JP5398152B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5398152B2 JP5398152B2 JP2008016262A JP2008016262A JP5398152B2 JP 5398152 B2 JP5398152 B2 JP 5398152B2 JP 2008016262 A JP2008016262 A JP 2008016262A JP 2008016262 A JP2008016262 A JP 2008016262A JP 5398152 B2 JP5398152 B2 JP 5398152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hold
- special symbol
- value
- game
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004904 shortening Methods 0.000 claims description 10
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 73
- 230000008569 process Effects 0.000 description 69
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 41
- 230000029087 digestion Effects 0.000 description 22
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 16
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 13
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 9
- 238000013461 design Methods 0.000 description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 6
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 5
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 3
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000009849 deactivation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
このような遊技機のうち遊技領域内に始動口を複数備える構成のものも多く存在し、いずれかの始動口には普通電動役物を配して、いわゆる確率変動時や時間短縮時といった特定の様態時に該普通電動役物が通常遊技時より長時間開放しやすくなり、始動口への入球を補助するものが一般的に知られている。
優先消化を行う上での効果的な活用として、以下の方法が考えられる。優先消化を行う始動口に普通電動役物を配し、該普通電動役物の開放延長機能作動時に優先消化の始動口による大当りが他方の始動口による大当りよりも有利な場合、つまり優先消化の始動口による大当たりにおける該普通電動役物の開放延長機能の継続条件が、他方の始動口による該普通電動役物の開放延長機能の継続条件より良い場合や、優先消化の始動口とそうでない始動口の大当たりによる開放延長機能の継続条件が同一であっても、優先消化の始動口からの大当りが他方の始動口による大当りより多くの出玉を得る期待値が高い場合には、遊技者にとって優先消化はとても利点があるといえる。
そこでこれらの問題を解決するために、異なる抽選機構を備えた第1始動口と第2始動口とからなり、第1始動口と比較して遊技者にとって有利度の高い大当りを期待できる第2始動口における保留球の優先消化が可能である遊技機において、遊技状態に合わせた最良となる制御の実現を目的とする。
前記第2始動口への入球を検出し、検出時に取得した抽選値を記憶する第2保留と、該第2保留内の抽選値から導出される結果に基づき変動表示を行う第2特別図柄とを備え、前記第1特別図柄と前記第2特別図柄のいずれか一方が変動中である場合、他方は変動を行わない制御を行う遊技機において、前記第2特別図柄において取得できる遊技価値が前記第1特別図柄において取得できる遊技価値に対して有利度が高いことを条件として、前記普通電動役物における開放延長機能の非作動時は、前記第1保留と前記第2保留に記憶された抽選値の保留数を合算した値に応じて前記第1特別図柄及び前記第2特別図柄の変動パターンを選択するテーブルを決定するようにし、該保留数を合算した値が規定値以上である場合は、変動時間の短縮率を高めた変動パターンを選択するテーブルを決定し、前記普通電動役物における開放延長機能の作動時は、前記第1保留内の保留の有無にかかわらず優先的に前記第2保留内の変動を行い、かつ変動が行われる特別図柄の保留数に応じて変動パターンを選択するテーブルを決定し、前記第2特別図柄による変動パターンを選択するテーブルの決定より前記第1特別図柄による変動パターンを選択するテーブルの決定のほうが、平均変動時間の長いテーブルを決定される確率が高いことを特徴とする。
普通電動役物における開放延長機能とは、開放可能な普通電動役物の開放動作により第2始動口へ遊技球を誘導し、該第2始動口へ入球を容易とする機能である。
普通電動役物における開放延長機能の作動、非作動は、遊技状態とそれに付随する諸条件により決定される。主に確率変動中および通称時短と呼ばれる変動時間短縮機能作動時が挙げられる。
遊技価値の有利度とは、大当り時の平均ラウンド数の違い、大入賞口の開放時間またはカウント数による平均獲得球数の違い、確率変動の継続割合や変動時間短縮機能作動率の違い等による出玉性能の違う状態である。
また、変動中の特別図柄の抽選結果が当選でない場合の一部の変動に関して変動時間の短縮率を高めた変動パターンを選択するテーブルを決定する構成としてもよい。
例えば、合算保留数が少ない場合、第1保留、第2保留いずれの保留球にかかわらず、長時間の変動パターンを選択しやすければ、合算保留数が無くなる可能性が低くなり、合算保留数が多い場合、短時間の変動パターンを選択しやすければ、保留球の消化効率が向上する。
以上のように開放延長機能の作動時、非作動時の制御を各々適宜に行うことで、各々における最良の動作制御を行うことが可能となる。
右側のサイドランプ28の下方には第1特別図柄表示装置33a、第2特別図柄表示装置33b、普通図柄表示装置35が配置されている。
また主制御装置44は、図柄表示装置中継端子板80を介して接続されている第1特別図柄表示装置33a、第2特別図柄表示装置33b及び普通図柄表示装置35の表示、第1保留記憶表示装置34a、第2保留記憶表示装置34b及び普通図柄保留数表示装置35aの点灯を制御する。
更に、主制御装置44は、遊技盤中継端子板39を介して大入賞口ソレノイド31bを制御することで大入賞口31の開閉を制御し、普電役物ソレノイド13aを制御することで第2始動口30の開閉を制御する。なお、普電役物とは普通電動役物を示す。
主制御装置44からの出力信号は、上記のほかにも試験信号端子や、図柄変動や大当たり等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ79に送られる。
払出制御装置46は、主制御装置44から送られてくるコマンドに応じて払出モータ57を稼働させて賞球を払い出させる。また、本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出スイッチ58の検出信号は払出制御装置46に入力され、払出制御装置46で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置44と払出制御装置46に払出スイッチ58の検出信号が入力され、主制御装置44と払出制御装置46の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置46は満杯スイッチ59、球切れスイッチ56からの信号が入力される構成で、満杯スイッチ59により下皿18が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ56により球タンク41に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ57を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ59、球切れスイッチ56も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置46は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ57の駆動を再開させる。
また、払出制御装置46はCRユニット端子板61を介してCRユニット36と交信することで払出モータ57を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ58に検出され、検出信号は払出制御装置46に入力される。なお、CRユニット端子板61は精算表示装置17とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置17には、遊技球の貸出しを要求するための球貸スイッチ63、精算を要求するための返却スイッチ64が接続されている。
発射制御装置50は発射モータ50cを制御して、遊技球を遊技領域22に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置50には払出制御装置46以外に発射ハンドル20からの回動量信号、タッチスイッチ50bからのタッチ信号、発射停止スイッチ50aから発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射レバー19を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル20を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ50aを押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置50に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル20を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
また、サブ統合制御装置70には、演出ボタン65が接続されており、遊技者が演出ボタン65を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置70に入力される。
演出図柄制御装置48は、サブ統合制御装置70から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置44から送信されてきたものとサブ統合制御装置70が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置24を制御して、疑似図柄等の演出画像を演出図柄表示装置24の表示面に表示させる。
主制御装置44は、CPUが行う4ms毎の割り込みを実行し、まず当該割り込み処理が正常か否かを判断し(S1)、正常割り込みなら(S1:YES)、大当たり判定乱数の初期値を決定するための初期値乱数更新処理(S2)を行う。乱数の大きさは3967で、値は0〜3966をとる。
次に大当たり判定用乱数更新処理(S3)を行う。乱数の大きさは3967で、値は0〜3966をとる。1回の割り込み毎にインクリメントされ、周期が1周すると、初期値乱数更新処理による初期値を参照し、その初期値を起点として更新が行われる。
続けて大当たり図柄の大当たり図柄決定用乱数更新処理(S4)が行われ、大当たりした場合の停止図柄が決定される。その後、普通図柄の当否抽選を行うための普通図柄決定用乱数更新処理(S5)、リーチ判定用乱数更新処理(S6)、変動パターン決定用乱数更新処理(S7)、入賞確認処理(S8)、当否判定処理(S9)及び各入出力処理(S10)を順次行い、その後次回の割り込み処理が発生するまでの残余時間は初期値用乱数更新処理(S11)を繰り返す。
入賞確認処理(S8)の一部である始動入賞確認処理及び当否判定処理(S9)については、詳細を後述する。
