JP5389679B2 - 建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械に関し、詳しくは、トップシーブブロックに複数のワイヤを掛け渡した建設機械に関する。
建設機械、例えば杭打機では、本体に立設したリーダの上端部にトップシーブブロックを設け、このトップシーブブロックに複数の作業装置に対応するためのワイヤロープを2方向以上にそれぞれ掛け渡すことが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−121736号公報
トップシーブブロックでワイヤロープを2方向に設ける場合は、特許文献1に記載された構造などで互いに干渉しないようにワイヤロープを配置することができるが、3方向以上になると、トップシーブブロック上の狭い空間にワイヤロープを立体的に配置しなければならない。一方、ワイヤロープの先端を固定するための固定金具(ワイヤソケット)がトップシーブブロック上に水平方向に設けられている場合、ワイヤロープに弛みが発生するとワイヤソケットの先端側(ワイヤロープ側)が下方に回動し、該ワイヤソケットの下方を通過しているワイヤロープとワイヤソケットとが接触するおそれがあった。このようにワイヤロープとワイヤソケットとが接触している状態でウインチを操作すると、ワイヤロープがワイヤソケットと擦れることによってワイヤロープが損傷するおそれがあった。
そこで本発明は、水平方向に配置したワイヤソケットの先端側が下方に回動することを防止することができ、3本以上のワイヤロープを立体交差させて配置したときに、ワイヤソケットと該ワイヤソケットの下方を通過するワイヤロープとが接触することを防止できる建設機械を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の建設機械は、建設機械本体のトップシーブブロックに3方向以上の複数のワイヤロープを掛け渡すとともに、ワイヤロープの先端を固定するための固定金具をトップシーブブロック上に水平方向に設けた建設機械において、前記トップシーブブロックに、前記固定金具の先端側が下方に回動することを抑制するための固定金具支持部材を設けたことを特徴としている。
本発明の建設機械によれば、ワイヤロープに弛みが生じて固定金具の先端側が下方に回動する状態になっても、固定金具支持部材が固定金具の先端側が下方に回動することを抑制するので、該固定金具の下方を通過しているワイヤロープと固定金具とが接触することを防止できる。
本発明の建設機械におけるトップシーブブロックの一形態例を示す側面図である。 同じく平面図である。 同じく正面図である。 建設機械の一例を示す杭打機の側面図である。
本形態例に示す建設機械は、主な構成要素として、下部走行体11と、該下部走行体11の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体12と、該上部旋回体12の前部に設けられたフロントブラケット13に起伏可能に設けられたリーダ14と、該リーダ14を上部旋回体12の後部から支持するバックステー15とを備えた杭打機であって、前記リーダ14には、各種作業装置、例えばオーガを駆動するオーガ駆動装置16などがリーダ14に沿って昇降可能に設けられ、リーダ14の頂部には複数のワイヤロープ17が掛け回されるトップシーブブロック18が設けられている。
本形態例に示すトップシーブブロック18には、リーダ14の前面で作業機を昇降させるための第1ワイヤロープ21と、リーダ14の側面で他の作業機を昇降させるための第2ワイヤロープ22と、ロッドなどを吊り上げるために補助的に設けられた第3ワイヤロープ23とが掛け渡されている。第1ワイヤロープ21と第2ワイヤロープ22とはリーダ14の中央部で直交しており、第1ワイヤロープ21が第2ワイヤロープ22の上方を通過するように形成されている。
第1ワイヤロープ21は、リーダ14の前後方向に向けて設けられた第1アーム24の前後両端部にそれぞれ設けられた複数の第1シーブ25に掛け渡され、第1ワイヤロープ21の先端側は、オーガ駆動装置16のシーブ16aを経て第1アーム24の上部前方に設けられた中継シーブ25aによって前後方向に向きを変えて上方に変位した後、先端が第1の固定部材(第1ワイヤソケット)26に固定されている。
第1ワイヤソケット26は、第1ワイヤロープ21の着脱を容易に行えるように、かつ、オーガ駆動装置16をリーダ上端部近傍まで上昇させることができるように、基部26aが第1アーム24の上部後方に設けられた固定部材用ブラケット27に上下方向に回動可能に取り付けられており、第1ワイヤロープ21に所定の引張力が作用しているときには、前後方向を向いて水平状態となっている。
