JP5398720B2 - 硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物 - Google Patents

硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物 Download PDF

Info

Publication number
JP5398720B2
JP5398720B2 JP2010527894A JP2010527894A JP5398720B2 JP 5398720 B2 JP5398720 B2 JP 5398720B2 JP 2010527894 A JP2010527894 A JP 2010527894A JP 2010527894 A JP2010527894 A JP 2010527894A JP 5398720 B2 JP5398720 B2 JP 5398720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
polyarylate
cured
composition according
chemical formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010527894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010540746A (ja
Inventor
サン−ウク・リュ
ドン−リュル・キム
ギ−チュル・キム
ホ−ジュン・イ
ジャン−イェオン・ファン
スン−ラク・マ
ミョン−グン・コ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Chem Ltd
Original Assignee
LG Chem Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Chem Ltd filed Critical LG Chem Ltd
Publication of JP2010540746A publication Critical patent/JP2010540746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5398720B2 publication Critical patent/JP5398720B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L65/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/01Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to unsaturated polyesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/12Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/15Heterocyclic compounds having oxygen in the ring
    • C08K5/151Heterocyclic compounds having oxygen in the ring having one oxygen atom in the ring
    • C08K5/1535Five-membered rings
    • C08K5/1539Cyclic anhydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3412Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having one nitrogen atom in the ring
    • C08K5/3415Five-membered rings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

本発明は、硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物に関する。具体的には、本発明は、マレイミドを含む硬化組成物であって、硬化物の耐熱性、靭性および硬化度を増加させることができる硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物に関する。
マレイミド樹脂およびその硬化物は、耐熱性が高く、取り扱い作業性に優れた樹脂として知られている。しかし、マレイミド樹脂は、前記のような優れた特性を有するものの、壊れやすく、耐クラック性が衰え、耐熱性および剥離強度が相当低いなどの欠点がある。
米国特許第5,025,095号には、置換されたジアリルフェノール誘導体がビスマレイミドの反応性希釈剤として有用であると記載されている。日本特開平8−217838号には、芳香族ビスマレイミド、アルケニルフェノールおよびポリアルキレンフタルレートを含む組成物が記載されている。しかし、前記特許文献に記載された組成物は十分な耐熱性および靭性を提供することができない。
マレイミド樹脂の応用範囲が高性能複合材料や電子材料などのハイテク分野に拡大されることにつれてより高性能のマレイミド樹脂の開発が求められている。
米国特許第5,025,095号 日本特開平8−217838号
本発明者らは、硬化組成物の成分として、マレイミドと共に、高分子形態の二重結合を有するポリアリレートを用いる場合、優れた耐熱性、靭性を達成することができるという事実を明らかにした。そこで、本発明は、優れた耐熱性、靭性を提供することができる硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物を提供する。
前記目的を達成するために、本発明は、マレイミドおよび二重結合を有するポリアリレートを含む硬化組成物を提供する。
また、本発明は、前記硬化組成物を硬化させる方法を提供する。
また、本発明は、前記硬化組成物を用いて製造した硬化物を提供する。
本発明に係る硬化組成物は、マレイミドと共に、単量体ではない高分子形態の二重結合を有するポリアリレートを含むことにより、耐熱性、靭性に優れ、耐熱性を調節することができる。
ジアリルビスフェノールAの含量が5モル%であるポリアリレートとビスマレイミドを含む硬化物のビスマレイミド含量に応じた熱流量(heat flow)を示すグラフである。 ジアリルビスフェノールAの含量が20モル%であるポリアリレートとビスマレイミドを含む硬化物のビスマレイミド含量に応じた熱流量(heat flow)を示すグラフである。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明に係る硬化組成物は、マレイミドと共に二重結合を有するポリアリレートを含むことを特徴とする。本発明においては、ビスマレイミドと単量体を含む従来の硬化組成物とは異なり、マレイミドと共に高分子形態の化合物を用い、その高分子形態の化合物として二重結合を有するポリアリレートを用いることによって、硬化物の耐熱性、靭性を向上させることができる。本発明に係る硬化組成物においては、前記ポリアリレートに含まれた二重結合の濃度または前記二重結合を有するポリアリレートの濃度を調節することによって耐熱性および硬化度を調節することができる。
本発明において、前記マレイミドはその構造に特に限定されるものではないが、下記化学式1で示されるものを用いることができる:
Figure 0005398720
前記化学式1において、
nは2以上の整数であり、Wは、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、ニトリルおよびアルコキシからなる群から選択された一つまたは二つ以上の官能基を有するアルキル、アルキルアリール、アルキルジアリール、シクロアルキル、シクロアルキルジアリール、アリール、フルオレン、フルオレンジアリール、オキシジアリール、スルホニルジアリール、スルフィニルジアリール、およびカルボニルジアリールからなる群から選択され、
前記Wは、水素原子、ハロゲン原子、ニトリルおよびアルコキシからなる群から選択された一つまたは二つ以上の官能基を有するアルキル、フェニル、アルキルジフェニル、シクロアルキルジフェニル、フルオレンジフェニル、オキシジフェニル、ビフェニル、スルホニルジフェニル、スルフィニルジフェニルおよびカルボニルジフェニルから選択されることが好ましい。
前記化学式1において、前記アルキルは炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖であることが好ましく、前記シクロアルキルは炭素数3〜20が好ましく、前記アリールは炭素数6〜20が好ましく、前記アルキルアリールは炭素数7〜20が好ましい。また、アルキルジアリールは炭素数13〜40が好ましく、−アリール−アルキル−アリール−の構造を有してもよく、例えば、ビスマレイミドジフェニルメタンなどであってもよい。シクロアルキルジアリールは炭素数15〜40が好ましく、−アリール−シクロアルキル−アリール−の構造を有してもよい。フルオレンジアリールは−アリール−フルオレン−アリール−の構造を有してもよく、オキシジアリールは−アリール−酸素−アリール−の構造を有してもよい。スルホニルジアリールは炭素数12〜20が好ましく、−アリール−スルホニル−アリール−の構造を有してもよい。スルフィニルジアリールは炭素数12〜20が好ましく、−アリール−スルフィニル−アリール−の構造を有してもよい。カルボニルジアリールは炭素数12〜20が好ましく、−アリール−カルボニル−アリール−の構造を有してもよい。
本発明において、前記二重結合を有するポリアリレートは下記化学式2の化合物を含むことができる:
Figure 0005398720
前記化学式2において、
xおよびyは、モル比として、x+y=1、x≧0であり、
