JP7245615B2 - 消火設備 - Google Patents

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本発明は、建物内で発生する火災を感知して消火を行う消火設備に係り、特に、火災を感知して火災の発生を報知する自動火災報知設備を兼用する技術に関する。
従来より、例えば特許文献1に記載されているように、病院などの建物内で火災が発生した場合に、スプリンクラー設備やパッケージ型自動消火設備を作動させて火災を消火する消火設備が知られている。消火設備は、建物内の適所に設置された複数の火災感知器を有しており、火災発生時には、受信装置にて火災感知器から出力される火災感知信号を受信する。火災感知信号により火災発生現場を特定し、スプリンクラー設備やパッケージ型自動消火設備を作動させて消火を行う。
一方、一定規模以上の建物では、上記の消火設備とは別に、火災の発生を報知する自動火災報知設備を設置することが義務付けられている。自動火災報知設備は、建物内の適所に複数の火災感知器を設置し、火災が発生した場合にこれを検知して報知信号を発する。報知信号が発せられたことによりブザーを鳴動させたり、或いは警報灯を点灯させることにより、火災の発生、発生場所を周囲の人に知らせることができる。
特許第4652148号公報
上述したように、自動火災報知設備と消火設備は、それぞれが個別に設けられており、自動火災報知設備に設けられる機器と消火設備に設けられる機器を共有して使用することについて考慮されていない。例えば、火災の発生を感知する火災感知器は、自動火災報知設備と消火設備の双方で使用する機器であるにも拘わらず、それぞれ個別に設けられているのが実情である。
これは、消火設備として認証を受けた機器と、自動火災報知設備として認証を受けた機器をそれぞれ使用することで、自動火災報知設備の法令を遵守、性能を確保し、且つ消火設備としての動作を行うためである。なお、上記の“認証”とは、消防法に定められた検定制度のように法令等で定められた技術基準を満たした製品であることを確認されたもの、或いは第3者機関によって上記の技術基準を満たした製品と同等の性能を持つもの、と評価されたものを指している。
このように、従来において自動火災報知設備に設けられる機器と消火設備に設けられる機器を共有することは行われておらず、機器の個数が増えることによる設備の大型化、保守点検費用の高コスト化を招くという問題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、自動消火設備及び自動火災報知設備の双方の機能を備えることにより法令設置基準を満たすことができ、且つ設備の小型化、低コスト化を図ることが可能な消火設備を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明は、自動消火設備の設置が義務付けられている第1の区画、及び前記自動消火設備の設置が免除されている第2の区画を備えた建物内で発生する火災を感知して消火を行う消火設備であって、前記建物内で発生する火災を感知して、火災発生位置の情報を含む火災感知信号を出力する複数の火災感知器、及び各火災感知器より出力される火災感知信号を受信する受信装置を有し、前記受信装置にて前記火災感知信号が受信されたときに作動して、前記火災発生位置において消火を行う自動消火設備と、前記受信装置に接続される第1の中継器と、前記受信装置において前記火災感知信号が受信されたときに、火災発生位置を特定して前記受信装置から出力される報知信号を前記第1の中継器を経由して受信して火災の発生を報知する地区音響装置と、を有する自動火災報知設備と、を備え、前記自動消火設備は更に、各機器と前記受信装置を接続する伝送線と、消火に用いる消火薬剤を格納する消火薬剤格納箱と、消火薬剤を放出する消火薬剤放出口と、消火薬剤格納箱に格納されている消火薬剤を前記消火薬剤放出口に導く消火薬剤用配管と、前記消火薬剤用配管の経路を設定する選択弁と、前記火災感知器と前記選択弁に接続され、且つ、前記伝送線を経由して前記受信装置に接続される第2の中継器と、を備え、前記第1の区画は、前記火災感知器と、前記第2の中継器と、前記選択弁と、前記消火剤放出口と、を備え、且つ、前記火災感知器及び前記選択弁は前記第2の中継器を経由して前記受信装置に接続され、前記第2の区画は、前記火災感知器を備え、且つ前記消火剤放出口を備えておらず、前記自動消火設備は、前記第1の区画に設置された前記火災感知器から火災感知信号が出力されたときに、前記第1の区画において前記消火剤放出口から消火剤を放出して消火を行い、前記地区音響装置は、前記第1の区画及び前記第2の区画に設置された前記火災感知器の少なくとも一つから火災感知信号が出力されたときに、火災を報知することを特徴とする。
