JP2000219404A - シート処理装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート処理装置およびこれを備えた画像形成装置Info
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- JP2000219404A JP2000219404A JP11023132A JP2313299A JP2000219404A JP 2000219404 A JP2000219404 A JP 2000219404A JP 11023132 A JP11023132 A JP 11023132A JP 2313299 A JP2313299 A JP 2313299A JP 2000219404 A JP2000219404 A JP 2000219404A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 束押し部材によって確実に回動部材を回動さ
せて、束押し部材のホームポジションの検知精度を高め
るようにした。 【解決手段】 後処理トレイ30上に積載されたシート
束を束排出ベルト60の旋回動作に伴って束押し部材6
0aによって搬送する際に、束押し部材60aが当接す
る回動レバー71によって束押し部材60aが転倒して
しまうのを束排出ベルト60のプーリ61に設けた転倒
防止つば61aによって防止するようにした。
せて、束押し部材のホームポジションの検知精度を高め
るようにした。 【解決手段】 後処理トレイ30上に積載されたシート
束を束排出ベルト60の旋回動作に伴って束押し部材6
0aによって搬送する際に、束押し部材60aが当接す
る回動レバー71によって束押し部材60aが転倒して
しまうのを束排出ベルト60のプーリ61に設けた転倒
防止つば61aによって防止するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、印
刷機およびレーザビームプリンタなどの画像形成装置に
係り、詳しくは画像形成後に排出されるシートの整合や
綴じなどの処理を行うシート処理装置およびこれを備え
た画像形成装置に関するものである。
刷機およびレーザビームプリンタなどの画像形成装置に
係り、詳しくは画像形成後に排出されるシートの整合や
綴じなどの処理を行うシート処理装置およびこれを備え
た画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置においては、画像形
成のために各機器内をシートが搬送され、画像形成後
に、シート処理装置の処理トレイ上に搬送されることに
なる。そして、シート処理装置では、処理トレイ上に所
定枚数のシートを積載させて整合させ、必要に応じてス
テイプルなどによって綴じ操作を行っている。この場
合、処理トレイ上に積載されたシートの搬送方向を整合
させるために、処理トレイを斜めに配設して排紙ローラ
によって画像形成装置から1枚ずつ排出されたシートを
シート処理装置の後端ストッパに当接するまで引き込む
とともに、シート搬送方向に対して直交する幅方向を整
合させるために、整合部材を適宜移動させるようにして
いる。
成のために各機器内をシートが搬送され、画像形成後
に、シート処理装置の処理トレイ上に搬送されることに
なる。そして、シート処理装置では、処理トレイ上に所
定枚数のシートを積載させて整合させ、必要に応じてス
テイプルなどによって綴じ操作を行っている。この場
合、処理トレイ上に積載されたシートの搬送方向を整合
させるために、処理トレイを斜めに配設して排紙ローラ
によって画像形成装置から1枚ずつ排出されたシートを
シート処理装置の後端ストッパに当接するまで引き込む
とともに、シート搬送方向に対して直交する幅方向を整
合させるために、整合部材を適宜移動させるようにして
いる。
【0003】また、シート処理装置には、処理トレイ上
に積載整合されたシート束をスタックトレイ上に排出さ
せるベルトが張設されている。このベルトには、処理ト
レイ上に突出して束押し部材が設けられている。この束
押し部材は、シートを後端ストッパに当接させるまで引
き込む場合に、後端ストッパよりシート搬送方向後方の
ホームポジションに待機させる必要がある。そのため
に、束押し部材の近傍には、フォトセンサなどの位置検
知センサを設け、束押し部材によって回動するレバーに
よりフォトセンサをオンオフさせてモータを介してベル
トの旋回を制御させている。すなわち、レバーがフォト
センサの光を1回遮ることにより位置検知センサは検知
信号を制御手段を介してモータに送り、束押し部材をホ
ームポジションにまで移動するようにベルトを周回させ
る。
に積載整合されたシート束をスタックトレイ上に排出さ
せるベルトが張設されている。このベルトには、処理ト
レイ上に突出して束押し部材が設けられている。この束
押し部材は、シートを後端ストッパに当接させるまで引
き込む場合に、後端ストッパよりシート搬送方向後方の
ホームポジションに待機させる必要がある。そのため
に、束押し部材の近傍には、フォトセンサなどの位置検
知センサを設け、束押し部材によって回動するレバーに
よりフォトセンサをオンオフさせてモータを介してベル
トの旋回を制御させている。すなわち、レバーがフォト
センサの光を1回遮ることにより位置検知センサは検知
信号を制御手段を介してモータに送り、束押し部材をホ
ームポジションにまで移動するようにベルトを周回させ
る。
【0004】なお、レバーには、束押し部材による押圧
力が解除された状態では、ホームポジションに待機して
いる束押し部材が移動したときに当接する位置に戻るよ
うに付勢された付勢バネが設けられている。
力が解除された状態では、ホームポジションに待機して
いる束押し部材が移動したときに当接する位置に戻るよ
うに付勢された付勢バネが設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来のシート処理装置において束押し部材を周
回移動させるベルトはゴムなどの柔軟性を有する材料に
よって形成され、かつレバーには付勢バネによって一方
向への戻し力が作用しているので、束押し部材によって
レバーを押して位置検知センサをオンオフさせる際に、
レバーに作用している戻し力によってベルトがねじれて
しまい、束押し部材によってレバーを確実に回動させる
ことができないことがあり、位置検知センサが検知信号
を確実に発信しないことがある。
たように従来のシート処理装置において束押し部材を周
回移動させるベルトはゴムなどの柔軟性を有する材料に
よって形成され、かつレバーには付勢バネによって一方
向への戻し力が作用しているので、束押し部材によって
レバーを押して位置検知センサをオンオフさせる際に、
レバーに作用している戻し力によってベルトがねじれて
しまい、束押し部材によってレバーを確実に回動させる
ことができないことがあり、位置検知センサが検知信号
を確実に発信しないことがある。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みなされたもの
で、束押し部材によって確実に回動部材を回動させるこ
とができるようにしたシート処理装置およびこれを備え
た画像形成装置を提供することを目的とする。
で、束押し部材によって確実に回動部材を回動させるこ
とができるようにしたシート処理装置およびこれを備え
た画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明に係るシート処理装置は、シ
ートを積載する積載手段と、該積載手段から外部にシー
ト束を搬送させるために前記積載手段上に突出している
束押し部材を有する搬送手段と、前記束押し部材を検知
して待機位置に位置させる位置検知手段とを備えたもの
であって、前記位置検知手段は、前記束押し部材が当接
することにより回動する回動部材と、該回動部材の回動
に伴って検知信号を送信するセンサ部材とを有し、前記
搬送手段に、前記束押し部材が前記回動部材に当接した
際に該束押し部材の転倒を防止する転倒防止部材を設け
たことを特徴とする。
めに、請求項1記載の発明に係るシート処理装置は、シ
ートを積載する積載手段と、該積載手段から外部にシー
ト束を搬送させるために前記積載手段上に突出している
束押し部材を有する搬送手段と、前記束押し部材を検知
して待機位置に位置させる位置検知手段とを備えたもの
であって、前記位置検知手段は、前記束押し部材が当接
することにより回動する回動部材と、該回動部材の回動
に伴って検知信号を送信するセンサ部材とを有し、前記
搬送手段に、前記束押し部材が前記回動部材に当接した
際に該束押し部材の転倒を防止する転倒防止部材を設け
たことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、前記搬送手
段は、巻き掛け帯を一対の回転手段間に張設した構成で
ある。
段は、巻き掛け帯を一対の回転手段間に張設した構成で
ある。
【0009】請求項3記載の発明は、前記回転手段に前
記転倒防止つばを設けた。
記転倒防止つばを設けた。
【0010】請求項4記載の発明に係る画像形成装置
は、シートに画像形成する画像形成手段と、該画像形成
手段から搬送された該シートを積載整合する請求項1な
いし3のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備え
たことを特徴とする。
は、シートに画像形成する画像形成手段と、該画像形成
手段から搬送された該シートを積載整合する請求項1な
いし3のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備え
たことを特徴とする。
【0011】[作用]以上の構成に基づいて、積載手段
上に積載されたシート束を搬送手段の旋回動作に伴って
束押し部材によって搬送する際に、束押し部材が当接す
る回動部材によって該束押し部材が転倒してしまうのを
前記搬送手段に設けた転倒防止部材によって防止するよ
うにした。
上に積載されたシート束を搬送手段の旋回動作に伴って
束押し部材によって搬送する際に、束押し部材が当接す
る回動部材によって該束押し部材が転倒してしまうのを
前記搬送手段に設けた転倒防止部材によって防止するよ
うにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【0013】〈第1の実施の形態〉図1は本発明に係る
シート処理装置の概略構成を示す断面図、図2は本発明
に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図、図3は本
発明に係るシート処理装置の後処理トレイ上に設けられ
た整合部材の移動機構を示す平面図、図4は同上のシー
ト処理装置において、戻しローラおよび束排出ベルトを
抽出して示す概略構成図、図5(a)〜(d)は同上の
シート処理装置において、戻しローラおよび束排出ベル
トを抽出して示す動作説明図、図6は同上のシート処理
装置におけるスタックトレイの移動機構を示す断面図、
図7は図6の矢印B方向から見た図、図8は同上のシー
ト処理装置において、ノンソートモード時およびソート
モード時の整合部材の待機位置を示す平面図、図9は同
上のシート処理装置において、ノンソートモード時およ
びソートモード時の整合部材の第1整合位置を示す平面
図、図10は同上のシート処理装置において、ノンソー
トモード時およびソートモード時の整合部材の第2整合
位置を示す平面図、図11は同上のシート処理装置にお
いて、ステイプルソートモード時の整合部材の動作を説
明する図、図12は同上のシート処理装置のスライドユ
ニットを分解した状態を示す斜視図、図13(a)
(b)は同じくスライドユニットを画像形成装置本体に
取り付ける状態を説明する図、図14は同上のシート処
理装置の画像形成装置本体との接合面を示す斜視図、図
15は同上のシート処理装置の接合面側に設けられた針
補給口を拡大して示す図、図16は同上のシート処理装
置に設けられた位置検知機構を示す断面図、図17は同
じく位置検知機構を示す平面図、図18は同上のシート
処理装置の束押し部材をホームポジションに待機させる
制御ブロック図である。
シート処理装置の概略構成を示す断面図、図2は本発明
に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図、図3は本
発明に係るシート処理装置の後処理トレイ上に設けられ
た整合部材の移動機構を示す平面図、図4は同上のシー
ト処理装置において、戻しローラおよび束排出ベルトを
抽出して示す概略構成図、図5(a)〜(d)は同上の
シート処理装置において、戻しローラおよび束排出ベル
トを抽出して示す動作説明図、図6は同上のシート処理
装置におけるスタックトレイの移動機構を示す断面図、
図7は図6の矢印B方向から見た図、図8は同上のシー
ト処理装置において、ノンソートモード時およびソート
モード時の整合部材の待機位置を示す平面図、図9は同
上のシート処理装置において、ノンソートモード時およ
びソートモード時の整合部材の第1整合位置を示す平面
図、図10は同上のシート処理装置において、ノンソー
トモード時およびソートモード時の整合部材の第2整合
位置を示す平面図、図11は同上のシート処理装置にお
いて、ステイプルソートモード時の整合部材の動作を説
明する図、図12は同上のシート処理装置のスライドユ
ニットを分解した状態を示す斜視図、図13(a)
(b)は同じくスライドユニットを画像形成装置本体に
取り付ける状態を説明する図、図14は同上のシート処
理装置の画像形成装置本体との接合面を示す斜視図、図
15は同上のシート処理装置の接合面側に設けられた針
補給口を拡大して示す図、図16は同上のシート処理装
置に設けられた位置検知機構を示す断面図、図17は同
じく位置検知機構を示す平面図、図18は同上のシート
処理装置の束押し部材をホームポジションに待機させる
制御ブロック図である。
【0014】図1において、1は上部に循環式原稿搬送
装置(RDF)305が搭載されている画像形成装置3
00に対して着脱自在に装着されたシート処理装置とし
てのフィニッシャである。
装置(RDF)305が搭載されている画像形成装置3
00に対して着脱自在に装着されたシート処理装置とし
てのフィニッシャである。
【0015】画像形成装置300は、図2に示すよう
に、循環式原稿搬送装置305により原稿が自動的に送
られて画像読取部306により画像が読み取られる。そ
して、図示しないコントローラにより読み取った画像情
報に応じてレーザ発振器に信号が送られ、レーザ光が発
せられる。
に、循環式原稿搬送装置305により原稿が自動的に送
られて画像読取部306により画像が読み取られる。そ
して、図示しないコントローラにより読み取った画像情
報に応じてレーザ発振器に信号が送られ、レーザ光が発
せられる。
【0016】次に、このレーザ光が回転しているポリゴ
ンミラー309に反射して更に反射ミラー310により
再び折り返して表面が一様に帯電された画像形成手段と
なる電子写真感光体ドラム312上に照射され、静電潜
像が形成される。感光体ドラム312上の静電潜像は現
像器311により現像された後、紙やOHPシートなど
で構成されるシートS上にトナー画像として転写され
る。
ンミラー309に反射して更に反射ミラー310により
再び折り返して表面が一様に帯電された画像形成手段と
なる電子写真感光体ドラム312上に照射され、静電潜
像が形成される。感光体ドラム312上の静電潜像は現
像器311により現像された後、紙やOHPシートなど
で構成されるシートS上にトナー画像として転写され
る。
【0017】シートSはシート給送手段を構成するピッ
クアップローラ313によりシートカセット351,3
52から適宜選択的に繰り出され、分離手段307によ
り分離されて1枚ずつ給送され、レジ前ローラ対31
6,317によりレジストローラ対314,315まで
搬送され、該レジストローラ対314,315により斜
行が矯正されて感光体ドラム312の回転に同期して該
感光体ドラム312とこれに対向する転写装置との間に
搬送される。この際に前記転写装置の作用により感光体
ドラム312に形成されたトナー画像がシートSに転写
される。
クアップローラ313によりシートカセット351,3
52から適宜選択的に繰り出され、分離手段307によ
り分離されて1枚ずつ給送され、レジ前ローラ対31
6,317によりレジストローラ対314,315まで
搬送され、該レジストローラ対314,315により斜
行が矯正されて感光体ドラム312の回転に同期して該
感光体ドラム312とこれに対向する転写装置との間に
搬送される。この際に前記転写装置の作用により感光体
ドラム312に形成されたトナー画像がシートSに転写
される。
【0018】その後、シートSは定着ローラ対301,
302に導かれ、該定着ローラ対301,302により
加熱および加圧処理されてシートSに転写されたトナー
画像が永久定着される。定着ローラ対301,302は
各々定着上分離爪303、定着下分離爪304が接して
おり、これによりシートSは定着ローラ対301,30
2から分離される。
302に導かれ、該定着ローラ対301,302により
加熱および加圧処理されてシートSに転写されたトナー
画像が永久定着される。定着ローラ対301,302は
各々定着上分離爪303、定着下分離爪304が接して
おり、これによりシートSは定着ローラ対301,30
2から分離される。
【0019】分離されたシートSは排出ローラ対399
により画像形成装置300の外部へと搬送され、該画像
形成装置300に接続されたフィニッシャ1に導かれ
る。
により画像形成装置300の外部へと搬送され、該画像
形成装置300に接続されたフィニッシャ1に導かれ
る。
【0020】フィニッシャ1と画像形成装置300と
は、図1に示すようにフィニッシャ1の上部に回動自在
に軸支されたロックアーム2によって画像形成装置30
0に設けられたホールド部材3に位置決め結合される。
さらに、フィニッシャ1本体の下側には画像形成装置3
00本体に連結支持された図12および図13に示すよ
うな支持部材としてのスライドユニット4が取り付けら
れており、フィニッシャ1をシート搬送方向(図1のY
方向)に移動自在に構成している。
は、図1に示すようにフィニッシャ1の上部に回動自在
に軸支されたロックアーム2によって画像形成装置30
0に設けられたホールド部材3に位置決め結合される。
さらに、フィニッシャ1本体の下側には画像形成装置3
00本体に連結支持された図12および図13に示すよ
うな支持部材としてのスライドユニット4が取り付けら
れており、フィニッシャ1をシート搬送方向(図1のY
方向)に移動自在に構成している。
【0021】すなわち、フィニッシャ1の底部に取付け
られたスライドユニット4は、外側レール部4aと、こ
の外側レール部4aに対してスライド可能の内側レール
部4bと、内側レール部4bの先端が取付けられる支持
脚4cと、この支持脚4cの上端の一側面に設けられた
フック部4dとを備え、このフック部4dを画像形成装
置300本体に穿設された角孔部300aに係合させて
構成したものである。また、角孔部300aに対するフ
ック部4dの大きさの関係は、フック部4dを角孔部3
00aに係合させた際に、幅方向に隙間が生じる。この
ため、フィニッシャ1を画像形成装置300に装着する
際、大きな角孔部300aに対してフック部4dを介し
てレール部をセットできるので、セットし易い。また、
レール部はセットした状態でフィニッシャ1の重量を支
えているので、手を離しても問題はない。さらに、その
後はスラストの位置決めをするための位置決め板11を
挿入するだけなので、位置決め板11の挿入はほとんど
力のいらない極めて容易な作業となり、作業性が向上で
きる。つまり、角孔部300aにフック部4dを係合さ
せた状態では、位置決め板11の一端側をフック部4d
を係合させた角孔部300aの隙間に嵌合させ、他端側
を支持脚4cにねじなどで止着するだけでよい。これに
より、フィニッシャ1本体を画像形成装置300本体に
スライド可能に連結支持されることになる。
られたスライドユニット4は、外側レール部4aと、こ
の外側レール部4aに対してスライド可能の内側レール
部4bと、内側レール部4bの先端が取付けられる支持
脚4cと、この支持脚4cの上端の一側面に設けられた
フック部4dとを備え、このフック部4dを画像形成装
置300本体に穿設された角孔部300aに係合させて
構成したものである。また、角孔部300aに対するフ
ック部4dの大きさの関係は、フック部4dを角孔部3
00aに係合させた際に、幅方向に隙間が生じる。この
ため、フィニッシャ1を画像形成装置300に装着する
際、大きな角孔部300aに対してフック部4dを介し
てレール部をセットできるので、セットし易い。また、
レール部はセットした状態でフィニッシャ1の重量を支
えているので、手を離しても問題はない。さらに、その
後はスラストの位置決めをするための位置決め板11を
挿入するだけなので、位置決め板11の挿入はほとんど
力のいらない極めて容易な作業となり、作業性が向上で
きる。つまり、角孔部300aにフック部4dを係合さ
せた状態では、位置決め板11の一端側をフック部4d
を係合させた角孔部300aの隙間に嵌合させ、他端側
を支持脚4cにねじなどで止着するだけでよい。これに
より、フィニッシャ1本体を画像形成装置300本体に
スライド可能に連結支持されることになる。
【0022】なお、本実施の形態では、支持脚4cの上
端の一側面にフック部4dを設ける説明をしたが、フッ
ク部4dを支持脚4cの上端の幅方向両側に設けて、位
置決め板を角孔部300aに係合した状態のフック部の
間に嵌合させて位置決めしたり、支持脚4cの幅方向ほ
ぼ中央にフック部を設け、位置決め板をこのフック部の
両側の角孔部に嵌合させて位置決めしてもよい。
端の一側面にフック部4dを設ける説明をしたが、フッ
ク部4dを支持脚4cの上端の幅方向両側に設けて、位
置決め板を角孔部300aに係合した状態のフック部の
間に嵌合させて位置決めしたり、支持脚4cの幅方向ほ
ぼ中央にフック部を設け、位置決め板をこのフック部の
両側の角孔部に嵌合させて位置決めしてもよい。
【0023】10はフィニッシャ1本体に設けたステイ
プルユニットであり、このステイプルユニット10は後
述する積載手段としての後処理トレイ30上のシート束
に対して綴じ処理(ステイプル処理)を行うものであ
る。また、ステイプルユニット10はフィニッシャ1本
体の奥側の画像形成装置300本体との接合面1aに針
カートリッジ12の針補給口13が設けられている。そ
して、後処理トレイ30上に積載されたシート束をステ
イプル処理する場合、排出ローラ対399により画像形
成装置300本体からフィニッシャ1本体に搬送される
シートSはその後端が搬送ローラ対9から抜け出ると、
後処理トレイ30上に落下し、スイッチバックして後処
理トレイ30上を後端ストッパ31まで滑り落ちるため
に、後処理トレイ30上のシート束は、フェイスダウン
状態で後処理トレイ30上に積載されることになる。
プルユニットであり、このステイプルユニット10は後
述する積載手段としての後処理トレイ30上のシート束
に対して綴じ処理(ステイプル処理)を行うものであ
る。また、ステイプルユニット10はフィニッシャ1本
体の奥側の画像形成装置300本体との接合面1aに針
カートリッジ12の針補給口13が設けられている。そ
して、後処理トレイ30上に積載されたシート束をステ
イプル処理する場合、排出ローラ対399により画像形
成装置300本体からフィニッシャ1本体に搬送される
シートSはその後端が搬送ローラ対9から抜け出ると、
後処理トレイ30上に落下し、スイッチバックして後処
理トレイ30上を後端ストッパ31まで滑り落ちるため
に、後処理トレイ30上のシート束は、フェイスダウン
状態で後処理トレイ30上に積載されることになる。
【0024】このステイプルユニット10は内側レール
部4bに対して外側レール4aをスライドさせてフィニ
ッシャ1を画像形成装置300本体から離間させた際
に、図14に示すように針カートリッジ12の針補給口
13が露出するように構成されている。本実施の形態の
説明では、このステイプルユニット10の構成の説明は
省略するが、通常市販されている電動あるいはモータ駆
動の自動ホチキス装置の構成とほぼ同一のもので、シー
トSに対してステイプル針を打ち込んでシート束を綴じ
る。
部4bに対して外側レール4aをスライドさせてフィニ
ッシャ1を画像形成装置300本体から離間させた際
に、図14に示すように針カートリッジ12の針補給口
13が露出するように構成されている。本実施の形態の
説明では、このステイプルユニット10の構成の説明は
省略するが、通常市販されている電動あるいはモータ駆
動の自動ホチキス装置の構成とほぼ同一のもので、シー
トSに対してステイプル針を打ち込んでシート束を綴じ
る。
【0025】また、画像形成装置300またはフィニッ
シャ1内でのシート搬送不良などが発生し、いずれかの
本体内に滞留しているシートSを取り出す際、ロックア
ーム2をX方向に回動させてフィニッシャ1本体がスラ
イドユニット4上を矢印Y方向に移動可能とさせて画像
形成装置300本体との接合を離間させる。
シャ1内でのシート搬送不良などが発生し、いずれかの
本体内に滞留しているシートSを取り出す際、ロックア
ーム2をX方向に回動させてフィニッシャ1本体がスラ
イドユニット4上を矢印Y方向に移動可能とさせて画像
形成装置300本体との接合を離間させる。
【0026】排出ローラ対399より排出されたシート
Sはフィニッシャ1内の上ガイド5および下ガイド6に
よって形成されるシートパス7によってさらに下流に送
り込まれる。8はシート検知センサであり、通過シート
の検知および滞留シートの検知などを行う。9は搬送ロ
ーラ対であり、排出ローラ9aと、排出ローラ9aに押
圧する排出コロ9bとからなる。
Sはフィニッシャ1内の上ガイド5および下ガイド6に
