JP5393399B2 - 装置、装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents

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本発明は、装置本体に着脱可能な操作パネルを有する装置、装置の制御方法、及び、プログラムに関する。
例えば、中綴じ製本、裁断、折加工など多彩な印刷・製本要求に応えることができる、いわゆるプリントオンデマンド(Print on Demand)機(以下、POD機)では、操作パネルの位置から末端のオプション機器までの距離が十数メートルにおよぶものがある。
POD機は、ダウンタイムを出来るだけ短くすることが求められる。しかし、仮に末端のオプション機器で用紙ジャムが発生した場合、リカバリのために操作パネルとオプション機器との間を何度か行き来しなければならないケースがある。結果として、ダウンタイムが長くなってしまうことがある。
これを解決するひとつの方法として、操作パネルを着脱可能にし、本体とワイヤレス通信させるものが考えられる。例えば、従来からあるワイヤレスキーボードの技術(特許文献1参照)や無線LANの技術(特許文献2参照)を応用すれば、非接触状態で操作することが可能になる。このように構成すれば、リカバリが必要なオプション機器の位置まで操作パネルを持って移動することができる。すなわち、移動に伴うダウンタイムを極力減らすことが可能になる。
特開平9−190257号公報 特開2002−345102号公報
しかしながら、本体と操作パネルを着脱可能にすると、以下のような問題が起きる。
例えば、図4に示すように、2台のPOD機が近接して設置されている場合、本体1000とワイヤレス通信中の操作パネル3000を、本体11000上に装着してしまう可能性がある。
このとき、操作パネル3000は本体1000と通信したままであると、本体11000上に装着してあるにも関わらず、操作パネル3000を操作すると本体11000が動作することになってしまう。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ワイヤレス通信状態にある操作パネルを、ワイヤレス通信中の本体と異なる本体に装着したとき、操作パネル上に警告表示を行い、誤操作を未然に防ぐ仕組みを提供することである。
本発明は、装置本体に着脱可能な操作パネルを有する装置であって、前記操作パネルと装置本体との無線通信を行い前記操作パネルから前記装置本体を操作可能にする第1の通信手段と、前記操作パネルと前記操作パネルと接触状態にある装置本体との通信を行うための第2の通信手段と、前記操作パネルと装置本体とが接触状態にあるか否かを判定する装着判定手段と、前記第1の通信手段を用いて前記操作パネルと通信している装置本体の識別子を取得する第1の識別子取得手段と、前記装着判定手段によって接触状態にあると判定された場合、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体の識別子を取得する第2の識別子取得手段と、前記第1の識別子取得手段によって取得された識別子と、前記第2の識別子取得手段によって取得された識別子とを比較して、一致するか否かを判定する識別子比較手段と、前記識別子比較手段の比較結果が不一致であった場合、前記操作パネルに警告の出力を行う警告手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信状態にある操作パネルを、無線通信中の本体と異なる本体に装着してしまうことによる誤操作を未然に防ぐことが可能になる。
本発明の一実施例を示す画像形成装置の利用環境を示す概略図である。 本体、ホームポジション、操作パネルの制御構成を示すブロック図である。 操作パネルの通信制御処理を示したフローチャートである。 本発明における本体と操作パネルとの接続の一例を示すものである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す画像形成装置の利用環境を示す概略図である。
本実施例の画像形成装置(画像処理装置)は、いわゆるプリントオンデマンド(POD)機で、中綴じ製本、裁断、折加工などを行うことができる様々なオプションを組み合わせることで、多彩な印刷・製本要求に応えるものである。
図1記載の画像形成装置(画像処理装置)は、画像形成装置本体(以下、本体)1000に対して、用紙デッキ5000、バインダ6000、フィニッシャ7000を組み合わせた例を示している。
本体1000は、LAN8000を介して、パーソナルコンピュータ9000と接続されている。パーソナルコンピュータ9000では、一つ一つのページの作成・編集から、製本、裁断、折加工などの設定といった、印刷ジョブの生成が行われる。生成された印刷ジョブは、LAN8000を介して、本体1000に送られる。
また、図1では、本発明の特徴である着脱可能な操作パネル3000が、本体1000上に実装されたホームポジション2000に装着されている様子を示している。
着脱可能な操作パネル3000は、ホームポジション2000に装着されているとき、ホームポジション2000から供給される電力により充電されるように構成されている。
なお、用紙デッキ5000、バインダ6000、フィニッシャ7000などのオプションは、本発明に直接関係がないので、詳細な説明は割愛する。