〜R26は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル、アリールアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、アリール、アルキルアリール、アルケニルアリール、ニトリルおよびアルコキシからなる群から選択され、但し、R〜R16のうちの少なくとも一つは二重結合を含み、
およびWは、各々独立に、直接結合、−O−、−S−、アルキレン、シクロアルキレン、フルオレニレン、−S(O)−(sulfonyl)、−S(O)−(sulfinyl)および−CO−(carbonyl)からなる群から選択され、
Arは各々独立にアリーレン基である。
前記化学式2において、yは0.01〜1であることが好ましい。yのモル比が0.01より小さければ、硬化による効果が現れにくい。また、yのモル比を0.01〜1の間の値を選択して重合することにより、マレイミドとの硬化程度を調節することができる。
前記化学式2で示されるポリアリレートの一好ましい例としては、下記化学式3で示されるポリアリレートが挙げられる:
Figure 0005398720
前記化学式3において、
xおよびyは、モル比として、x+y=1、x≧0であり、
27〜R32は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル、アリール、アリルおよびビニルからなる群から選択され、
aおよびbは1〜4の整数であり、cおよびdは1〜3の整数であり、
およびWは、各々独立に、直接結合、−O−、−S−、アルキレン、シクロアルキレン、フルオレニレン、−S(O)−(sulfonyl)、−S(O)−(sulfinyl)および−CO−(carbonyl)からなる群から選択され、
Arは、各々独立に、フェニレン、ナフチレンおよびビフェニレンからなる群から選択される。
前記化学式2および3において、前記アルキレンは炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖であることが好ましく、前記シクロアルキレンは炭素数3〜20が好ましく、前記アリーレンは炭素数6〜20が好ましく、前記アルキルアリーレンは炭素数7〜20が好ましい。また、前記アルキルは炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖であることが好ましく、前記アルケニルは炭素数2〜12の直鎖もしくは分枝鎖であることが好ましく、前記アリールは炭素数6〜20が好ましい。アリールアルキルは炭素数7〜20が好ましく、アリールアルケニルは炭素数8〜20が好ましく、アルキルアリールは炭素数7〜20が好ましい。
前記二重結合を有するポリアリレートは界面重合法、溶融重合法、溶液重合法などによって重合することができるが、反応速度および重合後高分子の分離精製面において界面重合法が有利である。
前記二重結合を有するポリアリレートは2価フェノール、2価芳香族カルボン酸またはそのハライドおよびアリルビスフェノール誘導体を共重合して製造することができ、例えば、下記反応式1のように製造することができるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
Figure 0005398720
前記反応式1において、R28〜R32、Ar、W、W、X、Y、aおよびbは前記化学式3で定義した通りである。
前記二重結合を有するポリアリレートを製造するための2価芳香族カルボン酸またはそのハライドとしてはテレフタル酸、イソフタル酸、二安息香酸、ナフタレンジカルボン酸、4,4’−メチレン−ビス(安息香酸)(4,4’−methylenebisbenzoic acid)、1,2−ビス(4−ヒドロキシカルボニルフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシカルボニルフェニル)プロパン、4,4’−オキソ−ビス(安息香酸)、ビス(4−ヒドロキシカルボニルフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシカルボニルフェニル)スルホン、またはこれらの芳香族基にC1−C2アルキルまたはハロゲン基が置換された芳香族ジカルボン酸誘導体の単独またはこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。特に、全体カルボン酸ハライド中、テレフタル酸ハライド10〜90モル%とイソフタル酸ハライド90〜10モル%の混合物が好適である。
さらに、前記二重結合を有するポリアリレートの製造時には、重合体の分子量を調節するための分子量調節剤を用いることができる。前記方法に好適な分子量調節剤としては、1価のヒドロキシ化合物、例えば、フェノール、o−、m−、p−クレゾール、o−、m−、p−エチルフェノール、o−、m−、p−プロピルフェノール、o−、m−、p−tert−ブチルフェノール、o−、m−、p−アリルフェノールなどの1価のフェノール化合物;メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、ドデシルアルコール、ステアリルアルコール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、アリルアルコールなどの1価のアルコール;ベンゾイルクロライド、酢酸ハライド、プロピオン酸ハライド、オクタン酸ハライド、シクロヘキシルカルボン酸ハライド、トルイル酸ハライド、p−tert−ブチル安息香酸ハライドおよびp−メトキシフェニル酢酸ハライドなどの1価の(芳香族)カルボン酸ハライド;またはベンゼンスルホン酸クロライド、トルエンスルホン酸クロライド、メタンスルホン酸クロライドなどのスルホン酸クロライドが挙げられる。
また、前記反応式に使用できる塩基としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物が挙げられ、塩基は2価フェノールおよび1価フェノール化合物が有するフェノール性水酸基モル数の1.01〜2.5倍で用いることが好ましい。この使用量が1.01倍未満である場合には、2価フェノール化合物を完全に溶かすことができず、この使用量が2.5倍を超過する場合には、中和のために過量の酸が必要であり、重合過程中に起こる芳香族ジカルボン酸ハライドの加水分解を考慮すれば、本方法において、アルカリはフェノール性水酸基モル数の1.01〜2.5倍が好ましい。
次に、界面重合法には有機溶媒を用いることが好ましい。前記有機溶媒としては、水と混ざらないつつポリアリレートを溶解できる溶媒が好適であり、例えば、メチレンクロライド、1,2−ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素、クロロベンゼン、1,1,2,2−テトラクロロエタンなどを単独または混合物の状態で用いることができる。
界面重合の重合速度を向上させるために相間移動触媒を用いることができ、通常的に用いられる相間移動触媒としてはテトラアルキルアンモニウムイオン、テトラアルキルホスホニウムイオン、非イオン性界面活性剤などが挙げられる。
前記二重結合を有するポリアリレートの重合時の重合温度は、カルボン酸またはそのハライドの加水分解および高分子の加水分解が抑制されるという点で0〜40℃、好ましくは0〜30℃が好ましい。前記方法による重合終了後、酸によって過量の塩基を中和し、攪拌を停止し、水層を捨て、蒸留水で洗浄することを繰り返して塩類を除去した後、二重結合を有するポリアリレートを獲得することができる。
前記二重結合を有するポリアリレートは、重量平均分子量が5,000〜200,000であることが好ましい。
本発明に係る硬化組成物において、前記マレイミドは、二重結合を有するポリアリレート100重量部に対し1〜300重量部で含まれることが好ましい。
本発明に係る硬化組成物は硬化触媒を含まなくてもよいが、硬化触媒をさらに含んでもよい。硬化触媒としては特に限定されないが、ジクミルパーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシド)ヘキシン−3、ジ−t−ブチルパーオキシドなどのパーオキシド系、t−ブチルパーオキシネオデカノエート、パーオキシネオデカノエート、t−アミルパーオキシピバレートなどのパーオキシエステル;パーオキシジカーボネート、ジブチルパーオキシカーボネートなどのパーオキシカーボネート;アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス(2−メチルブチロニトリル)などのアゾ系などが挙げられる。また、硬化触媒として光開始剤を用いることもできる。
本発明に係る硬化組成物は、目的とする物性などを付与するために、必要に応じて充填材、可塑剤、離型剤、着色剤、カップリング剤、溶剤などをさらに含むことができる。
離型剤としては合成ワックス、天然ワックス、エステル類、直鎖脂肪酸の金属塩、酸アミド類、パラフィン類などが挙げられ、着色剤としてはカーボンブラックなどが挙げられる。充填材としては4フッ化エチレン重合体などの有機充填材、シリカ、金属酸化物、ダイヤモンド、グラファイト、カーボンなどの無機充填材が挙げられる。
本発明に係る硬化組成物は、熱、光またはマイクロウェーブなどによって、単独あるいは各々を同時にまたは順次に用いて硬化することができる。例えば、熱硬化の場合、150度以上で硬化を行うことができる。
本発明に係る硬化組成物を成形した後に硬化させた硬化物は耐熱性および靭性に優れるため、このような物性が必要な各種電気/電子材料、航空および宇宙材料、各種接着剤、鋳型材料、各種成形材料など、様々な用途として用いることができる。
本発明に係る硬化組成物を当技術分野で知られている成形方法、例えば、射出成形、圧縮成形などの方法を利用して成形しながらまたは成形した後、前述した硬化条件下で硬化することにより、前述した様々な用途に好適な形態の硬化物を提供することができる。
以下では実施例を通じて本発明についてより詳細に説明するが、以下の実施例は本発明を例示するだけに過ぎず、本発明の範囲が限定されるものではない。
