JP5379137B2 - 二段式低温空気冷却型吸着冷房設備及び冷房設備を作動させる方法 - Google Patents

二段式低温空気冷却型吸着冷房設備及び冷房設備を作動させる方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5379137B2
JP5379137B2 JP2010519538A JP2010519538A JP5379137B2 JP 5379137 B2 JP5379137 B2 JP 5379137B2 JP 2010519538 A JP2010519538 A JP 2010519538A JP 2010519538 A JP2010519538 A JP 2010519538A JP 5379137 B2 JP5379137 B2 JP 5379137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
evaporator
refrigerant
cooling
condenser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010519538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011530057A (ja
Inventor
アイマン アル−マーイター
アドナン アル−マーイター
Original Assignee
インターナショナル フォー エナジー テクノロジー インダストリーズ エル.エル.シー.
ミレニアム エナジー インダストリーズ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インターナショナル フォー エナジー テクノロジー インダストリーズ エル.エル.シー., ミレニアム エナジー インダストリーズ インコーポレイテッド filed Critical インターナショナル フォー エナジー テクノロジー インダストリーズ エル.エル.シー.
Publication of JP2011530057A publication Critical patent/JP2011530057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5379137B2 publication Critical patent/JP5379137B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B17/00Sorption machines, plants or systems, operating intermittently, e.g. absorption or adsorption type
    • F25B17/08Sorption machines, plants or systems, operating intermittently, e.g. absorption or adsorption type the absorbent or adsorbent being a solid, e.g. salt
    • F25B17/083Sorption machines, plants or systems, operating intermittently, e.g. absorption or adsorption type the absorbent or adsorbent being a solid, e.g. salt with two or more boiler-sorbers operating alternately
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

本発明は、従来のサイクルと比較したときに、周囲温度の低温水および比較的低い温度の「ホット(hot)」水を使用することで、比較的高い効率で冷却効果を生成することができるサイクルを使用する、低グレード熱駆動式吸着冷凍機に適用できる冷房設備に関する。
熱を使用して冷却効果を発生させる原理は周知であり、そして、伝統的な吸収サイクルはこの原理に基づく。しかしながら、伝統的な吸収サイクルと関連した多くの課題のため、注目は、吸着へと移っている。吸着は、大胆にそれを単純化するサイクルにおいて作動するために溶液を要求しない。そして、電子制御機構における最近の向上は、可変の熱源でさえ安定した作動を伴って運転することをより容易にする。
空調および冷房において従来提案された吸着の使用には、さまざまなものがある。その例は、米国特許US5806323号公報、米国特許US7082781号公報、米国特許US4219341号公報、米国特許US5806323号公報、米国特許公開US20050103615 A1号公報、日本国特許公開JP2002250573号公報、日本国特許JP4291751号公報、国際特許WO03046449号公報、国際特許公開WO2004/094948 A1号公報、中国特許CN1266168号公報、および米国特許US6170279号公報において見いだされる。
米国特許US5806323号公報、米国特許US7082781号公報、米国特許US4219341号公報、日本国特許JP4291751号公報、および米国特許US5806323号公報において記述される技術は、蒸発冷却がその後実行されることができるように、空気から湿分の除去を許容する空気の除湿(乾燥剤効果)の原理に基づく。空気からの湿分の除去が吸着原理であるにもかかわらず、それは特定の課題を有する。乾燥剤効果は、湿り空気に対して機能して、冷水を生成することができない。蒸発冷却が空調において空気の温度を低下させるために必要とされて以来、それは冷却の能動的プロセスとはみなされず、そして、工業用途のために使われることができない。住宅の空調にとってさえ、それは、2つの主な不利点を有する。第1は、ドライエリアにおいて機能することができないことである。第2は、空気の温度を低下させるために湿度を加える必要があることであり、これは、心地よいことでなく、そして水の消費を招く。
シリカゲルおよび一段オペレーションに基づく能動的な吸着機械は、市場に出ていて利用できる。これらの機械は、冷媒として水を使用する。そして、シリカゲルは、冷水を生成するために水蒸気を吸着する能力を有する。しかしながら、この種の機械は、空冷式である必要性がある。そして、必要な真空レベルの水は、35℃または40℃の周囲温度の気温では凝縮されることができないので、大気の下で冷却水温度を生成するために冷却塔が必要である。この種の機械は、シリカゲルの低い吸着能力のため、大きさにおいても大きくて、従って高価でもある。国際特許公開WO2004/094928号公報には、良好な効率および比較的「低い(low)」ホット水温で作動するシリカゲル吸着冷凍機の改良が開示されている。しかしながら、この機械は、それが30℃以下の冷却温度を必要とするので、まだ水が冷やされる。吸着機械において通常使用する交換機構を除去することは、回転するコアを使用する。
日本国特許公開JP2002250573号公報は、夏には伝統的な圧縮機ベースの冷却器の温度を低下させるために、そして、冬には逆サイクル・ヒートポンプのための熱を提供するために、太陽熱式吸着冷凍機が使用されて、したがって伝統的な冷却器効率を上昇させる、太陽熱支援式の冷却/加熱デバイスを記述する。吸着冷凍機は低温を提供することが必要であり、そして、凝縮器温度を大気よりも低下させることのみが必要であるので、冷却水の低温を必要としない比較的高い圧力で作動するシリカゲル吸着冷凍機が使われることができて、それ故、冷却塔は必要でない。しかしながら、そのデバイスは単独で冷却効果を生成することができず、そして、任意の必要な冷却を生成するために通常の蒸気圧縮冷凍サイクルに接続されることを必要とする。
冷却塔の必要性を回避するために、水−シリカゲルとは異なる吸着剤−冷媒のペアが、選択されることができる。それ故、冷媒は、それがシリカゲル吸着冷凍機において必要とするよりも高い温度で凝縮されることができて、そして、冷却塔の必要性は除去される。シリカゲル吸着冷凍機の同じ一段サイクルを用いることによって、米国特許公開US20050103615号公報、国際特許WO03046449号公報、中国特許CN1266168号公報、および米国特許US6170279号公報において記述される技術は、活性炭、ゼオライト、および塩化カルシウムのような吸着剤を使用する。利用される冷媒は、アンモニアおよびメタノールである。これらの技術は、別々の熱源および熱を伝達する別々の方法を利用するためのさまざまな技術を用いるけれども、それらはすべて、基本的には、脱着プロセスにおいて冷媒ガスの一段圧縮に基づいて同じ作動サイクルを使用する。この種のサイクルの主な後退は、脱着の全てが高圧で発生する一方で、吸着材料からの冷媒の吸着の全てが、低圧で発生することである。脱着プロセスのための高温が必要とされるか、または、低いレベルの効率のみが達成されることができるか、のいずれかである。米国特許公開US20050103615号公報、および国際特許WO03046449号公報は、断続的なサイクル(昼−夜サイクル)でさえ中間の効率(COP0.2〜0.4)を得るために130℃周辺の温度を達成するために、集中式の太陽熱収集器を使用するシステムを記述する。米国特許US6170279号公報は、同様のレベルの効率を達成するために、ボートのエンジンから排ガスの温度を使用するシステムを記述する。集中器のない太陽エネルギーを用いることによって、中国特許CN1266168号公報において記述されるシステムは、超低レベルの効率(COP0.05〜0.1)を達成する。
上記の技術は、それらが周囲の気温で作動することができないか、または低レベルの効率でのみ作動するか、という課題に苦しむ。大部分の吸着が高圧で発生するとともに、大部分の脱着がより低圧で発生するように、本発明は、二段式の圧縮および脱着プロセスを用いることによって、これらの課題を解決することを意図する。その結果、より多くの冷媒が、同じ温度で吸着されて、そして脱着されることによって、既存のシステムと比較して、比較的高い効率を得る間、比較的低い温度のエネルギー源の使用を許容する。さらにまた、本発明は、空冷式冷却器が構成されることができるように、複数の吸着剤−冷媒のペアの利用を許容する。
本発明の一態様は、熱駆動型吸着冷房設備であって、
−入口側端部および出口側端部を有する凝縮器;
−入口側端部および出口側端部を有し、当該入口側端部は、操作可能な弁を介して前記凝縮器の前記出口側端部に接続される蒸発器;および
−一連の収着−脱着発生器であって、当該発生器の各々は、冷媒流通回路を作成するために前記凝縮器および前記蒸発器への接続のための入口側端部および出口側端部、ならびに、高温度および低温度で前記各発生器を作動するための熱供給を有し、当該発生器は、前記蒸発器で冷却効果を提供するために前記凝縮器および前記蒸発器を通して冷媒を流すように作動する一連の収着−脱着発生器;を含み:
そこにおいて、
前記一連の発生器は、発生器のペアを2つ含み、当該各ペアは、
−第1の発生器であって、前記凝縮器から当該第1の発生器への流れを妨げるために配置される第1の逆止弁を介して、前記凝縮器の前記入口側端部に接続される出口側端部を有する第1の発生器;および
−第2の発生器であって、当該第2の発生器から前記蒸発器への流れを妨げるために配置される第2の逆止弁を介して、前記蒸発器の前記出口側端部に接続される入口側端部、および、前記第1の発生器の前記入口側端部から当該第2の発生器の出口側端部への流れを妨げるために配置される第3の逆止弁を介して、前記第1の発生器の前記入口側端部に接続される当該出口側端部を有する第2の発生器;を含み:
前記発生器の前記各ペアは、冷却効果を提供するために前記凝縮器および前記蒸発器を通して流体を流すように別々に作動する、熱駆動型吸着冷房設備を提供する。
好ましくは、前記熱供給は、前記発生器の温度を制御するために前記発生器への熱伝導流体の供給を含む。
前記熱供給は、前記熱伝導流体を高温に加熱するための太陽熱ヒータを含むことが、特に好ましい。前記太陽熱ヒータは、概して、真空管式太陽熱収集器を含む。前記発生器に供給する前のホット熱伝導流体を貯蔵するための蓄熱器もまた、提供されてもよい。
前記熱供給はまた、概して、前記熱伝導流体を低温に冷やすための放熱器(例えば、周囲温度で空気によって冷やされる)を含む。
前記設備はまた、前記発生器にホットまたはコールド熱伝導流体を循環させるためのポンプを含んでもよい。
前記熱伝導流体は、好ましくは水を含む。
本発明の別の態様は、上記で定義した冷房設備を作動させる方法であって:
前記凝縮器および前記蒸発器を通る回路まわりに冷媒が誘導されるように、前記各発生器の内部でホットとコールドの間を温度が循環する(前記第1の発生器がスーパーチャージド、エンプティ、およびチャージド状態の間を循環して、前記第2の発生器がサブエンプティ、チャージド、およびエンプティ状態の間を対応して循環する)ように、前記各ペアの前記発生器に対して前記弁および前記熱供給を作動させること、を含む方法、を含む。
温度サイクルに先立って、前記方法は、
i)低温に保たれている前記発生器、前記凝縮器および前記蒸発器に、実質的に一定の圧力で冷媒を充填すること;
ii)前記凝縮器から前記蒸発器へ冷媒が流れるのを妨げるために弁を作動させること;
iii)前記第1の発生器がチャージドになり、および前記第2の発生器がエンプティになるように、前記各ペアの前記第1の発生器に冷媒を導入するために、前記各ペアの前記第2の発生器を加熱すること;
iv)前記蒸発器から冷媒を抽出して前記第2の発生器を少なくとも部分的にチャージするために、前記第2の発生器を冷却すること;および
v)前記第2の発生器の1つに接続される前記第1の発生器の内部の冷媒のチャージをさらに増加させるために、当該1つの第2の発生器を加熱すること;
を含む運転開始手順を実行することを含んでもよい。
前記方法の第1のステップは、好ましくは:
−第1のペアの前記エンプティの第2の発生器をサブエンプティ状態にもたらすために、当該第2の発生器を冷却すること;
−前記第1のペアの前記関連した第1の発生器をスーパーチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を加熱すること;および
−前記蒸発器で冷却効果を生じさせるように、前記第1の発生器から前記凝縮器および前記蒸発器を通して前記第2の発生器への冷媒の流れを許容すること;を含む。
概して、前記第1のステップは、前記第1の発生器をエンプティ状態にディスチャージすること、および、前記第2の発生器をチャージド状態にチャージすることを含む。
第2のステップは、好ましくは:
−前記対応する第1の発生器に冷媒をディスチャージして、そして、前記第2の発生器をエンプティ状態にもたらすために、前記チャージド状態の第2のペアの第2の発生器を加熱すること;および
−前記第2のペアの前記関連した第1の発生器をチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を冷却すること;を含む。
第3のステップは、好ましくは:
−前記第2のペアの前記エンプティの第2の発生器をサブエンプティ状態にもたらすために、当該第2の発生器を冷却すること;
−前記対応するチャージド状態の第1の発生器をサブチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を加熱すること;および
−前記蒸発器で冷却効果を生じさせるように、前記第2のペアの前記第1の発生器から前記凝縮器および前記蒸発器を通して前記第2のペアの前記第2の発生器への冷媒の流れを許容すること;を含む。
概して、前記第3のステップは、前記第1の発生器をエンプティ状態にディスチャージすること、および、前記第2の発生器をチャージド状態にチャージすることを含む。
第4のステップは、好ましくは:
−前記対応する第1の発生器に冷媒をディスチャージして、そして、前記第2の発生器をエンプティ状態にもたらすために、前記第1のペアの前記チャージド状態の第2の発生器を加熱すること;および
−前記第1のペアの前記関連した第1の発生器をチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を冷却すること;を含む。
前記冷房設備の実質的に連続する作動を提供するために、前記第1、第2、第3および第4のステップを繰り返すことによって、達成されることができる。
前記蒸発器を横切る空気が冷やされるように、当該蒸発器を横切る空気の流れを導くことによって、冷却空気の供給は提供されることができる。
図1は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態の一例を示す。 図2は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態の別の例を示す。 図3は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態の他の例を示す。 図4は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態のさらに他の例を示す。 図5は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態のさらに他の例を示す。 図6は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態のさらに他の例を示す。 図7は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態のさらに他の例を示す。 図8は、本発明の一実施形態による冷房設備の運転開始および作動状態のさらに他の例を示す。 図9は、完全なシステムにおける図1〜8の実施形態を示す。
本発明の目的は、電気圧縮機を有する伝統的な蒸気圧縮−冷凍ユニットによって通常発生するのと同じレベルに冷却効果を生成するために、「低い(low)」温度(低グレード・エネルギー)を使用することである。本発明は、脱着が低圧で発生するとともに、吸着が高圧で発生することができる、任意の適切な吸着剤−冷媒のペアに基づく、二段式の吸着冷凍サイクルを含む。例えば、このサイクルは、活性炭−メタノール、塩化カルシウム−アンモニア、ゼオライト・メタノール、またはシリカゲル水吸着剤−冷媒ペアのために用いることができる。吸着装置の気体サイクルは、所望の温度で収着−脱着プロセスに高性能を見込むように設計されることができる4つの発生器を含む。吸着剤への冷媒の吸着は、ヒートシンクとして通常の放熱器を有するコールド水サイクルを介して発生器を冷やすことによって活性化されることができる。例えば太陽熱収集器または、「高い(high)」温度としての70℃の低さの温度を有する任意の廃熱源からの、任意のホット水源が、用いられることができる。デジタルコントローラは、ホット水およびコールド水の循環ポンプならびに気体サイクルのソレノイドおよび三方弁を制御するために提供されてもよい。
この冷房設備は、吸着効果を得る発生器の冷却が、「高い(high)」周囲温度で得られることができる一方で、「低い(low)」温度のホット水が脱着効果を発生して、その結果高いサイクル効率に結びつくことを許容する、4つの発生器の使用が、特に本発明にとって新しい。
本明細書において、用語「ホット(hot)」および「コールド(cold)」は、使用する特定の加熱および冷却システムによって達成可能な最も熱いおよび最も冷たい温度に関連する。例えば、ホットで日当りのよい国では、70℃〜90℃の範囲の温度を有することができる太陽熱加熱によって、ホット水を得ることは、可能である。同様に、この種の場所において周囲の気温を使用する冷却は、30℃〜50℃の範囲の温度を有する「コールド(cold)」水を発生することができる。本発明は、ホットとコールドとの間のわずか20℃の温度差によって、(その差がより大きければ大きいほど、作動がより効率的であるけれども、)作動することが可能である。
後述する冷房設備は、発生器、圧縮機および蒸発器を含む冷媒回路を含む。通常の使用において、圧縮機は比較的高い圧力で作動し、蒸発器は比較的低い圧力で作動する。回路の残余の部分は、回路の別々の部分に接続している弁の温度および状態のような事柄に応じた可変的な圧力で作動する。本明細書において、「高圧(high pressure)」は、凝縮器またはその近傍の圧力を意味して、そして、「低圧(low pressure)」は、蒸発器またはその近傍の圧力を意味する。これらの限度間の作動は、「中圧(intermediate pressure)」と記述される。
冷房設備のオペレーションの説明において、発生器は、吸着剤に吸着される冷媒のさまざまなチャージ状態によって作動する。下記の説明において、用語「チャージド(charged)」は、その発生器において吸着される冷媒の量が、特定の作動圧力および温度にとって通常吸着されることができる最大量またはそれをほんの少し下回ることを示すために用いる。用語「スーパーチャージド(super−charged)」は、このレベルを上回る量の冷媒の吸着を示す。用語「エンプティ(empty)」は、特定の作動圧力および温度で脱着の後に、冷媒の残余の量のみが吸着剤に存在することを示すために用いる。用語「サブエンプティ(sub−empty)」は、これを下回るチャージのレベルに関連するために用いる。
多くの種類の多孔質材料は、冷却されるときに気体(冷媒)を吸着(収着)して、加熱されるときにそれらを脱着する能力を有する。所与の低圧に対して、吸着剤は、温度が低ければ低いほどより多くの冷媒を収着する(そして、逆にいえば、圧力を下げることは、所与の低温に対して、吸着剤の能力を減少させる)。同様に、所与の高圧に対して、吸着剤は、温度が高ければ高いほどより多くの冷媒を脱着する(そして、逆にいえば、圧力を上げることは、吸着した冷媒を保持するより大きな能力を吸着剤に与える。したがって、最大量の冷媒を脱着するためにより高い温度を必要とする)。従来の一段式の吸着サイクルは、全ての脱着が高圧で発生するように構成される。それゆえに、非常に高い温度が必要である。その一方で、全ての吸着は低圧で発生する。それゆえに、非常に低い冷却温度が必要である。本発明においては、大部分の吸着が高圧で実行されるように、そして、脱着は、より低い「ホット(hot)」水温および高い「低(low)」水温が使われることができる低圧で発生するように、2つのステージが使われる。本発明では、ペアの一方の発生器が冷媒によってスーパーチャージされるとともに、他方の発生器が完全にエンプティにされる(活性化される)ように、発生器のペアが使われる。スーパーチャージされた発生器は、それから、それを(従来必要であるよりも低いホット水温で再び)加熱することによって加圧される。そして、活性化された発生器は、従来必要であるよりも高い冷却温度で高い真空レベルを得るために冷やされる。冷媒はその後、スーパーチャージされた発生器から、凝縮器および蒸発器を通して、サブエンプティの発生器へ脱着されて、そのプロセスにおいて、蒸発器で冷却効果を発生する。
