JP5378930B2 - 半導体装置及び無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信装置の入出力切り替えスイッチ、特に負バイアス発生回路中の容量に対する高速な充電手段を提供することに関する。
無線送受信器は広く一般的に用いられている。携帯電話機などでは、多元接続方式として、CDMA(Code Division Multiple Access)を用いたUMTS(W−CDMA)方式が主流となっているものの、いまだにTDMA(Time Division Multiple Access)を用いる無線送受信器も広く用いられている。
TDMA方式の無線送受信器では一つのアンテナを送信時と受信時で切り替えて用いるのが一般的である。図1はこのアンテナの送信側と受信側の切り替えを行うアンテナスイッチ回路1000の概念図である。
アンテナスイッチ回路1000は、送信入力端子と受信出力端子の二つの端子を有する。アンテナスイッチ回路は、送信時には送信入力端子とアンテナを、受信時には受信出力端子とアンテナを、それぞれ電気的に接続することを目的とした回路である。
このアンテナスイッチ回路1000は、アンテナスイッチトランジスタMN1、MN2、MN3、MN4を含む。このアンテナスイッチトランジスタMN1、MN2、MN3、MN4は従来pHEMT(ガリウム砒素) FETが一般的に用いられていた。
アンテナスイッチトランジスタMN1とMN4は接地用のスイッチとして、アンテナスイッチトランジスタMN2とMN3はアンテナ接続用のスイッチとしてそれぞれ動作する。従って、送信入力端子がアンテナに接続されているときは、アンテナスイッチトランジスタMN2はONとなり、一方アンテナスイッチトランジスタMN1はOFFとなる。これは送信時でも同じであるため、アンテナスイッチトランジスタMN1とアンテナスイッチトランジスタMN2は常に動作が逆転する。アンテナスイッチトランジスタMN3とアンテナスイッチトランジスタMN4も同様である。
これらのアンテナスイッチトランジスタのソース・ドレイン間は高い抵抗値を持つ抵抗で接続されている。従ってソースとドレインの電位は同じ電位となり、また、アンテナスイッチトランジスタMN1とMN4は接地されているために、これらのトランジスタのソース・ドレイン端子の電位は全てGND電位となる。
これらアンテナスイッチトランジスタのベース端子の電位をスイッチング制御回路1001が制御することで、これらのアンテナスイッチトランジスタのON、OFFを制御することができる。負バイアスを用いない場合、スイッチング制御回路1001の制御出力はGND電位、又はVDD電位のいずれかになる。
送信時には、送信入力端子に正負に振れる振幅数Vppの信号が通過する。アンテナスイッチトランジスタがOFFとなるためには、ソース・ドレイン電位がゲート端子の電位以上でなければならない。しかし、送信入力端子に入力される信号の振幅量によっては上記の送信入力端子に入力される信号の下限ピーク時に、ゲート電位以下になる場合も考えられる。
アンテナスイッチトランジスタMN1のドレインは通常数ボルトの電位が掛かる。従って、ソース・ドレイン電位がゲート電位以上でなければ、図中の(A)点はショートすることとなる。このショートによって、(A)点の負側の波形はGNDでクリップされ波形の歪みとなる。
図2は従来のpHEMT SWの構成を表す回路図である。
従来のpHEMT SWでは、昇圧回路2001及びSWトランジスタ2002を含んで構成される。
昇圧回路2001は制御電圧を昇圧し、SWトランジスタ2002のソース・ドレイン間電圧に対してゲート電圧に高い電位を与える。これにより、負バイアスと同様の効果を得ている。ソフトウェアの起動時間はこの昇圧回路の充電時間に対応できるスピードで動作するように設計されている。
このGNDでクリップされる問題に対して、米国特許US6804502号公報(特許文献1)では、制御回路に負側のバイアスを発生させることで、GNDでクリップされることを防ぐ技術が開示されている。
米国特許US6804502号公報
特許文献1記載の制御回路などでは、制御回路中に負バイアス発生回路が存在する。そしてこの負バイアス発生回路中の容量、具体的には昇圧回路2001内の容量、に対する充電を欠かすことはできない。従来の負バイアス発生回路ではこの容量の充電のために電源投入直後100μsecほどの充電時間を要していた。
しかし、アンテナスイッチトランジスタに用いられているpHEMT FETは近年SOI(Silicon On Insulator)−SWに置き換えられつつある。SOI−SWは動作の応答性が悪く、pHEMT FETの使用を想定した充電時間に対応したソフトウェアをそのまま適用すると誤動作が生じるおそれがある。
図2に当てはめて説明する。
昇圧回路2001には2つのダイオードが含まれることは図2から見て取れる。昇圧回路2001として動作するためには、この2つのダイオードを高周波ダイオードとして構成する必要がある。しかし、現在のSOIプロセスでは、高周波ダイオードを作成することは困難である。
また昇圧回路を用いない場合には、特許文献1記載の発明のように負バイアスを発生させる回路が必要である。しかし、この特許文献1記載にも負バイアス立下り高速化に関する視点はない。
したがって、従来のソフトウェアを使うことを前提とすると、より高速な充電が不可欠になる。
本発明の目的は、負バイアス発生回路中の容量に対する高速な充電手段を提供することにある。より具体的には、1)負バイアスの立下り時にのみ高周波発振を行う、2)負バイアスの立下り時のみ充電容量を小さくする、という手法を提供する。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
本発明の代表的な実施の形態に関わる半導体装置は、高周波発振と低周波発振に出力の切り替えが可能な発振回路と、第1の容量を含み発振回路の出力によってこの第1の容量に電荷を蓄えるダウンコンバータ回路と、充電容量切り替え回路と、第1の容量と並列に接続され充電容量切り替え回路によって電気的に切り離し可能な第2の容量と、を含む負バイアス発生回路と、を有し、この半導体装置の電源投入時に発振回路が高周波発振を行い、充電容量切り替え回路が第2の容量を第1の容量から電気的に切り離し、ダウンコンバータ回路が第1の容量に対して電荷を蓄えることを特徴とする。
この半導体装置において、発振回路が高周波発振から低周波発振に出力が変化すときに充電容量切り替え回路が第2の容量を第1の容量に電気的に接続することを特徴としても良い。
この半導体装置において、充電容量切り替え回路がタイミング信号を出力し、タイミング信号を受けて発振回路が高周波発振から低周波発振に出力を変化することを特徴としても良い。
この半導体装置において、該半導体装置はさらに電源電圧を供給するパワーアンプを含み、タイミング信号に応じてパワーアンプが供給する電源電圧を変化させることを特徴としても良い。
この半導体装置において、半導体装置はさらにリセット回路を含み、リセット回路がリセット信号を出力し、リセット信号を受けて発振回路が高周波発振から低周波発振に出力を変化することを特徴としても良い。
この半導体装置において、半導体装置はさらに電源電圧を供給するパワーアンプを含み、リセット信号に応じてパワーアンプが供給する電源電圧を変化させることを特徴としても良い。
この半導体装置において、第2の容量が第1の容量から切り離されているときに第2の容量が電源電圧から電荷を蓄えることを特徴としても良い。
これらの半導体装置において、発振回路がRCオシレータを含んで構成されることを特徴としても良い。また、発振回路がリングオシレータを含んで構成されることを特徴としても良い。
これらの半導体装置を含む無線通信装置が、これらの半導体装置をアンテナ切り替え回路に用いることを特徴としても良い。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
本発明の代表的な実施の形態に関わる半導体装置によって、該半導体装置中の負バイアス発生回路内に含まれる容量に対して高速に電荷を蓄えることが可能になる。
また、負バイアス発生回路内に含まれる容量以外に別途用意した容量を電気的に切り離し可能に並列接続し、負バイアス発生回路内に含まれる容量に電荷を蓄積している間に別途用意した容量に対して電荷を電源電圧から蓄積し、負バイアス発生回路内に含まれる容量に電荷がたまった後に別途用意した容量を電気的に接続することで、負バイアスにリップルノイズが乗ることを防止する。
アンテナの送信側と受信側の切り替えを行うアンテナスイッチ回路の概念図である。 従来のpHEMT SWの構成を表す回路図である。 本発明の実施の形態に関わる負バイアス発生回路の構成を表すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に関わる発振回路の構成を表す回路図及び動作を表す真理値表である。 本発明の第1の実施の形態に関わるダウンコンバータ、充電容量切替え回路中のスイッチ回路、外付け容量の接続関係を表す回路図である。 リップル発生時のメカニズムを説明するための概念図である。 本発明の第1の実施の形態に関わる負バイアス発生回路のうちタイミング回路に関わる箇所を抽出したブロック図である。 タイミング回路及び各スイッチの動作が負バイアス発生回路の動作にどのように影響するかを説明するための波形図である。 本発明に関わる負バイアス発生回路及びパワーアンプの構成を表すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に関わる負バイアス発生回路のリセット信号、負バイアス、発振器出力、電源電圧の変化を表す波形図である。 