバ4aと、この光ファイバ4の両側に配置され光ファイバ4aに沿って延在する抗張力体4bとが被覆材4c(外装被覆)中に埋め込まれている構成の光ファイバケーブル4等も採用可能である。このような構成の光ファイバケーブル4としては、光ドロップケーブル、光インドアケーブル等を挙げることができる。光ファイバ4aとしては光ファイバ心線、光ファイバ素線等が用いられる。抗張力体4bとしては、例えばアラミド繊維、FRP等の引っ張り強度や弾力性に優れた抗張力部材(抗張力繊維)が採用される。
融着補強部に曲げ応力が与えられた際に、曲げ応力による融着補強部の湾曲の外周側には引っ張り力が作用するが、上述の補強チューブのように該補強チューブに縦添えされた抗張力体(抗張力繊維)が該補強チューブの周方向全周にわたって設けられている構成であれば、曲げ応力による融着補強部の湾曲の外周側に作用した引っ張り力を抗張力体(特に融着補強部の湾曲の外周側に位置する抗張力体)が負担することで、内部の光ファイバに加わる引っ張り力を緩和することができる。融着補強部の曲げを緩和できることも言うまでもない。
また、本発明は、光ファイバコード端末に口出しした抗張力体をかしめリングを用いてハウジング後端部にかしめ固定する構成も採用可能である。
また、例えば、フェルール40のフランジ部42aの外周の周方向の複数箇所に形成した全てのキー溝に対して、スライダ前端の周方向の複数箇所に突設された全てのキーが、特定の組み合わせでのみ挿入可能になっている構成、プラグフレーム31後端の周方向の複数箇所に形成された全ての切欠部31bに対して、ストップリング32の周方向の複数箇所に突設された全てのキー32fが、ストップリング32をプラグフレーム31に対してその軸線回り方向の特定の向きにしたときのみ挿入可能になっている構成なども採用できる。
プラグフレームとして、その軸線方向にスライド移動自在、かつ軸線回り方向の回転を規制(回り止め)して前記スライダを収納可能な構成のスリーブ状のものを採用することも可能である。プラグフレームに対するスライダの回り止めは、例えばプラグフレーム内面及びスライダ外面の一方に形成したキー溝への、プラグフレーム内面及びスライダ外面の他方に突設したキーの挿入等によって実現できる。
10、10A…光コネクタ、11…ブーツ、12…フェルール付き組立ユニット、
20、20A…融着補強部、21…補強チューブ、24…融着部補強スリーブ、22…熱可塑性樹脂、22a…熱可塑性樹脂(熱可塑性樹脂層)、23…補強芯材、25…融着部補強スリーブ、25a…熱可塑性樹脂(内チューブ)、25b…補強チューブ(熱収縮チューブ、外チューブ)、26…融着部補強スリーブ、26a…熱可塑性樹脂(内チューブ)、26b…補強チューブ(熱収縮チューブ、外チューブ)、
30…ハウジング、31…プラグフレーム、31b…キー収納凹所、32…ストップリング、32a…本体スリーブ、32b…ねじ筒部、32f…キー(誤挿入防止キー)、32h…抜け止め用係合部、33…ばね圧印加ユニット、34…つまみ、35…螺着スリーブ部材、
40…フェルール、40A…融着補強部付きフェルール、41…キャピラリ部、41a、41d…接合端面、42a…フランジ部、42b、42b1、42b2…後側延出筒部、42c…キー溝、42e…凹部(裸線溝)、42f…凹部、42g…凹部(環状溝)、43…内蔵光ファイバ、43c…融着用延出部、50…スプリング、60…スライダ、66…キー。
Claims (25)
- 光ファイバ(2a、4a)とこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体(2b、4b)とが外装被覆(2c、4c)によって覆われてなる光伝送体(2、4)の先端に光コネクタ(10、10A)が組み立てられたコネクタ付き光伝送体であって、
前記光コネクタは、スリーブ状のプラグフレーム(31)にストップリング(32)を取り付けて組み立てられたスリーブ状のハウジング(30)内に、フェルール(40)と、このフェルールに内挿固定された内蔵光ファイバ(43)の前記フェルールの先端側の接合端面(41a)とは反対の後端側に設けられた後側延出筒部(42b)から延出された部分と前記光伝送体(2、4)の端末に口出しされた光ファイバ(2a、4a)との融着接続部(3)が前記フェルールの前記後側延出筒部に外挿固定され前記フェルールから後側に延出する熱収縮性の補強チューブ(21)の内側にて樹脂中に埋め込まれた融着補強部と、この融着補強部に外挿して前記ハウジングの軸線に沿う方向である前後方向に移動自在かつ軸回り方向の回転を規制して設けられたスリーブ状のスライダ(60)と、このスライダの後側に配置され前記スライダを介して前記フェルールをコネクタ前側へ弾性付勢するスプリング(50)とを具備し、