第2ワイヤロープ22は、リーダ14の左右方向に向けて設けられた第2アーム28の左右両端部にそれぞれ設けられた複数の第2シーブ29に掛け渡され、第2ワイヤロープ22の先端側は、リーダ14の側面を昇降する作業装置のシーブ(図示せず)を経て上昇し、第2アーム28の先端側下部に上下方向を向いて設けられた第2の固定部材(第2ワイヤソケット)30に固定されている。
第3ワイヤロープ23は、前記第2アーム28の基部側上面に設けられた基板31の上に取り付けられた基部側第3シーブ32aに掛け渡された後、第2アーム28の先端側後方に向かって斜めに延出したブラケット33に取り付けられた先端側第3シーブ32bに掛け渡されて下方に垂下した状態になっており、第3ワイヤロープ23の先端には吊り具(図示せず)などが設けられている。
基部側第3シーブ32a及び先端側第3シーブ32bは、各ワイヤロープ21,22,23の取り回しの関係などから、基部側第3シーブ32aは第2アーム28の基部側上方で、先端側第3シーブ32bより高い位置に設けられており、基部側第3シーブ32aと先端側第3シーブ32bとの間の第3ワイヤロープ23は、基部側第3シーブ32aから先端側第3シーブ32bに向かって下り勾配となっており、基部側第3シーブ32aの近傍で、前記第1ワイヤソケット26の下方を斜めに通過して横断する状態となっている。
このように3本のワイヤロープを立体交差させるように形成されたトップシーブブロック18における前記第1ワイヤソケット26の下方には、該第1ワイヤソケット26の先端側が下方に回動することを抑制するための固定金具支持部材34が設けられている。
固定金具支持部材34は、前記基板31の上面から上方に向かって立ち上がる脚部34aと、該脚部34aの上部から第1ワイヤソケット26の下方に向かって屈曲した支持部34bと、支持部34bの先端に設けられた振止部34cとを有する逆L字状の部材であって、第1ワイヤロープ21に弛みが生じて第1ワイヤソケット26の先端側が下方に向かって回動したときに、支持部34bが第1ワイヤソケット26の先端側下面を支持して第1ワイヤソケット26の先端側下面が第3ワイヤロープ23に接触することを防止する。これにより、第1ワイヤソケット26との接触で第3ワイヤロープ23が損傷することがなくなり、第3ワイヤロープ23による吊り上げ作業における安全性を向上させることができる。また、振止部34cを設けることによって第1ワイヤソケット26が支持部34bの上から外れることを防止できる。
なお、トップシーブブロックにおける3本以上のワイヤロープの取り回し状態はトップシーブブロックの構成やワイヤロープの使用目的などに応じて任意に設定することができ、固定金具支持部材の形状や取付位置は、ワイヤソケット(固定金具)とその下方を通過するワイヤロープとの関係に応じて最適な状態になるように適宜設定すればよい。また、固定金具の回動を抑制することから、ワイヤロープの固定金具側が屈曲することを抑えることができ、固定金具に固定されたワイヤロープの疲労も軽減することができるので、下方に他のワイヤロープが通過していない固定金具にも固定金具支持部材を設けることができる。
11…下部走行体、12…上部旋回体、13…フロントブラケット、14…リーダ、15…バックステー、16…オーガ駆動装置、16a…シーブ、17…ワイヤロープ、18…トップシーブブロック、21…第1ワイヤロープ、22…第2ワイヤロープ、23…第3ワイヤロープ、24…第1アーム、25…第1シーブ、25a…中継シーブ、26…第1ワイヤソケット、26a…基部、27…固定部材用ブラケット、28…第2アーム、29…第2シーブ、30…第2ワイヤソケット、31…基板、32a…基部側第3シーブ、32b…先端側第3シーブ、33…ブラケット、34…固定金具支持部材、34a…脚、34b…支持部

Claims (1)

  1. 建設機械本体のトップシーブブロックに3方向以上の複数のワイヤロープを掛け渡すとともに、ワイヤロープの先端を固定するための固定金具をトップシーブブロック上に水平方向に設けた建設機械において、前記トップシーブブロックに、前記固定金具の先端側が下方に回動することを抑制するための固定金具支持部材を設けたことを特徴とする建設機械。
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