本発明の第3の実施の形態に関わる負バイアス発生回路の構成を表すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に関わる別の負バイアス発生回路の構成を表すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に関わる発振回路の構成を表す回路図である。 本発明の第5の実施の形態に関わる負バイアス発生回路のうちタイミング回路に関わる箇所を抽出したブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に関わるタイミング回路からスイッチ回路に対して出力される信号を表す波形図である。 本発明に関わる負バイアス発生回路を含む携帯電話機の全体構成を表すブロック図である。 図16の携帯電話機に含まれるRFモジュールの構成を表すブロック図である。
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
まず第1の実施の形態について図を用いて説明する。
図3は本発明の実施の形態に関わる負バイアス発生回路1の構成を表すブロック図である。この負バイアス発生回路は、発振回路11、ダウンコンバータ12、リセット回路13、デコーダ回路14、レベルシフト回路15、充電容量切替え回路16、外付け容量17を含んで構成される。
発振回路11は、動作クロックを供給する発振器である。
図4は、本発明の第1の実施の形態に関わる発振回路11の構成を表す回路図及び動作を表す真理値表である。
この発振回路11はいわゆる「ししおどし」の構成をとるRCオシレータによる回路である。このRCオシレータはオペアンプ11―1及びその周辺回路、分圧回路11−2、論理回路11−3、定電流源11−4、定電流源11−5、抵抗並列区間Rxと容量Cx1により構成される直列RC回路、スイッチSW1、スイッチSW2を含んで構成される。
急速に負バイアスを立ち下げるためには高周波発振を行うことが望ましい。しかし、高周波発振時は消費電流が大きくなる。したがって、負バイアスが立ち下がった後は消費電流低減のために発振周波数を下げる必要がある。負バイアスの立下り後適切なタイミングで、高周波発振から低周波発振へ発振周波数の切り替えを行う。この際、発振回路11内のオペアンプへの電流量の切り替えも行う。
すなわち、オペアンプの一方の入力端子に「基準となる電圧」が存在し、他方の入力端子には該オペアンプの出力が帰還的に入力される。この際に、該オペアンプの出力は直列RC回路を経由することで、該オペアンプに掛かる電圧は暫増する。分圧回路11−2は、この「基準となる電圧」を生成する。
この発振回路11では75KΩ及び4KΩの2つの抵抗が並列に接続されている。このうち4KΩの抵抗はスイッチSW1で電気的に切り離し可能な構成になっている。
電源起動時の立下りの高速化のために、立下り時は次定数の切り替えにより高周波発振させる。この目的のためにスイッチSW1及びスイッチSW2による切り替え制御を行う。
スイッチSW1は論理回路11−3の出力であるスイッチ切り替え信号により制御される。スイッチSW1開放時にはこの抵抗並列区間Rxの抵抗値Rは75KΩであり、スイッチSW1接続時には約3.80KΩとなる(比率は約20:1)。この切り替えにより、抵抗並列区間Rx(抵抗値R)と容量Cx1(静電容量C)により構成される直列RC回路の時定数(時定数τ=抵抗値R×静電容量C)を変化させることが可能となる。
なお、このスイッチの切り替えによる直列RC回路の時定数の変化の相違については特開2002−358604号公報(図3ないし図5)など先行技術文献が存在するためここでは省略する。
スイッチSW2もまた論理回路11−3の出力であるスイッチ切り替え信号により制御される。スイッチSW2はオペアンプ11―1に流れる電源電流を制御するために用いられる。定電流源11−4及び定電流源11−5はこの切り替えのために用意された電流値の異なる定電流源である。本明細書では、定電流源11−4の電流値>定電流源11−5の電流値として説明する。
定電流源11−4及び定電流源11−5は高周波発振または低周波発振の選択の際に切り替えられる。すなわちスイッチSW1がONの時には高周波発振に対応すべく電流値の高い定電流源11−4が選択される。一方、スイッチSW1がOFFの時には低周波発振に対応すべく電流値の低い定電流源11−5が選択される。
すなわち、論理回路11−3の出力(スイッチ切り替え信号)が「H」のときスイッチSW1はONになり、抵抗並列区間Rxの抵抗値は約3.8KΩになる。またスイッチSW2は高電流を流す定電流源11−4と接続される。
