JP5385887B2 - 泡消火装置 - Google Patents
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Description
このようなスプリンクラ消火設備の代わりに、ガス系消火設備を用いる場合、防護領域内を不活性ガスで低酸素状態にするので、散水障害物の影響を受けることなく火災の抑制が可能である。しかし、不活性ガスで防護領域内を充満させるため、常時人が存在するような防護領域には適さない。
この発明は上記課題を鑑み、通常人が存在する防護領域において、最適な泡消火装置の制御方式を得ることを目的とする。
また、泡消火装置は、所定時間経過後は放出停止スイッチの操作を無効とすることを特徴とするものである。
め尽くすことが可能となる。
図1は、本発明の実施形態1のシステム構成図である。この泡消火装置100は、防護領域Sに設けられ、火災警報器1と、発泡機2と、タンクユニット3と、制御盤4を備えている。
つの泡を形成する泡水溶液の量が少ないため、火災の熱等によって破泡しやすく、消火能力が低下する虞がある。
このとき、タンクユニット3から発泡機2の図示しない放射ノズルへ供給される泡水溶液の供給速度は、例えば130[l/min]とし、発泡機2から放出される高膨張泡Bの発泡倍率は700倍とする。これにより、小規模施設の共用部に多く見られる床面積が42m2程度の空間であれば、130[l/min]×700÷42[m2]=2.17[m/min]となり、泡積み速度を約2[m/min]とすることができる。
水タンク32には消火用水が、原液タンク33は希釈されていない界面活性剤等の泡原液が封入されている。また、水タンク32及び原液タンク33は、発泡機2の放射ノズルに配管を介して接続されている。
、制御盤4から出力される制御信号により弁の開閉動作が行われる。
起動弁34よりガスボンベ31側(以下起動弁34の1次側と呼ぶ)の配管には、レギュレータ36及びメンテナンス弁37が設けられる。
レギュレータ36は、ガスボンベ31から放出されるガスの圧力を調整している。
メンテナンス弁37は、例えばガスボンベ31や起動弁34を交換する際に作業員によって手動で閉止することで、各種部品の交換を可能にする。
送信部42は、信号線を介して起動弁34及び、放水停止弁35と接続され、制御部45によって出力された制御信号を送信することで、起動弁34及び放水停止弁35の開閉動作が行われる。
実施形態1の動作フローを示すフローチャートである。
火災警報器1の警報に入居者や世話人が気づき、制御盤4のスイッチ部44にある放出スイッチを操作すると(ステップS2)、制御部45は送信部42から制御信号を送信し、直ちに起動弁34を開放する(ステップS7)。
引き続き防護領域S内に高膨張泡Bが放出されるが、防護領域S内に入居者等が残っている場合、そのままでは避難に困難が生じる虞がある。このとき、入居者や世話人によって、スイッチ部44にある放出停止スイッチが操作されると(ステップS9)、制御部45は送信部42から制御信号を送信し、放水停止弁35を閉止させると共に閉止タイマーのカウントを一時停止させる(ステップS10)。同時に、制御部45はタイマー部43に一時停止タイマーのカウントを開始させる。これにより、一時停止タイマーが所定時間カウントしている間は一時的に高膨張泡Bの放出を停止させることができるので、世話人は残っている入居者を救助可能となる。その後一時停止タイマーが所定時間経過すると(ステップS12)、制御部45へカウント信号を送信する。カウント信号を受信した制御部45は、送信部42から制御信号を送信し、放水停止弁35を開放する。
(1)泡の放出手段はガスボンベとレギュレータによる加圧により消火剤を放出するものとしたが、これに限定される必要は無く、消火用水と泡水溶液を混合したタンクを加圧したものでも良い。
(2)また、例えば原液タンク33内の加圧室と消火剤室を、フラムの様なもので仕切ったものを使用しても良い。このような構成にすることで、必要以上にガスを放出しないので、放水停止弁を設ける必要が無くなる。
(3)また、本願発明はアスピレータ式且つインサイドエア式としたが、この方式に限定される必要は無く、ファン式やアウトサイドエア式と組み合わせて利用しても良いことは言うまでもない。
(4)また、本願発明は一時停止タイマーを設け、この一時停止タイマーが所定時間経過すると高膨張泡Bを自動で再放出するようにしたが、必ずしも一時停止タイマーを設ける必要はない。この場合、放出停止スイッチを一度操作した後、再度放出停止スイッチを操作することで高膨張泡Bが放出されるので、入居者が多数いた場合でも救助する時間が限定されない。
Claims (3)
- 防護領域の火災を検出する火災検出手段と、該火災検出手段からの出力、又は放出スイッチの操作によって泡水溶液を供給する供給手段と、前記防護領域の上層部に設けられ、前記供給手段から前記泡水溶液が供給される放射ノズルを内部に有する発泡機とを備え、該発泡機は、前記防護領域内の空気で所定の発泡倍率の高膨張泡を発泡させて人が存在する前記防護領域に所定の泡積み速度で高膨張泡を放出する泡消火装置であって、
前記泡消火装置は、所定時間をカウントするタイマー部をさらに備え、該タイマー部が前記高膨張泡の放出から所定時間経過したことをカウントすると、前記高膨張泡の放出を停止させ、前記所定時間経過後は前記放出スイッチの操作を無効とすることを特徴とする泡消火装置。 - 前記泡消火装置は、放出停止スイッチをさらに備え、
前記放出停止スイッチが操作されると、前記タイマー部による前記所定時間のカウントを一時停止させるとともに前記高膨張泡の放出を停止させ、
前記放出停止スイッチの操作から設定時間が経過するか、又は前記放出停止スイッチが再操作されると、前記タイマー部による前記所定時間のカウントを再開するとともに前記高膨張泡の放出を再開させることを特徴とする請求項1記載の泡消火装置。 - 前記泡消火装置は、前記所定時間経過後は前記放出停止スイッチの操作を無効とすることを特徴とする請求項2記載の泡消火装置。
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