前記スライダはその前端が前記フェルールのフランジ部(42a)に該フランジ部の後側から当接可能に配置されているとともに、該前端に突設されたキー(66)を前記フェルールのフランジ部に形成されたキー溝(42c)に挿入して、前記フェルールのフランジ部と前記スプリングとの間に介在配置され、
前記フェルール及び前記スライダは、前記ハウジングを組み立ててその内側に収納する際に、前記融着補強部に外挿した前記スライダのキーを前記フェルールのフランジ部のキー溝に挿入した状態で、前記プラグフレームにその後端部から挿入可能とされていることを特徴とするコネクタ付き光伝送体。 - 前記スライダは、その後端部である後側筒部(62)が前記ストップリングに前記ハウジングの前後方向に移動可能に挿入され、この後側筒部に前記ストップリングに形成されている抜け止め用係合部(32h)に係合されることで該後側筒部の前記ストップリングから前側への抜け出しを規制する抜け止め用係合突起(64)が突設され、
前記スプリングは前記スライダの後側に配置して前記ストップリング内に収納されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ付き光伝送体。 - 前記スライダには、前記キーがひとつだけ突設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ付き光伝送体。
- 前記プラグフレームの後端部の周方向の一箇所のみに、前記ストップリングの外周に突設されたキー(32f)が挿入可能なキー収納凹所(31b)が形成されており、前記ストップリングは前記キーを前記プラグフレームの前記キー収納凹所に挿入して前記プラグフレームに内嵌めして取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタ付き光伝送体。
- 前記フェルールは、その接合端面が、前記内蔵光ファイバの光軸に直交する仮想垂直面に対して7〜9度傾斜するように斜め研磨された傾斜面とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコネクタ付き光伝送体。
- 前記内蔵光ファイバが偏波保持光ファイバであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコネクタ付き光伝送体。
- 前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体が、前記ストップリングの後端部に突設されているねじ筒部と該ねじ筒部の外周に螺着された螺着スリーブ部材との間に挟み込むようにして固定され、前記ねじ筒部及び前記螺着スリーブ部材の内側に前記光伝送体端末から延出された光ファイバが通されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコネクタ付き光伝送体。
- さらに、前記ハウジングの外側に前後方向の可動範囲を確保してスライド移動可能に設けられたスリーブ状のつまみを具備することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコネクタ付き光伝送体。
- 光ファイバ(2a、4a)とこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体(2b、4b)とが外装被覆(2c、4c)によって覆われてなる光伝送体(2、4)の先端に組み立てられる光コネクタであって、
フェルール(40)と、このフェルールに内挿固定された内蔵光ファイバ(43)の前記フェルールの先端側の接合端面(41a)とは反対の後端側に設けられた後側延出筒部(42b)から延出された部分と前記光伝送体(2、4)の端末に口出しされた光ファイバ(2a、4a)との融着接続部(3)を収納するための熱収縮性の補強チューブ(21)と、前記補強チューブ(21)の一端を前記フェルールの後側延出筒部(42b)に外挿固定しかつ前記補強チューブの内側に設けた樹脂(22)中に前記融着接続部を埋め込んで形成される融着補強部(20)が前記フェルールと一体化した融着補強部付きフェルール(40A)の前記融着補強部に外挿されるスリーブ状のスライダ(60)と、このスライダの後側に配置され前記スライダを介して前記フェルールをコネクタ前側へ弾性付勢するためのスプリング(50)と、スリーブ状のプラグフレーム(31)にストップリング(32)を取り付けてスリーブ状に組み立てられることで前記融着補強部付きフェルール、前記スライダ、前記スプリングを収納するハウジング(30)とを具備し、
前記スライダは、融着補強部付きフェルール(40A)の前記融着補強部に外挿した状態で、前記ハウジングの軸線に沿う方向である前後方向に移動自在かつ軸回り方向の回転を規制して、前記フェルールのフランジ部と前記スプリングとの間に介在配置されるようになっており、該スライダの前記フェルールのフランジ部(42a)に該フランジ部の後側から当接可能に配置される前端には、前記フランジ部に形成されたキー溝(42c)に挿入されるキー(66)が突設されており、
前記フェルール及び前記スライダは、前記ハウジングを組み立ててその内側に収納する際に、前記融着補強部に外挿した前記スライダのキーを前記フェルールのフランジ部のキー溝に挿入した状態で、前記プラグフレームにその後端部から挿入可能とされていることを特徴とする光コネクタ。 - 前記スライダは、その前端とは反対側の後端部が前記ストップリングに前記ハウジングの前後方向に移動可能として挿入され、該後端部に前記ストップリングに形成されている抜け止め用係合部(32h)に係合されることで前記ストップリングから前側への抜け出しを規制する抜け止め用係合突起(64)が突設され、前記ストップリングに対して抜け止めして設けられており、
前記融着補強部付きフェルールを組み立てた後、前記ストップリングと前記スライダと該スライダの後側に配置して前記ストップリング内に収納された前記スプリングとからなるばね圧印加ユニットの前記ストップリングを前記プラグフレームに取り付けることで前記ハウジングが組み立てられ、このハウジング内に融着補強部付きフェルール、前記スライダ、前記スプリングが収納されるようになっていることを特徴とする請求項9記載の光コネクタ。 - 前記スライダには、前記キーがひとつだけ突設されていることを特徴とする請求項9又は10記載の光コネクタ。
- 前記プラグフレームの後端部の周方向の一箇所のみに、前記ストップリングの外周に突設されたキー(32f)が挿入可能なキー収納凹所(31b)が形成されており、前記ストップリングは前記キーを前記プラグフレームの前記キー収納凹所に挿入して前記プラグフレームに内嵌めして取り付けられるようになっていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の光コネクタ。
- 前記フェルールは、その接合端面が、前記内蔵光ファイバの光軸に直交する仮想垂直面に対して7〜9度傾斜するように斜め研磨された傾斜面とされていることを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の光コネクタ。
- 前記内蔵光ファイバが偏波保持光ファイバであることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の光コネクタ。
- さらに、前記ストップリングの後端部に突設されているねじ筒部の外周に螺着されることで該ねじ筒部との間に前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体を挟み込むようにして固定するための前記螺着スリーブ部材を具備し、前記ねじ筒部に前記抗張力体を固定した前記光伝送体端末から延出する光ファイバが前記ねじ筒部及び前記螺着スリーブ部材の内側に挿通されるようになってことを特徴とする請求項9〜14のいずれかに記載の光コネクタ。
- さらに、前記ハウジングの外側に外挿されて前後方向の可動範囲を確保してスライド移動可能に設けられるスリーブ状のつまみを具備することを特徴とする請求項9〜15のいずれかに記載の光コネクタ。
- 光ファイバ(2a、4a)とこの光ファイバの長手方向に沿って延在する抗張力体(2b、4b)とが外装被覆(2c、4c)によって覆われてなる光伝送体の端末に、フェルール(40)とプラグフレームにストップリングを取り付けることで組み立てられて前記フェルールを収納するハウジング(30)とを備える光コネクタを組み立てる組立方法であって、
前記フェルール(40)に内挿固定されている内蔵光ファイバ(43)の前記フェルールの先端側の接合端面(41a)とは反対の後端側に設けられた後側延出筒部(42b)から延出された部分と前記光伝送体(2、4)の端末に口出しした光ファイバ(2a、4a)とを融着接続する融着接続工程と、
この融着接続工程の後、前記内蔵光ファイバと前記光伝送体の光ファイバとの融着接続部(3)に熱収縮性の補強チューブ(21)を外挿するとともに、前記補強チューブの一端を前記フェルールの後側延出筒部(42b)に外挿し、前記補強チューブ内に前記融着接続部と熱可塑性樹脂とを収納した状態で前記熱可塑性樹脂を加熱溶融した後、前記熱可塑性樹脂を降温により固化させることで、固化した前記熱塑性樹脂中に前記融着接続部を埋め込むとともに、前記補強チューブの一端を前記後側延出筒部に固着させることで、前記融着接続部を前記熱可塑性樹脂及び前記補強チューブによって補強してなる融着補強部(20)を形成して該融着補強部が前記フェルールと一体化されている融着補強部付きフェルールを組み立てる融着補強部形成工程と、
この融着補強部形成工程の後、前記融着補強部にスリーブ状のスライダ(60)を外挿し該スライダの片端に突設されているキー(66)を前記フェルールのフランジ部(42a)に形成されたキー溝(42c)に挿入した状態で、前記フェルール及び前記スライダを前記プラグフレームにその後端部から挿入するとともに、前記融着補強部付きフェルールを前記スライダを介してコネクタ前側へ弾性付勢するためのスプリング(50)が前記スライダの前記フェルール側の前端とは反対の後端側に配置されるようにして、前記プラグフレームに前記ストップリングを取り付けてハウジングを組み立て、該ハウジング内に、前記融着補強部付きフェルールと前記スライダと前記スプリングとを収納し、前記スライダの前記ハウジングに対する軸回り方向の回転を規制するハウジング組立工程とを具備することを特徴とする光コネクタの組立方法。 - 前記ハウジング組立工程では、前記ストップリングと、前記スライダと、このスライダの前記ストップリングに該ストップリングの軸線方向に移動自在に挿入された後端部の後側に配置して前記ストップリング内に収納された前記スプリングとを具備し前記スライダが前記ストップリングから前側への抜け出しを規制するべく前記ストップリングに対して抜け止めされかつ前記ストップリングに対する軸回り方向の回転が規制されてなるばね圧印加ユニットを用い、このばね圧印加ユニットの前記スライダを前記融着補強部に外挿し該スライダの前記ストップリングから突出された端部に突設されている前記キー(66)を前記フェルールのフランジ部(42a)に形成されたキー溝(42c)に挿入した状態で前記フェルール及び前記スライダを前記プラグフレームにその後端部から挿入するとともに、前記プラグフレームに前記ストップリングを取り付けてハウジングを組み立てることを特徴とする請求項17記載の光コネクタの組立方法。
- 前記スライダには、前記キーがひとつだけ突設されていることを特徴とする請求項17又は18記載の光コネクタの組立方法。
- 前記プラグフレームの後端部の周方向の一箇所のみに、前記ストップリングの外周に突設されたキー(32f)が挿入可能なキー収納凹所(31b)が形成されており、前記ストップリングは前記キーを前記プラグフレームの前記キー収納凹所に挿入して前記プラグフレームに内嵌めして取り付けられるようになっていることを特徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の光コネクタの組立方法。
- 前記フェルールは、その接合端面が、前記内蔵光ファイバの光軸に直交する仮想垂直面に対して7〜9度傾斜するように斜め研磨された傾斜面とされていることを特徴とする請求項17〜20のいずれかに記載の光コネクタの組立方法。
- 前記内蔵光ファイバが偏波保持光ファイバであることを特徴とする請求項17〜21のいずれかに記載の光コネクタの組立方法。
- 前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体が、前記ストップリングの後端部に突設されているねじ筒部と該ねじ筒部の外周に螺着された螺着スリーブ部材との間に挟み込むようにして固定され、前記ねじ筒部及び前記螺着スリーブ部材の内側に前記光伝送体端末から延出された光ファイバが通されていることを特徴とする請求項17〜22のいずれかに記載の光コネクタの組立方法。
- さらに、前記ストップリングの後端部に突設され前記光伝送体端末から延出する光ファイバが内挿されるねじ筒部にその外周に螺着可能な螺着スリーブ部材をねじ込んで、前記ねじ筒部と前記螺着スリーブとの間に、前記光伝送体の端末に口出しされた抗張力体を挟み込むようにして固定して前記ストップリングに前記光伝送体を引き留める光伝送体引き留め工程を具備することを特徴とする請求項17〜23のいずれかに記載の光コネクタの組立方法。
- さらに、前記ハウジング組立工程にて組み立てた前記ハウジングの外側にスリーブ状のつまみを外挿して前後方向の可動範囲を確保してスライド移動可能に設けるつまみ取り付け工程を有することを特徴とする請求項17〜24のいずれかに記載の光コネクタの組立方法。
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