JP5382428B2 - 弁開閉時期制御装置 - Google Patents
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Description
クシャフトに対して同期回転する駆動側回転部材と、前記駆動側回転部材に対して同軸上に配置され、内燃機関の吸気弁または排気弁の弁開閉用のカムシャフトに同期回転する従動側回転部材と、前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材とにより形成され、作動油が供給されることにより前記駆動側回転部材に対する前記従動側回転部材の相対回転位相を進角方向に変更させる進角室及び前記相対回転位相を遅角方向に変更させる遅角室と、前記進角室に作動油を給排する進角油路及び前記遅角室に作動油を給排する遅角油路と、前記進角油路及び前記遅角油路に作動油を供給可能なオイルポンプと、前記オイルポンプから供給される作動油の前記進角油路及び前記遅角油路への給排の許可及び禁止を切替える進遅角制御弁と、を備え、前記進角室及び前記遅角室の両方に作動油が満たされ、前記相対回転位相の変位が固定される時に、前記吸気弁または前記排気弁の開閉駆動に伴う変動トルクによる前記従動側回転部材の回転方向の振動を抑制する振動抑制手段を設け、前記振動抑制手段は、前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材とにより形成され、作動油で満たされることにより前記相対回転位相の変位を固定する進角位相保持室及び遅角位相保持室と、前記進角位相保持室及び前記遅角位相保持室の間に備えられ、前記進角位相保持室と前記遅角位相保持室との連通の許可及び禁止を切替える開閉弁と、前記開閉弁の開閉を切替えるための作動油を給排する開閉弁油路と、前記オイルポンプから供給される作動油の前記開閉弁油路への給排の許可及び禁止を切替える油路切替弁とで構成されることを特徴とする弁開閉時期制御装置である。
と開閉弁の制御を1つの制御弁で行うことができる。
30及び遅角位相保持室31は連通しているため、相対回転位相が進角方向S1へ変更されても、進角位相保持室30及び遅角位相保持室31の内部の作動油は、遅角位相保持室31から進角位相保持室30へ移動するだけで、常に作動油が満たされている状態となる。
溝42が形成された構成となっており、それ以外の構成は第1の実施形態と同じであるので開閉弁32以外の説明は省略する。
(図8中左側)には、ロック機構油路13からドレン56へ作動油を排出するための作動油排出孔55が形成されている。外周面に凹凸を有したスプール52の移動によって、各油路への作動油の給排の許可及び禁止を切替えることができる。
2・・・進角室
3・・・遅角室
4・・・内部ロータ(従動側回転部材)
5・・・外部ロータ(駆動側回転部材)
10・・・進角油路
11・・・遅角油路
12・・・開閉弁油路(振動抑制手段)
13・・・ロック機構油路
24、240・・・進遅角制御弁(振動抑制手段)
30・・・進角位相保持室(振動抑制手段)
31・・・遅角位相保持室(振動抑制手段)
32・・・開閉弁(振動抑制手段)
50・・・油路切替弁(振動抑制手段)
51・・・統合制御弁
100・・・進角位相保持室用逆止弁
101・・・遅角位相保持室用逆止弁
110・・・開閉弁油路用逆止弁
200、201・・・連通防止用逆止弁
Claims (9)
- 内燃機関のクランクシャフトに対して同期回転する駆動側回転部材と、
前記駆動側回転部材に対して同軸上に配置され、内燃機関の吸気弁または排気弁の弁開閉用のカムシャフトに同期回転する従動側回転部材と、
前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材とにより形成され、作動油が供給されることにより前記駆動側回転部材に対する前記従動側回転部材の相対回転位相を進角方向に変更させる進角室及び前記相対回転位相を遅角方向に変更させる遅角室と、
前記進角室に作動油を給排する進角油路及び前記遅角室に作動油を給排する遅角油路と、
前記進角油路及び前記遅角油路に作動油を供給可能なオイルポンプと、
前記オイルポンプから供給される作動油の前記進角油路及び前記遅角油路への給排の許可及び禁止を切替える進遅角制御弁と、を備え、
前記進角室及び前記遅角室の両方に作動油が満たされ、前記相対回転位相の変位が固定される時に、前記吸気弁または前記排気弁の開閉駆動に伴う変動トルクによる前記従動側回転部材の回転方向の振動を抑制する振動抑制手段を設け、
前記振動抑制手段は、前記駆動側回転部材と前記従動側回転部材とにより形成され、作動油で満たされることにより前記相対回転位相の変位を固定する進角位相保持室及び遅角位相保持室と、
前記進角位相保持室及び前記遅角位相保持室の間に備えられ、前記進角位相保持室と前記遅角位相保持室との連通の許可及び禁止を切替える開閉弁と、
前記開閉弁の開閉を切替えるための作動油を給排する開閉弁油路と、
前記オイルポンプから供給される作動油の前記開閉弁油路への給排の許可及び禁止を切替える油路切替弁とで構成されることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項1において、
前記進角位相保持室及び前記遅角位相保持室へは、前記開閉弁油路から作動油が供給されることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項1において、
前記進角位相保持室へは、前記進角油路から作動油が供給され、前記遅角位相保持室へは、前記遅角油路から作動油が供給されることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項3において、
前記進角油路と前記進角位相保持室とを連通する油路に、前記進角油路から前記進角位相保持室への作動油の供給を許可し、前記進角位相保持室から前記進角油路への作動油の排出を禁止する進角位相保持室用逆止弁と、
前記遅角油路と前記遅角位相保持室とを連通する油路に、前記遅角油路から前記遅角位相保持室への作動油の供給を許可し、前記遅角位相保持室から前記遅角油路への作動油の排出を禁止する遅角位相保持室用逆止弁とが設けられていることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項において、
前記開閉弁は、有底筒形状を呈しており、内部に前記開閉弁の軸方向に付勢する付勢部材を備え、
前記進角位相保持室と前記開閉弁とを連通する進角位相保持室油路及び前記遅角位相保持室と前記開閉弁とを連通する遅角位相保持室油路よりも前記従動側回転部材の径内側に
あって、前記進角位相保持室及び前記遅角位相保持室に存在する気体を前記開閉弁の外部へ排出する気体排出路が、前記開閉弁が前記付勢部材の付勢力に抗して軸方向に移動した時に開口することを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項において、
前記開閉弁油路に、前記開閉弁油路から前記開閉弁への作動油の供給を許可し、前記開閉弁から前記開閉弁油路への作動油の排出を禁止する開閉弁油路用逆止弁が設けられていることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項において、
前記相対回転位相を拘束するロック機構を油圧制御するための作動油を給排するロック機構油路が独立して設けられており、前記ロック機構油路及び前記開閉弁油路への作動油の給排の許可及び禁止を単体で行う統合制御弁が設けられていることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項7において、
前記統合制御弁が、前記ロック機構油路及び前記開閉弁油路からの作動油の排出を許可する第1の位置と、前記ロック機構油路への作動油の供給を許可し、前記開閉弁油路からの作動油の排出を許可する第2の位置と、前記ロック機構油路及び前記開閉弁油路への作動油の供給を許可する第3の位置とを備えていることを特徴とする弁開閉時期制御装置。 - 請求項1において、
前記振動抑制手段は、前記進角油路への作動油の供給を許可し、前記遅角油路からの作動油の排出を許可する第1の位置と、前記進角油路からの作動油の排出を許可し、前記遅角油路への作動油の供給を許可する第2の位置と、前記進角油路及び前記遅角油路への作動油の供給を許可する第3の位置とを備えた前記進遅角制御弁と、
前記進遅角制御弁が前記第3の位置の時に、前記進角油路と前記遅角油路との連通を禁止する少なくとも2つの連通防止用逆止弁とで構成されることを特徴とする弁開閉時期制御装置。
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