以下の省略記号が、本発明の実施形態の構造およびオペレーションの説明のための添付図面に関して使われる:
E:蒸発器
E.V.:膨張弁
E.S.C:真空管式太陽熱収集器
G1、G2、G3、G4:発生器
N1、N2、N3、N4、N5、N6:逆止弁
PC:コールド水循環ポンプ
PH:ホット水循環ポンプ
S1:開閉弁(電気的に制御される)
R:放熱器
3W1、3W2、3W3、3W4:ホット水またはコールド水のいずれかを発生器に入力することができる三方弁
A.C.:蓄熱チャンバ
図1〜8に示す本発明の一実施形態による冷房設備は、以下を含む;
−設備の右辺の発生器G1およびG2、ならびに、設備の左辺の発生器G3およびG4であって、各々が吸着剤で満たされ、そして、各発生器の入口および出口で、後述するように一方向にのみ冷媒を流すことを強制している逆止弁(N1、N2、N3、N4、N5およびN6)を有する冷媒の流路によって互いに接続されて、各発生器(G1、G2、G3、G4)は、対応する循環ポンプ(PH)および(PC)に接続されるホット水およびコールド水の出口、三方弁を介してのホット水およびコールド水の入口、ならびに、冷媒の入口および出口を有している、2つのペアとして接続される4つの発生器:
−発生器(G1、G3)の出口に接続される逆止弁(N1、N2)の2つの冷媒の流路から来ている接合部に接続され;第2に、流路が膨脹弁(EV)まで延びる第1の開閉弁(S1)に接続される、凝縮器(C)ユニット;
−膨脹弁(EV)に接続される入口端を有し、そして、発生器(G2、G4)の入口端に接続される逆止弁(N3、N4)の2つの冷媒の流路から来ている接合部に接続される出口端を有する蒸発器(E);および
−ホット水またはコールド水のいずれかをそれぞれの接続部を介してそれぞれの発生器(G1、G2、G3、G4)に入力することができる4つの三方弁(3W1、3W2、3W3、3W4)。
右辺上の発生器G1およびG2ならびに凝縮器および蒸発器;そして、左辺上の発生器G3およびG4ならびに凝縮器および蒸発器:で形成される2つの効果的な冷媒回路がある。
この冷房設備を作動に適する状態に置くために、運転開始シーケンスを有していることが必要である。運転開始シーケンスの開始時には、設備の全ての部分の圧力は、中レベル(凝縮器の最大作動圧力と蒸発器の最小作動圧力との間)でさえあり、そして、冷媒ガスは周囲温度である。運転開始手順の目的は、設備の各構成要素における圧力および温度を、連続作動の出発点へ移すことである。開閉(ソレノイド)弁(S)は、運転開始オペレーションの全てのステップにおいてオフであり、凝縮器および蒸発器からの流れを妨げていて、したがって冷媒回路を閉じている。運転開始オペレーションは、4つのステップで構成される。
運転開始ステップ1−三方弁3W1および3W3によって、コールド水(C)は、発生器G1およびG3を通過することができる。その一方で、三方弁3W2および3W4によって、ホット水(H)は、発生器G2およびG4へと流れることができる。その結果、冷媒ガスは、発生器G2およびG4から脱着されて、発生器G1およびG2に吸着される。そして、G1およびG3を流れるコールド水が任意の吸着熱を取り除く。すべてのガスがG2からG1に移動し、そしてG4からのG3に移動するまで、これは続く。逆止弁N3およびN4があるため、冷媒は、G4およびG2から蒸発器Eへ通過することができない。この時点で、G1およびG3は、コールド(C)かつチャージド(Ch)であり、そして、G2およびG4は、ホット(H)かつエンプティ(Em)である(図2参照)。
運転開始ステップ2−三方弁3W1および3W3によって、コールド水(C)は、発生器G1およびG3を通過することができる。その一方で、三方弁3W2によって、コールド水(C)は、逆止弁N4を通して蒸発器(E)からの冷媒を吸着するために、G2に流れ込むことができて、それを冷却すること(そして、その圧力を下げること)ができる。また他方で、三方弁(3W4)によって、ホット水(H)は、G4を通して流れることができて、蒸発器の圧力よりも上の圧力を維持することができる。このステップの終りまでに、蒸発器の内部のガスのほとんど50%は吸着されてしまい、そして、その圧力は減少するが最小レベルにまでは至っていない。G1およびG3は、コールド(C)かつチャージド(Ch)状態にとどまり、そして、G2もまた、コールド(C)かつチャージド(Ch)状態になる。その一方で、G4は、ホット(H)かつエンプティ(Em)状態にとどまり、そして、G2よりも高い圧力で、冷媒の流れはG2のみに通過する。G4のより高い圧力は、逆止弁N3を通して蒸発器からG4への冷媒の流れを妨げる(図3参照)。
運転開始ステップ3−三方弁3W1および3W3によって、コールド水(C)は、発生器G1およびG3を通過することができる。その一方で、三方弁3W2によって、ホット水(H)は、G2に流れ込むことができて、ステップ2(上記参照)において吸着されたガスを脱着することができて、その圧力を上げることができる。逆止弁N4は、冷媒が蒸発器の中へと逆流することを防止する。そして、より高い圧力は、脱着した冷媒がG1に向けて逆止弁N5を通過して、その中の冷媒の総量をさらに増加させることを意味する。同時に、三方弁3W4によって、コールド水(C)は、蒸発器Eの内部の冷媒の残余を吸着して、その圧力をさらに下げるために、G4へと流れることができて、それを冷却すること(そして、その圧力を下げること)ができる。このステップの終りまでに、蒸発器の内部の圧力は、その最小レベルであり、発生器G1は、コールド(C)かつ冷媒によってスーパーチャージド(SCh)であり、G2は、ホット(H)かつエンプティ(Em)であり、G3およびG4は、コールド(C)かつチャージド(Ch)である(図4参照)。
運転開始ステップ4−三方弁3W1によって、ホット水(H)は、G1へと流れることができて、その圧力(そして、凝縮器の圧力)を上げることができる。したがって、冷媒の量がこの温度で吸着剤の容量を有意に上回るにつれて、G1はより高くスーパーチャージされる。同時に、三方弁3W2によって、コールド水は、G2へと流れることができて、それを冷却することができて、そして、その圧力を蒸発器の圧力に達するまで下げることができる。したがって、エンプティのときに、G2は、その温度および圧力での残余の量としての通常の場合よりも有意に少ない吸着される冷媒を有する。左辺では、三方弁3W4によって、ホット水(H)は、G4(それはチャージされる)へと流れることができて、その圧力を上げて、G4からG3(それはスーパーチャージに向けて始まる)へ冷媒を脱着するために加熱することができる。そして、三方弁3W3によって、コールド水(C)は、G3へと流れることができて、吸着熱を取り除くことができる。このステップの終りまでに、設備の各構成要素の条件は、連続サイクルを始めるのに適している:G1は、ホット(H)かつスーパーチャージド(SCh)であり、G2は、コールド(C)かつサブエンプティ(SEm)であり、G3は、コールド(C)かつ部分的にチャージド(Ch)であり、そして、G4は、ホット(H)かつチャージド(Ch)である(図5参照)。
実質的に連続する冷却効果を達成するために、このサイクルは、基本的には3つの閉ループ・サイクル:冷凍サイクル、ホット水サイクルおよびコールド水サイクルで構成される。
この冷凍サイクルのための連続するオペレーションは、デジタルコントローラによって決定される4つのステップを含む。第1のオペレーション・ステップの始まりは、ソレノイドバルブSが開いている以外は、第4の運転開始ステップの最後と本質的に同様である。
