JP4329771B2 - 冷却装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンおよび電動機のうち少なくとも一方からの駆動力を用いて走行するハイブリッド車両の蓄電装置に用いられる冷却装置に関し、特にエンジンの排熱を利用して冷却を行なう冷却装置に関する。
近年、環境に配慮した自動車として、ハイブリッド車両(Hybrid Vehicle)が大きく注目されている。ハイブリッド車両は、従来のエンジンに加え、二次電池からなる蓄電装置と、蓄電装置からの電力により作動する電動機とをさらに駆動源とする自動車である。
このようなハイブリッド車両が十分にその走行能力を発揮するためには、蓄電装置が所定の性能を発揮できるように維持する必要がある。特に、二次電池からなる蓄電装置は、化学的作用により電気エネルギーを蓄えているため、温度の影響を受けやすい。蓄電装置は、温度が低下すると、化学的作用の活性度の低下により十分な電力を出力できず、一方温度が上昇すると、充放電電流の不安定化や劣化の促進などを生じる。
特に、ハイブリッド車両に搭載される蓄電装置では、走行状況に応じて充放電が繰返され、その充放電電流によるジュール熱が発生するので、電池温度が上昇しやすい。そのため、従来から、蓄電装置を冷却するためのさまざまな方法や構成が提案されている。
たとえば、特開平07−73906号公報(特許文献1)には、車両重量の増加を極力抑制すると共に、バッテリを充電・放電時に最適温度に維持するための電気自動車用充電装置が開示されている。この電気自動車用充電装置によれば、バッテリを収納する収納空間と車載用空気調和装置とを連通する連通路を備え、連通路を介して車載用空気調和装置からの冷却空気が収納空間に供給されるように構成される。
特開平07−73906号公報 特開2000−177374号公報
特に、ハイブリッド車の蓄電装置は車室内に配置されることが多いため、上述の特許文献1に開示されるように、車室内用の空気調和装置(エアコン)を利用する構成が提案されてきた。
しかしながら、このような車室内用の空気調和装置を用いる場合には、車室内に加えて蓄電装置を冷却するための余分な動力が必要となる。すなわち、蓄電装置を冷却するために、エンジンから余分な出力を発生することになり、燃料消費量が不要に増大するという問題があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、エンジンの燃料消費量を増大させることなく、蓄電装置の冷却を行なうことができる冷却装置を提供することである。
この発明によれば、燃料の燃焼により作動するエンジンおよび電力により作動する電動機のうち少なくとも一方からの駆動力を用いて走行するハイブリッド車両に搭載される冷却装置である。この発明に係る冷却装置は、蒸発可能に封入された内部媒体と、蒸発により生じる気化した内部媒体を吸着する一方、加熱されることにより吸着した内部媒体を脱離する吸着剤とを含む第1および第2の吸着脱離部と、第1または第2の吸着脱離部から内部媒体の蒸発に伴う気化熱により冷却された冷却媒体を受けて、電動機に電力を供給可能に構成された蓄電装置を冷却する冷却部と、第1または第2の吸着脱離部において内部媒体を脱離するために、エンジンの排熱により加熱した加熱媒体を第1または第2の吸着脱離部に供給する加熱部と、第1および第2の吸着脱離部と冷却部との間に配置され、制御指令に応じて1つの吸着脱離部と冷却部とを接続する第1の接続部と、第1および第2の吸着脱離部と加熱部との間に配置され、制御指令に応じて1つの吸着脱離部と加熱部とを接続する第2の接続部と、一方の吸着脱離部を冷却部と接続し、かつ他方の吸着脱離部を加熱部と接続するように、第1および第2の接続部を制御する制御部とを備える。そして、制御部は、蓄電装置の電池状態を取得する電池状態取得手段と、電池状態取得手段により取得された電池状態に基づいて、所定の冷却能力を発揮するようにサイクル周期を決定するサイクル周期決定手段と、サイクル周期決定手段により決定されたサイクル周期に従って、冷却部および加熱部の各々と接続される吸着脱離部を交互に切替えるサイクル実行手段とを含む。
この発明によれば、冷却部は、一方の吸着脱離部から内部媒体の蒸発に伴う気化熱により冷却された冷却媒体を受けて蓄電装置を冷却し、一方、加熱部は、吸着した内部媒体を脱離するために、エンジン排熱により加熱した加熱媒体を他方の吸着脱離部に供給する。そして、制御部は、サイクル周期に従って、冷却部および加熱部の各々と接続される吸着脱離部を交互に切替える。そのため、冷却された冷却媒体が継続的に冷却部に供給されて、蓄電装置が冷却される。このように、エンジンの排熱による熱エネルギーを源として、物質の相変化を生じさせることで蓄電装置を冷却できる。したがって、エンジンの燃料消費量を増大させることなく、蓄電装置の冷却を行なうことができる。
好ましくは、電池状態取得手段は、蓄電装置の電池温度を取得する電池温度取得手段を含む。
好ましくは、電池状態取得手段は、蓄電装置の充放電電流を取得する充放電電流取得手段をさらに含む。
好ましくは、制御部は、エンジンの排熱による熱エネルギー変動を推定する熱変動推定手段をさらに含み、サイクル周期決定手段は、熱変動推定手段により熱エネルギーの増大が推定されると、より高い冷却能力を発揮できるようにサイクル周期を変更する。
好ましくは、加熱部は、エンジンの排熱による熱エネルギーを蓄え、加熱媒体を加熱するように構成された蓄熱部を含む。
この発明によれば、エンジンの燃料消費量を増大させることなく、蓄電装置の冷却を行なうことができる冷却装置を実現できる。
この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態に従う冷却装置を備えたハイブリッド車両100の概略構成図である。
図1を参照して、ハイブリッド車両100は、エンジン2と、電動機4と、インバータ装置(INV)6と、駆動軸8と、減速機10と、蓄電装置16とを備える。そして、ハイブリッド車両100は、エンジン2および電動機4のうち少なくとも一方からの駆動力を用いて走行する。
エンジン2は、たとえば、ガソリン、軽油およびLPGなどの燃料を燃焼させて作動する内燃機関であり、燃焼に伴う熱エネルギーを用いて駆動力を発生し、駆動軸8に伝達する。一方、駆動力の発生に用いられた後の熱エネルギーは、燃焼により生じた排気ガスとともに、車両底部に配置された排気管25により車両後方に伝搬され、マフラー部24を介して大気中へ放出される。
マフラー部24は、排気管25を介してエンジン2の排気側と接続され、主としてエンジン2における爆発燃焼に伴い発生する騒音を抑制する。なお、排気管25の途中には、排気ガス中の有害物質を減少させる触媒装置などがさらに配置されてもよい。
電動機4は、駆動軸8を介してエンジン2と機械的に接続され、インバータ装置6を介して蓄電装置16から受けた電力により駆動力を発生し、駆動軸8に伝達する。一例として、電動機4は、三相同期電機機であり、特に、永久磁石により構成されるロータをもつ永久磁石型三相同期電動機である。なお、ハイブリッド車両100の回生制動時において、電動機4が駆動軸8を介して駆動されて発電機として作動するように構成してもよい。このように電動機4が発電した電力は、インバータ装置6を介して蓄電装置16に蓄えられる。
インバータ装置6は、蓄電装置16から直流電力を受け、図示しない外部の制御装置からのトルク指令や回転数指令に応じた三相交流電力に変換して、電動機4へ出力する。一例として、インバータ装置6は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの他励式半導体スイッチング素子からなる三相回路で構成される。なお、上述したように、ハイブリッド車両100の回生制動時に電動機4が発電を行なう場合には、電動機4が発生する三相交流電力を直流に変換して蓄電装置16へ出力する。
減速機10は、エンジン2および電動機4からの駆動力で回転する駆動軸8の回転数を所定の減速比で変速して駆動輪14を駆動する。なお、本実施例においては、前輪である駆動輪14だけを駆動するハイブリッド車両100について例示するが、電動機などをさらに搭載して、従動輪18を駆動するように構成したハイブリッド車両に適用することも可能である。
