JP4752833B2 - 空気調和機の電装品取付構造 - Google Patents

空気調和機の電装品取付構造 Download PDF

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本発明は、空気調和機の室外機に内蔵される電装品ユニットの取付構造に関し、特に電装品ユニットの電装品箱の構造に関する。
従来、電装品ユニットを備えた空気調和機の室外機として、例えば特許文献1に示すものが知られている。特許文献1に示される室外機は、その内部が仕切板によって送風機室と機械室とに仕切られている。送風機室には熱交換器や室外ファンが設置され、機械室には圧縮機や電装品ユニットが設置されている。
電装品ユニットにはマイコン等が実装されたプリント基板(以下P板ともいう)や各種電気部品が設けられている。これらは必要に応じて電装品箱に格納されている。
一方、運用中の室外機の電装品ユニットに対して、P板やハーネスの交換等を目的とするサービスメンテナンス(以下メンテナンスと略称する)が施される場合がある。従来、電装品箱を有する電装品ユニットのメンテナンス時、作業者が一旦室外機から電装品箱ごと電装品ユニットを取出し、電装品箱を開けて内部のP板等にアクセス(到達・接触)するという手順が採られていた。
特開2005−76923号公報
しかしながら、一般に室外機は小型であることが求められるので、内蔵部品、特に機械室の内臓部品は可及的に隙間なく配置される。従って電装品箱の周囲には取外し工具を入れる隙間がないことが多く、天板その他の外板の取外しが必要となる等、メンテナンス時の電装品箱の取外し作業が煩雑であった。
また、必ずしも電装品箱を取出さなくても、その中のP板等にアクセスするだけで用が足りる場合もある。しかしそのような場合であっても、電装品箱を開けるにはやはり工具が必要で、その工具を入れる隙間がないために結局は電装品箱ごと電装品ユニットを取出さざるを得ないというのが実情であった。
単純にこの問題を解決するには、電装品箱の周囲に工具を入れる充分な隙間を確保すれば良い。しかしそれでは機械室、ひいては室外機の大型化を招くので望ましくない。
本発明は上記事情に鑑み、コンパクトでありながらメンテナンス作業を容易化することができる空気調和機の電装品取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1は、室外機に電装品ユニットを内蔵する空気調和機の電装品取付構造であって、上記電装品ユニットは、電装品箱と、該電装品箱に内蔵されたプリント基板とを備え、上記電装品箱は、上記室外機の電装品箱取付部に取付けられたベース部材と、該ベース部材よりも上記室外機の外板寄りに配置されたカバー部材と、上記ベース部材と上記カバー部材とのスライドによる係合を可能とする着脱手段とを有し、上記ベース部材と上記カバー部材とのスライド方向は上下方向であり、上記カバー部材は、上側の第1カバーと下側の第2カバーとを備え、上記第1カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は下向きであり、上記第2カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は上向きであり、上記第1カバー及び上記第2カバーが上記ベース部材に装着された状態で該第1カバーと該第2カバーとを相互に結合させる上下カバー結合手段をさらに備え、上記着脱手段は、上記ベース部材と上記第1カバーの何れか一方に設けられてスライド方向に延びる第1係合突起と、上記ベース部材と上記第1カバーの何れか他方に設けられて上記第1係合突起をスライド方向に受容する第1受容部と、上記ベース部材と上記第2カバーの何れか一方に設けられてスライド方向に延びる第2係合突起と、上記ベース部材と上記第2カバーの何れか他方に設けられて上記第2係合突起をスライド方向に受容する第2受容部と、を備え、上記第1カバーを下向きにスライドさせて上記第1係合突起が上記第1受容部に受容されることにより、上記ベース部材に対する上記第1カバーの上下方向の移動のうちの下方への移動のみが規制され、上記第2カバーを上向きにスライドさせて上記第2係合突起が上記第2受容部に受容されることにより、上記ベース部材に対する上記第2カバーの上下方向の移動のうちの上方への移動のみが規制され、上記カバー結合手段によって上記第1カバーと上記第2カバーとを相互に結合させることにより、上記ベース部材に対する上記第1カバーの上方への移動が規制されるとともに上記ベース部材に対する上記第2カバーの下方への移動が規制されることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の空気調和機の電装品取付構造において、上記ベース部材は、上記第2カバー装着状態で少なくとも該第2カバーが自重で落下しない強さの規制力で該第2カバーを支持する第2カバー支持手段を備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の空気調和機の電装品取付構造において、上記第2カバーに、上記電装品ユニットの完成状態で、作業者が該電装品ユニットを把持し得る取手または取手相当物が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項記載の空気調和機の電装品取付構造において、上記取手相当物として、上記プリント基板の外部接続端子が集中配置された端子台が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、室外機に電装品ユニットを内蔵する空気調和機の電装品取付構造であって、上記電装品ユニットは、電装品箱と、該電装品箱に内蔵されたプリント基板とを備え、上記電装品箱は、上記室外機の電装品箱取付部に取付けられたベース部材と、該ベース部材よりも上記室外機の外板寄りに配置されたカバー部材と、上記ベース部材と上記カバー部材とのスライドによる係合を可能とする着脱手段とを有し、上記ベース部材と上記カバー部材とのスライド方向は上下方向であり、上記カバー部材は、上側の第1カバーと下側の第2カバーとを少なくとも備え、上記第1カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は下向きであり、上記第2カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は上向きであり、上記第2カバーに、上記電装品ユニットの完成状態で、作業者が該電装品ユニットを把持し得る取手または取手相当物が設けられており、上記取手相当物として、上記プリント基板の外部接続端子が集中配置された端子台が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の空気調和機の電装品取付構造において、上記着脱手段は、上記ベース部材と上記カバー部材の何れか一方に設けられてスライド方向に延びる係合突起と、他方に設けられて上記係合突起をスライド方向に受容する突起受容部とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によると、以下説明するように、コンパクトな構造でありながらメンテナンス作業を容易化することができる。
本発明の構成では、電装品箱がベース部材とカバー部材とを備え、その中にP板が格納される。カバー部材が室外機の外板寄りに配置されているので、作業者はメンテナンス作業時、最小限の外板とカバー部材とを取外すだけでP板にアクセスすることができ、必要に応じてP板やハーネスの交換等を容易に行うことができる。
また、ベース部材とカバー部材とがスライド(滑動)による係合を可能とする着脱手段で係合されているので、作業者はカバー部材をベース部材に対してスライドさせることにより取外すことができる。つまりその取外しに工具を必要としないので、電装品箱の周囲に工具を入れる隙間がなくても作業者は容易にカバー部材を取外すことができる。
なお、ベース部材とカバー部材との結合は、必ずしも上記着脱手段のみによるものである必要はない。通常、機械室は外板で覆われているので、作業者が電装品ユニットにアクセスするには最小限の外板を取外す必要がある。その外板を取外した結果、工具を入れる隙間が充分得られるような箇所には必ずしも上記着脱手段を設けなくても良い。例えば上記最小限の外板が前板である場合、これを取外すと前面には充分な隙間(空間)ができるから、そこから工具をアクセスさせるような結合形態であれば、工具が必要であってもあまり作業が煩雑にならない。
換言すれば、最小限の外板を取外してもなお工具を入れる隙間が確保されないような箇所(上記前板の例では例えば電装品箱の側面)の結合に、上記着脱手段を用いるのが最も効果的である。
