JP5388857B2 - 転動体ねじ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、転動体ねじ装置に係り、特に、無限軌道を構成する方向転換路をリターンピースに形成した形式の転動体ねじ装置の改良に関するものである。
一般に、転動体ねじ装置は、外周面に螺旋状の転動体転走面を有するねじ軸と、内周面に上記転動体転走面と相対向し、且つ、この転動体転走面と同じリード角の螺旋状の負荷転走面を有するナット部材と、これら負荷転走面と転動体転走面との間に介装されて荷重を負荷しながら転走する複数の転動体とで構成されており、前記複数の転動体を循環させるために転動体の無限軌道が構成されている。
この転動体の無限軌道を構成する手法については、従来より幾つかの方式が存在しており、例えば、リターンチューブを用いた外部循環方式や、デフレクタを用いたコマ方式、側蓋を用いた内部循環方式などが知られている(例えば、下記特許文献1,2等参照)。
しかしながら、これらの方式は、転動体がその無限軌道の負荷領域の終端から無負荷領域に移行する際に、負荷領域の終端における転動体の進行方向、すなわち負荷転走面のリード角に沿った接線方向に対して傾いて設けられた方向転換路の側壁に転動体が衝突し、これによって転走する転動体が無負荷領域を形成するリターンチューブ等の方向転換路内に掬い上げられ、再び負荷領域の始端に循環されるようになっている。このため、これら従来の転動体ねじ装置においては、転動体の無限軌道を構成する方式の如何にかかわらず、負荷領域を転走する転動体を無負荷領域に掬い上げ、あるいは、この無負荷領域にある転動体を負荷領域に送り込む際に、転走する転動体の進行方向を変えるための手段が必要になり、ゆえに必然的に転動体の円滑な循環運動が損なわれ、結果として転動体ねじ装置の均一で安定した回転運動が損なわれたり、寿命が短くなったり、また、騒音が発生したりする原因になっていた。
そこで、上述した問題点を解消すべく、本出願人は、従来の側蓋に相当する部材を側蓋本体とリターンピースという複数の部材により構成し、転動体が安定して循環できる無限軌道の無負荷領域を形成するようにリターンピースの形状と配置位置を工夫した新たなエンドキャップ方式の転動体ねじ装置を創案し、提案している(下記特許文献3参照)。そして、下記特許文献3にて本出願人が提案したエンドキャップ方式の転動体ねじ装置は、転動体の円滑な循環運動を実現することができるので、均一で安定した回転運動や、長寿命化、さらには作動時の低騒音化の実現に寄与するものであった。
実開昭49−64672号公報 米国特許第4148226号明細書 特開平11−51145号公報
しかしながら、上記特許文献3に記載の転動体ねじ装置は、リターンピースという複雑形状をした部材を金属材料にて形成する必要があることから、製造コストが増加してしまうという課題を有していた。また、エンドキャップ方式の転動体ねじ装置では、大型型番の装置を製造する際に金型サイズの制約からリターンピースの製造が難しくなり、コストを要する製造手法を用いなければならないといった課題も有していた。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みて成されたものであって、その目的は、無限軌道を構成する方向転換路をリターンピースに形成したエンドキャップ方式の転動体ねじ装置において、どのような大きさの装置であっても、従来装置に比べて品質を低下させることがなく、しかも安価に製造することのできる新たな転動体ねじ装置を提供することにある。
本発明に係る転動体ねじ装置は、外周面に螺旋状の転動体転走面を有するねじ軸と、内周面に前記ねじ軸の転動体転走面と相対向する螺旋状の負荷転走面を有するとともに、無負荷転動体通路を有するナット部材と、前記ナット部材の両端に取り付けられ、前記転動体転走面と前記負荷転走面とが協働して形成する負荷転動体通路と、前記無負荷転動体通路と、を連通連結して無限軌道を形成する方向転換路を有する一対のリターンピースと、前記無限軌道内を転走する複数の転動体と、を備える転動体ねじ装置において、前記方向転換路は、無限軌道の負荷域である前記負荷転動体通路を転走する前記転動体を、無限軌道の無負荷域である循環経路へと掬い上げる掬上部と、前記掬上部によって掬い上げられた前記転動体が直接接触して転走する前記循環経路となる経路部と、を有して形成され、前記リターンピースは、前記掬上部を含む金属材料から成る金属パーツと、前記経路部を含む非金属材料から成る非金属パーツとを有するとともに、これら金属パーツと非金属パーツとが組み合わされることによって構成され、前記掬上部は舟底形状にて形成されており、当該舟底形状の形成領域近傍が前記金属パーツにて構成され、前記方向転換路は、前記掬上部の形成される部位の対向箇所に、前記複数の転動体間に配置されたスペーサ部材を整列循環させるためのリップ部を備えており、前記掬上部と前記リップ部の形成領域近傍が前記金属パーツにて構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明に係る転動体ねじ装置において、前記リターンピースは、一端側を前記ナット部材の端部に形成された凹部に嵌め込まれるとともに、他端側をカバープレートにて押圧されることにより、前記ナット部材に対して位置決めされることとすることができる。
またさらに、本発明に係る転動体ねじ装置において、前記カバープレートから押圧を受ける前記リターンピースの他端側の押圧面には、前記カバープレートからの押圧力を前記押圧面の全域に及ぼすための複数の突起部が形成されていることとすることができる。
さらにまた、本発明に係る転動体ねじ装置において、前記金属パーツと前記非金属パーツとは、一方に形成されたボスと、他方に形成されたボス穴とが嵌め合わされることによって前記リターンピースを形成し、さらに、前記金属パーツと前記非金属パーツとを組み合わせたときに貫通形成されるボルト孔を、前記金属パーツと前記非金属パーツのそれぞれに形成し、前記ボルト孔を用いることによって前記リターンピースが前記ナット部材に螺合固定されることとすることができる。
また、本発明に係る転動体ねじ装置において、前記金属パーツ又は前記非金属パーツは、さらに複数の分割パーツが組み合わされることにより構成されることとすることができる。
さらに、本発明に係る転動体ねじ装置において、前記金属パーツは、金属粉末射出成型法(MIM)にて製造されていることとすることができる。
またさらに、本発明に係る転動体ねじ装置において、前記非金属パーツを構成する非金属材料は、樹脂材料を含む易成形性材料であることとすることができる。
なお上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明では、無限軌道を構成する方向転換路をリターンピースに形成したエンドキャップ方式の転動体ねじ装置において、リターンピースを金属パーツと非金属パーツとの組合せによって構成し、しかも、転動体が無限軌道の負荷領域の終端から無負荷領域に移行する際に転動体を掬い上げる強度の必要な箇所を金属パーツにて構成し、転動体から受ける負荷が少ないその他の箇所を非金属パーツにて構成した。かかる構成の採用によって、どのようなサイズの転動体ねじ装置であっても、従来装置に比べて品質を低下させることがなく、且つ、安価な転動体ねじ装置を製造することが可能となった。
本実施形態に係る転動体ねじ装置の斜視外観図である。 本実施形態に係る転動体ねじ装置の斜視分解図である。 本実施形態に係る転動体ねじ装置の斜視透視図である。 本実施形態に係る転動体ねじ装置の構成部材を説明するための概略図である。 本実施形態に係る転動体ねじ装置の構成部材を説明するための概略図である。 本実施形態に係る転動体ねじ装置の構成部材を説明するための概略図である。 本実施形態に係る転動体ねじ装置の構成部材を説明するための概略図である。 本実施形態に係るリターンピースの全体構成を示す外観図であり、リターンピースの凹部設置側を示している。 本実施形態に係るリターンピースの全体構成を示す外観図であり、リターンピースがカバープレートから押圧を受ける側を示している。 本実施形態に係るリターンピースの全体構成を示す外観図であり、リターンピースの側面視を示している。 本実施形態に係るリターンピースの全体構成を示す外観図であり、リターンピースの正面視を示している。 本実施形態に係る金属パーツを示す斜視外観図である。 図12で示した本実施形態に係る金属パーツを別の方向から見た斜視外観図である。 本実施形態に係る金属パーツを示す側面図である。 本実施形態に係る金属パーツを示す上面図である。 