各入出力処理(S10)では、入賞確認処理(S8)は入力される以外のスイッチ類の信号入力、入賞確認処理(S8)や当否判定処理(S9)で生成したコマンドの出力、大入賞口31を開閉させるための大入賞口ソレノイド31b、第2始動口30の羽根の開放を行うための普通電役ソレノイド13a、第1特別図柄表示装置33a、第2特別図柄表示装置33b、普通図柄表示装置35、第1保留数表示装置34a、第2保留数表示装置34b、普通図柄保留数表示装置35a等の動作を制御するための出力等が行われる。
正常割り込みでなければ(S1:NO)、初期設定(S12)を行い、S2〜S10を行うことなく初期値用乱数更新処理(S11)に移行する。
この処理では、主制御装置44は、第1始動口スイッチ29aまたは第2始動口スイッチ30aの検出信号に基づいて、第1始動口29または第2始動口30に遊技球が入賞したか否かを判断する。
第1始動口29への球の入球を検知すると(S100:YES)、第1保留の数が上限値であるかないかを確認する(S101)。上限値(たとえば4個)の場合は(S101:YES)、それ以上の第1保留への記憶を行わない。上限値未満の場合は(S101:NO)、第1保留の数がインクリメントされ(S102)、取得した乱数値を記憶する。第1始動口29への球の入球を検知しなければ(S100:NO)、第1保留の数は変化しない。
第2始動口30への球の入球を検知すると(S103:YES)、第2保留の数が上限値であるかないかを確認する(S104)。上限値(たとえば4個)の場合は(S104:YES)、それ以上の第2保留への記憶を行わない。上限値未満の場合は(S104:NO)、第2保留の数がインクリメントされ(S105)、取得した乱数値を記憶する。第2始動口30への球の入球を検知しなければ(S103:NO)、第2保留の数は変化しない。
主制御装置44は、条件装置の作動中か否かを判断し(S21)、肯定判断であれば特別遊技処理へ移行する(S21:YES)。
否定判断で、特別図柄の変動中でなく(S22:NO)、確定図柄の表示中でもなければ(S23:NO)、S110またはS112の処理における特図1の乱数値または特図2の乱数値がセットされているかを判断する(S24)。
いずれかの乱数がセットされていれば(S24:YES)、次は確変フラグが立っているか(高確率状態か)否かを判定する(S25)。
確変フラグが立っていなければ(S25:NO)、セットされている大当たり判定用乱数を通常テーブルに記録されている当たり値と照合する(S26)。
確変フラグが立っていれば(S25:YES)、セットされている大当たり判定用乱数を確変テーブルに記録されている当たり値と照合する(S27)。
大当たり図柄には、第1特別図柄表示装置33aに示される特別図柄(EL、EP、FE、FH、HF)と、第2特別図柄表示装置33bに示される特別図柄(HP、LF、PE、PL、LH)とがあり、大当たり図柄決定用乱数に基づいてこれらのいずれか1つが選択される。
ラウンド数は第1保留または第2保留のいずれかによる大当りかによって選択率が異なるように設定されており、第2保留による大当りのほうが平均ラウンド数が多くなり、結果として遊技者にとって有利に働くように設定されている。
まず、確率変動中や時短遊技中といった普通電動役物13の開放延長機能が作動する特定遊技中であるかを判断し(S80)、否定判断すなわち通常遊技中であれば(S80:NO)、第1保留と第2保留の合算値を参照する。合算値が規定値以上(当実施例では3個以上)であれば(S81:YES)、短縮テーブルを選択する(S84)。短縮テーブルとは、短い変動パターンを選択しやすいテーブルであり、主にはずれ時の非リーチ時の変動において大幅に時間が短縮される。合算値が規定値以下であれば(S81:NO)、第1保留または第2保留の保留数を参照し(S82)、該保留数と特定遊技中でないという条件に従って変動パターンテーブルが決定される(S83)。
特定遊技中であれば(S80:YES)、第1保留または第2保留の保留数を参照し(S85)、該保留数と特定遊技中であるという条件に従って変動パターンテーブルが決定される(S86)。
なお、S82およびS85において第1保留と第2保留のどちらを参照するかは、S107またはS109にて処理された乱数値のセットされた保留球が第1保留であれば第1保留の数を参照し、また第2保留であれば第2保留の数を参照する。
肯定判断なら図柄停止コマンドをサブ統合制御装置70に出力し、演出図柄表示装置24に確定図柄を確定表示させる(S42)。
図柄停止コマンドを受信したサブ統合制御装置70は変動パターンから演出内容を確定させ、演出図柄制御装置48に演出内容を送信、音制御基板73、ランプ制御基板74は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及び各種LEDやランプ等の演出を終了させる。演出図柄制御装置48は、演出内容を受信すると、演出図柄表示装置24を制御して、変動開始コマンドに従って決定された疑似図柄を確定表示させる。
主制御装置44は、確定表示させた特別図柄が大当たりになる組合せであれば(S43:YES)、確定図柄表示設定(S44)を行い、条件装置作動開始処理(S45)により、大当たりフラグをセットする。
確定表示させた特別図柄が大当たりにならない組み合わせのときは(S43:NO)、はずれを確定させるための確定図柄表示設定(S51)を行う。
確変フラグがセットされておらず(S52:NO)、時短フラグがセットされている(時間短縮状態)ときは(S53:YES)、時短回数カウンタを−1して(S54)、このカウンタの値が0になったなら(S55:YES)、時短フラグをクリアして(S56)、特別遊技処理に進む。確変フラグがセットされておらず(S52:NO)、時短フラグがセットされていない場合(S53:NO)は通常遊技として特別遊技処理へ進む。
時短回数カウンタの値が1以上のとき(S55:NO)は時短遊技が継続され、特別遊技処理に進む。
条件装置の作動中なら(S61:YES)、大入賞口31が開放中か否かを判断する(S62)。
大入賞口31の開放中でなく(S62:NO)、大当たり開始演出中でなく(S63:NO)、インターバル中でもなく(S64:NO)、大当たり終了演出中でもなければ(S65:NO)、大当たり開始演出処理(S66)により、サブ統合制御装置70に大当り開始を示すコマンドを送信し、演出図柄制御装置48、音制御基板73、ランプ制御基板74は大当りを示す演出が開始される。それとほぼ同時にして大入賞口31を開放する。
