JP5383106B2 - 電源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電源回路に関する。
例えば、比較的低い電源電圧で動作するマイクロコンピュータの制御に従って、より高い電圧を必要とする液晶装置を駆動する液晶駆動装置では、比較的低い電圧からより高い電圧を生成する昇圧回路を含む電源回路を内蔵することが、消費電力およびコストの観点からも望ましい。
特許文献1の図1では、上記昇圧回路として、直列接続された複数のMOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor:金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ、特許文献1においてはMOSトランジスタ)のオン・オフを制御することによって、直列接続の各接続点に一端が接続されたコンデンサに蓄積される電荷を次段へと次々に転送するチャージポンプ回路が開示されている。また、当該チャージポンプ回路においては、出力段のMOSFETのオン・オフを制御するため、当該MOSFETのゲートには、出力される昇圧電圧を電源とするレベルシフト回路から、当該電源電圧の振幅を有する2値信号が入力されている。
また、例えば液晶駆動装置に含まれる電源回路では、液晶装置を駆動するための複数の電圧を生成する必要があり、その構成例を図9に示す。図9に示した電源回路では、昇圧回路30は、上記のようなチャージポンプ回路(不図示)を含み、昇圧基準電圧LV0を昇圧して昇圧電圧LV1ないしLV4を生成する。なお、LV0<LV1≦LV2≦LV3≦LV4の関係にあるものとする。また、昇圧回路30に含まれるチャージポンプ回路のMOSFETのオン・オフを制御するための昇圧制御信号は、昇圧制御回路10の電源電圧VDDの振幅を有する昇圧タイミング信号が、レベルシフト回路20においてレベルシフトされた2値信号である。前述したように、上記のチャージポンプ回路においては、出力段のMOSFETのゲートに入力される2値信号は、出力される昇圧電圧を電源とするレベルシフト回路から出力されるため、最大の昇圧電圧LV4を生成するチャージポンプ回路の出力段のMOSFETのオン・オフを制御するため、昇圧電圧LV4をレベルシフト回路20の電源とする必要がある。
このようにして、レベルシフト回路を介してチャージポンプ回路のMOSFETのオン・オフを制御することによって、比較的低い入力電圧からより高い昇圧電圧を生成することができる。
特開2002−305871号公報
例えば図10に示すように、昇圧回路30の昇圧電圧LV4の出力をレベルシフト回路20の電源に接続するとともに、さらにダイオード51を介して昇圧制御回路10の電源に接続することによって、例えば電源投入時のように、コンデンサ44によって保持されている昇圧電圧LV4が低い場合にも、レベルシフト回路20が動作する電源電圧を確保することができる。この場合、昇圧電圧LV4が昇圧制御回路10の電源電圧VDDより低い間は、昇圧制御回路10の電源からダイオード51に電流が流れ、レベルシフト回路20に電源が供給される。そして、昇圧回路30が動作し、昇圧電圧LV4が昇圧制御回路10の電源電圧VDDより高くなると、ダイオード51には電流が流れなくなるため、昇圧回路30の昇圧電圧LV4の出力からレベルシフト回路20に電源が供給されるようになる。
しかしながら、図10に示した電源回路では、昇圧制御回路10の電源電圧VDDとして、昇圧回路30が生成すべき最大の昇圧電圧LV4より高い電圧を用いると、ダイオード51を流れる電流によって昇圧電圧LV4が変動してしまうという問題があった。そのため、この場合には、例えば図11に示すように、図10のダイオード51の代わりに電圧降下VFを有する直列接続された複数のダイオード52を用い、電圧(VDD−VF)を、生成すべき昇圧電圧LV4より低くなるようにする必要がある。
そのため、供給される電源電圧が生成すべき最大の昇圧電圧より低い場合と高い場合とで、それぞれ異なる回路構成の電源回路を用意する必要がある。
前述した課題を解決する主たる本発明は、第1の電圧を昇圧して昇圧電圧を生成する昇圧回路と、第2の電圧の振幅を有する第1の2値信号を、前記昇圧電圧である第3の電圧の振幅を有する第2の2値信号にレベルシフトし、前記昇圧回路に昇圧動作をさせるための制御信号として出力する第1のレベルシフト回路と、前記第1の2値信号を出力し、前記第1のレベルシフト回路を介して前記昇圧回路の昇圧動作を制御する昇圧制御回路と、ソースに前記第2の電圧が印加される第1のPMOSFETと、ドレインが前記第1のPMOSFETのドレインに接続され、ソースに前記第3の電圧が印加される第2のMOSFETと、前記第2の電圧の振幅を有し、前記第1のPMOSFETのゲートに入力される第3の2値信号を出力するMOSFET制御回路と、前記第3の2値信号を、前記第3の電圧の振幅を有する第4の2値信号にレベルシフトし、前記第2のPMOSFETのゲートに入力する第2のレベルシフト回路と、を有し、前記MOSFET制御回路は、前記第3の電圧が前記第2の電圧以下の所定の電圧より低い場合には、ロー・レベルの前記第3の2値信号を出力して、前記第1のMOSFETオン、前記昇圧回路が昇圧動作を開始した場合には、ハイ・レベルの前記第3の2値信号を出力して、前記第2の電圧が前記第3の電圧より高いときには、前記第1のPMOSFETをオフし、前記第2の電圧が前記第3の電圧より低いときには、前記第2のMOSFETオフることを特徴とする電源回路である。