以下、高分子の重量平均分子量、ガラス転移温度は下記のように分析した。
(1)重量平均分子量は、重合完了後重合溶液を取り、クロマトグラフィー用テトラヒドロフランを用いて0.1重量%に薄め、クロマトグラフィー用テトラヒドロフランを溶離液にしてゲル透過クロマトグラフィーで測定し、標準ポリスチレン検量線より換算した値である。
(2)ガラス転移温度は、DSC(differential scanning calorimeter)を利用して測定するが、窒素雰囲気において分当たり10℃の速度で250℃まで昇温して試料の熱記録をなくし、室温まで冷却した後、250℃まで分当たり10℃の速度で再び昇温して測定した。
二重結合を有するポリアリレート重合1
攪拌器が取り付けられた反応器に蒸留水450g、苛性ソーダ19.4g、ビスフェノールA 50.6g、ジアリルビスフェノールA 3.6g、t−ブチルフェノール0.9g、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.25gを投入し、反応器の温度を25℃に維持した。これとは別途に、イソフタル酸クロライドとテレフタル酸クロライドを同一量で混合した46.5gの芳香族ジカルボン酸クロライド混合物をメチレンクロライド600gに溶かした。この溶液をアルカリ水溶液が溶けている反応器に500rpmで攪拌しながら添加した。1時間攪拌した後に塩酸を付加し、蒸留水で洗浄した。水層の伝導度が20μS/cm以下になるまで洗浄を繰り返した後、この溶液をメタノールに注いで重合体を相分離した。高分子を濾過した後、60℃の真空オーブンで12時間乾燥して溶媒を除去し、ビスフェノールAとジアリルビスフェノールAの和のうちのジアリルビスフェノールAが5モル%であるポリアリレートを得た。
得られたポリアリレートの重量平均分子量はMw 39,000であり、ガラス転移温度は191℃である。
二重結合を有するポリアリレート重合2
攪拌器が取り付けられた反応器に蒸留水450g、苛性ソーダ18.2g、ビスフェノールA 40.0g、ジアリルビスフェノールA 13.9g、t−ブチルフェノール0.9g、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.25gを投入し、反応器の温度を25℃に維持した。これとは別途に、イソフタル酸クロライドとテレフタル酸クロライドを同一量で混合した43.8gの芳香族ジカルボン酸クロライド混合物をメチレンクロライド600gに溶かした。この溶液をアルカリ水溶液が溶けている反応器に攪拌しながら添加した。1時間攪拌した後に塩酸を付加し、蒸留水で洗浄した。水層の伝導度が20μS/cm以下になるまで洗浄を繰り返した後、この溶液をメタノールに注いで重合体を相分離した。高分子を濾過した後、60℃の真空オーブンで12時間乾燥して溶媒を除去し、ビスフェノールAとジアリルビスフェノールAの和のうちのジアリルビスフェノールAが20モル%であるポリアリレートを得た。
得られたポリアリレートの重量平均分子量はMw 74,000であり、ガラス転移温度は163℃である。
二重結合を有するポリアリレート重合3
攪拌器が取り付けられた反応器に蒸留水400g、苛性ソーダ15.5g、ジアリルビスフェノールA 57.5g、t−ブチルフェノール0.9g、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.25gを投入し、反応器の温度を25℃に維持した。これとは別途に、イソフタル酸クロライドとテレフタル酸クロライドを同一量で混合した42.0gの芳香族ジカルボン酸クロライド混合物をメチレンクロライド600gに溶かした。この溶液をアルカリ水溶液が溶けている反応器に攪拌しながら添加した。1時間攪拌した後に塩酸を付加し、蒸留水で洗浄した。水層の伝導度が20μS/cm以下になるまで洗浄を繰り返した後、この溶液をメタノールに注いで重合体を相分離した。高分子を濾過した後、60℃の真空オーブンで12時間乾燥して溶媒を除去し、ビスフェノールAとジアリルビスフェノールAの和のうちのジアリルビスフェノールAが100モル%であるポリアリレートを得た。
得られたポリアリレートの重量平均分子量はMw 43,000、Mw/Mn 4.94であり、ガラス転移温度は79℃である。
ビスマレイミドと二重結合を有するポリアリレートの硬化結果
ジアリルビスフェノールAの量を異にしたポリアリレート(重合1、2、3)100ptを10wt%の濃度でジクロロエタン(dichloroethane)に溶かした溶液にビスマレイミドジフェニルメタン(bismaleimidodiphenylmethane、BMI)を各々0、50、100、200pt添加し、70℃で溶かして均一な溶液を製造した。得られた溶液をテフロン(登録商標)モールドに注ぎ、250℃まで2℃/分の速度で昇温し、250℃で2時間硬化した後に徐々に室温までに冷却した。得られた試料をDSCにおいて300℃まで10℃/分の速度で昇温してTgを分析し、その結果を下記表1に示す。
Figure 0005398720
<比較例>
二重結合のないポリアリレート重合4