本発明によれば、消火設備及び自動火災報知設備の双方の機能を備えることにより法令設置基準を満たすことができ、且つ設備の小型化、低コスト化を図ることが可能になる。このため、自動火災報知設備と消火設備の二つの設備を個別に工事して設置する必要がなく、工期の短縮、工事費の削減が期待できる。更に、消火設備を制御する制御盤と自動火災報知設備を制御する制御盤を共用にすることができるので、設置場所の省スペース化を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る消火設備の構成を示す系統図である。 図2は、本発明の実施形態に係る消火設備の受信装置の外観を示す説明図である。 図3は、火災が発生したときにおける受信装置の表示部の表示例である。 図4は、本発明の実施形態に係る消火設備が配置された建物の間取り図である。 図5は、本発明の実施形態に係る消火設備が配置された建物の配置図である。 図6は、自動火災報知設備、及び自動消火設備に設置する火災感知器の設置基準を示す説明図である。 図7は、本発明の第1実施形態に係る消火設備の処理手順を示すフローチャートであり、火災感知器で火災の発生が感知されたときの動作を示す。 図8は、図7に示した処理手順のフロー図である。 図9は、本発明の第1実施形態に係る消火設備の処理手順を示すフローチャートであり、手動起動装置が操作されて火災感知信号が出力されたときの動作を示す。 図10は、図9に示した処理手順のフロー図である。 図11は、本発明の第1実施形態に係る消火設備の処理手順を示すフローチャートであり、火災感知器で感知された火災報知信号により、火災の発生を報知するときの動作を示す。 図12は、図11に示した処理手順のフロー図である。 図13は、本発明の第2実施形態に係る消火設備の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。なお、本実施形態でいう「消火」とは、現に発生している火災の「消火」、及び火災の発生を予防する「防火」を含む概念である。
[第1実施形態の説明]
図1は、本発明の第1実施形態に係る消火設備の構成を示す系統図である。図1に示すように、第1実施形態に係る消火設備は、自動消火設備101と、自動火災報知設備102を備えている。
自動消火設備101は、受信装置11と、消火薬剤格納箱12と、選択弁13a~13cと、中継器14と、火災感知器15a、15bと、消火薬剤放出口16a~16dと、手動起動装置17と、消火薬剤用配管18と、伝送線19、を備えている。火災感知器15a、15bと、選択弁13cと、消火薬剤放出口16a~16dにより、建物内の警戒区画(例えば、居室、洗面所、廊下など)に設置する消火区画51を形成している。
なお、図1では一つの消火区画51を示しているが、後述する図4に示すように、消火区画は建物内の居室、洗面所、廊下などの各区画毎に設けられる。従って、自動消火設備101には、通常複数の消火区画51が設けられている。
また、自動消火設備101として、区画一斉放射を行う自動消火設備、泡消火設備、天井から水を散布する放水型スプリンクラー設備、開放型スプリンクラー設備、壁や天井などから水を散布する水噴霧消火設備を用いることができる。更に、自動火災設備101にて使用する消火薬剤として窒素、アルゴン、二酸化炭素の混合ガスなどの不活性ガスを用いる不活性ガス消火設備、ハロゲン化物を用いるハロゲン化物消火設備、粉末を用いる粉末消火設備、泡を用いる泡消火設備、のいずれかを用いることができる。なお、第1実施形態では、粉末、泡、浸潤剤などを用いる消火設備について説明し、後述する第2実施形態では、不活性ガス或いはハロゲン化ガスを用いる例について説明する。
消火薬剤格納箱12は、消火に用いる消火薬剤を格納するタンクであり、建物内部或いは外部の適所(例えば、屋上)に設けられる。消火薬剤として例えば、粉末消火剤、泡消火剤、浸潤剤などが用いられる。粉末消火剤の例として、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、リン酸塩類などを挙げることができる。泡消火剤は、泡で燃焼物の表面を覆い、泡の中に含まれている水分による冷却効果と、被覆した泡層による窒息性、閉塞性の複合効果によって消火を行う。
消火薬剤放出口16a~16dは、消火薬剤格納箱12に格納されている消火薬剤を散布するための放出口であり、例えば一つの設置場所に、消火薬剤用配管18から分岐した4つの放出口が設けられている。なお、放出口は4つに限定されない。
消火薬剤用配管18は、消火薬剤格納箱12に格納されている消火薬剤を、消火薬剤放出口16a~16dに導くための配管である。
選択弁13a~13cは、消火薬剤用配管18の適所に設けられ、受信装置11より出力される制御信号により開閉が制御される。選択弁13a~13cの開閉を制御することにより、所望の消火薬剤放出口に消火薬剤が導入されるように、消火薬剤用配管18の経路を設定する。例えば、図1に示す消火薬剤放出口16a~16dより消火薬剤を散布する場合には、選択弁13b、13cを「開」とし、それ以外の選択弁を「閉」とする。こうすることにより、消火薬剤格納箱12より出力される消火薬剤は、消火薬剤放出口16a~16dのみに供給され、消火区画51が設置されている区画内に散布される。なお、図1では3つの選択弁13a~13cを記載しているが、選択弁は消火薬剤格納箱12から各消火薬剤放出口までの経路を規定するための弁であるので、消火薬剤放出口の配置状況に応じて適宜設置されるものである。
火災感知器15a、15bは、警戒区画の天井などに設置され、熱や煙を感知して火災の発生を知らせるセンサである。自動消火設備101では、警戒区画毎に火災感知器を2個ずつの組で設置する。即ち、2つの火災感知器15aと15bを互いに接近して設置し、火災感知器の組としている。こうすることにより、火災感知器の誤動作により消火薬剤が不必要に散布されることを防止している。本実施形態では、2つの火災感知器15a、15bを接近して設置する例を示しているが、3つ以上の火災感知器で火災感知器の組を構成してもよい。なお、火災感知器15a、15bは、上記した熱や煙を感知する構成以外にも、光や電磁波を感知する構成、或いは周囲画像を撮像して炎の発生を検出する構成のもの、或いはこれらの組み合わせを用いてもよい。
また、火災感知器15a、15bは、火災や煙の発生を感知すると、火災の発生を知らせる火災発生信号を出力する。火災発生信号には、火災が発生した区画を特定するための位置情報が含まれている。
手動起動装置17は、火災の発見者などの操作者が手動で操作する操作子であり、消火薬剤を散布する区画(居室など)を選択して操作することにより、消火薬剤の放出指令信号を出力する。放出指令信号は、受信装置11に送信される。
中継器14は、各火災感知器15a、15b、選択弁13c、手動起動装置17などの各機器と、受信装置11とを伝送線19で接続する際の中継を行う機器である。
受信装置11は、火災感知器15a、15bで火災の発生が検出されたときに、該火災感知器15a、15bより出力される火災感知信号を受信し、上述した消火薬剤格納箱12、及び各選択弁13a~13cに制御信号を出力する。具体的に、火災感知信号に含まれている位置情報に基づいて火災が発生した区画を特定し、特定した区画に設けられた消火区画を作動させて消火を行う。例えば、図1に示す消火区画51を作動させる場合には、消火薬剤格納箱12の出力弁を開放して消火薬剤を放出させ、更に、選択弁13aを「閉」とし、選択弁13b、13cを共に「開」とする。消火薬剤格納箱12より放出される消火薬剤は、消火薬剤用配管18、及び選択弁13b、13cを経由して消火薬剤放出口16a~16cに達するので、火災が発生した区画内に消火薬剤を散布することができる。
本実施形態では、受信装置11としてR型の受信装置(R型受信機)を用いている。周知のようにR型の受信装置(R型受信機)は、火災感知器15a、15bより出力される火災感知信号を伝送線19で送信し、火災感知器15a、15bより出力される火災感知信号を中継器14でデジタル信号に変換して、受信装置11に伝送する。このような構成により、配線数を削減でき配線敷設の施工コストを低減できる。つまり、R型とは感知器と受信機間、中継機と受信機間に伝送信号を利用した送受信装置の形態を示す。火災感知信号などの伝送信号を固有の伝文の信号として送受信するものである。
一方、図1に示す自動火災報知設備102は、中継器21a、21b、21cと、ガス検知機22と、地区音響装置23(報知器)と、地区音響装置23の終端に設けられる終端抵抗24と、発信器25、を備えている。また、各中継器21a~21cは、伝送線26により受信装置11に接続されている。
ガス検知機22は、居室などに設けられ、ガス漏れが発生したときにこれを検知して、ガス漏れ発生信号を中継器21aを経由して受信装置11に出力する。
発信器25は、例えば操作者が操作する押しボタンであり、該発信器25が操作されると、火災発生信号が出力される。火災発生信号は、受信装置11に出力される。発信器25より出力される火災発生信号には、この発信器25が設置されている位置情報が含まれている。
地区音響装置23は、受信装置11に火災感知信号が入力された際に、ブザー音(主音響)を鳴動させて火災の発生を報知する。具体的に、前述した火災感知器15a、15bより火災感知信号が出力された場合、或いは発信器25が操作されて火災発生信号が出力された場合に、受信装置11より報知信号が出力される。この報知信号は中継器21bを経由して地区音響装置23に送られ、該地区音響装置23よりブザー音が発せられるので、火災の発生を建物内の人に報知することができる。
更に、受信装置11は、中継器21cを経由して防排煙機器、警報機器、或いはその他の機器に対して、火災が発生したことを示す火災発生信号を出力する。火災発生信号が出力されることにより、例えば、防排煙機器を作動させて所望区画内への煙の進入を防止する、或いは、所望区画内の煙を外部に排出する。更に、火災発生信号を消防署に自動で送信することにより、火災が発生したことを迅速に通報できる。
図2は、受信装置11の外観を示す説明図である。図2に示すように、受信装置11は、各種の操作入力を行う操作部111と、各種の情報を表示する表示部112、115と、警報音などの音声を出力するスピーカ113と、プリンタ114を備えている。
図3は、受信装置11の表示部115にて表示される情報の表示例である。図3に示すように、火災発生時には、表示部115には、火災の発生、及び発生した場所を示す情報が表示される。
[消火設備の設置例]
次に、図1に示した消火設備を設置する例を、図4に示す建物(例えば、病院)の間取り図を参照して説明する。図4に示すように、建物内には、4つの居室61、62、63、64と、廊下65と、洗面所66、67、及び階段室68が設けられている。
居室64の外部には、3つの消火薬剤格納箱12a、12b、12cが設けられている。各消火薬剤格納箱12a、12b、12cは、それぞれ、選択弁13d、13e、13fを介して、消火薬剤用配管18a、18b、18cに接続されている。
消火薬剤用配管18aは、居室63の消火区画51c及び洗面所67の消火区画51gに接続されている。消火薬剤用配管18bは、居室62の消火区画51b、居室64の消火区画51d、及び洗面所66の消火区画51fに接続されている。消火薬剤用配管18cは、居室61の消火区画51a、及び廊下の消火区画51eに接続されている。各消火区画51a~51gは、図1に示した消火区画51と同様の構成を備えている。即ち、2つの火災感知器、選択弁、4つの消火薬剤放出口を備えている。
また、図4に示す階段室68には消火区画は設けられておらず、火災感知器52が設置されているのみである。法令により病院では、居室内、洗面所、廊下などは自動消火設備で防護する必要がある。一方、エレベータシャフト、階段室などは自動消火設備で防護する必要はないが、自動火災報知設備で警戒する必要がある。従って、階段室68には、火災感知器52のみが設けられている。
即ち、建物内は、自動消火設備の設置が義務付けられている第1の区画(上記の居室など)、及び自動消火設備の設置が免除されている第2の区画(上記の階段室など)からなり、自動消火設備は、第1の区画に設置された火災感知器より火災感知信号が出力されたときに、消火を行う。また、地区音響装置23(図1参照)は、第1の区画及び第2の区画に設置された火災感知器より火災感知信号が出力されたときに、火災を報知する。
図5は、消火設備を設置する他の例を示す説明図である。図5は病院内に消火設備を設置する様子を示しており、一階Aがナースステーション、二階Bが居室となっている例を示している。図5に示すように、一階Aには受信装置11、及び消火薬剤格納箱12aが設けられている。また、二階Bには2つの火災感知器15c、15d、選択弁13g、13h、及び4つの消火薬剤放出口16e、16f、16g、16hが設けられている。更に、二階Bの居室の天井部に消火薬剤格納箱12dが設けられている。
従って、二階Bにて火災が発生すると、火災感知器15c、15dにて火災の発生が検出され、受信装置11にてナースステーションに常駐する人に火災が報知される。更に、消火薬剤格納箱12dから消火薬剤が放出され、各消火薬剤放出口16e~16hから消火薬剤が散布されて火災が消火される。
[消火設備の火災感知器の設置基準の説明]
本実施形態では、上述したように、従来より消防法により設置が義務付けられている自動消火設備101に使用されている火災感知器15a、15b及び受信装置11を、やはり消防法により設置が義務付けられている自動火災報知設備102で使用される火災感知器及び受信装置と共用することにより、設備全体の構成を簡素化し、設置スペースの省スペース化、設置コストの低コスト化を図るものである。
図6は、自動消火設備、及び自動火災報知設備(図では「自火報」と略して記載)の、火災感知器の設置条件を示す説明図である。
図6に示すように、自動火災報知設備について、耐火造と耐火造以外で火災感知器の設置高さ(天井に設置する場合には天井の高さ)が4.0m未満である場合には、煙感知型の火災感知器では150mに1個、差動2種型、及び定温特種型の火災感知器では40mに1個の取り付けが義務付けられている。また、それ以外の条件については、図示の通りである。なお、「煙感知型」とは煙の濃度を検出して火災を感知するタイプであり、「差動2種」とは一定時間内での温度の差分を検出して火災を感知するタイプであり、「定温特種」とは温度が一定の数値を超えたときに火災を感知するタイプである。
一方、自動消火設備について、火災感知器の設置高さが6.0m未満である場合には、21mに1組の取り付けが義務付けられている。またそれ以外の条件については、図示の通りである。なお、「1組」とは、同一の地点に2つ、或いは3つ以上の火災感知器を近接配置することを示している。
図6に示す火災感知器の設置条件から理解されるように、自動消火設備の設置基準で規定される火災感知器の設置条件(単位面積当たりに設置する個数)は、自動火災報知設備の設置基準で規定される火災感知器の設置条件よりも、より厳しい条件になっている。従って、自動消火設備にて設置する火災感知器の一部または全部と、自動火災報知設備にて設置する火災感知器と、を共用とすることにより、設置する火災感知器の全体個数を削減する。但し、図2に示した階段室68などの、自動消火設備の警戒区画以外の領域においては、自動消火設備とは別に火災感知器を設置する。
更に、自動消火設備101の総括的な制御を行う受信装置11を、自動火災報知設備102との共用とすることにより、建物内に設置する制御盤を統一する。
図6に示す火災感知器の設置条件は設置基準であるので、より密度が高くなる設置をすることができる。例えば、自動消火設備の火災感知器の設置条件の「21mに1組」を「21mに1組以上」としてもよい。
[第1実施形態の動作の説明]
次に、第1実施形態に係る消火設備の動作を、図7~図12に示すフローチャート、及びフロー図を参照して説明する。
(消火設備の作動)
図7は、建物内の防護範囲で火災が発生したときの、自動消火設備101の動作を示すフローチャート、図8は、図7に対応するフロー図である。なお、図7に示すステップ番号と、図8に示すステップ番号を対応付けて記載している。
初めに、図7、図8のステップS11において、例えば建物内の居室で火災が発生した場合には、この居室に設けられる火災感知器15a、15bが火災を感知する。
ステップS12において、一方の火災感知器(ここでは、火災感知器15aとする)で火災が感知されると、火災感知信号は伝送線19を経由して受信装置11に送信される。
ステップS13において、受信装置11は、図2に示した表示部112に、火災発生に関する各種の情報を表示する。例えば、図3に示したように「火災、1棟02階058地区151」などの、火災が発生した位置を特定する情報を表示する。
ステップS14において、受信装置11は、火災発生信号を出力する。火災発生信号は中継器21bを経由して、建物内の適所(廊下、居室、警備室など)に設置された地区音響装置23に出力される。
更に、ステップS15において、火災発生信号は、中継器21cを経由して、防排煙機器や警報機器に出力される。その結果、建物内の適所に設置された防排煙機器が作動して、火災発生現場やその周辺に発生する煙を外部に排出する。或いは火災灯などの警報機器が作動する。
ステップS16において、受信装置11は、2つの火災感知器15a、15bが同時に作動しているか否かを判定する。
2つの火災感知器15a、15bが同時に作動していると判定された場合には、ステップS17において、受信装置11は、自動消火設備101を起動させる。
ステップS18において、受信装置11は、消火薬剤を散布する。具体的には、受信装置11は、図1に示す消火薬剤格納箱12に作動信号を出力する。更に、火災が発生している居室内の消火薬剤放出口に通じる消火薬剤用配管18に、消火薬剤が供給されるように、選択弁の開閉を制御する。例えば、図1に示した消火薬剤放出口16a~16dから消火薬剤を散布する場合には、選択弁13b及び13cを「開」としその他の選択弁を「閉」とすることにより、所望の領域に消火薬剤が散布されるように制御する。
こうして、火災が発生した区画(例えば、居室)に消火薬剤を散布することができ、火災を消火することが可能となる。
(手動操作による消火設備の作動)
次に、図9に示すフローチャート、及び図10に示すフロー図を参照して、手動操作で自動消火設備101を作動させる際の処理手順について説明する。なお、図9に示すステップ番号と、図10に示すステップ番号を対応付けて記載している。
初めに、図9、図10のステップS31において、例えば建物内の居室で火災が発生した場合には、ステップS32において、居室内の人が火災の発生を目視で確認する。
ステップS33において、受信装置11は、図1に示した手動起動装置17が操作されたか否かを判定する。火災の発見者などにより手動起動装置17が操作された場合には、ステップS34に処理を進め、操作されない場合にはステップS32に処理を戻す。
ステップS34において、受信装置11は、図3に示した表示部115に、火災発生に関する各種の情報を表示する。
ステップS35において、受信装置11は、火災発生信号を出力する。火災発生信号は中継器21bを経由して、建物内の適所(廊下、居室、警備室など)に設置された地区音響装置23に出力される。
更に、ステップS36において、火災発生信号は、中継器21cを経由して、防排煙機器や警報機器に出力される。その結果、建物内の適所に設置された防排煙機器が作動して火災発生現場やその周辺に発生する煙を外部に排出する。或いは火災灯などの警報機器が作動する。
ステップS37において、受信装置11は、自動消火設備101を起動させる。ステップS38において、受信装置11は、消火薬剤を散布する。具体的には、受信装置11は、図1に示す消火薬剤格納箱12に作動信号を出力する。更に、火災が発生している居室内の消火薬剤放出口16に通じる消火薬剤用配管18に消火薬剤が供給されるように、選択弁13の開閉を制御する。例えば、図1に示した消火薬剤放出口16a~16dより消火薬剤を散布して消火を行う場合には、選択弁13b及び13cを「開」としその他の選択弁を「閉」とすることにより、所望の領域に消火薬剤が散布されるように制御する。
こうして、火災が発生した区画(例えば、居室)に消火薬剤が散布され、火災を消火することが可能となる。
(自動火災報知設備の作動)
次に、図11に示すフローチャート、及び図12に示すフロー図を参照して、自動火災報知設備を作動させる際の処理手順について説明する。
図11は、建物内の防護範囲で火災が発生したときの、火災報知設備102の動作を示すフローチャート、図12は、図11に対応するフロー図である。なお、図11に示すステップ番号と、図12に示すステップ番号を対応付けて記載している。
初めに、図11、図12のステップS51において、例えば建物内の居室で火災が発生した場合には、この居室に設けられる火災感知器15a、15bの一方、或いは両方が火災を感知する。
ステップS52において、火災感知器15a、15bで検出された火災感知信号は、伝送線19を経由して受信装置11に送信される。
ステップS53において、受信装置11は、図3に示した表示部112に、火災発生に関する各種の情報を表示する。
ステップS54において、受信装置11は、火災発生信号を出力する。火災発生信号は中継器21bを経由して、建物内の適所(廊下、居室、警備室など)に設置された地区音響装置23に出力される。
更に、ステップS55において、火災発生信号は、中継器21cを経由して、防排煙機器や警報機器に出力される。その結果、建物内の適所に設置された防排煙機器が作動して火災発生現場やその周辺に発生する煙を外部に排出する。或いは火災灯などの警報機器が作動する。こうして、火災が発生した場合には、火災発生場所に設けられた火災感知器により火災感知信号が出力され、火災の発生が建物内の人に報知されることになる。
このようにして、第1実施形態に係る消火設備では、以下に示す作用、効果を達成できる。
(1)
自動消火設備101は、火災感知器15a、15b、受信装置11を備えており、火災感知器15a、15bで火災が感知された際に、消火薬剤格納箱12より放出される消火薬剤を消火薬剤放出口16a~16dより散布する。従って、火災発生時にはいち早く消火薬剤を散布して火災を消火することができる。更に、火災感知器15a、15bで火災の発生が感知された際には、地区音響装置23を鳴動させて火災発生を報知する。このため、火災発生時にはいち早く火災の発生を建物内の人に報知することができる。また、従来のように、自動消火設備101と自動火災報知設備102を個別に設ける構成ではなく、火災感知器15a、15bを自動消火設備101と自動火災報知設備102で共用としている。同様に、受信装置11を共用としている。
自動消火設備101と自動火災報知設備102の二つの設備の機能を備えることにより、法令設置基準を満たすことができ、且つ設備の小型化、低コスト化を図ることが可能になる。また、自動消火設備101と自動火災報知設備102の二つの設備を個別に工事して設置する必要がなく、工期の短縮、工事費の削減を図ることができる。更に、受信装置11を共用としているので、設置場所の省スペース化を図ることができ、小規模な病院等で極めて有用である。
(2)
自動消火設備101は、二以上の火災感知器(図1では2個の火災感知器15a、15b)からなる火災感知器の組を有しており、全ての火災感知器から出力される火災感知信号が受信装置11で受信されたときに、火災発生位置において、消火薬剤を散布して火災を消火する。このため、火災感知器の誤動作により、不必要に消火薬剤が散布されるというトラブルの発生を防止できる。
(3)
各火災感知器15a、15bのうちの少なくとも一つから火災感知信号が出力されたときに、地区音響装置23(報知器)より火災の発生が報知される。従って、火災発生を迅速に報知することができる。更に、二つの火災感知器15a、15bの一方が故障している場合でも、他方の火災感知器が作動して火災発生を報知するので、火災の発生を迅速、且つ確実に報知することができる。
(4)
自動消火設備101として、区画一斉放射を行う自動消火設備、泡消火設備、放水型スプリンクラー設備、開放型スプリンクラー設備、水噴霧消火設備のうちの少なくとも一つを用いるので、装置の小型化を図ることができ、更に、火災が発生した際に、消火薬剤や水を散布して確実に消火することが可能となる。
(5)
受信装置11としてR型の受信装置(R型受信機)を用いており、R型の受信装置(R型受信機)は、各信号を中継器でデジタル信号に変換して、受信装置11に伝送するので、配線数を削減でき配線敷設の施工コストを低減できる。
(6)
建物内には、自動消火設備101の設置が義務付けられている居室などの第1の区画、及び自動消火設備101の設置が免除されている階段室などの第2の区画が存在する。自動消火設備101は、第1の区画に設置された火災感知器より火災感知信号が出力されたときに、消火を行う。地区音響装置23(報知器)は、第1の区画及び第2の区画に設置された火災感知器の少なくとも一つにて火災感知信号が出力されたときに、火災を報知する。従って、自動消火設備101を作動させるときの火災感知信号と、自動火災報知設備102を作動させるときの火災感知信号を区分することができ、双方の機能を確実に実行することができる。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。前述した第1実施形態では、区画一斉放射を行う自動消火設備を用いて、火災発生時に粉末消火剤、泡消火剤、浸潤剤などを散布して消火する例について説明した。第2実施形態では、不活性ガスを用いて火災を消火する例について説明する。装置構成は前述した図1において、消火薬剤格納箱12の代わりに、不活性ガス充填用の容器が用いられる点、消火薬剤放出口16a~16dが、消火薬剤ではなく不活性ガスを放出する点で相違する。それ以外は図1と同様であるので詳細な説明を省略する。
不活性ガスを用いる消火設備は、例えば、発電機室、通信機器室、コンピュータ室、データ処理室、博物館、美術館、重要文化財の保管室、危険物倉庫、などの水や薬剤を散布することにより、二次的な損害、被害が発生する可能性の高い区画内で使用する場合に好適である。
以下、第2実施形態に係る消火設備の処理動作を、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
通信機器室などで火災が発生すると、ステップS71において火災感知器15aは火災を感知する。ステップS72において、受信装置11は、火災感知器15aより出力される火災感知信号から、火災が発生した区画を特定する。
ステップS73において、受信装置11は、火災灯を点灯、或いは地区音響装置23(例えばブザー)を鳴動させて、火災が発生したことを報知する。更に、火災感知信号を他の警報機器へ移報する。
ステップS74において、火災感知器15bは火災を感知する。ステップS75において、受信装置11は、火災が発生した区画内の機器を停止する。更に、ステップS76において、火災が発生した区画のシャッター(図示省略)を閉鎖する。即ち、火災が発生した区画の周囲を密閉状態にする。
ステップS77において、受信装置11は、内蔵しているタイマ(図示省略)を起動させ、シャッターを閉鎖した後の経過時間を計時する。
ステップS78において、受信装置11は、タイマによる計時される時間が予め設定した所定時間に達したか否かを判定し、所定時間に達した場合には、ステップS79において、選択弁を制御する。即ち、火災が発生した区画に限定的に不活性ガスが供給されるように、不活性ガスの流路を設定する。
ステップS80において、受信装置11は、不活性ガス充填用の容器(図示省略)の開閉弁を「閉」から「開」に切り替えて、容器内から不活性ガスを放出する。その結果、放出された不活性ガスは、火災が発生した区画内に設置された放出口に不活性ガスが放出されるので、火災を消火することができる。
このようにして、第2実施形態に係る消火設備においても、前述した第1実施形態と同様に、不活性ガスを用いた自動消火設備に用いられる火災感知器を、自動火災報知設備で用いられる火災感知器と兼用としている。更に、受信装置11を兼用としている。このため、装置規模の簡素化、小型化を図ることができ、且つ、設置コストを低減することが可能となる。
また、自動消火設備101として、不活性ガス消火設備やハロゲン化物消火設備を用いるので、例えば、通信設備室などのように、水や薬剤を放出することにより、機器に損害を与えるような環境下においても不活性ガスを放出することにより、機器に損害を与えることなく、火災を消火することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
11 受信装置
12、12a~12c 消火薬剤格納箱
13、13a~13h 選択弁
14、21a、21b、21c 中継器
15a~15d、52 火災感知器
16、16a~16d 消火薬剤放出口
17 手動起動装置
18、18a~18c 消火薬剤用配管
19 伝送線
22 ガス検知機
23 地区音響装置
24 終端抵抗
25 発信器
26 伝送線
51、51a~51g 消火区画
61、62、63、64 居室
65 廊下
66、67 洗面所
68 階段室
101 自動消火設備
102 自動火災報知設備
111 操作部
112 表示部
113 スピーカ
114 プリンタ

Claims (3)

  1. 自動消火設備の設置が義務付けられている第1の区画、及び前記自動消火設備の設置が免除されている第2の区画を備えた建物内で発生する火災を感知して消火を行う消火設備であって、
    前記建物内で発生する火災を感知して、火災発生位置の情報を含む火災感知信号を出力する複数の火災感知器、及び各火災感知器より出力される火災感知信号を受信する受信装置を有し、前記受信装置にて前記火災感知信号が受信されたときに作動して、前記火災発生位置において消火を行う自動消火設備と、
    前記受信装置に接続される第1の中継器と、前記受信装置において前記火災感知信号が受信されたときに、火災発生位置を特定して前記受信装置から出力される報知信号を前記第1の中継器を経由して受信して火災の発生を報知する地区音響装置と、を有する自動火災報知設備と、
    を備え、
    前記自動消火設備は更に、各機器と前記受信装置を接続する伝送線と、消火に用いる消火薬剤を格納する消火薬剤格納箱と、消火薬剤を放出する消火薬剤放出口と、消火薬剤格納箱に格納されている消火薬剤を前記消火薬剤放出口に導く消火薬剤用配管と、前記消火薬剤用配管の経路を設定する選択弁と、前記火災感知器と前記選択弁に接続され、且つ、前記伝送線を経由して前記受信装置に接続される第2の中継器と、を備え、
    前記第1の区画は、前記火災感知器と、前記第2の中継器と、前記選択弁と、前記消火剤放出口と、を備え、且つ、前記火災感知器及び前記選択弁は前記第2の中継器を経由して前記受信装置に接続され、
    前記第2の区画は、前記火災感知器を備え、且つ前記消火剤放出口を備えておらず、
    前記自動消火設備は、前記第1の区画に設置された前記火災感知器から火災感知信号が出力されたときに、前記第1の区画において前記消火剤放出口から消火剤を放出して消火を行い、
    前記地区音響装置は、前記第1の区画及び前記第2の区画に設置された前記火災感知器の少なくとも一つから火災感知信号が出力されたときに、火災を報知すること
    を特徴とする消火設備。
  2. 前記第1の区画に設置された前記火災感知器は、21mに2つ、あるいは3つ以上が近接して配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載の消火設備。
  3. 前記第1の区画は居室、洗面所、廊下の少なくとも一つを含み、前記第2の区画は階段室を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の消火設備。
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