本実施形態に係る第1の非金属パーツを示す斜視外観図である。 本実施形態に係る第1の非金属パーツを示す側面図である。 本実施形態に係る第1の非金属パーツを示す上面図である。 本実施形態に係る第2の非金属パーツを示す斜視外観図である。 本実施形態に係る第2の非金属パーツを示す側面図である。 本実施形態に係る第2の非金属パーツを示す上面図である。 金属パーツと第2の非金属パーツの組合せ状態を示す図である。 金属パーツと第2の非金属パーツの境界面を説明するための透視図である。 金属パーツと第1の非金属パーツの境界面を説明するための図である。 第1の非金属パーツと第2の非金属パーツとの境界面を説明するための図である。
符号の説明
10 転動体ねじ装置、11 ねじ軸、12 転動体転走面、21 ナット部材、23 無負荷転動体通路、24 ナット本体部、24a フランジ部、25 カバープレート、26 ラビリンスシール、27 エンドキャップ、28 凹部、31 ボール、32 スペーサ部材、41 リターンピース、41a 金属パーツ、41a1,41a2 ボス穴、41b 第1の非金属パーツ、41b1 ボス、41c 第2の非金属パーツ、41c1 ボス、41c2 突起部、42 方向転換路、43 掬上部、44 経路部、45 リップ部、49 ボルト孔、49a,49b 孔部。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、本実施形態に係る転動体ねじ装置の全体構成について、図1乃至図7を用いて説明を行う。ここで、図1は、本実施形態に係る転動体ねじ装置の斜視外観図であり、図2は、本実施形態に係る転動体ねじ装置の斜視分解図であり、また、図3は、本実施形態に係る転動体ねじ装置の斜視透視図である。さらに、図4乃至図7は、本実施形態に係る転動体ねじ装置の構成部材を説明するための概略図である。
本実施形態に係る転動体ねじ装置10は、外周面に螺旋状の転動体転走面12を有するねじ軸11と、内周面にねじ軸11の転動体転走面12と相対向する螺旋状の負荷転走面を有するとともに、無負荷転動体通路23を有するナット部材21と、これらねじ軸11とナット部材21との間に転走自在に組み込まれる複数のボール31とから構成されている。
ねじ軸11は、長手方向に延びて形成された部材であり、本実施形態ではその表面に2条列の転動体転走面12が形成されている。転動体転走面12では、複数のボール31が負荷を受けた状態で繰り返し転走することになるので、ねじ軸11自体は、前記転がり負荷を適切に受容できるように強度の高い軸受鋼やステンレス鋼等の金属材料によって形成されている。なお、ねじ軸11は、一般的に長い素材丸棒に切削および研削加工又は転造加工を施して転動体転走面12を形成した後、軸端加工を施すことにより製造されている。
ナット部材21は、内周面に負荷転走面が形成されるとともに無負荷転動体通路23を有するナット本体部24と、ナット本体部24の両端側に2つずつ設置されるリターンピース41と、リターンピース41の外側に向けて順に設置されるカバープレート25、ラビリンスシール26、エンドキャップ27とを備えている。なお、リターンピース41と同様に、カバープレート25、ラビリンスシール26、エンドキャップ27といった部材についても、ナット本体部24の両端側にそれぞれ設置されている。ただし、図2乃至図4および以下の説明では、説明の簡略化のために、ナット本体部24におけるフランジ部24a形成側に設置されたリターンピース41を1つのみ描いて説明することとする。
ナット本体部24の両端側には、それぞれ2つずつ凹部28が形成されており(図2では、フランジ部24a形成側の1つのみが描かれている)、この凹部28に対してリターンピース41が嵌め込まれることにより、リターンピース41の位置決めが行われている(図4参照)。後述するが、リターンピース41には、ねじ軸11の転動体転走面12とナット本体部24の負荷転走面とが協働して形成する負荷転動体通路と、無負荷転動体通路23と、を連通連結する方向転換路42が形成されており、これら負荷転動体通路、無負荷転動体通路23、及び一対の方向転換路42によって、無限軌道が形成されている。