一方、論理回路11−3の出力が「L」のときスイッチSW1はOFFになり、抵抗並列区間Rxの抵抗値は75KΩとなる。またまたスイッチSW2は低電流を流す定電流源11−5と接続される。
これらの対応については、図4添付の真理値表に記載している。
論理回路11−3は周波数制御信号FCON及び充電容量切替え回路16内のタイミング回路16−2から出力されるタイミング信号の論理和を取る。この論理回路11−3の出力がスイッチSW1に入力される。周波数制御信号FCONは発振回路11の出力を強制的に高周波に固定する際に用いられる信号である。
なお、論理回路11−3に入力されるタイミング信号については該信号の出力源であるタイミング回路16−2の箇所で説明する。
ダウンコンバータ12は、負バイアスを発生させるための低電圧変換回路である。このダウンコンバータ12の出力電位―VSSがレベルシフト回路15の出力信号の低電位となる。ダウンコンバータ12には、発振回路11の出力が入力され、これを元にダウンコンバータ12は内部に含まれる各容量の充放電を繰り返すことで負電位を作り出す。
リセット回路13は、発振回路11より出力される動作クロックに基づき、レベルシフト回路15及び充電容量切替え回路16中のタイミング回路をリセットするためのリセット信号を生成する回路である。
デコーダ回路14は、より上位の回路から制御信号に基づきレベルシフト回路の出力、すなわちアンテナスイッチトランジスタMN1ないしNM4の出力信号を制御するためのデコーダ回路である。
レベルシフト回路15は、アンテナスイッチトランジスタMN1ないしNM4への出力信号のうち低電位側の電位をダウンコンバータ12の出力電位にシフトして出力するための回路である。
充電容量切替え回路16は、ダウンコンバータ12内に含まれる容量と並列に外付け容量17を適宜接続するためのスイッチ回路16―1と該スイッチ回路を切り替えるためのタイミング回路16―2を含んで構成される。
また外付け容量17は、既述の通り、ダウンコンバータ12内に含まれる容量を増加させるための外付け容量である。この外付け容量17はSMD部品で実現しても良く、また、半導体装置内の内蔵容量として実現しても良い。
図5は、本発明の第1の実施の形態に関わるダウンコンバータ12、充電容量切替え回路16中のスイッチ回路16−1、外付け容量17の接続関係を表す回路図である。
負バイアス立下り時には充電容量を小さくすることで高速化が可能になる。小さい容量の方が電荷のチャージ時間が早いためである。
しかし、容量が小さいと、負バイアスに内部素子のリーク電流が流れ込み、充電容量を放電させリップルが生じる可能性がある。このリップルが大きくなるとスプリアスが悪化する可能性がある。
図6はリップル発生時のメカニズムを説明するための概念図である。
なお、リーク電流Iと到達電圧V、外付け容量17の静電容量c、時間tの間には以下の式が成り立つ。
Figure 0005378930
上記式より容量が小さいほど電圧変化が大きくなることが分かる。すなわちリップルが大きくなる。したがって、電荷の保持期間を長くするために、負バイアス立下り後は充電容量を大きくする必要がある。
このメカニズムを図5に立ち返って考える。
図5の回路では、負バイアス立下り時に、充電容量切替え回路16は自身のスイッチSW3をVDDに、スイッチSW4をGNDに接続することで、ダウンコンバータ12から外付け容量17を切り離す。この動作によりダウンコンバータ12と切り離している間に、外付け容量17には電荷がチャージされる。
次に負バイアスが立ち下がったところで、充電容量切替え回路16はスイッチSW3及びスイッチSW4を切り替えて、外付け容量17をダウンコンバータ12に接続する。
このように外付け容量17を適宜ダウンコンバータ12内の容量C1と並列接続することで、リップルの発生を防ぐ。これがスイッチ回路16−1の動作である。そして、この切り替え動作の制御を行うのがタイミング回路16―2である。
タイミング回路16−2はスイッチ回路16―1中に含まれる2つのスイッチSW3、SW4、及び発振回路11中のスイッチSW1、SW2を切り替えるためのタイミング回路である。
タイミング回路16−2に入力される信号は、リセット回路13からのリセット信号及び発振回路11から出力される発振信号である。また、タイミング回路16−2の出力はスイッチ回路16―1及び論理回路11−3に出力されるタイミング信号である。
既述の通り、論理回路11−3は周波数制御信号FCON及び充電容量切替え回路16内のタイミング回路16−2から出力されるタイミング信号の論理和を取り、スイッチSW1、SW2に出力する。周波数制御信号FCONに「H」が入力されない限り、発振回路11中のスイッチSW1、SW2とスイッチ回路16―1中に含まれる2つのスイッチSW3、SW4は同期して動作する。
なお、タイミング回路16−2の出力の切り替えは発振回路11の出力である高周波を基準に行っている。タイミング回路16−2はカウンタ回路で構成されており、このカウンタ回路をリセット後、発振開始から4クロック後に充電容量と発振周波数の切替えを行うように出力を制御する。すなわち、この高周波信号4クロックでダウンコンバータ回路12に含まれる容量C1(図5参照)がチャージされたものと考えるのである。
図7は、本発明の第1の実施の形態に関わる負バイアス発生回路のうちタイミング回路16−2に関わる箇所を抽出したブロック図である。また、図8はこのタイミング回路16−2及び各スイッチの動作が負バイアス発生回路1の動作にどのように影響するかを説明するための波形図である。
まず電源電圧が投入され、リセット回路13からの本図では図示しないリセット信号のパルスが入力されると、タイミング回路16−2はタイミング信号を「H」にして各スイッチを以下のように動作させる(図8#1)。
スイッチSW1: ON
スイッチSW2: 定電流源11―4(高電流値)接続
スイッチSW3: VDD接続
スイッチSW4: GND接続
これにより、発振回路11は高周波発振を開始する。この発振回路11から出力される高周波信号を基準クロックとしてタイミング回路16−2のカウンタは動作を開始する。また外付け容量17にも電源電圧から直接電荷がチャージされる。
タイミング回路16−2に入力される高周波信号の4つ目の立ち上がりエッジによって、リセット回路13はリセット信号を「H」から「L」に変化させる(図8#2)。これを受けて、タイミング回路16−2は次の高周波信号の立ち上がりエッジでタイミング信号を「H」から「L」に変化させる(図8#3)。
これに伴い、各スイッチは以下のように切り替えられる。
スイッチSW1: OFF
スイッチSW2: 定電流源11−5(低電流値)接続
スイッチSW3: ダウンコンバータ接続
スイッチSW4: ダウンコンバータ接続
このスイッチSW1、SW2の動作によって、抵抗並列区間Rxと容量Cx1により構成される直列RC回路(図4参照)の時定数が変化し、発振回路11は低周波発振に切り替わる。以降、発振回路11は低周波発振を維持し続けることで消費電力を低く抑えることができる。
以上のように、電源投入後一定期間の間、負バイアス発生用の容量を小さくすることで負バイアスの立ち下がりを高速にする。そして負バイアスが十分立ち下がった時点で負バイアス発生用の容量に、充電済みの容量を並列接続することで、リップルの発生に耐性を有する負バイアス発生回路の実現を可能ならしめる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について図を用いて説明する。
この実施の形態では負バイアス発生回路1に入力される電源電圧VDDを変化させることで、ダウンコンバータ12の容量C1のチャージ時間(負バイアスの立ち下がり時間)をより短時間化することを目的としたものである。
図9は本発明に関わる負バイアス発生回路1−2及びパワーアンプ2の構成を表すブロック図である。本実施の形態では、リセット回路13―2が出力するリセット信号がパワーアンプ2にも出力される点が相違する。
なお、リセット回路13−2は第1の実施の形態と同じものを用いることが可能である。
パワーアンプ2はレギュレータ(定電圧回路)を含む増幅回路である。負バイアス発生回路1の電源電圧VDDは、このパワーアンプ2によって生成される。本発明の第2の実施の形態においては、リセット回路13−2が出力するリセット信号によってレギュレータのゲインを切り替える構成を取る。これにより、負バイアス発生回路1−2に入力される電源電圧VDDを可変にすることが可能になる。
すなわち、パワーアンプ2が5Vの電源電圧VDDを負バイアス発生回路1−2に対して出力する合図としてタイミング信号が用いられるのである。これを表すのが図10である。
図10は、本発明の第2の実施の形態に関わる負バイアス発生回路1−2のリセット信号、負バイアス、発振器出力、電源電圧の変化を表す波形図である。
起動直後にタイミング信号が「H」になると(図8#1)、本実施の形態ではこのタイミング信号がパワーアンプ2にも出力される(図10#1)。これをトリガとしてパワーアンプ2が5Vの電源電圧を負バイアス発生回路1−2に対して出力する。結果、発振回路11の出力レベルが向上し、ダウンコンバータ12内の容量C1へのチャージの高速化が図れる。
一方、リセット回路13―2は所定のカウントを行うとリセット信号を「H」から「L」に変化させる(図8#2)。これに伴いパワーアンプ2は電源電圧VDDを3.1Vに変更する。
このように高周波発振を行う際に、発振回路11の出力レベルを増大させる。これにより、負バイアスの立下りの高速化を実現する。
なお、上記ではリセット信号を用いてパワーアンプ2の切り替えを行うように説明した。しかし、第1の実施の形態同様にタイミング信号によって切り替えるようにすることも可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図を用いて説明する。
図11は、本発明の第3の実施の形態に関わる負バイアス発生回路1−3の構成を表すブロック図である。図12は、本発明の第3の実施の形態に関わる別の負バイアス発生回路1−4の構成を表すブロック図である。
本実施の形態に関わる図11及び図12の構成では、負バイアス発生回路1−3、1−4中に発振回路を有するものでない。RFIC3等に由来する外部の信号を、第1の実施の形態における「高周波発振」の代わりとして用いるものである。すなわち、RFIC3の信号は高周波であるので、高速に負バイアスを立ち下げることが可能になる。また負バイアス回路中に発振回路を必要としないため、消費電流も低減可能である。
図11の負バイアス発生回路と図12の負バイアス発生回路の相違点は、低周波信号の生成方法である。
図11では、外部から高周波信号及び低周波信号を受ける事例を表している。すなわち、第1の実施の形態におけるスイッチSW1、SW2の代わりに、入力信号を切り替えるスイッチSW5を設けた事例である。
このスイッチSW5は第2の実施の形態同様、リセット回路13より出力されるリセット信号を受けて動作する。
一方、図12は、外部からは高周波信号のみを受ける。負バイアス発生回路1−4中に設けた分周器18が高周波信号を分周することで低周波信号を生成し、これをスイッチSW5で切り替える構成である。この分周器18を低周波信号が必要とされるときのみ動作させることで、負バイアス回路の更なる低電力化を図ることが可能となる。
以上のように、外部に高周波発振源を置くことでも本発明の適用が可能である。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について図を用いて説明する。
図13は本発明の第4の実施の形態に関わる発振回路21の構成を表す回路図である。
第1の実施の形態では、発振回路11にはRCオシレータを用いていた、これに対し、発振回路21ではリングオシレータを用いる点で相違する。
リングオシレータは奇数個のインバータを従属接続させることで発振する発信回路である。このインバータの縦続接続数を変更することで周波数の変更が可能である。
図13の発振回路21はスイッチSW6、SW7を有する。このスイッチSW6、SW7は論理回路11−3の出力が「H」のときにOnになり、「L」のときにOffになる。そして、スイッチSW6、SW7がOnのときはインバータが5つ従属接続され、Offのときは9つ従属接合される。このようにインバータの接続数を増減することは、縦続接続数が多くなると遅延量が増大し発振の周波数が小さくなることを狙っているものである。
よって、発振回路11同様、発振回路21も論理回路11−3の出力が「H」のときに高周波発振を、論理回路11−3の出力が「L」のときに低周波発振を行うこととなる。
結果として、第1の実施の形態のRCオシレータを用いたのと同様の効果を奏することが可能である。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について図を用いて説明する。
第1の実施の形態では、スイッチSW3、SW4及び論理回路11−3(これを経由してスイッチSW1、SW2)に対して同じ信号(タイミング信号)が送信されていた。
しかし、充電容量の切り替えにスイッチSW1、SW4が同時にOnするとVDDから−VSSまでの電位がかかる恐れがある。
またスイッチSW2、SW3が同時にOnすると、充電容量の両端がGNDにショートしてしまい充電した電荷を放電してしまう。
これに対応するのが本実施の形態である。
図14は、本発明の第5の実施の形態に関わる負バイアス発生回路のうちタイミング回路に関わる箇所を抽出したブロック図である。
本図の負バイアス回路では、充電容量切替え回路16に代えて充電容量切替え回路19を用いる点に特徴がある。
充電容量切り替え回路19はスイッチ回路19−1及びタイミング回路19−2を含んで構成される。
スイッチ回路19−1はスイッチSW11、SW12、SW13、SW14を含む。
スイッチSW11及びスイッチSW12はスイッチ回路16−1が有するスイッチSW4の役割を果たす。またスイッチSW13及びスイッチSW14はスイッチSW3の役割を果たす。
第1の実施の形態では、これらのスイッチに同じ信号が入力されていたのに対し、本実施の形態ではタイミングを変えた異なる信号が入力される。この異なるタイミングを出力するのがタイミング回路19−2である。
タイミング回路16―2と異なり、タイミング回路19−2は波形の異なる5本の信号を出力する。このうち論理回路11−3に出力されるタイミング信号は同じ波形である。
一方、スイッチ回路19−1に対するものは、第1の実施の形態とは相違するものである。これらのスイッチに入力される信号を表すのが図15である。
図15は、本発明の第5の実施の形態に関わるタイミング回路19−2からスイッチ回路19−1に対して出力される信号を表す波形図である。上述の通り、タイミング回路19−2からスイッチ回路19−1へは、4本の信号が出力される。図15の左にはどのスイッチに入力される信号かを表している。
すなわち、スイッチSW14を「H」から「L」に切り替えることで外付け容量17へのチャージを終了する。チャージ終了後スイッチSW12を「H」から「L」に切り替える。
その後、ダウンコンバータ12との接続をするためにスイッチSW13を「L」から「H」にし、最後にスイッチ11を「L」から「H」にする。
このようにすることで、無駄な充放電が生ずることなく消費電流を低減することが可能となる。
(応用例)
上記の第1ないし第5の実施の形態が、どのように用いられるかを説明する。
図16は、本発明に関わる負バイアス発生回路を含む携帯電話機の全体構成を表すブロック図である。また図17は、この携帯電話機に含まれるRFモジュールA−3の構成を表すブロック図である。
この携帯電話機は、RFシステム部A、BBブロックBを含んで構成される。
BBブロックBは、音声信号処理を担当するブロックである。アナログ音声信号の標本化、量子化等アナログ・デジタル変換処理は、このBBブロックBで行われる。
RFシステム部Aはデジタル変換された音声信号を無線通信区間に載せるべく通信路符号化、伝送路符号化を行うブロックである。
RFシステム部A中には、RF信号処理部A−1、SAWフィルタA−2、RFモジュールA−3を含んで構成される。また無線区間の信号を受信するアンテナA−4も接続されている。
RF信号処理部A−1は、SAWフィルタA−2から送られる受信信号を復号し、BBブロックで取り扱い可能な形式に符号化するためのモジュールである。
SAWフィルタA−2は、帯域フィルタの一種である。SAWフィルタA−2は、アンテナA−4で受信した信号から不要な周波数成分を除去する。
RFモジュールA−3は、RF信号処理部A−1から送られてくる送信データ及びBBブロックBから送られてくるパワー制御信号に従い出力等を決定し、実際にアンテナA−4から出力するための送信モジュールである。
また、RFモジュールA−3はスイッチ、サーキュレータなどを用いてアンテナA−4から来る受信信号をSAWフィルタA−2に、RFモジュール内の制御チップ(詳細は図17で説明)からくる送信系のデータをアンテナA−4に送信する送受信制御も行う。
本発明に関わる第1ないし第5の実施の形態は、このRFモジュールA−3に適用されるものである。
次に、図17のRFモジュールA−3の構成に付いて説明する。なお、この図は送信に関わるモジュールのみ記載しており、受信系の構成は記載していない。
このRFモジュールA−3は、二つの周波数帯域に対応している。このRFモジュールA−3には、低周波系回路C−1と高周波系回路C−2が含まれる。これらは取り扱う周波数帯域の相違により回路構成が異なるのみである。低周波系回路C−1と高周波系回路C−2には、第1アンプ#1、第2アンプ#2、第3アンプ#3、整合回路#4、カプラ#5、LPF#6が含まれる。
第1アンプ#1、第2アンプ#2、第3アンプ#3(総称してHPA)は出力信号に所定の利得を確保するための増幅器である。多段に構成することで、出力電力を高めることが可能である。また、第3アンプ#3を出力インピーダンスの低いものとすることで、整合回路4とのインピーダンス整合を取り易くすることが可能である。
整合回路4は、HPAとアンテナとのインピーダンス整合を取るための整合回路である。
カプラ#5は、整合後の出力信号の電力を後述するAPC(C−4)に出力することでフィードバック制御をかけるためのアンテナカプラである。
LPF#6は、送信信号の高調波成分を排除するためのローパスフィルタである。
またこれら以外の構成要素として、制御回路C−3、APC(C−4)、アンテナスイッチC−5が含まれる。
制御回路C−3はHPAのバイアス制御、アンテナスイッチC−5の制御を行う制御回路である。
APC(C−4)は、低周波系回路C−1と高周波系回路C−2で共用される制御回路である。パワー制御信号Vrampの入力により整合後の出力信号を調整するための自動電力制御を行う回路である。整合後の出力信号の電力と設定値との差分は制御回路C−3に出力され、制御回路C−3はこれに基づきHPAを構成する第1アンプ#1、第2アンプ#2、第3アンプ#3をそれぞれ制御する。
アンテナスイッチC−5は送信側と受信側の切り替え、また同じ送信側であっても低周波系回路C−1と高周波系回路C−2との切り替えを行うスイッチ回路である。
本発明に関わる第1ないし第5の実施の形態は、このアンテナスイッチC−5に適用されるものである。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは言うまでもない。
本発明はSOI SWに対応したアンテナ制御回路、並びにそれを実現する半導体装置、及びその半導体装置を用いた携帯電話機を想定して説明した。しかしこれに拘るものでなく、応答性の良い切り替えを要する全ての用途での使用が可能である。
1、1−2、1−3、1−4…負バイアス発生回路、2…パワーアンプ、
3…RFIC、
11、21…発振回路、11―1…オペアンプ、11―2…分圧回路、
11−3…論理回路、11−4…定電流源、11−5…定電流源、
12…ダウンコンバータ、13…リセット回路、
14…デコーダ回路、15…レベルシフト回路、16、19…充電容量切替え回路、
16−1、19−1…スイッチ回路、16−2、19−2…タイミング回路、
17…外付け容量、18…分周器、
SW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6、SW7、SW11、
SW12、SW13、SW14…スイッチ、Rx…抵抗並列区間、
C1、Cx1…容量、
A…RFシステム部、A−1…RF信号処理部、A−2…SAWフィルタ、
A−3…RFモジュール、A−4…アンテナ、
B…BBブロック、C−1…低周波系回路、C−2…高周波系回路、
C−3…制御回路、C−4…APC、C−5…アンテナスイッチ、
#1…第1アンプ、#2…第2アンプ、#3…第3アンプ、#4…整合回路、
#5…カプラ、#6…LPF。

Claims (10)

  1. 高周波発振と低周波発振に出力の切り替えが可能な発振回路と、第1の容量を含み前記発振回路の出力によって前記第1の容量に電荷を蓄えるダウンコンバータ回路と、充電容量切り替え回路と、前記第1の容量と並列に接続され前記充電容量切り替え回路によって電気的に切り離し可能な第2の容量と、を含む負バイアス発生回路とを有する半導体装置であって、
    該半導体装置の電源投入時に前記発振回路が高周波発振を行い、前記充電容量切り替え回路が前記第2の容量を前記第1の容量から電気的に切り離し、前記ダウンコンバータ回路が前記第1の容量に電荷を蓄えることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、前記発振回路が高周波発振から低周波発振に出力が変化するときに前記充電容量切り替え回路が前記第2の容量を前記第1の容量に電気的に接続することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、前記充電容量切り替え回路がタイミング信号を出力し、該タイミング信号を受けて前記発振回路が高周波発振から低周波発振に出力を変化することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置において、該半導体装置はさらに電源電圧を供給するパワーアンプを含み、
    前記タイミング信号に応じて前記パワーアンプが供給する前記電源電圧を変化させることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項2に記載の半導体装置において、該半導体装置はさらにリセット回路を含み、前記リセット回路がリセット信号を出力し、該リセット信号を受けて前記発振回路が高周波発振から低周波発振に出力を変化することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、該半導体装置はさらに電源電圧を供給するパワーアンプを含み、
    前記リセット信号に応じて前記パワーアンプが供給する前記電源電圧を変化させることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項2に記載の半導体装置において、前記第2の容量が前記第1の容量から切り離されているときに前記第2の容量が電源電圧から電荷を蓄えることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の半導体装置において、前記発振回路がRCオシレータを含んで構成されることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の半導体装置において、前記発振回路がリングオシレータを含んで構成されることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の半導体装置を含む無線通信装置であって、該半導体装置がアンテナ切り替え回路に用いられることを特徴とする無線通信装置。
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