オペレーション・ステップ1−このステップの開始時には、発生器は、以下の状態にある:
G1は、ホットかつ冷媒によってスーパーチャージドである;
G2は、コールドかつサブエンプティ(超低レベルの冷媒)である;
G3は、コールドかつ部分的にチャージド(冷媒は低レベルであるが、G2のレベルよりも高い)である;
G4は、ホットかつ冷媒によってチャージドであるが、G1のレベルよりも低い。
このステップにおいて、開閉弁(S)は、開いている。第1の三方弁3W1によって、ホット水(H)は、第1の発生器G1へと流れることができて、高圧で脱着を生じさせることができる。その一方で、第2の三方弁3W2によって、コールド水(C)は、最初にサブエンプティである第2の発生器G2へと流れることができる。第1の発生器G1は、熱(H)により、冷媒の凝縮圧力よりも上の圧力に(例えば、メタノールに対しては0.4バールよりも上の圧力に、そして、アンモニアに対しては13バールよりも上の圧力に)加圧されるので、冷媒は、吸着剤から脱着されて、そして、第1の逆止弁N1を通って凝縮器Cへと流れる。第5の逆止弁N5は、冷媒が直接G2に流れ込むのを防止する。そして、第2の逆止弁N2は、左辺の回路がより低圧力状態であっても、左辺の回路への流れ込みを防止する。その結果、冷媒は、凝縮器Cを通過しなければならない。その過程で、冷媒は、凝縮器において凝縮して、それから膨脹弁EVを通して流れて、凝縮(最高−5Cは、容易に達成できる)のレベルに応じて低温で蒸発器Eにおいて蒸発して、それから第2の発生器(G2)において吸着される。
凝縮器の左辺では、三方弁3W3は、コールド水(C)をG3に与える。その一方で、3W4によって、ホット水(H)は、G4へと流れることができて、中圧でG4から冷媒の解放を生じさせることができる。逆止弁N6によって、冷媒は、G4から、中圧で吸着されるG3へと自由に流れることができる。このステップの間、G3は、収着が中圧で発生した時から、冷媒によってスーパーチャージされる。その一方で、G4は、脱着が同じ中圧で発生した時から、エンプティにされる(活性化される)。
このステップの終りまでに、G4は、中圧でホット(H)かつエンプティ(Em)である。その一方で、G3は、中圧でコールド(C)かつスーパーチャージド(SCh)である。G1は、高圧でホット(H)かつエンプティ(Em)である。そして、G2は、低圧でコールド(C)かつチャージド(Ch)である(図6参照)。
オペレーション・ステップ2−これは、オペレーション・ステップ1と比べて比較的短時間の間持続する中間のステップであって、オペレーション・ステップ3(下記参照)のための発生器を準備することを意図する。オペレーション・ステップ2において、開閉弁Sは、凝縮器の高圧を維持するために閉じられている。三方弁3W1によって、コールド水(C)は、G1へと流れることができて、その圧力を下げることができて、そして、冷媒を吸着するその能力を増加させることができる。三方弁3W2によって、ホット水(H)は、G2へと流れることができて、その圧力を上げることができて、そして、冷媒を吸着するその能力を減少させることができる。したがって、G2において吸着された冷媒は、脱着されて、逆止弁N5を介してG1へと通過する。G2からのガスのディスチャージおよびG1でのガスの吸収は、中圧で行われる。従来技術のシステムと比較したときに、この中圧は、ディスチャージステップに関してはより低く、吸収ステップに関してはより高く、そして、所与の温度差のための効率増加を導く。左辺では、三方弁3W3によって、ホット水(H)は、G3へと流れることができて、そして、3W4によって、コールド水(C)は、G4へと流れることができる。このステップにおいて、G3の圧力が、その温度に関して大きいスーパーチャージド状態のままで凝縮器の圧力に増加するまで、G3は加熱される。G4が、その温度および圧力に関してサブエンプティの状態のままで蒸発器の圧力(またはそれよりも低い)に到達するまで、G4は冷やされる。逆止弁N1、N2は、凝縮器から発生器G1およびG3への流れを制止する。そして、逆止弁N5およびN6は、それぞれ、G1からG2への、およびG3からG4への、冷媒の流れを止める。このステップ終了後、G3は、高圧で、ホット(H)かつスーパーチャージド(SCh)であり、そして、G4は、低圧で、コールド(C)かつサブエンプティ(SEm)である。反対辺では、G2は、中圧で、ホット(H)かつエンプティ(Em)であり、そして、G1は、中圧で、コールド(C)かつチャージド(Ch)である(図7参照)。この状態は、本質的に、運転開始ステップ4の最後の状態またはオペレーション・ステップ1の最初のミラーイメージである。
オペレーション・ステップ3−これは、本質的にオペレーション・ステップ1のミラー状況である。この場合に、Sは、冷却効果を考慮に入れるために開かれ、そして、三方弁の位置は、オペレーション・ステップ2(上記参照)で示されるものと同じである。ホットでかつスーパーチャージド状態で開始する発生器G3は、冷媒を高圧で脱着し、その冷媒は、逆止弁N2を通して凝縮器Cに至り、そして、膨脹弁および蒸発器Eを通して、コールドかつ最初にサブエンプティであるG4において吸着される。同時に、G2における冷媒は、高温および中圧で脱着され続ける。そして、G1は、スーパーチャージされ続けて、中圧および低温でG2から冷媒を吸着する。このステップは、G3における全ての冷媒が、G4へと通過して蒸発器で冷却効果を生じさせて、およびG4をチャージさせて、そして、G2における全ての冷媒が、G1へと通過してそれを次のステップ(図8参照)のためにあらかじめスーパーチャージさせるまで、続く。
オペレーション・ステップ4−これは、ソレノイドバルブSが閉じるオペレーション・ステップ2と同様の中間のステップであり、3W1によりホット水がG1に入り、G1をホットかつスーパーチャージド状態に誘導し、そして、3W2によりコールド水がG2に流れ、G2をサブエンプティの状態のままにするためにG2の温度および圧力を下げることができる。3W3によって、コールド水は、G3へと流れることができる。そして、3W4によって、ホット水は、G4へと流れることができて、その圧力を上げて、そして、それがエンプティの状態に達するまで冷媒を脱着することができる。3W3はコールド水をG3へと許容して、その圧力を下げることができて、そして、G4がチャージド状態に達するまで、G4から脱着される冷媒を吸着することができる。このステップ終了後、発生器の状況は、運転開始ステップ4の最後またはオペレーション・ステップ1(図5参照)の最初で述べた状況に到達する。
ソレノイドバルブSは開かれて、そして、オペレーション・ステップ1〜4は繰り返される。ホット水およびコールド水ならびに弁を作動するためにエネルギーの供給がある限り、実質的に連続するオペレーションは達成されることができる。発生器の温度を循環させることによって、および、逆流を防止するために逆止弁を使用することによって、凝縮器および蒸発器を通してディスチャージする前に、G1およびG3をスーパーチャージ状態にもたらすために、G2およびG4から2つのチャージステップを得ることは、可能である。
図9は、全部で3つのサイクルを有する完全なシステムを示す。図1〜8に示す冷房設備(CU)は、真空管式太陽熱収集器(ESC)または他のホット水源、およびホット水の蓄熱器(AC)を含む、ホット水供給回路に接続される。蓄熱器(AC)を提供することによって、昼間中は太陽熱加熱によるホット水発生器は、設備CUの継続したオペレーションを確実にするために、何時間もの暗い間、利用可能であることができる。熱供給が、いくつかの他の連続的なオペレーション(例えば産業的なオペレーション)からの廃熱である場合において、蓄熱器は、必要でなくてもよい。ホット水は、ホット水ポンプPHによって、蓄熱器から設備CUまで送られる。