なお、リターンピース41は、凹部28に嵌め込まれることによって位置決めがされるとともに(図4参照)、不図示のねじによってナット本体部24に螺合固定される。また、リターンピース41の外側に設置されるカバープレート25は、リターンピース41をナット本体部24の方向に押し付けるためのプレート部材であり、リターンピース41の外側側面の全面を覆うことができるような形状にて形成されている(図5参照)。さらにその外側に設置されるラビリンスシール26によって、ナット部材21内部からの潤滑剤等の漏れ防止等が図られ、最外側に設置されるエンドキャップ27の固定によって、ナット部材21が完成している(図6参照)。
なお、図7に示すように、リターンピース41は、上述した凹部28の作用によってねじ軸11に対する好適な位置への配置が維持されるので、ボール31の円滑な循環運動が可能となり、均一で安定した回転運動や、長寿命化、さらには作動時の低騒音化が実現されている。
以上、本実施形態に係る転動体ねじ装置10の全体構成について説明したが、本実施形態に係る転動体ねじ装置10は、リターンピース41の構成に有意な特徴を有している。そこで、次に、本実施形態に係るリターンピース41について、詳細に説明を行う。
図8乃至図11は、本実施形態に係るリターンピース41の全体構成を示す外観図であり、図8はリターンピース41の凹部28設置側を示しており、図9はリターンピース41がカバープレート25から押圧を受ける側を示している。また、図10はリターンピース41の側面視を、図11は、リターンピース41の正面視を示している。
本実施形態に係るリターンピース41は、上述したように、無限軌道の負荷域である負荷転動体通路と、無限軌道の無負荷域である無負荷転動体通路23と、を連通連結する方向転換路42が形成された部材である。そして、図8乃至図11に示すように、方向転換路42は、無限軌道の負荷域である負荷転動体通路を転走するボール31を、無限軌道の無負荷域である方向転換路42へと掬い上げる掬上部43と、この掬上部43によって掬い上げられたボール31の循環経路となる経路部44とを有している。また、リターンピース41は、掬上部43の近傍箇所が金属材料から成る1つの金属パーツ41aにより形成されるとともに、経路部44の近傍箇所が非金属材料から成る2つの非金属パーツ(第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41c)により形成されている。
図12乃至図15に掬上部43を含む金属パーツ41aを示すが、この金属パーツ41aが有する掬上部43は舟底形状にて形成されており、負荷域である負荷転動体通路から無負荷域である方向転換路42へと移動するボール31をその舟底形状によって徐々に掬い上げ、スムーズに移行させる働きを果たしている(もちろん、逆の動きである方向転換路42から負荷転動体通路へのボール31の移行も可能である)。
また、金属パーツ41aは、掬上部43の形成される部位の対向箇所に、複数のボール31間に配置されたスペーサ部材32の脱落を防止するためのリップ部45を備えている。リップ部45は、循環時のスペーサ部材32の飛び出しを抑えることによって、スペーサ部材32のボール31間での安定した設置状態を維持させる働きを発揮する部材である。
このように、金属パーツ41aにて形成される領域は、リターンピース41を構成する形状の中でもボール31やスペーサ部材32から負荷を受ける掬上部43やリップ部45といった箇所の近傍に限られている。かかる構成の採用によって、リターンピース41は、金属材料での形成領域を最小限にとどめることができるので、品質を落とすことなく製造の容易化を図ることができるのである。
一方、第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cは、樹脂等の非金属材料によって構成されている。この非金属材料の採用は、第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cによって構成される経路部44が、ボール31を無負荷の状態で循環させる経路に過ぎないからであり、強度の高い金属材料で形成する必要性がないからである。また、負荷転動体通路と無負荷転動体通路23とをつなぐ方向転換路42は、カーブを描くように湾曲して形成されるが、このような湾曲経路を金属材料で形成するのは、加工技術的にも困難を要するものであるから、大きな製造コストが必要となってしまう。かかる理由から、本実施形態のような樹脂等の非金属材料によって第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cを形成することが合理的であり、製造コストの削減にもつながるのである。
なお、図16乃至図18に示す第1の非金属パーツ41bと、図19乃至図21に示す第2の非金属パーツ41cとの分割接合面は、経路部44を経路方向に沿って半割とするように形成されており、金型等を用いて製造する際の製造容易化を考慮した形状が採用されている。
そして、以上説明した金属パーツ41a、第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cを組み合わせることによって、リターンピース41が形成されるのであるが、これら3つの部材の組合せは、一方に形成されたボスと、他方に形成されたボス穴とが嵌め合わされることによって行われることが好適である。
例えば、本実施形態の場合には、金属パーツ41aに形成されたボス穴41a1に対して第1の非金属パーツ41bに形成されたボス41b1が嵌め込まれ、金属パーツ41aに形成されたボス穴41a2に対して第2の非金属パーツ41cに形成されたボス41c1が嵌め込まれる。また、第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cとは、それぞれの分割接合面の形状と金属パーツ41aに共通して嵌め込まれることによって、組合せの位置決めがなされている。なお、組合せの例として、図22に金属パーツ41aと第2の非金属パーツ41cの組合せ状態を示すが、図22からも明らかな通り、上述したボス41c1とボス穴41a2から成る結合手段によって、好適な湾曲線を描く経路部44を形成可能であることが示されている。
また、リターンピース41には、ナット本体部24の凹部28に嵌め込まれた後に、ナット本体部24に対する固定を実現するためのボルト孔49が複数形成されているが(図8等参照)、これら複数のボルト孔49は、金属パーツ41aと非金属パーツ41b,41cとを組み合わせたときに、それぞれの部材を共通して貫通するように形成されることが好適である。例えば、本実施形態に係るリターンピース41では、金属パーツ41aに形成された2つの孔部49aと、第2の非金属パーツ41cに形成された2つの孔部49bとが重ね合わされることにより、これら金属パーツ41aと非金属パーツ41cとを共通して貫通する2つのボルト孔49が形成されている。このようなボルト孔49を用いることによってリターンピース41がナット本体部24に螺合固定されることにより、複数部材の組合せによって形成されたリターンピース41の全体としての組合せ結合力が高まるとともに、ナット本体部24に対する固定保持が強固なものとなる。したがって、ボール31の安定した循環運動が実現し、高い案内精度を持った転動体ねじ装置10を実現することが可能となる。
さらに、本実施形態に係るリターンピース41には、第2の非金属パーツ41cの背面、すなわち、カバープレート25から押圧を受ける側の面に対して、複数の突起部41c2が形成されている。かかる複数の突起部41c2は、カバープレート25からの押圧力をリターンピース41における押圧面の全域に均等に及ぼすために形成されたものであり、図9においてより詳細に示されているように、第2の非金属パーツ41cの背面(押圧面)の隅に寄せられるように3つ形成されている。3つの突起部41c2の作用によって、カバープレート25からの押圧力がリターンピース41の全域に亘ってほぼ均等に分散することとなり、この作用によって、リターンピース41の安定した設置状態が維持されることとなる。
なお、上述したリターンピース41の構成部材のうち、金属材料から成る金属パーツ41aについては、金属粉末射出成型法(MIM)にて製造されていることが好適である。このMIMなる手法は、三次元的複雑形状の成形が可能であり、しかも大量生産が可能であることから、本実施形態に係る金属パーツ41aの製造手法として好適である。また、リターンピース41を分割体にて構成したことにより、大型型番の転動体ねじ装置であっても、型番に対して小さい金属パーツ41aを製造すればよいので、本実施形態に係る金属パーツ41aであれば多様な寸法形状での製造が可能であり、このことも量産化を行う際におけるMIMの適用を容易としている。