S62で肯定判断のときは大入賞口31への入賞球が規定入賞個数(たとえば10個)になったか否かをカウントスイッチ31aの検出信号に基づいて判断し(S67)、否定判断なら大入賞口開放時間の終了か否かを判断する(S68)。S68で否定判断ならリターンし、S67またはS68で肯定判断なら大入賞口31を閉鎖させる(S69)。
続いて、最終ラウンドであったか否かを判断する(S70)。
S70で否定判断なら大当たりインターバル処理(S71)により、サブ統合制御装置70を介して演出図柄制御装置48、音制御基板73、ランプ制御基板74にインターバルコマンドを送信し、インターバル中の演出処理を行ったあと、ふたたび大入賞口31を開放すべく処理に移行する。
S70で肯定判断のときは大当たり作動は継続しないので、大当たり終了演出処理(S72)を実行してから、条件装置停止処理(S73)により条件装置を停止させる(大当たりフラグをクリアする)。
そして、S44で第1特別図柄表示装置33aまたは第2特別図柄表示装置33bに確定表示させた図柄が確変図柄であれば(S74:YES)、確変フラグ・時短フラグ作動処理(S75)を行い、確変フラグと時短フラグをセットする。
確変図柄でないときは(S74:NO)、時短フラグ作動処理(S76)により時短フラグをセットし(時間短縮状態の開始)、時短回数カウンタを100にセットする。
図12は第1特別図柄と第2特別図柄の抽選結果を演出図柄表示装置上のひとつの擬似図柄で表示している。尚、本実施例では中央の3桁の数字が擬似図柄、第1始動口29への入球による第1保留球を星形、第2始動口30への入球による第2保留球を六角形で表現している。
図12(a)は保留球のない状態、すなわち変動が行われていない状態である。この状態から第1始動口29へ4個立て続けに入球した状態が(b)である。最初の入球による擬似図柄の変動が開始され、残り3個の第1保留球が表示されている。この状態からさらに第2始動口30へ2個入球した状態が図12(c)であり、該変動が停止した状態が図12(d)である。ここで、先に入球している星形の第1保留が消化されずに、図12(e)に示すように後から入球した六角形の第2保留が消化される。なお図12(f)は第2保留による変動が開始された状態で、図12(g)は図12(f)の状態でさらに第1始動口29へ1個入球した状態である。図12(f)の状態から変動停止した状態が図12(h)である。
このように第1保留は常に第2保留より上へ表示されることで、遊技者は第2保留を優先的に消化するということが視覚的に理解できる。
図13(a)は、保留球が無く変動が行われていない状態で、第1特別図柄、第2特別図柄に対応する擬似図柄は停止している。図13(b)は第1始動口29、第2始動口30にある程度の入球が行われた状態で、第2保留のある状態では第1保留による変動は行われない。図13(c)は第2保留球による変動がすべて終了した状態で、第2保留に対応する擬似図柄が拡大され、図13(d)のように変動が開始される。このような表示を行うことで、第1保留と第2保留の球における変動を明確に伝えることが出来る。
図14(a)は通常遊技時における第1保留、第2保留の合算した保留球数が規定値未満(ここでは規定値を3個とする)の場合の表示例で、図14(b)は規定値以上となった場合の表示例である。通常遊技時に第1保留、第2保留の合算した保留球数が規定値を超えると、変動時間短縮機能が作動する。その際に規定値以上の保留球の表示領域に視覚的な差異を設ける規定値設定処理を行うことで、遊技者にとって視覚的に理解が容易になる。図14(b)の斜線部が規定値設定処理を行っている部位で、かつ左下のツボ形のキャラクタが激しく振動するアクションをすることでより明確化している。なお、確率変動時など、変動時間短縮機能が第1保留、第2保留の合算した保留球数に影響しない状態時には、図14(a)のように該規定値設定処理を行わないことで、遊技状態毎における変動時間短縮機能の作動条件が遊技者に明確に伝えられる。
20…発射ハンドル、21…ガイドレール、22…遊技領域、23…センター役物、24…演出図柄表示装置、25…アウト口、26…風車、27…普通図柄始動用ゲート、28…サイドランプ、29…第1始動口、
30…第2始動口、31…大入賞口、32…スピーカ、33a…第1特別図柄表示装置、33b…第2特別図柄表示装置、34a…第1保留数表示装置、34b…第2保留数表示装置、35…普通図柄表示装置、35a…普通図柄保留数表示装置、36…CRユニット、37…カード挿入口、38…表示ランプ、39…遊技盤中継端子板、
40…内枠、41…球タンク、42…払出機構部、43…タンクレール、44…主制御装置、45…基板ケース、46…払出制御装置、47…演出中継基板、48…演出図柄制御装置、49…電源基板、
50…発射制御装置、51…外部接続端子板、52…第1左入賞口、53…第2左入賞口、54…第1右入賞口、55…第2右入賞口、56…球切れスイッチ、57…払出モータ、58…払出スイッチ、59…満杯スイッチ、
60…払出中継端子板、61…CRユニット端子板、62…各種LEDとランプ、63…球貸スイッチ、64…返却スイッチ、65…演出ボタン、66…扉枠開放スイッチ、
70…サブ統合制御装置、73…音制御基板、74…ランプ制御基板
Claims (1)
- 遊技盤の遊技領域内に第1始動口と第2始動口と、該第2始動口には開放延長機能を備えた普通電動役物を配し、
前記第1始動口への入球を検出し、検出時に取得した抽選値を記憶する第1保留と、該第1保留内の抽選値から導出される結果に基づき変動表示を行う第1特別図柄と、
前記第2始動口への入球を検出し、検出時に取得した抽選値を記憶する第2保留と、該第2保留内の抽選値から導出される結果に基づき変動表示を行う第2特別図柄とを備え、
前記第1特別図柄と前記第2特別図柄のいずれか一方が変動中である場合、他方は変動を行わない制御を行う遊技機において、
前記第2特別図柄において取得できる遊技価値が前記第1特別図柄において取得できる遊技価値に対して有利度が高いことを条件として、
前記普通電動役物における開放延長機能の非作動時は、前記第1保留と前記第2保留に記憶された抽選値の保留数を合算した値に応じて前記第1特別図柄及び前記第2特別図柄の変動パターンを選択するテーブルを決定するようにし、該保留数を合算した値が規定値以上である場合は、変動時間の短縮率を高めた変動パターンを選択するテーブルを決定し、
