JP6419138B2 - コネクタ付光ファイバコード - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ付光ファイバコードに係り、特に光ファイバコードの端部に光コネクタが接続されたコネクタ付光ファイバコードに関するものである。
従来から、例えば作業現場などで光ファイバコードの先端部に光コネクタを組み立てることが行われている。このような光コネクタの組立においては、光コネクタ側に設けられたフェルールに挿入された短尺の光ファイバの端部と光ファイバコード内の光ファイバの端部とを融着接続することで、光ファイバコードの先端部に光コネクタが組み立てられる(例えば特許文献1参照)。
このようにして組み立てられたコネクタ付光ファイバコードには、光コネクタの近傍で光ファイバコードに作用する曲げ応力を軽減するためにブーツが装着される。さらに、このブーツの端部付近で光ファイバコードに急激な曲げや屈曲が生じることを抑制し、光ファイバコード内の光ファイバに曲げ損失が発生することを抑制する保護チューブも設けられる。
図1は、このような従来のコネクタ付光ファイバコードに用いられる保護チューブを模式的に示す斜視図である。図1に示すように、保護チューブ900は、例えば柔軟性を有する樹脂から形成されるものであり、長手方向に延びるチューブ本体910と、このチューブ本体910の一方の端部から径方向外側に延びるように形成されたフランジ部920とを有している。このチューブ本体910の内部には、上述した光ファイバコードが挿通される。フランジ部920は、ブーツに形成された係合部(図示せず)と係合するものであり、フランジ部920がブーツの係合部に係合することにより、保護チューブ900がブーツから抜け出してしまうことが防止される。
このような従来の保護チューブ900においては、チューブ本体910の端部に別部材としてのフランジ部920が設けられている。したがって、従来の保護チューブ900は、チューブ本体910を形成する工程に加えて、フランジ部920を固定するための工程を必要としていた。また、チューブ本体910に加えてフランジ部920が必要となるため、材料費の増大を招いていた。
特開2011−107590号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、少ない工程で安価に製造することができるコネクタ付光ファイバコードを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、少ない工程で安価に製造することができるコネクタ付光ファイバコードが提供される。このコネクタ付光ファイバコードは、光ファイバ心線と、該光ファイバ心線の外周を被覆する外皮とを有する光ファイバコードと、上記光ファイバコードの上記光ファイバ心線の前端に取り付けたフェルールと、上記フェルールを前端から外部に露出させるとともに上記光ファイバコードを後端から延出させるように、上記フェルール及び上記光ファイバコードを収容するハウジングと、上記光ファイバコードの上記光ファイバ心線が露出する部分に装着された保護チューブと、上記ハウジングの後端に装着され、上記光ファイバコードの上記保護チューブを装着した部分を挿通させるブーツ部材と、上記保護チューブの内側に配置されるばね部材とを備えている。上記保護チューブは、同一外径を有するチューブ本体と、上記チューブ本体の端部に上記チューブ本体と一体に形成される第1の端部とを有している。上記第1の端部は、上記チューブ本体の外径よりも大きい外径を有している。上記ブーツ部材は、上記保護チューブの上記第1の端部に係合する係合部を有している。上記保護チューブの上記チューブ本体及び上記第1の端部の厚さは略均一である。上記ばね部材は、上記保護チューブの上記第1の端部の内側に位置し、上記第1の端部が密着する大径部と、上記保護チューブの上記チューブ本体の内側に位置し、上記大径部よりも径の小さな小径部を有する。上記チューブ本体が上記小径部に密着する。
このような構成により、ブーツ部材に挿通させた保護チューブの第1の端部がブーツ部材の係合部に係合することとなるため、保護チューブが長手方向に引っ張られた場合でも、保護チューブの長手方向への移動が規制され、保護チューブがブーツ部材から抜けてしまうことが防止される。このとき、保護チューブの第1の端部がチューブ本体と一体に形成されるので、チューブ本体とは別個に第1の端部を作製する必要がなく、光コネクタ用ブーツユニットの製造工程における工数の増加とコストの増加を抑えることができる。
また、保護チューブは、例えば、ばね部材の大径部の外径よりも大きな内径を有する熱収縮チューブをばね部材に被せた後、熱収縮させることにより形成することができ、容易に本発明に係る保護チューブを作製することができる。
上記保護チューブは、上記第1の端部とは反対側に位置し、上記チューブ本体の内径よりも小さな内径を有する第2の端部をさらに有することが好ましい。このように第1の端部とは反対側に位置する第2の端部の内径をチューブ本体の内径よりも小さくすることで、保護チューブに挿通される光ファイバコードの外径が第2の端部の内径以上チューブ本体の内径以下であれば、光ファイバコードの外径に応じて第2の端部が変形し、第2の端部が光ファイバコードに密着することになる。したがって、そのような異なる外径の光ファイバコードを保護チューブに挿通させても、保護チューブの端部と光ファイバコードとの間に間隙が形成されることがなく、光ファイバコードが保護チューブの端部近傍でがたつくことが防止される。すなわち、異なる外径の光ファイバコードに応じて個別に保護チューブを用意しなくても、保護チューブの端部近傍での光ファイバコードのがたつきを防止することができる。
また、上記コネクタ付光ファイバコードは、上記ハウジングの後端部が取り付けられるスリーブ部材をさらに備えていてもよい。このスリーブ部材は、上記ブーツ部材の前端面に当接するフランジ部を有している。スリーブ部材のフランジ部がブーツ部材の前端面に当接することにより、ブーツ部材に対してスリーブ部材の位置決めをすることができる。また、上述したように、保護チューブの第1の端部はブーツ部材の係合部に係合して、保護チューブの長手方向の移動が規制される。これにより、ブーツ部材の内部においてスリーブ部材の端面と保護チューブの端面との間に一定の距離が確保される。したがって、例えば光ファイバコードの内部に収容されている抗張力体などがブーツ部材の内部に詰まってしまう(スタック)ことが防止される。
本発明によれば、ブーツ部材に挿通させた保護チューブの第1の端部がブーツ部材の係合部に係合することとなるため、保護チューブが長手方向に引っ張られた場合でも、保護チューブの長手方向への移動が規制され、保護チューブがブーツ部材から抜けてしまうことが防止される。このとき、保護チューブの第1の端部がチューブ本体と一体に形成されるので、チューブ本体とは別個に第1の端部を作製する必要がなく、光コネクタ用ブーツユニットの製造工程における工数の増加とコストの増加を抑えることができる。
図1は、従来のコネクタ用ブーツユニットにおける保護チューブを示す斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態におけるコネクタ付光ファイバコードを示す斜視図である。 図3は、図2のコネクタ付光ファイバコードの正面図である。 図4は、図2のコネクタ付光ファイバコードの縦断面図である。 図5は、図2のコネクタ付光ファイバコードにおける光ファイバコードを模式的に示す斜視図である。 図6は、図2のコネクタ付光ファイバコードにおける光コネクタ用ブーツユニットを示す分解斜視図である。 図7は、図6の光コネクタ用ブーツユニットにおけるコイルばねを示す斜視図である。 図8は、図6の光コネクタ用ブーツユニットにおける保護チューブを模式的に示す断面図である。 図9は、図6の光コネクタ用ブーツユニットにおけるブーツ部材を示す断面図である。 図10は、図4の光コネクタ用ブーツユニットと光ユニットとの連結部を示す拡大断面図である。
以下、本発明に係るコネクタ付ファイバコードの実施形態について図2から図10を参照して詳細に説明する。なお、図2から図10において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。なお、図2から図10においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図2は本発明の一実施形態におけるコネクタ付光ファイバコード1を示す斜視図、図3は図2の正面図、図4は縦断面図である。図2から図4に示すように、コネクタ付光ファイバコード1は、光ファイバコード2と、光ファイバコード2の前端部に組み立てられた光コネクタ3と、光コネクタ3に取り付けられる光コネクタ用ブーツユニット4とを含んでいる。なお、以下の説明においては、図3の左方を「前方」又は「前」といい、右方を「後方」又は「後」ということにする。
図4に示すように、光コネクタ3は、プラグフレーム31と、プラグフレーム31に取り付けられるストップリング32と、プラグフレーム31の外側に配置され、軸方向に所定の範囲で摺動可能に構成されたカップリング33とを含んでいる。プラグフレーム31及びストップリング32は、内部にフェルール34と光ファイバコード2の前端部とを収容するハウジング5を構成しており、このハウジング5の内部空間には、フェルール34と、フェルール34の後端面に係合しつつ軸方向に摺動可能なスライダ35と、スライダ35及びフェルール34を前方に付勢するコイルばね36と、軸方向に延びる樹脂製の融着スリーブ37と、光ファイバコード2の前端部とが収容されている。また、図4に示すように、ハウジング5の前端からはフェルール34が外部に露出しており、ハウジング5の後端からは光ファイバコード2が延出している。