蓄電装置16は、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池を含んで構成され、化学的作用により電気エネルギーを蓄える。そして、蓄電装置16は、蓄えた電気エネルギーを直流電力としてインバータ装置6へ供給可能に構成される。さらに、蓄電装置16は、インバータ装置6から供給される直流電力により充電可能に構成される。
ハイブリッド車両100は、前席シート20.1,20.2と、後席シート22とをさらに備える。そして、蓄電装置16は、後席シート22の車両後部側に配置される。
また、ハイブリッド車両100は、蓄電部冷却機構32と、加熱用熱交換部38と、車外用熱交換部40と、吸着脱離ユニット30とをさらに備える。
蓄電部冷却機構32は、蓄電装置16と連通するように配置され、吸着脱離ユニット30から受けた冷却媒体を受けて冷風を生成し、当該冷風を供給することにより、蓄電装置16を冷却する。なお、蓄電装置16は、その内部に通風路が形成され、外部から供給される冷風が通過することにより冷却される。そして、蓄電部冷却機構32は、送風部34と、冷風生成用熱交換部36とを含んで構成される。
送風部34は、吸気側から車室内の空気を取込み、冷風生成用熱交換部36へ供給する。
冷風生成用熱交換部36は、吸着脱離ユニット30から受けた冷却媒体と、送風部34から供給される車室内空気との間で熱交換を生じさせ、車室内空気を冷却して冷風を生成する。
加熱用熱交換部38は、車両後方の底部に配置されたマフラー部24の内部に配置される。そして、加熱用熱交換部38は、エンジン2の排熱により加熱媒体を加熱して、当該加熱媒体を吸着脱離ユニット30へ供給する。すなわち、加熱用熱交換部38は、エンジン2からの排熱によりマフラー部24に蓄積される熱エネルギーと加熱媒体との間で熱交換を生じさせ、加熱媒体を加熱する。
車外用熱交換部40は、たとえば後部バンパー付近などの車室外に配置され、吸着脱離ユニット30から受けた冷却媒体および加熱媒体の有する熱エネルギーを車室外に放出する。すなわち、車外用熱交換部40は、吸着脱離ユニット30から受けた冷却媒体および加熱媒体と、車室外の空気との間で熱交換を生じさせ、冷却媒体または加熱媒体を放熱する。
吸着脱離ユニット30は、加熱用熱交換部38から加熱媒体を介して入力される熱エネルギーを用いて、冷風生成用熱交換部36から熱エネルギーを吸収するヒートポンプである。そして、吸着脱離ユニット30の吸収(冷却)する熱エネルギーは、加熱用熱交換部38から与えられる熱エネルギーと、車外用熱交換部40から放出される熱エネルギーとの差に相当する。
以下では、この発明の実施の形態に従う冷却装置の動作についてより詳細に説明する。
図2は、この発明の実施の形態に従う冷却装置の一動作態様(第1フェーズ)における概略構成図である。
図3は、この発明の実施の形態に従う冷却装置の他動作態様(第2フェーズ)における概略構成図である。
図2および図3を参照して、吸着脱離ユニット30は、吸着脱離部50.1,50.2と、接続部62,64と、制御部60とからなる。
吸着脱離部50.1は、内部媒体58.1と、吸着剤56.1と、冷却用熱交換部52.1と、脱離用熱交換部54.1とからなる。
内部媒体58.1は、吸着脱離部50.1内に蒸発可能に封入される。すなわち、吸着脱離部50.1の内部は、気化した内部媒体58.1以外の物質を排除した状態に保たれる。そのため、内部媒体58.1がすべて液体化(液相状態)していれば、内部媒体58.1の内部は、略真空となる。したがって、内部媒体58.1は、吸着脱離部50.1の内部圧力が内部媒体58.1の蒸気圧に一致するまで蒸発を継続する。一例として、内部媒体58.1は、水、アルコールまたはフロンなどからなる。
吸着剤56.1は、吸着脱離部50.1の上部に配置され、蒸発により生じる気化した(気相状態の)内部媒体58.1を吸着する吸着剤である。吸着剤56.1は、気化した内部媒体58.1を吸着することにより、気化した内部媒体58.1により生じる吸着脱離部50.1の内部圧力の上昇を抑制し、内部媒体58.1の蒸発を継続させる。
また、吸着剤56.1は、後述する脱離用熱交換部54.1により加熱されることにより、吸着した内部媒体58.1を脱離する。一例として、吸着剤56.1は、シリコン(シリカゲル)、活性炭、ゼオライト、または活性アルミナなどからなる。
冷却用熱交換部52.1は、吸着脱離部50.1の底部に内部媒体58.1と接触するように配置された管部材である。そして、冷却用熱交換部52.1は、内部媒体58.1の蒸発に伴う気化熱によりその内部を流通する冷却媒体を冷却し、その冷却した冷却媒体を冷風生成用熱交換部36との間で循環させる。なお、冷却媒体は、一例として水などからなる。
脱離用熱交換部54.1は、吸着脱離部50.1の上部に吸着剤56.1と近接して配置された管部材である。そして、脱離用熱交換部54.1は、加熱用熱交換部38から受けた加熱媒体をその内部に流通させ、その周囲との間で空気を介した熱交換を行ない、吸着剤56.1を加熱する。また、脱離用熱交換部54.1は、加熱媒体を加熱用熱交換部38との間で循環させる。なお、加熱媒体は、一例として水などからなる。
一方、吸着脱離部50.2は、内部媒体58.2と、吸着剤56.2と、冷却用熱交換部52.2と、脱離用熱交換部54.2とからなる。内部媒体58.2、吸着剤56.2、冷却用熱交換部52.2、および脱離用熱交換部54.2については、上述した吸着脱離部50.1のそれぞれ内部媒体58.1、吸着剤56.1、冷却用熱交換部52.1、および脱離用熱交換部54.1と同様であるので、詳細な説明は繰返さない。
なお、以下の説明においては、吸着脱離部50.1および50.2を区別する必要ない場合には、総称的に吸着脱離部50とも称す。
接続部62は、吸着脱離部50.1,50.2と、冷風生成用熱交換部36との間に配置され、制御部60からの制御指令に応じて、吸着脱離部50.1,50.2の一方と冷風生成用熱交換部36とを接続する四方弁である。すなわち、接続部62は、冷風生成用熱交換部36と接続されるポート62.1と、車外用熱交換部40と接続されるポート62.2と、吸着脱離部50.1の冷却用熱交換部52.1と接続されるポート62.3と、吸着脱離部50.2の冷却用熱交換部52.2と接続されるポート62.4とを含む。そして、接続部62は、制御部60からの制御指令に応じて、冷却用熱交換部52.1と冷風生成用熱交換部36とを接続し、かつ、冷却用熱交換部52.2と車外用熱交換部40とを接続する第1フェーズ(図2)、および、冷却用熱交換部52.2と冷風生成用熱交換部36とを接続し、かつ、冷却用熱交換部52.1と車外用熱交換部40とを接続する第2フェーズ(図3)のうち、いずれかのフェーズを選択する。
接続部64は、吸着脱離部50.1,50.2と、加熱用熱交換部38との間に配置され、制御部60からの制御指令に応じて、吸着脱離部50.1,50.2の一方と加熱用熱交換部38とを接続する四方弁である。すなわち、接続部64は、加熱用熱交換部38と接続されるポート64.1と、車外用熱交換部40と接続されるポート64.2と、吸着脱離部50.1の脱離用熱交換部54.1と接続されるポート64.3と、吸着脱離部50.2の脱離用熱交換部54.2と接続されるポート64.4とを含む。そして、接続部64は、制御部60からの制御指令に応じて、脱離用熱交換部54.2と加熱用熱交換部38とを接続し、かつ、脱離用熱交換部54.1と車外用熱交換部40とを接続する第1フェーズ(図2)、および、脱離用熱交換部54.1と加熱用熱交換部38とを接続し、かつ、脱離用熱交換部54.2と車外用熱交換部40とを接続する第2フェーズ(図3)のうち、いずれかのフェーズを選択する。
制御部60は、一例としてECU(Electrical Control Unit)などからなり、上述した第1または第2フェーズのいずれかを指示する制御指令を接続部62,64に与えることで、一方の吸着脱離部50を冷風生成用熱交換部36と接続し、かつ他方の吸着脱離部50を加熱用熱交換部38と接続する。また、制御部60は、蓄電装置16の図示しない温度センサおよび電流センサから、蓄電装置16の電池状態の一例として、それぞれ電池温度Tbおよび充放電電流Ibを取得する。そして、制御部60は、取得された蓄電装置16の電池状態(電池温度Tbおよび充放電電流Ib)に基づいて、所定の冷却能力を発揮するようにサイクル周期を決定する。さらに、制御部60は、決定したサイクル周期に従って、第1フェーズおよび第2フェーズを指示する制御指令を交互に発生することにより、冷風生成用熱交換部36および加熱用熱交換部38の各々と接続される吸着脱離部50を交互に切替える。
以下、このように、冷風生成用熱交換部36および加熱用熱交換部38の各々と接続される吸着脱離部50を交互に切替えるサイクル(吸着脱離サイクル)について詳述する。
(第1フェーズ)
図2を参照して、吸着脱離部50.1においては、内部媒体58.1が蒸発し、吸着剤56.1が蒸発により生じた気化した内部媒体58.1を吸着する。そのため、内部媒体58.1は継続的に蒸発し、その蒸発に伴う気化熱により、冷却用熱交換部52.1を流通する冷却媒体が冷却される。そして、冷却媒体が、接続部62を介して、冷却用熱交換部52.1と冷風生成用熱交換部36との間を循環することにより、車室内空気70と冷風生成用熱交換部36との間で熱交換が行なわれ、冷風72が生成される。
さらに、脱離用熱交換部54.1は、接続部64を介して、車外用熱交換部40と接続され、脱離用熱交換部54.1の内部に存在する媒体(加熱媒体)が車外用熱交換部40との間で循環する。そのため、吸着剤56.1が気化した内部媒体58.1を吸着するときに生じる吸着熱(凝縮熱)は、車外用熱交換部40から車外へ放熱される。よって、吸着剤56.1自体の温度上昇による吸着量の飽和を抑制できる。
一方、吸着脱離部50.2においては、加熱用熱交換部38から脱離用熱交換部54.2に供給される加熱媒体により、吸着剤56.2が加熱されて、吸着剤56.2に吸着されている内部媒体58.2の脱離が開始される。
さらに、冷却用熱交換部52.1は、接続部62を介して、車外用熱交換部40と接続され、冷却用熱交換部52.1の内部に存在する媒体(冷却媒体)が車外用熱交換部40との間で循環する。そのため、吸着剤56.2から脱離された内部媒体58.2の凝縮に伴い生じる凝縮熱は、車外用熱交換部40から車外へ放熱される。よって、吸着脱離部50.2内部の雰囲気温度上昇による凝縮量の低下を抑制できる。
このように、第1フェーズにおいては、吸着脱離部50.1において吸着反応が生じる一方、吸着脱離部50.2において凝縮反応が生じることで、吸着脱離部50.1により冷却された冷却媒体が冷風生成用熱交換部36に供給される。
(第2フェーズ)
図3を参照して、第2フェーズでは、吸着脱離部50.1,50.2において互いに逆の反応が生じる。すなわち、吸着脱離部50.2において吸着反応が生じる一方、吸着脱離部50.1において凝縮反応が生じることで、吸着脱離部50.2により冷却された冷却媒体が冷風生成用熱交換部36に供給される。
なお、吸着脱離部50.1,50.2における各部の動作は、上述した第1フェーズにおいて、それぞれ内部媒体58.1、吸着剤56.1、冷却用熱交換部52.1、および脱離用熱交換部54.1における動作と、内部媒体58.2、吸着剤56.2、冷却用熱交換部52.2、および脱離用熱交換部54.2における動作とを互いに入れ替えたものと同様であるので、詳細な説明は繰返さない。
(電池状態に基づくサイクル周期の決定)
制御部60は、上述した第1フェーズおよび第2フェーズをサイクル周期に従って交互に切替える。ここで、吸着剤56.1,56.2の吸着量は有限であるので、所定量の内部媒体58.1,58.2を吸着すると、それ以上は吸着できない状態(以下では、単に「飽和状態」とも称す)に達する。蒸発開始から飽和状態に達するまでの時間は、吸着剤56.1,56.2の量、吸着脱離部50.1,50.2の容積および車外温度などに応じて定まる。
上述したように、吸着脱離ユニット30による冷却能力は、内部媒体58.1,58.2の蒸発に伴う気化熱により生じるので、吸着剤56.1,56.2が飽和状態となり、内部媒体58.1,58.2が蒸発できなくなると、冷却能力は発揮されない。そのため、サイクル周期が、この蒸発開始から飽和状態に達するまでの時間(以下では、単に「飽和時間」とも称す)を超過していれば、吸着脱離ユニット30が冷却能力を発揮できない期間が存在することになる。
そこで、制御部60は、蓄電装置16の電池状態に基づいて、必要とされる冷却能力を判断し、その冷却能力を発揮できるように、飽和時間を基準として、サイクル周期を決定する。一例として、制御部60は、最大の冷却能力が必要とされる場合には、予め求めておいた飽和時間と一致するようにサイクル周期を決定し、必要とされる冷却能力が小さくなるにつれ、より長いサイクル周期を決定する。
具体的には、制御部60は、蓄電装置16から取得した電池温度Tbと、蓄電装置16の最適使用温度(たとえば、25℃)との温度偏差を算出し、その温度偏差に蓄電装置16の熱容量を乗じることで、必要な冷却熱量を算出する。そして、制御部60は、その冷却熱量に相当する冷却能力を導出して、サイクル周期を決定する。
また、制御部60は、蓄電装置16から取得した充放電電流Ibと、予め実験的に求めておいた蓄電装置16の内部抵抗とに基づいて、蓄電装置16の内部で発生する充放電に伴うジュール熱を算出する。そして、制御部60は、算出したジュール熱に対応する冷却能力を導出して、サイクル周期を決定する。
さらに、制御部60は、上述した電池温度Tbに基づいて導出される冷却能力と、充放電電流に基づいて導出される冷却能力とを合計した総冷却能力に応じて、サイクル周期を決定することもできる。
(熱エネルギー変動の推定に基づくサイクル周期の決定)
この発明の実施の形態に従う冷却装置は、ハイブリッド車両100に搭載される。ハイブリッド車両100においては、可能な限り高燃焼効率を実現できるように、走行状況に応じてエンジン2が停止される。そのため、エンジンだけを搭載した従来の車両に比較して、エンジン2の排熱による熱エネルギー変動が大きくなる。加熱用熱交換部38が配置されるマフラー部24は、エンジン2の冷却水などに比較して、大きな熱容量を有している場合があるが、可能な限りエンジン2の排熱による熱エネルギーを吸収できるように制御することが望ましい。
そこで、制御部60は、エンジン2の排熱による熱エネルギー変動を推定し、熱エネルギーの増大が推定されたときに、より高い冷却能力を発揮できるようにサイクル周期を変更する。すなわち、制御部60は、冷却能力を高めて、加熱用熱交換部38からより多くのエネルギーを吸収できるように吸着脱離ユニット30を作動させる。このようにして、制御部60は、エンジン2の排熱による熱エネルギー変動の影響を抑制する。
一例として、制御部60は、図示しない外部ECUからアクセル開度ACCを受け、アクセル開度ACCが所定値以上、すなわちエンジン2での燃料消費量が所定値以上である場合において、より高い冷却能力を発揮できるようにサイクル周期を変更する。
図4は、制御部60において実行される処理を示すフローチャートである。
図4を参照して、制御部60は、蓄電装置16の電池状態を取得する(ステップS100)。具体的には、制御部60は、蓄電装置16の図示しない温度センサから電池温度Tbを取得する(ステップS102)。また、制御部60は、蓄電装置16の図示しない電流センサから充放電電流Ibを取得する(ステップS104)。
そして、制御部60は、取得した電池状態(電池温度Tbおよび充放電電流Ib)に基づいて必要な冷却能力を導出し、サイクル周期を決定する(ステップS106)。
さらに、制御部60は、図示しない外部ECUからアクセル開度ACCを取得する(ステップS108)。そして、制御部60は、取得したアクセル開度ACCが所定値以上であるか否かを判断する(ステップS110)。
アクセル開度ACCが所定値以上である場合(ステップS110においてYESの場合)には、制御部60は、エンジン2の排熱による熱エネルギーが増大すると推定し、より高い冷却能力を発揮できるように、ステップS106で電池状態に基づいて決定されたサイクル周期より短いサイクル周期に変更する(ステップS112)。
アクセル開度ACCが所定値以上でない場合(ステップS110においてNOの場合)、またはサイクル周期が変更された後(ステップS112の後)には、制御部60は、当該サイクル周期に従って、第1フェーズおよび第2フェーズが交互に生じるように、接続部62,64に制御指令を与える(ステップS114)。
制御部60は、上述の処理を所定間隔で繰返し実行する。
なお、上述のフローチャートにおいては、制御アクセル開度ACCをパラメータとしてサイクル周期を決定する構成について説明したが、他のパラメータを用いてもよい。他のパラメータとしては、エンジン回転数、エンジンパワー、エンジントルク、排気ガス温度、排気ガス流量、エンジン本体の温度、および排気管表面温度などが挙げられる。
(蓄熱部の配置)
上述したように、特にハイブリッド車両100においては、エンジン2の排熱による熱エネルギー変動が大きい。そこで、熱エネルギーの変動に拘らず、加熱用熱交換部38が安定的に加熱冷媒を加熱できるように、マフラー部24に接合して、蓄熱部80をさらに設けてもよい。
図5は、蓄熱部80を配置したマフラー部24の概略外観図である。
図5を参照して、マフラー部24の内部には、加熱用熱交換部38が配置され、接続部64(ポート64.1)を介して吸着脱離部50との間で加熱媒体が循環する経路が形成される。蓄熱部80は、その経路の一部を含み、かつ、マフラー部24と接合して配置される。一例として、蓄熱部80は、熱容量の大きい鉄などの金属で構成され、マフラー部24の熱容量を増大させる作用をもつ。そのため、マフラー部24および蓄熱部80により、通過するエンジンの排熱からより多くの熱エネルギーが吸収される。そのため、エンジン2が断続的に停止され、エンジンの排熱による熱エネルギーの供給が停止した場合であっても、加熱用熱交換部38は、より安定的に加熱冷媒を加熱できる。
この発明の実施の形態においては、冷風生成用熱交換部36が「冷却部」に相当し、加熱用熱交換部38が「加熱部」に相当し、接続部62が「第1の接続部」に相当し、接続部64が「第2の接続部」に相当する。そして、制御部60が「電池状態取得手段」、「サイクル周期決定手段」および「サイクル実行手段」を実現する。さらに、制御部60は「電池温度取得手段」、「充放電電流取得手段」および「熱変動推定手段」を実現する。
なお、この発明の実施の形態においては、加熱用熱交換部38がマフラー部24に配置された構成について説明したが、より多くの熱エネルギーを吸収するために、よりエンジン2に近い位置に加熱用熱交換部38を配置することも可能である。たとえば、エキゾーストマニフォールドなどに加熱用熱交換部38を配置してもよい。
また、この発明の実施の形態においては、車外用熱交換部40が後部バンパー付近に配置された構成について説明したが、冷却能力を向上させるために、より高い放熱効果が得られる位置に車外用熱交換部40を配置することも可能である。たとえば、エンジンラジエタなどと同様に、車両前方に車外用熱交換部40を配置してもよい。
なお、この発明の実施の形態においては、エンジンと電動機が同一軸上に配置された、パラレル型ハイブリッド車両への適用例を示したが、本発明は、エンジンおよび電動機を備えるものであれば、シリーズ/パラレル型およびシリーズ型を含むいずれの構成からなるハイブリッド車両にも適用可能である。
この発明の実施の形態によれば、冷風生成用熱交換部36は、一方の吸着脱離部50から内部媒体の蒸発に伴う気化熱により冷却された冷却媒体を受けて蓄電装置16を冷却し、一方、加熱用熱交換部38は、吸着した内部媒体を脱離するために、エンジン排熱により加熱した加熱媒体を他方の吸着脱離部50に供給する。そして、制御部60は、サイクル周期に従って、冷風生成用熱交換部36および加熱用熱交換部38の各々と接続される吸着脱離部50を交互に切替える。そのため、冷却された冷却媒体が継続的に冷風生成用熱交換部36に供給されて、蓄電装置16が冷却される。このように、エンジン排熱による熱エネルギーを源として、物質の相変化を生じさせることで蓄電装置16を冷却できる。よって、エンジン2の燃料消費量を増大させることなく、蓄電装置16の冷却を実現できる。
また、この発明の実施の形態によれば、制御部60は、電池温度Tbおよび充放電電流Ibなどの蓄電装置16の電池状態に基づいて、所定の冷却能力を発揮するようにサイクル周期を決定する。これにより、蓄電装置16は、その電池温度が最適使用温度となるように制御されるため、過冷却による電池性能の劣化、および温度上昇による充放電電流の不安定化や劣化促進などを防止することができる。
さらに、この発明の実施の形態によれば、制御部60は、アクセル開度ACCに基づいてエンジン2の排熱による熱エネルギー変動を推定し、熱エネルギーの増大が推定されたときに、より高い冷却能力を発揮できるようにサイクル周期を変更する。これにより、熱エネルギー変動が大きくても安定して冷却能力を発揮させることができる。よって、走行中にエンジンが停止されるハイブリッド車両への搭載に適した冷却装置を実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態に従う冷却装置を備えたハイブリッド車両の概略構成図である。 この発明の実施の形態に従う冷却装置の一動作態様(第1フェーズ)における概略構成図である。 この発明の実施の形態に従う冷却装置の他動作態様(第2フェーズ)における概略構成図である。 制御部において実行される処理を示すフローチャートである。 蓄熱部を配置したマフラー部の概略外観図である。
符号の説明
2 エンジン、4 電動機、6 インバータ装置(INV)、8 駆動軸、10 減速機、14 駆動輪、16 蓄電装置、18 従動輪、20.1,20.2 前席シート、22 後席シート、24 マフラー部、25 排気管、30 吸着脱離ユニット、32 蓄電部冷却機構、34 送風部、36 冷風生成用熱交換部、38 加熱用熱交換部、40 車外用熱交換部、50.1,50.2 吸着脱離部、52.1,52.2 冷却用熱交換部、54.1,54.2 脱離用熱交換部、56.1,56.2 吸着剤、58.1,58.2 内部媒体、60 制御部、62,64 接続部、62.1,62.2,62.3,62.4,64.1,64.2,64.3,64.4 ポート、70 車室内空気、72 冷風、80 蓄熱部、100 ハイブリッド車両、ACC アクセル開度、Ib 充放電電流、Tb 電池温度。

Claims (4)

  1. 燃料の燃焼により作動するエンジンおよび電力により作動する電動機のうち少なくとも一方からの駆動力を用いて走行するハイブリッド車両に搭載される冷却装置であって、
    蒸発可能に封入された内部媒体と、蒸発により生じる気化した前記内部媒体を吸着する一方、加熱されることにより吸着した前記内部媒体を脱離する吸着剤とを含む第1および第2の吸着脱離部と、
    前記第1または第2の吸着脱離部から前記内部媒体の蒸発に伴う気化熱により冷却された冷却媒体を受けて、前記電動機に電力を供給可能に構成された蓄電装置を冷却する冷却部と、
    前記第1または第2の吸着脱離部において前記内部媒体を脱離するために、前記エンジンの排熱により加熱した加熱媒体を前記第1または第2の吸着脱離部に供給する加熱部と、
    前記第1および第2の吸着脱離部と前記冷却部との間に配置され、制御指令に応じて1つの吸着脱離部と前記冷却部とを接続する第1の接続部と、
    前記第1および第2の吸着脱離部と前記加熱部との間に配置され、制御指令に応じて1つの吸着脱離部と前記加熱部とを接続する第2の接続部と、
    一方の吸着脱離部を前記冷却部と接続し、かつ他方の吸着脱離部を前記加熱部と接続するように、前記第1および第2の接続部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記蓄電装置の電池状態を取得する電池状態取得手段と、
    前記電池状態取得手段により取得された前記電池状態に基づいて、所定の冷却能力を発揮するようにサイクル周期を決定するサイクル周期決定手段と、
    前記サイクル周期決定手段により決定された前記サイクル周期に従って、前記冷却部および前記加熱部の各々と接続される吸着脱離部を交互に切替えるサイクル実行手段と
    前記エンジンの排熱による熱エネルギー変動を推定する熱変動推定手段とを含み、
    前記サイクル周期決定手段は、前記熱変動推定手段により熱エネルギーの増大が推定されると、より高い冷却能力を発揮できるように前記サイクル周期を変更する、冷却装置。
  2. 電池状態取得手段は、前記蓄電装置の電池温度を取得する電池温度取得手段を含む、請求項1に記載の冷却装置。
  3. 電池状態取得手段は、前記蓄電装置の充放電電流を取得する充放電電流取得手段をさらに含む、請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記加熱部は、前記エンジンの排熱による熱エネルギーを蓄え、前記加熱媒体を加熱するように構成された蓄熱部を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の冷却装置。
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