図2は、本体1000、ホームポジション2000、操作パネル3000の制御構成を示すブロック図である。以下、本体1000、ホームポジション2000、操作パネル3000のそれぞれを構成するモジュールについて説明する。
まず、本体1000について説明する。
図2に示すように、本体1000は、主に、コントローラボード1100、プリントエンジン1200、スキャナ1300、ハードディスクドライブ(HDD)1400、電源モジュール1500から構成される。それぞれのデバイスは、電源モジュール1500によって供給される電力によって動作する。
コントローラボード1100は、CPU1101、FLASH ROM1102、RAM1103、ネットワークインタフェースカード(NIC)1104、メインチャネルコントローラ1105、サブチャネルコントローラ1106、ディスクコントローラ(DKC)1107、スキャナインタフェース(SIF)1108、プリンタインタフェース(PIF)1109を備えている。デバイス1101〜1109のそれぞれは、バス1110を介して接続されている。
CPU1101は、バス1110に接続される各デバイスを総括的に制御すると共に、FLASH ROM1102及びHDD1400に記憶された、制御プログラムとしてのファームウェアモジュールを実行するプロセッサである。RAM1103は、CPU1101の主メモリ、ワークエリアとして機能する。
NIC1104は、LAN8000を介して、パーソナルコンピュータ9000や、他の画像形成装置と双方向にデータのやり取りを行う。HDD1400は、DKC1107を介してアクセスされ、ファームウェアモジュールを格納するだけでなく、画像の一時記憶場所としても使用される。
本体1000に組み付けられたスキャナ1300は、読み取りセンサや原稿搬送機構等を備える(いずれも不図示)。読み取りセンサや原稿搬送機構等は、コントローラボード1100上に実装されたSIF1108及びスキャナ1300上に実装されたSIF1301を介して、CPU1101で実行されるファームウェアモジュールに基づいて制御される。その結果として、読み取りセンサによって原稿を読み取り、得られたデータをSIF1301及びSIF1108を介してコントローラボード1100に転送する。
本体1000に内蔵されたプリントエンジン1200は、電子写真方式の記録部や記録紙カセット、用紙搬送部等を備える(いずれも不図示)。コントローラボード1100からは、印刷ジョブに基づく印刷要求がPIF1109及びプリントエンジン1200上に実装されたPIF1201を介して送られる。記録部や用紙搬送部等は、同様にPIF1109及びPIF1201を介して、CPU1101で実行されるファームウェアモジュールに基づいて制御される。その結果として、用紙上に印刷要求に応じた画像を形成する。
メインチャネルコントローラ1105及びサブチャネルコントローラ1106は、本体1000と、本発明の特徴である着脱可能な操作パネル3000とのやり取りを行う際に使用される。詳細は後述する。
次に、ホームポジション2000について説明する。
図2に示すように、ホームポジション2000は、主にメインボード2100とコネクタ2200から構成される。
ホームポジション2000を構成するメインボード2100は、主にIEEE802.11bモジュール2101、irDAモジュール2102、電源コントローラ2103から構成される。
IEEE802.11bモジュール2101は、コントローラボード1100のメインチャネルコントローラ1105と接続され、コントローラボード1100からの要求に基づいて、操作パネル3000との無線通信を仲介する。
また、irDAモジュール2102は、コントローラボード1100のサブチャネルコントローラ1106と接続され、コントローラボード1100からの要求に基づいて、操作パネル3000との赤外線通信を仲介する。
電源コントローラ2103は、電源モジュール1500と接続されている。IEEE802.11bモジュール2101やirDAモジュール2102は、電源コントローラ2103経由で電力の供給を受ける。また、電源コントローラ2103は、コネクタ2200とも接続され、操作パネル3000のコネクタ3500が接触状態のとき、操作パネルにも電力を供給する。加えて、電源コントローラ2103は、電力の供給状態を監視し、ホームポジション2000と操作パネル3000とが装着状態にあるか否かを検出し、コントローラボード1100に伝達する。
次に、操作パネル3000について説明する。
図2に示すように、着脱可能な操作パネル3000は、主にメインボード3100、LCD3200、タッチパネル3300、ボタンデバイス3400、コネクタ3500から構成される。
メインボード3100は、主にCPU3101、IEEE802.11bモジュール3102、irDAモジュール3103、電源コントローラ3104、ディスプレイコントローラ(DISPC)3105、パネルコントローラ(PANELC)3106、FLASH ROM3107、RAM3108から構成される。それぞれのモジュール3101〜3108は、コントローラボード1100と同様に、バス(不図示)によって接続されている。
CPU3101は、バスに接続される各デバイスを総括的に制御すると共に、FLASH ROM3107に記憶された、制御プログラムとしてのファームウェアモジュールを実行するプロセッサである。RAM3108は、CPU3101の主メモリ、ワークエリア、および、LCD3200に表示するビデオイメージ用エリアとして機能する。
ディスプレイコントローラ(DISPC)3105は、CPU3101の要求に応じて、RAM3108に展開されたビデオイメージをLCD3200へ転送するとともに、LCD3200を制御する。結果として、LCD3200上にイメージが表示される。
パネルコントローラ(PANELC)3106は、CPU3101の要求に応じて、タッチパネル3300およびボタンデバイス3400を制御する。その制御によって、タッチパネル3300上の押下位置や、ボタンデバイス3400上の押下されたキーコードなどが、CPU3101に返送される。
電源コントローラ3104は、コネクタ3500と接続され、ホームポジション2000のコネクタ2200が接触状態のとき、本体1000の電源モジュール1500から電力の供給を受ける。これによって、電源コントローラ3104に接続された充電池(不図示)を充電しながら、かつ、操作パネル3000全体に電力を供給する。もし、電源モジュール1500から電力が供給されないときは、充電池からの電力を操作パネル3000全体に供給する。
IEEE802.11bモジュール3102は、CPU3101の制御に基づいて、ホームポジション2000上のIEEE802.11bモジュール2101との無線通信を確立し、本体1000との通信を仲介する。操作パネル3000は、このIEEE802.11bモジュール3102を用いて、本体1000との無線通信を行い、操作パネル3000から本体1000を操作可能とする。
irDAモジュール3103は、CPU3101の制御に基づいて、ホームポジション2000上のirDAモジュール2102との赤外線通信を確立し、本体1000との通信を仲介する。操作パネル3000は、このirDAモジュール3103を用いて、操作パネル3000が装着されている本体1000との通信を行う。
ここで、本実施例におけるメインチャネルとしての無線通信について説明する。
図2の説明で少し触れたように、本実施例では、メインチャネルとしての無線通信は公知の技術であるIEEE802.11bの規格に準じて行われる。もう少し詳しく書くと、本実施例のシステムでは、本体1000がアクセスポイント(AP)、操作パネル3000が端末となるインフラストラクチャモードで無線通信が行われる。
電波が届く範囲に複数の本体がある場合、既存のパーソナルコンピュータのように、操作パネル3000側に、通信可能な複数の本体のESSIDが表示され、そのうちのひとつを選択できるように構成されている。
アソシエーションによって通信相手が確立した後、本実施例の操作パネル3000は、画面転送方式のシンクライアントとして動作する。すなわち、実処理やビデオイメージ生成のほとんどは、本体1000のCPU1101で実行される。出来上がったビデオイメージは、予め定められたプロトコルで、本体1000から操作パネル3000に無線で送られる。ビデオイメージを受け取った操作パネル3000のCPU3101は、送られてきたビデオイメージをRAM3108に展開しながら、DISPC3105制御してLCD3200上にビデオイメージを表示させる。
一方、操作パネル3000のタッチパネル3300及びボタンデバイス3400に対するユーザの操作に関連する情報も、予め定められたプロトコルで、操作パネル3000から本体1000に無線で送られる。操作に関連する情報は、例えばタッチパネル3300上の押下位置や、ボタンデバイス3400上の押下されたキーコードなどに当たる。操作に関連する情報を受け取った本体1000のCPU1101は、送られてきた情報に基づいて個々の動作を制御する。必要に応じてビデオイメージを更新し、先に説明したようにビデオイメージを操作パネル3000に送る。
以上のように、本実施例のシステムは、本体1000と操作パネル3000とが無線通信可能なシステムである。
以下、図3、図4を参照して、本発明の特徴をなす本実施例の操作パネル3000の通信制御処理について説明する。
図3は、操作パネル3000の通信制御処理を示したフローチャートである。
図4は、本発明における本体と操作パネルとの接続の一例を示すものである。
以下、図3のフローチャートについて、図4を交えながら以下で説明する。なお、図3のフローチャートの各ステップは、操作パネル3000のCPU3101がFLASH ROM3107に記録された制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
先に説明した通り、本体1000と操作パネル3000は、メインチャネルとして、公知の技術でIEEE802.11bの無線通信を確立する。図3では、公知の技術である無線通信の確立に係る部分については割愛する。
ステップS3−001では、CPU3101は、メインチャネルとしての無線通信を行う。
ステップS3−002では、CPU3101は、コネクタ3500を介して電源コントローラ3104が電力の供給を受けているか否かをもって、操作パネル3000がホームポジションに装着されている(装着状態)か否かを判定(検出)する(装着判定)。
そして、もし非装着状態にあると判定した場合には、CPU3101は、ステップS3−001〜S3−002を繰り返す。
一方、上記S3−002において、もし装着状態であると判定した場合には、CPU3101は、ステップS3−003に処理を進める。
ステップS3−003では、CPU3101は、サブチャネルの通信を確立する。ここで、本実施例のサブチャネルは、先に説明したように公知の技術であるirDA規格に基づいて実装されている。より詳しく書くと、irDA規格の物理レイヤの上で、irCOMMプロトコルスタックによる上位レイヤを使って実現される。これによって、図1及び図2記載の本体1000と操作パネル3000との間のサブチャネルは、あたかも既存のシリアル通信のごとく動作する。
続いて、ステップS3−004において、CPU3101は、操作パネル3000が装着状態にある本体1000のESSIDをサブチャネル経由で取得する(第2の識別子取得処理)。
さらに、S3−005において、CPU3101は、操作パネル3000がメインチャネルを使って通信している本体のESSIDを再確認する(第1の識別子取得処理)。なお、この再確認には、RAM3108等にキャッシュしたIDを使っても構わない。
ステップS3−006では、CPU3101は、上記S3−004で取得したESSIDと上記S3−005で取得したESSIDとを比較し、一致しているか、不一致かを判定する(識別子比較処理)。
もし、上記S3−006の比較結果において、それぞれのESSIDが一致していると判定した場合には、CPU3101は、メインチャネルを使って通信している本体1000のホームポジション2000に、操作パネル3000が装着されたと判断する。そして、CPU3101は、ステップS3−007に処理を進め、メインチャネル通信を継続する。
さらに、CPU3101は、ステップS3−008において、コネクタ3500を介して電源コントローラ3104が電力の供給を受けているか否かをもって、操作パネル3000がホームポジションに装着されていない(非装着状態)に遷移したか否かを判定する。
そして、上記S3−008にて、操作パネル3000が非装着状態に遷移したことを検出するまでは、CPU3101は、メインチャネル通信を継続する(S3−007)。
一方、上記S3−008にて、操作パネル3000が非装着状態に遷移したことを検出したと判定した場合には、CPU3101は、ステップS3−001に処理を戻す。
一方、上記S3−006にて、それぞれのESSIDが不一致であると判定した場合、CPU3101は、図4に示すように、メインチャネルを使って通信している本体1000とは異なる本体11000のホームポジション12000に、操作パネル3000が装着されたと判断する。そして、CPU3101は、ステップS3−009に処理を進める。
ステップS3−009では、CPU3101は、サブチャネルを経由して、図4に示すように、操作パネル3000が装着された本体11000の状態取得を行う。
続いて、CPU3101は、ステップS3−010において、上記S3−009で取得した状態から、操作パネル3000が装着された本体11000がメインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中で、且つ、何らかの動作中であるか否かを判定する。
もし、図4記載の本体11000が、メインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中で、且つ、本体11000が印刷や本体設定の変更を行っている等、何らかの動作中である場合(S3−010でYes)、CPU3101は、ステップS3−011に処理を進める。
ステップS3−011では、CPU3101は、操作パネル3000のLCD3200上に、メインチャネル接続中の本体とは異なる本体上に装着されたことを示す警告を表示出力する。例えば、「(警告)この操作パネルは、接続中の本体とは異なる本体上に装着されました。」等のメッセージをLCD3200上に表示出力する。加えて、CPU3101は、操作パネル3000のタッチパネル3300及びボタンデバイス3400の操作を無効にして、ステップS3−010に処理を戻す。
一方、もし、本体11000(図4)が、メインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中でないか、又は、通信中であっても何らかの動作中でない場合(S3−010でNo)、CPU3101は、ステップS3−012に処理を進める。
ステップS3−012では、CPU3101は、本体11000(図4)が、メインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中か否かを判定する。
そして、もし、上記S3−012において、本体11000がメインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中であると判定した場合(S3−012でYes)、CPU3101は、ステップS3−013に処理を進める。
ステップS3−013では、CPU3101は、サブチャネルを使って、本体11000(図4)に対して、操作パネル13000とのメインチャネルを切断するように要求する。そして、この要求が受け付けられ、切断が完了したことを示す返信がサブチャネル経由で受けられたならば、CPU3101は、ステップS3−014に処理を進める。
ステップS3−014では、CPU3101は、操作パネル3000の接続先を本体1000から本体11000に切り替える(通信相手切り替え処理)。切り替えはIEEE802.11bの規格に準じて行われる。切り替えが完了したら、CPU3101は、ステップS3−001に処理を戻す。
一方、もし、上記S3−012において、本体11000がメインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中でないと判定した場合(S3−012でNo)、CPU3101は、ステップS3−014に処理を進める。
(他の実施例)
上記実施例1では、中綴じ製本、裁断、折加工など多彩な印刷・製本要求に応えることができる、いわゆるPOD機を対象に説明した。しかしながら、本発明はPOD機に限定されるものではない。あるいは、画像形成装置に限定されるものでもない。
また、実施例1では、図3のステップS3−011で、操作パネル3000による操作も無効になるように構成した。しかしながら、操作を無効にせず、警告を表示するだけでも所期の目的は満たされる。即ち、図3のステップS3−010でYesと判定された場合でも、ステップS3−011を実行せず、ステップS3−010の判定処理に戻るようにしてもよい。
また、実施例1では、図3のステップS3−010において、操作パネル3000が装着された本体11000がメインチャネルを使って他の操作パネル13000と通信中で且つ動作中の判定を行った。しかしながら、動作中を確認せず、通信中か否かだけを確認して、通信中でない場合に、操作パネル3000の接続先を本体1000から本体11000に切り替えるように構成しても、十分な効果が得られる。
また、実施例1では、図3のステップS3−013及びS3−014で、本体11000と操作パネル13000の通信を切断するとともに、操作パネル3000のメインチャネルである無線通信相手を本体1000から本体11000に切り替えるように構成した。しかしながら、メインチャネルの切り替えは必須ではない。先に述べたように、ステップS3−011で警告を表示するだけでも所期の目的は満たされる。
また、実施例1では、メインチャネル(第1の通信)としてIEEE802.11bのインフラストラクチャモードを使う例を示した。しかしながら、メインチャネルはインフラストラクチャモードである必要はなく、例えばアドホックモードでも構わない。また、IEEE802.11bである必要もない。例えば、メインチャネルとして、Bluetoothのような無線通信技術を応用した通信であっても、本発明の効果を得ることができる。ただし、この場合は識別子としてESSIDでなく、独自のIDを用いる必要がある。また、メインチャネルとしてIEEE802.11bを用いる場合であっても、識別子がESSIDである必要は全くなく、他のIDを用いてもよい。
さらに、実施例1では、サブチャネル(第2の通信)としてirDAのirCOMMを用いる例を示した。しかしながら、サブチャネルはirCOMMである必要はない。いうまでもなく、irDAに限定する必要もない。例えば、コネクタ2200およびコネクタ3500に接点を設け、既存のUART通信ができるように構成しても、本発明の効果は得られる。
また、実施例1では、通信の制御を操作パネル3000側に実装する例を示した。しかしながら、図3記載の制御全体は、本体1000側で実装し、警告表示や操作無効化処理を操作パネル3000に要求するようにステップS3−011を構成しても構わない。また、ステップS3−013の切断は、本体11000側が積極的に行い、ステップS3−014の切り替え処理を本体11000から操作パネル3000に要求するように構成しても、同様な効果が得られる。
なお、上記各実施例では、本発明の装置として、画像処理装置を例に説明したが、装置本体に着脱可能な操作パネルを有する装置であれば、どのような装置であっても本発明を適用可能である。
(他の実施例2)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明の様々な例と実施例を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
なお、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上示したように、本発明によれば、ワイヤレス通信状態にある操作パネルを、ワイヤレス通信中の本体と異なる本体に装着したとき、操作パネル上に警告表示を行うことにより、誤操作を未然に防ぐことが可能になる。
また、警告と共に係る操作パネルの操作を無効にすることによって、誤操作を回避することが可能になる。
さらに、ユーザが意図的にワイヤレス通信中の本体とは異なる本体に装着したときにも、本体の状況に応じてワイヤレス通信先を切り替えることが可能となる。これによって、誤操作を防ぐだけでなく、煩わしい通信先切り替え操作なしに、操作パネルを装着するだけで通信相手の本体を切り替えることが可能になる。
1000 画像形成装置本体(本体)
2000 ホームポジション
3000 操作パネル

Claims (14)

  1. 装置本体に着脱可能な操作パネルを有する装置であって、
    前記操作パネルと装置本体との無線通信を行い前記操作パネルから前記装置本体を操作可能にするための第1の通信手段と、
    前記操作パネルと前記操作パネルが装着されている装置本体との通信を行うための第2の通信手段と、
    前記操作パネルが装置本体に装着されているか否かを判定する装着判定手段と、
    前記第1の通信手段を用いて前記操作パネルと通信している装置本体の識別子を取得する第1の識別子取得手段と、
    前記装着判定手段によって前記操作パネルが装置本体に装着されていると判定された場合、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体の識別子を取得する第2の識別子取得手段と、
    前記第1の識別子取得手段によって取得された識別子と、前記第2の識別子取得手段によって取得された識別子とを比較して、一致するか否かを判定する識別子比較手段と、
    前記識別子比較手段の比較結果が不一致であった場合、前記操作パネルに警告の出力を行う警告手段と、
    を有することを特徴とする装置。
  2. 前記警告の出力は、前記操作パネルにより操作している装置本体と前記操作パネルが装着されている装置本体とが不一致であることを示すメッセージの表示であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記警告手段は、前記操作パネルの操作を無効にする制御も行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記識別子比較手段の比較結果が不一致であった場合、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体の状態を取得する状態取得手段と、
    前記状態取得手段によって取得された前記状態が、前記操作パネルとは異なる他の操作パネルとの間で前記第1の通信手段による通信中であるか否かを確認する確認手段と、
    前記確認手段による確認の結果が他の操作パネルと通信中であることを示す場合、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体と前記他の操作パネルとの前記第1の通信手段を用いた通信を切断し、かつ、前記操作パネルの前記第1の通信手段による通信相手を、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体に切り替える通信相手切り替え手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記確認手段は、前記状態取得手段によって取得された前記状態が、前記他の操作パネルとの間で前記第1の通信手段による通信中か否かに加えて、特定の動作中であるか否かを確認するものであり、
    前記確認手段による確認の結果が通信中であるが特定の動作中でないことを示す場合、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体と前記他の操作パネルとの前記第1の通信手段を用いた通信を切断し、かつ、前記操作パネルの前記第1の通信手段による通信相手を、前記第2の通信手段を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体に切り替える通信相手切り替え手段と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記第1の通信手段は、IEEE802.11bを用いて通信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記第2の通信手段は、irDAを用いて通信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記第2の通信手段は、UART通信を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記識別子は、IEEE802.11bのESSIDであることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 前記装着判定手段と、前記第1の識別子取得手段と、前記第2の識別子取得手段と、前記識別子比較手段と、前記警告手段とが、前記操作パネル上に実装されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記装着判定手段と、前記第1の識別子取得手段と、前記第2の識別子取得手段と、前記識別子比較手段と、前記警告手段とが、前記装置本体上に実装されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記装置は、画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 装置本体に着脱可能な操作パネルを有する装置の制御方法であって、
    前記操作パネルと装置本体とを第1の通信方法により無線通信可能にして前記操作パネルから前記装置本体を操作可能にし、
    前記操作パネルと前記操作パネルが装着されている装置本体とを第2の通信方法により通信可能にし、
    装着判定手段が、前記操作パネルが装置本体に装着されているか否かを判定する装着判定ステップと、
    第1の識別子取得手段が、前記第1の通信方法を用いて前記操作パネルと通信している装置本体の識別子を取得する第1の識別子取得ステップと、
    第2の識別子取得手段が、前記装着判定ステップにて前記操作パネルが装置本体に装着されていると判定された場合、前記第2の通信方法を用いて前記操作パネルと通信可能な装置本体の識別子を取得する第2の識別子取得ステップと、
    識別子比較手段が、前記第1の識別子取得ステップにて取得された識別子と、前記第2の識別子取得ステップにて取得された識別子とを比較して、一致するか否かを判定する識別子比較ステップと、
    警告手段が、前記識別子比較ステップでの比較結果が不一致であった場合、前記操作パネルに警告の出力を行う警告ステップと、
    を有することを特徴とする装置の制御方法。
  14. 装置本体に着脱可能な操作パネルを有する装置を、請求項1乃至12のいずれか1項に記載された装置の手段として機能させるためのプログラム。
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