一方、リターンピース41の構成部材のうち、非金属材料から成る非金属パーツ41b,41cについては、樹脂材料を含む易成形性材料によって構成することが好適である。これら非金属パーツ41b,41cは、ボール31から負荷を受けることが少なく、循環を案内すれば良いだけなので、易成形性材料には、種々の樹脂材料やプラスチック材料、ゴム材料などといったあらゆる易成形性を有する材料を用いることが可能である。
次に、本実施形態に係るリターンピース41を構成する3つの部材、すなわち、金属パーツ41a、第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cの分割位置について、図8乃至図21で示した位置を選択した理由について、図23乃至図25を用いて説明を行う。
まず、図23は、金属パーツ41aと第2の非金属パーツ41cの境界面を説明するための透視図であり、本実施形態に係るリターンピース41をねじ軸11の軸方向から見た場合の図である。図23に描かれた破線円部は、ボール31の中心の軌道(BCD)を示している。リターンピース41に形成された方向転換路42は、ボール31の掬い上げを開始する点Aから点Bまでに掬上部43が形成され、点Bから先が経路部44となっている。そして、掬い上げられたボール31は、湾曲して形成された経路部44を通過する際には負荷を受けないので、この領域は非金属材料にて形成することができる。したがって、掬上部43を通過したボール31が経路部44へと移行する点Bを境界として、点Bより掬上部43の側を金属パーツ41aにて形成し、点Bより経路部44の側を第2の非金属パーツ41cにて形成することとした。なお、金属パーツ41aと第2の非金属パーツ41cとの境界面については、BCDの中心点と掬上部43の端点である点Aとを結ぶ線αと平行であり、且つ、点B上を通過する線分である線βが、方向転換路42上を遮る位置を採用することができる。
一方、図24は、金属パーツ41aと第1の非金属パーツ41bの境界面を説明するための図であるが、金属パーツ41aと第1の非金属パーツ41bとの境界面は、リップ部45の存在を考慮したものとなっている。すなわち、リターンピース41にリップ部45がない場合には、上述した第2の非金属パーツ41cの場合と同様の境界面を採用すれば良いのであるが、本実施形態ではスペーサ部材32を掬うリップ部45がリターンピース41に対して形成されているので、リップ部45を含む範囲を金属パーツ41aとする必要がある。したがって、第1の非金属パーツ41bの形成領域については、ねじ軸11の中心点と掬上部43の端点である点Aとを結ぶ線αと平行であり、且つ、リップ部45の形成箇所よりも経路部44側を通過する線分である線γが、方向転換路42上を遮る位置を採用することが好適である。
なお、第1の非金属パーツ41bと第2の非金属パーツ41cとの境界面については、図25において示すように、負荷転動体通路を転走するボール31の中心の軌道δに連続して描かれた、無負荷域である方向転換路42を転走するボール31の中心の軌道の線分である湾曲線εに沿った面を採用することが好適であり、この湾曲線εによる境界面は、方向転換路42を中心で2分割する場合に相当するものである。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。例えば、本実施形態に係るリターンピース41は、金属材料から成る金属パーツ41aと、非金属材料から成る第1の非金属パーツ41b及び第2の非金属パーツ41cといった、3つの部材によって分割構成されていたが、リターンピースの分割数や分割形状についてはあらゆる形態を採用することができる。つまり、金属パーツ又は非金属パーツは、さらに複数の分割パーツが組み合わされることにより構成することが可能である。
また、上述した本実施形態では、金属パーツ41aと非金属パーツ41b,41cとが、ボス41b1,41c1とボス穴41a1,41a2とで組み合わされた構成例を示したが、本発明の適用範囲はこの形態には限定されない。例えば、金属パーツ41aに非金属パーツ41b,41cをインサート成形にて一体成形することにより、リターンピースを構成することも可能である。
さらに、本実施形態に係る転動体ねじ装置10は、2条列の無限軌道を有することから、ナット部材21の両端部側で2つずつ、合計4つのリターンピース41を有して構成されていた。しかし、本発明が取り得る構成は、上述した実施形態のものには限られず、あらゆる条数の無限軌道を有する転動体ねじ装置に適用可能である。
またさらに、上述した転動体ねじ装置10では、複数の転動体としてボール31を例示して説明したが、ローラやコロ等の他の転動体であっても本発明を適用可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

Claims (7)

  1. 外周面に螺旋状の転動体転走面を有するねじ軸と、
    内周面に前記ねじ軸の転動体転走面と相対向する螺旋状の負荷転走面を有するとともに、無負荷転動体通路を有するナット部材と、
    前記ナット部材の両端に取り付けられ、前記転動体転走面と前記負荷転走面とが協働して形成する負荷転動体通路と、前記無負荷転動体通路と、を連通連結して無限軌道を形成する方向転換路を有する一対のリターンピースと、
    前記無限軌道内を転走する複数の転動体と、
    を備える転動体ねじ装置において、
    前記方向転換路は、
    無限軌道の負荷域である前記負荷転動体通路を転走する前記転動体を、無限軌道の無負荷域である循環経路へと掬い上げる掬上部と、
    前記掬上部によって掬い上げられた前記転動体が直接接触して転走する前記循環経路となる経路部と、
    を有して形成され、
    前記リターンピースは、前記掬上部を含む金属材料から成る金属パーツと、前記経路部を含む非金属材料から成る非金属パーツとを有するとともに、これら金属パーツと非金属パーツとが組み合わされることによって構成され
    前記掬上部は舟底形状にて形成されており、当該舟底形状の形成領域近傍が前記金属パーツにて構成され、
    前記方向転換路は、前記掬上部の形成される部位の対向箇所に、前記複数の転動体間に配置されたスペーサ部材を整列循環させるためのリップ部を備えており、
    前記掬上部と前記リップ部の形成領域近傍が前記金属パーツにて構成されていることを特徴とする転動体ねじ装置。
  2. 請求項に記載の転動体ねじ装置において、
    前記リターンピースは、一端側を前記ナット部材の端部に形成された凹部に嵌め込まれるとともに、他端側をカバープレートにて押圧されることにより、前記ナット部材に対して位置決めされることを特徴とする転動体ねじ装置。
  3. 請求項に記載の転動体ねじ装置において、
    前記カバープレートから押圧を受ける前記リターンピースの他端側の押圧面には、前記カバープレートからの押圧力を前記押圧面の全域に及ぼすための複数の突起部が形成されていることを特徴とする転動体ねじ装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の転動体ねじ装置において、
    前記金属パーツと前記非金属パーツとは、一方に形成されたボスと、他方に形成されたボス穴とが嵌め合わされることによって前記リターンピースを形成し、さらに、
    前記金属パーツと前記非金属パーツとを組み合わせたときに貫通形成されるボルト孔を、前記金属パーツと前記非金属パーツのそれぞれに形成し、前記ボルト孔を用いることによって前記リターンピースが前記ナット部材に螺合固定されることを特徴とする転動体ねじ装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の転動体ねじ装置において、
    前記金属パーツ又は前記非金属パーツは、さらに複数の分割パーツが組み合わされることにより構成されることを特徴とする転動体ねじ装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の転動体ねじ装置において、
    前記金属パーツは、金属粉末射出成型法(MIM)にて製造されていることを特徴とする転動体ねじ装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の転動体ねじ装置において、
    前記非金属パーツを構成する非金属材料は、樹脂材料を含む易成形性材料であることを特徴とする転動体ねじ装置。
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