コールド水供給回路も、設備CUに接続される。この場合、コールド水は、空冷式放熱器または他の熱放散システムのような放熱器Rを用いて提供されることができる。コールド水は、コールド水ポンプPCによって、放熱器Rから設備CUまで送られる。
設備CUのポンプPH、PCおよびさまざまな弁のための電源は、光起電力源PV(何時間もの暗さで使用するための適切な蓄電器を有する)によって、便利に提供されることができる。他の電力源が、用いられることができる。
本発明の範囲内において、システムのすべての態様に他の変更がなされることができることは、明らかである。

Claims (19)

  1. 熱駆動型吸着冷房設備であって、
    −入口側端部および出口側端部を有する凝縮器;
    −入口側端部および出口側端部を有し、当該入口側端部は、操作可能な弁を介して前記凝縮器の前記出口側端部に接続される蒸発器;および
    −一連の収着−脱着発生器であって、当該発生器の各々は、冷媒流通回路を作成するために前記凝縮器および前記蒸発器への接続のための入口側端部および出口側端部、ならびに、高温度および低温度で前記各発生器を作動するための熱供給を有し、当該発生器は、前記蒸発器で冷却効果を提供するために前記凝縮器および前記蒸発器を通して冷媒を流すように作動する一連の収着−脱着発生器;を含み:
    そこにおいて、
    前記一連の発生器は、発生器のペアを2つ含み、当該各ペアは、
    −第1の発生器であって、前記凝縮器から当該第1の発生器への流れを妨げるために配置される第1の逆止弁を介して、前記凝縮器の前記入口側端部に接続される出口側端部を有する第1の発生器;および
    −第2の発生器であって、当該第2の発生器から前記蒸発器への流れを妨げるために配置される第2の逆止弁を介して、前記蒸発器の前記出口側端部に接続される入口側端部、および、前記第1の発生器の前記入口側端部から当該第2の発生器の出口側端部への流れを妨げるために配置される第3の逆止弁を介して、前記第1の発生器の前記入口側端部に接続される当該出口側端部を有する第2の発生器;を含み:
    前記発生器の前記各ペアは、冷却効果を提供するために前記凝縮器および前記蒸発器を通して流体を流すように別々に作動する、熱駆動型吸着冷房設備。
  2. 前記熱供給が、前記発生器の温度を制御するために前記発生器への熱伝導流体の供給を含む、請求項1に記載の冷房設備。
  3. 前記熱供給が、前記熱伝導流体を高温に加熱するための太陽熱ヒータを含む、請求項2に記載の冷房設備。
  4. 前記太陽熱ヒータが、真空管式太陽熱収集器を含む、請求項3に記載の冷房設備。
  5. 前記発生器に供給する前のホット熱伝導流体を貯蔵するための蓄熱器をさらに含む、請求項2、3または4に記載の冷房設備。
  6. 前記熱供給が、前記熱伝導流体を低温に冷やすための放熱器を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷房設備。
  7. 前記放熱器が、周囲温度で空気によって冷やされる、請求項6に記載の冷房設備。
  8. 前記発生器にホットまたはコールド熱伝導流体を循環させるためのポンプをさらに含む、請求項2〜7のいずれか1項に記載の冷房設備。
  9. 前記熱伝導流体が、水を含む、請求項2〜8のいずれか1項に記載の冷房設備。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の冷房設備を作動させる方法であって:
    前記凝縮器および前記蒸発器を通る回路まわりに冷媒が誘導されるように、前記各発生器の内部でホットとコールドの間を温度が循環し、更に、
    前記発生器が「スーパーチャージド(super−charged)」状態であるとは、その前記発生器において吸着される冷媒の量が、通常吸着されることができる最大量を上回ることを示し、前記発生器が「サブエンプティ(sub−empty)」状態であるとは、その前記発生器における冷媒の量が、脱着の後に、吸着剤に存在している冷媒の残余の量を下回ることを示す、と定義したときに、
    前記第1の発生器がスーパーチャージド、エンプティ、およびチャージド状態の間を循環して、前記第2の発生器がサブエンプティ、チャージド、およびエンプティ状態の間を対応して循環するように、前記各ペアの前記発生器に対して前記弁および前記熱供給を作動させること、を含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、温度サイクルに先立って:
    i)低温に保たれている前記発生器、前記凝縮器および前記蒸発器に、実質的に一定の圧力で冷媒を充填すること;
    ii)前記凝縮器から前記蒸発器へ冷媒が流れるのを妨げるために弁を作動させること;
    iii)前記第1の発生器がチャージドになり、および前記第2の発生器がエンプティになるように、前記各ペアの前記第1の発生器に冷媒を導入するために、前記各ペアの前記第2の発生器を加熱すること;
    iv)前記蒸発器から冷媒を抽出して前記第2の発生器を少なくとも部分的にチャージするために、前記第2の発生器を冷却すること;および
    v)前記第2の発生器の1つに接続される前記第1の発生器の内部の冷媒のチャージをさらに増加させるために、当該1つの第2の発生器を加熱すること;
    を含む運転開始手順を実行することを含む方法。
  12. 請求項10または11に記載の方法であって、第1のステップにおいて:
    −第1のペアの前記エンプティの第2の発生器をサブエンプティ状態にもたらすために、当該第2の発生器を冷却すること;
    −前記第1のペアの前記関連した第1の発生器をスーパーチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を加熱すること;および
    −前記蒸発器で冷却効果を生じさせるように、前記第1の発生器から前記凝縮器および前記蒸発器を通して前記第2の発生器への冷媒の流れを許容すること;を含む方法。
  13. 前記第1のステップが、前記第2の発生器をエンプティ状態にディスチャージすること、および、前記第1の発生器をチャージド状態にチャージすることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項12または13に記載の方法であって、第2のステップにおいて:
    −前記対応する第1の発生器に冷媒をディスチャージして、そして、前記第2の発生器をエンプティ状態にもたらすために、前記チャージド状態の第2のペアの第2の発生器を加熱すること;および
    −前記第2のペアの前記関連した第1の発生器をチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を冷却すること;を含む方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、第3のステップにおいて:
    −前記第2のペアの前記エンプティの第2の発生器をサブエンプティ状態にもたらすために、当該第2の発生器を冷却すること;
    −前記対応するチャージド状態の第1の発生器をスーパーチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を加熱すること;および
    −前記蒸発器で冷却効果を生じさせるように、前記第2のペアの前記第1の発生器から前記凝縮器および前記蒸発器を通して前記第2のペアの前記第2の発生器への冷媒の流れを許容すること;を含む方法。
  16. 前記第1の発生器をエンプティ状態にディスチャージすること、および、前記第2の発生器をチャージド状態にチャージすることを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 請求項15または16に記載の方法であって、第4のステップにおいて:
    −前記対応する第1の発生器に冷媒をディスチャージして、そして、前記第2の発生器をエンプティ状態にもたらすために、前記第1のペアの前記チャージド状態の第2の発生器を加熱すること;および
    −前記第1のペアの前記関連した第1の発生器をチャージド状態にもたらすために、当該第1の発生器を冷却すること;を含む方法。
  18. 前記冷房設備の実質的に連続する作動を提供するために、前記第1、第2、第3および第4のステップを繰り返すことをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記蒸発器を横切る空気が冷やされるように、当該蒸発器を横切る空気の流れを導くことをさらに含む、請求項10〜18のいずれか1項に記載の方法。
JP2010519538A 2007-08-09 2008-08-07 二段式低温空気冷却型吸着冷房設備及び冷房設備を作動させる方法 Expired - Fee Related JP5379137B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07114127A EP2026020B1 (en) 2007-08-09 2007-08-09 Two-stage low temperature air-cooled adsorption cooling unit
PCT/IB2008/002077 WO2009019583A2 (en) 2007-08-09 2008-08-07 Two-stage low temperature air cooled adsorption cooling unit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011530057A JP2011530057A (ja) 2011-12-15
JP5379137B2 true JP5379137B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=38670966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010519538A Expired - Fee Related JP5379137B2 (ja) 2007-08-09 2008-08-07 二段式低温空気冷却型吸着冷房設備及び冷房設備を作動させる方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8479529B2 (ja)
EP (1) EP2026020B1 (ja)
JP (1) JP5379137B2 (ja)
CN (1) CN101874184B (ja)
AT (1) ATE464517T1 (ja)
AU (1) AU2008285196B2 (ja)
CY (1) CY1110302T1 (ja)
DE (1) DE602007005941D1 (ja)
ES (1) ES2344432T3 (ja)
WO (1) WO2009019583A2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2949551B1 (fr) * 2009-08-27 2014-01-03 Valeo Systemes Thermiques Compresseur a adsorption
JP5471223B2 (ja) * 2009-09-15 2014-04-16 富士通株式会社 熱回収装置及び冷却システム
JP5772172B2 (ja) * 2011-04-13 2015-09-02 株式会社リコー 熱回収利用システム及び熱回収利用方法
CN102252480B (zh) * 2011-05-19 2013-04-17 河南新飞电器有限公司 太阳能冰箱
CN103123182B (zh) * 2013-03-21 2015-03-25 山东大学 一种冷库用吸附防霜系统及吸附防霜方法
JP6722860B2 (ja) * 2017-02-07 2020-07-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 吸着冷凍機、吸着冷凍機を制御する方法および冷却システム
CN111637611B (zh) * 2020-05-18 2021-12-07 珠海格力电器股份有限公司 一种冷水机组控制方法、装置、存储介质及冷水机组
JP7173098B2 (ja) * 2020-06-16 2022-11-16 株式会社豊田中央研究所 冷熱生成方法
WO2022074440A1 (en) * 2020-10-11 2022-04-14 Precision Industries Multiple cycles smart adsorption chiller for high ambient temperatures
CN117732095B (zh) * 2024-02-21 2024-05-03 珙县华洁危险废物治理有限责任公司成都分公司 一种采用三效蒸发系统处理叠氮化钠的方法

Family Cites Families (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729988A (en) * 1974-11-04 1998-03-24 Tchernev; Dimiter I. Heat pump energized by low-grade heat source
US4199959A (en) * 1977-03-24 1980-04-29 Institute Of Gas Technology Solid adsorption air conditioning apparatus and method
DE2752748A1 (de) 1977-11-25 1979-05-31 Mittex Anstalt Verfahren und anlage zur gewinnung von wasser aus feuchter luft
US4222244A (en) * 1978-11-07 1980-09-16 Gershon Meckler Associates, P.C. Air conditioning apparatus utilizing solar energy and method
JPS56118356U (ja) * 1980-02-12 1981-09-09
US4337625A (en) * 1981-03-02 1982-07-06 Battelle Development Corp. Waste heat driven absorption refrigeration process and system
DE3280457D1 (de) * 1981-03-24 1994-09-15 Alefeld Georg Mehrstufige Einrichtung mit Arbeitsfluid- und Absorptionsmittel-Kreisläufen, und Verfahren zum Betrieb einer solchen Einrichtung.
US4424688A (en) * 1982-07-12 1984-01-10 Battelle Memorial Institute Power unit for absorption heat exchange system
US4441332A (en) * 1982-12-06 1984-04-10 Gas Research Institute Absorption refrigeration and heat pump system
DE3408192C2 (de) * 1984-03-06 1987-03-26 Markus 8058 Erding Rothmeyer Verfahren zum Hochtransformieren der Temperatur von Wärme sowie Wärmetransformator
US4542629A (en) * 1984-11-05 1985-09-24 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Variable effect desorber-resorber absorption cycle
US4594856A (en) * 1985-03-04 1986-06-17 Markus Rothmeyer Method and device for pumping heat
JPS629162A (ja) * 1985-07-04 1987-01-17 三菱電機株式会社 ヒ−トポンプ・蓄熱装置
US5529709A (en) * 1987-04-14 1996-06-25 Gas Research Institute Aqueous absorption fluids
US4902207A (en) * 1987-06-12 1990-02-20 Recovery Engineering, Inc. Energy recovery apparatus
US4955205A (en) * 1989-01-27 1990-09-11 Gas Research Institute Method of conditioning building air
US5477706A (en) * 1991-11-19 1995-12-26 Rocky Research Heat transfer apparatus and methods for solid-vapor sorption systems
US5070703A (en) * 1990-02-06 1991-12-10 Battelle Memorial Institute Hybrid air conditioning system integration
US5077986A (en) * 1990-02-09 1992-01-07 Columbia Gas System Service Corp. Energy recovery system for absorption heat pumps
US5070702A (en) * 1990-05-07 1991-12-10 Jackson Henry W Continuously operating 3 HE evaporation refrigerator for space flight
US5024063A (en) * 1990-05-11 1991-06-18 Erickson Donald C Branched gax absorption vapor compressor
US5097676A (en) * 1990-10-24 1992-03-24 Erickson Donald C Vapor exchange duplex GAX absorption cycle
JPH07113495B2 (ja) * 1991-02-19 1995-12-06 西淀空調機株式会社 低温熱駆動の吸着式冷凍機システム及び吸着式冷凍機
JPH04291751A (ja) 1991-03-20 1992-10-15 Hitachi Ltd マルチチップモジュールの冷却制御方法
US5251458A (en) * 1991-08-19 1993-10-12 Tchernev Dimiter I Process and apparatus for reducing the air cooling and water removal requirements of deep-level mines
US5360057A (en) * 1991-09-09 1994-11-01 Rocky Research Dual-temperature heat pump apparatus and system
US5463879A (en) * 1994-01-04 1995-11-07 California Institute Of Technology Heat cascading regenerative sorption heat pump
JPH07253257A (ja) * 1994-03-17 1995-10-03 Nippondenso Co Ltd 吸着式冷凍装置
JP3341516B2 (ja) * 1994-09-19 2002-11-05 株式会社デンソー 吸着式冷凍機
US5572884A (en) * 1994-11-04 1996-11-12 The Ohio State University Research Foundation Heat pump
US5548971A (en) * 1995-06-14 1996-08-27 Rocky Research Method for use of liquid/vapor ammonia absorption systems in unitary HVAC systems
DE29516319U1 (de) * 1995-10-14 1996-02-01 ABSOTECH Energiesparsysteme GmbH & Co. KG, 83646 Bad Tölz Absorptionswärmetransformationsanlage mit Zusatzkomponenten zur Steigerung der Nutzleistung bzw. Erweiterung der Grenzen für die Antriebs-, Nutz- oder Kühltemperaturen
US5758509A (en) * 1995-12-21 1998-06-02 Ebara Corporation Absorption heat pump and desiccant assisted air conditioning apparatus
JPH10132416A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Denso Corp 吸着式冷凍装置
US5806323A (en) 1997-06-16 1998-09-15 Bevier; William E. Adsorbent based air conditioning system
SG82589A1 (en) 1998-12-10 2001-08-21 Univ Singapore A regenerative adsorption process and multi-reactor regenerative adsorption chiller
US6802364B1 (en) * 1999-02-19 2004-10-12 Iowa State University Research Foundation, Inc. Method and means for miniaturization of binary-fluid heat and mass exchangers
US6170279B1 (en) 1999-07-28 2001-01-09 Li Ding-Yu Fisherman refrigerating device using engine exhaust
JP4192385B2 (ja) * 1999-12-17 2008-12-10 株式会社デンソー 吸着式冷凍機
US7003979B1 (en) * 2000-03-13 2006-02-28 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for making a sorber
CN1121592C (zh) 2000-03-21 2003-09-17 上海交通大学 整体式紧凑型低热损太阳能冷管
US6539738B2 (en) * 2000-06-08 2003-04-01 University Of Puerto Rico Compact solar-powered air conditioning systems
JP2002250573A (ja) 2001-02-23 2002-09-06 Denso Corp 空調装置
CN1141537C (zh) * 2001-03-26 2004-03-10 大连冰山集团有限公司 独立加热/回热/回质/冷却的多效吸附式制冷循环系统
JP2003097825A (ja) 2001-07-18 2003-04-03 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
WO2003046449A1 (de) 2001-11-30 2003-06-05 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren und vorrichtung zur solarthermischen kälteerzeugung
US6715290B1 (en) * 2002-12-31 2004-04-06 Donald C. Erickson Fluid mixture separation by low temperature glide heat
DE10318149B4 (de) 2003-04-21 2006-01-05 Wilhelm Schimmel Pianofortefabrik Gmbh Pianoforteinstrument mit zusätzlicher Energieeinspeisung in den Resonanzboden und Verfahren zur Beeinflussung des Klanges eines Pianoforteinstrumentes
US20050103615A1 (en) 2003-10-14 2005-05-19 Ritchey Jonathan G. Atmospheric water collection device
JP2005172380A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Kobe Steel Ltd 吸着式ヒートポンプ
US7003966B2 (en) * 2003-12-19 2006-02-28 Hewlett Packard Development Company, L.P. Energy consumption reduction in a multi-effect absorption system
JP4291751B2 (ja) 2004-07-23 2009-07-08 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JP4329771B2 (ja) * 2006-02-27 2009-09-09 トヨタ自動車株式会社 冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8479529B2 (en) 2013-07-09
WO2009019583A2 (en) 2009-02-12
EP2026020A1 (en) 2009-02-18
ES2344432T3 (es) 2010-08-26
US20110113796A1 (en) 2011-05-19
CN101874184B (zh) 2012-12-05
CN101874184A (zh) 2010-10-27
DE602007005941D1 (de) 2010-05-27
CY1110302T1 (el) 2015-01-14
ATE464517T1 (de) 2010-04-15
EP2026020B1 (en) 2010-04-14
WO2009019583A3 (en) 2009-03-26
AU2008285196B2 (en) 2012-03-15
AU2008285196A1 (en) 2009-02-12
JP2011530057A (ja) 2011-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5379137B2 (ja) 二段式低温空気冷却型吸着冷房設備及び冷房設備を作動させる方法
US5791157A (en) Heat pump device and desiccant assisted air conditioning system
US6324860B1 (en) Dehumidifying air-conditioning system
JP4192385B2 (ja) 吸着式冷凍機
JP4096646B2 (ja) 冷却システム
KR101681601B1 (ko) 이산화탄소 공급 장치
JP2003074374A (ja) 熱電供給システム
US6314744B1 (en) Air-conditioning system and operation control method thereof
JP2004085096A (ja) ハイブリッド型デシカント空調システム
JP2013096586A (ja) 吸着式冷凍装置
JP4430363B2 (ja) 複合式空気調和装置
JP2008045803A (ja) 省エネ空調システム
CN100575799C (zh) 湿度控制装置
JPH11132502A (ja) 除湿空調システム
JP5808105B2 (ja) 熱源システムおよびその制御方法
JP2002250573A (ja) 空調装置
JP3037648B2 (ja) 除湿空調システム
JP2004251557A (ja) 二酸化炭素を冷媒として用いた冷凍装置
JP4069691B2 (ja) 車両用空調装置
JP5443146B2 (ja) デシカント式換気扇システム
JP2003260926A (ja) 車両用蓄熱システム
JP3557918B2 (ja) 冷暖房及び給湯システム
JP2002130738A (ja) 空気調和装置
JP2004012101A (ja) 排熱利用システム
JP6015123B2 (ja) 複合型冷熱発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130926

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees