JP5395903B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents
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Description
一つ目の課題は、風量においてアンバランスが生じるという問題である。放熱部材が対向して配置され、その間に風を流す構成であるため、対向して配置された2つの放熱部材における冷却性能をバランスさせる必要がある。すなわち、対向する放熱部材を同等に冷却する必要がある。このため、対向する放熱部材に対して、冷却ファンからの冷却風の風量バランスを調整する必要があるが、この調整は非常に複雑であり、容易なものではない。一般的に、冷却ファンの吹出し口においては、風量のアンバランスが存在しており、軸流ファンにおいても吹き出される空気の流れは旋回流であるため、吹き出し口を対向する放熱部材の間の中央に設置しても両側の放熱部材に対して当たる風の流れは同一ではない。
前記トッププレートの直下に配置され、被加熱物を誘導加熱するための複数の誘導加熱コイルと、
前記複数の誘導加熱コイルのそれぞれに高周波電流を供給する複数のインバータ回路と、
前記複数のインバータ回路のそれぞれに電力を供給する電源回路と、
前記複数のインバータ回路に冷却風を送る冷却部と、を具備し、
前記冷却部からの冷却風の送風通路間において、冷却風の流れに沿って前記複数のインバータ回路を縦列配置した誘導加熱装置において、
縦列配置された複数のインバータ回路のそれぞれに、少なくともスイッチング素子が装着された冷却フィンを有するフィン領域と、冷却風により直接冷却される発熱実装部品が設けられた実装部品領域とが、前記フィン領域を通過する冷却風の流れと、前記実装部品領域を通過する冷却風の流れとが略平行になるように分割して形成されており、
インバータ回路のフィン領域を通った冷却風が次に配置されたインバータ回路のフィン領域に流れるよう構成され、インバータ回路の実装部品領域を通った冷却風が次に配置されたインバータ回路の実装部品領域に流れるように構成され、
前記電源回路は、前記冷却部に並設されており、且つ前記冷却部からの冷却風が直接当たらない場所に配設され、
前記フィン領域は、前記実装部品領域より、前記冷却部の吹き出し口の近くに形成されている。このように構成された第1の観点の誘導加熱装置は、従来の構成においては問題となっていた対向配置された放熱部材に対して冷却風のバランスを取る必要がなくなり、冷却設計が容易になるとともに冷却性能自体を向上させることができる。このように構成された第1の観点の誘導加熱装置は、各インバータ回路においてフィン領域と実装部品領域に区分して、冷却風を2系統に分けて流すことが可能となり、冷却風の風量バランスをフィン領域に多く、実装部品領域に少なくなるように調整することが可能となる。このため、各インバータ回路における冷却設計を容易に行うことができる。また、前段のインバータ回路のフィン領域を冷却した風をそのまま次段のインバータ回路のフィン領域の冷却に活用することができ、また前段のインバータ回路の実装部品領域を冷却した風をそのまま次段のインバータ回路の実装部品領域の冷却に活用することができるため、冷却風の無駄がなく、結果的に冷却ファンの小型化や低騒音化に大きな効果を発揮する。このように構成された第1の観点の誘導加熱装置は、装置内部の空間を効率高く利用することができる。
前記第1のインバータ回路が前記第2のインバータ回路より前記冷却部の吹き出し口の近くに設けられ、前記第1のインバータ回路が前記第2のインバータ回路の風上に配置されて、前記冷却部からの冷却風が前記第1のインバータ回路を通過した後に前記第2のインバータ回路を通過するよう構成されている。このように構成された第2の観点の誘導加熱装置は、第1のインバータ回路を冷却した冷却風をそのまま第2のインバータ回路の冷却に活用することができ、冷却風の無駄がなく、結果的に冷却ファンの小型化、低騒音化に大きな効果を発揮する。
複数のインバータ回路に直流電源を供給する整流器が前記冷却部の吹き出し口の最も近くに設けられたインバータ回路の冷却フィンに装着されている。このように構成された第4の観点の誘導加熱装置は、発熱量の多い冷却フィンが冷却部の吹き出し口に最も近いインバータ回路に配置されて、高い冷却能力を持つ冷却風により冷却され、信頼性の高い装置となる。また、第4の観点の誘導加熱装置は、複数のインバータが共通の整流器を用いているため、回路の部品や配線パターンを削減することができ、回路面積を縮小することができる。
前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路のそれぞれに供給する電力を制御する制御回路と、を有し、
前記制御回路においては、前記第1のインバータ回路の出力と前記第2のインバータ回路の出力の合計出力値が予め設定されており、前記合計出力値の範囲内において前記第1のインバータ回路の出力と前記第2のインバータ回路の出力を配分制御するよう構成されている。このように構成された第5の観点の誘導加熱装置は、高い冷却効率を有するとともに、安全性及び信頼性の高い出力制御が可能となる。
前記フィン領域を通る冷却風と、前記実装部品領域を通る冷却風を分離する分配リブを設けてもよい。このように構成された第7の観点の誘導加熱装置は、発熱量の大きいフィン領域に大量の冷却風を流すように分配することが容易となり、冷却性能を向上させることができる。
前記複数のインバータ回路のそれぞれに設けられた前記冷却フィンの形状は、冷却部からの冷却風の流れに対して直交する断面形状が略同形状であってもよい。このように構成された第8の観点の誘導加熱装置は、各冷却フィンにおける風の流れを一定にすることができ、冷却風が冷却フィンを通過する際の圧力損失を低減して、冷却性能を向上させることができる。
それぞれのインバータ回路は、高圧側と低圧側の2個のスイッチング素子を用いて高周波電流を形成するよう構成されており、
それぞれのスイッチング素子にそれぞれの冷却フィンが別々に装着され、それぞれの冷却フィンが冷却部からの冷却風の流れに沿って直線上に縦列配置されており、
前記冷却部の吹き出し口に最も近い位置に前記第1のインバータ回路における前記高圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィンを配置し、前記冷却風の流れに沿って順次に、前記第1のインバータ回路における低圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィン、前記第2のインバータ回路における高圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィン、そして前記第2のインバータ回路における低圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィン、を配置している。このように構成された第9の観点の誘導加熱装置は、各スイッチング素子が装着される冷却フィンを単独とすることにより、それぞれのスイッチング素子の発熱量に合わせた冷却フィンの大きさなどの設計が容易となる。さらに、第9の観点の誘導加熱装置においては、各スイッチング素子の冷却フィンが独立して設けられているため、スイッチング素子と冷却フィンとの間を絶縁する必要がなく、冷却フィンとスイッチング素子の間に絶縁シートなどの絶縁物を挿入して熱伝導性を低下させることがなく、冷却性能を向上させることができる。
図1は、本発明に係る実施の形態1の誘導加熱調理器の外観を示す平面図であり、本体上部に設けられたトッププレート1を示している。図1において、下側の位置が使用者の存在する位置であり、トッププレート1における使用者側となる手前側に操作表示部3が備えられている。
図2に示すように、本体には、外郭ケース4が設けられており、外郭ケース4によりトッププレート1が支持されている。トッププレート1に描かれているサークルパターン2a,2b,2c,2dの直下にはそれぞれ誘導加熱コイル5a,5b,5c,5dが設けられている。それぞれの誘導加熱コイル5a,5b,5c,5dは、絶縁性を有する材料、例えば、樹脂などで構成された加熱コイルベース6a,6b,6c,6dに固定されている。また、加熱コイルベース6a,6b,6c,6dには誘導加熱コイル5a,5b,5c,5dから発生する磁束を通すためのフェライト(図示せず)が設けられている。
図5において、外郭ケース4の左側の領域に配置された第1のインバータ回路基板8aには第1のインバータ回路としての高出力インバータ回路10aと第2のインバータ回路としての低出力インバータ回路10bが設けられている。第1のインバータ回路である高出力インバータ回路10aは、スイッチング素子11a、および共振コンデンサ12aと平滑コンデンサ13aなどで構成された第1の受動部14aを具備している。一方、第2のインバータ回路である低出力インバータ回路10bは、スイッチング素子11b、および共振コンデンサ12bと平滑コンデンサ13bなどで構成された第2の受動部14bを具備している。
図5において、外郭ケース4の右側に配置された第2のインバータ回路基板8bには第1のインバータ回路である高出力インバータ回路10cと第2のインバータ回路である低出力インバータ回路10dが設けられている。第1のインバータ回路である高出力インバータ回路10cは、スイッチング素子11c、および共振コンデンサ12cと平滑コンデンサ13cなどで構成された第3の受動部14cを具備している。一方、第2のインバータ回路である低出力インバータ回路10dは、スイッチング素子11d、および共振コンデンサ12dと平滑コンデンサ13dなどで構成された第4の受動部14dを具備している。
次に、上記のように構成された実施の形態1の誘導加熱調理器の動作について説明する。実施の形態1の誘導加熱調理器において、外郭ケース4における左側に配置された第1のインバータ回路基板8aと誘導加熱コイル5a,5b、および右側に配置された第2のインバータ回路基板8bと誘導加熱コイル5c,5dは、実質的に同じ動作を行う。このため、以下の動作説明においては、実施の形態1の誘導加熱調理器における左側に配置された第1のインバータ回路基板8aなどの動作について説明し、右側に配置された第2のインバータ回路基板8bなどの動作についての説明は省略する。
なお、実施の形態1の誘導加熱調理器においては、冷却手段として上記のような冷却ブロアを用いた構成について説明したが、冷却風を発生させる冷却手段であれば用いることが可能であり、例えば軸流ファンなどを用いて構成することも可能である。
一方、本発明に係る実施の形態1の誘導加熱装置においては、高出力インバータ回路(10a,10c)の冷却フィン(16a,16c)と低出力インバータ回路(10b,10d)の冷却フィン(16b,16d)が分離されているため、高出力インバータ回路(10a,10c)のスイッチング素子(11a,11c)の発熱(損失熱)と低出力インバータ回路(10b,10d)のスイッチング素子(11b,11d)の発熱(損失熱)が、同一の冷却フィンにおいて直接影響し合うことがなく、スイッチング素子の冷却を阻害する要素がない構成である。
以下、本発明の誘導加熱装置の例として実施の形態2の誘導加熱調理器について図7から図10を用いて説明する。実施の形態2の誘導加熱調理器において、前述の実施の形態1の誘導加熱調理器と異なる点は、誘導加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路におけるスイッチング素子の個数である。実施の形態2の誘導加熱調理器においては、1つの誘導加熱コイルに対してインバータ回路のスイッチング素子が正極側のスイッチング素子と負極側のスイッチング素子の2つで構成されている。したがって、実施の形態2の誘導加熱調理器の説明においては、前述の実施の形態1の誘導加熱調理器における構成要素と実質的に同じ機能、構成を有するものには同じ符号を付して、その説明は省略する。
図9において、外郭ケース4の右側に配置された第2のインバータ回路基板22bには第1のインバータ回路である高出力インバータ回路23cと第2のインバータ回路である低出力インバータ回路23dが設けられている。高出力インバータ回路23cは、2個のスイッチング素子113a,113b、および共振コンデンサ25cと平滑コンデンサ26cなどで構成された第3の受動部27cを具備している。一方、低出力インバータ回路23dは、2個のスイッチング素子114a,114b、および共振コンデンサ25dと平滑コンデンサ26dなどで構成された第4の受動部27dを具備している。
次に、上記のように構成された実施の形態2の誘導加熱調理器の動作について説明する。実施の形態2の誘導加熱調理器において、外郭ケース4における左側に配置された第1のインバータ回路基板22aと誘導加熱コイル5a,5b、および右側に配置された第2のインバータ回路基板22bと誘導加熱コイル5c,5dは、実質的に同じ動作を行う。このため、以下の動作説明においては、実施の形態2の誘導加熱調理器における左側に配置された第1のインバータ回路基板22aなどの動作について説明し、右側に配置された第2のインバータ回路基板22bなどの動作についての説明は省略する。なお、実施の形態2の誘導加熱調理器の外観、および誘導加熱コイル5a,5b,5c,5dなどは、前述の実施の形態1と実質的に同じであるため、図1及び図2を参照して説明する。
さらに、実施の形態2の誘導加熱調理器において、ダクト30aの内部には、第1のインバータ回路基板22a上をフィン領域と実装部品領域に分配するための分配リブ31aが設けられている。このため、放熱量が多いフィン領域の第1の冷却フィン111a,第2の冷却フィン111b,第3の冷却フィン112a,第4の冷却フィン112bに対して、多くの冷却風(図9の矢印Aa方向の流れ)を送ることができる構成となる。当然、残りの冷却風(図9の矢印Ba方向の流れ)は、放熱量が比較的少ない実装部品領域にある第1の受動部27a,第2の受動部27bに送られる。
また、ダクトを設けずに分配リブ31a,31bのみを設けて、冷却ブロアから冷却風をガイドするよう構成することも可能である。上記のように冷却風の通風路の上方は支持板7a,7bが配置されているため、分配リブ31a,31bによりフィン領域と実装部品領域とを分配する送風通路を確保することが可能である。
なお、実施の形態1および実施の形態2の誘導加熱調理器において、排気口19を一つの大きな開口部で形成したが、複数の孔(開口)に分割して形成しても良い。
5a,5b,5c,5d 誘導加熱コイル
8a 第1のインバータ回路基板
8b 第2のインバータ回路基板
9a 第1の基板ベース
9b 第2の基板ベース
10a,10c 高出力インバータ回路(第1のインバータ回路)
10b,10d 低出力インバータ回路(第2のインバータ回路)
11a,11b,11c,11d スイッチング素子
12a,12b,12c,12d 共振コンデンサ
13a,13b,13c,13d 平滑コンデンサ
14a 第1の受動部
14b 第2の受動部
14c 第3の受動部
14d 第4の受動部
15a,15b 整流器
16a 第1の冷却フィン
16b 第2の冷却フィン
16c 第3の冷却フィン
16d 第4の冷却フィン
17a 第1の冷却ブロア
17b 第2の冷却ブロア
18a 第1の吸気口
18b 第2の吸気口
19 排気口
20a,20b,20c,20d 加熱コイル端子
21a 第1の電源回路基板
21b 第2の電源回路基板
Claims (9)
- 被加熱物を載置可能なトッププレートと、
前記トッププレートの直下に配置され、被加熱物を誘導加熱するための複数の誘導加熱コイルと、
前記複数の誘導加熱コイルのそれぞれに高周波電流を供給する複数のインバータ回路と、
前記複数のインバータ回路のそれぞれに電力を供給する電源回路と、
前記複数のインバータ回路に冷却風を送る冷却部と、を具備し、
前記冷却部からの冷却風の送風通路間において、冷却風の流れに沿って前記複数のインバータ回路を縦列配置した誘導加熱装置において、
縦列配置された複数のインバータ回路のそれぞれに、少なくともスイッチング素子が装着された冷却フィンを有するフィン領域と、冷却風により直接冷却される発熱実装部品が設けられた実装部品領域とが、前記フィン領域を通過する冷却風の流れと、前記実装部品領域を通過する冷却風の流れとが略平行になるように分割して形成されており、
インバータ回路のフィン領域を通った冷却風が次に配置されたインバータ回路のフィン領域に流れるよう構成され、インバータ回路の実装部品領域を通った冷却風が次に配置されたインバータ回路の実装部品領域に流れるように構成され、
前記電源回路は、前記冷却部に並設されており、且つ前記冷却部からの冷却風が直接当たらない場所に配設され、
前記フィン領域は、前記実装部品領域より、前記冷却部の吹き出し口の近くに形成された誘導加熱装置。 - 複数のインバータ回路は、最大出力が大きい誘導加熱コイルに高周波電流を供給する第1のインバータ回路と、最大出力が小さい誘導加熱コイルに高周波電流を供給する第2のインバータ回路とを有し、
前記第1のインバータ回路が前記第2のインバータ回路より前記冷却部の吹き出し口の近くに設けられ、前記第1のインバータ回路が前記第2のインバータ回路の風上に配置されて、前記冷却部からの冷却風が前記第1のインバータ回路を通過した後に前記第2のインバータ回路を通過するよう構成された請求項1に記載の誘導加熱装置。 - 複数のインバータ回路に設けられたスイッチング素子のそれぞれは、別々の冷却フィンに装着されており、冷却部からの冷却風が第1のインバータ回路のスイッチング素子が装着された冷却フィンを通過した後に第2のインバータ回路のスイッチング素子が装着された冷却フィンを通過するよう構成された請求項2に記載の誘導加熱装置。
- 複数のインバータ回路のそれぞれに、少なくともスイッチング素子が装着された冷却フィンを有し、
複数のインバータ回路に直流電源を供給する整流器が前記冷却部の吹き出し口の最も近くに設けられたインバータ回路の冷却フィンに装着された請求項1に記載の誘導加熱装置。 - 複数のインバータ回路は、第1のインバータ回路と第2のインバータ回路で構成され、前記冷却部からの冷却風の流れに沿って前記第1のインバータ回路が前記第2のインバータ回路より風上となるよう縦列配置されており、
前記第1のインバータ回路と前記第2のインバータ回路のそれぞれに供給する電力を制御する制御回路と、を有し、
前記制御回路においては、前記第1のインバータ回路の出力と前記第2のインバータ回路の出力の合計出力値が予め設定されており、前記合計出力値の範囲内において前記第1のインバータ回路の出力と前記第2のインバータ回路の出力を配分制御するよう構成された請求項1に記載の誘導加熱装置。 - 縦列配置された複数のインバータ回路の少なくとも一部をダクトで覆い、前記ダクト内に冷却部からの冷却風を流すよう構成された請求項1に記載の誘導加熱装置。
- 縦列配置された複数のインバータ回路のそれぞれに、少なくともスイッチング素子が装着された冷却フィンを有するフィン領域と、冷却風により直接冷却される発熱実装部品が設けられた実装部品領域とが形成されており、
前記フィン領域を通る冷却風と、前記実装部品領域を通る冷却風を分離する分配リブを設けた請求項1に記載の誘導加熱装置。 - 縦列配置された複数のインバータ回路のそれぞれに、少なくともスイッチング素子が装着された冷却フィンが設けられており、
前記複数のインバータ回路のそれぞれに設けられた前記冷却フィンの形状は、冷却部からの冷却風の流れに対して直交する断面形状が略同形状である請求項1に記載の誘導加熱
装置。 - 複数のインバータ回路は、第1のインバータ回路と第2のインバータ回路で構成されており、
それぞれのインバータ回路は、高圧側と低圧側の2個のスイッチング素子を用いて高周波電流を形成するよう構成されており、
それぞれのスイッチング素子にそれぞれの冷却フィンが別々に装着され、それぞれの冷却フィンが冷却部からの冷却風の流れに沿って直線上に縦列配置されており、
前記冷却部の吹き出し口に最も近い位置に前記第1のインバータ回路における前記高圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィンを配置し、前記冷却風の流れに沿って順次に、前記第1のインバータ回路における低圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィン、前記第2のインバータ回路における高圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィン、そして前記第2のインバータ回路における低圧側のスイッチング素子が装着された冷却フィン、を配置した請求項1に記載の誘導加熱装置。
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