JP5154203B2 - コイン投出装置 - Google Patents

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本発明は、コイン投出装置に関し、特に遊技機、両替機、自動販売機等に好適に適用できるコイン投出装置に関する。
従来のコイン投出装置100は、例えば図15、図16(特許文献1の図5、図6)に示すように、多数枚のコインを貯留可能なコイン容器102と、このコイン容器102の底部に配された本体部104とを備えてなる。コイン容器102は連結部102Aを介して本体部104に取り付け固定されている。本体部104は、ベースフレーム106と、モータ108と、中央部がモータ軸108Aに取り付けられてモータ108から駆動力を受けて回転する回転ディスク110と、ベースフレーム106の上部に取り付けられて、回転ディスク110が上面に配置されるベースプレート112と、を有する。
回転ディスク110は円盤状であり、その外周部に設けられた側壁110Aと、コインが入る大きさの複数の開口110Bが円周方向に設けられたコイン摺動面110Cとを有する。コイン容器102内から、コイン案内筒102Bを通過して開口110B内に入ったコインは、回転ディスク110の回転に伴い、側壁110Aに側面を接しつつベースプレート112の上面を滑って、コイン払出口112Aから外部に投げ出される。
ここで、回転ディスク110を円滑に回転させるためには、例えば図17に示すように、連結部102Aの最内面と回転ディスク110の側壁110Aの外面との間に微小な隙間120を設けておく必要があり、また、コイン案内筒102Bの下端と回転ディスク110の側壁110Aの上面との間にも微小な隙間122を設けておく必要がある。
しかし、コイン案内筒102Bの下端と回転ディスク110の側壁110Aの上面との間の隙間122の幅がコインCの厚さよりも大きいと、例えば図18(特許文献1の図8)に示すように、隙間122にコインCが挟まってしまい、回転ディスク110の回転がロックされたり、コイン容器102内のメダルの動きが制限されて、回転ディスク110の回転に対する抵抗となり、回転ディスク110の回転速度が低下したりする場合がある。また、このコイン投出装置100を長期間使用することにより、回転ディスク110の側壁110Aの上端や、コイン容器102のコイン案内筒102Bの下端がコインCの接触により削られて隙間が拡大し、そのためにコインCが隙間122に挟まる場合もある。
したがって、コイン案内筒102Bの下端と回転ディスク110の側壁110Aの上面との間の隙間122は可能な限り狭く設定することが好ましい。
一方、コイン投出装置100から投げ出されるコインCの厚さを変更する場合には、例えば図19(特許文献1の図9)に示すように、ベースプレート112の上面と回転ディスク110の下面との間に、必要な厚さのスペーサ124を配置するなどして、コインCの厚さに合わせてベースプレート112の上面と回転ディスク110の下面との間の距離を調整して、コインCがコイン払出口112Aから外部に投げ出されるようにする必要がある。ここで、隙間122が狭く設定されていると、ベースプレート112の上面と回転ディスク110の下面との間に必要な厚さのスペーサ124を配置した場合、回転ディスク110の側壁110Aの上端面と、コイン容器102のコイン案内筒102Bの下端面とが接触してしまうことがある。このため、図19に示すように、スペーサ124の厚さと同じ厚さのスペーサ126をベースプレート112の上面と連結部102Aの下面との間にも配置して、コイン案内筒102Bの下端と回転ディスク110の側壁110Aの上面との間の隙間を維持する必要がある。
特開2000−348230号公報(図5、図6、図8、図9)
しかしながら、コイン投出装置において、コイン容器を本体部から着脱することは頻繁に行う必要のある作業であり、コイン容器を本体部から容易に着脱できるようにすることが望まれている。このため、従来から、例えば、図20(コイン投出装置150の断面図)に示すように、コイン容器152の下部に突起部152A、152Bを設けるとともに、本体部154の上部にフック部154A、154Bを設け、フック部154A、154Bに突起部152A、152Bを係合することおよびその係合を解除することで、本体部154に対してコイン容器152の着脱を行うようなフック機構が用いられている。なお、図20はフック機構を示すことを目的とした図であるため、回転ディスク等は描いていない。
このようなフック機構を用いたコイン投出装置150の場合、コイン容器152と本体部154との間にスペーサを配置することは構造的に難しく、コインの厚さに合わせて、コイン容器152と本体部154との間に所定の隙間を設けることは、非常に困難であり、コインの厚さによっては、フック機構を用いたコイン投出装置150を用いることができなかった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、コイン容器部と本体部との位置関係を調整することなく、コインの厚さの変更に対応できるコイン投出装置を提供することを目的とする。
本発明は、コインが入る大きさの複数の貫通開口が円周方向に並んで形成されているとともに、該複数の貫通開口をまとめて取り囲む側壁を外周部に有する回転ディスクと、前記回転ディスクの裏面側に配置され、前記貫通開口から取り込まれたコインがその表面を摺動するベースプレートと、前記回転ディスクの外径よりもやや大きい内径の円筒を有し、該円筒が前記回転ディスクの外周面と隙間をあけて、前記回転ディスクの外周面を取り囲むように配置されたコインガイドと、前記回転ディスクの上方に配置されるとともに、前記コインガイドの前記円筒と隙間をあけて対向するコイン案内筒を有する、多数枚のコインを貯留可能なコイン容器部と、を備えたコイン投出装置であって、前記コインガイドの前記円筒の上端部には円周方向に凹凸のある上端凹凸部が設けられているとともに、該上端凹凸部とかみ合わさるように前記コイン容器部の前記コイン案内筒の下端部にも円周方向に凹凸のある下端凹凸部が設けられており、さらに、前記上端凹凸部は前記円筒の内面よりも内側に突出して、前記回転ディスクの前記側壁の少なくとも一部を、コインが挟まらないわずかな隙間をあけて上方から覆っていることを特徴とするコイン投出装置により、上記目的を達成するものである。
本発明によれば、コインガイドの円筒の上端部には円周方向に凹凸のある上端凹凸部が設けられているとともに、該上端凹凸部とかみ合わさるようにコイン容器部のコイン案内筒の下端部にも円周方向に凹凸のある下端凹凸部が設けられているので、コイン案内筒の下端凹凸部と、コインガイドの上端凹凸部との隙間が、コインの厚さよりもある程度大きく開いていたとしても、該隙間にコインの入り込む量を十分小さくでき、コイン案内筒の下端面とコインガイドの上端面との間の隙間にコインが挟まり込まないようにすることができる。このため、該隙間にコインが挟まり込み、コイン容器部内のコインの動きが制限されて、これが抵抗となり、回転ディスクの回転速度が低下することを防止することができる。
また、コインが通常よりも厚い場合に、回転ディスク及びコインガイドとベースプレートとの間に挿入されるスペーサの厚さを想定して、コイン容器部のコイン案内筒の下端凹凸部と、コインガイドの上端凹凸部との間に所定の量の隙間を当初から開けたまま、コイン容器部を本体部に設置することができるので、コインの厚さの変化に対応する際にもコイン容器部を本体部に対して垂直方向の位置調整をする必要がなく、コインの厚さの変化に対する調整が容易である。
更に、コイン容器部のコイン案内筒に下端凹凸部を形成し、コインガイドに上端凹凸部を形成するだけで、コイン案内筒の下端面とコインガイドの上端面との間の隙間にコインが挟まることを防止できるため、本発明に係るコイン投出装置は、従来のコイン投出装置と比べて、部品点数は増加しておらず、また、製造コストも上昇しない。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコイン投出装置10を示す外観斜視図であり、図2はその分解図であり、図3、図4はその断面図である。
このコイン投出装置10は、多数枚のコインを貯留可能なコイン容器部12と、このコイン容器部12の下方に配された本体部20とを備え、コイン容器部12が本体部20に取り付け固定されてなる。
