JP5400372B2 - 塗布装置および塗布方法 - Google Patents
塗布装置および塗布方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5400372B2 JP5400372B2 JP2008324311A JP2008324311A JP5400372B2 JP 5400372 B2 JP5400372 B2 JP 5400372B2 JP 2008324311 A JP2008324311 A JP 2008324311A JP 2008324311 A JP2008324311 A JP 2008324311A JP 5400372 B2 JP5400372 B2 JP 5400372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis direction
- ink
- coating
- movement
- application
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/201—Filters in the form of arrays
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/28—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing downwardly on flat surfaces, e.g. of books, drawings, boxes, envelopes, e.g. flat-bed ink-jet printers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
複数個のノズルが形成されたヘッドを複数個合わせて構成され、塗布幅Wmを有するヘッドモジュールを配置したインク吐出部が、
インクが塗布される複数個の画素からなる塗布対象物の上方を前記ヘッドモジュールの配置方向であるY軸方向と直交するX軸方向に移動しながら前記ノズルからインクを吐出して塗布を行い、
次に前記インクの吐出を停止して前記Y軸方向に移動する動作を繰り返し行うことで、前記塗布対象物の所定の領域を塗布する塗布方法であって、
前記インク吐出部は一の色のインクを吐出するヘッドモジュールが前記Y軸方向に所定ピッチPで配置され、
前記一の色と異なる色のインクを吐出するヘッドモジュールが前記X軸方向に並置され、かつ前記Y軸方向に前記塗布幅Wm以下の距離だけずれて前記所定ピッチPで配置されており、
前記インク吐出部が前記X軸方向に移動しながら所定の画素にインクを塗布するスキャン塗布工程と、
前記インク吐出部が前記Y軸方向に移動する移動距離yは前記スキャン塗布工程毎に異なり、前記ヘッドモジュールの塗布幅Wmより小さい移動を含むスキャン移動工程を有する塗布方法を提供する。
前記スキャン移動工程は前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より小さく、最後の移動距離ytが前記塗布幅Wmより小さい第1の局面の塗布方法を提供する。
前記スキャン移動工程は、
前記スキャン塗布工程によって前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最後の移動距離ytと前記所定のピッチPとから求めたP/ytの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立するk回目の移動距離が(−1)k−1{(S−k)P}/Sで表わされる移動である第2の局面の塗布方法を提供する。
前記スキャン移動工程は前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より大きく、最初の移動距離ysが前記塗布幅Wmより小さい第1の局面の塗布方法を提供する。
前記スキャン移動工程は、
前記スキャン塗布工程によって前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最後の移動距離ytと前記所定のピッチPとからP/ytの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立するk回目の移動距離が(−1)k−1(kP)/Sで表わされる移動である第4の局面の塗布方法を提供する。
前記塗布対象物の特定の領域を
前記ヘッドモジュールの塗布幅の一部が重複して通過するラップ部に属する画素に対して、1度目の前記スキャン塗布工程で塗布される画素と、2度目以降の前記スキャン塗布工程で塗布される画素をランダムに選択する工程をさらに有し、
前記スキャン塗布工程は前記選択する工程によって選択された前記画素を塗布する工程を含む第1乃至第5の局面の塗布方法を提供する。
前記ランダムに選択する工程は、
前記ラップ部を前記X軸方向に複数の分割領域に分割し、
前記分割領域毎に1回目と2回目以降に塗布する画素の個数を予め定めた割合で定め、
前記分割領域毎に前記個数分の画素をランダムに選択する工程である第1乃至第6の局面の塗布方法を提供する。
塗布対象物を保持し、X軸方向および前記X軸方向に直交するY軸方向を有するステージと、
複数個のノズルが形成されたヘッドを複数個合わせて構成され、一の色のインクを吐出する塗布幅Wmを有するヘッドモジュールが前記Y軸方向に所定ピッチPで配置され、前記一の色と異なる色のインクを吐出する塗布幅Wmを有するヘッドモジュールが前記X軸方向に並置され、かつ前記Y軸方向に前記塗布幅Wm以下の距離だけずれて前記所定ピッチPで配置されているインク吐出部と、
前記インク吐出部を前記X軸方向および前記Y軸方向に移動させる駆動手段と、
前記インク吐出部の位置情報を検出する位置検出手段と、
前記インク吐出部と前記駆動手段と前記位置検出手段に接続され、
前記インク吐出部を前記X軸方向に移動させるX軸方向移動指示と、
前記インク吐出部を前記Y軸方向に移動させるY軸方向移動指示と、
前記ノズルからインクを吐出させる吐出指示と、
前記インク吐出部のX座標とY座標と前記吐出指示の関係および前記Y軸方向移動指示を出力するタイミングを示す吐出予定情報を有する制御部を有し、
前記Y軸方向移動指示は、
前記インク吐出部の前記X軸方向の移動の度に、前記Y軸方向の移動距離yが異なる移動指示であり、前記移動距離yが前記塗布幅Wmより少ない移動指示を含む塗布装置を提供する。
前記Y軸方向移動指示は、前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より小さく、最後の移動距離ytが前記塗布幅Wmより小さい移動指示である第8の局面の塗布装置を提供する。
前記Y軸方向移動指示は、
前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最後の移動距離ytと前記所定のピッチPとから求めたP/ytの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立する前記インク吐出部のk回目の前記Y軸方向への移動距離が(−1)k−1{(S−k)P}/Sとなる移動指示である第9の局面の塗布装置を提供する。
前記Y軸方向移動指示は、前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より大きく、最初の移動距離ysが前記塗布幅Wmより小さい移動指示である第8の局面の塗布装置を提供する。
前記Y軸方向移動指示は、
前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最初の移動距離ysと前記所定のピッチPとから求めたP/ysの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立する前記インク吐出部のk回目の前記Y軸方向への移動距離が(−1)k−1(kP)/Sとなる移動指示である第11の局面の塗布装置を提供する。
前記吐出予定情報の前記インク吐出部のX座標とY座標と前記吐出指示の関係は、
前記塗布対象物の特定の領域に属する画素のうち、1回目に塗布する画素と2回目以降に塗布する画素がランダムに選択された状態に対応した関係である第8乃至第12の局面の塗布装置を提供する。
前記吐出予定情報の前記インク吐出部のX座標と前記吐出指示の関係は、
前記塗布対象物の特定の領域を前記Y軸方向に複数の分割領域に分割し、
前記分割領域毎に1回目と2回目以降に塗布する画素の個数を予め定めた割合で定め、
前記分割領域毎に前記個数分の前記画素をランダムに選択された状態に対応した関係である第8乃至第13の局面の塗布装置を提供する。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係るカラーフィルタ製造装置を示す斜視図、図2は本発明に係るカラーフィルタ製造装置の要部を示す平面図、図3はインク吐出部の平面概略図、図4はヘッドブロックの平面概略図である。これら各図において、直交座標系の3軸をX,Y,Zとし、XY平面を水平面、Z軸方向を鉛直方向、鉛直軸周りの回転方向をθ方向とする。また、図1のx方向の紙面手前側を上流とし、x方向の紙面奥側を下流とする。つまり、図1ではA方向が上流、B方向が下流となる。そして、上流から下流に向かう動作を往動、下流から上流に向かう動作を復動とする。また、往動または復動をスキャン動作と呼ぶ。
(S/2)・W<P<S・W
S:インクジェットヘッド51がガラス基板Kにおける画素gs全てにインクを塗布するのに必要なスキャン回数(2以上の整数)
W:インクジェットモジュールの塗布幅
P:Y軸方向についてのヘッドモジュール52の配列ピッチ
なお、SはピッチPの間を塗布する回数であるともいえる。
まず基板搬送ロボット9は、ガラス基板Kが吸着ステージ3の真上に来るように、可動支持台93を駆動制御する。続いて、リフトピン孔33からリフトピン34を突出させて、ガラス受取位置である最上位置まで上昇させる。続いて、基板搬送ロボット9は、可動支持台93を徐々に降下させ、ガラス基板Kをリフトピン34の先端部に載せる。ガラス基板Kをリフトピン34に載せた後、基板搬送ロボット9は、可動支持台93を待避させる。続いて、吸着ステージ3は、ガラス基板Kを支承したリフトピン34を降下させる。ガラス基板Kが降下して載置面31に到達したときに、吸着ステージ3は、真空吸着孔32に真空圧を発生させ、ガラス基板Kを載置面31上に真空吸着保持する。
まず第1リニアモータ43は、アラインメントカメラ7がアラインメントマークM1の上方に来るように、カメラガントリー6を駆動制御する。続いて、アラインメントカメラ7はアラインメントマークM1を撮像し、得られた画像データを制御装置10に送る。制御装置10では、送られた画像データに適当な画像処理を施すことにより、所定位置からのガラス基板Kのズレ量を算出する。このズレ量に基づきステージ回転駆動手段を駆動制御することにより、ガラス基板Kの位置決めを行う。
まず第1リニアモータ43は、ガラス基板Kにおける上流側の塗布開始位置にインク吐出部5が来るように、塗布ガントリー4を駆動制御する。続いて、サーボモータ機構44は、インクジェットノズル54の吐出口とガラス基板Kの表面との隙間が0.5mm〜1.0mm程度の微少距離となるように、インク吐出部5を降下させる。
〔1回目の往動による塗布〕
第1リニアモータ43は、塗布ガントリー4を往動させる。これによりインク塗布部5は、図8の矢印X1に示すように、インクジェットノズル54の吐出口とガラス基板Kの表面とが微少距離を隔てて対向近接した状態で往動する。制御部10は、塗布目的とする画素gsに、目的とする色のインクを吐出するように、インク吐出部5に指令を送る。より具体的には、インク吐出部の位置座標から塗布目的とする画素gsに塗布できるインクジェットノズルにインク塗布の指令を送信する。これにより、往動中のインク吐出部5は、所定の位置で所定量のインクを吐出する。これのようにX軸方向に移動しながら塗布する工程をスキャン塗布工程と呼ぶ。そして、ガラス基板KのブラックマトリクスBMにおける各画素gsに、目的とする色のインク液を塗布していく(図7のステップS42,S43参照)。なお、ステップS42で「画素上方」とは、画素のz軸方向で上方を意味する。
第1リニアモータ43は、塗布ガントリー4を復動させる(ステップS41)。これによりインク吐出部5は、図8の矢印X2に示すように復動する。制御部10は、塗布目的とする画素gsに、目的とする色のインクを吐出するように、インク吐出部5に指令を送る。これにより、復動中のインク吐出部5は、所定の位置で所定の量のインクを吐出することで、ガラス基板KのブラックマトリクスBMにおける各画素gsに、目的とする色のインク液を塗布していく(図7のステップS42,S43参照)。
1回目の往動による塗布動作と同様に、図8の矢印X3に示すようにインク塗布部5を往動させながら塗布する。
図8の矢印Y3に示すように、インク吐出部5をY軸方向に所定ピッチだけシフトさせた後、1回目の復動による塗布動作と同様に、図8の矢印X4に示すようにインク塗布部5を復動させながら塗布する。
まずサーボモータ機構44は、水平枠部42を上昇駆動することにより、インク吐出部5を上昇させる。これにより、インクジェットノズル54の吐出口とガラス基板Kの表面とを離隔させる。続いて第1リニアモータ44は、塗布ガントリー4を復動制御し、インク吐出部5を吸着ステージ3の上流端へ退避させる。
吸着ステージ3は真空吸着孔32に生じていた真空圧を大気圧に戻す。リフトピン34がリフトピン孔33から突出し、ガラス基板Kを支承した状態で最上位置まで上昇する。基板搬送ロボット9は、インク塗布済みのガラス基板Kを可動支持台93により受取り、次工程である例えば減圧乾燥工程へと引き渡す。
実施の形態1では、赤インク、緑インク、青インクを塗布するためのヘッドモジュールを隣接するように配置してヘッドブロックとし、そのヘッドブロック同士をX軸方向に直列に並設したので、インク吐出部を小型化することができた。
本実施の形態の塗布方法について、以下に説明する。再び図11を参照して、実施の形態2では、同じ色が塗布される領域は、インク吐出部5が、X軸方向に往動および復動する毎にY軸方向にP/Sだけ一方向に移動しながら全塗布領域を塗布した。しかし、インク吐出部5が移動していく方向に対して、最も後方に位置する塗布領域端で塗布された画素は、隣のヘッドモジュールが移動してくるまでは、周囲に塗布された画素がない。なお、Sは、インクジェットヘッド51がガラス基板Kにおける画素gs全てにインクを塗布するのに必要なスキャン回数(2以上の整数)であった。
実施の形態3では、インク吐出部5はあたかも、外側から内側に向かってスパイラルを描くように往動および復動を行いながら塗布を行った。従って、これと逆の軌跡を辿っても同じ効果を得ることができる。
本実施の形態では、オーバーラップされる領域の処理について説明を行う。実施の形態1乃至4ではいずれもヘッドモジュールの端部で塗布された画素領域は、同じヘッドモジュール若しくは他のヘッドモジュールが再度通過する。このヘッドモジュールの端部による塗布は、形成されたインクジェットノズルの不均一さ、ヘッドモジュールの中央部と端部での吐出量の違い、塗布された画素の乾燥状態の違いなどで塗布ムラを作りやすい。
本実施の形態では、ラップ部分の塗布の方法について、他の方法を示す。図18は、本発明の塗布方法によるラップ部分を示す。領域170は1回目の塗布によってすべての画素を塗布する部分である。領域171は2回目の塗布によってすべての画素を塗布する部分である。領域172乃至176の部分がオーバーラップする領域である。ここで、横線の画素は1回目で塗布する画素であり、灰色塗りつぶしの画素は2回目で塗布する画素である。
W=25.4(mm)
N=360(個)
M=5(段)
S=4(回)
とすると、1インチあたりのノズル数で示す解像度は、W(mm)×N/25.4×M=1800(dpi)であり、ピッチPの範囲は次のようになる。
50.8(mm)<P<101.6(mm)である。
2 機台
3 吸着ステージ
4 塗布ガントリー
5 インク吐出部
6 カメラガントリー
7 アライメントカメラ
8 スキャンカメラ
9 基板搬送ロボット
10 制御装置
31 載置面
32 真空吸着孔
33 リフトピン孔
34 リフトピン
41 支柱部
42 水平枠部
43 第1リニアモータ
44 サーボモータ機構
45 第2リニアモータ
50R、50G、50B ヘッドブロック
51 インクジェットヘッド
52 ヘッドモジュール
54 インクジェットノズル
55 ノズル群
62 水平枠部
63 第4リニアモータ
64 第3リニアモータ
91 モータ
92 アーム
93 可動支持台
45 第2リニアモータ(ヘッドブロックシフト手段)
50 ヘッドブロック
51 インクジェットヘッド
52 ヘッドモジュール
54 インクジェットノズル
70R、70G、70B ヘッドモジュール
77 、78 ヘッドモジュールの塗布領域
79 領域77の端の画素
80、81 領域78の端の画素
85 異色のヘッドモジュール間の塗布領域が重なる部分
88 重複塗布領域
97 注目するヘッドモジュール
98 ヘッドモジュール97の左隣のヘッドモジュール
103〜106 インク吐出部の位置
110〜113 インク吐出部の移動
120〜123 塗布される領域
133〜136 インク吐出部の位置
140〜143 インク吐出部の移動
150〜153 塗布される画素
160、161 同時に塗布される領域
162 ラップ部
170、171 同時に塗布される領域
172〜176 ラップ部
200 塗布領域
201 ラップ部
gs 画素(被塗布箇所)
K ガラス基板(基板)
X軸方向(スキャン方向)
Y軸方向(スキャン直交方向)
Claims (14)
- 複数個のノズルが形成されたヘッドを複数個合わせて構成され、塗布幅Wmを有するヘッドモジュールを配置したインク吐出部が、
インクが塗布される複数個の画素からなる塗布対象物の上方を前記ヘッドモジュールの配置方向であるY軸方向と直交するX軸方向に移動しながら前記ノズルからインクを吐出して塗布を行い、
次に前記インクの吐出を停止して前記Y軸方向に移動する動作を繰り返し行うことで、前記塗布対象物の所定の領域を塗布する塗布方法であって、
前記インク吐出部は一の色のインクを吐出するヘッドモジュールが前記Y軸方向に所定ピッチPで配置され、
前記一の色と異なる色のインクを吐出するヘッドモジュールが前記X軸方向に並置され、かつ前記Y軸方向に前記塗布幅Wm以下の距離だけずれて前記所定ピッチPで配置されており、
前記インク吐出部が前記X軸方向に移動しながら所定の画素にインクを塗布するスキャン塗布工程と、
前記インク吐出部が前記Y軸方向に移動する移動距離yは前記スキャン塗布工程毎に異なり、
前記ヘッドモジュールの塗布幅Wmより小さい移動を含むスキャン移動工程を有する塗布方法。 - 前記スキャン移動工程は前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より小さく、最後の移動距離ytが前記塗布幅Wmより小さい請求項1に記載された塗布方法。
- 前記スキャン移動工程は、
前記スキャン塗布工程によって前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最後の移動距離ytと前記所定のピッチPとから求めたP/ytの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立するk回目の移動距離が(−1)k−1{(S−k)P}/Sで表わされる移動である請求項2に記載された塗布方法。 - 前記スキャン移動工程は前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より大きく、最初の移動距離ysが前記塗布幅Wmより小さい請求項1に記載された塗布方法。
- 前記スキャン移動工程は、
前記スキャン塗布工程によって前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最後の移動距離ytと前記所定のピッチPとからP/ytの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立するk回目の移動距離が(−1)k−1(kP)/Sで表わされる移動である請求項4に記載された塗布方法。 - 前記塗布対象物の特定の領域を
前記ヘッドモジュールの塗布幅の一部が重複して通過するラップ部に属する画素に対して、1度目の前記スキャン塗布工程で塗布される画素と、2度目以降の前記スキャン塗布工程で塗布される画素をランダムに選択する工程をさらに有し、
前記スキャン塗布工程は前記選択する工程によって選択された前記画素を塗布する工程を含む請求項1乃至5のいずれか1の請求項に記載された塗布方法。 - 前記ランダムに選択する工程は、
前記ラップ部を前記X軸方向に複数の分割領域に分割し、
前記分割領域毎に1回目と2回目以降に塗布する画素の個数を予め定めた割合で定め、
前記分割領域毎に前記個数分の画素をランダムに選択する工程である請求項1乃至6のいずれか1の請求項に記載された塗布方法。 - 塗布対象物を保持し、X軸方向および前記X軸方向に直交するY軸方向を有するステージと、
複数個のノズルが形成されたヘッドを複数個合わせて構成され、一の色のインクを吐出する塗布幅Wmを有するヘッドモジュールが前記Y軸方向に所定ピッチPで配置され、前記一の色と異なる色のインクを吐出する塗布幅Wmを有するヘッドモジュールが前記X軸方向に並置され、かつ前記Y軸方向に前記塗布幅Wm以下の距離だけずれて前記所定ピッチPで配置されているインク吐出部と、
前記インク吐出部を前記X軸方向および前記Y軸方向に移動させる駆動手段と、
前記インク吐出部の位置情報を検出する位置検出手段と、
前記インク吐出部と前記駆動手段と前記位置検出手段に接続され、
前記インク吐出部を前記X軸方向に移動させるX軸方向移動指示と、
前記インク吐出部を前記Y軸方向に移動させるY軸方向移動指示と、
前記ノズルからインクを吐出させる吐出指示と、
前記インク吐出部のX座標とY座標と前記吐出指示の関係および前記Y軸方向移動指示を出力するタイミングを示す吐出予定情報を有する制御部を有し、
前記Y軸方向移動指示は、
前記インク吐出部の前記X軸方向の移動の度に、前記Y軸方向の移動距離yが異なる移動指示であり、前記移動距離yが前記塗布幅Wmより少ない移動指示を含む塗布装置。 - 前記Y軸方向移動指示は、前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より小さく、最後の移動距離ytが前記塗布幅Wmより小さい移動指示である請求項8に記載された塗布装置。
- 前記Y軸方向移動指示は、
前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最後の移動距離ytと前記所定のピッチPとから求めたP/ytの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立する前記インク吐出部のk回目の前記Y軸方向への移動距離が(−1)k−1{(S−k)P}/Sとなる移動指示である請求項9に記載された塗布装置。 - 前記Y軸方向移動指示は、前記所定のピッチPの幅の領域を塗布する際のk回目の移動距離ykがk+1回目の移動距離yk+1より大きく、最初の移動距離ysが前記塗布幅Wmより小さい移動指示である請求項8に記載された塗布装置。
- 前記Y軸方向移動指示は、
前記所定ピッチPの間を塗布する回数であって、前記最初の移動距離ysと前記所定のピッチPとから求めたP/ysの整数部に1を加算して決まる回数をSとして、
前記Y軸方向の一方の方向を正の方向、他方の方向を負の方向としたときにk≦(S−1)なる関係が成立する前記インク吐出部のk回目の前記Y軸方向への移動距離が(−1)k−1(kP)/Sとなる移動指示である請求項11に記載された塗布装置。 - 前記吐出予定情報の前記インク吐出部のX座標とY座標と前記吐出指示の関係は、
前記塗布対象物の特定の領域に属する画素のうち、1回目に塗布する画素と2回目以降に塗布する画素がランダムに選択された状態に対応した関係である請求項8乃至12のいずれか一の請求項に記載された塗布装置。 - 前記吐出予定情報の前記インク吐出部のX座標と前記吐出指示の関係は、
前記塗布対象物の特定の領域を前記Y軸方向に複数の分割領域に分割し、
前記分割領域毎に1回目と2回目以降に塗布する画素の個数を予め定めた割合で定め、
前記分割領域毎に前記個数分の前記画素をランダムに選択された状態に対応した関係である請求項8乃至13のいずれか一の請求項に記載された塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008324311A JP5400372B2 (ja) | 2007-12-21 | 2008-12-19 | 塗布装置および塗布方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007330607 | 2007-12-21 | ||
JP2007330607 | 2007-12-21 | ||
JP2008324311A JP5400372B2 (ja) | 2007-12-21 | 2008-12-19 | 塗布装置および塗布方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009169415A JP2009169415A (ja) | 2009-07-30 |
JP5400372B2 true JP5400372B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=40801107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008324311A Active JP5400372B2 (ja) | 2007-12-21 | 2008-12-19 | 塗布装置および塗布方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5400372B2 (ja) |
KR (1) | KR101492400B1 (ja) |
CN (1) | CN101903810B (ja) |
TW (1) | TWI460023B (ja) |
WO (1) | WO2009081804A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5663342B2 (ja) * | 2011-02-21 | 2015-02-04 | 東レエンジニアリング株式会社 | 塗布方法および塗布装置 |
US20140093638A1 (en) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Jonathan Joel Bloom | Method of dispensing material based on angular locate feature |
KR102011913B1 (ko) | 2012-11-19 | 2019-08-20 | 삼성디스플레이 주식회사 | 잉크젯 장치 |
CN103435267B (zh) * | 2013-08-27 | 2015-11-25 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种形成彩色滤光片基片的方法以及相应的喷涂装置 |
JP6685795B2 (ja) * | 2016-03-30 | 2020-04-22 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 加工物作製装置 |
US10041889B2 (en) * | 2016-08-01 | 2018-08-07 | The Boeing Company | System and method for high speed surface and subsurface FOD and defect detection |
JP6547231B2 (ja) * | 2016-11-30 | 2019-07-24 | ウラカミ合同会社 | 表面吸着移動式コーティング装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10300918A (ja) * | 1997-04-23 | 1998-11-13 | Asahi Glass Co Ltd | カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ |
JP3982185B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2007-09-26 | セイコーエプソン株式会社 | フィルタ製造装置及びフィルタ製造方法並びにフィルタ |
JP2003084126A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-03-19 | Seiko Epson Corp | カラーフィルタの製造方法及び製造装置、液晶表示装置の製造方法及び製造装置、el発光層配設基板の製造方法及び製造装置、el発光装置の製造方法及び製造装置、成膜方法及び成膜装置、電気光学装置及びその製造方法並びに電子機器 |
JP4247890B2 (ja) * | 2003-08-12 | 2009-04-02 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布ノズル及び塗布装置 |
JP2005116553A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Tokyo Electron Ltd | 塗布膜形成装置及び塗布膜形成方法 |
JP2005153393A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出装置、電気光学装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法および電子機器 |
JP4100354B2 (ja) * | 2004-02-19 | 2008-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 材料塗布方法、カラーフィルタの製造方法、エレクトロルミネッセンス表示装置の製造方法、およびプラズマ表示装置の製造方法。 |
JP2006239976A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Dainippon Printing Co Ltd | パターン形成装置、位置補正方法 |
JP4345716B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2009-10-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液滴吐出方法 |
-
2008
- 2008-12-17 WO PCT/JP2008/072925 patent/WO2009081804A1/ja active Application Filing
- 2008-12-17 CN CN2008801222914A patent/CN101903810B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2008-12-17 KR KR1020107013236A patent/KR101492400B1/ko active IP Right Grant
- 2008-12-19 TW TW097149572A patent/TWI460023B/zh active
- 2008-12-19 JP JP2008324311A patent/JP5400372B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200936258A (en) | 2009-09-01 |
JP2009169415A (ja) | 2009-07-30 |
WO2009081804A1 (ja) | 2009-07-02 |
CN101903810B (zh) | 2012-05-23 |
KR20100098635A (ko) | 2010-09-08 |
CN101903810A (zh) | 2010-12-01 |
KR101492400B1 (ko) | 2015-02-12 |
TWI460023B (zh) | 2014-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5400372B2 (ja) | 塗布装置および塗布方法 | |
US20080259101A1 (en) | Methods and apparatus for minimizing the number of print passes in flat panel display manufacturing | |
JP2008544333A (ja) | フラットパネルディスプレイ用インクジェット印刷システム及び方法 | |
JP4168728B2 (ja) | 液滴吐出装置のドット位置補正方法、液滴吐出方法および電気光学装置の製造方法 | |
JP4661840B2 (ja) | アライメントマスクおよびドット位置認識方法 | |
JP2010017683A (ja) | 液滴塗布装置及び液滴塗布方法 | |
US8182066B2 (en) | Liquid body discharge device and method for discharging liquid body | |
US8118386B2 (en) | Liquid body discharge device and method for discharging liquid body | |
JP4821164B2 (ja) | 液滴吐出装置、液滴吐出方法及び電気光学装置の製造方法 | |
KR20100119857A (ko) | 도포장치 및 도포방법 | |
JP5475957B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5243954B2 (ja) | カラーフィルタ製造方法およびその装置 | |
JP4525758B2 (ja) | 液状体吐出装置 | |
US20090202284A1 (en) | Placing table and liquid body discharge device | |
JP5873712B2 (ja) | 塗布装置 | |
JP5416521B2 (ja) | 塗布方法 | |
JP2009109799A (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
JP2019000780A (ja) | インクジェット塗布装置 | |
JP2010234170A (ja) | 塗布装置 | |
JP2009181093A (ja) | 液状体吐出装置および液状体吐出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130730 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5400372 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |