JP5397616B2 - 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置と、現像装置を備えたプロセスユニット及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置において、工場出荷時に予め現像剤を現像装置内に封入し、それを画像形成装置に組み込むことが広く行われている。このような現像装置においては、一般に、現像剤を収容した現像ハウジングとそれに装着した現像ローラとの隙間から現像剤が漏出しないように、封止部材を設けている。
例えば、特許文献1又は2に記載されているように、上記封止部材はその一部が現像ハウジングから露出して配設されており、ユーザー等は、画像形成装置の着荷後、その露出した部分を引っ張って封止部材を除去する。これにより、現像剤が現像ハウジング内に行き渡るようになる。
また、図17に示すように、一般に、封止部材100は現像装置200の長手方向に渡って配設されている。このように長手状に形成された封止部材を、その長手方向と直交ないし交差する方向へ引き抜く場合、封止部材の長手方向に渡って均等な引き抜き力を作用させなければ、引き抜き時に封止部材にシワが発生して現像剤が飛散することがある。最悪の場合は、封止部材の一部が破損して内部に残り、現像動作不良の原因となりかねない。しかし、ユーザー等が手で封止部材を手で引き抜く従来の方法においては、封止部材の長手方向に渡って均一な引き抜き力を作用させることは困難である。そのため、封止部材はその長手方向(図17の矢印の方向)に引っ張って引き抜くように構成されている。
図17に示す現像装置において、封止部材をその長手方向に引き抜くには、現像装置200の側壁に封止部材100の一端部100aを露出させるための開口部200aを設ける必要がある。しかしながら、現像装置200に封止部材引き抜き用の開口部200aを設けることは、現像装置200の外装(現像ハウジング)の強度を低下させることになるため好ましくない。特に、このような課題は、図18に示すような、現像ハウジング内に供給路と回収路を有するタイプの現像装置において顕著となる。
詳しくは、図18に示す現像装置は、現像ハウジング300内に、現像ローラ400に現像剤を供給する供給路300aと、現像ローラ400に供給された後の現像剤を回収する回収路300bとが形成されており、供給路300aと回収路300bにはそれぞれ現像剤を搬送するためのスクリュー500,600が配設されている。このような現像装置において、内部に現像剤を封入するには、供給路の開口部と回収路の開口部の2箇所を密閉する必要があるため、封止部材のサイズを大きくしなければならない。また、これに伴って、封止部材を引き抜くために現像ハウジングの側壁に形成する開口部も大きくしなければならないので、これによる現像ハウジングの強度低下が著しくなる。そのため、現像ハウジング内に供給路と回収路を有するタイプの現像装置においては、現像ハウジングの強度維持のために現像ハウジングを大型化しなければならず、小型化が要求される画像形成装置に搭載される現像装置として好ましくなかった。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、現像ハウジングの強度を維持して小型化することが可能な現像装置、その現像装置を備えたプロセスユニット及び画像形成装置を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、内部に現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像剤ハウジングに形成された開口部から一部を露出させて配設した現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制するドクターブレードと、前記現像剤担持体からの現像剤の飛散を防止する入口シールを保持する入口シールホルダと、未使用時に前記現像ハウジング内に収容された現像剤が外部に漏洩するのを防止するシート状の封止部材とを備え、前記現像ハウジングの開口部の縁に、内側から順に、前記ドクターブレード、前記入口シールホルダが、取り付けられた現像装置において、回転可能な巻取部材を前記封止部材の一端部に渡って付設し、前記封止部材は、現像ハウジングのドクターブレードを取り付けた縁とドクターブレードとの間、現像剤担持体の現像ハウジングの開口部から露出している側の反対側を通過するように配設されることで、ドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過せず、かつ、入口シールに接触しないように配設されたものである。
回転可能な巻取部材を封止部材の一端部に渡って付設しているので、巻取力を封止部材の一端部に渡って均一に作用させることができる。このため、封止部材にシワや破損等を発生させずに封止部材を巻き取ることが可能である。また、封止部材は巻取部材によって巻き取られるので、ユーザー等が封止部材の除去作業、及び除去した封止部材の廃棄を行う必要がなく利便性が向上する。
また、この場合、封止部材を、現像ハウジングの縁とドクターブレードとの間を通して巻き取ることができるため、現像ハウジングに封止部材を通過させる専用の開口部を形成する必要がなく、現像ハウジングの強度を維持できる。
また、封止部材がドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過しないように配設されているので、封止部材を巻き取る際に、封止部材がドクターブレードに接触して破損又は破断するのを回避できる。これにより、封止部材が破損することによって巻き取り不良が生じたり、破断した封止部材の一部が現像ハウジング内に残って現像動作に不具合が生じたりするのを抑制できる。
さらに、封止部材は入口シールに接触しないように配設されているので、封止部材との接触による入口シールの座屈等の変形を防止することができ、入口シールの機能を維持することができる。
請求項2の発明は、内部に現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像剤ハウジングに形成された開口部から一部を露出させて配設した現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制するドクターブレードと、前記現像剤担持体からの現像剤の飛散を防止する入口シールを保持する入口シールホルダと、未使用時に前記現像ハウジング内に収容された現像剤が外部に漏洩するのを防止するシート状の封止部材とを備え、前記現像ハウジングの開口部の縁に、内側から順に、前記ドクターブレード、前記入口シールホルダが、取り付けられた現像装置において、回転可能な巻取部材を前記封止部材の一端部に渡って付設し、前記封止部材は、ドクターブレードと入口シールホルダとの間、入口シールホルダと現像剤担持体の表面との間、現像剤担持体の現像ハウジングの開口部から露出している側を通過するように配設されることで、ドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過せず、かつ、入口シールに接触しないように配設されたものである。
この場合も、回転可能な巻取部材を封止部材の一端部に渡って付設しているので、巻取力を封止部材の一端部に渡って均一に作用させることができる。このため、封止部材にシワや破損等を発生させずに封止部材を巻き取ることが可能である。また、封止部材は巻取部材によって巻き取られるので、ユーザー等が封止部材の除去作業、及び除去した封止部材の廃棄を行う必要がなく利便性が向上する。
また、この場合、封止部材を、ドクターブレードと入口シールホルダとの間を通して巻き取ることができるため、現像ハウジングに封止部材を通過させる専用の開口部を形成する必要がなく、現像ハウジングの強度を維持できる。
また、封止部材がドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過しないように配設されているので、封止部材を巻き取る際に、封止部材がドクターブレードに接触して破損又は破断するのを回避できる。これにより、封止部材が破損することによって巻き取り不良が生じたり、破断した封止部材の一部が現像ハウジング内に残って現像動作に不具合が生じたりするのを抑制できる。
さらに、封止部材は入口シールに接触しないように配設されているので、封止部材との接触による入口シールの座屈等の変形を防止することができ、入口シールの機能を維持することができる。
請求項3の発明は、内部に現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像剤ハウジングに形成された開口部から一部を露出させて配設した現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制するドクターブレードと、前記現像剤担持体からの現像剤の飛散を防止する入口シールを保持する入口シールホルダと、未使用時に前記現像ハウジング内に収容された現像剤が外部に漏洩するのを防止するシート状の封止部材とを備え、前記現像ハウジングの開口部の縁に、内側から順に、前記ドクターブレード、前記入口シールホルダが、取り付けられた現像装置において、回転可能な巻取部材を前記封止部材の一端部に渡って付設し、前記入口シールホルダには貫通孔が形成され、前記封止部材は、入口シールホルダの貫通孔、現像剤担持体の現像ハウジングの開口部から露出している側を通過するように配設されることで、ドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過しないように配設され、前記封止部材は、前記巻取部材による巻取が完了した状態で、入口シールホルダの貫通孔から突出した状態で保持され、入口シールとして機能するものである。
この場合も、回転可能な巻取部材を封止部材の一端部に渡って付設しているので、巻取力を封止部材の一端部に渡って均一に作用させることができる。このため、封止部材にシワや破損等を発生させずに封止部材を巻き取ることが可能である。また、封止部材は巻取部材によって巻き取られるので、ユーザー等が封止部材の除去作業、及び除去した封止部材の廃棄を行う必要がなく利便性が向上する。
また、この場合、封止部材を、入口シールホルダの貫通孔を通して巻き取ることができるため、現像ハウジングに封止部材を通過させる専用の開口部を形成する必要がなく、現像ハウジングの強度を維持できる。
また、封止部材がドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過しないように配設されているので、封止部材を巻き取る際に、封止部材がドクターブレードに接触して破損又は破断するのを回避できる。これにより、封止部材が破損することによって巻き取り不良が生じたり、破断した封止部材の一部が現像ハウジング内に残って現像動作に不具合が生じたりするのを抑制できる。
また、この場合、封止部材が入口シールとしての機能を兼ねるので、部品点数を削減することができ、コストダウンと省資源化に貢献できる。
請求項4の発明は、請求項に記載の現像装置において、前記現像ハウジングの開口部の縁とそれに設けた前記ドクターブレードとの間に弾性体で構成されたシール部材を配設したものである。
巻取部材の巻き取りによって、封止部材が現像ハウジングの開口部の縁とドクターブレードとの隙間を通過した後は、シール部材によってその隙間が閉塞される。これにより、現像ハウジングに収容された現像剤が前記隙間を通って外部に漏出するのを防止できる
求項の発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置において、前記封止部材の前記巻取部材が付設された一端部の反対側の他端部を、前記現像ハウジングに接着すると共に、封止部材の前記他端部近傍を他の部分よりも強度の小さい破断部としたものである。
この場合、巻取部材による巻取動作を開始すると、破断部に応力が集中することにより、封止部材は破断部の位置で容易に破断する。そして、破断して分離された封止部材の端部(他端部)を現像ハウジングに接着されたまま残して、封止部材は巻き取られる。このように、封止部材に破断部を設けることによって、接着部を剥離しないで封止部材を巻き取ることができる。このため、接着部を剥離した際に生じる接着剤の破片が現像装置内に混入することによる現像動作の不具合の発生を回避できる。また、接着部を剥離させる方法では、接着部を剥離しやすくするために接着部近傍を折り曲げていることがあり、その場合、巻取時にその折り曲げ部が現像装置に設けた部材に引っ掛かってスムーズに巻き取れない虞がある。これに対し、破断部を設けた場合は、封止部材の端部に折り曲げ部を形成する必要がないので、封止部材をスムーズに巻き取ることができる。
請求項の発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置において、前記現像ハウジング内に、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給手段を配設した供給路と、現像工程後に前記現像剤担持体上の現像剤を回収する現像剤回収手段を配設した回収路とを有する現像装置であって、前記巻取部材を前記封止部材の長手方向に延びる一端部に渡って付設し、当該巻取部材によって前記封止部材をその長手方向と交差する方向に巻き取るように構成したものである。
巻取部材を封止部材の長手方向に延びる一端部に渡って付設しているので、巻取力を封止部材の前記一端部に渡って均一に作用させることができる。このため、封止部材にシワや破損等を発生させずに封止部材を長手方向と交差する方向に巻き取ることが可能である。
請求項の発明は請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置において、前記現像剤はトナーとキャリアとから成る2成分現像剤であって、キャリアの体積平均粒径を20μm〜60μmとしたものである。
これにより、現像剤中のキャリア表面積が比較的大きくなるために、補給トナーを現像剤中に分散しやすくなる。また、小粒径なキャリアを用いることで、現像能力を低下させることなく、現像剤の汲上げ量を低減することができて、現像装置内で循環する現像剤量を低減することができる。特に、ドクターブレードを通過する現像剤量が少なくなることから、現像剤にかかるストレスが小さくなり現像剤の長寿命化に寄与する。また、キャリアの低容量化が可能になるために、現像装置を小型化することが可能である。さらに、現像領域における磁気ブラシがより緻密になるために、高画質化や画質の安定性が達成されるメリットもある。一方、キャリア粒径を小さくしすぎると、キャリア表面積が増えるために、トナーにかかるストレスが大きくなり、現像剤の劣化、流動性の悪化を促進してしまうため、トナー補給時の分散性が悪くなる。
請求項の発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置と、画像を担持する像担持体とを、少なくとも一体的に有するものである。
プロセスユニットが、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置を備えているので、これらの現像装置による上記効果が得られる。
請求項の発明は、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置を備えた画像形成装置である。
画像形成装置が、請求項1からのいずれか1項に記載の現像装置を備えているので、これらの現像装置による上記効果が得られる。
従来は、封止部材を手で除去していたため、特に封止部材の長手方向と交差する方向に引き抜くのは困難であったが、本発明において、巻取部材を封止部材の長い方の端部に渡って付設した場合、その長い方の端部に渡って均一な巻取力を作用させることができるので、シワや破損等を発生させずに封止部材をその長手方向と交差する方向に容易に除去することが可能となる。
これにより、本発明の現像装置では、封止部材を、現像ローラの一部を露出させた現像ハウジングの開口部を通して巻き取れるようになるので、封止部材を抜き取るための専用の開口部を現像ハウジングに形成する必要がなくなる。このため、封止部材抜き取り専用の開口部を形成することによる現像ハウジングの強度低下を防止することができ、その強度低下を補填するための現像ハウジングの大型化の必要もなくなるので、結果として、現像装置の小型化を図ることが可能となる。
本発明の実施の一形態を適用したプリンタの概略構成図である。 画像形成装置に設けた作像部の概略断面図である。 本発明の現像装置等の概略断面図である。 本発明の現像装置の概略構成図である。 現像装置内の現像剤の搬送経路を説明するための模式図である。 現像装置の側面図である。 参考例に係る現像装置の未使用状態における概略断面図である。 参考例に係る現像装置の未使用状態における斜視図である。 本発明の第実施形態に係る現像装置の未使用状態における概略断面図である。 本発明の第実施形態に係る現像装置の未使用状態における斜視図である。 本発明の第実施形態に係る現像装置の未使用状態における概略断面図である。 本発明の第実施形態に係る現像装置の未使用状態における斜視図である。 本発明の第実施形態に係る現像装置の未使用状態における概略断面図である。 本発明の第実施形態に係る現像装置の使用可能な状態における概略断面図である。 封止部材の変形例を示す要部拡大図である。 供給路と回収路を兼ねた搬送路を有する現像装置の概略断面図である。 従来の現像装置の斜視図である。 現像ハウジング内に供給路と回収路を有する現像装置の概略断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1及び図2に基づいて、本発明の画像形成装置の全体構成について説明する。 図1は、画像形成装置としてのプリンタを示す概略構成図であり、図2は、前記画像形成装置に設けた作像部の概略断面図である。
図1に示すように、画像形成装置本体20には、中間転写ユニット10が備える中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y,6M,6C,6Bkが並設されている。各作像部6Y,6M,6C,6Bkは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
図2に示すように、作像部6は、像担持体としての感光体ドラム1と、感光体ドラム1の周囲に配設された帯電部2、現像部としての現像装置3、クリーニング部4等で構成されている。なお、図2において、色の識別を表す符号のアルファベット(Y,M,C,Bk)は省略している。また、図1では、図2に示す各部品のうち、現像装置3と感光体ドラム1のみ図示している。
上記作像部6を構成する、感光体ドラム1、帯電部2、現像装置3、クリーニング部4は、画像形成装置本体20に対して一体的に着脱可能なプロセスユニットとして構成されている。このような構成とすることで、作像部6のメンテナンス作業の作業性が向上する。また、感光体ドラム1、帯電部2、現像装置3、クリーニング部4を、それぞれ単独で画像形成装置本体20に対して着脱可能に構成してもよい。この場合は、それぞれが寿命に達したときに、新品のものに交換することが可能である。
図1において、中間転写ベルト8を介して4つの感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkに対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ9Y,9M,9C,9Bkが配設されている。各一次転写ローラ9Y,9M,9C,9Bkは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkとの間に挟み込んで、一次転写ニップを形成している。
また、中間転写ベルト8の外周面側に、二次転写手段としての二次転写ローラ7が配設されている。二次転写ローラ7に対向した位置には、二次転写バックアップローラ17が配設されており、二次転写バックアップローラ17と二次転写ローラ7とで中間転写ベルト8を挟み込んで、二次転写ニップを形成している。
画像形成装置本体20の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ11や、給紙トレイ11から用紙Pを搬出する給紙ローラ12等が設けてある。一方、画像形成装置本体20の上部には、用紙を排出するための一対の排紙ローラ13と、排出された用紙をストックするための排紙トレイ14とが配設されている。
また、画像形成装置本体20内には、下部の給紙トレイ11から上部の排紙トレイ13へ用紙を案内するための搬送経路Rが形成されている。この搬送経路Rにおいて、給紙ローラ12から二次転写ローラ7に至る途中には、一対のレジストローラ15が配設されている。また、二次転写ローラ7から排紙ローラ13に至る途中に、用紙上の画像を定着させるための定着装置16を配設している。定着装置16は、内部に加熱源を有する加熱ローラ16aと、その加熱ローラ16aを加圧する加圧ローラ16bを有する。加熱ローラ16aと加圧ローラ16bとが互いに圧接した圧接部において定着ニップを形成している。
次に、図1及び図2を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、図2に示す作像部6の感光体ドラム1が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、感光体ドラム1の表面が帯電部2によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体ドラム1の表面には、図示しない露光装置からレーザ光Lが照射されて、感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される。このとき、感光体ドラム1に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体ドラム1上に形成された静電潜像に、現像装置3によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像(現像剤像)として可視像化される。
上記作像動作は、図1に示す4つの作像部6Y,6M,6C,6Bkにおいてそれぞれ行われる。その後、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bk上に形成されたトナー画像は、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkと中間転写ベルト8とが対向する一次転写ニップに達し、それぞれの一次転写ニップの位置で、各トナー画像が図の矢印の方向に走行する中間転写ベルト8上に順次重ね合わせて転写される。詳しくは、各一次転写ローラ9Y,9M,9C,9Bkにトナーの帯電極性と逆極性の転写バイアスが印加されることにより、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bk上のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、トナー画像が中間転写ベルト8上へ静電的に転写される。かくして中間転写ベルト8はその表面にフルカラーのトナー画像(カラー画像)を担持する。
一方、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkの表面には、中間転写ベルト8に転写しきれなかったトナーが残留するが、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bk上の残留トナーは、図2に示すクリーニング部4に設けたクリーニングブレード4aによって除去される。さらに、図示しない除電装置によって、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bk上の残留電位が除去され、次の画像形成に備えられる。
その後、中間転写ベルト8上に転写されたカラー画像は、中間転写ベルト8と二次転写ローラ7とが対向する二次転写ニップに達し、この位置で搬送されてきた用紙に中間転写ベルト8上のカラー画像が転写される。このとき二次転写ローラ7には、トナー帯電極性と逆極性の転写バイアスが印加されており、これによって中間転写ベルト8上のカラー画像が用紙に静電的に転写される。
上記二次転写ニップの位置に搬送された用紙は、給紙トレイ11から搬送されたものである。詳しくは、給紙ローラ12が回転駆動することによって、給紙トレイ11に収容された用紙Pが搬送経路Rに送り出される。搬送経路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ15によって一旦停止される。そして、中間転写ベルト8上のトナー画像にタイミングを合わせてレジストローラ15の回転を再開し、用紙を二次転写ニップへ搬送する。このようにして、用紙に所望のカラー画像が転写される。また、カラー画像を転写した後の中間転写ベルト8の表面は、図示しないクリーニング装置によってクリーニングされ、残留トナーが除去される。
その後、二次転写ニップの位置でカラー画像が転写された用紙は、定着装置16に搬送される。そして、定着ローラ16aと加圧ローラ16bによって用紙が加熱及び加圧されてカラー画像が定着される。その後、画像が定着された用紙は排紙ローラ13によって排紙トレイ14へと排出される。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像部6Y,6M,6C,6Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つの作像部を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
図3及び図4を参照して、本発明に係る現像装置の構成について詳しく説明する。
図3は、本発明の現像装置を備えた上記作像部の概略断面図、図4は、本発明の現像装置の概略構成図である。なお、図3において、図2に示す帯電部2やクリーニング部4は図示省略している。
図3に示すように、現像装置3は、内部に現像剤Gを収容する現像ハウジング30と、感光体ドラム1に対向する現像剤担持体としての現像ローラ31と、現像ローラ31上の現像剤量を規制する規制部材としてのドクターブレード32と、現像剤Gを現像ローラ31に供給する現像剤供給手段としての供給スクリュー33と、現像剤Gを回収する現像剤回収手段としての回収スクリュー34と、現像ローラ31からの現像剤の飛散を防止する入口シール35、及び入口シール35を保持する入口シールホルダ36等を備えている。
現像ハウジング30は、感光体ドラム1との対向位置に開口部30aを有し、その開口部30aから現像ローラ31の一部が外部に露出して配設されている。また、開口部30aの図の下縁には、現像ハウジング30の内側から順に、ドクターブレード32、入口シールホルダ36、入口シール35が取り付けられている。ドクターブレード32の先端部は現像ローラ31の表面に対して微小の隙間(ドクターギャップ)を介して配設されている。また、ドクターブレード32と、開口部30aの下縁との間には、弾性体で構成されたシール部材49が配設されている。入口シール35の先端部は、感光体ドラム1の表面に当接している。これにより、現像ローラ31と感光体ドラム1とが対向する現像領域の感光体ドラム1の表面移動方向上流側における、現像ハウジング30の開口縁部と感光体ドラム1の表面との隙間が、入口シール35によって閉塞されている。
また、現像ハウジング30内には、供給スクリュー33を収容した供給路37と、回収スクリュー34を収容した回収路38が形成されている。供給路37と回収路38との間には、現像ハウジング30の内壁を現像ローラ31の表面近傍まで伸ばして形成された回収ガイド39が配設されている。また、現像装置3は、現像剤中のトナーの濃度を検知するトナー濃度検知センサ40(図4参照)を備えている。
本実施形態では、現像ハウジング30内に収容される現像剤として、ポリエステル樹脂を主成分とするトナーと磁性微粒子であるキャリアとから成る2成分現像剤を用いている。また、キャリアは、その体積平均粒径が20μm〜60μmであるものを用いている。これにより、現像剤中のキャリア表面積が比較的大きくなるために、補給トナーを現像剤中に分散しやすくなる。また、小粒径なキャリアを用いることで、現像能力を低下させることなく、現像剤の汲上げ量を低減することができて、現像装置内で循環する現像剤量を低減することができる。特に、ドクターブレード32を通過する現像剤量が少なくなることから、現像剤にかかるストレスが小さくなり現像剤の長寿命化に寄与する。また、キャリアの低容量化が可能になるために、現像装置を小型化することが可能である。さらに、現像領域における磁気ブラシがより緻密になるために、高画質化や画質の安定性が達成されるメリットもある。一方、キャリア粒径を小さくしすぎると、キャリア表面積が増えるために、トナーにかかるストレスが大きくなり、現像剤の劣化、流動性の悪化を促進してしまう。それにより、トナー補給時の分散性が悪くなる。なお、キャリアの体積平均粒径の測定は、「マイクロトラック粒度分析計(SRAタイプ)」(日機装社製)を使用して、0.7[μm]以上、125[μm]以下のレンジ設定で行うことができる。
図4に示すように、現像ローラ31は、内部に固定して配設されたマグネット31aと、そのマグネット31aの周囲を回転するスリーブ31b等で構成される。マグネット31aには、P1極〜P5極の5つの磁極が形成されている。図4において、現像ローラ31に付した放射状の線分は、P1極〜P5極のそれぞれの磁気力がピークになる位置を示すものである。5つの磁極が形成されたマグネット31aの周囲をスリーブ31bが回転することで、その回転に伴い現像剤Gが現像ローラ31(スリーブ31b)上を移動することになる。
詳しくは、現像ローラ31のP4極からP5極に至る領域では、双方の磁極が磁性体としてのキャリアに作用して、供給路37内に収容された現像剤Gが現像ローラ31上に担持される。現像ローラ31上に担持された現像剤Gは、その一部がドクターブレード32の位置で掻き取られて、供給路37内に戻される。
一方、ドクターブレード32を通過した現像ローラ31上の現像剤Gは、P1極の位置で穂立ちして、現像剤G中のトナーが感光体ドラム1上の潜像に付着する。P1極を通過してP2極に至る領域では、現像工程後の現像剤Gが現像ローラ31上に担持される。さらに、P3極からP4極に至る領域では、同極性である双方の磁極により形成される反発磁界がキャリアに作用して、現像ローラ31上に担持されていた現像工程後の現像剤Gが現像ローラ31から離脱される。離脱後の現像剤Gは、回収ガイド39によって回収路38内に回収される。
図5は、現像装置内の現像剤の搬送経路を説明するための模式図である。
この場合、現像剤は、図の上側に示す回収スクリュー34によって図の左側から右側へ搬送され、図の下側に示す供給スクリュー33によって図の右側から左側へ搬送されるようになっている。また、現像ハウジング30の供給路37と回収路38は、それらの両端部側で互いに連通しており、図の右端部側の連通部41では、回収路38から供給路37へ現像剤が搬送され、図の左端部側の連通部42では、供給路37から回収路38へ現像剤が搬送される。なお、供給スクリュー33と回収スクリュー34の、それぞれの各連通部41,42に配設された端部には、パドルや、中央部の羽根とは逆巻の羽根が設けてあり、各スクリュー33,34の軸方向に対して垂直方向の搬送能力を持たせている。
また、図5に示すように、供給スクリュー33によって、その軸方向に現像剤を攪拌搬送しつつ、現像ローラ31に現像剤を供給するようになっている。このため、供給路37内の現像剤Gの堆積量は、図の破線で示すように、供給スクリュー33の搬送方向の上流側から下流側に向かって減少する。ここで、供給スクリュー33の外径、ピッチ、回転数から得られる現像剤搬送量をWmとし、現像ローラ31上の現像剤搬送量をWsとすると、Wm>Wsの関係になる場合に、現像剤が現像ローラ31上に一様に供給されるようになる。一方、Wm>Wsの関係が維持できなければ、供給スクリュー33の搬送方向の下流側で現像剤が不足し、現像ローラ31上への現像剤の一様な供給ができなくなる。
現像ローラ31へ供給された現像剤は、図示しない感光体ドラムとの対向位置でトナーが消費された後、回収路38へ回収される。供給路38内では、消費されたトナー量に応じて図示しないトナー補給部からトナーが補給される。また、トナー濃度センサ40(図4参照)によって回収路38内の現像剤のトナー濃度が磁気的に検知され、その検知情報に基づいてトナー濃度調整が行われる。
上述のように本実施形態の現像装置は、現像ハウジング内に供給路と回収路を形成したタイプのものであるが、本発明に係る現像装置はこのタイプに限定されるものではない。
例えば、本発明に係る現像装置を、図16に示すように、供給路と回収路を兼ねた搬送路800を有する現像装置とすることも可能である。ただし、この現像装置は、現像剤が前記搬送路800の搬送スクリュー700によって軸方向に搬送される間に、現像剤は現像ローラ900に繰り返し供給されトナーが消費されるので、現像剤中のトナー量は搬送方向の下流側に向かうにつれて少なくなる。このため、搬送方向の上流側と下流側(現像ローラの長手方向の両端)においてトナー濃度に差異が生じやすいといった欠点がある。
これに対し、本実施形態の現像装置は、現像ローラ上でトナーを消費した現像剤は、そのままの状態で現像ローラへ繰り返し供給されずに一旦回収され、トナーが補給される。このため、本実施形態の現像装置は、供給路内における現像剤中のトナー濃度を一定に維持することができ、現像ローラの長手方向に渡ってトナー濃度を均一にすることができる点で優れている。
以下、図6を参照して、本実施形態の現像装置の動力伝達系について説明する。
図6は、現像装置の側面図である。
図6に示すように、現像ハウジング30の一方の側面に複数の動力伝達ギアが設けてある。具体的には、これら動力伝達ギアは、二段の歯列が形成された二段ギア43、現像ローラの回転軸に設けた現像ローラギア44、供給スクリューの回転軸に設けた供給スクリューギア45、回収スクリューの回転軸に設けた回収スクリューギア46、2つのアイドラギア47,48によって構成されている。
二段ギア43は、はす歯形に形成された第1歯列43aと、平歯形に形成された第2歯列43bを有する。また、二段ギア43の中央部には、画像形成装置本体側に設けた駆動力伝達用の継手が嵌合可能な凹部43cが形成されている。はす歯形の第1歯列43aには、同じはす歯形の歯列を有する現像ローラギア44が噛合しており、平歯形の第2歯列43bには、同じ平歯形の歯列を有する回収スクリューギア46が噛合している。また、回収スクリューギア46には、2つのアイドラギア47,48を介して供給スクリューギア45が連結されている。
現像装置3を画像形成装置本体に設置して、二段ギア43の凹部43cを画像形成装置本体側の継手に接続することにより、駆動装置からの駆動力が継手を介して二段ギア43に伝達可能となる。二段ギア43に駆動力が伝達され回転すると、その回転力は現像ローラギア44と回収スクリューギア46とに伝達され、現像ローラと回収スクリューとが回転する。さらに、回収スクリューギア46の回転力が2つのアイドラギア47,48を介して供給スクリューギア45に伝達され、供給スクリューが回転する。このように、本実施形態の現像装置では、駆動装置からの駆動力を、現像ローラ、供給スクリュー、回収スクリューに伝達してこれらを回転させることができるように構成されている。
図7及び図8に、参考例に係る現像装置の構成を示す。
図7は、未使用状態の現像装置の概略断面図であり、図8は未使用状態の現像装置の斜視図である。
図7に示すように、未使用状態の現像装置3には、現像ハウジング30内に収容された現像剤Gが外部に漏洩するのを防止する封止部材50が設けてある。封止部材50は、シート状の部材で形成される。本参考例では、封止部材50として、OHPシート、マイラー、それらに類する透明の樹脂シートであって、厚さが0.1mm〜0.2mm程度のものを用いている。あるいは、封止部材50として紙を用いてもよい。また、封止部材50は、現像ローラ31の軸方向に渡って現像ハウジング30の開口部30aを閉塞するように配設されている。従って、封止部材50は、現像装置3の長手方向に沿って延伸された長手状に形成されている(図8参照)。
図7に示すように、現像ハウジング30の下部の外側には、封止部材50を巻き取るための巻取部材51が配設されている。巻取部材51は、断面円形の棒状の部材で構成されており、封止部材50の長手方向に延びる一端部50a(図の下端部)に渡って付設されている。また、巻取部材51は、その軸線回りに回転可能に現像ハウジング30に取り付けられている。
封止部材50の巻取部材51が付設された一端部の反対側の他端部50b(図の上端部)は、現像ハウジング30の内面に剥離可能に接着されている。この他端部50bの現像ハウジング30への接着は、前記他端部50bに剥離性を有する接着剤を塗布して接着する方法、又は、前記他端部50bを熱で溶融させて接着する方法などで行うことができる。
参考例における封止部材50の配設経路を、図7の下側から上側に向かって順に説明する。
封止部材50は、ドクターブレード32と入口シールホルダ36との間を通り、次いで、ドクターブレード32の先端と現像ローラ31の表面との間(ドクターギャップ)を通過している。さらに、封止部材50は、現像ローラ31の表面と回収ガイド39の先端との間を通って、現像ハウジング30の図の上部内面に接着されている。
また、巻取部材51は、画像形成装置本体側に設けた駆動力伝達用の継手と連結可能な継手を有している。巻取部材51の継手は、図6の符号52で示すように、現像ハウジング30の側面から外側に突出して設けられている。また、前記画像形成装置本体側に設けた駆動力伝達用の継手と、画像形成装置本体に設けたモータ等の駆動手段は、駆動力の伝達の可否を切り換えるためのクラッチ等の切換手段を介して連結されている。また、画像形成装置本体には、未使用状態の現像装置が画像形成装置本体に設置されたことを検知する図示しない検知手段が設けてあり、この検知手段の検知信号に基づいて前記モータ等の駆動手段が駆動するように構成されている。
図7に示す未使用状態の現像装置3を組み付けたプロセスユニットを、画像形成装置本体に設置すると、現像装置3が有する巻取部材51の継手52が画像形成装置本体側の継手と接続され、駆動手段からの駆動力が各継手を介して巻取部材51に伝達可能となる。また、プロセスユニットを画像形成装置本体に設置したとき、図示しない検知手段によって、未使用状態の現像装置3が画像形成装置本体へ設置されたことが検知される。この検知手段の検知信号に基づいて駆動手段が駆動し、巻取部材51を回転させて封止部材50の巻き取りが開始される。封止部材50の現像ハウジング30に接着された端部50bは、巻取部材51の巻き取りによる引張力によって剥離し、封止部材50は、現像ローラ31と回収ガイド39との間、現像ローラ31とドクターブレード32との間、ドクターブレード32と入口シールホルダ36との間を、順次通過して巻取部材51に巻き取られる。そして、クラッチ等の切換手段が動作することにより、駆動手段からの駆動力伝達が解除されて巻取部材51の回転が停止し、巻取動作が完了する。
なお、巻取部材51の巻取動作が完了した時点で、封止部材50は巻取部材51の外周面に完全には巻き取らない状態、すなわち封止部材50の一部が巻取部材51から突出した状態であってもよい。ただし、その場合、巻取部材51から突出した封止部材50の一部は、露光装置からのレーザ光Lの光路(図2参照)と交差しない位置に配設されるようになっている。
図9及び図10に、本発明の第実施形態に係る現像装置の構成を示す。
図9は、未使用状態の現像装置の概略断面図であり、図10は未使用状態の現像装置の斜視図である。
本発明の第実施形態では、上記参考例と比べて、封止部材50の配設経路が異なる。その他の構成については、参考例と同様である。
詳しくは、図9に示すように、封止部材50は、巻取部材51の位置から、現像ハウジング30の開口部30aの下縁とドクターブレード32との間を通過し、さらに、現像ローラ31の表面と回収ガイド39との間を通過して、現像ハウジング30の上部内面に至るように配設されている。
この実施形態においても、上記参考例と同様に、巻取部材51を回転させることにより、封止部材50の図の上端部50bが剥離され、封止部材50が巻取部材51に巻き取られるが、このとき、封止部材50は、ドクターブレード32の先端と現像ローラ31の表面との間を通過しないようになっている。このため、本発明の第実施形態では、封止部材50を巻き取る際に、封止部材50がドクターブレード32の先端のエッジに接触して破損又は破断するのを回避できるので、封止部材50が破損することによって巻き取り不良が生じたり、破断した封止部材50の一部が現像ハウジング30内に残って現像動作に不具合が生じたりするのを抑制できる。
また、現像ハウジング30とドクターブレード32との間には、シール部材49が圧縮された状態で配設されているため、封止部材50が巻き取られて、封止部材50が現像ハウジング30とドクターブレード32との隙間を通過した後は、シール部材49によってその隙間が閉塞される。これにより、現像ハウジング30に収容された現像剤Gが前記隙間を通って外部に漏出するのを防止できる。
また、参考例及び第実施形態では、図7と図9に示すように、封止部材50を、現像ハウジング30内の現像剤Gの収容部(供給路37及び回収路38)と現像ローラ31との間を仕切るように配設しているので、現像ローラ31の表面に現像剤が付着するのを防止できる。これにより、未使用の状態の現像ローラ31の表面をきれいな状態で維持することができ外観上好ましい。
図11及び図12に、本発明の第実施形態に係る現像装置の構成を示す。
図11は、未使用状態の現像装置の断面図であり、図12は未使用状態の現像装置の斜視図である。
本発明の第実施形態では、上記本発明の第1実施形態と比べて、封止部材50の配設経路が異なる。その他の構成については、本発明の第1実施形態と同様である。
詳しくは、図11に示すように、封止部材50は、巻取部材51の位置から、ドクターブレード32と入口シールホルダ36との間を通過し、さらに、現像ローラ31の表面と入口シールホルダ36との間を通過して、現像ローラ31の露出した表面に沿うようにして配設されている。また、この場合、封止部材50の図の上端部50bは、現像ハウジング30の開口部30aの上縁に接着されている。
本発明の第実施形態は、封止部材50を、ドクターブレード32よりも現像ハウジング30の外側に配設しているので、現像ハウジング30への各部品の取り付けの際に、封止部材50よりも先にドクターブレード32を取り付けることができる。ドクターブレード32の先端と現像ローラ31との間に形成される隙間(ドクターギャップ)は、一般に、ドクターブレード32を現像ハウジング30に仮止めした後、ドクターギャップ調整治具をドクターブレード32と現像ローラ31の表面との間に差し込んで調整される。この隙間の調整は高精度に行われることが要求されているが、その隙間調整時にドクターブレード32の近傍に封止部材50が存在すると、封止部材50が隙間の調整作業の妨げになることも考えられる。このため、封止部材50を取り付ける前に、ドクターブレード32を取り付けて隙間の調整を行った方が、封止部材50が隙間の調整作業の妨げとなることがなく望ましい。
また、本発明の第実施形態では、図9に示す第実施形態と同様に、封止部材50は、ドクターブレード32の先端と現像ローラ31の表面との間を通過しないようになっているので、封止部材50がドクターブレード32の先端のエッジに接触して破損又は破断するのを回避することができる。従って、この実施形態においても、封止部材50が破損して巻き取り不良が生じたり、破断した封止部材50の一部が現像ハウジング30内に残ったりする不具合の発生を抑制することが可能である。
また、図11と、図7及び図9に示す封止部材50の配設経路を比べると、図11に示す第実施形態は、他の場合に比べて、封止部材50の配設経路が直線に近くなっている。このように、封止部材50の配設経路を直線に近づけた方が、巻取時に封止部材50に生じる負荷を小さくすることができ、巻き取りやすくなるメリットがある。
また、図7、図9、図11に示すように、参考例、本発明の第1、第2実施形態において、ハウジング30の開口縁には、約0.4mmの厚さのポリウレタン製シートや、約0.2mmの厚さのマイラー等で形成された入口シール35を設けている。仮に、各構成において、封止部材50を入口シール35よりも現像ハウジング30の外側を通して配設すると、封止部材50によって入口シール35の先端が抑えられ、その結果、入口シール35に座屈等の変形が生じてトナー飛散防止機能が低下する虞がある。そこで、上記各構成では、封止部材50を入口シール35よりも現像ハウジング30の内側に配設して、封止部材50が入口シール35に接触しないようにしている。
図13及び図14に、本発明の第実施形態に係る現像装置の構成を示す。
図13は、未使用状態の現像装置の概略断面図であり、図14は使用可能な状態となった現像装置の概略断面図である。
図13に示すように、本発明の第実施形態に係る現像装置3は、上記本発明の各実施形態と異なり、入口シールホルダ36に貫通孔36aが形成してあり、その貫通孔36aを通して封止部材50が配設されている。詳しくは、封止部材50は、巻取部材51の位置から、入口シールホルダ36の貫通孔36aを通過し、さらに、現像ローラ31の露出した表面に沿うようにして配設されている。また、封止部材50の図の上端部50bは、現像ハウジング30の開口部30aの上縁に接着されている。
この実施形態においても、上記本発明の各実施形態と同様に、巻取部材51を回転させることにより、封止部材50の図の上端部50bが剥離され、封止部材50が巻取部材51に巻き取られるが、図14に示すように、巻取動作を完了した状態で、封止部材50の図の上端部50bは、入口シールホルダ36の貫通孔36aから突出した状態で保持される。この状態で、封止部材50の図の上端部50bは、感光体ドラム1の表面に当接しており、これにより、現像ローラ31と感光体ドラム1とが対向する現像領域の感光体ドラム1の表面移動方向上流側における、現像ハウジング30の開口縁部と感光体ドラム1の表面との隙間が、封止部材50によって閉塞される。すなわち、封止部材50は、巻取が完了した状態で、現像ローラ31からの現像剤の飛散を防止する入口シールとして機能する。なお、封止部材50の巻取量は、封止部材50を入口シールとして機能を果たせる適切な位置に配置できるように、巻取部材51の回転数を管理することによって予め設定されている。
上記のように、本発明の第実施形態に係る現像装置は、封止部材50が入口シールとしての機能を兼ねるので、図11等に示す入口シール35を省略することが可能である。これにより、部品点数を削減することができ、コストダウンと省資源化に貢献できる。
なお、本発明の第実施形態において、上記説明した構成以外は、上記本発明の各実施形態と同様となっている。
図15は、封止部材の変形例の要部拡大図である。
図15に示す封止部材50は、現像ハウジング30に接着された端部50bの近傍を、他の部分よりも薄く形成して強度の小さい破断部50cとしている。また、破断部50cは、封止部材50の長手方向全域に渡って形成されている。この場合、巻取部材51による巻取動作を開始すると、破断部50cに応力が集中することにより、封止部材50は破断部50cの位置で容易に破断する。そして、破断して分離された封止部材50の端部50bを現像ハウジング30に接着されたまま残して、封止部材50は巻き取られる。なお、破断によって分離された封止部材50の端部50bは、現像ハウジング30内に残されていても、現像動作に不具合を発生させない箇所に配設されていれば特に問題はない。
このように、封止部材50に破断部50cを設けた場合は、接着部を剥離しないで封止部材50を巻き取ることができる。このため、接着部を剥離した際に生じる接着剤の破片が現像装置内に混入することによる現像動作の不具合の発生を回避できる。また、接着部を剥離させる方法では、接着部を剥離しやすくするために接着部近傍を折り曲げていることがあり、この場合、巻取時にその折り曲げ部が現像装置に設けた部材に引っ掛かってスムーズに巻き取れない虞がある。これに対し、破断部50cを設けた本実施形態の場合は、封止部材50の端部に折り曲げ部を形成する必要がないので、封止部材50をスムーズに巻き取ることができる。
以上のように、本発明によれば、巻取部材によって封止部材を自動的に巻き取ることができるので、ユーザー等は封止部材の除去作業、及び除去した封止部材の廃棄を行う必要がなく利便性が向上する。
また、巻取部材が封止部材の一端部に渡って付設されていることで、巻取力を封止部材の一端部に渡って均一に作用させることができる。このため、本発明では、封止部材にシワや破損等を発生させずに封止部材を巻き取ることが可能である。
従来は、封止部材を手で除去していたため、特に封止部材の長手方向と交差する方向に引き抜くのは困難であったが、本発明では、封止部材の長い方の端部に渡って巻取部材を付設することによって、その長い方の端部に渡って均一な巻取力を作用させることができ、シワや破損等を発生させずに封止部材をその長手方向と交差する方向に容易に除去することが可能となる。
これにより、本発明の現像装置では、封止部材を、現像ローラの一部を露出させた現像ハウジングの開口部を通して巻き取れるようになるので、封止部材を抜き取るための専用の開口部を現像ハウジングに形成する必要がなくなる。このため、封止部材抜き取り専用の開口部を形成することによる現像ハウジングの強度低下を防止することができ、その強度低下を補填するための現像ハウジングの大型化の必要もなくなるので、結果として、現像装置の小型化を図ることが可能となる。
また、上記本発明による現像ハウジングの強度低下を防止する効果は、特に、上記本発明の各実施形態のような現像ハウジング内に供給路と回収路を有するタイプの現像装置において顕著に発揮される。すなわち、このようなタイプの現像装置においては、封止部材で封止すべき箇所が広範囲に及ぶため、従来の構成では封止部材を抜き取るための開口部を大きく形成しなければならなかったが、本発明の構成を採用することにより、大きな開口部の形成が不要となるので、大幅な強度低下を防止することが可能となる。
以上、本発明について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、本発明の構成を、図16に示すような供給路と回収路を兼ねた搬送路を有する現像装置、あるいは、その他の現像装置にも適用可能である。また、本発明に係る現像装置は、図1に示すカラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置や、それ以外の複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等にも搭載可能である。
3 現像装置
30 現像ハウジング
30a 開口部
31 現像ローラ(現像剤担持体)
32 ドクターブレード
33 供給スクリュー(現像剤供給手段)
34 回収スクリュー(現像剤回収手段)
35 入口シール
36 入口シールホルダ
36a 貫通孔
37 供給路
38 回収路
49 シール部材
50 封止部材
50c 破断部
51 巻取部材
特開2006−162911号公報 特開2006−23619号公報

Claims (9)

  1. 内部に現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像剤ハウジングに形成された開口部から一部を露出させて配設した現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制するドクターブレードと、前記現像剤担持体からの現像剤の飛散を防止する入口シールを保持する入口シールホルダと、未使用時に前記現像ハウジング内に収容された現像剤が外部に漏洩するのを防止するシート状の封止部材とを備え
    前記現像ハウジングの開口部の縁に、内側から順に、前記ドクターブレード、前記入口シールホルダが、取り付けられた現像装置において、
    回転可能な巻取部材を前記封止部材の一端部に渡って付設し
    前記封止部材は、現像ハウジングのドクターブレードを取り付けた縁とドクターブレードとの間、現像剤担持体の現像ハウジングの開口部から露出している側の反対側を通過するように配設されることで、ドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過せず、かつ、入口シールに接触しないように配設されたことを特徴とする現像装置。
  2. 内部に現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像剤ハウジングに形成された開口部から一部を露出させて配設した現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制するドクターブレードと、前記現像剤担持体からの現像剤の飛散を防止する入口シールを保持する入口シールホルダと、未使用時に前記現像ハウジング内に収容された現像剤が外部に漏洩するのを防止するシート状の封止部材とを備え、
    前記現像ハウジングの開口部の縁に、内側から順に、前記ドクターブレード、前記入口シールホルダが、取り付けられた現像装置において、
    回転可能な巻取部材を前記封止部材の一端部に渡って付設し、
    前記封止部材は、ドクターブレードと入口シールホルダとの間、入口シールホルダと現像剤担持体の表面との間、現像剤担持体の現像ハウジングの開口部から露出している側を通過するように配設されることで、ドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過せず、かつ、入口シールに接触しないように配設されたことを特徴とする現像装置。
  3. 内部に現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像剤ハウジングに形成された開口部から一部を露出させて配設した現像剤担持体と、前記現像剤担持体上の現像剤量を規制するドクターブレードと、前記現像剤担持体からの現像剤の飛散を防止する入口シールを保持する入口シールホルダと、未使用時に前記現像ハウジング内に収容された現像剤が外部に漏洩するのを防止するシート状の封止部材とを備え、
    前記現像ハウジングの開口部の縁に、内側から順に、前記ドクターブレード、前記入口シールホルダが、取り付けられた現像装置において、
    回転可能な巻取部材を前記封止部材の一端部に渡って付設し、
    前記入口シールホルダには貫通孔が形成され、
    前記封止部材は、入口シールホルダの貫通孔、現像剤担持体の現像ハウジングの開口部から露出している側を通過するように配設されることで、ドクターブレードと現像剤担持体の表面との間を通過しないように配設され、
    前記封止部材は、前記巻取部材による巻取が完了した状態で、入口シールホルダの貫通孔から突出した状態で保持され、入口シールとして機能することを特徴とする現像装置。
  4. 前記現像ハウジングの開口部の縁とそれに設けた前記ドクターブレードとの間に弾性体で構成されたシール部材を配設した請求項に記載の現像装置。
  5. 前記封止部材の前記巻取部材が付設された一端部の反対側の他端部を、前記現像ハウジングに接着すると共に、封止部材の前記他端部近傍を他の部分よりも強度の小さい破断部とした請求項1から4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記現像ハウジング内に、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給手段を配設した供給路と、現像工程後に前記現像剤担持体上の現像剤を回収する現像剤回収手段を配設した回収路とを有する現像装置であって、
    前記巻取部材を前記封止部材の長手方向に延びる一端部に渡って付設し、当該巻取部材によって前記封止部材をその長手方向と交差する方向に巻き取るように構成した請求項1から5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記現像剤はトナーとキャリアとから成る2成分現像剤であって、キャリアの体積平均粒径を20μm〜60μmとした請求項1から6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の現像装置と、画像を担持する像担持体とを、少なくとも一体的に有することを特徴とするプロセスユニット
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置
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