フェルール34は、円筒状のキャピラリ部341と、キャピラリ部341の後端に固定されたフランジ部342と、キャピラリ部341を貫通するファイバ孔に挿入された短尺の光ファイバ343とを有している。キャピラリ部341の材料としては、例えばジルコニアなどのセラミックやガラスを用いることができる。また、キャピラリ部341の構成としては、SC形光コネクタ(JIS C 5973に制定されるF04形光コネクタ)やMU形光コネクタ(JIS C 5973に制定されるF14形光コネクタ)のフェルールに用いられるものと同様の構成を採用することができる。
図5は、光ファイバコード2を模式的に示す斜視図である。図5に示すように、光ファイバコード2は、ポリエチレンなどの樹脂からなるチューブ状の外皮21と、外皮21の内部に収容され、その外周が外皮21によって被覆された光ファイバ心線22と、光ファイバ心線22の長手方向に沿って延在する抗張力体23とを有している。本実施形態における光ファイバコード2の光ファイバ心線22は、1本の単心光ファイバ心線から構成されているが、光ファイバ心線22を1以上の光ファイバ心線又は光ファイバ素線により構成することができる。なお、抗張力体23は、アラミド繊維、ガラス繊維、炭素繊維などからなるものである。
本実施形態におけるコネクタ付光ファイバコード1は例えば作業現場などで製作することができる。具体的には、光ファイバコード2の前端部の外皮21を除去して、光ファイバ心線22を露出させ、さらに光ファイバ心線22の前端部の外皮を除去して露出させた裸光ファイバ221の前端が、上述した光コネクタ3のフェルール34の短尺光ファイバ343に融着接続されてコネクタ付光ファイバコード1が作製される。フェルール34の短尺光ファイバ343と光ファイバコード2の裸光ファイバ221とが融着接続された融着接続部51(図4参照)は、融着スリーブ37の内部に位置しており、この融着スリーブ37の内側に例えば熱可塑性樹脂を充填して融着接続部51が補強される。
図6は、光コネクタ用ブーツユニット4を光コネクタ3とともに示す分解斜視図である。図6に示すように、光コネクタ3のストップリング32は、後方に延びる円筒状の固定部321を有しており、この固定部321の外周面にはねじ山322が形成されている。光コネクタ用ブーツユニット4は、ストップリング32の固定部321が取り付けられる円筒状のスリーブ部材41と、光ファイバコード2の光ファイバ心線22が露出する部分に装着され、光ファイバ心線22の外側を保護する保護チューブ42と、光コネクタ3が組み立てられた際にハウジング5の後端に装着されるブーツ部材43と、保護チューブ42の内側に配置されたコイルばね(ばね部材)44とを含んでいる。
スリーブ部材41は、円筒部411と、円筒部411の前縁で径方向に延出するフランジ部412とを有している。このスリーブ部材41の内周面にはねじ溝413が形成されており、ストップリング32の固定部321の外周面に形成されたねじ山322(図6参照)がスリーブ部材41のねじ溝413に螺合するようになっている。このようにストップリング32の固定部321のねじ山322がスリーブ部材41のねじ溝413に螺合することによって、光コネクタ3の端部(ストップリング32の固定部321)がスリーブ部材41に固定される。本実施形態では、ストップリング32の固定部321を螺合する際に、光ファイバコード2から出る抗張力体23(図5参照)が固定部321とスリーブ部材41との間に挟み込まれる。なお、ハウジング5の後端をスリーブ部材41に固定する方法は螺合に限られるものではなく、例えば接着材などによる固定であってもよい。
図6に示すように、光コネクタ用ブーツユニット4の保護チューブ42は、軸方向に沿って同一の外径で延びるチューブ本体421と、チューブ本体421から前方に延びる前端部(第1の端部)422と、チューブ本体421から後方に延び、前端部422とは反対側に位置する後端部(第2の端部)423とを含んでいる。この保護チューブ42の内部には上述した光ファイバコード2が挿通される。この保護チューブ42は、例えばポリエチレンなどの樹脂によって形成されており、内部に挿通される光ファイバコード2を保護できるような柔軟性を有している。すなわち、光ファイバコード2を保護チューブ42に挿通することによって、ブーツ部材43の後端部付近で光ファイバコード2に急激な曲げや屈曲が生じることが抑制され、光ファイバコード2内の光ファイバ心線22に曲げ損失が発生することが抑制される。
図7は、光コネクタ用ブーツユニット4のコイルばね44を示す斜視図である。図7に示すように、コイルばね44は、前端に位置する大径部441と、大径部441から後方に向かって螺旋状に延びる小径部442とを含んでいる。大径部441の外径はD1、小径部442の外径はD2となっている。
図8は、保護チューブ42を模式的に示す断面図である。図8に示すように、保護チューブ42の前端部422の内径D3はチューブ本体421の内径D4よりも大きくなっている。一方、保護チューブ42の後端部423の内径D5はチューブ本体421の内径D4よりも小さくなっている。保護チューブ42の前端部422、チューブ本体421、及び後端部423は、単一の部材として一体的に形成されており、前端部422、チューブ本体421、及び後端部423の厚さは略均一となっている。このため、チューブ本体421の外径D7は前端部422の外径D6よりも小さく、後端部423の外径D8はチューブ本体421の外径D7よりも小さくなっている。
図4に示すように、コイルばね44の大径部441は、保護チューブ42の前端部422の内側に位置しており、この大径部441の外径D1は前端部422の内径D3と略同一となっている。換言すれば、保護チューブ42の前端部422はコイルばね44の大径部441に密着している。また、コイルばね44の小径部442は、保護チューブ42のチューブ本体421の内側に位置しており、この小径部442の外径D2はチューブ本体421の内径D4と略同一となっている。換言すれば、保護チューブ42のチューブ本体421はコイルばね44の小径部442に密着している。
このような保護チューブ42は、例えば、コイルばね44の大径部441の外径D1よりも大きな内径を有する熱収縮チューブをコイルばね44に被せた後、熱収縮させることにより容易に作製することができる。あるいは、チューブ本体421、前端部422、及び後端部423を同一の厚さとなるように一体的に成形して、このような形状の保護チューブ42を形成してもよい。
図9は、ブーツ部材43を示す断面図である。図4及び図9に示すように、ブーツ部材43は、前方開口部431と後方開口部432とを有するチューブ状の部材により構成されている。このブーツ部材43は、ゴムなどの柔軟性を有する材料により形成されており、光コネクタ3のハウジング5の後端に装着され、このブーツ部材43によって光ファイバコード2に作用する曲げ応力が軽減される。
図9に示すように、ブーツ部材43の前方開口部431の径D9は後方開口部432の径D10よりも大きくなっており、前方開口部431と後方開口部432との間には段差433が形成されている。また、前方開口部431の径D9は保護チューブ42の前端部422の外径D6(図8参照)よりも大きくなっており、後方開口部432の径D10は、保護チューブ42の前端部422の外径D6(図8参照)よりも小さくチューブ本体421の外径D7(図8参照)よりも大きくなっている。
図10は、光コネクタ用ブーツユニット4と光コネクタ3との連結部を示す拡大断面図である。図10に示すように、ブーツ部材43の前方開口部431には、スリーブ部材41の円筒部411が嵌入されている。スリーブ部材41のフランジ部412は、ブーツ部材43の前方開口部431の前端面431Aに当接しており、このようにフランジ部412が前方開口部431の前端面431Aに当接することによりブーツ部材43に対してスリーブ部材41の位置決めがなされる。なお、接着材などを用いてスリーブ部材41をブーツ部材43に固定してもよい。
図10に示すように、光ファイバコード2の光ファイバ心線22が露出する部分に装着された保護チューブ42がブーツ部材43に挿通されており、ブーツ部材43の前方開口部431の内部には、保護チューブ42の前端部422が収容され、保護チューブ42のチューブ本体421は、ブーツ部材43の後方開口部432を通って後方に延びている。
上述したように、ブーツ部材43の後方開口部432の径D10は、保護チューブ42の前端部422の外径D6よりも小さくチューブ本体421の外径D7よりも大きくなっているため、保護チューブ42の前端部422はブーツ部材43の段差433に係合する。このような構成により、保護チューブ42が後方に引っ張られた場合でも、保護チューブ42の前端部422が段差(係合部)433に係合し、保護チューブ42の長手方向への移動が規制されるため、保護チューブ42がブーツ部材43から抜けてしまうことが防止される。
また、本実施形態では、保護チューブ42の前端部422がチューブ本体421と同一の部材として形成されているため、チューブ本体421とは別個に前端部422を作製する必要がない。したがって、光コネクタ用ブーツユニットの製造工程における工数の増加とコストの増加が抑えられる。
また、本実施形態では、図8に示すように、保護チューブ42の後端部423の内径D5はチューブ本体421の内径D4よりも小さくなっている。このため、保護チューブ42に挿通される光ファイバコード2の外径がD4以上D5以下であれば、光ファイバコード2の外径に応じて後端部423が変形し、後端部423が光ファイバコード2に密着することになる。したがって、外径がD4以上D5以下であれば、異なる外径の光ファイバコード2を保護チューブ42に挿通させても、保護チューブ42の後端部と光ファイバコード2との間に間隙が形成されることがなく、光ファイバコード2が保護チューブ42の後端部近傍でがたつくことが防止される。すなわち、異なる外径の光ファイバコードに応じて個別に保護チューブを用意しなくても、保護チューブ42の端部近傍での光ファイバコード2のがたつきを防止することができる。
また、本実施形態では、図10に示すように、スリーブ部材41のフランジ部412がブーツ部材43の前方開口部431の前端面431Aに当接することにより、ブーツ部材43に対してスリーブ部材41の位置決めがなされている。また、上述したように、保護チューブ42の前端部422はブーツ部材43の段差(係合部)433に係合して、保護チューブ42の長手方向の移動が規制される。これにより、前方開口部431の内部においてスリーブ部材41の後端面と保護チューブ42の前端面との間に一定の距離が確保される。したがって、例えば光ファイバコード2の内部に収容されている抗張力体23などが前方開口部431の内部に詰まってしまう(スタック)ことが防止される。
なお、本明細書において使用した用語「前」、「後」、その他の位置関係を示す用語は、図示した実施形態との関連において使用されているのであり、装置の相対的な位置関係によって変化するものである。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。例えば、上述した光コネクタ3は例示に過ぎず、本発明は、様々な形状の光コネクタに適用できることは言うまでもない。
1 コネクタ付光ファイバコード
2 光ファイバコード
3 光コネクタ
4 光コネクタ用ブーツユニット
21 外皮
22 光ファイバ心線
23 抗張力体
31 プラグフレーム
32 ストップリング
33 カップリング
34 フェルール
35 スライダ
36 コイルばね
37 融着スリーブ
41 スリーブ部材
42 保護チューブ
43 ブーツ部材
44 コイルばね(ばね部材)
51 融着接続部
221 裸光ファイバ
321 固定部
322 ねじ山
341 キャピラリ部
342 フランジ部
343 短尺光ファイバ
411 円筒部
412 フランジ部
413 ねじ溝
421 チューブ本体
422 前端部(第1の端部)
423 後端部(第2の端部)
431 前方開口部
431A 前端面
432 後方開口部
433 段差(係合部)
441 大径部
442 小径部
900 保護チューブ
910 チューブ本体
920 フランジ部

Claims (3)

  1. 光ファイバ心線と、該光ファイバ心線の外周を被覆する外皮とを有する光ファイバコードと、
    前記光ファイバコードの前記光ファイバ心線の前端に取り付けたフェルールと、
    前記フェルールを前端から外部に露出させるとともに前記光ファイバコードを後端から延出させるように、前記フェルール及び前記光ファイバコードを収容するハウジングと、
    前記光ファイバコードの前記光ファイバ心線が露出する部分に装着された保護チューブと、
    前記ハウジングの後端に装着され、前記光ファイバコードの前記保護チューブを装着した部分を挿通させるブーツ部材と
    前記保護チューブの内側に配置されるばね部材と
    を備え、
    前記保護チューブは、
    同一外径を有するチューブ本体と、
    前記チューブ本体の端部に前記チューブ本体と一体に形成される第1の端部であって、前記チューブ本体の外径よりも大きい外径を有する第1の端部と
    を有し、
    前記ブーツ部材は、前記保護チューブの前記第1の端部に係合する係合部を有し、
    前記保護チューブの前記チューブ本体及び前記第1の端部の厚さは略均一であり、
    前記ばね部材は、
    前記保護チューブの前記第1の端部の内側に位置し、前記第1の端部が密着する大径部と、
    前記保護チューブの前記チューブ本体の内側に位置し、前記大径部よりも径の小さな小径部であって、前記チューブ本体が密着する小径部と
    を有する
    コネクタ付光ファイバコード。
  2. 前記保護チューブは、前記第1の端部とは反対側に位置し、前記チューブ本体の内径よりも小さな内径を有する第2の端部をさらに有する、請求項1に記載のコネクタ付光ファイバコード。
  3. 前記ハウジングの後端部が取り付けられるスリーブ部材であって、前記ブーツ部材の前端面に当接するフランジ部を有するスリーブ部材をさらに備えた、請求項1又は2に記載のコネクタ付光ファイバコード。
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