JP5400725B2 - 後処理装置及びそれを備える画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、後処理装置及びそれを備える画像形成装置に関する。
画像形成装置として、コピー機、複合機などの画像形成装置本体において画像が形成されたシートに後処理を行う後処理装置を備えるものがある。このような後処理装置は、例えば、トレイに積載されるように、シートを送出方向に送り出す送出ローラ対と、送出ローラ対から送り出されたシートを、トレイ上の所定の位置にシートが揃うように、シフト方向(送出方向及びシートの積載方向に直交する方向)に移動させるシート揃え機構とを備える。
シート揃え機構は、送出ローラ対から送り出されるシートを一対の揃え部材の間に位置させるのに先立ち、一対の揃え部材を回転及び平行移動させて、揃え待機位置に待機させる。そして、シート揃え機構は、送り出されたシートを一方の揃え部材で揃え待機位置からシフト方向に平行に押し、押されたシートを、揃え待機位置の他方の揃え部材に当接させることで、シフト方向の位置決めを行う(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシート揃え機構は、シートの幅寸法(シフト方向の寸法)よりも長い1つの揃え用軸に一対の揃え部材を回転可能にかつ平行移動可能に構成している。
特開2002−293472号公報
一対の揃え部材の待機位置は、トレイに積載されたシートの枚数や厚さなどに応じて、積載方向(シートの厚さ方向)に変動する。このため、シフト方向から一対の揃え部材を見た場合において、待機位置が、揃え用軸から送出方向の延びる送出延長線から離れた位置にあると、トレイに積載されたシートの積載方向の寸法に応じて、一対の揃え部材が送出方向に大きく移動してしまう。
また、シフト方向から一対の揃え部材を見た場合において、待機位置が、揃え用軸から送出方向の延びる送出延長線に近い位置にあると、揃え用軸が送出ローラ対に接近し、送出ローラ対から送り出されたシートが揃え用軸に接触してしまう恐れがある。
本発明は、トレイに積載されたシートの積載方向の寸法が変化しても、一対の揃え部材が送出方向に移動しにくい後処理装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、搬送されたシートを挟んで送出方向に送り出す送出ローラ対と、前記送出ローラ対によって送り出されたシートを積載方向に積載するトレイと、前記積載されたシートを前記送出方向及び前記積載方向と直交するシフト方向に移動させて揃えるシート揃え機構と、を備え、前記シート揃え機構は、前記積載方向において前記トレイの上側の領域に入り込むように延びる一対の揃え面部であって前記シフト方向における前記シートの端部を揃える一対の揃え面部を有する一対の揃え部材と、前記積載方向において前記トレイに対して前記シートが積載される側の領域内において前記一対の揃え部材を回転可能に支持する一対の揃え部材回転軸と、前記一対の揃え部材を前記一対の揃え部材回転軸の周りを回転させる揃え部材回転駆動部と、前記積載方向において前記一対の揃え部材回転軸に対して前記トレイとは反対側に配置されかつ前記シフト方向に延びる案内用レールと、前記案内用レールに前記シフト方向に移動可能に取り付けられた一対の案内用台座部であって前記一対の揃え部材及び前記一対の揃え部材回転軸が取り付けられている一対の案内用台座部と、前記一対の案内用台座を前記シフト方向に移動させる一対の台座搬送機構と、を有し、前記一対の揃え部材回転軸は、前記積載方向において、前記一対の揃え部材回転軸の下側が前記送出ローラ対から前記送出方向に延びる仮想的な平面である送出平面の近傍に位置するように、前記一対の台座搬送機構に取り付けられている、後処理装置に関する。
また、前記一対の揃え部材回転軸は、前記送出平面よりも上側に配置されていることが好ましい。
また、前記一対の揃え部材は、それぞれ、前記一対の揃え部材回転軸の周りを回る一対のカップリングを有し、前記一対のカップリングは、前記一対の揃え部材回転軸の回転方向において、互いに所定の角度だけ相対的に回転可能に連結している一対のハブ部を有し、前記一対の揃え面部のそれぞれは、前記一対のカップリングのそれぞれの前記一対のハブ部の一方に相対的に回転不能に取り付けられており、前記一対の揃え部材回転駆動部のそれぞれは、前記一対のカップリングのそれぞれの前記一対のハブ部の他方を回転させることが好ましい。
また、前記トレイを前記積載方向に移動させるトレイ移動機構と、前記トレイに積載されるシートの通過を検知するシート通過検知部と、前記シート通過検知部の検知信号に基づいて積載されたシートの枚数をカウントする枚数カウント部と、前記枚数カウント部によりカウントされた枚数に基づいて、前記トレイを前記積載方向に下げるように、前記トレイ移動機構を作動させるトレイ制御部と、を備えることが好ましい。
また、前記トレイを前記積載方向に移動させるトレイ移動機構と、前記トレイに積載されたシートの存在を検知するシート積載検知部と、前記シート積載検知部の検知信号に基づいて前記トレイに積載されたシートの高さ位置を算出するシート位置算出部と、前記シート位置算出部によって検知されたシートの位置の情報に基づいて、前記トレイを前記積載方向に下げるように、前記トレイ移動機構を作動させるトレイ制御部と、を備えることが好ましい。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置本体と、上述の後処理装置と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、トレイに積載されたシートの積載方向の寸法が変化しても、一対の揃え部材が送出方向に移動しにくい後処理装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態としてのコピー機1における正面図である。 図1に示す後処理装置100の一部分の斜視図である。 図2に示す後処理装置100の一部分の垂直断面図である。 図2に示す後処理装置100の一部分を矢印Zの方向から見た概略平面図である。 図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の部分斜視図である。 図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の部分分解斜視図である。 図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の揃え面部218の動きを説明するための部分斜視図である。 図7に続く揃え面部218の動きを説明するための部分斜視図である。 図2に示す後処理装置100のブロック線図である。 図2に示す後処理装置100の動作を説明するためのフロチャートである。 図10に示す後処理装置100の動作において、エラーが発生したときの後処理装置100の動作を説明するためのフロチャートである。 図2に示す後処理装置100の動作を説明するための垂直断面図である。 図12に示す後処理装置100の状態を矢印Zの方向から見た概略平面図である。 図12に続く後処理装置100の動作を説明するための垂直断面図である。 図14に示す後処理装置100の状態を矢印Zの方向から見た概略平面図である。 図14に続く後処理装置100の動作を説明するための矢印Zの方向から見た概略平面図である。 図16に続く後処理装置100の動作を説明するための矢印Zの方向から見た概略平面図である。 図17に示す後処理装置100の状態を説明するための垂直断面である。 図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の補正を行っている状態を示す垂直断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置の一実施形態としての後処理装置100を有するコピー機1について説明する。まず、コピー機1の全体構成について説明する。図1は、画像形成装置の一実施形態に係るコピー機1の全体構成を説明するための図である。
<コピー機1>
コピー機1は、画像形成用のシートTにトナー画像を形成するコピー機本体(画像形成装置本体)2と、コピー機本体2の用紙排出側に配置され、トナー画像が形成されたシートTに対して穿孔処理、ステープル処理、中折り処理などを行う後処理装置100とを備える。
以下の説明において、コピー機1の前側に立ったユーザから見て、左右方向を矢印Xの方向とし、前後(奥行き)方向を矢印Y(図2参照)の方向とし、上下方向を矢印Zの方向とする。
後処理装置100については、後に詳細に説明する。
<コピー機本体2>
コピー機本体2は、原稿搬送部10と、原稿読取部20と、第1用紙搬送部30と、画像形成部40と、転写部50と、定着部60とを備える。
原稿搬送部10は、ADF(Auto Document Feeder)であり、原稿載置部11と、第1送りローラ12と、ガイド13と、タイミングローラ対14と、原稿排出部15とを備える。第1送りローラ12は、原稿載置部11に載置された原稿Gを1枚ずつ順にタイミングローラ対14に供給する。タイミングローラ対14は、原稿読取部20が原稿Gを読み取るタイミングと、原稿Gが原稿読取部20によって読み取られる位置(ガイド13が配置されている位置)に原稿Gを供給するタイミングとを合わせるために、原稿Gの搬送又は原稿Gの搬送停止を行う。ガイド13は、搬送された原稿Gを後述する第1読取面21aに導く。原稿排出部15は、原稿読取部20によって読み取られた(ガイド13を通過した)原稿Gをコピー機本体2の外部に排出する。
原稿排出部15におけるコピー機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。
原稿読取部20は、第1読取面21aと、第2読取面22aとを備える。第1読取面21aは、ガイド13に対向して配置された第1コンタクトガラス21の上面に沿って形成され、原稿Gを読み取る面となる。第2読取面22aは、第1読取面21aに隣接して(図1に示す場合では、第1読取面21aの右側の大部分に亘って)配置される。第2読取面22aは、原稿搬送部10を用いずに原稿Gを読み取る場合に用いられる。第2読取面22aは、原稿Gが載置される第2コンタクトガラス22の上面に沿って形成され、原稿Gを読み取る面となる。
また、原稿読取部20は、照明部23と、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27と、撮像部28とをコピー機本体2の内部に備える。照明部23と第1ミラー24とは、それぞれ副走査方向Xに移動する。第2ミラー25と第3ミラー26とは、図1において照明部23及び第1ミラー24の左側に配置される。さらに、第2ミラー25及び第3ミラー26は、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27とを介した第1読取面21a又は第2読取面22aから撮像部28までの距離(光路長)を一定に保ちつつ、それぞれ副走査方向Xに移動する。
照明部23は、原稿Gに光を照射する光源である。第1ミラー24、第2ミラー25及び第3ミラー26は、光路長を一定に保ちつつ、原稿Gによって反射された光を結像レンズ27に導くためのミラーである。結像レンズ27は、第3ミラー26から入射した光を撮像部28に結像させる。撮像部28は、主走査方向(副走査方向Xに直交する方向)に沿って並べられた複数の撮像素子を備える。撮像素子は、入射された光を電気信号に変換することにより、結像された光像に基づいて画像データを得るための素子であり、例えば、電荷結合素子(CCD)等である。
第1用紙搬送部30は、第2送りローラ31と、第3送りローラ32と、レジストローラ対33と、切換部39と、第1用紙排出部34と、第2用紙排出部38とを備える。第2送りローラ31は、給紙カセット36に収容されるシートTを転写部50に供給する。第3送りローラ32は、手差しトレイ37に載置されるシートTを転写部50に供給する。レジストローラ対33は、転写部50にトナー画像が形成されるタイミングと、転写部50にシートTを供給するタイミングとを合わせるために、シートTの搬送又はシートTの搬送停止を行う。また、レジストローラ対33は、シートTのスキュー(斜め給紙)補正を行う。切換部39は、第1用紙排出部34及び第2用紙排出部38のいずれか一方に定着部60から搬出されたシートTを搬送するように、シートTの搬送方向を切り換える。第1用紙排出部34及び第2用紙排出部38は、トナー画像が定着されたシートTをコピー機本体2の外部に排出する。第1用紙排出部34におけるコピー機本体2の外側には、排紙集積部35が形成される。排紙集積部35には、第1用紙排出部34から排出されたシートTが積載方向(矢印Zの方向)に積層して集積される。
画像形成部40は、感光体ドラム41と、帯電部42と、レーザスキャナユニット43と、現像器44と、クリーニング部45と、トナーカートリッジ46と、1次転写ローラ47と、中間転写ベルト48と、対向ローラ49とを備える。
感光体ドラム41(41a、41b、41c、41d)は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a、41b、41c、41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザスキャナユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザスキャナユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する。クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。
1次転写ローラ47(47a、47b、47c、47d)は、中間転写ベルト48における各感光体ドラム41a、41b、41c、41dとは反対側にそれぞれ配置される。中間転写ベルト48は、画像形成部40及び転写部50を通過するベルトである。中間転写ベルト48の一部分は、各感光体ドラム41a、41b、41c、41dと各1次転写ローラ47a、47b、47c、47dとの間に挟み込まれ、各感光体ドラム41a、41b、41c、41dの表面に形成されたトナー画像が1次転写される。対向ローラ49は、環状形状の中間転写ベルト48の内側に配置され、中間転写ベルト48を図1に示す矢印V方向に進行させるための駆動ローラである。
転写部50は、2次転写ローラ51を備える。2次転写ローラ51は、中間転写ベルト48における対向ローラ49とは反対側に配置され、中間転写ベルト48の一部分を対向ローラ49との間に挟みこむ。さらに、2次転写ローラ51は、中間転写ベルト48に1次転写されたトナー画像をシートTに2次転写させる。
定着部60は、加熱回転体61と、加圧回転体62とを備える。加熱回転体61と加圧回転体62とは、トナー画像が2次転写されたシートTを挟み込んで、トナーを溶融及び加圧し、そのトナーをシートTに定着させる。
<後処理装置100>
後処理装置100は、搬送部としての第2用紙搬送部110と、穿孔部120と、ステープル部130と、中折部140と、シート揃え機構200と、筐体としての後処理装置本体Mを備える。後処理装置本体Mには、第2用紙搬送部110と、穿孔部120と、ステープル部130と、中折部140と、シート揃え機構200とが取り付けられている。
第2用紙搬送部110は、搬入部111と、分岐ガイド112と、第1排出部113とを備える。搬入部111は、コピー機本体2の第2用紙排出部38から排出されたシートTを後処理装置100の内部に搬入して、そのシートTを穿孔部120に搬送する。分岐ガイド112は、穿孔部120から排出されたシートTの搬送方向を第1排出部113及びステープル部130のいずれか一方に切り換える。
第1排出部113は、送り出し回転軸113aと、送り出し回転軸113aを回転させる送出回転軸駆動部113d(図9参照)と、送り出し回転軸113aによって回転させられる送出ローラ対113b、113cとを備える。送出回転軸駆動部113dとしては、例えば、ステッピングモータのようなオープン制御が可能な駆動装置であることが好ましい。
第1排出部113は、穿孔部120から排出されたシートT及びステープル部130から排出されたシートTを後処理装置100から排出する。第1排出部113における送出方向F(図3参照)側には、メイントレイ114が配置される。メイントレイ114には、第1排出部113から排出されたシートTが積層して集積される。
穿孔部120は、シートTを綴じるために用いられる孔を用紙の所定位置に形成する穿孔処理に関わる一連の処理を行う。
ステープル部130は、シートTをステープル(綴じ針)により綴じ止めする(ステープル処理)ものであり、用紙受台131と、受止部132と、ステープル処理部133と、搬送ローラ134とを備える。用紙受台131は、分岐ガイド112の切り換えによって穿孔部120から搬入される複数のシートTを一時的に貯留する。受止部132は、用紙受台131に搬入されたシートTの下端部を受け止めて保持する。ステープル処理部133は、用紙受台131に一時的に貯留されるシートTの端付近又は中央付近に移動して、シートTの端付近又は中央付近にステープル処理を行う。搬送ローラ134は、シートTの中央付近にステープル処理が行われた(中綴じされた)用紙束を用紙受台131から中折部140に搬送する。
中折部140は、中綴じされた用紙束を中央付近から2つ折りにする(中折り処理)ものであり、中折受台141と、押込み部142と、中折ローラ対143と、第2排出部144とを備える。中折受台141は、ステープル部130により中綴じされた用紙束を載置する。押込み部142は、中折受台141に載置された用紙束に対して直交する方向に移動可能に設けられ、用紙束に向けて移動することにより、用紙束に対して押込み部142とは反対側に配置された中折ローラ対143に用紙束の中央付近(ステープル処理が施されている部分)を押込む。中折ローラ対143は、押込み部142によって押込まれた用紙束を折り畳んでブック綴じ状態にすると共に、折り畳まれた用紙束を第2排出部144へ搬送する。第2排出部144は、折り畳まれたシートTを後処理装置100から排出する。第1排出部113における後処理装置100の外側には、排出トレイ145が配置される。排出トレイ145には、第2排出部144から排出された用紙束が集積される。
<シート揃え機構200>
次にシート揃え機構200について、説明する。
図2は、図1に示す後処理装置100の一部分の斜視図である。図3は、図2に示す後処理装置100の一部分の垂直断面図である。図4は、図2に示す後処理装置100の一部分を矢印Zの方向から見た概略平面図である。図5は、図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の部分斜視図である。図6は、図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の部分分解斜視図である。図7は、図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の揃え面部218の動きを説明するための部分斜視図である。図8は、図7に続く揃え面部218の動きを説明するための部分斜視図である。図9は、図2に示す後処理装置100のブロック線図である。
シート揃え機構200は、第1排出部113の送出ローラ対113b、133cから送り出されたシートTを、トレイ114上の所定の位置にシートTが揃うように、シフト方向Y(送出方向F及びシートの積載方向に直交する方向)に移動させる構成を有している。以下、詳細に説明する。
図2に示すように、シート揃え機構200は、一対の揃え部材212、214と、一対の揃え部材回転軸222、224と、揃え部材回転駆動部230(図9参照)と、シフト方向(矢印Yの方向)に延びる案内用レール226と、一対の案内用台座部252、254と、一対の台座搬送機構320a、320b(図9参照)と、回転待機位置検知部としての回転検知機構310と、移動退避位置検知部342、344と、後処理制御部500と、を備える。揃え部材回転駆動部230及び一対の台座搬送機構320a、320bは、回転移動駆動機構300を構成する。一対の揃え部材回転軸222、224及び案内用レール226は、揃え部材支持部を構成する。
<一対の揃え部材212、214>
図2、図3、図5及び図6に示すように、一対の揃え部材212、214は、それぞれ、一対の揃え面部216、218と、カップリング272、274(図5及び図6参照)と、回転伝達機構350、350(図5参照)とを備えている。一対の揃え部材212、214は、トレイ114の積載方向(矢印Zの方向)の上側に載置されるシートTをシフト方向(矢印Yの方向)に移動させて、揃えるように構成されている。
一対の揃え部材212、214は、それぞれ、積載方向(矢印Zの方向)においてトレイ114の上側の領域114bに入り込むように延びる一対の揃え面部216、218を有する。
<揃え面部216、218>
図2及び図3に示すように、一対の揃え面部216、218は、シフト方向(矢印Yの方向)におけるシートTの端部(図13参照)を押さえるように構成されている。一対の揃え面部216、218は、積載方向(矢印Zの方向)及び送出方向Fに延びる平面を有する略板形状に形成されている。図12に示すように、一対の揃え面部216、218の先端部は、トレイ114に略下向きに凹んで形成された凹部114aに入るように、凸形状に形成されている。したがって、一対の揃え面部216、218の先端部は、トレイ114の上面よりも下側に位置することが可能に構成されている。
一対の揃え部材212、214の基部は、それぞれ、一対のカップリング272、274を介して、一対の揃え部材回転軸222、224に回転可能に取り付けられている。一対のカップリング272、274は、それぞれ、シフト方向(矢印Yの方向)に延びる一対の揃え部材回転軸222、224の周りを回るように、一対の揃え部材回転軸222、224に取り付けられている。
<カップリング272、274>
図6に示すように、カップリング274は一対のハブ部275、276を有する。カップリング272も、カップリング274と同様、一対のハブ部275、276を有する。以下、カップリング274について説明し、カップリング272については、説明を省略する。
一方のハブ部275と一対の揃え面部216とは、互いに相対的に回転不能に一体的に構成されている。
一方のハブ部275は、揃え部材回転軸224が挿通される貫通穴275bを有する円筒形状に形成されている。一方のハブ部275の端部には、段差部275aが形成されている。段差部275aは、一方のハブ部275の端部側及び側面側が開放する形状を有する。具体的には、段差部275aは、一方のハブ部275の中心線方向の断面形状において、端部が欠けている形状を有する。段差部275aは、一方のハブ部275の端部の円周方向において、一方のハブ部275の端部の円周の約1/4の長さにされている。
他方のハブ部276は、揃え部材回転軸224が挿通される貫通穴276bを有する略円筒形状に形成されている。他方のハブ部276の端部には、他方のハブ部276の端部から他方のハブ部276の中心軸の外側方向に延びる突起276aが形成されている。突起276aは、一方のハブ部275の端部に他方のハブ部276の端部が接触すると、円周方向に移動可能に、段差部275aの内部に差し込まれる。したがって、図7及び図8に示すように、一方のハブ部275は、他方のハブ部276に対して、所定の角度(本実施形態では、360度の1/4である約90度)だけ、相対的に回転可能に連結している。
<回転伝達機構350>
図5に示すように、回転伝達機構350は、一方のプーリ352と、他方のプーリ356と、エンドレスタイミングベルト354とを備える。一方のプーリ352は、案内用レール226に相対的に回転不能にかつ相対的に軸方向(矢印Yの方向)に移動可能に取り付けられている。他方のプーリ356は、他方のハブ部276に相対的に回転不能に取り付けられている。エンドレスタイミングベルト354は、一方のプーリ352の回転力を他方のプーリ356に伝達するように、一方のプーリ352と他方のプーリ356とに架けられている。
<揃え部材回転駆動部230>
図2及び図5に示すように、揃え部材回転駆動部230は、後処理装置本体Mに相対的に移動不能に取り付けられている。揃え部材回転駆動部230(図2参照)の回転出力は、案内用レール226及び回転伝達機構350(図5参照)を介して、他方のプーリ356が取り付けられている他方のハブ部276に伝達される。したがって、カップリング272は、揃え部材回転駆動部230の作動により、他方のハブ部276が回転するように構成されている。
揃え部材回転駆動部230は、一対の揃え面部216、218を、揃え部材回転軸222、224を周るように、同時に回転させる。
揃え部材回転駆動部230(図2参照)の出力軸は、一対の揃え面部216、218が退避位置R2(図19参照)を経由して収納位置R1(図3参照)と待機位置R3(図12参照)との間を揺動するような範囲で回転する。退避位置R2は、送出平面F1の上側であることが好ましい。また、揃え部材回転駆動部230としては、例えば、ステッピングモータのようなオープン制御が可能な駆動装置であることが好ましい。
<揃え部材回転軸222、224>
図2に示すように、一対の揃え部材回転軸222、224は、一対の案内用台座部252、254によって、相対的に移動不能に支持されている。一方の案内用台座部252は、シフト方向(矢印Yの方向)に移動可能に、かつ、案内用レール226の周りを回転しないように、案内用レール226に取り付けられている。他方の案内用台座部254も、シフト方向(矢印Yの方向)に移動可能に、かつ、案内用レール226の周りを回転しないように、案内用レール226に取り付けられている。
図3に示すように、一対の案内用台座部252、254は、一対の揃え部材回転軸222、224が積載方向(矢印Zの方向)において送出平面F1の近傍に位置するように、一対の揃え部材回転軸222、224を支持している。より具体的には、一対の揃え部材回転軸222、224は、送出平面F1よりも上側に配置されている。送出平面F1は、一対の揃え部材回転軸222、224の下側が送出ローラ対113b、113cから送出方向Fに延びる仮想的な平面である。
ここで、送出方向Fにおける揃え面部216、218がトレイ114に積載されたシートTに接触可能な範囲(図18においては、シートTに接触可能な範囲は、変位dに該当する。)が、揃え面部216、218が積載されたシートTをシフト方向Yへ移動させる揃え動作において支障が生じない範囲にあることが好ましい。
したがって、一対の揃え部材回転軸222、224の下側と送出平面F1との間の距離は、そのような揃え動作において支障が生じない範囲となる距離であることが好ましい。
例えば、一対の揃え部材回転軸222、224の下側と送出平面F1との間の距離は、一対のカップリング272の外径の2倍の距離よりも短いことが好ましく、一対のカップリング272の外径よりも短いことがさらに好ましい。また、一対の揃え部材回転軸222、224の下側と送出平面F1との間の距離は、一対の揃え部材回転軸222、224の直径の2倍の距離よりも短いことが好ましく、一対の揃え部材回転軸222、224の直径よりも短いことがさらに好ましい。
図9に示すように、一方の案内用台座部252は、一方のプーリ352を案内用レール226に対して、シフト方向(矢印Yの方向)に移動可能に連結している。また、一方の案内用台座部252は、一方のプーリ352をシフト方向(矢印Yの方向)に相対的に移動不能に連結している。他方の案内用台座部254も、一方のプーリ352を案内用レール226に対して、シフト方向(矢印Yの方向)に移動可能に連結している。また、他方の案内用台座部254も、一方のプーリ352をシフト方向(矢印Yの方向)に相対的に移動不能に連結している。
図4に示すように、揃え部材回転軸222、224は、互いの軸線が一致するように、シフト方向(矢印Yの方向)に間をおいて配置されている。揃え部材回転軸222と揃え部材回転軸224との間の距離は、揃え部材212、214が退避位置Aに待機している状態において、シートTのシフト方向(矢印Yの方向)の寸法と概ね等しい。
<案内用レール226>
図2に示すように、案内用レール226は、案内用レール226の延びる方向がシフト方向(矢印Yの方向)になるように、後処理装置本体Mに支持されている。案内用レール226は、後処理装置本体Mに、相対的に回転可能に、かつ、シフト方向(矢印Yの方向)に相対的に移動不能に、支持されている。案内用レール226は、例えば、直動スプライン軸やリニアレールで構成されている。
案内用レール226の一方の端部には、回転検知機構310が取り付けられている。回転検知機構310は、案内用レール226が後処理装置本体Mに対して所定の回転角度に回転したことを検知するように構成されている。
<回転検知機構310>
図5及び図9に示すように、回転検知機構310は、回転円板316と、退避確認センサー312と、揃えセット確認センサー314とを備える。回転円板316は、シフト方向(矢印Yの方向)に直交する平面と平行になるように、案内用レール226に相対的に回転不能に取り付けられている。図9に示すように、回転円板316は、円周方向上に、退避確認用切り欠き部316aと揃えセット確認用切り欠き部316bとを有する。一対の揃え面部216、216が、送出方向Fと積載方向とに延びる平面上における退避位置R2(図19参照)に配置されているとき、退避確認用切り欠き部316aは、退避確認センサー312の位置に回転移動する。このとき、退避確認センサー312は、オンの退避信号S12を後処理制御部500のCPU501に出力するように構成されている。また、一対の揃え面部216、216が、退避位置に移動していないとき、退避確認センサー312は、オフの退避信号S12を後処理制御部500のCPU501に出力するように構成されている。
一対の揃え面部216、216のそれぞれが送出方向Fと積載方向とに延びる平面上におけるトレイ114の矢印Zの方向における上側に配置されているとき、一対の揃え面部216、216のそれぞれはトレイ114の上側の領域114bに入り込んでいる状態になる。そして、揃えセット確認用切り欠き部316bは、揃えセット確認センサー314の位置に回転移動する。このとき、揃えセット確認センサー314は、オンの確認信号S14を後処理制御部500のCPU501に出力するように構成されている。また、一対の揃え面部216、216が、トレイ114の矢印Zの方向における上側に配置されていないとき、揃えセット確認センサー314は、オフの確認信号S14を後処理制御部500のCPU501に出力するように構成されている。
したがって、回転検知機構310は、回転待機位置検知部として機能する。
<案内用台座部252、254>
案内用台座部252、254のそれぞれは、案内用レール226に、相対的に移動可能に、かつ、相対的に回転可能に取り付けられている。案内用台座部252、254のそれぞれは、後処理装置本体Mに取り付けられた案内部(不図示)にシフト方向(矢印Yの方向)に平行移動可能に支持されている。したがって、案内用台座部252、254のそれぞれは、案内用レール226の回転を許容しながらシフト方向(矢印Yの方向)に移動可能に案内用レール226に取り付けられている。
<台座搬送機構320a、320b>
一対の台座搬送機構320a、320bは、それぞれ、一対の案内用台座部252、254と、一対のシフト用エンドレスタイミングベルト326、327と、従動プーリ323、325と、駆動プーリ322、324と、シフト用駆動部262、264とを備える。シフト用駆動部262、264としては、例えば、ステッピングモータのようなオープン制御が可能な駆動装置であることが好ましい。
従動プーリ323、325と、駆動プーリ322、324とは、後処理装置本体Mに回転可能に取り付けられている。シフト用エンドレスタイミングベルト326、327は、それぞれ、従動プーリ323、325と、駆動プーリ322、324とに架けられている。シフト用エンドレスタイミングベルト326、327の一部は、それぞれ、案内用台座部252、254に相対的に移動不能に取り付けられている。駆動プーリ322、324は、それぞれ、シフト用駆動部262、264の出力軸の回転出力が不図示の中継用歯車などを介して伝達されるように、後処理装置本体Mに取り付けられている。したがって、台座搬送機構320a、320bは、それぞれ、シフト用駆動部262、264の作動により、一対の案内用台座部252、254がシフト方向(矢印Yの方向)に平行移動するように、構成されている。具体的には、一対の案内用台座部252、254のそれぞれは、シフト方向(矢印Yの方向)において、一対の揃え面部216、218が、退避位置A(図4参照)、揃え位置B(図13及び図16参照)、待機位置C(図13及び図17参照)及び押さえ位置D(図15参照)に移動可能に、案内用レール226に取り付けられている。
揃え面部218が揃え位置Bに位置していると、シートTは、シフト方向(矢印Yの方向)において奥側の積載位置に載置される。揃え面部216が揃え位置Bに位置していると、シートTは、シフト方向(矢印Yの方向)において手前側の積載位置に載置される。
<移動退避位置検知部342、344>
シート揃え機構200は、後処理装置本体Mに相対的に移動不能に取り付けられた移動退避位置検知部342、344を備えている。移動退避位置検知部342、344は、それぞれ、揃え面部216、218がシフト方向(矢印Yの方向)に移動する移動範囲のうちの揃え面部216、218が収納する退避位置A(図4参照)に移動したことを検知するように構成されている。移動退避位置検知部342、344は、それぞれ、揃え面部216、218が退避位置Aに移動したことを検知すると、オンの待機検知信号S42、S44を後処理制御部500のCPU501に出力する。移動退避位置検知部342、344は、それぞれ、揃え面部216、218が退避位置Aに移動したことを検知できないと、オフの待機検知信号S42、S44を後処理制御部500のCPU501に出力する。
<シート排出検知センサー384>
図2に示すように、シート排出検知センサー384は、送出方向Fにおいて、送出ローラ対113b、113cと反対側に配置されている。図9に示すように、シート排出検知センサー384は、送出ローラ対113b、113cを通過するシートTがシート排出検知センサー384の検知位置にあるとき、オンの排出検知信号S84を後処理制御部500の枚数カウント部502に出力する。シート排出検知センサー384は、シート排出検知センサー384の検知位置にシートTがないとき、オフの排出検知信号S84を後処理制御部500の枚数カウント部502に出力する。したがって、シート排出検知センサー384は、シート通過検知部として機能する。
<トレイ上下移動駆動部292>
図9に示すように、トレイ上下移動駆動部292は、トレイ114を矢印Zの方向に移動させるように構成されている。トレイ上下移動駆動部292としては、例えば、ステッピングモータのようなオープン制御が可能な駆動装置であることが好ましい。トレイ上下移動駆動部292はトレイ移動機構として機能する。
<積載センサー282>
図2に示すように、積載センサー282は、シフト方向(矢印Yの方向)におけるトレイ114の端部に設けられている。積載センサー282は、トレイ114に積載されたシートTの最上部の位置が後処理装置本体Mに対して、所定の位置に到達したとき、オンの積載信号S82を後処理制御部500のCPU501に出力する。積載センサー282は、トレイ114に積載されたシートTの最上部の位置が後処理装置本体Mに対して、所定の位置に到達していないとき、オフの積載信号S82を後処理制御部500のCPU501に出力する。したがって、積載センサー282は、シート積載検知部として機能する。
<後処理制御部500>
後処理制御部500は、画像形成装置本体制御部2aから出力される情報と、画像形成装置本体制御部2aに出力する情報とを制御信号S2で伝達する。後処理制御部500は、CPU501と、枚数カウント部502と、揃え部回転駆動制御部504と、送出回転軸駆動制御部503と、シフト用駆動制御部505、506と、トレイ制御部507と、計時部508とを備える。
枚数カウント部502は、送出ローラ対113b、113cを通過するシートTの枚数を算出するために、シート排出検知センサー384から出力されるオンの排出検知信号S84を数える。枚数カウント部502は、算出された枚数の信号をCPU501に出力する。揃え部回転駆動制御部504は、CPU501から出力される駆動信号に基づいて、揃え部材回転駆動部230の回転を制御する。送出回転軸駆動制御部503は、CPU501から出力される駆動信号に基づいて、送出回転軸駆動部113dの回転を制御する。シフト用駆動制御部505、506は、それぞれ、シフト用駆動部262、264の駆動を制御するように構成されている。トレイ制御部507は、トレイ114を矢印Zの方向に移動させるトレイ上下移動駆動部292を制御するように構成されている。
計時部508は、CPU501から出力される計時開始信号に基づいて計時を開始し、所定の時間(例えば、1ミリ秒(ms)や2秒(s))が経過すると、経過した旨を現す経過信号をCPU501に出力する。所定の時間は、後処理装置100がシートTを送出ローラ対113b、113cから送り出す間隔(画像形成サイクル)の時間と同じか又は画像形成サイクルの時間より短いことが好ましい。
CPU501は、制御信号S2、退避信号S12、確認信号S14、積載信号S82、排出検知信号S84、枚数カウント部502が出力する信号及び予め記憶されたプログラムに基づいて、揃え部回転駆動制御部504、送出回転軸駆動制御部503、シフト用駆動制御部505、506及びトレイ制御部507を制御する。予め記憶されたプログラムについては、後述する。
<後処理装置100の動作>
次に、後処理装置100の仕分けの動作について説明する。図10は、図2に示す後処理装置100の動作を説明するためのフロチャートである。図11は、図10に示す後処理装置100の動作において、エラーが発生したときの後処理装置100の動作を説明するためのフロチャートである。図12は、図2に示す後処理装置100の動作を説明するための垂直断面図である。図13は、図12に示す後処理装置100の状態を矢印Zの方向から見た概略平面図である。図14は、図12に続く後処理装置100の動作を説明するための垂直断面図である。図15は、図14に示す後処理装置100の状態を矢印Zの方向から見た概略平面図である。
図16は、図14に続く後処理装置100の動作を説明するための矢印Zの方向から見た概略平面図である。図17は、図16に続く後処理装置100の動作を説明するための矢印Zの方向から見た概略平面図である。図18は、図17に示す後処理装置100の状態を説明するための垂直断面である。図19は、図2に示す後処理装置100のシート揃え機構200の補正を行っている状態を示す垂直断面図である。
<コピー機1の待機状態>
コピー機1が待機している状態においては、図3に示すように、一対の揃え面部216、218は、揃え部材回転軸222、224の周りにおいて、収納位置R1に収納されている。また、図4に示すように、一対の揃え面部216、216は、シフト方向(矢印Yの方向)において、退避位置Aに位置している。
<通常の揃え動作>
まず、利用者が、コピー機1を作動させると、後処理装置100の電源がオンになり、後処理制御部500が作動する。
<初期動作の判断工程(ステップST1)>
次に、図10に示すように、ステップST1において、CPU501は、初期動作の判断工程を行う。つまり、CPU501は、後処理装置100の作動の直後の場合(初期動作)か否かを判断する。
もし、後処理装置100の作動の直後であれば、トレイ114には、シートTが積載されていない。このため、CPU501は、初期動作と判断する(YES)。この場合、処理はステップST5へ進む。
もし、後処理装置100の作動の直後でなければ、トレイ114には、シートTが積載されている。このため、CPU501は、初期動作ではないと判断する(NO)。この場合、処理はステップST2へ進む。
<積載の位置の判断工程(ステップST2)>
積載の位置の判断工程(ステップST2)において、CPU501は、シートTの積載の位置がトレイ114に積載した位置と異なるか否かを判断する。
具体的には、後処理装置100の作動の直後ではない場合、トレイ114には、1枚以上のシートTが積載されている。このため、CPU501は、トレイ114に積載されているシートTやその束Ta(図14及び図15参照)や束Tb(図17参照)の最上部にあるシートTの積載位置と、次に積載するシートTの積載する位置が同じか否かを判断する。
具体的には、CPU501は、画像形成装置本体制御部2aから得られる部数や1部当たりの枚数に基づいて、最上部にあるシートTの積載位置と、次に積載するシートTの積載する位置が同じか否かを判断する。
もし、次に積載するシートTの積載位置が直前に積載したシートTの積載位置と異なる場合、CPU501は、積載位置が異なると判断する(YES)。この場合、処理はステップST3へ進む。
もし、次に積載するシートTの積載位置が直前に積載したシートTの積載位置と同じである場合、CPU501は、積載位置が同じであると判断する(NO)。この場合、処理はステップST4へ進む。
<揃え部材を退避位置に退避させる工程(ステップST3)>
図10に示すように、ステップST3において、CPU501は、揃え部材212、214を退避位置に退避させる工程を行う。
具体的には、CPU501は、揃え部回転駆動制御部504及びシフト用駆動制御部505、506を作動させて、揃え部材212、214を退避位置R2(図19参照)及び退避位置A(図4参照)に移動させる。図19に示すように、退避位置R2は、積載方向Zにおいて、送出平面F1よりも上側に位置している。このため、揃え部材212、214が退避位置R2に移動すると、送出ローラ対113b、133cによって送出方向Fに送り出されたシートTが退避位置R2にある揃え部材212、214に接触することがほとんどない。
また、図4に示すように、退避位置Aは、シフト方向Yにおいて、送り出されたシートTより外側に位置している。このため、揃え部材212、214が退避位置Aに移動すると、送出ローラ対113b、133cによって送出方向Fに送り出されたシートTが退避位置Aにある揃え部材212、214に接触することがほとんどない。
<揃え方向確認の判断工程(ステップST4)>
図10に示すように、ステップST4において、CPU501は、揃え方向確認の判断工程を行う。すなわち、CPU501は、画像形成装置本体制御部2aから出力される部数情報に基づいて、次に積載するシートTの揃える側が奥側か否かを判断する。
もし、次に積載するシートTの積載位置が奥側の位置である場合(YES)、処理はステップST5へ進む。一方、次に積載するシートTの積載位置が奥側の位置ではない場合(NO)、処理はステップST7へ進む。
<奥側揃え待機工程(ステップST5)>
図10に示すように、ステップST5において、CPU501は、以下に示す奥側揃え待機工程を行う。すなわち、CPU501は、一対の揃え面部216、218が待機位置R3(図12参照)に移動するよう、揃え部回転駆動制御部504に回転信号を出力する。揃え部回転駆動制御部504は、CPU501から出力された回転信号に基づいて、揃え部材回転駆動部230を作動させる。
また、CPU501は、揃え面部216が待機位置C(図13参照)に移動するよう、シフト用駆動制御部505に移動信号を出力する。シフト用駆動制御部505は、CPU501から出力された移動信号に基づいて、シフト用駆動部262を作動させる。同様に、CPU501は、揃え面部218が揃え位置B(図13参照)に移動するよう、シフト用駆動制御部506に移動信号を出力する。シフト用駆動制御部506は、CPU501から出力された移動信号に基づいて、シフト用駆動部264を作動させる。
このとき、待機位置Cに配置された揃え面部216と、揃え位置Bに配置された揃え面部218との間の距離は、トレイ114に積載されるシートTのシフト方向(矢印Yの方向)の寸法よりも大きい(図13参照)。
<奥側揃え工程(ステップST6)>
次に、図10に示すように、ステップST6において、CPU501は、以下に示す奥側揃え工程を行う。
すなわち、CPU501は、シート排出検知センサー384が出力するオンの排出検知信号S84に基づいて、シートTがトレイ114に送り出されたタイミングが奥側揃え工程を行うための開始タイミング前であるか否かを判断する。
CPU501は、シートTがトレイ114に送り出されたタイミングが奥側揃え工程を行うための開始タイミングの後であると判断した場合、CPU501は、そのシートTに対する奥側揃え工程は行わない。
CPU501は、シートTがトレイ114に送り出されたタイミングが奥側揃え工程を行うための開始タイミングの前であると判断した場合、オンの排出検知信号S84に基づいて、送出回転軸駆動制御部503に作動信号を出力する。これにより、送出回転軸駆動制御部503が作動し、送出ローラ対113b、113cが回転する。送出ローラ対113b、113cに挟まれたシートTは、揃え面部216と揃え面部218との間のトレイ114上に積載される。このとき、枚数カウント部502は、トレイ114に積載されたシートTの枚数を数える。
そして、CPU501は、揃え面部216を待機位置Cから押さえ位置Dに(矢印Yの方向において、手前側から奥側に)移動させるよう、シフト用駆動制御部505に作動信号を出力する。これにより、シフト用駆動制御部505は、シフト用駆動部262を作動させ、揃え面部216を待機位置Cから押さえ位置Dに移動させる。
揃え面部216が待機位置Cから押さえ位置Dに向けて移動すると、揃え面部216は、シフト方向(矢印Yの方向)においてシートTの端部に接触する。揃え面部216が押さえ位置Dに向けてさらに移動すると、揃え面部216はシートTを揃え面部218のある側に押す。そして、揃え面部216と反対側のシートTの端部が揃え面部218に接触し、図12に示すように、シートTは奥側の揃え位置に移動する。
そして、CPU501は、揃え面部216が押さえ位置Dから待機位置Cに向けて移動するように、シフト用駆動制御部505に移動信号を出力する。これにより、図13に示すように、揃え面部216が押さえ位置Dから待機位置Cに向けて移動する。
このように、複数のシートTがトレイ114に積載されると、図14及び図15に示すように、トレイ114の上には、複数のシートTからなるシートの束Taが形成される。
ステップST6の後、処理はステップST9へ進む。
<手前側揃え待機工程(ステップST7)>
図10に示すように、ステップST4において次に積載するシートTの積載位置が奥側の位置ではない場合(NO)には、ステップST7において、CPU501は、以下に示す手前側揃え待機工程を行う。なお、奥側揃え待機工程(ステップST5)と同様の動作の説明は省略する。
CPU501は、一対の揃え面部216、218が待機位置R3(図12参照)に移動するよう、揃え部回転駆動制御部504に回転信号を出力する。
また、CPU501は、揃え面部216が揃え位置B(図16参照)に移動するよう、シフト用駆動制御部505に移動信号を出力する。シフト用駆動制御部505は、CPU501から出力された移動信号に基づいて、シフト用駆動部262を作動させる。同様に、CPU501は、揃え面部218が待機位置C(図16参照)に移動するよう、シフト用駆動制御部506に移動信号を出力する。シフト用駆動制御部506は、CPU501から出力された移動信号に基づいて、シフト用駆動部264を作動させる。
このとき、揃え位置Bに配置された揃え面部216と、待機位置Cに配置された揃え面部218との間の距離は、トレイ114に積載されるシートTのシフト方向(矢印Yの方向)の寸法よりも大きい(図16参照)。また、揃え位置Bに配置された揃え面部216と、待機位置Cに配置された揃え面部218との間には、奥側揃え工程ですでに揃えたシートの束Taが積載されている。
また、このとき、図18に示すように、揃え面部216は、シートの束Tbには積載されていないが、揃え面部218は、シートの束Tbに積載している。シートの束Tbは、シートの束Taの上において、シートの束Taに対してシフト方向Yにずれた位置に積載されている。
ここで、一方のハブ部275は、他方のハブ部276に対して、所定の角度(本実施形態では、360度の1/4である約90度)だけ、相対的に回転可能に連結している。このため、揃え面部218は、揃え部材回転軸224に対して、所定の角度(約90度)だけ回転する。
このため、図18に示すように、揃え面部218は、積載方向(矢印Zの方向)においてシートの束Tbの厚さ寸法だけ上に回転移動している。しかし、積載方向(矢印Zの方向)における揃え部材回転軸224の位置は、送出平面F1の近傍に位置している。このため、揃え面部218は、揃え部材回転軸224から送出平面F1にほぼ平行になるように、延びている。このため、揃え面部218はほとんど回転しない。
つまり、送出方向Fにおける揃え面部216と揃え面部218との変位dは、揃え部材回転軸224から延びる揃え面部218が送出平面F1と大きな角度で交わる場合の変位よりも、小さい。よって、シートTの端部を押す状態は、ほとんど変化しないので、安定したシートTの揃えを行うことができる。換言すると、揃え面部216、218は、シフト方向Yにおける積載されたシートTの束の側面をきれいに揃えることができる。
また、積載されたシートTの表面は、通常、送出方向Fに延びる平面状であるが、複数のシートTが積載されると、シートTの表面は曲面状になることがある。これにより、シートTの表面が曲面状になると、積載されたシートTの積載方向(矢印Zの方向)の寸法が少し大きくなる。
しかし、揃え面部218は、揃え部材回転軸224から送出平面F1にほぼ平行になるように、延びているので、揃え面部218はほとんど回転しない。つまり、揃え面部216、218は、曲面状になったシートTが積載されても、シフト方向Yにおける積載されたシートTの束の側面をきれいに揃えることができる。
<手前側揃え工程(ステップST8)>
次に、図10に示すように、ステップST8において、CPU501は、以下に示す手前側揃え工程を行う。
すなわち、CPU501は、シート排出検知センサー384が出力するオンの排出検知信号S84に基づいて、シートTがトレイ114に送り出されたタイミングが手前側揃え工程を行うための開始タイミング前であるか否かを判断する。
CPU501は、シートTがトレイ114に送り出されたタイミングが手前側揃え工程を行うための開始タイミングの後であると判断した場合、CPU501は、そのシートTに対する手前側揃え工程は行わない。
CPU501は、シートTがトレイ114に送り出されたタイミングが奥側揃え工程を行うための開始タイミングの前であると判断した場合、CPU501は、送出回転軸駆動制御部503が作動するように、送出回転軸駆動制御部503に作動信号を出力する。また、枚数カウント部502は、奥側揃え工程(ステップST3)と同様、トレイ114に積載されたシートTの枚数を数える。
そして、CPU501は、揃え面部218を待機位置Cから押さえ位置Dに(矢印Yの方向において、奥側から手前側に)移動させるよう、シフト用駆動制御部506に作動信号を出力する。これにより、シフト用駆動制御部506は、シフト用駆動部264を作動させ、揃え面部218を待機位置Cから押さえ位置Dに移動させる。
揃え面部218が待機位置Cから押さえ位置Dに向けて移動すると、揃え面部218は、シフト方向(矢印Yの方向)においてシートTの端部に接触する。揃え面部218が押さえ位置Dに向けてさらに移動すると、揃え面部218はシートTを揃え面部216のある側に押す。そして、シートTの揃え面部218と反対側の端部が揃え面部216に接触し、図17に示すように、シートTは手前側の揃え位置に移動する。
そして、CPU501は、揃え面部218が押さえ位置Dから待機位置Cに向けて移動するように、シフト用駆動制御部506に移動信号を出力する。これにより、図17に示すように、揃え面部218が押さえ位置Dから待機位置Cに向けて移動する。
ステップST8の後、処理はステップST9へ進む。
<トレイ降下判断工程(ステップST9)>
図10に示すように、ステップST6又はステップST8の後、ステップST9において、CPU501は、以下に示すトレイ降下判断工程を実行する。
すなわち、トレイ114に積載されたシートTの積載方向(矢印Zの方向)における最上部にあるシートTの位置が、所定の位置を超えたか否かを判断する。
つまり、積載センサー282は、後処理装置本体Mに対してトレイ114に積載されたシートTの最上部の位置が所定の位置に到達したときに、オンの積載信号S82をCPU501に出力するので、CPU501は、積載センサー282から出力されるオンの積載信号S82を受信したとき、最上部にあるシートTの位置が所定の位置を超えていると判断する。CPU501は、積載センサー282から出力されるオフの積載信号S82を受信したとき、最上部にあるシートTの位置は所定の位置を超えていないと判断する。
もし、最上部にあるシートTの位置が、所定の位置を超えている場合(YES)、処理はステップST10へ進む。
もし、最上部にあるシートTの位置が、所定の位置を超えていない場合(NO)、処理はステップST11へ進む。
<トレイ降下工程(ステップST10)>
図10に示すように、ステップST10において、CPU501は、以下に示すトレイ降下工程を実行する。CPU501は、トレイ制御部507にトレイ114を所定の寸法だけ下げるよう、降下信号を出力する。トレイ制御部507は、降下信号に基づいて、トレイ114が所定の寸法だけ下がるよう(図16に示すトレイ114の状態から図17に示すトレイ114の状態)、トレイ上下移動駆動部292を制御する。
<継続判断工程(ステップST11)>
図10に示すように、ステップST11において、CPU501は、以下に示す継続判断工程を実行する。すなわち、CPU501は、画像形成装置本体制御部2aから出力される、継続信号に基づいて判断をする。継続信号には、画像形成装置本体2が画像形成を行っているか否かの情報が含まれている。
CPU501が画像形成が継続していると判断した場合(YES)、ステップST2へ戻る。CPU501が画像形成が継続していないと判断した場合(NO)、CPU501は、一対の揃え面部216、218が、収納位置R1及び退避位置Aに移動するよう、揃え部回転駆動制御部504及びシフト用駆動制御部505、506に制御信号を出力する。
一対の揃え面部216、218が、収納位置R1及び退避位置Aに移動すると、後処理装置100は停止する。これにより、処理は終了する。
<エラー発生時>
後処理装置100が作動しているときに、利用者が揃え面部216、218に接触する場合がある。そのような場合、揃え部材回転駆動部230、シフト用駆動制御部505、506はステッピングモータであるから、パルス信号に応じて出力軸が回転しない、いわゆる脱調現象になることがある。揃え部材回転駆動部230、シフト用駆動制御部505、506がこの脱調現象になると、揃え部材回転駆動部230、シフト用駆動制御部505、506の本体とその出力軸との間で回転方向のずれが生じる。
図11に示すように、CPU501がそのようなエラーを割り込み信号として検知した場合、CPU501は、直ちに、各ステップST1からST11の工程の実行を中断する(揃え実行停止工程(ステップST21))。しかし、CPU501は、画像形成装置本体2の作動を停止させない。これにより、シート揃え機構200の動作は一旦停止するが、画像形成装置本体2におけるシートTに画像を形成する動作は続行される。したがって、割り込み信号を検知した後に、トレイ114に積載されるシートTは、シート揃え機構200によって揃えられていない。
また、CPU501は、計時部508に計時を開始させる(計時開始工程(ステップST22))。
そして、ステップST23において、CPU501は、図19に示すように、揃え面部216、218が退避位置R2及び退避位置Aに移動するように、揃え部材回転駆動部230、シフト用駆動制御部505、506に退避信号を出力する(回転方向退避実行工程)。
そして、揃え部材回転駆動部230が作動すると、揃え面部216、218が退避位置R2に移動する。これにより、回転検知機構310の回転円板316が回転し、退避確認用切り欠き部316aが退避確認センサー312の位置に回転移動する。
ステップST24において、CPU501は、揃え面部216、218が退避位置R2に移動しているか否かを、退避確認センサー312から出力される退避信号S12で、判断する(回転方向退避判断工程)。
揃え面部216、218が退避位置R2に移動していない場合、退避確認用切り欠き部316aが退避確認センサー312の位置に移動していないので、退避確認センサー312は、オフの退避信号S12をCPU501に出力している。このため、CPU501は、オフの退避信号S12を受信しているので、CPU501は、揃え面部216、218が退避位置R2に移動していないと判断し(NO)、ステップST24を繰り返す。
ステップST24を繰り返すと、退避確認用切り欠き部316aが退避確認センサー312の位置に移動するので、退避確認センサー312は、オンの退避信号S12をCPU501に出力する。このため、CPU501は、オンの退避信号S12を受信するので、揃え面部216、218が退避位置R2に移動したと判断し(YES)、処理はステップST25へ進む。
ステップST25において、退避確認用切り欠き部316aが退避確認センサー312の位置に回転移動すると、退避確認センサー312は、オンの退避信号S12を後処理制御部500のCPU501に出力する。これにより、回転移動駆動機構300の揃え部材回転駆動部230は、揃え部材回転駆動部230と揃え部材回転駆動部230の出力軸との間のずれを補正することができる(回転方向補正実行工程)。
具体的には、CPU501は、揃え部材212、214を退避位置R2に移動させている間、オンの退避信号S12がCPU501に入力されるのを待つ。
CPU501は、計時部508の計時信号に基づいて、所定時間内に、オンの退避信号S12の入力を確認すると、揃え部材212、214の位置は制御すべき位置にあると判断する。
しかし、CPU501は、計時部508の計時信号に基づいて、所定時間内に、オンの退避信号S12の入力を確認することができないと、揃え部材212、214の位置は制御すべき位置にないと判断する。
そして、CPU501は、揃え部材212、214の位置を補正する補正動作を行う。補正動作は、例えば、オンの退避信号S12がCPU501に入力されるように、揃え部材212、214が揃え部材回転軸222、224を周るようを揃え部材212、214にさせる。
オンの退避信号S12及びがCPU501に入力されると、CPU501は、その入力があったときの揃え部材回転軸222、224の位置を退避位置R2とする。
また、ステップST26において、シフト用駆動制御部505、506が作動すると、揃え面部216、218が退避位置Aに移動する(直進方向退避実行工程)。これにより、一対の案内用台座部252、254がシフト方向(矢印Yの方向)に移動し、一対の案内用台座部252、254が移動退避位置検知部342、344の位置に平行移動する。
また、一対の案内用台座部252、254が移動退避位置検知部342、344の位置に平行移動すると、移動退避位置検知部342、344は、オンの待機検知信号S42、S44を後処理制御部500のCPU501に出力する。
ステップST27において、CPU501は、揃え面部216、218が退避位置Aに移動しているか否かを、移動退避位置検知部342、344から出力される待機検知信号S42、S44で、判断する(直進方向退避判断工程)。
揃え面部216、218が退避位置Aに移動していない場合、移動退避位置検知部342、344は、オフの待機検知信号S42、S44をCPU501に出力する。このため、CPU501は、オフの待機検知信号S42、S44を受信するので、揃え面部216、218が退避位置Aに移動していないと判断し(NO)、ステップST27を繰り返す。
ステップST27を繰り返すと、揃え面部216、218が退避位置Aに移動する。そして、揃え面部216、218が退避位置Aに移動した場合、移動退避位置検知部342、344は、オンの待機検知信号S42、S44をCPU501に出力する。このため、CPU501は、オンの待機検知信号S42、S44を受信するので、CPU501は、揃え面部216、218が退避位置Aに移動したと判断し(YES)、ステップST28へ進む。
ステップST28において、CPU501は、シフト用駆動制御部505、506と、シフト用駆動制御部505、506の出力軸との間のずれを補正することができる(直進方向補正実行工程)。
具体的には、CPU501は、揃え部材212、214を退避位置Aに移動させている間、オンの待機検知信号S42、S44がCPU501に入力されるのを待つ。
CPU501は、計時部508の計時信号に基づいて、所定時間内に、オンの待機検知信号S42、S44の入力を確認すると、揃え部材212、214の位置は制御すべき位置にあると判断する。
しかし、CPU501は、計時部508の計時信号に基づいて、所定時間内に、オンの待機検知信号S42、S44の入力を確認することができないと、揃え部材212、214の位置は制御すべき位置にないと判断する。
そして、CPU501は、揃え部材212、214の位置を補正する補正動作を行う。補正動作は、例えば、オンの待機検知信号S42、S44がCPU501に入力されるように、揃え部材212、214をシフト方向に往復運動させる。
オンの待機検知信号S42、S44がCPU501に入力されると、CPU501は、その入力があったときの揃え部材回転軸222、224の位置を退避位置Aとする。
CPU501は、エラーを検知した時から、退避位置R2に移動した時までの退避移動時間を計時部508から出力される計時信号に基づいて、算出する。
ステップST29において、CPU501は、退避移動時間と画像形成装置本体2の画像形成サイクルとに基づいて、各ステップST1〜ST9の工程の実行を再開するタイミングを算出する(復帰タイミング算出工程)。
ステップST30において、CPU501は、算出されたタイミングに基づいて、各ステップST1〜ST11の工程を実行する(復帰工程)。
この場合、各ステップST21〜ST29を実行する時間によっては、奥側揃え工程(ステップST5)及び手前側揃え工程(ステップST7)によって揃えられていないシートTがトレイ114に積載されている場合がある。つまり、シート揃え機構200の動作は停止しているが、画像形成装置本体2におけるシートTに画像を形成する動作は続行している。このため、割り込み信号を検知した後に、トレイ114に積載されるシートTは、シート揃え機構200によって揃えられていない。
しかし、揃え面部216、218は複数のシートを押す力を発揮できるので、揃えられていないシートTは、再開された奥側揃え工程(ステップST5)又は手前側揃え工程(ステップST7)によって、新たに積載されたシートTと共に、揃えられる。
ここで、CPU501が復帰工程を実行するタイミングを以下に例示する。
例えば、送出方向FにおいてシートTの後端がシート排出検知センサー384の検知位置を通過したときに、揃え部材212、214が退避位置Aに移動していないときは、そのシートTについての揃え動作は実行しない。そして、揃え部材212、214を退避位置Aに移動させてから、そのシートTの次に送り出されるシートTを揃えるよう、復帰工程を実行する。
また、送出方向FにおいてシートTの後端がシート排出検知センサー384の検知位置を通過したときに、揃え部材212、214が退避位置Aに移動していない場合において、揃え部材212、214が退避位置R2に回転移動していない場合も、そのシートTについての揃え動作は実行しない。そして、揃え部材212、214を退避位置R2に移動させてから、そのシートTの次に送り出されるシートTを揃えるよう、復帰工程を実行する。
<後処理装置100の効果>
本実施形態の後処理装置100及びコピー機1によれば、例えば、次のような効果が奏される。
本実施形態におけるコピー機1は、搬送されたシートTを挟んで送出方向Fに送り出す送出ローラ対113b、113cと、送出ローラ対113b、113cによって送り出されたシートTを積載方向(矢印Zの方向)に積載するトレイ114と、積載されたシートTを送出方向F及び積載方向と直交するシフト方向(矢印Yの方向)に移動させて揃えるシート揃え機構200と、を備える。シート揃え機構200は、積載方向においてトレイ114の上側の領域114bに入り込むように延びる一対の揃え面部216、218であってシフト方向(矢印Yの方向)におけるシートTの端部を揃える一対の揃え面部216、218を有する一対の揃え部材212、214と、積載方向においてトレイ114に対してシートTが積載される側の領域114b内において一対の揃え面部216、218を回転可能に支持する一対の揃え部材回転軸222、224と、一対の揃え面部216、218を一対の揃え部材回転軸222、224の周りを回転させる揃え部材回転駆動部230と、積載方向において一対の揃え部材回転軸222、224のトレイ114と反対側に配置されかつシフト方向(矢印Yの方向)に延びる案内用レール226と、案内用レール226にシフト方向(矢印Yの方向)に移動可能に取り付けられた一対の案内用台座部252、254であって一対の揃え面部216、218及び一対の揃え部材回転軸222、224が取り付けられている一対の案内用台座部252、254と、一対の案内用台座部252、254をシフト方向(矢印Yの方向)に移動させる一対の台座搬送機構262、264と、を有する。一対の揃え部材回転軸222、224は、積載方向において、一対の揃え部材回転軸222、224の下側が送出ローラ対113b、113cから送出方向Fに延びる仮想的な平面である送出平面F1の近傍に位置するように、一対の台座搬送機構262、264に取り付けられている。
本実施形態におけるコピー機1によれば、トレイ114に積載されるシートTの枚数が増えると、トレイ114に対する揃え面部216、218の位置が積載方向において上側に移動することになる。しかし、一対の揃え部材回転軸222、224が送出平面F1の近傍にあるので、一対の揃え面部216、218は、一対の揃え部材回転軸222、224から送出平面F1にほぼ平行になるように、延びている。このため、一対の揃え面部216、218はほとんど回転しない。従って、本実施形態におけるコピー機1によれば、トレイ114に積載されたシートTの積載方向の寸法が変化しても、一対の揃え部材212、214が送出方向に移動しにくい。
本実施形態におけるコピー機1によれば、一対の揃え部材回転軸222、224は、送出平面F1よりも上側に配置されている。
このため、送出ローラ対113b、113cから送り出されたシートTは、重力により、送出方向Fよりも下側を移動する。このため、送出ローラ対113b、113cから送り出されたシートTは、一対の揃え部材回転軸222、224に接触しにくい。
一対の揃え部材212、214は、それぞれ、一対の揃え部材回転軸222、224の周りを回る一対のカップリング272を有する。カップリング272は、揃え部材回転駆動部230の作動により、他方のハブ部276が回転するように構成されている。一対のカップリング272は、一対の揃え部材回転軸222、224の回転方向において、互いに所定の角度だけ相対的に回転可能に連結している一対のハブ部275、276を有する。一対の揃え面部216、218のそれぞれは、一対のカップリング272のそれぞれの一対のハブ部275、276の一方に相対的に回転不能に取り付けられている。揃え部材回転駆動部230のそれぞれは、一対のカップリング272のそれぞれの一対のハブ部275、276の他方を回転させる。
このため、一対の揃え面部216、218は、カップリング272によって回転方向に所定の角度だけ自由回転することができる。トレイ114に積載されたシートTの積載量が変動しても、その積載量の変動を、自由回転する所定の角度で吸収することができる。
後処理装置100は、トレイ114を積載方向に移動させるトレイ移動機構と、トレイ114に積載されたシートTの通過を検知するシート通過検知部(シート排出検知センサー384)と、シート通過検知部(シート排出検知センサー384)の検知信号に基づいて積載されたシートTの枚数をカウントする枚数カウント部502と、枚数カウント部502によりカウントされた枚数に基づいて、トレイ114を積載方向において下げるように、トレイ移動機構を作動させるトレイ制御部507と、を備える。
後処理装置100は、トレイ114を積載方向に移動させるトレイ移動機構と、トレイ114に積載されたシートTの存在を検知するシート積載検知部(積載センサー282)と、シート積載検知部(積載センサー282)の積載信号S82に基づいてトレイ114に積載されたシートTの高さ位置を算出するシート位置算出部509と、シート位置算出部509によって検知されたシートの位置の情報に基づいて、トレイ114を積載方向において下げるように、トレイ移動機構を作動させるトレイ制御部507とを備える。
一対の揃え面部216、218が送出平面F1にほぼ平行状態に位置するように、トレイ114に積載されたシートTの積載量に応じてトレイ114を下げることができる。
シート揃え機構200は、揃え部材212、214をシフト方向(矢印Yの方向)に延びる回転軸(揃え部材回転軸222、224)の周りを回転させ、また、シフト方向(矢印Yの方向)に移動させる回転移動駆動機構300と、揃え部材212、214がシフト方向(矢印Yの方向)に延びる回転軸(揃え部材回転軸222、224)の周りを回転する回転範囲(収納位置R1−退避位置R2−待機位置R3)のうちの揃え部材が退避する回転退避位置(退避位置R2)に移動したことを検知する回転待機位置検知部(回転検知機構310)と、揃え部材212、214がシフト方向(矢印Yの方向)に移動させる移動範囲(退避位置A−待機位置B−揃え位置C−押さえ位置D)のうちの揃え部材212、214が待機する移動退避位置(退避位置A)に移動したことを検知する退避位置検知部(移動退避位置検知部342、344)と、回転待機位置検知部と退避位置検知部とから出力される検知信号に基づいて、回転移動駆動機構による揃え部材212、214の回転角度及び移動量の補正を行う後処理制御部500と、を備える。
このため、後処理装置100は、揃え部材212、214が退避位置に移動した状態で、回転移動駆動機構300の補正をすることができる。従って、一対の揃え部材212、214の位置が制御すべき位置からずれにくい。
回転退避位置は、送出ローラ対113b、113cから送出方向Fに延びる仮想的な平面である送出平面F1よりも積載方向において上側である。また、移動退避位置は、シフト方向(矢印Yの方向)における、送出ローラ対113b、113cから送り出されるシートTの両端よりも外側である。
このため、揃え部材212、214の退避位置は、送出ローラ対113b、113cから送り出されるシートTが移動する範囲の外になる。
後処理装置100は、トレイ114に積載されるシートTの通過を検知するシート通過検知部(シート排出検知センサー384)を備え、後処理制御部500は、回転移動駆動機構の補正を、シート通過検知部から出力される検知信号に基づいて行われる。
このため、シートTが送出ローラ対113b、113cから送り出されていないときに、回転移動駆動機構300の補正を行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されていることなく、種々の形態を採用することができる。
トレイ降下工程(ステップST8)では、CPU501は、積載センサー282を用いて最上部にあるシートTの位置を検知していたが、これに限定されない。例えば、CPU501は、枚数カウント部502にトレイ114に積載されたシートTの枚数を数えさせて、所定の枚数を超えた場合、トレイ114を降下させるように、トレイ制御部507を制御するようにしてもよい。
後処理装置100の種類は、特に限定がなく、シートに各種の後処理を行うものであればよい。
画像形成装置1の種類は、特に限定がなく、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、又はこれらの複合機などであってもよい。
シートTは、例えば、用紙や、フィルムシートであってもよい。
1……コピー機(画像形成装置)、2……コピー機本体(画像形成装置本体)、2a……画像形成装置本体制御部、100……後処理装置、113……第1排出部、113a……送り出し回転軸、113b、113c……送出ローラ対、113d……送出回転軸駆動部、114……トレイ、114b……領域、200……シート揃え機構、212、214……揃え部材、216……揃え面部、218……揃え面部、222、224……揃え部材回転軸(回転軸、揃え部材支持部)、226……案内用レール(揃え部材支持部)、230……揃え部材回転駆動部、252、254……案内用台座部、262、264……シフト用駆動部(台座搬送機構)、272、274……カップリング、275、276……ハブ部、282……積載センサー(シート積載検知部)、292……トレイ上下移動駆動部(トレイ移動機構)、300……回転移動駆動機構、310……回転検知機構(回転待機位置検知部)、312……退避確認センサー、314……揃えセット確認センサー、316……回転円板、316a、316b……切り欠き部、320a、320b……台座搬送機構、342、344……移動退避位置検知部(退避位置検知部)、350……回転伝達機構、384……シート排出検知センサー(シート通過検知部)、500……後処理制御部、501……CPU、502……枚数カウント部、503……送出回転軸駆動制御部、504……部回転駆動制御部、505、506……シフト用駆動制御部、507……トレイ制御部、508……計時部、509……シート位置算出部、A……退避位置(移動退避位置)、B……揃え位置、C……待機位置、D……押さえ位置、F……送出方向、F1……送出平面、M……後処理装置本体、R1……収納位置、R2……退避位置(回転退避位置)、R3……待機位置、S12……退避信号、S14……確認信号、S42……待機検知信号、S44……待機検知信号、S82……積載信号、S84……排出検知信号、T……シート、Y……シフト方向、Z……積載方向

Claims (6)

  1. 搬送されたシートを挟んで送出方向に送り出す送出ローラ対と、
    前記送出ローラ対によって送り出されたシートを積載方向に積載するトレイと、
    前記積載されたシートを前記送出方向及び前記積載方向と直交するシフト方向に移動させて揃えるシート揃え機構と、を備え、
    前記シート揃え機構は、
    前記積載方向において前記トレイの上側の領域に入り込むように延びる一対の揃え面部であって前記シフト方向における前記シートの端部を揃える一対の揃え面部を有する一対の揃え部材と、
    前記積載方向において前記トレイに対して前記シートが積載される側の領域内において前記一対の揃え部材を回転可能に支持する一対の揃え部材回転軸と、
    前記一対の揃え部材を前記一対の揃え部材回転軸の周りを回転させる揃え部材回転駆動部と、
    前記積載方向において前記一対の揃え部材回転軸に対して前記トレイとは反対側に配置されかつ前記シフト方向に延びる案内用レールと、
    前記案内用レールに前記シフト方向に移動可能に取り付けられた一対の案内用台座部であって前記一対の揃え部材及び前記一対の揃え部材回転軸が取り付けられている一対の案内用台座部と、
    前記一対の案内用台座を前記シフト方向に移動させる一対の台座搬送機構と、を有し、
    前記一対の揃え部材回転軸は、前記積載方向において、前記一対の揃え部材回転軸の下側と、前記送出ローラ対から前記送出方向に延びる仮想的な平面である送出平面との間の距離が、前記一対の揃え部材回転軸の直径の2倍の距離よりも短いように、前記一対の台座搬送機構に取り付けられている、後処理装置。
  2. 前記一対の揃え部材回転軸は、前記送出平面よりも上側に配置されている、請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記一対の揃え部材は、それぞれ、前記一対の揃え部材回転軸の周りを回る一対のカップリングを有し、
    前記一対のカップリングは、前記一対の揃え部材回転軸の回転方向において、互いに所定の角度だけ相対的に回転可能に連結している一対のハブ部を有し、
    前記一対の揃え面部のそれぞれは、前記一対のカップリングのそれぞれの前記一対のハブ部の一方に相対的に回転不能に取り付けられており、
    前記一対の揃え部材回転駆動部のそれぞれは、前記一対のカップリングのそれぞれの前記一対のハブ部の他方を回転させる、請求項1又は2に記載の後処理装置。
  4. 前記トレイを前記積載方向に移動させるトレイ移動機構と、
    前記トレイに積載されるシートの通過を検知するシート通過検知部と、
    前記シート通過検知部の検知信号に基づいて積載されたシートの枚数をカウントする枚数カウント部と、
    前記枚数カウント部によりカウントされた枚数に基づいて、前記トレイを前記積載方向に下げるように、前記トレイ移動機構を作動させるトレイ制御部と、を備える、請求項1から3のいずれかに記載の後処理装置。
  5. 前記トレイを前記積載方向に移動させるトレイ移動機構と、
    前記トレイに積載されたシートの存在を検知するシート積載検知部と、
    前記シート積載検知部の検知信号に基づいて前記トレイに積載されたシートの高さ位置を算出するシート位置算出部と、
    前記シート位置算出部によって検知されたシートの位置の情報に基づいて、前記トレイを前記積載方向に下げるように、前記トレイ移動機構を作動させるトレイ制御部と、を備える、請求項1から3のいずれかに記載の後処理装置。
  6. シートに画像を形成する画像形成装置本体と、
    請求項1から5のいずれかに記載の後処理装置と、を備える画像形成装置。
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