JP5400645B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
上記構成によると、左右の燃料タンクの供給経路に各別に電動ポンプを備え、右及び左の電動ポンプを作動させる人為的に操作自在な操作スイッチを備えたので、例えば電動ポンプの作動用の操作スイッチを運転座席の近傍に配置することにより、燃料を供給する燃料タンクの切り換えを運転座席に着座したまま行うことができ、従来の燃料供給系
のものに比べて作業性が向上した。又、左右にそれぞれ独立した燃料系統を構築しているため、フィルター、ポンプ及びこれらを接続するホースを最適な位置にレイアウトすることが可能になる。
また、左右の燃料タンクの下方にそれぞれ左右の電動ポンプを配置することで、燃料が自重でポンプまで到達するので、吸い込み力が弱いポンプでも燃料供給が可能となり、例えばインペラ式の安価で簡易なポンプでも対応することができるようになった。又、電動ポンプをエンジンから離れた燃料タンクの下に配置したので、電動ポンプがエンジンの熱気の影響を受け難くなり、電動ポンプ内の温度並びにこれに接続された電動ポンプ近傍の燃料供給経路内の燃料の温度を大きく上昇させることがないので、ベーパーロックを生じさせることがなく、これによるエンジンの停止や始動困難な状況が回避できるに至った。
また、燃料タンクの下方にフィルターを、フィルターの下方に電動ポンプを配置したことで、高低差で燃料を燃料タンクからフィルターを通って電動ポンプまで燃料の自重で送る場合、燃料タンクからフィルター及び電動ポンプまでを短い燃料供給経路によって接続することができるようになった。
フィルターを鉛直方向に配置すると、フィルターの内部においてゴミが各箇所に均一に散らばる状態となり、最後のフィルターの内部の全ての部分にゴミが付着して、フィルターの内部の全ての部分で燃料が通過できなくなることが考えられる。
そこで、フィルターを燃料タンクの下方に斜めに配置したことで、フィルターの内部の特定の箇所(低い箇所)にゴミが集まり易くなり、この特定の箇所以外の箇所ではゴミが集まり難くなるので、フィルターの内部におけるゴミが集まり難い箇所において燃料の通過を確保することができ、フィルターの全体としての燃料の通過抵抗を下げることができて、高低差で燃料を送り易くなり自重による燃料の供給性が一層よくなる。
また、フィルターを横方向に配置すると、フィルターの内部の特定の箇所(低い箇所)にゴミが集まり易くなり、この特定の箇所以外の箇所ではゴミが集まり難くなるという面では有利であるが、高低差で燃料を送るとう面では不利である。
そこで、フィルターを燃料タンクの下方に斜めに配置したことで、フィルターの内部の特定の箇所(低い箇所)にゴミが集まり易くなり、この特定の箇所以外の箇所ではゴミが集まり難くなるという利点を確保しながら、高低差で燃料を送り易くなり、自重による燃料の供給性が一層よくなる。
2は、対応する変速レバー13の前後方向への揺動操作に基づいて変速操作されるように、その変速操作軸(図示せず)が対応する変速レバー13に連係されている。
ジン19へのガス経路54を通る空気供給に伴って生じる負圧の作用により、キャニスタ57内部に捕集されていた燃料ガスが離脱され、ガス経路53を介してエンジン19へのガス経路54に吸引され、同時にキャニスタ57に外気が導入される。又、ガソリンの消費に伴って、燃料タンク50の内圧が低下することからキャニスタ57側から2ウェイバルブ56を介して燃料タンク50内に空気が流入する。2ウェイバルブ56は、所定の差圧になるまで高圧側から低圧側への流れを止め、差圧が所定値を越えると開くようになっている。
(1)図8は、燃料タンク50の別実施の形態を示す。左右の燃料タンク50は、平面視で、ロプスフレーム14を避けるように少しえぐった形状に形成されている。左右の燃料タンク50の上面の前端部と後部に接続ポートとなるガス経路51の接続部材68を取付けてある。燃料タンク50は、側面視で、燃料タンク50の前後方向中央部の下方を高さ方向で燃料タンク50の上下高さの半分以上を大きくえぐられた形状(上方に凹入した大きな凹部が形成された形状)に形成されている。従って、ガソリンが燃料タンク50の高さ方向で半分位の高さになると燃料タンク50内の液面が前後に分断されるようになるが、燃料タンク50の前後方向中央部下方のえぐられた部分の対向する前後下端部に、燃料タンク50の前側部分と後側部分とを連通させるホース(図示せず)を接続するためのホース接続部材69を取り付けてある。
1.ガス経路51へのガソリンの流れを防げる。
2.傾斜地で給油したときでも給油量が変化しにくい。
3.給油筒76が長いことで給油時に満杯になっても溢れにくい。
というメリットがある。
還流用のポンプとしては、エンジン19の負圧を利用したダイヤフラムポンプや電磁ポンプ等を用いることができ、蒸散ガス分離用タンク55に貯まったガソリンを強制的に燃料タンク50に戻すようにする。シャットオフバルブ71とポンプ66を使用することで、蒸散ガス分離用タンク55を燃料タンク50よりも低い位置に設けることができ、配置上の制約がないのでシステムを小型化できる。
19 エンジン
50 燃料タンク
58,59 燃料供給経路
61 フィルター
62 電動ポンプ
63 操作スイッチ
Claims (4)
- 走行機体の左右に独立した燃料タンクを備え、前記右の燃料タンクからエンジンに燃料を供給する右の燃料供給経路及び右の電動ポンプを備え、前記左の燃料タンクからエンジンに燃料を供給する左の燃料供給経路及び左の電動ポンプを備えて、前記左の電動ポンプを停止させて右の電動ポンプを作動させる状態と、前記右の電動ポンプを停止させて前記左の電動ポンプを作動させる状態とに、前記右及び左の電動ポンプを作動させる人為的に操作自在な操作スイッチを備え、
前記燃料タンクの下方にフィルターを配設し、前記フィルターの下方に前記電動ポンプを配設し、前記燃料タンクと前記フィルター、及び前記フィルターと前記電動ポンプとをそれぞれ前記燃料供給経路を介して接続してあり、
走行用の動力を変速して左右の後輪に伝える左右の静油圧式無段変速装置が、左右両側部に、機体後方側ほど下方に位置するよう傾斜して配置され、
側面視において、前記フィルター及び前記電動ポンプが、前記静油圧式無段変速装置の傾斜に沿うように、傾斜して配置されている作業車。 - 側面視において、前記フィルター及び前記電動ポンプが、前記静油圧式無段変速装置の下方に配置されている請求項1に記載の作業車。
- 左右一対の前部フレームと、後部フレームとを備え、
前記後部フレームは、前記前部フレームの後端部に連結される左右一対のサイドメンバーと、左右の前記サイドメンバーに支持された載置台とを有し、
前記サイドメンバーは、当該サイドメンバーの中途部に後方ほど下方に位置するよう傾斜する傾斜部を有し、傾斜部の後方に載置台が設けられ、当該載置台にエンジンが載置され、
前記前部フレーム及び前記サイドメンバーにおける前記傾斜部の下方に亘る位置に、走行機体に対して昇降自在に支持されたモーアが設けられ、
前記サイドメンバーにおける傾斜部の内側部分に前記フィルター及び前記電動ポンプが、当該傾斜部の傾斜に沿うように傾斜して取り付けられている請求項1又は2に記載の作業車。 - 左右の前記燃料タンクが、左右の前記後輪の上方に設けられ、前記静油圧式無段変速装置、前記フィルター、及び、前記電動ポンプが、走行機体の幅方向における前記後輪の内側で、且つ、側面視で当該後輪と重畳する位置に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業車。
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