JP5386395B2 - 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents
室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5386395B2 JP5386395B2 JP2010027737A JP2010027737A JP5386395B2 JP 5386395 B2 JP5386395 B2 JP 5386395B2 JP 2010027737 A JP2010027737 A JP 2010027737A JP 2010027737 A JP2010027737 A JP 2010027737A JP 5386395 B2 JP5386395 B2 JP 5386395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- housing
- outdoor unit
- outdoor
- refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
例え、複雑な形状を板金の折り曲げで形成できたとしても、板金の板厚が薄くなり、室外機用電装箱の強度が低下する部分ができるという問題があった。その一方で、板金の折り曲げで複雑な形状を一体で形成すると、樹脂で形成した場合などと比較して、室外機用電装箱のサイズが大きくなるとい問題があった。さらに、板金の打ち抜きや折り曲げを行う型の構成が複雑になり、室外機用電装箱の製造が困難になるおそれがあった。
本発明の室外機用電装箱は、金属製の板状体を用いて容器状に形成されるとともに外部から支持される第1筐体と、金属製の板状体から形成されるとともに、前記第1筐体とともに内部に電子部品を収納する空間を形成する第2筐体と、前記第1筐体および前記第2筐体の上方に隣接して配置され、前記第1筐体および前記第2筐体に固定可能とされた上部筐体と、が設けられ、前記第1筐体の側面には、上方に向かって開口する開口部が設けられ、前記第2筐体の一の端部には、下方に向かって突出して前記開口部に差し込まれる突出部が設けられ、前記一の端部以外の端部には、前記上部筐体と固定される固定部が設けられていることを特徴とする。
具体的には、第1筐体の開口部に、第2筐体の突出部を上方から差し込み、第1筐体および第2筐体の上方に配置された上部筐体に第2筐体の固定部を固定することにより、第1筐体および第2筐体は、上部筐体とともに容易に一体化される。
室外機用電装箱を一体に形成する場合と比較して、第1筐体および第2筐体に分割して形成することにより、製造時に取り扱う個々の部品単位の大きさが小さくなるため、製造時の取り扱い(ハンドリング)が良好になる。
さらに、上記本発明の室外機用電装箱が設けられているため、複雑な形状を有する板金製の室外機用電装箱を有していても、室外機ユニットを安価かつ容易に製造することができる。
本発明によれば、上記本発明の室外機ユニットが設けられているため、複雑な形状を有する板金製の室外機用電装箱を有していても、空気調和機を安価かつ容易に製造することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機を示す斜視図、図2は図1の室外機ユニットの構成を示す斜視図である。
空気調和機10は、図1に示すように、室内機ユニット20と、室外機ユニット30とを備えている。これら室内機ユニット20および室外機ユニット30は、冷媒が導通する冷媒配管40や、図示しない電気配線等により接続されている。冷媒配管40は2本備えられており、冷媒は、一方において室内機ユニット20から室外機ユニット30へ、また他方において室外機ユニット30から室内機ユニット20へと流れることになる。
電装箱50は、図2および図3に示すように、圧縮機34を駆動制御する電子部品等を実装した基板(図示せず)を納める板金製の第1収納箱(第1筐体)51および第2収納箱(第2筐体)52と、同じく板金製の蓋53と、第1収納箱51および第2収納箱52と蓋53との間に配置された樹脂製の枠体(上部筐体)54と、を主に備えている。
また、基板には、圧縮機34の運転を制御するための電子部品が実装され、熱を発生する電子部品(例えば、パワートランジスタ等)の熱を電装箱50外部へ放出する放熱フィンを有したヒートシンクHSが設けられている。
第1収納箱51は、図2から図4に示すように、板金を折り曲げて形成された直方体状の容器であり、第2収納箱52とともに上述の基板を収納する空間を形成するものである。さらに、第1収納箱51は、主に圧縮機34が配置された空間SBの上方に配置され、バッフルプレート35の上端に固定され、支持されているものである。
開口部51Bは、一対の側面51Aにおける第2収納箱52側かつ上側の領域に形成されたスリット状の開口である。開口部51Bは、第2収納箱52に向かって下方へ傾斜するスリット状に形成され、側面51Aにおける開口部51Bと隣接した下側は、第1収納箱51の外側に向かって膨出した形状に形成されている。そのため、開口部51Bは、上方に向かって開口するとともに、第2収納箱52に向かって開口する形状に形成されている。
張出部52Dは、第2収納箱52が第1収納箱51に取り付けられた際に、第1収納箱51の一対の側面51Aの外面に沿って延びるように配置されるものである。
図7は、図3の電装箱における第1収納箱、第2収納箱および枠体の配置関係を説明する分解斜視図である。図8は、第1収納箱に枠体が取り付けられた状態を説明する分解斜視図である。図9は、図8の第1収納箱の開口部に第2筐体の突出部が差し込まれた状態を説明する斜視図である。
具体的には、第1収納箱51の開口部51Bに、第2収納箱52の突出部52Aを上方から差し込み、第1収納箱51および第2収納箱52の上方に配置された枠体54に第2収納箱52の固定部52Bを固定することにより、第1収納箱51および第2収納箱52は、枠体54とともに容易に一体化することができる。
電装箱50を一体に形成する場合と比較して、第1収納箱51および第2収納箱52に分割して形成することにより、製造時に取り扱う個々の部品単位の大きさが小さくなるため、製造時の取り扱い(ハンドリング)が良好になる。
20 室内機ユニット
30 室外機ユニット
32 室外熱交換器
33 プロペラファン(室外ファン)
34 圧縮機
35 バッフルプレート(仕切り部)
50 室外機用電装箱
51 第1収納箱(第1筐体)
51B 開口部
52 第2収納箱(第2筐体)
52A 突出部
52B 固定部
54 枠体(上部筐体)
SA 空間(第2領域)
SB 空間(第1領域)
Claims (3)
- 金属製の板状体を用いて容器状に形成されるとともに外部から支持される第1筐体と、
金属製の板状体から形成されるとともに、前記第1筐体とともに内部に電子部品を収納する空間を形成する第2筐体と、
前記第1筐体および前記第2筐体の上方に隣接して配置され、前記第1筐体および前記第2筐体に固定可能とされた上部筐体と、
が設けられ、
前記第1筐体の側面には、上方に向かって開口する開口部が設けられ、
前記第2筐体の一の端部には、下方に向かって突出して前記開口部に差し込まれる突出部が設けられ、前記一の端部以外の端部には、前記上部筐体と固定される固定部が設けられていることを特徴とする室外機用電装箱。 - 冷媒を圧縮し、空気調和機の室内機ユニットとの間で前記冷媒を循環させる圧縮機と、