また、第1の電圧を昇圧して昇圧電圧を生成する昇圧回路と、第2の電圧の振幅を有する第1の2値信号を、前記昇圧電圧である第3の電圧の振幅を有する第2の2値信号にレベルシフトし、前記昇圧回路に昇圧動作をさせるための制御信号として出力する第1のレベルシフト回路と、前記第1の2値信号を出力し、前記第1のレベルシフト回路を介して前記昇圧回路の昇圧動作を制御する昇圧制御回路と、ドレインに前記第2の電圧が印加される第1のNMOSFETと、ソースが前記第1のNMOSFETのソースに接続され、ドレインに前記第3の電圧が印加される第2のNMOSFETと、前記第2の電圧の振幅を有し、前記第1のNMOSFETのゲートに入力される第3の2値信号を出力するMOSFET制御回路と、前記第3の2値信号を、前記第3の電圧の振幅を有する第4の2値信号にレベルシフトし、前記第2のNMOSFETのゲートに入力する第2のレベルシフト回路と、を有し、前記MOSFET制御回路は、前記第3の電圧が前記第2の電圧以下の所定の電圧より低い場合には、ハイ・レベルの前記第3の2値信号を出力して、前記第1のNMOSFETをオンし、前記昇圧回路が昇圧動作を開始した場合には、ロー・レベルの前記第3の2値信号を出力して、前記第2の電圧が前記第3の電圧より高いときには、前記第1のNMOSFETをオフし、前記第2の電圧が前記第3の電圧より低いときには、前記第2のNMOSFETをオフすることを特徴とする電源回路としてもよい。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、同一の回路構成によって、電源回路に供給される電源電圧として、当該電源回路が生成すべき昇圧電圧より低い電圧および高い電圧のいずれにも対応することができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
<第1実施形態>
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態における電源回路の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態における電源回路は、昇圧制御回路10、レベルシフト回路20、80、昇圧回路30、コンデンサ41ないし44、電圧検出回路60、MOSFET制御回路70a、およびPMOSFET(P-channel MOSFET:PチャネルMOSFET)91、92を含んで構成されている。
昇圧制御回路10は、電圧VDDを電源とし、2値信号である昇圧タイミング信号を出力し、当該昇圧タイミング信号は、レベルシフト回路20に入力されている。なお、本実施形態では、昇圧タイミング信号は、昇圧制御回路10の電源電圧VDDの振幅を有するものとする。
レベルシフト回路20は、昇圧回路30から出力される昇圧電圧LV4を電源とし、昇圧タイミング信号をレベルシフトした2値信号である昇圧制御信号を出力し、当該昇圧制御信号は、昇圧回路30に入力されている。なお、本実施形態では、昇圧制御信号は、レベルシフト回路20の電源電圧である昇圧電圧LV4の振幅を有するものとし、この場合のレベルシフト回路20の構成例を図2に示す。図2に示されているレベルシフト回路は、インバータ(反転回路)21、NMOSFET(N-channel MOSFET:NチャネルMOSFET)22、23、およびPMOSFET24、25を含んで構成されている。PMOSFET24およびNMOSFET22の直列接続と、PMOSFET25およびNMOSFET23の直列接続の両端には、昇圧電圧LV4が共通に印加されている。また、当該レベルシフト回路への入力信号は、NMOSFET22のゲートに直接入力されるとともに、電圧VDDを電源とするインバータ21を介してNMOSFET23のゲートに入力されている。さらに、PMOSFET24およびNMOSFET22の接続点は、PMOSFET25のゲートに接続され、PMOSFET25およびNMOSFET23の接続点は、PMOSFET24のゲートに接続されるとともに、当該レベルシフト回路の出力となっている。
昇圧回路30は、昇圧基準電圧LV0を昇圧して昇圧電圧LV1ないしLV4を生成し、各昇圧電圧は、それぞれコンデンサ41ないし44によって保持されている。なお、本実施形態では、LV0<LV1≦LV2≦LV3≦LV4の関係にあるものとし、例えば最大の昇圧電圧LV4を昇圧基準電圧LV0の4倍とした場合における、昇圧回路30のうち昇圧電圧LV4を生成する昇圧回路の構成例を図4に示す。図4に示されている昇圧回路は、PMOSFET31ないし34およびコンデンサ35ないし37を含んで構成される、チャージポンプ回路となっている。PMOSFET31ないし34は、順に直列接続され、PMOSFET31および33のゲートには、昇圧制御信号MC1が入力され、PMOSFET32および34のゲートには、昇圧制御信号MC2が入力されている。また、PMOSFET31ないし34の直列接続の各接続点には、それぞれコンデンサ35ないし37の一端が接続され、コンデンサ35および37の他端には、クロック信号CC1の電圧が印加され、コンデンサ36の他端には、クロック信号CC2の電圧が印加されている。さらに、PMOSFET31のドレインには、昇圧基準電圧LV0が印加され、PMOSFET34のソースは、当該チャージポンプ回路の出力となっている。
電圧検出回路60は、昇圧回路30から出力される昇圧電圧LV4が、昇圧制御回路10の電源電圧VDD以下の所定の基準電圧Vrefより低い状態を検出し、電圧検出回路60の出力は、MOSFET制御回路70aに接続されている。なお、基準電圧Vrefは、レベルシフト回路20の電源となっている昇圧電圧LV4を、レベルシフト回路20が昇圧回路30の昇圧動作を正常に制御することのできる昇圧制御信号を出力するのに不足であると判断する基準となる電圧である。本実施形態では、昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合に電圧検出回路60の出力がハイ・レベルとなるものとし、この場合の電圧検出回路60の構成例を図6に示す。図6に示されている電圧検出回路は、PMOSFET61および抵抗62を含んで構成されている。PMOSFET61のゲート閾値電圧をVt(<0)とすると、PMOSFET61および抵抗62の直列接続の両端には、電圧(Vref−Vt)が印加されている。また、PMOSFET61のゲートには、入力電圧として昇圧電圧LV4が印加され、PMOSFET61および抵抗62の接続点は、当該電圧検出回路の出力となっている。
電圧VDDを電源とするMOSFET制御回路70aは、例えばOR回路(論理和回路)71およびRS型フリップフロップ72を含んで構成されている。なお、図1に示されているMOSFET制御回路70aは、昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合に電圧検出回路60の出力がハイ・レベルとなる場合の構成例である。RS型フリップフロップ72のR入力(リセット入力)には、Reset信号および電圧検出回路60の出力信号がOR回路71を介して入力されている。また、昇圧制御回路10は、RS型フリップフロップ72のS入力(セット入力)に直接、および、R入力にOR回路71を介して接続され、MOSFET制御回路70aを制御しており、昇圧回路30が昇圧動作をしている場合には、RS型フリップフロップ72をセットする。さらに、RS型フリップフロップ72の非反転出力は、MOSFET制御回路70aの出力として、電源電圧VDDの振幅を有する2値信号を出力している。
レベルシフト回路80は、レベルシフト回路20と同様に、一例として図2に示したような構成となっており、MOSFET制御回路70aの出力信号をレベルシフトし、昇圧電圧LV4の振幅を有する2値信号を出力する。
PMOSFET91および92は、本実施形態では、ドレイン同士が接続されることによって、寄生ダイオードのアノード同士が接続されている。第1のMOSFETとしてのPMOSFET91のソースには、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70aの共通の電源電圧VDDが印加されており、ゲートは、MOSFET制御回路70aの出力に接続されている。また、第2のMOSFETとしてのPMOSFET92のソースは、昇圧回路30の昇圧電圧LV4の出力に接続されており、ゲートは、レベルシフト回路80の出力に接続されている。
次に、本実施形態における電源回路の動作について説明する。
まず、昇圧回路30が昇圧動作をしている場合の動作について説明する。この場合、レベルシフト回路20の電源電圧として基準電圧Vref以上の昇圧電圧LV4が供給されており、レベルシフト回路20は、昇圧回路30の昇圧動作を正常に制御することのできる昇圧制御信号を出力している。なお、昇圧回路30の動作については、一例として図4に示した最大の昇圧電圧LV4を生成する昇圧回路(チャージポンプ回路)の動作について説明し、昇圧電圧LV1ないしLV3を生成する昇圧回路の動作についての詳細な説明は省略するものとする。
昇圧制御回路10は、電源電圧VDDの振幅を有する昇圧タイミング信号を出力し、レベルシフト回路20は、昇圧タイミング信号をレベルシフトし、昇圧電圧LV4の振幅を有する昇圧制御信号を出力する。一例として図2に示したような構成のレベルシフト回路20では、図3(A)に示すとおり、入力される昇圧タイミング信号がハイ・レベル(VDD)の場合、NMOSFET22は、ゲート・ソース間電圧がVDDとなることによってオンとなり、PMOSFET24およびNMOSFET22の接続点の電圧が下降することによって、PMOSFET25はオンとなる。そして、NMOSFET23は、ゲート・ソース間電圧が0となることによってオフとなるため、出力される昇圧制御信号は、ハイ・レベル(LV4)となる。また、図3(B)に示すとおり、入力される昇圧タイミング信号がロー・レベル(GND)の場合、NMOSFET23は、ゲート・ソース間電圧がVDDとなることによってオンとなり、PMOSFET25およびNMOSFET23の接続点の電圧が下降することによって、PMOSFET24はオンとなる。そして、PMOSFET24およびNMOSFET22の接続点の電圧が上昇することによって、PMOSFET25はオフとなるため、出力される昇圧制御信号は、ロー・レベル(GND)となる。図2に示したレベルシフト回路は、入力信号と出力信号の関係では、非反転レベルシフト回路となっている。
図4に示したチャージポンプ回路は、図5の上段に示すような、昇圧基準電圧LV0の振幅を有する互いに逆相のクロック信号CC1およびCC2と、昇圧電圧LV4の振幅を有する昇圧制御信号MC1およびMC2に従って、昇圧動作を行う。PMOSFET31ないし34の直列接続の各接続点の電圧をそれぞれV1ないしV3とすると、PMOSFET31ないし34は、昇圧制御信号MC1およびMC2がハイ・レベル(LV4)の間、それぞれのゲート・ソース間電圧がLV4−V1(>0)、LV4−V2(>0)、LV4−V3(>0)、および0となることによってオフとなり、昇圧制御信号MC1およびMC2がロー・レベル(GND)の間、それぞれのゲート・ソース間電圧が−V1(<0)、−V2(<0)、−V3(<0)、および−LV4(<0)となることによってオンとなる。なお、昇圧制御信号MC1およびMC2は、それぞれクロック信号CC1およびCC2と略同相であるが、PMOSFET31ないし34がいずれもオフの間にクロック信号CC1およびCC2が変化するよう、昇圧制御信号MC1およびMC2のロー・レベル(GND)の期間は、それぞれクロック信号CC1およびCC2より短くなっている。
図4に示したチャージポンプ回路は、上記のような昇圧制御信号MC1およびMC2によってPMOSFET31ないし34のオン・オフが制御され、コンデンサ35ないし37の片側に印加されるクロック信号CC1およびCC2の電圧を変化させることによって、昇圧基準電圧LV0から昇圧電圧LV4を生成する。昇圧電圧LV4が生成され、一定に保たれている定常状態における、電圧V1ないしV3、昇圧基準電圧LV0、および昇圧電圧LV4の関係は、図5の下段のようになる。短破線で示される電圧V1は、(1)の期間のように、PMOSFET31がオン、PMOSFET32がオフの間、昇圧基準電圧LV0に保たれており、(2)の期間のように、PMOSFET31および32がいずれもオフの間に、クロック信号CC1がLV0分上昇してハイ・レベル(LV0)となると、コンデンサ35を介してLV0分上昇し、2LV0となる。実線で示される電圧V2は、(3)の期間のように、PMOSFET32がオン、PMOSFET31および33がオフの間、電圧V1と同電圧の2LV0となり、(4)の期間のように、PMOSFET32および33がいずれもオフの間に、クロック信号CC2がLV0分上昇してハイ・レベル(LV0)となると、コンデンサ36を介してLV0分上昇し、3LV0となる。短破線で示される電圧V3は、(1)の期間のように、PMOSFET33がオン、PMOSFET32および34がオフの間、電圧V2と同電圧の3LV0となり、(2)の期間のように、PMOSFET33および34がいずれもオフの間に、クロック信号CC1がLV0分上昇してハイ・レベル(LV0)となると、コンデンサ37を介してLV0分上昇し、4LV0となる。そして、実線で示される昇圧電圧LV4は、(3)の期間のように、PMOSFET34がオン、PMOSFET33がオフの間、電圧V3と同電圧の4LV0となり、(4)、(1)、および(2)の期間のように、PMOSFET34がオフの間、コンデンサ44によって4LV0に保たれる。
このようにして、レベルシフト回路20を介してチャージポンプ回路のMOSFETのオン・オフを制御することによって、昇圧回路30は、昇圧基準電圧LV0から昇圧電圧LV4を生成し、同様に、昇圧電圧LV1ないしLV3を生成する。
一例として図6に示したような構成の電圧検出回路60では、PMOSFET61は、ゲートに基準電圧Vref以上の昇圧電圧LV4が印加され、ゲート・ソース間電圧がVt以上となることによってオフとなるため、電圧検出回路60の出力信号は、ロー・レベルとなる。また、昇圧制御回路10は、MOSFET制御回路70aのRS型フリップフロップ72をセットし、この場合、電源回路をリセットするためのハイ・レベルのReset信号が入力されていなければ、MOSFET制御回路70aの出力信号は、ハイ・レベルとなる。そして、一例として図2に示したような構成のレベルシフト回路80では、図3(A)に示すとおり、入力されるMOSFET制御回路70aの出力信号がハイ・レベル(VDD)の場合、レベルシフト回路80の出力信号は、ハイ・レベル(LV4)となる。
図7に示すように、寄生ダイオードのアノード同士が接続されたPMOSFET91および92は、それぞれのソースに印加される、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70aの共通の電源電圧VDD、および、昇圧回路30から出力される昇圧電圧LV4の大小に応じて、何れか一方がスイッチとして機能し、他方が順バイアスされたダイオードとして機能する。電源電圧VDDが昇圧電圧LV4より高い場合、図7(A)に示すように、PMOSFET91がスイッチとして機能し、PMOSFET92が順バイアスされたダイオードとして機能する。そして、PMOSFET91は、ゲートにMOSFET制御回路70aからハイ・レベル(VDD)の2値信号が入力され、ゲート・ソース間電圧が0となることによってオフとなるため、全体としてPMOSFET91および92には電流が流れない。また、電源電圧VDDが昇圧電圧LV4より低い場合、図7(B)に示すように、PMOSFET91が順バイアスされたダイオードとして機能し、PMOSFET92がスイッチとして機能する。そして、PMOSFET92は、ゲートにレベルシフト回路80からハイ・レベル(LV4)の2値信号が入力され、ゲート・ソース間電圧が0となることによってオフとなるため、全体としてPMOSFET91および92には電流が流れない。
このようにして、昇圧回路30が昇圧動作をしている間、全体としてPMOSFET91および92には電流が流れないため、昇圧電圧LV4は、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70aの共通の電源電圧VDDの影響を受けず、昇圧回路30の昇圧動作に従って生成される。
次に、例えば電源投入時やノイズの影響を受けた場合のように、コンデンサ44によって保持されている昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合の動作について説明する。この場合、レベルシフト回路20の電源となっている昇圧電圧LV4は、レベルシフト回路20が昇圧回路30の昇圧動作を正常に制御することのできる昇圧制御信号を出力するのに不足であるため、昇圧回路30は、昇圧動作を行うことができない。
一例として図6に示したような構成の電圧検出回路60では、PMOSFET61は、ゲートに基準電圧Vrefより低い昇圧電圧LV4が印加され、ゲート・ソース間電圧がVtより低くなることによってオンとなるため、電圧検出回路60の出力信号は、ハイ・レベルとなる。また、電圧検出回路60のハイ・レベルの出力信号によって、MOSFET制御回路70aのOR回路71の出力信号がハイ・レベルとなり、RS型フリップフロップ72がリセットされるため、MOSFET制御回路70aの出力信号は、ロー・レベルとなる。なお、MOSFET制御回路70aの出力信号は、電源回路をリセットするためのハイ・レベルのReset信号が入力された場合、および、昇圧制御回路10がRS型フリップフロップ72をリセットするように制御する場合も、ロー・レベルとなる。
寄生ダイオードのアノード同士が接続されたPMOSFET91および92は、電圧LV4が電圧VDD以下の基準電圧Vrefより低いため、図7(A)に示すように、PMOSFET91がスイッチとして機能し、PMOSFET92が順バイアスされたダイオードとして機能する。そして、PMOSFET91は、ゲートにMOSFET制御回路70aからロー・レベル(GND)の2値信号が入力され、ゲート・ソース間電圧がVDDとなることによってオンとなるため、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70aの共通の電源からPMOSFET91および92に電流が流れ、レベルシフト回路20および80に電源が供給される。なお、電圧LV4が電圧VDDより低い間、PMOSFET92は順バイアスされたダイオードとして機能するため、レベルシフト回路80が動作しなくてもPMOSFET91および92に電流を流すことができる。
このようにして、昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合、PMOSFET91および92に電流が流れることによって、レベルシフト回路20および80が動作する電源電圧を確保することができ、昇圧回路30は、昇圧動作を開始することができる。
<第2実施形態>
以下、図8を参照して、本発明の第2の実施形態における電源回路の構成について説明する。
図8に示されている電源回路は、第1実施形態のMOSFET制御回路70aがMOSFET制御回路70bとなっており、第1実施形態のPMOSFET91および92がそれぞれNMOSFET93および94となっている以外は、第1実施形態の電源回路と同様の構成となっている。なお、図8においては、第1実施形態の電源回路と同様の他の構成は、一部を省略するものとする。
第1実施形態のMOSFET制御回路70aと同様に、電圧VDDを電源とするMOSFET制御回路70bは、例えばOR回路71およびRS型フリップフロップ72を含んで構成されている。なお、図8に示されているMOSFET制御回路70bは、昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合に電圧検出回路60の出力がハイ・レベルとなる場合の構成例であり、第1実施形態のMOSFET制御回路70aに対して、RS型フリップフロップ72の反転出力がMOSFET制御回路70bの出力となっている点が異なっている。
NMOSFET93および94は、本実施形態では、ソース同士が接続されることによって、第1実施形態のPMOSFET91および92と同様に、寄生ダイオードのアノード同士が接続されている。第1のMOSFETとしてのNMOSFET93のドレインには、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70bの共通の電源電圧VDDが印加されており、ゲートは、MOSFET制御回路70bの出力に接続されている。また、第2のMOSFETとしてのNMOSFET94のドレインは、昇圧回路30の昇圧電圧LV4の出力に接続されており、ゲートは、レベルシフト回路80の出力に接続されている。
次に、本実施形態における電源回路の動作について、MOSFET制御回路70b、およびNMOSFET93、94の動作を中心に説明する。
まず、昇圧回路30が昇圧動作をしている場合の動作について説明する。
第1実施形態の電源回路と同様に、電圧検出回路60の出力信号は、ロー・レベルとなる。また、昇圧制御回路10は、MOSFET制御回路70bのRS型フリップフロップ72をセットし、この場合、電源回路をリセットするためのハイ・レベルのReset信号が入力されていなければ、MOSFET制御回路70bの出力信号は、ロー・レベルとなる。そして、一例として図2に示したような構成のレベルシフト回路80では、図3(B)に示すとおり、入力されるMOSFET制御回路70bの出力信号がロー・レベル(GND)の場合、レベルシフト回路80の出力信号は、ロー・レベル(GND)となる。
図7に示すように、寄生ダイオードのアノード同士が接続されたNMOSFET93および94は、それぞれのドレインに印加される、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70bの共通の電源電圧VDD、および、昇圧回路30から出力される昇圧電圧LV4の大小に応じて、何れか一方がスイッチとして機能し、他方が順バイアスされたダイオードとして機能する。電源電圧VDDが昇圧電圧LV4より高い場合、図7(A)に示すように、NMOSFET93がスイッチとして機能し、NMOSFET94が順バイアスされたダイオードとして機能する。そして、NMOSFET93は、ゲートにMOSFET制御回路70bからロー・レベル(GND)の2値信号が入力され、ゲート・ソース間電圧が0より低くなることによってオフとなるため、全体としてNMOSFET93および94には電流が流れない。また、電源電圧VDDが昇圧電圧LV4より低い場合、図7(B)に示すように、NMOSFET93が順バイアスされたダイオードとして機能し、NMOSFET94がスイッチとして機能する。そして、NMOSFET94は、ゲートにレベルシフト回路80からロー・レベル(GND)の2値信号が入力され、ゲート・ソース間電圧が0より低くなることによってオフとなるため、全体としてNMOSFET93および94には電流が流れない。
このようにして、昇圧回路30が昇圧動作をしている間、全体としてNMOSFET93および94には電流が流れないため、昇圧電圧LV4は、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70bの共通の電源電圧VDDの影響を受けず、昇圧回路30の昇圧動作に従って生成される。
次に、コンデンサ44によって保持されている昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合の動作について説明する。
第1実施形態の電源回路と同様に、電圧検出回路60の出力信号は、ハイ・レベルとなる。また、電圧検出回路60のハイ・レベルの出力信号によって、MOSFET制御回路70bのOR回路71の出力信号がハイ・レベルとなり、RS型フリップフロップ72がリセットされるため、MOSFET制御回路70bの出力信号は、ハイ・レベルとなる。なお、MOSFET制御回路70bの出力信号は、電源回路をリセットするためのハイ・レベルのReset信号が入力された場合、および、昇圧制御回路10がRS型フリップフロップ72をリセットするように制御する場合も、ハイ・レベルとなる。
寄生ダイオードのアノード同士が接続されたNMOSFET93および94は、電圧LV4が電圧VDD以下の基準電圧Vrefより低いため、図7(A)に示すように、NMOSFET93がスイッチとして機能し、NMOSFET94が順バイアスされたダイオードとして機能する。そして、NMOSFET93は、ゲートにMOSFET制御回路70bからハイ・レベル(VDD)の2値信号が入力され、ゲート・ソース間電圧が0より高くなることによってオンとなるため、昇圧制御回路10およびMOSFET制御回路70bの共通の電源からNMOSFET93および94に電流が流れ、レベルシフト回路20および80に電源が供給される。なお、電圧LV4が電圧VDDより低い間、NMOSFET94は順バイアスされたダイオードとして機能するため、レベルシフト回路80が動作しなくてもNMOSFET93および94に電流を流すことができる。
このようにして、昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合、NMOSFET93および94に電流が流れることによって、レベルシフト回路20および80が動作する電源電圧を確保することができ、昇圧回路30は、昇圧動作を開始することができる。
前述したように、図1に示した電源回路において、PMOSFET91(第1のMOSFET)およびPMOSFET92(第2のMOSFET)のドレイン同士を接続し、PMOSFET91のソースにレベルシフト回路20および80に入力される2値信号の振幅である電圧VDDを印加し、PMOSFET92のソースにレベルシフト回路20および80から出力される2値信号の振幅である電圧LV4を印加し、電圧LV4が電圧VDD以下の基準電圧Vrefより低い場合には、PMOSFET91をオンし、昇圧回路30が昇圧動作を開始した場合には、PMOSFET91および92のうち寄生ダイオードが逆バイアスされているPMOSFETをオフすることにより、当該電源回路に供給される電源電圧VDDとして、生成すべき昇圧電圧LV4より低い電圧および高い電圧のいずれにも対応することができる。
また、図8に示したように、NMOSFET93(第1のMOSFET)およびNMOSFET94(第2のMOSFET)のソース同士を接続し、NMOSFET93のドレインに電圧VDDを印加し、NMOSFET94のドレインに電圧LV4を印加し、電圧LV4が電圧VDD以下の基準電圧Vrefより低い場合には、NMOSFET93をオンし、昇圧回路30が昇圧動作を開始した場合には、NMOSFET93および94のうち寄生ダイオードが逆バイアスされているNMOSFETをオフすることによっても、当該電源回路に供給される電源電圧VDDとして、生成すべき昇圧電圧LV4より低い電圧および高い電圧のいずれにも対応することができる。
また、電圧LV4を、昇圧回路30が生成する複数の昇圧電圧のうち最大の電圧とすることにより、複数の電圧を生成して出力する電源回路においても、当該電源回路に供給される電源電圧VDDとして、生成すべき最大の昇圧電圧LV4より低い電圧および高い電圧のいずれにも対応することができる。
また、図1および図8に示したように、PMOSFET91またはNMOSFET93のゲートにそれぞれMOSFET制御回路70aまたは70bの出力信号を入力し、PMOSFET92またはNMOSFET94のゲートにレベルシフト回路80の出力信号を入力することにより、一般的な電源回路に対して小規模な回路の追加で本発明の電源回路の動作を実現することができる。さらに、追加されるレベルシフト回路80は、レベルシフト回路20と同様の構成とすることもできる。
なお、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記実施形態では、レベルシフト回路20および80は、一例として図2に示したような構成となっているが、これに限定されるものではない。レベルシフト回路20および80は、PMOSFET91のソースまたはNMOSFET93のドレインに印加される電圧VDDの振幅を有する2値信号を、PMOSFET92のソースまたはNMOSFET94のドレインに印加される電圧LV4の振幅を有する2値信号にレベルシフトすればよく、反転レベルシフト回路となっていてもよい。
上記実施形態では、昇圧回路30のうち最大の昇圧電圧LV4を生成する昇圧回路は、一例として図4に示したような構成のチャージポンプ回路となっているが、これに限定されるものではない。昇圧回路30には、昇圧動作をさせるための昇圧電圧LV4の振幅を有する昇圧制御信号が入力されていればよく、レベルシフト回路20から出力される複数の昇圧制御信号の一部は、昇圧電圧LV4より小さい振幅を有する2値信号であってもよい。また、チャージポンプ回路の段数は限定されない。
上記実施形態では、電圧検出回路60は、一例として図6に示したような構成となっているが、これに限定されるものではない。また、MOSFET制御回路70aおよび70bは、それぞれ一例として図1および図8に示したような構成となっているが、これに限定されるものではない。電圧検出回路60は、昇圧電圧LV4が基準電圧Vrefより低い場合に、MOSFET制御回路70aまたは70bを介して、それぞれPMOSFET91またはNMOSFET93をオンすればよく、当該条件下で電圧検出回路60、およびMOSFET制御回路70a、70bの構成を変更するができる。
本発明の第1実施形態における電源回路の構成を示すブロック図である。 本発明の電源回路に用いられるレベルシフト回路の構成の一例を示す回路ブロック図である。 本発明の電源回路に用いられるレベルシフト回路の動作を説明する図である。 本発明の電源回路に用いられる昇圧回路(チャージポンプ回路)の構成の一例を示す回路ブロック図である。 本発明の電源回路に用いられる昇圧回路(チャージポンプ回路)の動作を説明する図である。 本発明の電源回路に用いられる電圧検出回路の構成の一例を示す回路ブロック図である。 本発明の電源回路の動作を説明する図である。 本発明の第2実施形態における電源回路の構成の一部を示すブロック図である。 一般的な電源回路の構成の一例を示すブロック図である。 一般的な電源回路におけるレベルシフト回路の電源の一接続例を示すブロック図である。 一般的な電源回路におけるレベルシフト回路の電源の他の接続例を示すブロック図である。
符号の説明
10 昇圧制御回路
20 レベルシフト回路
21 インバータ(反転回路)
22、23 NMOSFET(NチャネルMOSFET)
24、25 PMOSFET(PチャネルMOSFET)
30 昇圧回路
31、32、33、34 PMOSFET(PチャネルMOSFET)
35、36、37 コンデンサ
41、42、43、44 コンデンサ
51、52 ダイオード
60 電圧検出回路
61 PMOSFET(PチャネルMOSFET)
62 抵抗
70a、70b MOSFET制御回路
71 OR回路(論理和回路)
72 RS型フリップフロップ
80 レベルシフト回路
91、92 PMOSFET(PチャネルMOSFET)
93、94 NMOSFET(NチャネルMOSFET)

Claims (3)

  1. 第1の電圧を昇圧して昇圧電圧を生成する昇圧回路と、
    第2の電圧の振幅を有する第1の2値信号を、前記昇圧電圧である第3の電圧の振幅を有する第2の2値信号にレベルシフトし、前記昇圧回路に昇圧動作をさせるための制御信号として出力する第1のレベルシフト回路と、
    前記第1の2値信号を出力し、前記第1のレベルシフト回路を介して前記昇圧回路の昇圧動作を制御する昇圧制御回路と、
    ソースに前記第2の電圧が印加される第1のPMOSFETと、
    ドレインが前記第1のPMOSFETのドレインに接続され、ソースに前記第3の電圧が印加される第2のMOSFETと、
    前記第2の電圧の振幅を有し、前記第1のPMOSFETのゲートに入力される第3の2値信号を出力するMOSFET制御回路と、
    前記第3の2値信号を、前記第3の電圧の振幅を有する第4の2値信号にレベルシフトし、前記第2のPMOSFETのゲートに入力する第2のレベルシフト回路と、
    を有し、
    前記MOSFET制御回路は、
    前記第3の電圧が前記第2の電圧以下の所定の電圧より低い場合には、ロー・レベルの前記第3の2値信号を出力して、前記第1のMOSFETオン
    前記昇圧回路が昇圧動作を開始した場合には、ハイ・レベルの前記第3の2値信号を出力して、
    前記第2の電圧が前記第3の電圧より高いときには、前記第1のPMOSFETをオフし、
    前記第2の電圧が前記第3の電圧より低いときには、前記第2のMOSFETオフることを特徴とする電源回路。
  2. 第1の電圧を昇圧して昇圧電圧を生成する昇圧回路と、
    第2の電圧の振幅を有する第1の2値信号を、前記昇圧電圧である第3の電圧の振幅を有する第2の2値信号にレベルシフトし、前記昇圧回路に昇圧動作をさせるための制御信号として出力する第1のレベルシフト回路と、
    前記第1の2値信号を出力し、前記第1のレベルシフト回路を介して前記昇圧回路の昇圧動作を制御する昇圧制御回路と、
    ドレインに前記第2の電圧が印加される第1のNMOSFETと、
    ソースが前記第1のNMOSFETのソースに接続され、ドレインに前記第3の電圧が印加される第2のNMOSFETと、
    前記第2の電圧の振幅を有し、前記第1のNMOSFETのゲートに入力される第3の2値信号を出力するMOSFET制御回路と、
    前記第3の2値信号を、前記第3の電圧の振幅を有する第4の2値信号にレベルシフトし、前記第2のNMOSFETのゲートに入力する第2のレベルシフト回路と、
    を有し、
    前記MOSFET制御回路は、
    前記第3の電圧が前記第2の電圧以下の所定の電圧より低い場合には、ハイ・レベルの前記第3の2値信号を出力して、前記第1のNMOSFETをオンし、
    前記昇圧回路が昇圧動作を開始した場合には、ロー・レベルの前記第3の2値信号を出力して、
    前記第2の電圧が前記第3の電圧より高いときには、前記第1のNMOSFETをオフし、
    前記第2の電圧が前記第3の電圧より低いときには、前記第2のNMOSFETをオフすることを特徴とする電源回路。
  3. 前記昇圧回路は、前記第1の電圧を昇圧して複数の昇圧電圧を生成し、
    前記第3の電圧は、前記複数の昇圧電圧のうち最大の電圧であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源回路。
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