JP5388972B2 - Ptpカセット - Google Patents
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Description
順次排出機構は、PTP包装剤等のうち最下のものの後端に作用する可動部材と、この可動部材を内底部材に沿って前送りする送り機構とを備えている点は、何れのカセットにも共通しているが、可動部材には、PTP包装剤等の後端を引掛部材で引っ掛けるタイプと(特許文献1,3参照)、PTP包装剤等の後端を押出部材で押すタイプとがある(特許文献2参照)。
しかしながら、PTP包装剤等の変形の態様やバラツキが大きいため、不所望な随伴排出による二枚落ちを確実に防止するには、可撓性留具の調整に手間取ることが多い。
そこで、可撓性留具の調整の容易なPTPカセットを実現することが要請される。
しかしながら、整列収納部に設けられた可撓性留具がPTP包装剤等に対して受動的に作用して逐次排出動作を安定させるものであるところ、PTP包装剤等に対して能動的に作用して逐次排出機能を発揮するのは、順次排出機構に設けられた可動部材や送り機構であり、両機構がPTP包装剤等を介して相互作用しつつ協働するのであるから、順次排出機構を改良することでも可撓性留具の調整の容易化が図れるはずである。
そこで、下から二番目以上のPTP包装剤等の随伴排出を防止するという可撓性留具の機能が強化されるよう順次排出機構に工夫を凝らすことが技術的な課題となる。
また、上述した可撓性留具の二段化(特許文献4参照)の併用も可能であり、具体的には、前記可撓性留具が複数設けられて、その高さ調整が個々に行えるようになっていると、可撓性留具の調整がより容易になるので、更に良い。
したがって、この発明によれば、順次排出機構に押上部材を追加して、下から二番目のPTP包装剤等の随伴排出を防止するという可撓性留具の機能を強化したことにより、可撓性留具の調整の容易なPTPカセットを実現することができる。
図1〜2に示した実施例1は、上記の解決手段1(出願当初の請求項1〜2)を具現化したものであり、図3に示した実施例2は、その変形例であり(出願当初の請求項2)、図4〜5に示した実施例3は、上記の解決手段1に上述した可撓性留具の二段化(特許文献4参照)も併せて具現化したものである(出願当初の請求項3)。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ヒンジ等の連結具や,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
このPTPカセット10に整列収納される薬剤の典型例はPTP包装剤8であり、その典型的な形状は片面が平坦で他面に薬剤収納用突部(ポケット)の列設された角板状である。PTP包装剤8の典型的なサイズは幅が数十mmで長さが百数十mmであり、典型的な重量・質量は数十mg〜百数十mgであり、典型的な厚みは数mmである。
以下、箱体11に収納されたPTP包装剤8のうち最下のPTP包装剤8はPTP包装剤8aと呼び、下から二番目のPTP包装剤8はPTP包装剤8bと呼ぶ。
一体形成部材30は、平板からプレス打ち抜き等で作った打抜板体31(図3(a)参照)に曲げ加工を施したものであり(図3(b)参照)、前から後ろ(図では左から右)へ一列に並んで取付穴32と可動部材19と押上部材20が形成されている。また、取付穴32に近い可動部材19の基端部と後方の押上部材20の基端部とが連結部33で連結されていて、取付穴32のところで無端ベルト16に一体形成部材30を取り付けることで可動部材19の装着も押上部材20の装着も完了するものとなっている。
押上部材20の形状は、一定角度で後ろへ傾斜した単純な平板でも良く(図3参照)、先端ほど斜度を増す先細り曲板でも良く(図1(d)参照)、厚みが一定である必要もなく例えば基端部が幅広で厚く先端部が幅狭で薄くなっていても良い。
可撓性留具140は、自然滑落防止用の第1可撓性留具である最下薬剤向け可撓性留具141+143と、二枚落ち防止用の第2可撓性留具である二番目薬剤向け可撓性留具142+144とに複数化されて、前後に並んだ二段重ね可撓性留具になっている。
最下薬剤向け可撓性留具141+143は、髭状・櫛歯状の可撓性部材からなり要部をなす髭部141が下側部分になって排出口13に位置し、その支持と高さ調整を担う板状の調整部143が上側部分になって調整部144の上から箱体11の前面板に装着されたものであり、二番目薬剤向け可撓性留具142+144の手前に位置している。
そのうち後方・内側の二番目薬剤向け可撓性留具142+144の髭部142は、二枚落ち防止用なので、下から二番目のPTP包装剤8bの前端に強く干渉するよう、比較的堅めになっていて、相対的に高いところに即ち排出口13の上部に位置している。
これに対し、前方・外側の最下薬剤向け可撓性留具141+143は、自然滑落防止用なので、最も下のPTP包装剤8の前端に弱く干渉するよう、比較的柔らかになっていて、相対的に低いところに即ち排出口13の下部に位置している。
また、二番目薬剤向け可撓性留具142+144については、髭部142が下から二番目のPTP包装剤8bの前端と干渉してその随伴排出を阻止するが最下のPTP包装剤8aの排出は妨げないよう、調整部144の箱体11に対する取付位置が調整される。
上記実施例では、箱体11の前面板が鉛直になっていたが、箱体11の前面板は多少なら傾いていても良く、例えば内底板15と同じ角度だけ前方に傾けて内底板15と直交させても良い。
上記実施例2では一体形成部材30が打ち抜き等で製造されていたが、それに製造方法が限定される訳でなく、可動部材19と押上部材20が一体物であれ別体であれ、製法は、任意であり、例えば射出成型でも切削加工でも良い。
また、本発明のPTPカセットは、単体で使用できる他、薬剤払出装置の一部や全部に組み込んでも良い(例えば特許文献1〜3参照)。
10…PTPカセット、
11…箱体(整列収納部)、12…ラベル、13…排出口、14…可撓性留具14、
15…内底板(収納空間底部材)、16…無端ベルト(送り機構)、
17…排出センサ、18…電動モータ、19…可動部材、20…押上部材、
30…一体形成部材、31…打抜板体、32…取付穴、33…連結部、34…取付穴、
40…PTPカセット、140…可撓性留具(二段重ね可撓性留具)、
141…髭部(第1可撓性留具)、142…髭部(第2可撓性留具)、
143…調整部(第1可撓性留具)、144…調整部(第2可撓性留具)
Claims (2)
- PTP包装した薬剤またはそれと等価な薬剤を各々は横にしたうえで収納空間底部材の上面に載せて縦に積み重ねて整列収納させた状態で保持する整列収納部と、前記薬剤のうち最下のものの後端に作用する可動部材を送り機構にて前記収納空間底部材に沿って前送りする順次排出機構とを備えていて、前記薬剤を下から順に横送りして前記整列収納部の排出口から前方へ排出するPTPカセットにおいて、前記排出口の上側部分に髭状の可撓性留具が設けられており、前記送り機構にて前記可動部材に後続して前送りされて前記薬剤のうち下から二番目の薬剤の落下を妨げる押上部材が前記順次排出機構に設けられており、前記可動部材と前記押上部材とが、平板から作った板体に曲げ加工を施した一体成形部材からなることを特徴とするPTPカセット。
- 前記可撓性留具が前後に並んで複数設けられおり、その高さ調整が個々に行えるようになっていることを特徴とする請求項1記載のPTPカセット。
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