前記冷媒および室外空気との間で熱交換を行う室外熱交換器と、
回転駆動されることにより前記室外空気を前記室外熱交換器に向かって誘引する室外ファンと、
前記圧縮機が配置される第1領域と、前記室外ファンが配置される第2領域とを区画する仕切り部と、
請求項1記載の室外機用電装箱と、
が設けられ、
前記第1筐体は前記仕切り部によって下方から支持され、
前記第2筐体は前記第2領域に配置されていることを特徴とする室外機ユニット。 - 室内機ユニットと、
請求項2記載の室外機ユニットと、
が設けられていることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010027737A JP5386395B2 (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010027737A JP5386395B2 (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011163673A JP2011163673A (ja) | 2011-08-25 |
JP5386395B2 true JP5386395B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=44594572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010027737A Expired - Fee Related JP5386395B2 (ja) | 2010-02-10 | 2010-02-10 | 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5386395B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024057394A1 (ja) * | 2022-09-13 | 2024-03-21 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5674223U (ja) * | 1979-11-14 | 1981-06-17 | ||
JPH10185244A (ja) * | 1996-12-20 | 1998-07-14 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
JPH11173598A (ja) * | 1997-12-12 | 1999-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置の電気品箱の取付構造 |
JP2000283503A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
JP2004301477A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 室外機用電装箱および室外機ユニットおよび空気調和機 |
JP2006162094A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機の室外機 |
JP4992569B2 (ja) * | 2007-06-25 | 2012-08-08 | パナソニック株式会社 | 空気調和機の室外ユニット |
JP4752833B2 (ja) * | 2007-11-15 | 2011-08-17 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の電装品取付構造 |
-
2010
- 2010-02-10 JP JP2010027737A patent/JP5386395B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011163673A (ja) | 2011-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5669407B2 (ja) | 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 | |
KR100995432B1 (ko) | 공기 조화 장치의 실외 유닛 | |
JP3821153B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP5028204B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP5420441B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP6375173B2 (ja) | 室外機および空気調和機 | |
JP5870553B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
KR102366751B1 (ko) | 공기조화기 | |
JP5861310B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2010043802A (ja) | 室外ユニット | |
JP2006214635A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP2006214632A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
CN110770507A (zh) | 制冷机室外单元 | |
JP6844131B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP2006214633A (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP5471783B2 (ja) | 空気調和機室外機 | |
JPWO2020110165A1 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP5299075B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP5386395B2 (ja) | 室外機用電装箱、室外機ユニットおよび空気調和機 | |
JP6452829B2 (ja) | 室外機 | |
WO2018025325A1 (ja) | 室外ユニット、空気調和装置、及び、室外ユニットの取っ手の製造方法 | |
JP5582746B2 (ja) | 室外機ユニット | |
JP6937937B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
JP6552524B2 (ja) | 室外機 | |
JP2018207074A (ja) | 発熱機器を備えた装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131007 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5386395 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |