JP5380162B2 - コイン払出装置 - Google Patents

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この発明は、コイン払出装置に関するものである。
従来から、ホッパに投入されて回転ディスクの通孔部に導入された硬貨などのコインを通孔部の下部に設けられたスリットから一枚ずつ払い出しながら計数するコイン払出装置が知られている。このコイン払出装置にあっては、光電センサによって回転ディスク上面の直ぐ上を横切る光軸を設定してこの光軸を遮るコインを検出することでコイン残量を推定するものや(例えば、特許文献1参照)、ホッパ内に設けられた電極によって、コインの接触による電気的導通を検出して、ホッパ内のコイン残量を検知するもの(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開昭63−29894号公報 特開昭63−24389号公報
ところで、上述した従来のコイン払出装置は、光電センサや電極によりホッパ内のコインがエンプティ状態となる直前のいわゆるニアエンプティ状態を検出し、このニアエンプティ状態の検出から所定時間経過したときにエンプティ状態になっていると推定するようになっている。つまり、通孔部へのコインの残留を直接的に検出することができないため、ニアエンプティ状態が検出された後、変形コイン等が通孔部のスリットから排出できない場合であってもエンプティであると判定されてしまう。
上述した従来のコイン払出装置におけるニアエンプティ状態が検出されたときの制御としては、回転ディスクを余分に回転させてこの余分に回転された所定の時間内にコインが計数用のカウントセンサを通過しなくなったときにエンプティと推定している。しかしながら、この制御はあくまで論理的なエンプティ状態の検出であり、直接的すなわち物理的にエンプティ状態を検出しているわけではないので、エンプティ状態を検出した場合でもホッパ内にコインが残留して違算が発生するなどのリスクが伴う。
また、上述した従来のコイン払出装置の場合、ニアエンプティ状態からエンプティ状態を論理的に検出する際に、回転ディスクを所定の時間だけ余分に回転させる必要があるため、コインの処理時間が長くなると共に消費エネルギーが増大するという課題がある。
そこで、この発明は、回転ディスクの通孔部に残留するコインを直接的に検出可能とすることによって、ホッパ内のコインの残留の有無、つまりはエンプティ状態か否かを確実に検出して違算のリスクを低減し、また、コインの処理時間が長くなるのを抑制すると共に、消費エネルギーが増大するのを防止することができるコイン払出装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、コインを貯留するホッパ(例えば、実施形態におけるホッパ11)と、該ホッパの下部に配置されて駆動手段(例えば、実施形態におけるモータ16)により回転される回転ディスク(例えば、実施形態における回転ディスク15,115)と、該回転ディスクの直下に配置された底板部材(例えば、実施形態における底板部材22)を備え、該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部(例えば、実施形態における通孔部20,120)を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔(例えば、実施形態における検出孔22A)を設け、前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段(例えば、実施形態における検出手段30)を備え、前記コインが孔無しコインの場合、前記通孔部の内径RAは、前記コインの直径RCに対して2RC>RA>RCの関係を満たす寸法に設定され、前記検出手段は、前記通孔部の中心の回転軌跡上のいずれか任意の1点を基準にして前記回転ディスクの径方向の内外両側に(2RC−RA)/2の範囲内を検出可能に設定されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、コインを貯留するホッパと、該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え、前記コインが孔有りコインの場合、前記通孔部の内径RAは、前記コインの直径RCと前記コインの孔の直径RHとに対して、2RC>RA>RC+RHの関係を満たす寸法に設定され、前記検出手段は、前記通孔部の中心の回転軌跡上のいずれか任意の1点を基準にして前記回転ディスクの径方向の内外両側に(RA−RC−RH)/2の範囲内を検出可能に設定されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記検出手段は、透過型の光学センサまたは反射型の光学センサであることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、コインを貯留するホッパと、該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え、前記検出手段は、透過型の光学センサまたは反射型の光学センサであり、前記底板部材の検出孔には透明部材が嵌め込まれ、該透明部材の上面は、前記底板部材の上面と面一ないしは前記底板部材の上面より僅かに下方に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の発明において、前記ホッパ内のコイン残量が残りわずかであることを検出するニアエンプティ検出手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、コインを貯留するホッパと、該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え、前記ホッパ内のコイン残量が残りわずかであることを検出するニアエンプティ検出手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、請求項に記載の発明において、前記検出手段は、透過型の光学センサまたは反射型の光学センサであることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、請求項6に記載の発明において、前記検出手段は、前記コインの材質を検出する磁気センサであることを特徴とする。
請求項1,2,4,6に記載した発明によれば、通孔部内に残留する変形コインやブリッジしたコイン等を、底板部材の検出孔を介して、通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段によって検出することができるため、論理的なエンプティ検出ではなく、物理的なエンプティ検出を行い通孔部内のコインの残留を確実に検出できるので、ホッパ内のコインの残留を確実に検出できる効果がある。さらに、コイン残留による違算のリスクを低減すると共に、検出手段によりコインが検出されなかった場合に即座に回転ディスクの回転を停止することができるため、論理的なエンプティ検出と比較して回転ディスクの回転時間を短縮して処理時間の短縮と消費エネルギーの低減を図ることができる効果がある。
請求項3,4,7に記載した発明によれば、回転ディスクから離れた位置から光線によってコインの残留を検出することができるため、回転ディスクに検出手段を設ける場合と比較して簡単な構成で通孔部内のコインを検出することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、通孔部の内径RAが孔無しのコインの直径RCの2倍よりも小さく且つ直径RCよりも大きく形成されることで、回転状態の回転ディスクの通孔部内に残留している直径RCのコインの一部は、少なくとも通孔部の中心の回転軌跡(例えば、実施形態における回転軌跡k)上のいずれか任意の1点を基準に回転ディスクの径方向の内外両側に(2RC−RA)/2の範囲に存在することになるため、この範囲内を検出手段により検出することで、残留したコインをより確実に検出することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、通孔部の内径RAが孔有りのコインの直径RCの2倍よりも小さくコインの直径RCとコインの孔の直径RHとを加算したものよりも大きく形成されることで、回転状態の回転ディスクの通行部内に残留している直径RCの孔ありコインの孔以外の一部が、少なくとも通孔部の中心の回転軌跡上のいずれか任意の1点を基準に回転ディスクの径方向の内外両側に(RA−RC−RH)/2の範囲に存在することになるため、この範囲内を検出手段により検出することで、より確実に残留した孔有りのコインを検出することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、磁気センサによって、光学センサを用いる場合のようにコインの直径や孔の有無、および、光学センサの光軸合わせや指向性などに関わらず、コイン材質を検出して残留したコインを検出することができる。
また、100円金種用のホッパに500円硬貨が混入するなど異金種コインの混入が生じ、通孔部に異金種コインが導入されて排出されず残留した場合に、コインの残留のみならず検出されたコインの材質に基づき異金種混入を判定することができる効果がある。