攪拌器が取り付けられた反応器に蒸留水450g、苛性ソーダ18.6g、ビスフェノールA 51.3g、t−ブチルフェノール0.9g、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド0.25gを投入し、反応器の温度を25℃に維持した。これとは別途に、イソフタル酸クロライドとテレフタル酸クロライドを同一量で混合した44.7gの芳香族ジカルボン酸クロライド混合物をメチレンクロライド600gに溶かした。この溶液をアルカリ水溶液が溶けている反応器に攪拌しながら添加した。1時間攪拌した後に塩酸を付加し、蒸留水で洗浄した。水層の伝導度が20μS/cm以下になるまで洗浄を繰り返した後、この溶液をメタノールに注いで重合体を相分離した。高分子を濾過した後、60℃の真空オーブンで12時間乾燥して溶媒を除去し、ビスフェノールAとジアリルビスフェノールAの和のうちのジアリルビスフェノールAが0モル%であるポリアリレートを得た。
得られたポリアリレートの重量平均分子量はMw 70,000、Mw/Mn 2.11であり、ガラス転移温度は193℃である。
ビスマレイミドと二重結合のないポリアリレートの硬化結果
二重結合のないポリアリレート(重合4)100ptを15wt%の濃度でジクロロエタン(dichloroethane)に溶かした溶液にビスマレイミドジフェニルメタン(bismaleimidodiphenylmethane、BMI)を各々0、100、200pt添加し、70℃で溶かして均一な溶液を製造した。得られた溶液をテフロン(登録商標)モールドに注ぎ、250℃まで2℃/分の速度で昇温し、250℃で2時間硬化した後に徐々に室温までに冷却した。得られた試料をDSCにおいて300℃まで10℃/分の速度で昇温してTgを分析し、その結果を下記表2に示す。
Figure 0005398720
前記表1および表2の結果のように、二重結合が導入されたポリアリレートとマレイミドを硬化させることによって耐熱性の向上を期待することができるが、ポリアリレートに二重結合がなければ耐熱性の向上はない。また、二重結合が多いポリアリレートは少量のビスマレイミドと硬化しても耐熱性の向上を期待することができる。

Claims (10)

  1. 下記化学式1で示される化合物およびポリアリレートを含む硬化組成物であって
    Figure 0005398720
    前記化学式1において、
    nは2以上の整数であり、
    は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、ニトリルおよびアルコキシからなる群から選択された一つまたは二つ以上の官能基を有するアルキル、アルキルアリール、アルキルジアリール、シクロアルキル、シクロアルキルジアリール、アリール、フルオレン、フルオレンジアリール、オキシジアリール、スルホニルジアリール、スルフィニルジアリール、およびカルボニルジアリールからなる群から選択され、
    前記ポリアリレートは下記化学式2で示される化合物を含む硬化組成物:
    Figure 0005398720
    前記化学式2において、
    xおよびyは、モル比として、x+y=1、x≧0であり、
    〜R26は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル、アリールアルキル、アルケニル、アリールアルケニル、アリール、アルキルアリール、アルケニルアリール、ニトリルおよびアルコキシからなる群から選択され、但し、R〜R16のうちの少なくとも一つはビニル、アルケニル、アリールアルケニル、アルケニルアリール、およびアリルからなる群から選択され、
    およびWは、各々独立に、直接結合、−O−、−S−、アルキレン、シクロアルキレン、フルオレニレン、−S(O)−(スルホニル)、−S(O)−(スルフィニル)および−CO−(カルボニル)からなる群から選択され、
    Arは各々独立にアリーレン基である。
  2. 硬化触媒をさらに含む、請求項1に記載の硬化組成物。
  3. 前記硬化触媒は、パーオキシド系硬化触媒、パーオキシエステル系硬化触媒、パーオキシカーボネート系硬化触媒、アゾ系硬化触媒または光開始剤である、請求項2に記載の硬化組成物。
  4. 前記Wは、水素原子、ハロゲン原子、ニトリルおよびアルコキシからなる群から選択された一つまたは二つ以上の官能基を有するアルキル、フェニル、アルキルジフェニル、シクロアルキルジフェニル、フルオレンジフェニル、オキシジフェニル、ビフェニル、スルホニルジフェニル、スルフィニルジフェニルおよびカルボニルジフェニルからなる群から選択される、請求項1に記載の硬化組成物。
  5. 前記化学式2で示される化合物は下記化学式3で示される化合物である、請求項1に記載の硬化組成物:
    Figure 0005398720
    前記化学式3において、
    xおよびyは、モル比として、x+y=1、x≧0であり、