コイン容器部12は、コイン容器14と、コイン流14Aと、シュート14Bと、コイン案内筒16と、連結部18と、を有してなる。
コイン容器14は、コインを貯留する役割を有するとともに、下方に配置された本体部20にコインを供給する役割を有する。コイン容器14は、上方に開口する箱型形状をなしていて、底部には、板状体が斜めに設けられてなるコイン流14Aが配置されている。コイン流14Aの下方には筒状のコイン案内筒16が設けられており、コイン容器部12は、下方を円形に開口している。コイン流14Aの表面部には、コイン流14Aの傾斜方向に直線の溝が形成されている。コイン流14Aの直線の溝は、摩擦を少なくして、コインがコイン流14A上を下方に滑り落ちやすくするために設けられている。シュート14Bは、コイン容器14から溢れたコインを別の容器(図示せず)へと排出する経路である。
コイン案内筒16は、筒状であって、コイン容器14の底部のコイン流14Aから落下したコインを本体部20に導入する役割を有し、コイン容器14と一体的に設けられており、コインをコイン容器14から本体部20に供給する経路となる。コイン案内筒16の下端部は、図3に示すように、円周方向に凹凸が全周にわたって設けられて下端凹凸部16Aとなっている。この下端凹凸部16Aは、コインガイド30の上端凹凸部30Dと、隙間を持って嵌まり込むようになっている。コインガイド30の上端凹凸部30Dは、コインガイド30の円筒30Cの上端部に設けられており、円周方向に凹凸が全周にわたって設けられている。
コイン容器14内に投入されて貯留されたコインは、コイン流14Aを下方に向かって滑り落ち、コイン容器14の底部の円形の開口からコイン案内筒16を通って、順次本体部20に供給される。
連結部18は、図3に示すように、コイン案内筒16の外側(側方および下方)に設けられており、連結部18の下端部には突起部18A、18Bが設けられている。突起部18Aは、ベースフレーム22と一体的に設けられたフック部22Aと係合し、突起部18Bは、ベースフレーム22に取り付けられたフック部22Bと係合する。突起部18A、18Bがフック部22A、22Bと係合することで、本体部20へのコイン容器部12の取り付けがなされ、その係合を解除することで、本体部20からのコイン容器部12の取り外しが行われる。
図5は、コイン投出装置10の本体部20を示す斜視図である。図2、図5に示すように、本体部20は、ベースフレーム22と、ベースプレート24と、回転ディスク26と、モータ28と、コインガイド30と、排出プレート32と、計数装置34と、を有してなる。なお、図5では、図示の都合上、回転ディスク26は上方に取り外して示しており、また、コインガイド30の一部(コイン払出口22Aの近傍)は切り欠いて示している。
ベースフレーム22は、本体部20の外形を形成するケーシングであり、図2に示すように、中空であって、水平面に対し45°程度傾斜した開口面を上部に有している。また、図2、図5に示すように、ベースフレーム22の側面の上端部の一部には、切り欠きが設けられており、コインが外部に投げ出されるコイン払出口22Aとなっている。
ベースプレート24は、ベースフレーム22の上部の開口に嵌って、該開口を塞ぐように配置され、ベースプレート24の上面が、コイン払出口22Aの底面と一致するように配置されている。ベースプレート24の上面には、コインガイド30および排出プレート32がねじで固定されている。コインガイド30の貫通孔30Aが位置するベースプレート24の上面は、コインが摺動するコイン摺動面24Aとなる。また、排出プレート32は、コイン払出口22Aの幅を規定している。
コイン払出口22Aの底面は、コイン摺動面24Aを含む平面に含まれており、コイン払出口22Aの底面は、コイン摺動面24Aと連続面になっている。このコイン払出口22Aは、回転ディスク26の回転により、コインがコイン摺動面24Aから遠心方向に向けて装置外に投げ出される際に、該コインを通過させる。
回転ディスク26は略円盤状であり、外周部に設けられた円筒状の側壁26Aと、該側壁26Aにまとめて取り囲まれ、円周方向に並んで設けられた、直径がコインよりも大きく、表裏に貫通した複数の貫通開口26Bと、を有し、裏面がコイン摺動面24Aと略当接するように、ベースプレート24の上面に配置されている。さらに、回転ディスク26の裏側には、側壁26Aの外側面に開口し、かつ、貫通開口26Bと連結した払出空間26Cが備えられている。払出空間26Cは、貫通開口26Bに入ったコインをコイン払出口22Aへと導く経路となる。
モータ28は、本体部はベースプレート24の下方に配置されているが、モータ軸28Aはベースプレート24のコイン摺動面24Aの中央部から上方に突出している。モータ軸28Aにはピン(図示せず)が取り付けられており、このピンに回転ディスク26の中央部の裏面に設けられた溝(図示せず)が嵌まり込むようになっており、このようにして回転ディスク26はモータ軸28Aに軸受けされている。そして、このピンを介してモータ28からの回転駆動力が回転ディスク26に伝達されて、回転ディスク26は回転し、貫通開口26Bに取り込まれたコインはこの回転による遠心力によって払出空間26Cに送り込まれる。
コインガイド30は、図2および図5に示すように、回転ディスク26の外径よりも大きい径の円形の貫通孔30Aが中央部に開いた正方形状の板状体である底面部30Bと、該円形の貫通孔30Aの周囲に設けられた円筒30Cと、円筒30Cの上端部に設けられ、円周方向に凹凸があり、かつ、円筒30Cの内面よりも内側に突出して設けられた上端凹凸部30Dと、からなる。また、図2に示すように、底面部30Bおよび円筒30Cの底部の一部には、コイン払出口22Aに対応した位置に下面切り欠き部30Eが設けられている。
コインガイド30の円筒30Cの内周面には、回転ディスク26の回転に伴い、回転ディスク26の貫通開口26Bから払出空間26Cへと移動したコインの側面が接触する。この接触により、下面切り欠き部30Eに達するまで、コインは遠心方向に投げ出されないようになっている。また、コインガイド30の下面切り欠き部30Eの天井面と、コイン払出口22Aの底面との間を、コインはすり抜けて外部に投げ出されるので、コインガイド30の下面切り欠き部30Eは、コイン払出口22Aの隙間の高さを規制する役割を有する。
ここで、コイン案内筒16の下端部、回転ディスク26の側壁26Aの上端部、ならびに、コインガイド30の円筒30Cの上端部および上端凹凸部30Dの位置関係を示すために、図6にそれらの断面の模式図を示す。
上端凹凸部30Dの内径は、回転ディスク26の側壁26Aの外径よりもやや小さくなっており、図6に示すように、上端凹凸部30Dが回転ディスク26の側壁26Aを上方から覆っている状態となっており、回転ディスク26が回転中に上方に外れることを防いでいる。このため、回転ディスク26をモータ軸28Aに固定的に取り付ける必要がなくなり、本実施形態では、前述のように、モータ軸28Aに取り付けられたピンに回転ディスク26の中央部の裏面に設けられた溝(図示せず)を嵌まり込ませるだけでよい。また、コインガイド30の円筒30Cの内径は、回転ディスク26の側壁26Aの外径よりもやや大きくなっており、回転ディスク26の回転中に、回転ディスク26の側壁26Aがコインガイド30の円筒30Cに接触しないようになっている。
また、回転ディスク26の側壁26Aの上面と、コインガイド30の上端凹凸部30Dの下面との間の隙間は、コインの厚さよりも狭くなっており、側壁26Aの上面と、上端凹凸部30Dの下面との間にコインが挟まることがないようになっている。
また、図6に示すように、コイン案内筒16の下端面の内径は、コインガイド30の上端凹凸部30Dの内径よりも大きくなっており、また、上端凹凸部30Dの内径は、側壁26Aの内径よりも大きくなっている。このため、コイン案内筒16の下端面と側壁26Aの上面との間にコインが挟まることはない。また、上端凹凸部30Dの下面と回転ディスク26の底面26Dとの間にコインが挟まることもない。
排出プレート32は、コインガイド30の下面切り欠き部30Eから遠心方向に送り出されたコインがコイン払出口22Aに導かれるように、ベースプレート24の上面に取り付けられており、コインが進行する経路を規制する。
計数装置34は、回転ディスク26の回転に伴い投げ出されたコインを計数する役割を有する。計数装置34の本体部はベースプレート24の下方に配置されているが、計数装置34の検出レバー(図示せず)はベースプレート24の上面に突出しており、検出レバーの先端には検出ローラ34Aが備えられている。この検出ローラ34Aは、コイン摺動面24Aとコイン払出口22Aとの境界部において、ベースプレート22の上面よりも上方に突出しているとともに、検出ローラ34Aと排出プレート32との間の間隔Wを狭める方向に付勢されている。
検出ローラ34Aと排出プレート32との間の間隔Wは、コインの直径よりも小さく設定されており、排出プレート32に導かれて進行してきたコインは、付勢力に抗して、間隔Wが大きくなる方向に検出ローラ34Aを押しながらコイン払出口22Aに向かって進行し、コイン払出口22Aから外部に投げ出される。検出ローラ34Aがコインによって押されて移動することにより、検出レバー(図示せず)も揺動する。検出レバー(図示せず)の揺動回数を計数装置34が検出することにより、計数装置34は、外部に投げ出されたコインの枚数を計測する。
図7(本体部20の正面図)を用いて、コインが外部に投げ出されるまでの動作をさらに説明する。回転ディスク26の裏面には、図7に示すように、遠心方向に向かって傾斜した形状の押出部26Eが設けられている。押出部26Eは、ひれと称されることもある。
回転ディスク26の貫通開口26Bに取り込まれたコインCは、回転ディスク26の矢印A方向の回転に伴い、遠心力によって払出空間26Cに送り込まれ、そして、片面をコイン摺動面24Aに接し、側面をコインガイド30の円筒30Cの内周面に接した状態で、回転ディスク26の円周方向に摺動する。
そして、回転ディスク26が矢印A方向に回転することによる遠心力により、コインCが検出ローラ34Aと排出プレート32との間に送り込まれる。その後、押出部26EがさらにコインCを後押しして、検出ローラ34Aを付勢力に抗して移動させ、検出ローラ34Aと排出プレート32との間の間隔Wを押し広げる。この結果、コインCは、コイン払出口22Aから装置外へと投げ出される。
このようにして、コイン投出装置10は、回転ディスク26の上面側から貫通開口26Bに取り込んだコインCを、回転ディスク26の回転により、回転ディスク26の裏面側の払出空間26Cを経由させて、1枚ずつ順次装置外へ投げ出すことができる。
次に、コインの厚さが変わった場合を想定して設けられた、第1実施形態に係るコイン投出装置10の特徴的な構成である、コインガイド30の上端凹凸部30Dおよびコイン案内筒16の下端凹凸部16Aについて、図8〜10を用いてさらに詳細に説明する。図8、図9は、コインガイド30の上端凹凸部30Dおよびコイン案内筒16の下端凹凸部16Aを中心とした部分の拡大断面図であり、図8はスペーサを用いていない場合で、図9はスペーサを用いた場合である。図10は、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aとが、所定の隙間をもって噛み合わさった状態を模式的に示す図である。
コインが通常よりも厚く、コインの厚さが払出空間26Cの高さよりも厚い場合、回転ディスク26の貫通開口26Bに取り込まれたコインは、回転ディスク26が回転しても払出空間26Cに送り込まれない。そこで、回転ディスク26とベースプレート22との間に、コインの厚さに対応したスペーサ40を挿入する必要がある。
一方、コインガイド30の上端凹凸部30Dの下面と、回転ディスク26の側壁26Aの上端面との間には、当初からコインの厚さ未満のわずかな幅の隙間しかなく、回転ディスク26とベースプレート22との間にスペーサ40を挿入して、回転ディスク26が上方に移動すると、回転ディスク26の側壁26Aの上端面は、コインガイド30の上端凹凸部の下面と接触してしまうことがある。また、コインガイド30の下面切り欠き部30Eの天井面と、コイン摺動面24Aとの間の距離をコインの厚さに応じて大きくしなければ、コインは下面切り欠き部30Eを通過できなくなることがある。したがって、コインガイド30とベースプレート22との間にも、コインの厚さに対応したスペーサ42を挿入して、コインガイド30も上方に移動させる必要がある。なお、スペーサ40、42の形状は、例えば平らな円環状である。
ここで、コイン容器部12は、本体部20のベースフレーム22に、図4に示すように突起部18A、18Bがフック部22A、22Bに係合することにより固定されており、コインの厚さに応じてコイン容器部12を垂直方向に上下に移動して配置することが構造上できない。このため、コイン容器部12の底部のコイン案内筒16の下端面と、コインガイド30の円筒30Cの上端面との間には、コインの厚さの変更に対応してコインガイド30を上方に移動させることができるように、ある程度の隙間を開けておく必要がある。
しかし、この隙間がコインの厚さよりも大きくなると、この隙間にコインが挟まることがある。この隙間にコインが挟まると、コイン容器14およびコイン案内部16内のコインの動きが制限されて、これが抵抗となり、回転ディスク26の回転速度が低下することがある。
そこで、第1実施形態に係るコイン投出装置10では、コインガイド30の上端部には円周方向に凹凸のある台形状の上端凹凸部30Dを設け、コイン案内筒16の下端部にも円周方向に凹凸のある台形状の下端凹凸部16Aを設け、コインガイド30の台形状の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の台形状の下端凹凸部16Aとが噛み合わさるようにしている。このようにすることで、コインガイド30の上端部とコイン案内筒16の下端部との間に、コインの厚さよりもある程度大きな隙間を設けても、該隙間にコインが入り込める量を十分小さくすることができるので、該隙間にコインが挟み込まれないようになる。
このため、図8に示すように、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aとの間に所定量の隙間を開けたまま、コイン容器部12を本体部20に取り付けることができるので、コインの厚さが通常よりも厚くなり、回転ディスク26およびコインガイド30と、ベースプレート24との間にスペーサを配置する場合でも、図9に示すように、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aとの間の隙間を狭めるだけでよく、コイン容器部12を本体部20に対して、垂直方向に位置調整をする必要はない。
また、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aとが、所定の隙間をもって噛み合わさった状態の噛み合わせ部を図10に模式的に示す。図10において、水平方向の隙間44の長さL1は、コインの直径よりも十分に小さくすることが好ましい。これにより、コインが水平方向の隙間44に挟み込まれる可能性は極めて小さくなる。一方、水平方向の隙間44の長さL1が、コインの直径程度にまで長くなると、コインが水平方向の隙間44に挟み込まれる可能性が高くなってくる。また、斜め方向の隙間46は、水平方向の隙間44と比べてコインが挟み込まれにくいが、斜め方向の隙間46にもコインが斜めになって挟み込まれる可能性はあるので、斜め方向の隙間46の長さL2もコインの直径よりも十分に小さくすることが好ましい。
なお、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aとを噛み合わせる際、特段の注意を払う必要はない。図10に示す台形状の凹凸からなる上端凹凸部30Dおよび下端凹凸部16Aは、どちらも先端に行くほど台形の幅が狭くなっているので、コイン容器部12を本体部20に取り付ける際、上端凹凸部30Dと下端凹凸部16Aとの凹凸の対応が多少ずれていても、上端凹凸部30Dと下端凹凸部16Aとは、台形の斜めの線に沿って近づけていくことができるからである。
以上説明したように、本発明の第1実施形態のコイン投出装置10によれば、コイン容器部12底部のコイン案内筒16の下端凹凸部16Aと、コインガイド30の上端凹凸部30Dとの隙間が、コインの厚さよりもある程度大きく開いていたとしても、該隙間にコインの入り込む量を十分小さくできるので、コイン案内筒16の下端面とコインガイド30の上端面との間の隙間にコインが挟まり込まないようにすることができる。このため、該隙間にコインが挟まり込み、コイン容器14およびコイン案内筒16内のコインの動きが制限されて、これが抵抗となり、回転ディスク26の回転速度が低下することを防止することができる。
また、コインが通常よりも厚い場合に、回転ディスク26及びコインガイド30とベースプレート22との間に挿入されるスペーサの厚さを想定して、コイン容器部12底部のコイン案内筒16の下端凹凸部16Aと、コインガイド30の上端凹凸部30Dとの間に所定の量の隙間を当初から開けたまま、コイン容器部12を本体部20に設置することができるので、コインの厚さの変化に対応する際にもコイン容器部12を本体部20に対して垂直方向の位置調整をする必要がなく、コインの厚さの変化に対する調整が容易である。
更に、コイン容器部12底部のコイン案内筒16に下端凹凸部16Aを形成し、コインガイド30に上端凹凸部30Dを形成するだけで、コイン案内筒16の下端面とコインガイド30の上端面との間の隙間にコインが挟まることを防止できるため、本発明の第1実施形態のコイン投出装置10においては、部品点数は増加しておらず、また、製造コストも上昇しない。
また、本実施形態では、コインの厚さの変更に対応する際、回転ディスク26及びコインガイド30と、ベースプレート22との間に、それぞれコインの厚さに対応したスペーサを挿入するので、回転ディスク26の側壁26Aの上端面とコインガイド30の上端凹凸部の下面との間の隙間は、コインの厚さに対して十分狭い状態を維持しつつ、コインの厚さの変更に対応することが可能である。しかし、摩耗により、回転ディスク26の側壁26Aの上端面とコインガイド30の上端凹凸部の下面との間の隙間が広がる可能性はあるので、たとえ磨耗により該隙間の幅が広がっても、該隙間にコインが挟み込まれにくいように、図11に示すように、回転ディスク26の側壁26Aの上端面とコインガイド30の上端凹凸部30Dの下面をそれぞれ傾斜面とすることが好ましい。
次に、本発明の第2〜第4実施形態について説明する。第2〜第4実施形態は、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの形状を、第1実施形態よりも工夫した実施形態である。
図12は、第2実施形態における、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの噛み合わせ部分を模式的に示す図である。第2実施形態において、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの凹凸の形状は、図12に示すように、回転ディスク26の回転平面に対して平行な部分を持たない、直線のみで形成された山形状である。第2実施形態における凹凸の形状は、回転ディスク26の回転平面に対して平行な部分を持たないため、第1実施形態と比べて、回転ディスク26の回転時に、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの噛み合わせ部分の隙間にコインが挟み込まれにくい。ただし、斜め方向には直線部があるので、コインが斜めの直線部の隙間に挟まれる可能性はある。
図13は、第3実施形態における、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの噛み合わせ部分を模式的に示す図である。第3実施形態において、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの凹凸の形状は、図13に示すように、第2実施形態の山部および谷部を円弧で形成した形状であり、第2実施形態よりも直線部が短いため、第3実施形態は第2実施形態よりもさらに隙間にコインが挟み込まれにくい。
図14は、第4実施形態における、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの噛み合わせ部分を模式的に示す図である。第4実施形態において、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの凹凸の形状は、図14に示すように、円弧のみで形成された形状であり、直線部を持たないため、第4実施形態は第1〜第3実施形態よりもさらに隙間にコインが挟み込まれにくい。
以上、本発明の第1〜第4実施形態について説明したが、コインガイド30の上端凹凸部30Dとコイン案内筒16の下端凹凸部16Aの凹凸の形状は、第1〜第4実施形態における凹凸の形状の組み合わせであってもよく、また、等ピッチでなくてもよい。さらに、第1〜第4実施形態における凹凸形状以外の凹凸形状であっても構わない。
本発明の第1実施形態に係るコイン投出装置を示す外観斜視図 前記コイン投出装置の分解図 前記コイン投出装置の断面図 前記コイン投出装置の断面図 コイン投出装置の本体部を示す斜視図 前記コイン投出装置において、コイン案内筒の下端部付近の断面の模式図 前記コイン投出装置の本体部の正面図 前記コイン投出装置における、コイン案内筒の下端部付近の断面の拡大断面図(スペーサを用いていない場合) 前記コイン投出装置における、コイン案内筒の下端部付近の断面の拡大断面図(スペーサを用いた場合) 前記コイン投出装置において、コインガイドの上端凹凸部とコイン案内筒の下端凹凸部とが、所定の隙間をもって噛み合わさった状態を模式的に示す図 前記コイン投出装置において、回転ディスクの側壁の上端面とコインガイドの上端凹凸部の下面をそれぞれ傾斜面とした場合を模式的に示す断面図 第2実施形態に係るコイン投出装置において、コインガイドの上端凹凸部とコイン案内筒の下端凹凸部の噛み合わせ部分を模式的に示す図 第3実施形態に係るコイン投出装置において、コインガイドの上端凹凸部とコイン案内筒の下端凹凸部の噛み合わせ部分を模式的に示す図 第4実施形態に係るコイン投出装置において、コインガイドの上端凹凸部とコイン案内筒の下端凹凸部の噛み合わせ部分を模式的に示す図 従来のコイン投出装置の側面図 前記コイン投出装置の一部を示す斜視図 前記コイン投出装置の一部を拡大して示す断面図 前記コイン投出装置にコインが挟まった状況を模式的に示す断面図 前記コイン投出装置にスペーサを設置した状況を模式的に示す断面図 従来のコイン投出装置のフック機構を示す断面図
符号の説明
10…コイン投出装置
12…コイン容器部
14…コイン容器
14A…コイン流
16…コイン案内筒
16A…下端凹凸部
16B…基板認識カメラ
18…連結部
18A、18B…突起部
20…本体部
22…ベースフレーム
22A、22B…フック部
24…ベースプレート
26…回転ディスク
26A…側壁
26B…貫通開口
26C…払出空間
26D…底面
26E…押出部
28…モータ
28A…モータ軸
30…コインガイド
30A…貫通口
30B…底面部
30C…円筒
30D…上端凹凸部
30E…下面切り欠き部
32…排出プレート
34…計数装置
34A…検出ローラ
40、42…スペーサ
44…水平方向の隙間
46…斜め方向の隙間
C…コイン

Claims (1)

  1. コインが入る大きさの複数の貫通開口が円周方向に並んで形成されているとともに、該複数の貫通開口をまとめて取り囲む側壁を外周部に有する回転ディスクと、
    前記回転ディスクの裏面側に配置され、前記貫通開口から取り込まれたコインがその表面を摺動するベースプレートと、
    前記回転ディスクの外径よりもやや大きい内径の円筒を有し、該円筒が前記回転ディスクの外周面と隙間をあけて、前記回転ディスクの外周面を取り囲むように配置されたコインガイドと、
    前記回転ディスクの上方に配置されるとともに、前記コインガイドの前記円筒と隙間をあけて対向するコイン案内筒を有する、多数枚のコインを貯留可能なコイン容器部と、
    を備えたコイン投出装置であって、
    前記コインガイドの前記円筒の上端部には円周方向に凹凸のある上端凹凸部が設けられているとともに、該上端凹凸部とかみ合わさるように前記コイン容器部の前記コイン案内筒の下端部にも円周方向に凹凸のある下端凹凸部が設けられており、
    さらに、前記上端凹凸部は前記円筒の内面よりも内側に突出して、前記回転ディスクの前記側壁の少なくとも一部を、コインが挟まらないわずかな隙間をあけて上方から覆っていることを特徴とするコイン投出装置。
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