請求項に記載した発明によれば、底板部材の検出孔には透明部材が嵌め込まれ、該透明部材の上面は、前記底板部材の上面と面一ないしは前記底板部材の上面より僅かに下方に配置されることで、底板部材に検出孔のみ設ける場合と比較して、底板部材の検出孔に塵埃等が詰まったり、光学センサの発光素子および受光素子のうち底板部材の下側に配置されるものが塵埃等によって汚れてしまうのを防止することができるため、光学センサの感度が低下するのを防止することができる。
また、コインと底板部材の検出孔に設けられた透明部材との摩擦によって透明部材上面がセルフクリーニングされるため、透明部材を透過する光線の減衰によって感度が低下するのを防止することができる効果がある。
請求項5,6に記載した発明によれば、検出手段とニアエンプティ検出手段との両方を備えることで、エンプティ検出の信頼性をさらに向上することができる効果がある。
本発明の第1実施形態におけるコイン払出装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるコイン払出装置の回転ディスク近傍の縦断面図である。 本発明の第1実施形態における通孔部とコインとの各寸法を説明するための図である。 本発明の第1実施形態における検出手段により略鉛直方向から検出する範囲を示す図である。 本発明の第1実施形態における発光素子と受光素子との配置を示す図である。 本発明の第1実施形態における検出手段およびニアエンプティ検出手段による検出波形の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるコイン検出状態の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態における図3に相当する図である。 本発明の第2実施形態における図4に相当する図である。
次に、この発明の実施形態におけるコイン払出装置について図面を参照しながら説明する。この実施形態のコイン払出装置10は、硬貨やメダル等のコインを計数する装置であり、図1に示すように、ホッパ11と装置本体12とを備えて構成される。図2に示すように、ホッパ11は、装置本体12の上部に固定されて設けられ、その上部開口部Oから投入されたコインCを装置本体12の上部に配置された回転ディスク15へ案内する傾斜面17を備えている。なお、ここで説明するコイン払出装置10は、ホッパ11内に投入されるコインCは同じ媒体(硬貨の場合については同一金種)のものが必要枚数投入される形態であり、コインCが違う媒体(硬貨の場合については違う金種)のものについては、別のコイン払出装置10が用いられる形態となっている。つまりは、取り扱うコインCの媒体の種類が複数存在する場合には、それに応じて、コイン払出装置10が複数台用いられる形態として説明する。
装置本体12は、ホッパ11へ投入されたコインCを一枚ずつ繰り出し、この繰り出したコインCを一枚ずつ計数して計数したコインを着脱可能なボックス(図示略)内に収納する。コインCの繰り出しは回転ディスク15をモータ16により一定速度で回転させることで行われるようになっており、回転ディスク15には、その回転中心付近から径方向外側へ下る傾斜面18が形成され、その回転中心の同心円上には回転ディスク15を貫通する断面略円形の通孔部20が周方向に等間隔に配置されて形成されている。この通孔部20は、コインCの直径RCよりも大きい所定の内径RA(後述する)に設定され、その貫通方向が回転ディスク15の回転軸と略平行な略鉛直方向になっている。つまり、投入されたコインCは、ホッパ11を介して回転ディスク15へ案内されて、回転ディスク15の回動と傾斜面18により回転ディスク15の径方向外側へと押しやられて順次通孔部20へと導入されることとなる。
ここで、図3は上記回転ディスク15に形成された通孔部20の内径RAを示すものであり、通孔部20の内径RAは、コインCの直径RCに対して2RC>RA>RCの関係を満たす寸法に設定される。つまり、通孔部20内に導入されたコインCが1枚ずつ確実に繰り出されるように、通孔部20の内径RAは、通孔部20内の略水平方向の範囲内にコインCを1枚のみ導入を許容すると共に適量のマージンを確保するものの、2枚までの導入は許容しない寸法に設定されている。そして、この実施形態のコイン払出装置10の通孔部20は、図4に示すように、回転ディスク15に4個形成されており、それぞれ回転ディスク15の周方向に沿って等間隔に配置される。なお、通孔部20の数は4個に限られるものではない。