このように、工具の入る隙間もない程度にコンパクトに(スペース効率良く)電装品箱が配置されていても、作業者は容易にP板にアクセスし、メンテナンス作業を行うことができる。
また、以下説明するように上記着脱手段を汎用性の高いものとすることができる。
一般的に電装品箱は、上下方向に比べて左右方向の隙間が狭いレイアウトとされる場合が多い。その場合、カバー部材のスライド方向は、左右方向よりも上下方向である方が着脱し易く好適である。つまりスライド方向を上下とすることにより、多くの室外機においてそのスライド方向を好適な方向とすることができる。
また、カバー部材が上側(第1カバー)と下側(第2カバー)とに少なくとも2分割されている構造において、以下説明するように、第1、第2カバーの着脱独立性を高めることができる。
本発明の構成によれば、第1カバーのベース部材に対するスライド装着方向は下向きであり、第2カバーのベース部材に対するスライド装着方向は上向きである。従って第1、第2カバーは、装着時には上下から互いに接近する方向にスライドされ、取外し時には上下に互いに離反する方向にスライドされる。このため、装着および取外し時に互いに干渉しないようにスライドさせ易く、また装着および取外し順序の自由度も高くなる。さらにメンテナンス作業時、何れか一方のみを着脱すれば用が足りる場合、そのようにすることも容易である。
このように、本発明の構成によれば、第1カバーと第2カバーとを互いに独立して着脱することが容易となる、つまり着脱独立性を高めることができる。
請求項の発明によると、以下説明するように、第2カバーの自重落下を防止することができる。
本発明の構成において、第2カバーのベース部材に対するスライド装着方向が上向きなので、第2カバーはベース部材に装着された後、何らかの支持がなければ自重で下方にスライドして落下してしまう。本発明によれば、第2カバー装着状態で少なくとも第2カバーが自重で落下しない強さの規制力で第2カバーを支持する第2カバー支持手段が設けられているので、その規制力によって第2カバーの自重落下が防止される。
第2カバー支持手段のみが第2カバーの落下を防止する恒久的な手段である場合、上記規制力は、室外機の輸送時の振動等にも耐えられるような比較的強いものである必要がある。
一方、第2カバー支持手段が一時的な仮止めであって、別途恒久的な落下防止策を講じる場合、上記規制力は比較的弱い規制力(自重ないしはそれよりやや強い力)で足りる。従って作業者は上記比較的弱い規制力に抗する程度の弱い力で容易に第2カバーを着脱することができる。
請求項の発明によると、以下説明するように、第1、第2カバーの高い着脱独立性を維持しつつ、これらを簡単な構造で相互に且つベース部材に結合することができる。
上記で述べたように、本発明の構成において第1、第2カバーは高い着脱独立性を有する。これらを着脱手段以外の別途手段でベース部材に結合させるには、一般的には第1カバー用の結合手段と第2カバー用の結合手段とが必要であると考えられる。
その点、本発明の上下カバー結合手段は、第1カバー及び第2カバーがベース部材に装着された状態で、第1カバーと第2カバーとを相互に結合させる。上述したように、ベース部材から第1カバーまたは第2カバーを取外すには、第1カバーと第2カバーとが互いに離反する方向にスライドさせる必要がある。換言すれば、その離反を規制することにより、第1カバー及び第2カバーの双方のスライドを規制し、結果的に双方をベース部材に結合させることができる。
本発明の上下カバー結合手段は、このように第1カバーと第2カバーとを結合させるという簡単な構造で互いの結合を図ると共に、別途専用のベース部材への結合手段を用いることなく、第1カバー及び第2カバーをベース部材に対しても結合させることができる。
なお上下カバー結合手段は、必ずしも工具不要の結合形態である必要はない。上下カバー結合手段が工具を必要とする結合形態であっても、最小限の外板を取外した結果、その工具を入れる隙間(空間)が確保されるような場合(例えば最小限の外板が前板であって、工具を前方からアクセスさせる場合)には、その結合または離脱作業にあまり煩雑性を伴わないからである。
請求項の発明によると、以下説明するように、電装品ユニットの着脱作業性を安全に高めることができる。
室外機の製造時には、前工程で電装品ユニットを組立てておき、その電装品箱を室外機の電装品箱取付部に取付けるのが効率的である。またメンテナンス時においても、何らかの理由で電装品ユニットを電装品箱ごと着脱する必要が生じる場合がある。これらの場合、本発明のように第2カバーに取手または取手相当物(以下取手等という)が設けられていると、作業者はその取手等を把持して電装品箱の着脱作業を行うことができるので、作業性を高めることができる。
また、作業者が取手等を把持して電装品ユニットを支持したとき、電装品ユニットの重量は第2カバーにかかる。第2カバーのベース部材に対するスライド装着方向が上向きであることから、第2カバーに作用する電装品ユニットの重量は、相対的に第2カバー装着方向にかかる。したがって、作業者が取手等を把持したとき、第2カバー以外の部分が自重で下方スライドして落下する虞がなく、安全である。
請求項の発明によると、端子台を取手相当物に兼用することにより、別途専用の取手等を設ける必要がなく、電装品ユニットの部品点数削減や小型軽量化を図ることができる。
請求項の発明によると、係合突起と突起受容部という簡単な構造で着脱手段を構成することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係る空気調和機1の室外機2の分解斜視図である。室外機2は空調室外に設けられ、空調室内に設けられた図外の室内機とともに空気調和機1を構成する。その室内機と室外機2とは図外の冷媒連絡配管を介して接続されている。
室外機2は略直方体のいわゆるトランク型であって、底板から立設された仕切板4によってその内部が送風機室3aと機械室3bとに仕切られている。送風機室3aには図略の熱交換器、室外ファンおよびその室外ファンを駆動するモータ等が格納されている。一方、機械室3bには冷媒を圧縮する圧縮機15や電装品ユニット10が設けられている。電装品ユニット10は、圧縮機15や上記モータをはじめとする室外機2の運転を制御する制御ユニットである。
室外機2のケーシングのうち、機械室3bの前面に位置する右前板2a(外板)は着脱自在となっている。図1では右前板2aを取外した状態を示している。
なお以下の説明において、前後左右の方向は、室外機2の設置状態において右前板2aが設けられた面(前面)に正対して見た方向をいうものとする。
図2は電装品ユニット10の正面図、図3は同左側面図、図4は同右側面図である。また図5は電装品ユニット10の電装品箱20の分解斜視図である。
電装品ユニット10は、その主要な構成部品を格納する電装品箱20を有する。図5に示すように、電装品箱20はベース部材30とカバー部材40とからなる。さらにカバー部材40は上側の第1カバー41と下側の第2カバー42とで構成されている。
ベース部材30は仕切板4(電装品箱取付部)に取付けられている。そしてカバー部材40はベース部材30よりも手前側(機械室3bの右前板2a寄り)に設けられている。ベース部材30とカバー部材40とで形成される内部空間内に、P板37(プリント基板)が格納されている。P板37は前方からのビス止めによってP板取付板35に固定されている。そしてP板取付板35はベース部材30に固定されている。すなわちP板37はP板取付板35を介してベース部材30に取付けられている。P板37は電装品ユニット10の電気回路の中核をなす部品であって、運転制御を行うIC等の電子部品や各種の電気素子が実装されている。
その他一部の電気部品80が第1カバー41の外側に取付けられ、P板37の外部接続端子が集中配置された端子台60が第2カバー42の外側に取付けられている。端子台60はブロック状であり、組付状態で電装品箱20の前面から突出している。
図3及び図4に示すように、電装品箱20の側面にはベース部材30にカバー部材40を着脱させる着脱手段として、係合部50が設けられている。係合部50は、ベース部材30とカバー部材40とのスライドによる係合を可能にする。
係合部50は、詳しくはベース部材30と第1カバー41とを係合させる第1係合部51と、ベース部材30と第2カバー42とを係合させる第2係合部52とからなる。図3に示すように、電装品箱20の左側面には2箇所の第1係合部51と2箇所の第2係合部52とが設けられている。また図4に示すように、電装品箱20の右側面には1箇所の第1係合部51が設けられている。
第1係合部51は、ベース部材30に対して第1カバー41を下向きにスライド装着可能とする。取外すときには上向きにスライド離脱可能とする。逆に第2係合部52は、ベース部材30に対して第2カバー42を上向きにスライド装着可能とする。取外すときには下向きにスライド離脱可能とする。
次に図5を参照して電装品箱20の詳細構造について説明する。上述のように電装品箱20は主にベース部材30、第1カバー41及び第2カバー42で構成され、これらは何れも金属製のプレス成形品である。
ベース部材30は、主板面である後面30cと、その左右端が前方に折曲げられた左側面30a及び右側面30bとを有する。左側面30a、右側面30b及び後面30cは、それぞれ組立状態で電装品箱20の左側面、右側面及び後面を構成する。
後面30cに対し左側面30aは鈍角(120〜130°)に、右側面30bは略直角に折り曲げられている。左側面30a及び右側面30bの一部がそれぞれ後方に折返されて一対のフック部31,31が形成されている。フック部31は、ベース部材30ひいては電装品箱20を仕切板4に取付けるための部分であり、仕切板4の対応する位置に引掛けられるように鉤状に成形されている。
第1カバー41は、カバー部材40の上側を構成する部材である。第1カバー41は、主板面である前面41cと、その左右端が後方に折曲げられた左側面41a及び右側面41bと、前面41cの上端が後方に折曲げられた上面41dとを有する。上面41dの一部が上方に折曲げられて取付フランジ41eが形成されている。取付フランジ41eは組立状態の電装品箱20を仕切板4にビス止めするための座金となる。
左側面41a及び右側面41bは、それぞれ組立状態でベース部材30の左側面30a及び右側面30bと重合し、電装品箱20の左側面及び右側面を構成する。
第2カバー42は、カバー部材40の下側を構成する部材である。但し正面視で一部第1カバー41と重なっている。第2カバー42は、主板面である端子台取付面42cと、その左右端が後方に折曲げられた左側面42a及び右側面42bとを有する。端子台取付面42cは端子台60を第2カバー42に取付けるための面であって、組立状態で第1カバー41の前面41cに対し平面視で左側に傾斜している。
左側面42aは組立状態でベース部材30の左側面30aと重合し、電装品箱20の左側面を構成する。
右側面42bの一部は折曲げられて座金部43となっている。座金部43にはネジ48aを通すための通し穴44が設けられている。座金部43は組立状態で第1カバー41の前面41cに重合する。第1カバー41の、通し穴44に対応する位置にはネジ穴48bが形成されている。座金部43と第1カバー41とが通し穴44を通されたネジ48aで結合される。すなわちネジ48aとネジ穴48bとからなる螺合部48は、第1カバー41及び第2カバー42がベース部材30に装着された状態で第1カバー41と第2カバー42とを相互に結合させる上下カバー結合手段となっている。
また端子台取付面42cの左下方には取付フランジ42dが形成されている。取付フランジ42dは組立状態の電装品箱20を仕切板4にビス止めするための座金となる。
ところで、第1カバー41の左側面41aに2箇所、右側面41bに1箇所、合計3箇所に下方に延びる第1係合突起53aが形成されている。また第2カバー42の左側面42aの2箇所に、上方に延びる第2係合突起53bが形成されている。以下第1,第2係合突起53a,53bを総称するときは係合突起53という。
一方、組立状態で各係合突起53に対応する位置の、ベース部材30の左側面30a及び右側面30bには係合突起53を受容する突起受容部54が形成されている。突起受容部54は詳しくは、第1係合突起53aに対応する第1受容部54aと、第2係合突起53bに対応する第2受容部54bとからなる。
そして第1係合突起53aと第2受容部54bとが対をなして第1係合部51を構成し、第2係合突起53bと第2受容部54bとが対をなして第2係合部52を構成する。
各突起受容部54は、スリット55と絞り部56とで構成されている。スリット55は、係合突起53を通し得る長さで水平に形成された長穴である。絞り部56はスリット55の上または下に隣接し、絞り加工によって電装品箱20の内向き又は外向きに膨出した部分である。第1受容部54aでは絞り部56がスリット55の下側に形成され、第2受容部54bでは絞り部56がスリット55の上側に形成されている。また、ベース部材30の左側面30aにおいては絞り部56が電装品箱20の内向きに膨出し、右側面30bにおいては絞り部56が電装品箱20の外向きに膨出している。このような構成によって、第1受容部54aは上方開口のポケット状となり、第2受容部54bは下方開口のポケット状となっている。
これに対し上述のように第1受容部54aに対応する第1係合突起53aは下方に延びているので、第1係合突起53aを上方から下方スライド(図5に矢印A1で示す)させて第1受容部54aに挿入することにより、第1係合部51の係合を達成することができる。また係合状態の第1係合部51は、第1係合突起53aを上方スライドさせて第1受容部54aから離脱させることにより、その係合を解除することができる。
同様に、第2受容部54bに対応する第2係合突起53bは上方に延びているので、第2係合突起53bを下方から上方スライドさせて(図5に矢印A2で示す)第2受容部54bに挿入することにより、第2係合部52の係合を達成することができる。また係合状態の第2係合部52は、第2係合突起53bを下方スライドさせて第2受容部54bから離脱させることにより、その係合を解除することができる。
図6はベース部材30の左側面30aに設けられた第2受容部54b付近の斜視図(電装品箱20の内側から見た図)であって、第2係合突起53bを係合させる直前の状態を示す。また図7は図6に対応する図であって、第2係合突起53bが係合した状態を示す。
図6に示すように、各第2受容部54bの下方には、絞り部56と同じ側に膨出された落下防止リブ32(第2カバー支持手段)が絞り加工によって形成されている。図7に示すように落下防止リブ32は、組立状態において第2係合突起53bひいては第2カバー42を下方から支持し、その脱落を防止する。
第2係合突起53bは上方スライド(矢印A2)によって第2受容部54bと係合しているので、他に何らかの支持がなければ第2カバー42の自重によってスライド離脱し、係合が解除されてしまう。その結果、第2カバー42が落下する虞がある。落下防止リブ32は、そのような自重による第2係合突起53bのスライド離脱を規制する。なお本実施形態では第2カバー42を恒久的に支持する他の手段(螺合部48や取付フランジ42d)が設けられているので、落下防止リブ32はそれらが機能するまでの仮止めとして作用する。従って落下防止リブ32は比較的弱い規制力(自重ないしはそれよりやや強い力)で第2係合突起53bを支持する。
第2係合突起53bを第2受容部54bに着脱させる際には、係合ガタ(係合させるための僅かな隙間)を利用してやや斜めから挿脱するか、落下防止リブ32を乗り越える(左側面30a又は第2係合突起53b自体を僅かに弾性変形させる)ようにして挿脱すれば良い。両者を併用しても良い。
次に、室外機2の製造方法及びメンテナンス方法について、特に電装品箱20の組立/分解に関する作業を中心に説明する。
室外機2の製造時においては、予め電装品ユニット10が組立てられる。すなわち、まずベース部材30にP板取付板35が取付けられ、P板取付板35にP板37が取付けられる。そしてベース部材30の上方からは第1カバー41が、下方からは第2カバー42がそれぞれスライド装着される。その後、螺合部48(ネジ48aとネジ穴48b)によって第1カバー41と第2カバー42とが相互に結合される。こうして電装品箱20の組立が完了する。そしてこれらの工程の間、適宜時期に電気部品80や端子台60等が電装品箱20の内外に取付けられ、電装品ユニット10の組立が完了する。
以上の組立工程において、上側の第1カバー41が下方スライド装着(図5の矢印A1)、下側の第2カバー42が上方スライド装着(同矢印A2)なので、互いに干渉しないようにスライド装着させ易く、また装着順序の自由度も高い。
また螺合部48は、直接的には第1カバー41と第2カバー42とを結合させるものであるが、これは第1カバー41と第2カバー42とが互いに離反することを禁止している。換言すれば、第1カバー41と第2カバー42とが互いに他方が離脱方向にスライドすることを禁止している。このように、1つの螺合部48によって第1カバー41と第2カバー42の双方がベース部材30に結合される。
組立てられた電装品ユニット10は、室外機2の組立工程において機械室3b内に配置され立設された仕切板4に取付けられる。その際、端子台60が前面に突出しているので、作業者はこの端子台60を電装品ユニット10を把持する取手相当物として利用することができる。従って組付作業性を高めることができる。また作業者が端子台60を把持して電装品ユニット10を支持したとき、電装品ユニット10の重量は第2カバー42にかかる。第2カバー42のベース部材30に対するスライド装着方向が上向きであることから、第2カバー42に作用する電装品ユニット10の重量は、相対的に第2カバー装着方向にかかる。したがって、作業者が端子台60を把持したとき、第2カバー42以外の部分が自重で下方スライドして落下する虞がなく、安全である。
電装品ユニット10が仕切板4に取付けられた後、第1カバー41の取付フランジ41e及び第2カバー42の取付フランジ42dが前方から仕切板4にビス止めされ、電装品ユニット10の組付けが完了する。
また室外機2のメンテナンス時においては、作業者はまず右前板2aを取外し、電装品ユニット10を露出させる。そして、電装品ユニット10を取出す必要がなく、カバー部材40を取外して電装品箱20内の部品にアクセスすれば足りる作業、例えばP板37の交換等の場合は、カバー部材40を取外す。具体的には、螺合部48のネジ48aを取外し、さらに第1カバー41の取付フランジ41eを固定しているビス及び第2カバー42の取付フランジ42dを固定しているビスを取外す。これらを取外すための工具(ドライバ)は、外板2aを取外したことによって生じた前面の空間から容易に入れることができる。
続いて作業者は、第1カバー41を上方へスライドさせるとともに、第2カバー42を下方へスライドさせてカバー部材40を取外す。このように、電装品箱20の側面に工具の必要なビス等がないので、側面に工具を入れる隙間が狭くても、カバー部材40の取外しが容易である。特にベース部材30の左側面30aが後面30cに対して鈍角となっているので、この側面がビス止めされていると工具が極めて入れ難くなる(裏面側から工具をアクセスさせる必要があるため)。しかし本実施形態のようにスライド離脱させることにより、工具を用いることなく容易に取外すことができる。
しかもその取外しの際、第1カバー41と第2カバー42とが互いに離反する方向にスライドさせることになるので、互いに干渉しないようにスライド離脱させ易い。また取外し順序の自由度も高い。
なお、第1カバー41と第2カバー42のうち一方のみ取外せば用が足りる場合には、そのようにすることも可能である。その場合、スライド方向が互いに逆向きであるので一方のみを他方と干渉しないようにスライド離脱させることが容易である。
こうして作業者は容易にカバー部材40を取外した後、必要なメンテナンス作業を行うことができる。その後は、取外しと逆の作業によって容易にカバー部材40を取付け、最後に右前板2aを取付けてメンテナンス作業を効率良く完了することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲内で適宜変更が可能である。
例えば、スライド方向は必ずしも上下方向に限定するものではなく、必要に応じて左右その他任意の方向にスライドさせて良い。
またカバー部材40は必ずしも2分割されていなくても良い。或いは3つ以上に分割されていても良い。
係合部50を設ける位置や数については適宜変更しても良い。
本発明に係る空気調和機の室外機の分解斜視図である。 上記室外機の電装品ユニットの正面図である。 上記電装品ユニットの左側面図である。 上記電装品ユニットの右側面図である。 上記電装品ユニットの電装品箱の分解斜視図である。 上記電装品ユニットのベース部材の左側面に設けられた第2受容部付近の斜視図であって、第2係合突起を係合させる直前の状態を示す。 図6に対応する斜視図であって、第2係合突起が係合した状態を示す図である。
1 空気調和機
2 室外機
10 電装品ユニット
20 電装品箱
30 ベース部材
32 落下防止リブ(第2カバー支持手段)
37 プリント基板
40 カバー部材
41 第1カバー
42 第2カバー
48 螺合部(上下カバー結合手段)
50 係合部(着脱手段)
53 係合突起
54 突起受容部
60 端子台(取手相当物)

Claims (6)

  1. 室外機に電装品ユニットを内蔵する空気調和機の電装品取付構造であって、
    上記電装品ユニットは、電装品箱と、該電装品箱に内蔵されたプリント基板とを備え、
    上記電装品箱は、上記室外機の電装品箱取付部に取付けられたベース部材と、該ベース部材よりも上記室外機の外板寄りに配置されたカバー部材と、上記ベース部材と上記カバー部材とのスライドによる係合を可能とする着脱手段とを有し、
    上記ベース部材と上記カバー部材とのスライド方向は上下方向であり、
    上記カバー部材は、上側の第1カバーと下側の第2カバーとを備え、
    上記第1カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は下向きであり、上記第2カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は上向きであり、
    上記第1カバー及び上記第2カバーが上記ベース部材に装着された状態で該第1カバーと該第2カバーとを相互に結合させる上下カバー結合手段をさらに備え、
    上記着脱手段は、上記ベース部材と上記第1カバーの何れか一方に設けられてスライド方向に延びる第1係合突起と、上記ベース部材と上記第1カバーの何れか他方に設けられて上記第1係合突起をスライド方向に受容する第1受容部と、上記ベース部材と上記第2カバーの何れか一方に設けられてスライド方向に延びる第2係合突起と、上記ベース部材と上記第2カバーの何れか他方に設けられて上記第2係合突起をスライド方向に受容する第2受容部と、を備え
    上記第1カバーを下向きにスライドさせて上記第1係合突起が上記第1受容部に受容されることにより、上記ベース部材に対する上記第1カバーの上下方向の移動のうちの下方への移動のみが規制され、
    上記第2カバーを上向きにスライドさせて上記第2係合突起が上記第2受容部に受容されることにより、上記ベース部材に対する上記第2カバーの上下方向の移動のうちの上方への移動のみが規制され、
    上記カバー結合手段によって上記第1カバーと上記第2カバーとを相互に結合させることにより、上記ベース部材に対する上記第1カバーの上方への移動が規制されるとともに上記ベース部材に対する上記第2カバーの下方への移動が規制される、空気調和機の電装品取付構造。
  2. 上記ベース部材は、上記第2カバー装着状態で少なくとも該第2カバーが自重で落下しない強さの規制力で該第2カバーを支持する第2カバー支持手段を備えることを特徴とする請求項記載の空気調和機の電装品取付構造。
  3. 上記第2カバーに、上記電装品ユニットの完成状態で、作業者が該電装品ユニットを把持し得る取手または取手相当物が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機の電装品取付構造。
  4. 上記取手相当物として、上記プリント基板の外部接続端子が集中配置された端子台が設けられていることを特徴とする請求項記載の空気調和機の電装品取付構造。
  5. 室外機に電装品ユニットを内蔵する空気調和機の電装品取付構造であって、
    上記電装品ユニットは、電装品箱と、該電装品箱に内蔵されたプリント基板とを備え、
    上記電装品箱は、上記室外機の電装品箱取付部に取付けられたベース部材と、該ベース部材よりも上記室外機の外板寄りに配置されたカバー部材と、上記ベース部材と上記カバー部材とのスライドによる係合を可能とする着脱手段とを有し、
    上記ベース部材と上記カバー部材とのスライド方向は上下方向であり、
    上記カバー部材は、上側の第1カバーと下側の第2カバーとを少なくとも備え、
    上記第1カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は下向きであり、上記第2カバーの上記ベース部材に対するスライド装着方向は上向きであり、
    上記第2カバーに、上記電装品ユニットの完成状態で、作業者が該電装品ユニットを把持し得る取手または取手相当物が設けられており、
    上記取手相当物として、上記プリント基板の外部接続端子が集中配置された端子台が設けられていることを特徴とする空気調和機の電装品取付構造。
  6. 上記着脱手段は、上記ベース部材と上記カバー部材の何れか一方に設けられてスライド方向に延びる係合突起と、他方に設けられて上記係合突起をスライド方向に受容する突起受容部とを備えることを特徴とする請求項に記載の空気調和機の電装品取付構造。
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