JP4861446B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクに蒸散している燃料ガスをキャニスタに吸着させて回収する燃料ガス回収装置を備えた作業車に関する。
燃料タンク内に蒸散している燃料ガスを大気に放出されることを防止するために、活性炭等により燃料ガスを吸着させるキャニスタを備えた車両が知られている(特許文献1参照)。
通常キャニスタの吸脱着効率は温度によって変わる。特に、吸着材の吸着性能は、活性炭の温度が低くなるほど高くなる(良くなる)。従って、エンジン停止時、特に給油時に、キャニスタができるだけ低い温度状態にある方が好ましい。
然るに、キャニスタは、燃料タンクとエンジンとの間のエンジンに近い箇所に配置されていることが多い。したがって、キャニスタは、エンジン作動中、高温雰囲気中に備えられていることが多い。
特開2008−8238号公報
本発明は、車体走行中にキャニスタが高温にならないようにして、エンジン停止時(給油時)のキャニスタの吸着率を良好に保つようにすることを目的とする。
〔第1発明の構成〕
第1発明は、走行車体の後部にエンジンを搭載し、前記エンジンの前方に伝動装置を配置し、前記エンジンと前記伝動装置との間に、エンジン冷却用ファンによって通風され冷却風をエンジンに向かって導入する冷却風路を形成し、前記冷却風路の外側に燃料タンクを配置してある作業車において、
前記燃料タンク内で蒸散した燃料ガスを吸着させ、エンジン駆動時に吸着した前記燃料ガスを離脱させ、離脱した燃料ガスが前記エンジンに吸入されるように、前記燃料タンクと前記エンジンとの間のガス経路に介装するキャニスタを前記冷却風路に配設してあり、前記冷却風路の前記キャニスタの設置箇所を通過した冷却風が前記エンジンに供給されるものである。
〔第1発明の作用〕
第1発明によれば、キャニスタを、燃料タンクよりも内側において、エンジンと伝動装置との間のエンジン冷却用の冷却風路に配置してあるので、冷却風路を通過する冷却風にキャニスタが晒されることになる。これにより、走行中にキャニスタが高温下に晒されることがなく、エンジン停止時、特に給油時に燃料タンク内に発生する燃料ガスをキャニスタに良好に吸着させることができ、燃料ガスの吸着性能を高い状態に維持することができる。
〔第1発明の効果〕
従って、第1発明によれば、キャニスタを前記冷却風路に配置するというキャニスタの配置構成を改善するだけで、キャニスタによる燃料ガスの吸着性能を低下させることがな
く、高機能に維持させておくことができるに至った。
〔第2発明の構成〕
第2発明は、第1発明の構成において、前記冷却風路が、除塵網を備えた除塵カバーにより囲まれ前記キャニスタの上方において上下方向に延びる外気導入空間と、前記キャニスタの下方においてエンジンに対向して設けられた導風ハウジングに形成された吸気口とを連通し、前記エンジン冷却用ファンが前記吸気口の下流側に設けられ、前記外気導入空間から導入された冷却風が前記エンジン冷却用ファンにより前記冷却風路を流通し、前記吸気口からエンジンに供給される。
〔第3発明の構成〕
第3発明は、第1発明又は第2発明の構成において、前記走行車体の後部に左右一対のサイドメンバを備え、前記サイドメンバの後部側に前記エンジンを載置する載置台が支持され、前記伝動装置の後方でかつ前記エンジン冷却用ファン及び前記載置台の前側の空間を下方から塞ぐ防塵板が、左右の前記サイドメンバに亘って設けられている。
〔第発明の構成〕
発明は、走行車体の後部にエンジンを搭載し、前記エンジンの前方に伝動装置を配置し、前記エンジンと前記伝動装置との間に、エンジン冷却用ファンによって通風される冷却風路を形成し、前記冷却風路の外側に燃料タンクを配置してある作業車において、
前記燃料タンク内で蒸散した燃料ガスを吸着させ、エンジン駆動時に吸着した前記燃料ガスを離脱させ、離脱した燃料ガスが前記エンジンに吸入されるように、前記燃料タンクと前記エンジンとの間のガス経路に介装するキャニスタを前記冷却風路に配設してあり、
前記冷却風路の外側に、左右の燃料タンクを配設し、前記キャニスタを前記左右の燃料タンクに対応して、平面視で前記エンジンから前記伝動装置に動力を伝達する伝動軸から離間した左右位置に振り分けて配設してある。
〔第発明の作用効果〕
発明によると、キャニスタや燃料タンクとキャニスタとを接続するガス経路を形成する配管が、伝動軸の上側を覆う状態にはならないので、キャニスタや配管が前記エンジンと伝動装置の間の伝動軸のグリスアップ等の保守点検の邪魔にならず、これらの保守点検作業が行いやすくなる。
小型作業車の場合、左右に燃料タンクを配置すると、機体の左右重心の変動を少なくできる点で有利である。燃料タンクを左右に配置した場合であっても左右の燃料タンク内に発生した燃料ガスを一個のキャニスタで吸脱着することもできるが、大きなキャニスタを設けなければならなくなる。又、左右2個の燃料タンクに対して1個のキャニスタを車体の左右一側に配設すると、左右の燃料タンクとキャニスタとを接続するガス経路長に甚だしく長短が生じ、左右の燃料タンクに対する燃料ガスの吸着効率にアンバランスが生じる不都合がある。
これに対して、第発明においては、キャニスタを左右一対の燃料タンクに対応してエンジンの伝動軸から離間した左右位置から振り分けて配設してあるので、左右の各燃料タンクと左右の各キャニスタとを略等距離の短い配管で接続することができ、前記燃料ガスの吸着効率を向上させることができる。そして、左右のキャニスタから同じ径、同じ長さのホースでエンジンへの吸気経路に接続することで左右のキャニスタから吸着した燃料ガスを均等にパージすることができ、左右のキャニスタの吸着性能を共に、効率よく高機能に維持させることができる。
〔第発明の構成〕
発明は、第発明の構成において、前記エンジンと前記伝動装置との間の前記冷却風路にオイルクーラを配設し、このオイルクーラの後方に前記左右のキャニスタを配置してある。
〔第発明の作用効果〕
発明によれば、オイルクーラとキャニスタとを前記冷却風路にコンパクトに配置しながら、オイルクーラをキャニスタの前方に配置してあるので、オイルクーラの冷却が効果的に行われるととともに、オイルクーラとキャニスタの双方を冷却することができ、エンジン停止後のキャニスタの吸着性能も良好に維持させておくことができる。
〔第発明の構成〕
発明は、第発明の構成において、前記オイルクーラを構成する冷却管を上下につづら折り状に左右方向に配設し、つづら折りの上下長さを左右中央部で長く、前記キャニスタを配設してある左右側部のつづら折りの上下長さを左右中央部よりも短くして、正面視で前記キャニスタに対して重複する冷却管を無くす又は少なくしてある。
〔第発明の作用効果〕
正面視でキャニスタに対して重複するオイルクーラの冷却管が無いので、又は少ないので、キャニスタに対してオイルクーラにより熱交換された熱風が作用しない、又はその影響を少なくすることができる。これにより、キャニスタの吸着性能を低下させることなく、又はその低下を抑えて、キャニスタによる良好な吸着性能を維持させておくことができるに至った。
〔第発明の構成〕
発明は、第発明のいずれか一つの発明の構成において、前記エンジンを走行車体の左右中央部に配置し、前記左右のキャニスタを、前記左右の燃料タンクの後部近くで、且つ走行車体の左右中心線に対して左右に略等距離の位置に配置してある。
〔第発明の作用効果〕
発明によれば、左右の各燃料タンクと左右の各キャニスタとを略等距離の短い配管で接続することができ、しかも左右のキャニスタから同じ長さのパージ経路でエンジンへの吸気経路に接続することで左右のキャニスタから吸着した燃料ガスを均等にパージさせることができるようになるので、エンジン停止時(特に給油時)の、左右のキャニスタにおける燃料ガスの吸着性能を良好に維持させておくことができた。
乗用型草刈機の全体側面図である。 乗用型草刈機の全体平面図である。 エンジンルームの内部及び外気導入部の要部側面図である。 外気導入部の要部を示す横断平面図である。 キャニスタとオイルクーラの配置を示す縦断正面図である。 燃料タンクと蒸散ガス分離用タンクの配置を示す要部側面図である。 キャニスタとオイルクーラの冷却管の配置を示す要部正面図である。 蒸散ガス分離用タンクのカバー構造を示し、(a)は縦断正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。 蒸散ガス分離用タンクの縦断側面図である。 蒸散ガス分離用タンク内に液体燃料が浸入した状態を示す要部の縦断側面図である。 燃料の移動系を示すブロック図である。 マフラの排気管にスパークアレスタを取付けた状態を示す背面図である。 スパークアレスタの取外し状態を示す背面図である。 別実施の形態での燃料タンクと蒸散ガス分離用タンクと2ウェイバルブの配置を示す要部側面図である。 別実施の形態での2ウェイバルブの機能を示す系統図である。 別実施の形態での蒸散ガス分離用タンクと2ウェイバルブの配置を示す要部背面図である。 別実施形態での燃料タンクと蒸散ガス分離用タンクと2ウェイバルブの配置を示す要部側面図である。
以下、本発明を作業車の一例である乗用型草刈機に適用した実施の形態について説明する。図1は乗用型草刈機の全体側面図、図2は全体平面図である。図1、図2に示すように、本実施形態で例示する乗用型草刈機は、走行車体1における左右一対の前輪2と左右一対の後輪3との間に、リンク機構4を介して、モーア5を昇降可能に配備することにより、ミッドマウント形式に構成されている。
走行車体1は、その前部側に角パイプ材などからなる前部フレーム6が配備されている。前部フレーム6は、リンク機構4を支持するとともに、その前端部の左右端部に左右の前輪2が縦向きの軸心周りに追従操向可能に配備されている。リンク機構4は、図示しない油圧シリンダの作動によりモーア5を平行に昇降変位させる。
前部フレーム6には、その略全体を上方から覆うように板金製の搭乗ステップ8が装備されている。搭乗ステップ8は、その表面にゴム製のマット(図示せず)が敷設されるとともに、その前部中央に、非制動位置に復帰付勢されたブレーキペダル9と、その付勢に抗したブレーキペダル9の制動位置での係止保持を可能にするロックペダル10とが配備されている。搭乗ステップ8の後上方には、運転座席11が位置調節可能に配備されている。運転座席11の左右両側方に、フェンダ12と変速レバー13とがそれぞれ配備されている。運転座席11の後方にはアーチ状のロプスフレーム14が立設されている。つまり、この乗用型草刈機においては、走行車体1の前部側に搭乗運転部15が形成されている。
図1〜図4に示すように、走行車体1の後部には、前部フレーム6の後端部に連結された後部フレーム16が配備されている。後部フレーム16は、板金材からなる左右一対のサイドメンバ17や、左右のサイドメンバ17の後部側で支持された載置台18などを備えて構成されている。載置台18には、空冷式のガソリンエンジン19がその出力軸20が車体前方側に向けて突出する姿勢で搭載されている。
エンジン19の前下方には、エンジン19からの動力を減速して走行用と作業用とに分ける伝動装置(変速装置の一例)21が配備されている。伝動装置21の内部には、作業用の動力を断続するクラッチ(図示せず)が装備されている。伝動装置21の左右両側部には、伝動装置21からの走行用の動力が伝達される静油圧式の無段変速装置(変速装置の一例で、以下、HSTと略称する)22がそれぞれ連結されている。各HST22の横外側部には、対応するHST22による変速後の動力が伝達される減速装置23が連結されている。各減速装置23には、対応する後輪3が伝動可能に装備されている。各HST22は、対応する変速レバー13の前後方向への揺動操作に基づいて変速操作されるように、その変速操作軸(図示せず)が対応する変速レバー13に連係されている。
この構成から、左右の変速レバー13を前後方向に揺動操作することにより、各操作レバー13に対応するHST22を変速操作することができ、左右の後輪3を独立して変速駆動させることができる。
つまり、この乗用型草刈機においては、左右の前輪2を追従操向可能に装備し、かつ、左右の後輪3を独立変速駆動可能に装備することにより、左右の後輪3を停止させる停止状態、左右の後輪3を等速で正転駆動または逆転駆動させる直進状態、左右の後輪3を異なる速度で正転駆動または逆転駆動させる緩旋回状態、左右の後輪3のうちの一方を停止させ、かつ、他方を正転駆動または逆転駆動させるピボット旋回状態、および、左右の後輪3のうちの一方を正転駆動させ、かつ、他方を逆転駆動させるスピン旋回状態のそれぞれを任意に現出することができる。
伝動装置21の前下部には、モーア5への作業用の動力の取り出しを可能にするPTO軸24が装備されている。PTO軸24は、伸縮可能な伝動軸(図示せず)や自在継手(図示せず)を介して、伝動装置21からの作業用の動力をモーア5に伝達する。つまり、モーア5には、走行速度や走行状態にかかわらず定速動力が伝達されるように構成されている。
後部フレーム16の後端部には、左右の側壁27Aと後壁27Bを有するように形成した後部カバー27が備えられている。後部カバー27の後壁27Bには複数の排気孔28が形成されている。後部カバー27には、エンジン19の上部を上方から覆う上部カバー29が、後部カバー27の上端部を支点して開閉揺動可能に連結されている。上部カバー29は、その後壁29Aに複数の排気孔30が形成されている。後部フレーム16のサイ
ドメンバ17には、後部カバー27および上部カバー29とともにエンジンルーム31を形成する仕切壁32が立設されている。エンジン19の後方にはマフラ33が配備されている。
前記マフラ33は、左右に配置された外形が略円筒状に形成されている。マフラ33の左寄り位置の下側に取付けられた状態で、背面視「し」の字状に形成された排気管57がマフラ33の他端側に向けて延出されている。排気管57の後端部に、排気管57よりも大径の排気温低減用の大径排気パイプ58が後方に屈曲する形状にして配設されている。大径排気パイプ58は、排気管57の右上がり終端部に挿通された状態で、上端側をマフラ33にボルトで固定し、下端側をエンジン19に取付けられたステー59にボルトで固定されている。大径排気パイプ58は排気管57との間から空気を流入させて排気を低下させるとともに、消音するために設けられている。
前記排気管57の後端部には、スパークアレスタ77が固定されている。スパークアレスタ77は、排気管57から火の粉の排出を防止するために設けられる。スパークアレスタ77の外筒部78が排気管57の後端部にビス止めされている。スパークアレスタ77の円錐状の網状部79の先端側を排気管57の内部に挿入し、それに火の粉を当てて消滅させるようにしてある。スパークアレスタ77は、大径排気パイプ58の取付け用ボルトを外して大径排気パイプ58を外し、スパークアレスタ77の取付け用ビスを外すことで取外すことができるので、スパークアレスタ77の着脱が容易で、スパークアレスタ77の清掃等のメンテナンスが行い易い。
図3、図4に示すように、エンジン19の前部には、エンジン19の出力軸20と一体回転するエンジン冷却用ファン34と、エンジン冷却用ファン34を前方から覆う導風ハウジング35とが装備されている。エンジン冷却用ファン34は、その回転により、導風ハウジング35の前面に形成した正面視円形の吸気口37を介して、導風ハウジング35の内部に外気を吸引し、吸引した外気を冷却風としてエンジン19に向けて流動させる。導風ハウジング35は、エンジン冷却用ファン34からの冷却風をエンジン19の周囲に導いてエンジン19及びマフラ33を冷却する。エンジン19やマフラ33などを冷却した冷却風は、後部カバー27の各排気孔28や上部カバー29の各排気孔30から機外に排出される。
前記左右のサイドメンバ17間に、伝動装置21及び左右のHST22の後側でかつエンジン冷却用ファン34及び載置台18の前側に形成された空間を下方から塞ぐ防塵板40が架設されている。
図1、図3に示すように、上部カバー29の前端の仕切壁32と運転座席11との間に塵埃を除去する除塵網41を備えた除塵カバー42が一体装備されている。仕切壁32と除塵カバー42によって外気導入空間43が形成され、外気導入空間43より清浄な外気を、エンジン19のエアクリーナ76、及び導風ハウジング35の吸気口37に供給することができる。
図3、図4に示すように、エンジン19から伝動装置21への伝動は、出力軸20に相対摺動可能にスプライン嵌合された伝動軸49や、前後一対の自在継手50などを介して行われる。
伝動装置21の後下部には、伝動装置21の内部に貯留されたオイルを吸引して圧送する油圧ポンプと、油圧ポンプにより吸引されるオイルを濾過するカートリッジ型の第1オイルフィルタ52とが装備されている。伝動装置21の前上部には、左右のHST22に供給されるオイルを濾過するカートリッジ型の第2オイルフィルタ53が装備されている。
仕切壁32と伝動装置21との間には、伝動装置21、油圧シリンダ(図示せず)、左右のHST22、および油圧クラッチ(図示せず)に循環供給されるオイルを冷却するオイルクーラ54が配備されている。オイルクーラ54は外気導入空間43からその下方のエンジン19と伝動装置21との間の冷却風路55に配置され、オイルクーラ54を構成する冷却管56は左右方向に上下につづら折り状に形成され、その下部側が自在継手50を跨ぐことにより、前後方向視でエンジン冷却用ファン34と重合する部分が多くなるように形成されている。
これにより外気導入空間43、オイルクーラ54の冷却風路55を通過するエンジン冷却風でオイルクーラ54が冷却されやすくしてある。オイルクーラ54の下部側は、前方の空気を吸引し、前記外気導入空間43を通る冷却風とともに冷却風が導風ハウジング35の吸気口37に流入され、エンジン19に供給される。
前記左右のフェンダ12,12の下部後方で、左右の後輪3,3の上方箇所にガソリンを容れる燃料タンク60,60が配設されている。左右の燃料タンク60,60は、ロプスフレーム14を避ける形状に形成されており、前後に長く、右側の燃料タンク60よりも左側の燃料タンク60の方が容量を大きくしてある。左右の燃料タンク60の上面の前端部と後端部の互いに離れた前後2箇所に接続ポートとなるホース73の接続部材68を取付けてある。
燃料タンク60内のガソリンは、タンク内で一部気化する。気化した蒸散ガス(燃料ガス)をエンジン19の吸気行程で吸引させて燃焼させるようにしてある。図11は、燃料供給系における外気と蒸散ガスの流れを説明するためのブロック図である。燃料タンク60とエンジン19との間のガス経路61,62,63,64に蒸散ガス分離用タンク65とキャニスタ66を介装してある。燃料タンク60内で発生した蒸散ガス(気化した燃料ガス)は、蒸散ガス分離用タンク65を経て、キャニスタ66で吸着され、エンジン19の吸気行程でキャニスタ66から離脱した燃料ガスは空気とともにエンジン19のシリンダ(これを単に、エンジン19という)に送られる。液体燃料(ガソリン)は、燃料タンク60から燃料経路67を通ってエンジン19に供給される。
蒸散ガス分離用タンク65は、燃料タンク60内で蒸散した燃料ガスを回収してキャニスタ66に送るためのもので、燃料タンク60とキャニスタ66との間のガス経路61,62の間に介装されている。蒸散ガス分離用タンク65は、燃料タンク60よりも上位の位置に配設されている。具体的には、前記ロプスフレーム14の前後面から内側に向けて蒸散ガス分離用タンク65を囲むカバー69を配置し、このカバー69とロプスフレーム14とで囲まれる空間内における前記カバー69の折り曲げ片69aと、蒸散ガス分離用タンク65の上部に形成した取付け片65aとをボルト83で連結して、蒸散ガス分離用タンク65をカバー69に取付けてある。
図8に示されているように、ロプスフレーム14の左右中間部に、前後に貫通するボルト孔を形成してある。カバー69の前後の側板に前記ボルト孔85と符合するボルト孔を形成し、カバー69の後側板にロプスフレーム14の内側面に接当させて位置決めを行うための位置決めブラケット86を固設してある。ロプスフレーム14側のボルト孔とカバー69の前後側板のボルト孔とを一致させた状態で、ボルト84を挿通してナット85で締付け固定してある。即ち、前記カバー69は、ロプスフレーム14への蒸散ガス分離用タンク65の取付部材を兼ねている。
蒸散ガス分離用タンク65の下端には、燃料タンク60の上面の前後に取付けてある2
個のホース接続部材68と接続するための吸入ポートとしての2個のホース接続部材70,70が取付けられている。燃料タンク60に2個のパージ用のホース接続部材68を設けることで、空気溜まりが生じ難くなり、タンク形状やタンクの姿勢に制約を受けずにシステムを構築できる。
蒸散ガス分離用タンク65の内部には、液面静止用フロート75を内蔵してある。液面静止用フロート75の平面視外形が円形で、上下面に多数の凹凸(図示せず)を形成してある。通常、蒸散ガス分離用タンク65内は、空気(外気)又は燃料ガスで満たされており、燃料タンク60内の燃料ガスがキャニスタ66側に送られるときは、燃料ガスは液面静止用フロート75の表面に形成した凹凸によって形成される空間を通過する。車体傾斜等に起因してガソリン(液体燃料)が流入したときに、液面の揺れを抑制するように機能する。
蒸散ガス分離用タンク65の上部には、フロートバルブ71からなるシャットオフバルブが内蔵されている。このフロートバルブ71は、蒸散ガス分離用タンク65内にガソリン(液体燃料)が流入して蒸散ガス分離用タンク65内にガソリンが充満されると液面静止用フロート75に押し上げられて排出ポート71aを閉じ、キャニスタ66に液体燃料が流入するのを阻止するためのものである。排出ポート71aに連ねてキャニスタ66とホース74で接続するための接続ポートとしての接続部材72が取付けられている。左右の蒸散ガス分離用タンク65と左右のキャニスタ66とを接続する左右のホース74はそれぞれ内径が同径でホース長さも左右略同じ長さにしてある。前記排出ポート71aは、通常は開かれており、蒸散ガス分離用タンク65内にガソリン(液体燃料)で満たされるとフロート71bが上昇して閉じられる。
蒸散ガス分離用タンク65が設けられていない場合は、燃料タンク60からの急激な燃料ガスの流出に対応できるように、接続ホースを太いものを用意しなければならないが、本実施の形態では、蒸散ガス分離用タンク65を燃料タンク60とキャニスタとの間のガス経路61,62に設けてあるので、燃料タンク60内で発生した燃料ガスは一時的に蒸散ガス分離用タンクに吸収されることとなり、ホース径を小さくでき、これにより、組付けが容易になるとともに、パージホースに燃料ガスを蓄えておく必要もないのでホース長も短くでき、コストを抑えることができる。
蒸散ガス分離用タンク65は燃料タンク60と連通する状態で設けてあるので、燃料タンク60内のガソリンが満タンのときに、熱膨張等により、ガソリンが燃料タンクから溢れ出しても蒸散ガス分離用タンク65内に空間があるので、蒸散ガス分離用タンク65でガソリンの溢れ出しを吸収し、ガソリンの静的なタンク外への溢れ出しを防止することができる。
図5に示すように、左側に配置したキャニスタ66は右側に配置したキャニスタ66よりも大きくしてある。前記キャニスタ66は燃料タンク60内で蒸散した燃料ガスを吸着し、吸着した燃料ガスをエンジン駆動中に離脱し、離脱した燃料ガスはエンジン19に吸入されるように作用させるためのものである。キャニスタ66は、燃料タンク60とエンジン19との間のガス経路61〜64のうちの、蒸散ガス分離用タンク65の下手側のガス経路62,63,64に介装されている。キャニスタ66は、左右の燃料タンク60,60に対応して、左右の燃料タンク60,60の後部下方で、且つ走行車体の左右中心線に対して左右に略等距離の位置に離間したエンジン19の冷却風路55におけるオイルクーラ54の後方位置の左右に振り分けて各別に配設されている。
前記冷却風路55は、除塵カバー42より囲まれた外気導入空間43の下方のオイルクーラ54を配置してある風路、及び、エンジン冷却用ファン34によって除塵カバー42
より流入してオイルクーラ54を配置してある冷却風路55を通って吸気口37よりエンジン19に向かって導入される風路である。
前記オイルクーラ54を構成する冷却管56は、上下につづら折り状に左右方向に配設されているとともに、つづら折りの上下長さを左右中央部で長く、キャニスタ66を配設してある左右側部のつづら折りの上下長さを中央部よりも短くして、正面視でキャニスタ66に対して重複する冷却管部分が少ない位置に配置してある。
〔エンジン作動中〕
図11に示すように、燃料タンク60内のガソリン(液体燃料)は、燃料経路67を介してエンジン19に供給される。外気がエアクリーナ76を経てエンジン19に供給されるとき、キャニスタ66には、エアクリーナ76からエンジン19へのガス経路64を通る空気供給に伴って生じる負圧の作用により、キャニスタ66内部に捕集されていた燃料ガスが離脱され、ガス経路63を介してエンジン19へのガス経路64に吸引され、同時にキャニスタ66に外気が導入される。
〔エンジン停止中〕
エンジン19が停止された状態では、燃料噴射装置(図外)の作動が停止しているので、エアクリーナ76からエンジン19に通じるガス経路64を通る空気の流入も停止し、外気の取り込みは行われなくなる。そして、燃料タンク60にガソリンを給油するときに、燃料タンク60内の蒸散ガス(燃料ガス)がタンク外に排出されることとなるが、この実施の態様によれば、蒸散ガス分離用タンク65を介してキャニスタ66に吸着され、蒸散ガスを大気に放出されることが抑制される。
乗用型草刈機が、急勾配の斜面を走行しているときや、走行中に転倒した場合等で、通常はガスで満たされている蒸散ガス分離用タンク65の内部が、ガス経路61を通ってガソリン(液体)で満たされる事態が生じると、蒸散ガス分離用タンク65内のフロートバルブ71で排出ポートが閉じられて、液体のガソリンがキャニスタ66に流入することが阻止される。
以上のように、燃料タンク60の上方に蒸散ガス分離用タンク65を設けることで、車体傾斜等により仮にガソリン(液体燃料)が蒸散ガス分離用タンク65まで上昇したとしても蒸散ガス分離用タンク65内で燃料ガスとガソリン(液体燃料)が分離され、燃料ガスのみをキャニスタ66に送ることができる。又、ガソリンの流入量が多くなって蒸散ガス分離用タンク65内がガソリンで満たされてもフロートバルブ71のフロートが浮き上がり排出ポート71aを閉じることで、ガソリンがキャニスタ66方向に流出するのを防ぐことができる。急ブレーキ、急発進、急旋回、急な傾斜地での走行等で大きな機体傾斜が生じても燃料タンク内のガソリンがキャニスタ側に移動しないようにするためには、燃料タンクとキャニスタとの間のパージホースを高く持上げるか、蒸散ガス分離用タンクを高所に設置する必要があるが、本実施の形態では、フロートバルブ71を蒸散ガス分離用タンク65内に設けたので、蒸散ガス分離用タンク65の位置を低くすることができる。
蒸散ガス分離用タンク65に液面静止用フロート75を内蔵することで、蒸散ガス分離用タンク65の中の液面が振動で乱れるのを防ぎ、常に一定の状態を保つことができる。それによって、液面から飛び散った滴がフロートバルブ71にかかったりすることによる僅かなガソリンの流出も防止することができる。このように、蒸散ガス分離用タンク65により、燃料ガスとガソリンとが分離できることで、燃料ガスのみをキャニスタ66に送り、ガソリンの流出を確実に防止することができる。更に、車体が横転又は転倒しても、これによって蒸散ガス分離用タンク65内にガソリンが満たされると、フロートバルブ71が閉じるので、ガソリンのキャニスタ66側への流出を防ぐことができる。
〔別実施形態〕
(1)燃料タンク60と蒸散ガス分離用タンク65とを接続するガス経路61としては、3つ以上の複数設けてもよい。
(2)前記実施の形態では、左右のキャニスタ66が、正面視でオイルクーラ54の冷却管56と一部重複しているが、正面視でキャニスタ66に対して重複する冷却管56が無いようにしてもよい。
(3)図14及び図16は、上記実施の形態の構造のものに対して、シャットオフバルブ(フロートバルブ71)を備えた蒸散ガス分離タンク65とキャニスタ66との間のガス経路62(図11参照)に2ウェイバルブ80を介装した構成を示す。2ウェイバルブ80は、図15に示すように、一定の正圧又は負圧になるまで流れを止める2方向のチェックバルブ81,82を並列に組み込んだ構成を備えている。この2ウェイバルブ80は、ガス経路62における気体の流れ方向を、蒸散ガス分離タンク65側からキャニスタ66側、もしくはその逆方向のうち、何れか一方のみの流動を許す状態に切り換わるもので、エンジン19が作動中であればキャニスタ66側から蒸散ガス分離タンク65を介して燃料タンク60側への外気の流入を許し、燃料タンク60内の燃料の消費に伴って液面がさがると、キャニスタ66側から燃料タンク60側への外気が流入する。エンジン19が停止された状態では、外気の取り込みは行われなくなる。液体燃料(ガソリン)が補給されると、燃料タンク60内が閉空間となった状態では、燃料が補給されるに伴って、燃料タンク60の内圧が上がり、燃料タンク60側からキャニスタ66側へ燃料ガスが流れ、吸着材で捕集されることになる。
又、2ウェイバルブ80を設置することで、燃料注油口が蒸散ガス分離用タンク65の上面より高い位置にあっても、蒸散ガス分離用タンク65内に空気層を確保することができるとともに、蒸散ガス分離用タンク65のタンク内圧に応じて、パージと吸気とを自動的に行いタンク内圧を安定させることができる。
左右の燃料タンク60は、図11に示すようにガソリンをエンジン19に供給する燃料経路67を介して連通されている。図16、図17では、蒸散ガス分離用タンク65を、走行車体1の最大傾斜時の燃料タンク60の上面のホース接続部材68の位置を基点とするタンク液面ラインRよりも上方に配置した構成を示す。このように蒸散ガス分離用タンク65を走行機体1が最大傾斜したときのタンク液面ラインRより上方に配置したときは、シャットオフバルブ(フロートバルブ71)を省略することができる。
(4)前記実施の形態では、液面静止用フロート75を備えた蒸散ガス分離用タンク65を例に示したが、液面静止用フロート75を備えていない蒸散ガス分離用タンク65を採用してもよい。
本発明は、四輪駆動型の走行車体1における左右の前輪2と左右の後輪3との間にモーア5を配備したミッドマウントモーアの他、フロントモーア、トラクタ、農用運搬車および乗用型田植機などに適用できる。
1 走行車体
19 エンジン
21 伝動装置
34 エンジン冷却用ファン
49 伝動軸
54 オイルクーラ
55 冷却風路
56 冷却管
60 燃料タンク
66 キャニスタ

Claims (7)

  1. 走行車体の後部にエンジンを搭載し、前記エンジンの前方に伝動装置を配置し、前記エンジンと前記伝動装置との間に、エンジン冷却用ファンによって通風され冷却風をエンジンに向かって導入する冷却風路を形成し、前記冷却風路の外側に燃料タンクを配置してある作業車において、
    前記燃料タンク内で蒸散した燃料ガスを吸着させ、エンジン駆動時に吸着した前記燃料ガスを離脱させ、離脱した燃料ガスが前記エンジンに吸入されるように、前記燃料タンクと前記エンジンとの間のガス経路に介装するキャニスタを前記冷却風路に配設してあり、前記冷却風路の前記キャニスタの設置箇所を通過した冷却風が前記エンジンに供給されることを特徴とする作業車。
  2. 前記冷却風路が、除塵網を備えた除塵カバーにより囲まれ前記キャニスタの上方において上下方向に延びる外気導入空間と、前記キャニスタの下方においてエンジンに対向して設けられた導風ハウジングに形成された吸気口とを連通し、
    前記エンジン冷却用ファンが前記吸気口の下流側に設けられ、
    前記外気導入空間から導入された冷却風が前記エンジン冷却用ファンにより前記冷却風路を流通し、前記吸気口からエンジンに供給される請求項1に記載の作業車。
  3. 前記走行車体の後部に左右一対のサイドメンバを備え、前記サイドメンバの後部側に前記エンジンを載置する載置台が支持され、
    前記伝動装置の後方でかつ前記エンジン冷却用ファン及び前記載置台の前側の空間を下方から塞ぐ防塵板が、左右の前記サイドメンバに亘って設けられている請求項1又は2に記載の作業車。
  4. 走行車体の後部にエンジンを搭載し、前記エンジンの前方に伝動装置を配置し、前記エンジンと前記伝動装置との間に、エンジン冷却用ファンによって通風される冷却風路を形成し、前記冷却風路の外側に燃料タンクを配置してある作業車において、
    前記燃料タンク内で蒸散した燃料ガスを吸着させ、エンジン駆動時に吸着した前記燃料ガスを離脱させ、離脱した燃料ガスが前記エンジンに吸入されるように、前記燃料タンクと前記エンジンとの間のガス経路に介装するキャニスタを前記冷却風路に配設してあり、
    前記冷却風路の外側に、左右の燃料タンクを配設し、前記キャニスタを前記左右の燃料タンクに対応して、平面視で前記エンジンから前記伝動装置に動力を伝達する伝動軸から離間した左右位置に振り分けて配設してあることを特徴とする作業車。
  5. 前記エンジンと前記伝動装置との間の前記冷却風路にオイルクーラを配設し、このオイルクーラの後方に前記左右のキャニスタを配置してある請求項記載の作業車。
  6. 前記オイルクーラを構成する冷却管を上下につづら折り状に左右方向に配設し、つづら折りの上下長さを左右中央部で長く、前記キャニスタを配設してある左右側部のつづら折りの上下長さを左右中央部よりも短くして、正面視で前記キャニスタに対して重複する冷却管を無くす又は少なくしてある請求項記載の作業車。
  7. 前記エンジンを走行車体の左右中央部に配置し、前記左右のキャニスタを、前記左右の燃料タンクの後部近くで、且つ走行車体の左右中心線に対して左右に略等距離の位置に配置してある請求項のいずれか一項に記載の作業車。
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