図2に示すように、回転ディスク15の直下には、通孔部20によって導入されたコインCを下方から支持する装置本体12に固定の底板部材22を備えている。この底板部材22には、複数の通孔部20の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔22Aが設けられている。言い換えれば、複数の通孔部20の中心の回転軌跡上のいずれか任意の1点上に検出孔22Aが設けられている。さらには、この検出孔22Aには、強化ガラス材もしくは強化透明樹脂材で形成された透明部材22Bが嵌め込まれており、この透明部材22Bの上面は、底板部材22の上面と面一ないしは底板部材22の上面より僅かに下方に配置されている。そして、この底板部材22と回転ディスク15の下面、すなわち通孔部20の縦壁下端との間には、コインの厚さ寸法よりも小さい所定の隙間Sが形成され、通孔部20内に侵入した塵埃等がコインの移動等による摩擦によって上記隙間Sから排出されてセルフクリーニングされるようになっている。
また、各通孔部20の下部には、回転ディスク15の径方向外側に、通孔部20に導入された最も下方のコインCのみを排出するためのディスク側スリット23が形成されている。一方、回転ディスク15の周縁を囲む部材Bには、コインCを収納ボックスへ案内する案内通路25が接続される位置に、上記ディスク側スリット23に対向する本体側スリット24が形成されている。さらに、案内通路25の途中には、ディスク側スリット23および本体側スリット24を介して送り出されたコインCを一枚ずつ計数するカウントセンサ26が設置されている。この構成により、通孔部20に導入されたコインCは回転ディスク15の回転による遠心力で径方向外側へ付勢され、ディスク側スリット23と本体側スリット24との位置が一致したときに、通孔部20内の最も下方にあるコインが一枚ずつディスク側スリット23と本体側スリット24とを介して案内通路25へ送り出されてカウントセンサ26により計数される。
ところで、コイン払出装置10は、図5に示すように、ホッパ11内のコイン残量が残りわずかであることを検出するニアエンプティ検出手段28が設けられている。このニアエンプティ検出手段28は、コインCの接触を電極等により検知する接触式のセンサであり、回転ディスク15よりも上方のホッパ11の傾斜面17の下部などに設置されている。そして、ホッパ11内のコインCの残量につき、回転ディスク15の傾斜面18の頂上部近傍の高さに対して略水平方向にコインCを検出する。そして、ニアエンプティ検出手段28の検出結果は、コインCが接触式のセンサに接触しているときにだけ、図示せぬ制御部によってニアエンプティではないと判定され、コインCが接触していないときにはニアエンプティと判定される。つまりは、コインCはホッパ11内の下方から上方に向かって順に積み重なって堆積される構造である為、コインCの残量の判定の仕組みは、上述したセンサの配設位置よりも上方にコインCが堆積されている場合には所定の量よりも多いことによってニアエンプティではないと判定され、その逆にコイン残量が残りわずかな場合のように、上述したセンサの配設位置よりも下方にまでしかコインCが堆積されていない場合には所定の量よりも少ないことによってニアエンプティと判定されるようになっている。
また、コイン払出装置10には、通孔部20に残留するコインCを通孔部20の貫通方向に沿う方向すなわち回転ディスク15に対して略垂直方向から検出する、底板部材22の検出孔22Aに対しても略垂直方向に配置される検出手段30が設けられている。検出手段30は、ホッパ11の上部蓋Fに設けられる発光素子31と底板部材22の下方(図2参照)に設けられる受光素子32とで構成されてなる。なお、上述した発光素子31と受光素子32の対の配置を逆配置にしてもよい。また、発光素子31と受光素子32と底板部材22の検出孔22Aを結ぶ線、すなわち検出孔22Aを通る検出手段30の光軸は、底板部材22に対して必ずしも垂直である必要はなく、回転ディスク15の通孔部20の中心と底板部材22の検出孔22Aの中心が一致した場合に、検出手段30の発光素子31と受光素子32とを結ぶ光軸が、ホッパ11および回転ディスク15本体部分のいずれによっても遮られない位置にあれば、多少の傾斜状態で配置されていても良い。
また、検出手段30による光軸(図5中、二点鎖線で示す)および底板部材22の検出孔22Aは、通孔部20の図4の網掛けで示す範囲の一部を略垂直方向から貫通可能に設定されている。この範囲は、上記図3で説明した内径RAの通孔部20へコインCが導入された際に、コインCが水平な正常姿勢であればその位置に関わらずコインCが必ず存在する部分を示したものであり、回転ディスク15が回転することによる通孔部20の中心の回転軌跡(図中、鎖線で示す)k上のいずれか任意の1点を基準にして、回転ディスク15の径方向の内外両側に(2RC−RA)/2の寸法を有している。つまり、検出手段30の光軸を、上記回転軌跡k上のいずれか任意の1点を基準として回転ディスク15の径方向の内外両側に(2RC−RA)/2の範囲内、より具体的には上記回転軌跡k上のいずれか任意の1点を中心として(2RC−RA)/2を半径とする略円周の範囲内を通るように設定することで、回転ディスク15の回転によって、通孔部20内にコインCが存在する場合に光軸がコインCによって必ず遮られることとなる。なお、図4では、通孔部20内に導入されたコインCが様々な位置にある一例を示しているが、回転ディスク15の回転により遠心力が生じているため、殆どの場合、コインCは通孔部20内において回転ディスク15の径方向外側ないしは回転ディスク15の回転方向とは反対側の通孔部20内周面位置の間に位置することとなる(以下、図9も同様)。
図6は、上述した検出手段30およびニアエンプティ検出手段28の検出出力の波形を示したものであり、ニアエンプティ検出手段28によりコインCが検出されない状態(つまり、コイン残量が残りわずかな状態)で、通孔部20内の一つにコインCが残留している場合の検出出力を示している。ここで、ニアエンプティ検出手段28の検出出力は、LレベルがコインCを検出していない状態を、HレベルがコインCを検出している状態を示している。そして、ニアエンプティ検出手段28の検出出力は、回転ディスク15の回転には直接影響を受けないので、コインCが少なくなったときには、定常的なLレベルの検出出力が得られることになる。これに対して、検出手段30の検出出力は、光軸が遮光された際にLレベルからHレベルへ変位するようになっている。そして、通孔部20にコインCがない場合には、回転ディスク15が一定速度で回転されて、各通孔部20間に存在する回転ディスク15の本体部分により検出手段30による光軸が遮光されるため、検出手段30の検出出力がHレベルとなる間隔が規則的な一定間隔になり、各通孔部20に対応する検出出力はLレベルになる。すなわち、図6中、符号tdで示す期間は、各通孔部20間に存在する回転ディスク15の本体部分により検出手段30による光軸が遮光される期間であり、符号tpで示す期間は、各通孔部20が配置されるピッチを示す期間であり、さらには、符号thで示す期間は、各通孔部20の径を示す期間である。
ここで、通孔部20内の一つにコインCが残留している場合、この規則的なHレベルの検出出力の間、すなわち符号thで示す期間の範囲内では、コインCは通孔部20のどこに位置していても、かならず検出手段30の光軸を遮光することになるので、符号tcで示す部分的なHレベルの検出出力が得られる。これは、図4にも示すように、コインCは通孔部20を完全に塞ぐものではないことから、また、回転ディスク15の回転による遠心力ないしは回転力によって、コインCは、通孔部20の回転ディスク15外周側の内周面ないしは回転方向とは反対側の内周面に位置することになるので、規則的なHレベルの検出出力の間、すなわち符号thで示す期間の範囲内で、且つ、やや時間軸の後段側において、コインCによる部分的なHレベルの検出出力、すなわち符号tcで示す検出出力が得られ、その他の区間においてLレベルの検出出力が得られることになる。そして、この検出出力tcを検出することで、コインCの残留を検出することになる。
つまりは、図示せぬ制御部が検出手段30の検出出力のHレベルになる間隔を監視する事によって、ホッパ11内のコインCの残留検知が働く仕組みとなっている。
また、検出手段30により検出可能なコインCは上記のように通孔部20内のコインCに限られるものではなく、検出手段30の光軸を遮るコインCであればよく、例えば、図7に示すように、通孔部20の上部開口部35の一部を閉塞するように残留し、ニアエンプティ検出手段28による検出が不可なコインCについても同様に検出することができる。
したがって、上述した実施形態のコイン払出装置10によれば、変形コインやブリッジしたコイン等、通孔部20内に残留するコインCを、通孔部20に沿う略垂直方向から検出する検出手段30によって検出することができるため、ニアエンプティ検出手段28の検出結果に基づく論理的なエンプティ検出ではなく、検出手段30による物理的なエンプティ検出を行うことで通孔部20内のコインの残留を確実に検出できるため、ホッパ内のコインの残留を確実に検出できる効果がある。さらに、コイン残留による違算のリスクを低減すると共に、検出手段30によりコインが検出されなかった場合に即座に回転ディスク15の回転を停止することができるため、論理的なエンプティ検出と比較して回転ディスク15の回転時間を短縮して処理時間の短縮と消費エネルギーの低減を図ることができる。
また、回転ディスク15から離れた位置から光線によってコインCの残留を検出することができるため、回転ディスク15に検出手段30を設ける場合と比較して簡単な構成で通孔部20内のコインを検出することができる。
さらに、通孔部20の内径RAが孔無しのコインの直径RCの2倍よりも小さく且つ直径RCよりも大きく形成された場合に、回転状態の回転ディスク15の通孔部20内に残留している直径RCのコインの一部は、少なくとも通孔部20中心の回転軌跡k上のいずれか任意の1点を基準に回転ディスク15の径方向の内外に(2RC−RA)/2の範囲に存在することになるため、この範囲内を検出手段30により検出することで略垂直方向の検出範囲が特定できて、通孔部20内に残留したコインCをより確実に検出することができる。
また、さらには逆に、通孔部20に沿う略垂直方向を検出する検出手段30によって検出できない死角となる場所(例えば回転ディスク15の傾斜面18の頂上部近傍)に、コインCが仮に滞留したままの状態が発生した場合であっても、この場合には回転ディスク15の傾斜面18の頂上部近傍の高さに対して略水平方向を検出するニアエンプティ検出手段28によって当該コインCを検出することができる。つまりは、ホッパ11内に投入されたコインCの残留検知を検出手段30とニアエンプティ検出手段28の両方によって検出することができるので、検出手段30のみでの残留検知を行うのに比較して、ホッパ11内のコインのエンプティ検出の信頼性をさらに向上することができる。
そして、検出手段30の光軸が通孔部20の下方にある底板部材22の検出孔22Aに設けられた透明部材22Bを透過するため、底板部材22に光軸通過用の孔のみを設ける場合と比較して、底板部材22側に配置される検出手段30の発光素子31または受光素子32が塵埃等によって汚れて検出感度が低下するのを防止することができる。
また、透明部材22Bの上面は、底板部材22の上面と面一ないしは底板部材22の上面より僅かに下方に配置されているため、コインCが排出されるときにコインCと底板部材22の透明部材22Bとが摩擦することによって透明部材22Bの上面がセルフクリーニングされるため、透明部材22Bを透過する光線の減衰により感度が低下するのを防止することができる。
さらに、上記セルフクリーニングされる際に、回転ディスク15の下面と底板部材22の隙間Sから塵埃等を円滑に排除することができるため、塵埃等による底板部材22および透明部材22Bの上面の汚れをより確実に防止することができる。
次にこの発明の第2実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第2実施形態におけるコイン払出装置は、孔ありコインChを検出するものであり、上述した第1実施形態における検出手段30の光軸の通過位置を孔ありコインCh用に最適化したものである。上述した第1実施形態と同一部分に同一符号を付して重複する部分の詳細説明を省略する。
図8は、第2実施形態のコイン払出装置における回転ディスク115の通孔部120の内径RAを示すものであり、通孔部120の内径RAは、直径がRHの孔hを有したコインChの直径RCに対して2RC>RA>RC+RHの関係を満たす寸法に設定されている。つまり、通孔部120の内径RAは、まず上述した第1実施形態にて説明したのと同様に、通孔部20内に導入されたコインCが1枚ずつ確実に繰り出されるように、通孔部120内の略水平方向の範囲内にコインCを1枚のみ導入を許容すると共に適量のマージンを確保するものの、2枚までの導入は許容しない寸法に設定されている。そしてさらに、コインChが有する孔hの直径RHの大きさに対応して内径RAの許容される寸法範囲が規制されるように設定されている(孔hの直径RHが小さければ小さいほど内径RAの許容される寸法範囲は2RC>RA>RAC+RHの範囲の中で広い範囲となり、逆に大きければ大きいほど内径RAの許容される寸法範囲は狭い範囲となるように設定されている)。
図9は、この第2実施形態のコイン払出装置の回転ディスク115を上方から見たものである。第1実施形態と同様に、回転ディスク115には、回転ディスク115の回転軸と同心円上に複数(図9中では4個の一例を示す)の通孔部120が等間隔で配置されている。なお、回転ディスク115によってコインChを一枚ずつ排出する構造は、上述した第1実施形態と同様であるため詳細説明を省略する。
そして、第2実施形態のコイン払出装置には、通孔部120に残留するコインChを、通孔部120の貫通方向に沿って略垂直方向から検出する、底板部材(図示せず)の検出孔(図示せず)に対しても略垂直方向に配置される一対の発光素子31と受光素子32とからなる検出手段30が設けられている。なお、発光素子31と受光素子32とは上述した図5と同様に、ホッパ11の上部蓋Fと底板部材22の下方とにそれぞれ設けられ、例えば、発光素子31がホッパ11の上部蓋Fに設けられ、受光素子32が底板部材22の下方に設けられる。また、上述した図5と同様に、発光素子31と受光素子32の対の配置を逆配置にしてもよい。
上記検出手段30による光軸は、通孔部120の図9の網掛けで示す範囲を略垂直方向から貫通可能に設定されている。この範囲は、図8で説明した内径RAの通孔部120に導入されたコインChが必ず存在すると共に、コインChの孔hが存在しない部分であり、通孔部120の中心の回転軌跡(図9中、一点鎖線で示す)k上のいずれか任意の1点を基準にして、回転ディスク115の径方向の内外両側に(RA−RC−RH)/2の幅寸法を有している。つまり、検出手段30の光軸を、上記回転軌跡k上のいずれか任意の1点を基準として回転ディスク115の径方向の内外両側に(RA−RC−RH)/2の範囲内、より具体的には上記回転軌跡kのいずれか任意の1点を中心として(RA−RC−RH)/2を半径とする略円周の範囲内を通るように設定することで、回転ディスク115の回転によって、通孔部120内にコインChがあれば光軸がコインChの孔hを避けて(つまりは孔hの中を透過する事なく)、コインChによって必ず遮られて検出されることとなる。
したがって、上述の第2実施形態によれば、通孔部120の内径RAが孔有りのコインChの直径RCの2倍よりも小さくコインChの直径RCとコインChの孔hの直径RHとを加算したものよりも大きく形成し、回転状態の回転ディスク115の通行部内に残留している直径RCのコインChの孔h以外の部分が、少なくとも通孔部120の中心の回転軌跡k上のいずれか任意の1点を基準に回転ディスク115の径方向の内外両側に(RA−RC−RH)/2の範囲内、より具体的には上記回転軌跡k上のいずれか任意の1点を中心として(RA−RC−RH)/2を半径とする略円周の範囲内に存在することになるため、この範囲を検出手段30により検出することで略垂直方向の検出範囲が特定できて、より確実に残留した孔h有りのコインChを検出することができる。
なお、この発明は上述した各実施形態の構成に限られるものではなく、検出手段30として、例えば、反射型の光学センサを用いてもよい。
その一例としては、図示は略して説明するが、上述した各実施形態の構成にて示した底板部材22の検出孔22Aの直下に設けられる発光素子31または受光素子32に換えて発光・受光一体形成型の一対の受発光素子を用いるようにしても良い。さらには、CCDセンサを用いる等適宜工夫しても良い。
また、上述した実施形態では光学センサを検出手段30として用いる場合について説明したが、光学センサに換えてコインCまたはコインChの材質を検出する磁気センサを用いるようにしても良い。この場合、検出孔22Aに沿う略垂直方向から検出するように底板部材22の検出孔22Aを介して通孔部120の直下に磁気センサを配置する。この磁気センサを用いることで、コインCまたはコインChの直径や孔hの有無、および、光学センサの光軸合わせや指向性などに関わらず、コイン材質を検出して残留したコインCまたはコインChを検出することができる。そして、例えば、100円金種用のホッパ11に500円硬貨が混入するなど異金種コインの混入が生じ、通孔部20,120に異金種コインが導入されて排出されず残留した場合に、コインCまたはChの残留のみならず検出された材質に基づき異金種混入を判定することができる。
さらには、各実施形態にあっては、回転ディスク15、115および底板部材22を略水平状態に配置し、検出手段30の光軸を略垂直、すなわち、鉛直に配置するように説明したが、必ずしも水平状態に配置するだけでなく、例えば、回転ディスク15、115および底板部材22を水平状態に対して略30度程度までの範囲で配置し、検出手段30の光軸をこれらに対して略垂直(この場合は鉛直ではない)に配置するようにしても良い。
11 ホッパ
16 モータ
15,115 回転ディスク
20,120 通孔部
22 底板部材
22A 検出孔
22B 透明部材
28 ニアエンプティ検出手段
30 検出手段
k 回転軌跡

Claims (8)

  1. コインを貯留するホッパと、
    該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、
    該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、
    該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、
    前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、
    前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え
    前記コインが孔無しコインの場合、前記通孔部の内径RAは、前記コインの直径RCに対して2RC>RA>RCの関係を満たす寸法に設定され、
    前記検出手段は、前記通孔部の中心の回転軌跡上のいずれか任意の1点を基準にして前記回転ディスクの径方向の内外両側に(2RC−RA)/2の範囲内を検出可能に設定されることを特徴とするコイン払出装置。
  2. コインを貯留するホッパと、
    該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、
    該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、
    該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、
    前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、
    前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え、
    前記コインが孔有りコインの場合、前記通孔部の内径RAは、前記コインの直径RCと前記コインの孔の直径RHとに対して、2RC>RA>RC+RHの関係を満たす寸法に設定され、
    前記検出手段は、前記通孔部の中心の回転軌跡上のいずれか任意の1点を基準にして前記回転ディスクの径方向の内外両側に(RA−RC−RH)/2の範囲内を検出可能に設定されることを特徴とするコイン払出装置。
  3. 前記検出手段は、透過型の光学センサまたは反射型の光学センサであることを特徴とする請求項1または2に記載のコイン払出装置。
  4. コインを貯留するホッパと、
    該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、
    該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、
    該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、
    前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、
    前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え、
    前記検出手段は、透過型の光学センサまたは反射型の光学センサであり、
    前記底板部材の検出孔には透明部材が嵌め込まれ、該透明部材の上面は、前記底板部材の上面と面一ないしは前記底板部材の上面より僅かに下方に配置されていることを特徴とするコイン払出装置。
  5. 前記ホッパ内のコイン残量が残りわずかであることを検出するニアエンプティ検出手段を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のコイン払出装置。
  6. コインを貯留するホッパと、
    該ホッパの下部に配置されて駆動手段により回転される回転ディスクと、
    該回転ディスクの直下に配置された底板部材とを備え、
    該回転ディスクに同心円上に並んで配置された複数の通孔部を備え、該通孔部に上方から導入された前記コインを下方から一枚ずつ払い出すコイン払出装置において、
    前記底板部材には、前記複数の通孔部の同心円上に一致する少なくとも一点において形成された検出孔を設け、
    前記通孔部に残留するコインを前記通孔部の貫通方向に沿う前記底板部材に対して略垂直方向から検出する検出手段を備え、
    前記ホッパ内のコイン残量が残りわずかであることを検出するニアエンプティ検出手段を備えることを特徴とするコイン払出装置。
  7. 前記検出手段は、透過型の光学センサまたは反射型の光学センサであることを特徴とする請求項に記載のコイン払出装置。
  8. 前記検出手段は、前記コインの材質を検出する磁気センサであることを特徴とする請求項に記載のコイン払出装置。
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