よって形成されるシートパス7によってさらに下流に送
り込まれる。8はシート検知センサであり、通過シート
の検知および滞留シートの検知などを行う。9は搬送ロ
ーラ対であり、排出ローラ9aと、排出ローラ9aに押
圧する排出コロ9bとからなる。
【0027】後処理トレイ30はシートSを一時的に集
積し、整合、仕分けおよび綴じ(ステイプル)処理など
を行うための中間トレイとして構成される。
積し、整合、仕分けおよび綴じ(ステイプル)処理など
を行うための中間トレイとして構成される。
【0028】60は後処理トレイ30上のシートSを束
搬送してスタックトレイ80上に束排出する搬送手段と
しての左右一対の束排出ベルト(巻掛け帯)であり、こ
の束排出ベルト60,60には、図4に示すようにシー
トS束をスタックトレイ80に搬送させる際に、シート
束の後端を押す束押し部材60a,60aが突設されて
いる。束排出ベルト60,60によって挟まれる領域内
には、後処理トレイ30上の幅方向の異なる位置に整合
部材41,42によって仕分け処理(オフセット処理)
されるシートSの重心Cおよびステイプル処理されるシ
ートS束の重心Cが存在するように幅方向に離間して束
排出ベルト60,60が配置され、オフセット処理され
るシートSの重心Cおよびステイプル処理されるシート
S束の重心が幅方向に離間した異なる位置に束押し部材
60a,60aが設けられている。
搬送してスタックトレイ80上に束排出する搬送手段と
しての左右一対の束排出ベルト(巻掛け帯)であり、こ
の束排出ベルト60,60には、図4に示すようにシー
トS束をスタックトレイ80に搬送させる際に、シート
束の後端を押す束押し部材60a,60aが突設されて
いる。束排出ベルト60,60によって挟まれる領域内
には、後処理トレイ30上の幅方向の異なる位置に整合
部材41,42によって仕分け処理(オフセット処理)
されるシートSの重心Cおよびステイプル処理されるシ
ートS束の重心Cが存在するように幅方向に離間して束
排出ベルト60,60が配置され、オフセット処理され
るシートSの重心Cおよびステイプル処理されるシート
S束の重心が幅方向に離間した異なる位置に束押し部材
60a,60aが設けられている。
【0029】20は後処理トレイユニットであり、画像
形成装置300からのシートSを搬送する搬送部と、後
処理トレイ30で後処理されたシートS束を受け取り収
容するスタックトレイ80との間に配設される。
形成装置300からのシートSを搬送する搬送部と、後
処理トレイ30で後処理されたシートS束を受け取り収
容するスタックトレイ80との間に配設される。
【0030】そして、後処理トレイユニット20は、後
処理トレイ30、整合手段40、戻しローラ50a,5
0b、束排出ベルト60を有して構成されている。
処理トレイ30、整合手段40、戻しローラ50a,5
0b、束排出ベルト60を有して構成されている。
【0031】後処理トレイ30は、図1に示すように、
シート搬送方向下流側(図1の左側)を上方に、シート
搬送方向上流側(図1の右側)を下方に傾斜して配設さ
れており、下方の端部には後端ストッパ31が設けられ
ている。
シート搬送方向下流側(図1の左側)を上方に、シート
搬送方向上流側(図1の右側)を下方に傾斜して配設さ
れており、下方の端部には後端ストッパ31が設けられ
ている。
【0032】搬送ローラ対9により排出されたシートS
は自重および後述する戻しローラ50a,50bの作用
によりシートSの後端が後端ストッパ31に当接するま
で後処理トレイ30上を滑走する。
は自重および後述する戻しローラ50a,50bの作用
によりシートSの後端が後端ストッパ31に当接するま
で後処理トレイ30上を滑走する。
【0033】また、束排出ベルト60,60は、モータ
70からの駆動力を受けてシート搬送方向に後述する束
押し部材60aを移動させることにより、後処理トレイ
30上に積載されたシートS束をスタックトレイ80上
に排出することになる。なお、本実施の形態では、1本
の束排出ベルト60に等間隔に2個の束押し部材60a
が設けられ、一方の束押し部材60aによってシート束
Sをスタックトレイ80に搬送させた後に、この束押し
部材60aは後端ストッパ31より後方のホームポジシ
ョンに待機するように構成されている。
70からの駆動力を受けてシート搬送方向に後述する束
押し部材60aを移動させることにより、後処理トレイ
30上に積載されたシートS束をスタックトレイ80上
に排出することになる。なお、本実施の形態では、1本
の束排出ベルト60に等間隔に2個の束押し部材60a
が設けられ、一方の束押し部材60aによってシート束
Sをスタックトレイ80に搬送させた後に、この束押し
部材60aは後端ストッパ31より後方のホームポジシ
ョンに待機するように構成されている。
【0034】次に、束排出ベルト60の機能・作用を図
3ないし図5を用いて説明する。
3ないし図5を用いて説明する。
【0035】束排出ベルト60は束押し部材60aの転
倒を防止する転倒防止部材としての転倒防止つば61a
が設けられた駆動側プーリ61と従動側プーリ62との
間に張設されている。また、駆動側プーリ61はギア6
3、ワンウェイギア64、タイミングベルト59を介し
てモータ70に連結されており、ワンウェイギア64
は、モータ70が時計回り方向に回転したときのみ、ギ
ア63に駆動力を伝達する。
倒を防止する転倒防止部材としての転倒防止つば61a
が設けられた駆動側プーリ61と従動側プーリ62との
間に張設されている。また、駆動側プーリ61はギア6
3、ワンウェイギア64、タイミングベルト59を介し
てモータ70に連結されており、ワンウェイギア64
は、モータ70が時計回り方向に回転したときのみ、ギ
ア63に駆動力を伝達する。
【0036】また、束排出ベルト60,60には図4に
示すように束押し部材60a,60aより旋回方向後方
に所定の間隔離してアシスト部材としての積載補助板6
0b,60bが突設されている。この積載補助板60
b,60bは、後処理トレイ30より搬送方向の長さが
長いシートSが落下してしまうのを防止するもので、一
方の束押し部材60a,60aがホームポジションに位
置しているときは、これに対応した一方の積載補助板6
0b,60bがシート搬送方向下流側(図4の従動側プ
ーリ62側)に突出して搬送ローラ対9から搬送されて
くるシートSがスタックトレイ80に落下しないように
受け止めている。この積載補助板60bは低摩擦部材と
してのフッ素樹脂によって被覆されている。
示すように束押し部材60a,60aより旋回方向後方
に所定の間隔離してアシスト部材としての積載補助板6
0b,60bが突設されている。この積載補助板60
b,60bは、後処理トレイ30より搬送方向の長さが
長いシートSが落下してしまうのを防止するもので、一
方の束押し部材60a,60aがホームポジションに位
置しているときは、これに対応した一方の積載補助板6
0b,60bがシート搬送方向下流側(図4の従動側プ
ーリ62側)に突出して搬送ローラ対9から搬送されて
くるシートSがスタックトレイ80に落下しないように
受け止めている。この積載補助板60bは低摩擦部材と
してのフッ素樹脂によって被覆されている。
【0037】束排出ベルト60には、図4に示すように
積載補助板60bの根元部60cが嵌合する突出部60
dおよびスタックトレイ80上のシートSがスタックト
レイ80の昇降などにより1枚捲れてシートSの弾性に
よって根元部60cと束排出ベルト60との間に入り込
むのを防ぐ入り込み防止突起部60eが一体に突出され
ている。
積載補助板60bの根元部60cが嵌合する突出部60
dおよびスタックトレイ80上のシートSがスタックト
レイ80の昇降などにより1枚捲れてシートSの弾性に
よって根元部60cと束排出ベルト60との間に入り込
むのを防ぐ入り込み防止突起部60eが一体に突出され
ている。
【0038】束押し部材60aをホームポジションに待
機させるための位置検知機構は、図16および図17に
示すように駆動側プーリ61の近傍に設けられている。
機させるための位置検知機構は、図16および図17に
示すように駆動側プーリ61の近傍に設けられている。
【0039】すなわち、一方の束排出ベルト60の駆動
側プーリ61の側方には、束押し部材60aの旋回経路
中に一端側が臨出する回動部材としての回動レバー71
が設けられている。そして、この回動レバー71の他端
側には、フォトセンサなどのセンサ部材72が設けら
れ、回動レバー71の回動によってセンサ部材72が検
知信号を送信するように構成されている。モータ70か
ら伝達される回転力によって駆動側プーリ61を介して
束排出ベルト60,60が旋回すると、束押しベルト6
0aと回動レバー71とが当接して回動レバー71によ
ってセンサ部材72が検知信号を送信する。この検知信
号は図18に示す制御手段としてのフィニッシャコント
ローラ回路73に送信される。フィニッシャコントロー
ラ回路73はモータ70を制御して束押し部材60aと
回動レバー71との当接が解除されるホームポジション
において束押し部材60aを一旦停止させ、この束押し
部材60aより前方に位置している後端ストッパ31に
よって搬送ローラ対9から後処理トレイ30上に搬送さ
れてくるシートSを受け止めさせる。そして、後処理ト
レイ30に所定枚数のシートSが積載されると、後端ス
トッパ31より後方のホームポジションに位置している
束押し部材60a,60aが束排出ベルト60,60の
旋回に伴ってシート束の後端を押し、このシート束をス
タックトレイ80上に排出させる。なお、回動レバー7
1およびセンサ部材72によって位置検知手段を構成し
ている。
側プーリ61の側方には、束押し部材60aの旋回経路
中に一端側が臨出する回動部材としての回動レバー71
が設けられている。そして、この回動レバー71の他端
側には、フォトセンサなどのセンサ部材72が設けら
れ、回動レバー71の回動によってセンサ部材72が検
知信号を送信するように構成されている。モータ70か
ら伝達される回転力によって駆動側プーリ61を介して
束排出ベルト60,60が旋回すると、束押しベルト6
0aと回動レバー71とが当接して回動レバー71によ
ってセンサ部材72が検知信号を送信する。この検知信
号は図18に示す制御手段としてのフィニッシャコント
ローラ回路73に送信される。フィニッシャコントロー
ラ回路73はモータ70を制御して束押し部材60aと
回動レバー71との当接が解除されるホームポジション
において束押し部材60aを一旦停止させ、この束押し
部材60aより前方に位置している後端ストッパ31に
よって搬送ローラ対9から後処理トレイ30上に搬送さ
れてくるシートSを受け止めさせる。そして、後処理ト
レイ30に所定枚数のシートSが積載されると、後端ス
トッパ31より後方のホームポジションに位置している
束押し部材60a,60aが束排出ベルト60,60の
旋回に伴ってシート束の後端を押し、このシート束をス
タックトレイ80上に排出させる。なお、回動レバー7
1およびセンサ部材72によって位置検知手段を構成し
ている。
【0040】次に、整合手段40の構成について図3を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0041】整合手段40は手前側と奥側の整合部材4
1,42がそれぞれ独立してシート搬送方向と直交する
方向(幅方向)に整合処理およびオフセット処理をする
ために移動可能に構成されており、整合部材41,42
は後処理トレイ30上に起立した状態でシートSの両側
端に当接して規制する整合面41a,42aと、後処理
トレイ30の幅方向に延びるラックギア41b,42b
とを備えている。
1,42がそれぞれ独立してシート搬送方向と直交する
方向(幅方向)に整合処理およびオフセット処理をする
ために移動可能に構成されており、整合部材41,42
は後処理トレイ30上に起立した状態でシートSの両側
端に当接して規制する整合面41a,42aと、後処理
トレイ30の幅方向に延びるラックギア41b,42b
とを備えている。
【0042】整合部材41,42は整合面41a,42
aが後処理トレイ30の上部にラックギア41b,42
bが後処理トレイ30の下部に配置されるように組み付
けられている。
aが後処理トレイ30の上部にラックギア41b,42
bが後処理トレイ30の下部に配置されるように組み付
けられている。
【0043】そして、それぞれのラックギア41b,4
2bには別々のピニオンギア43,44が噛合してお
り、このピニオンギア43,44は図示しないギヤなど
を介してそれぞれモータ45,46と連結されている。
2bには別々のピニオンギア43,44が噛合してお
り、このピニオンギア43,44は図示しないギヤなど
を介してそれぞれモータ45,46と連結されている。
【0044】これにより、モータ45,46の正逆転で
ピニオンギア43,44が回転し、このピニオンギア4
3,44に各別に噛合するラックギア41b,42bが
移動して整合部材41,42がシートSの幅方向に移動
する。
ピニオンギア43,44が回転し、このピニオンギア4
3,44に各別に噛合するラックギア41b,42bが
移動して整合部材41,42がシートSの幅方向に移動
する。
【0045】なお、それぞれの整合部材41,42には
ホームポジションを検知するセンサ47,48が設けら
れており、通常、整合部材41,42はホームポジショ
ンに待機している。本実施の形態では、整合部材41,
42のホームポジションは図3に示すように整合部材4
1が最手前側、整合部材42が最奥側に設定されてい
る。
ホームポジションを検知するセンサ47,48が設けら
れており、通常、整合部材41,42はホームポジショ
ンに待機している。本実施の形態では、整合部材41,
42のホームポジションは図3に示すように整合部材4
1が最手前側、整合部材42が最奥側に設定されてい
る。
【0046】次に、戻しローラ50a,50bの機能・
作用を図3ないし図5を用いて説明する。
作用を図3ないし図5を用いて説明する。
【0047】戻しローラ50a,50bは図4に示すよ
うに半円に満たない扇形状をしており、戻しローラ軸5
1に対して揺動可能に固定されている。バネ52は後処
理トレイ30上に積載されるシートSの積載量に応じて
同じ引込力でシートSを後端ストッパ31に向けて引き
込むように戻しローラ50a,50bのシートSに対す
る接触力を調整するものである。
うに半円に満たない扇形状をしており、戻しローラ軸5
1に対して揺動可能に固定されている。バネ52は後処
理トレイ30上に積載されるシートSの積載量に応じて
同じ引込力でシートSを後端ストッパ31に向けて引き
込むように戻しローラ50a,50bのシートSに対す
る接触力を調整するものである。
【0048】また、戻しローラ50a,50bは戻しロ
ーラ軸51に対して図3に示すようにシート幅方向に所
定の間隔で取り付けられており、円弧形状の外周面には
シリコンゴムなどの摩擦部材53が装着されている。そ
して、戻しローラ軸51の取付位置によって摩擦部材5
3が装着されている戻しローラ50aと摩擦部材53が
装着されていない戻しローラ50bとで構成されてい
る。
ーラ軸51に対して図3に示すようにシート幅方向に所
定の間隔で取り付けられており、円弧形状の外周面には
シリコンゴムなどの摩擦部材53が装着されている。そ
して、戻しローラ軸51の取付位置によって摩擦部材5
3が装着されている戻しローラ50aと摩擦部材53が
装着されていない戻しローラ50bとで構成されてい
る。
【0049】戻しローラ軸51は軸受54,55により
前後側板に対して回転自在、かつ後処理トレイ30に積
載されたシートSの厚み方向に移動自在に支持されてお
り、軸受54,55には押圧バネ56,57が装着され
ている。これにより戻しローラ軸51はシートSの積載
量に応じてシートSの厚み方向に移動する。すなわち、
押圧バネ56,57は、後処理トレイ30上に積載され
るシートSの積載量に対応したほぼ同じ押圧力により戻
しローラ50a,50bがシートSを押圧するために設
けられている。
前後側板に対して回転自在、かつ後処理トレイ30に積
載されたシートSの厚み方向に移動自在に支持されてお
り、軸受54,55には押圧バネ56,57が装着され
ている。これにより戻しローラ軸51はシートSの積載
量に応じてシートSの厚み方向に移動する。すなわち、
押圧バネ56,57は、後処理トレイ30上に積載され
るシートSの積載量に対応したほぼ同じ押圧力により戻
しローラ50a,50bがシートSを押圧するために設
けられている。
【0050】戻しローラ軸51はプーリ58a,58b
およびタイミングベルト59を介してモータ70の回転
力が伝達されるように連結されており、モータ70から
の駆動を受けると、戻しローラ50a,50bは戻しロ
ーラ軸51と一体的にこの戻しローラ軸51を中心にし
て図5の反時計回り方向に回動する。
およびタイミングベルト59を介してモータ70の回転
力が伝達されるように連結されており、モータ70から
の駆動を受けると、戻しローラ50a,50bは戻しロ
ーラ軸51と一体的にこの戻しローラ軸51を中心にし
て図5の反時計回り方向に回動する。
【0051】戻しローラ50a,50bのホームポジシ
ョンは図5(a)に示すように搬送ローラ対9により後
処理トレイ30上に排出されるシートSが当接すること
のない位置に設定されている。
ョンは図5(a)に示すように搬送ローラ対9により後
処理トレイ30上に排出されるシートSが当接すること
のない位置に設定されている。
【0052】シートSが搬送ローラ対9から後処理トレ
イ30上に排出されると、図5(b)に示すように戻し
ローラ50a,50bはモータ70の駆動を受けて戻し
ローラ軸51を中心にして図5の反時計回り方向に1回
転し、シートSを後端ストッパ31に当接するまで引き
込む。
イ30上に排出されると、図5(b)に示すように戻し
ローラ50a,50bはモータ70の駆動を受けて戻し
ローラ軸51を中心にして図5の反時計回り方向に1回
転し、シートSを後端ストッパ31に当接するまで引き
込む。
【0053】万一、排出されたシートSが下ガイド6に
もたれ掛かったときは、戻しローラ50a,50bの端
部がシートS後端に引っ掛かり、シートS後端を掻き落
としながら、戻しローラ軸51を中心にして図5の反時
計回り方向に1回転し、後処理トレイ30上にシートS
を確実に着地させ、後端ストッパ31に当接するまで引
き込む。その後、戻しローラ50a,50bはホームポ
ジションで停止し、次にシートSの排出に備える。
もたれ掛かったときは、戻しローラ50a,50bの端
部がシートS後端に引っ掛かり、シートS後端を掻き落
としながら、戻しローラ軸51を中心にして図5の反時
計回り方向に1回転し、後処理トレイ30上にシートS
を確実に着地させ、後端ストッパ31に当接するまで引
き込む。その後、戻しローラ50a,50bはホームポ
ジションで停止し、次にシートSの排出に備える。
【0054】戻しローラ50a,50bが最終シートS
を後端ストッパ31に当接するまで引き込むと、モータ
70の駆動を受け、束排出ベルト60は旋回して後処理
トレイ30の傾斜にほぼ沿いながら図5(d)の矢印A
方向(シート搬送方向)にシートS束を移動し、後処理
トレイ30上で整合、ステイプルされたシートS束をス
タックトレイ80上に排出する。
を後端ストッパ31に当接するまで引き込むと、モータ
70の駆動を受け、束排出ベルト60は旋回して後処理
トレイ30の傾斜にほぼ沿いながら図5(d)の矢印A
方向(シート搬送方向)にシートS束を移動し、後処理
トレイ30上で整合、ステイプルされたシートS束をス
タックトレイ80上に排出する。
【0055】次に、スタックトレイ8の構成について図
6および図7を用いて説明する。
6および図7を用いて説明する。
【0056】スタックトレイ80にはサブトレイ79が
内蔵されており、このサブトレイ79を図6に示す2点
鎖線のように引き出すことによって、例えばA3,B4
といった大きいサイズのシートSを積載することも可能
となる。
内蔵されており、このサブトレイ79を図6に示す2点
鎖線のように引き出すことによって、例えばA3,B4
といった大きいサイズのシートSを積載することも可能
となる。
【0057】また、スタックトレイ80は図6に示すよ
うに両側がトレイ支板81,82で支持されており、ト
レイ支板81,82には各々タイミングベルト83,8
4の両端が取り付けられている。
うに両側がトレイ支板81,82で支持されており、ト
レイ支板81,82には各々タイミングベルト83,8
4の両端が取り付けられている。
【0058】タイミングベルト83はプーリ85,86
に、タイミングベルト84はプーリ87,88に架けら
れ、プーリ86,88は駆動ギア89が固定された駆動
軸90に固定され、ギヤ列91を介して駆動モータ92
に連結されている。
に、タイミングベルト84はプーリ87,88に架けら
れ、プーリ86,88は駆動ギア89が固定された駆動
軸90に固定され、ギヤ列91を介して駆動モータ92
に連結されている。
【0059】トレイ支板81,82には各々コロ93,
94がコロガイド95,96に対して回転自在に取り付
けられており、駆動モータ92からの駆動を受けると、
コロガイド95,96に沿って上下方向(図6のZ方
向)に移動する。
94がコロガイド95,96に対して回転自在に取り付
けられており、駆動モータ92からの駆動を受けると、
コロガイド95,96に沿って上下方向(図6のZ方
向)に移動する。
【0060】97はシート面高さ検知センサーであり、
積載されたシート束の高さを検知し、後処理トレイ30
に対するスタックトレイ80積載面の高さを所定量に調
整を行う。
積載されたシート束の高さを検知し、後処理トレイ30
に対するスタックトレイ80積載面の高さを所定量に調
整を行う。
【0061】98はシート後端押さえ部材であり、スタ
ックトレイ80の昇降動作に連動してガイド面99から
出没し、スタックトレイ80上に積載されたシートS束
の後端部を押さえ、シートS束排出後のシート排出方向
のずれを防止する。
ックトレイ80の昇降動作に連動してガイド面99から
出没し、スタックトレイ80上に積載されたシートS束
の後端部を押さえ、シートS束排出後のシート排出方向
のずれを防止する。
【0062】次に、図1および図8ないし図11を用い
てフィニッシャ1における整合処理や仕分け処理などシ
ートSの流れについて説明する。
てフィニッシャ1における整合処理や仕分け処理などシ
ートSの流れについて説明する。
【0063】先ず、ユーザが画像形成装置300本体の
図示しない操作部で、ノンソートモードを指定したとき
の動作について説明する。
図示しない操作部で、ノンソートモードを指定したとき
の動作について説明する。
【0064】循環式原稿搬送装置305に原稿をセット
し、図示しないスタートキーをオンすることにより、画
像形成装置300においてシートSに画像が形成され
る。そして、フィニッシャ1の搬送ローラ対9が回転す
ることにより、画像形成装置300の排出ローラ対39
9から出力されたシートSはフィニッシャ1に導かれる
ことになる。
し、図示しないスタートキーをオンすることにより、画
像形成装置300においてシートSに画像が形成され
る。そして、フィニッシャ1の搬送ローラ対9が回転す
ることにより、画像形成装置300の排出ローラ対39
9から出力されたシートSはフィニッシャ1に導かれる
ことになる。
【0065】そして、後処理トレイ30上に1枚もシー
トSがない場合、つまり後処理トレイ30上に最初のシ
ートSが排出される際には、ホームポジションに待機し
ていた手前および奥側の整合部材41,42は、図8に
示すようにシートSの幅に対して若干逃げた位置にあら
かじめ移動する。
トSがない場合、つまり後処理トレイ30上に最初のシ
ートSが排出される際には、ホームポジションに待機し
ていた手前および奥側の整合部材41,42は、図8に
示すようにシートSの幅に対して若干逃げた位置にあら
かじめ移動する。
【0066】搬送ローラ対9によって搬送されたシート
Sは自重により後端ストッパ31へ移動し、加えてホー
ムポジションに停止していた戻しローラ50a,50b
はモータ70からの駆動力を受けて図1の反時計回り方
向に回転し、前記シートSの後端ストッパ31方向への
移動を補助する。
Sは自重により後端ストッパ31へ移動し、加えてホー
ムポジションに停止していた戻しローラ50a,50b
はモータ70からの駆動力を受けて図1の反時計回り方
向に回転し、前記シートSの後端ストッパ31方向への
移動を補助する。
【0067】シートSの後端が後端ストッパ31に確実
に当接して停止すると、図9に示すように奥側の整合部
材42は位置PS21で停止し、整合基準面としての役
割を果たす。そして、手前側の整合部材41が位置PS
12に移動することにより、シートSを第1整合位置に
整合する。
に当接して停止すると、図9に示すように奥側の整合部
材42は位置PS21で停止し、整合基準面としての役
割を果たす。そして、手前側の整合部材41が位置PS
12に移動することにより、シートSを第1整合位置に
整合する。
【0068】整合が完了した1部目のシートS束は束排
出されてスタックトレイ80へ移送される。この場合、
シートS束の重心Cが束押し部材60a,60aの領域
内に存在しているので、シートS束は滑らかにスタック
トレイ80に排出され、シートS束が斜行してしまうこ
とはない。
出されてスタックトレイ80へ移送される。この場合、
シートS束の重心Cが束押し部材60a,60aの領域
内に存在しているので、シートS束は滑らかにスタック
トレイ80に排出され、シートS束が斜行してしまうこ
とはない。
【0069】次に、ユーザがソートモードを指定したと
きの動作について説明する。
きの動作について説明する。
【0070】循環式原稿搬送装置305に原稿をセット
し、図示しない操作部上でソートモードを指定して、図
示しないスタートキーをオンすることにより画像形成装
置300においてシートSに画像が形成される。そし
て、フィニッシャ1の搬送ローラ対9が回転することに
より、排出ローラ対399から出力されたシートSはフ
ィニッシャ1に導かれ、搬送ローラ対9により後処理ト
レイ30上に積載されることになる。
し、図示しない操作部上でソートモードを指定して、図
示しないスタートキーをオンすることにより画像形成装
置300においてシートSに画像が形成される。そし
て、フィニッシャ1の搬送ローラ対9が回転することに
より、排出ローラ対399から出力されたシートSはフ
ィニッシャ1に導かれ、搬送ローラ対9により後処理ト
レイ30上に積載されることになる。
【0071】そして、後処理トレイ30上に1枚もシー
トSがない場合、つまり後処理トレイ30上に最初のシ
ートSが排出される際には、ホームポジションに待機し
ていた手前および奥側の整合部材41,42は、シート
Sの幅に対して若干逃げた位置にあらかじめ移動する。
トSがない場合、つまり後処理トレイ30上に最初のシ
ートSが排出される際には、ホームポジションに待機し
ていた手前および奥側の整合部材41,42は、シート
Sの幅に対して若干逃げた位置にあらかじめ移動する。
【0072】搬送ローラ対9によって搬送されたシート
Sは自重により後端ストッパ31へ移動し、加えてホー
ムポジションで停止していた戻しローラ50はモータ7
0の駆動を受けて図1の反時計回り方向に回転し、前記
シートSの後端ストッパ31方向への移動を補助する。
Sは自重により後端ストッパ31へ移動し、加えてホー
ムポジションで停止していた戻しローラ50はモータ7
0の駆動を受けて図1の反時計回り方向に回転し、前記
シートSの後端ストッパ31方向への移動を補助する。
【0073】シートSの後端が後端ストッパ31に確実
に当接して停止すると、図9に示すように、奥側の整合
部材42は停止し、手前側の整合部材41が移動し、シ
ートSを第1整合位置に移動させて整合する。
に当接して停止すると、図9に示すように、奥側の整合
部材42は停止し、手前側の整合部材41が移動し、シ
ートSを第1整合位置に移動させて整合する。
【0074】その後、手前側の整合部材41は次に排出
されるシートSに備えて位置PS11に移動して待機
し、シートSの排出が完了すると、再び位置PS12に
移動してシートSを第1整合位置において整合する。こ
のとき、奥側の整合部材42は位置PS21で停止し、
整合基準面としての役割を果たす。以上の動作がそのシ
ートS束の最終シートSまで続けられる。
されるシートSに備えて位置PS11に移動して待機
し、シートSの排出が完了すると、再び位置PS12に
移動してシートSを第1整合位置において整合する。こ
のとき、奥側の整合部材42は位置PS21で停止し、
整合基準面としての役割を果たす。以上の動作がそのシ
ートS束の最終シートSまで続けられる。
【0075】整合が完了した1部目のシートS束は前述
のようにして束排出されてスタックトレイ80へ移送さ
れる。この場合、シートS束の重心が束押し部材60
a,60aの領域内に存在しているので、シートS束は
滑らかにスタックトレイ80に排出され、シートS束が
斜行してしまうことはない。
のようにして束排出されてスタックトレイ80へ移送さ
れる。この場合、シートS束の重心が束押し部材60
a,60aの領域内に存在しているので、シートS束は
滑らかにスタックトレイ80に排出され、シートS束が
斜行してしまうことはない。
【0076】続いて2部目のシートS束が後処理トレイ
30上へ排出されるが、このとき整合部材41,42は
前述の1部目と同様に図8に示す位置PS11,PS2
1に待機するが、整合位置PS22は図10に示す第2
整合位置に移動する。第2整合位置は前記第1整合位置
に対して所定量Lc だけ手前側に位置する。
30上へ排出されるが、このとき整合部材41,42は
前述の1部目と同様に図8に示す位置PS11,PS2
1に待機するが、整合位置PS22は図10に示す第2
整合位置に移動する。第2整合位置は前記第1整合位置
に対して所定量Lc だけ手前側に位置する。
【0077】以降、シートS束毎に整合位置を互い違い
に変えながらスタックトレイ80上にシートS束の積載
が行われ、オフセット量Lc の仕分け積載が可能とな
る。
に変えながらスタックトレイ80上にシートS束の積載
が行われ、オフセット量Lc の仕分け積載が可能とな
る。
【0078】整合が完了した2部目のシートS束は前述
のようにして束排出されてスタックトレイ80へ移送さ
れる。この場合、シートS束の重心Cが束押し部材60
a,60bの領域内に存在しているので、シートS束は
滑らかにスタックトレイ80に排出され、シートS束が
斜行してしまうことはない。
のようにして束排出されてスタックトレイ80へ移送さ
れる。この場合、シートS束の重心Cが束押し部材60
a,60bの領域内に存在しているので、シートS束は
滑らかにスタックトレイ80に排出され、シートS束が
斜行してしまうことはない。
【0079】次に、ユーザがステイプルソートモードを
指定したときの動作について説明する。
指定したときの動作について説明する。
【0080】循環式原稿搬送装置305に原稿をセット
し、図示しないスタートキーをオンすることにより画像
形成装置300においてシートSに画像が形成される。
そして、フィニッシャ1の搬送ローラ対9が回転するこ
とにより、排出ローラ対399から出力されたシートS
はフィニッシャ1に導かれ、搬送ローラ対9により後処
理トレイ30上に積載されることになる。
し、図示しないスタートキーをオンすることにより画像
形成装置300においてシートSに画像が形成される。
そして、フィニッシャ1の搬送ローラ対9が回転するこ
とにより、排出ローラ対399から出力されたシートS
はフィニッシャ1に導かれ、搬送ローラ対9により後処
理トレイ30上に積載されることになる。
【0081】搬送ローラ対9によって搬送されたシート
Sは自重により後端ストッパ31へ移動し、加えてホー
ムポジションに停止していた戻しローラ50a,50b
はモータ70の駆動を受けて図1の反時計回り方向に回
転し、前記シートSの後端ストッパ31方向への移動を
補助する。
Sは自重により後端ストッパ31へ移動し、加えてホー
ムポジションに停止していた戻しローラ50a,50b
はモータ70の駆動を受けて図1の反時計回り方向に回
転し、前記シートSの後端ストッパ31方向への移動を
補助する。
【0082】シートSの後端が後端ストッパ31に確実
に当接して停止すると、整合部材41はホームポジショ
ンで停止し、整合部材42が後端ストッパ31上に排出
されたシートSをステイプル位置まで搬送する(図1
1)。
に当接して停止すると、整合部材41はホームポジショ
ンで停止し、整合部材42が後端ストッパ31上に排出
されたシートSをステイプル位置まで搬送する(図1
1)。
【0083】そして、シートS束の1部目のシートSが
すべて後処理トレイ30上に排出されて整合されると、
ステイプルユニット10がシートS束をステイプル処理
する。後処理トレイ30上のシートS束は、束排出ベル
ト60によってスタックトレイ80上に束排出される。
この場合も、シートS束の重心が束押し部材60a,6
0aの領域内に存在しているおり、したがってシートS
束は滑らかにスタックトレイ80に排出され、シートS
束が斜行してしまうことはない。
すべて後処理トレイ30上に排出されて整合されると、
ステイプルユニット10がシートS束をステイプル処理
する。後処理トレイ30上のシートS束は、束排出ベル
ト60によってスタックトレイ80上に束排出される。
この場合も、シートS束の重心が束押し部材60a,6
0aの領域内に存在しているおり、したがってシートS
束は滑らかにスタックトレイ80に排出され、シートS
束が斜行してしまうことはない。
【0084】また、ステイプルユニット10によってシ
ート束にステイプル処理を行っている際に、針カートリ
ッジ12に針がなくなってしまったり、針カートリッジ
12に針が引っ掛かって(針ジャム)しまったりした場
合、ロックアーム2を回動してホールド部材3との係合
を解除し、フィニッシャ1本体が取り付けられている外
側レール部4aを内側レール部4bに対してスライドさ
せて画像形成装置300本体とフィニッシャ1本体との
接合を離間させる。これによりフィニッシャ1本体の接
合面が露出して針補給口13が現れるので、針の補給や
針カートリッジ13に引っ掛かった針を容易に取り除く
ことができる。
ート束にステイプル処理を行っている際に、針カートリ
ッジ12に針がなくなってしまったり、針カートリッジ
12に針が引っ掛かって(針ジャム)しまったりした場
合、ロックアーム2を回動してホールド部材3との係合
を解除し、フィニッシャ1本体が取り付けられている外
側レール部4aを内側レール部4bに対してスライドさ
せて画像形成装置300本体とフィニッシャ1本体との
接合を離間させる。これによりフィニッシャ1本体の接
合面が露出して針補給口13が現れるので、針の補給や
針カートリッジ13に引っ掛かった針を容易に取り除く
ことができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載手段上に積載整合されたシート束を搬送手段の周回
動作に伴って束押し部材によって搬送させる際に、束押
し部材が当接する回動部材によって該束押し部材が転倒
してしまうのを前記搬送手段に設けた転倒防止部材によ
って防止するようにしたので、束押し部材によって確実
に回動部材を回動させることができ、位置検知手段によ
る束押し部材の検知信号を確実に発信させることができ
る。
積載手段上に積載整合されたシート束を搬送手段の周回
動作に伴って束押し部材によって搬送させる際に、束押
し部材が当接する回動部材によって該束押し部材が転倒
してしまうのを前記搬送手段に設けた転倒防止部材によ
って防止するようにしたので、束押し部材によって確実
に回動部材を回動させることができ、位置検知手段によ
る束押し部材の検知信号を確実に発信させることができ
る。
【図1】本発明に係るシート処理装置の概略構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す断
面図である。
面図である。
【図3】本発明に係るシート処理装置の後処理トレイ上
に設けられた整合部材の移動機構を示す平面図である。
に設けられた整合部材の移動機構を示す平面図である。
【図4】同上のシート処理装置において、戻しローラお
よび束押しを抽出して示す概略構成図である。
よび束押しを抽出して示す概略構成図である。
【図5】(a)〜(d)は同上のシート処理装置におい
て、戻しローラおよび束押しベルトを抽出して示す動作
説明図である。
て、戻しローラおよび束押しベルトを抽出して示す動作
説明図である。
【図6】同上のシート処理装置におけるスタックトレイ
の移動機構を示す断面図である。
の移動機構を示す断面図である。
【図7】図6の矢印B方向から見た図である。
【図8】同上のシート処理装置において、ノンソートモ
ード時およびソートモード時の整合部材の待機位置を示
す平面図である。
ード時およびソートモード時の整合部材の待機位置を示
す平面図である。
【図9】同上のシート処理装置において、ノンソートモ
ード時およびソートモード時の整合部材の第1整合位置
を示す平面図である。
ード時およびソートモード時の整合部材の第1整合位置
を示す平面図である。
【図10】同上のシート処理装置において、ノンソート
モード時およびソートモード時の整合部材の第2整合位
置を示す平面図である。
モード時およびソートモード時の整合部材の第2整合位
置を示す平面図である。
【図11】同上のシート処理装置において、ステイプル
ソートモード時の整合部材の動作を説明する図である。
ソートモード時の整合部材の動作を説明する図である。
【図12】同上のシート処理装置のスライドユニットを
分解した状態を示す斜視図である。
分解した状態を示す斜視図である。
【図13】(a)(b)は同じくスライドユニットを画
像形成装置本体に取り付ける状態を説明する図である。
像形成装置本体に取り付ける状態を説明する図である。
【図14】同上のシート処理装置の画像形成装置本体と
の接合面を示す斜視図である。
の接合面を示す斜視図である。
【図15】同上のシート処理装置の接合面側に設けられ
た針補給口を拡大して示す図である。
た針補給口を拡大して示す図である。
【図16】同上のシート処理装置に設けられた位置検知
機構を示す断面図である。
機構を示す断面図である。
【図17】同じく位置検知機構を示す平面図である。
【図18】同上のシート処理装置の束押し部材をホーム
ポジションに待機させる制御ブロック図である。
ポジションに待機させる制御ブロック図である。
30 積載手段(後処理トレイ) 60 搬送手段(束排出ベルト) 60a 束押し部材 61 プーリ(駆動側プーリ) 61a 転倒防止つば 71 回動部材(回動レバー) 72 位置検知手段(センサ部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水田 美紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F049 AA10 BA02 DB05 EA27 LA02 LA06 LA07 LB03 3F054 AA01 AB01 AC02 AC04 AC05 BA02 BB01 BG05 BH03 CA01 CA33 CA36 DA01
Claims (4)
- 【請求項1】 シートを積載する積載手段と、該積載手
段から外部にシート束を搬送させるために前記積載手段
上に突出している束押し部材を有する搬送手段と、前記
束押し部材を検知して待機位置に位置させる位置検知手
段と、を備えたシート処理装置において、 前記位置検知手段は、前記束押し部材が当接することに
より回動する回動部材と、該回動部材の回動に伴って検
知信号を送信するセンサ部材とを有し、 前記搬送手段に、前記束押し部材が前記回動部材に当接
した際に該束押し部材の転倒を防止する転倒防止部材を
設けた、 ことを特徴とするシート処理装置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は、巻掛け帯を一対の回転
手段間に張設した構成である、 ことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。 - 【請求項3】 前記回転手段に前記転倒防止つばを設け
た、 ことを特徴とする請求項2記載のシート処理装置。 - 【請求項4】 シートに画像形成する画像形成手段と、
該画像形成手段から搬送された該シートを積載整合する
請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート処理装
置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023132A JP2000219404A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | シート処理装置およびこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023132A JP2000219404A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | シート処理装置およびこれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000219404A true JP2000219404A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12102016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11023132A Pending JP2000219404A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | シート処理装置およびこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000219404A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110316600A (zh) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 峨眉山佳洁纸制品有限责任公司 | 一种用于瓦楞纸板生产的自动计数堆码装置 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11023132A patent/JP2000219404A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110316600A (zh) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 峨眉山佳洁纸制品有限责任公司 | 一种用于瓦楞纸板生产的自动计数堆码装置 |
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