    27〜R32は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルキル、アリール、アリルおよびビニル基を有するアルキル群から選択され、
    aおよびbは1〜4の整数であり、cおよびdは1〜3の整数であり、
    およびWは、各々独立に、直接結合、−O−、−S−、アルキレン、シクロアルキレン、フルオレニレン、−S(O)−(スルホニル)、−S(O)−(スルフィニル)および−CO−(カルボニル)からなる群から選択され、
    Arは、各々独立に、フェニレン、ナフチレンおよびビフェニレンからなる群から選択される。
  6. 前記化学式2のうちのyは0.01〜1である、請求項1に記載の硬化組成物。
  7. 前記ポリアリレートは、重量平均分子量が5,000〜200,000である、請求項1に記載の硬化組成物。
  8. 前記化学式1で示される化合物は、前記ポリアリレート100重量部に対し1〜300重量部で含まれる、請求項1に記載の硬化組成物。
  9. 請求項1〜8のうちのいずれか一項による硬化組成物を熱、光およびマイクロウェーブからなる群から選択された少なくとも一つを同時にまたは順次使用して硬化させるステップを含む硬化方法。
  10. 請求項1〜8のうちのいずれか一項による硬化組成物を用いて製造した硬化物。
JP2010527894A 2007-10-02 2008-10-02 硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物 Active JP5398720B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20070099458 2007-10-02
KR10-2007-0099458 2007-10-02
PCT/KR2008/005838 WO2009045081A2 (en) 2007-10-02 2008-10-02 Curing composition and cured product prepared by using the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010540746A JP2010540746A (ja) 2010-12-24
JP5398720B2 true JP5398720B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=40526849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010527894A Active JP5398720B2 (ja) 2007-10-02 2008-10-02 硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100240790A1 (ja)
EP (1) EP2195365B1 (ja)
JP (1) JP5398720B2 (ja)
KR (1) KR101047950B1 (ja)
WO (1) WO2009045081A2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7267833B2 (ja) * 2019-05-08 2023-05-02 日本化薬株式会社 新規高分子化合物物及び該化合物を含む樹脂組成物
TW202112960A (zh) * 2019-07-12 2021-04-01 日商味之素股份有限公司 樹脂組成物

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222812A (ja) * 1985-07-23 1987-01-31 Sumitomo Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物
KR950005314B1 (ko) * 1989-09-11 1995-05-23 신에쓰 가가꾸 고오교 가부시끼가이샤 열경화성 수지 조성물
US5025095A (en) * 1990-01-18 1991-06-18 Ciba-Geigy Corporation Substituted diallylphenol derivatives as reactive diluents for bismaleimides
EP0438378A1 (en) * 1990-01-18 1991-07-24 Ciba-Geigy Ag Substituted diallylphenol derivatives as reactive diluents for bismaleimides
KR950006716B1 (ko) * 1991-10-16 1995-06-21 재단법인한국화학연구소 열경화성 폴리아릴레이트 수지
JPH05170998A (ja) * 1991-12-18 1993-07-09 Unitika Ltd 樹脂組成物
US6034194A (en) 1994-09-02 2000-03-07 Quantum Materials/Dexter Corporation Bismaleimide-divinyl adhesive compositions and uses therefor
JPH08176286A (ja) * 1994-12-21 1996-07-09 Toyobo Co Ltd 反応性ポリアリレート
JPH08217838A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Yokohama Rubber Co Ltd:The 熱硬化性樹脂組成物
JP3573543B2 (ja) 1995-09-25 2004-10-06 横浜ゴム株式会社 熱硬化性樹脂組成物
JP3844119B2 (ja) * 2000-10-19 2006-11-08 住友ベークライト株式会社 芳香族ポリエステル共重合体
JP2003113296A (ja) * 2001-10-03 2003-04-18 Unitika Ltd 樹脂組成物及びこれを用いてなる記録ディスク固定用駆動装置部品
KR20050116633A (ko) * 2004-06-08 2005-12-13 주식회사 대우일렉트로닉스 비디오 버퍼 크기 조정 방법
KR100886317B1 (ko) * 2005-09-13 2009-03-04 주식회사 엘지화학 신규한 폴리아릴레이트 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP2195365A2 (en) 2010-06-16
US20100240790A1 (en) 2010-09-23
KR20090034293A (ko) 2009-04-07
KR101047950B1 (ko) 2011-07-12
WO2009045081A2 (en) 2009-04-09
JP2010540746A (ja) 2010-12-24
WO2009045081A3 (en) 2009-06-18
EP2195365B1 (en) 2012-11-21
EP2195365A4 (en) 2011-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016099667A1 (en) Controlling crosslinking density and processing parameters of phthalonitriles
CN1946754A (zh) 支化的聚亚苯基聚合物
JPH0142289B2 (ja)
US8921510B1 (en) Phthalonitrile prepolymer intermediate
TWI632185B (zh) Crosslinkable fluoroelastomer composition and crosslinked product thereof
JP2006199746A (ja) 芳香族ポリエーテルおよびその製造方法
JP5398720B2 (ja) 硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物
JP5124654B2 (ja) 硬化組成物およびこれを用いて製造した硬化物
EP3728493A1 (en) Fluorinated elastomers cured by actinic radiation and methods thereof
JP3844119B2 (ja) 芳香族ポリエステル共重合体
CN110023375B (zh) 化合物
JP6412329B2 (ja) 熱硬化性芳香族エステルの製造方法
JP6368940B2 (ja) 含フッ素芳香族化合物、その製造方法、硬化性材料、その硬化物、及び光学部材
US9458307B2 (en) Curable composition
JP3938483B2 (ja) ポリカーボネート樹脂組成物
US20210189064A1 (en) Polyisoindolinones, methods of manufacture, and compositions and articles formed therefrom
JP3874341B2 (ja) 芳香族ポリエステル樹脂組成物
JP6935402B2 (ja) マレイミド樹脂組成物、プリプレグ、その硬化物及び半導体装置
KR101912458B1 (ko) 아민계 화합물, 이로부터 형성된 고분자 및 이를 포함하는 광학필름
JP2015196801A (ja) 熱硬化性芳香族エステル組成物、その硬化物、及びその硬化物の製造方法
JPH0768449B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物
JP2006184319A (ja) プラスチック光ファイバおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5398720

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250