前記普通電動役物における開放延長機能の作動時は、前記第1保留内の保留の有無にかかわらず優先的に前記第2保留内の変動を行い、かつ変動が行われる特別図柄の保留数に応じて変動パターンを選択するテーブルを決定し、前記第2特別図柄による変動パターンを選択するテーブルの決定より前記第1特別図柄による変動パターンを選択するテーブルの決定のほうが、平均変動時間の長いテーブルを決定される確率が高いことを特徴とした遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016262A JP5398152B2 (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008016262A JP5398152B2 (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 遊技機 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013218828A Division JP5680168B2 (ja) | 2013-10-22 | 2013-10-22 | 遊技機 |
JP2013218827A Division JP5680167B2 (ja) | 2013-10-22 | 2013-10-22 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009172284A JP2009172284A (ja) | 2009-08-06 |
JP5398152B2 true JP5398152B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=41028078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008016262A Active JP5398152B2 (ja) | 2008-01-28 | 2008-01-28 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5398152B2 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5618178B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-11-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5764768B2 (ja) * | 2010-06-23 | 2015-08-19 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP5810485B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2015-11-11 | 株式会社竹屋 | 遊技機 |
JP5479418B2 (ja) * | 2011-08-23 | 2014-04-23 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2013212223A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212221A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212227A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212222A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212220A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212224A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212225A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2013212226A (ja) * | 2012-03-31 | 2013-10-17 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP5812437B2 (ja) * | 2012-09-27 | 2015-11-11 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP5763697B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2015-08-12 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP5853248B2 (ja) * | 2014-02-07 | 2016-02-09 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP5914564B2 (ja) * | 2014-04-15 | 2016-05-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP6132440B2 (ja) * | 2014-06-04 | 2017-05-24 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP5847255B2 (ja) * | 2014-07-29 | 2016-01-20 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5847254B2 (ja) * | 2014-07-29 | 2016-01-20 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5847253B2 (ja) * | 2014-07-29 | 2016-01-20 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6056831B2 (ja) * | 2014-10-23 | 2017-01-11 | タイヨーエレック株式会社 | 遊技機 |
JP5970050B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2016-08-17 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP5943446B2 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-07-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5943445B2 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-07-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP5943447B2 (ja) * | 2015-06-10 | 2016-07-05 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP6841437B2 (ja) * | 2018-11-14 | 2021-03-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6925637B2 (ja) * | 2018-11-14 | 2021-08-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6841435B2 (ja) * | 2018-11-14 | 2021-03-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6925636B2 (ja) * | 2018-11-14 | 2021-08-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6841436B2 (ja) * | 2018-11-14 | 2021-03-10 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002369921A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-24 | Fuji Shoji:Kk | 弾球遊技機 |
JP4460951B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2010-05-12 | ダイコク電機株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP4874677B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2012-02-15 | 株式会社三共 | 遊技機 |
-
2008
- 2008-01-28 JP JP2008016262A patent/JP5398152B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009172284A (ja) | 2009-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5398152B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5282226B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5736557B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5604634B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6019314B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5386671B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5282193B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010005102A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2022188375A (ja) | 遊技機 | |
JP5467222B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5282206B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5680168B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5597802B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5626236B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008284180A (ja) | 遊技機 | |
JP5680167B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5688778B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5414297B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP7078269B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2010264154A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5853231B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6149713B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2022188377A (ja) | 遊技機 | |
JP2022171386A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2022171385A (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5398152 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |