JP2000330085A - チャージポンプ回路、半導体装置、液晶表示装置及びそれを含む電子機器 - Google Patents

チャージポンプ回路、半導体装置、液晶表示装置及びそれを含む電子機器

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JP2000330085A
JP2000330085A JP11141649A JP14164999A JP2000330085A JP 2000330085 A JP2000330085 A JP 2000330085A JP 11141649 A JP11141649 A JP 11141649A JP 14164999 A JP14164999 A JP 14164999A JP 2000330085 A JP2000330085 A JP 2000330085A
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Yoshihiko Futamura
良彦 二村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランジスタを駆動する際に生じる自己消費
電流を低減しながらも、素子数の低減を図ることのでき
るチャージポンプ回路、半導体装置、液晶表示装置、及
びそれを含む電子機器を提供すること。 【解決手段】 第1の期間に、第1電圧電源線と第2電
圧電源線との間に接続されて電荷が充電される第1充放
電手段と、第1の期間後の第2の期間に、第2電圧電源
線と出力線との間に接続されて、第1充放電手段からの
電荷が充電される第2充放電手段と、を含み、第2充放
電手段より出力線を介して出力電圧を生成するチャージ
ポンプ回路である。第1電圧電源線と第1充放電手段と
の間に接続され、第1の期間にオン状態、第2の期間に
オフ状態となるスイッチング素子を有する。スイッチン
グ素子をオンオフ制御する制御信号の電圧振幅を、少な
くとも第1の期間中に変換する振幅変換手段を有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャージポンプ回
路、半導体装置、液晶表示装置及びそれを含む電子機器
に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、チャージポンプ回路は、操作に種々の電圧を必要と
する多くの電子機器例えば電源回路、半導体記憶装置、
PLL型周波数逓倍回路等で使用されている。特に、半
導体記憶装置等では、未調整逆バイアスを発生させる
等、チャージポンプ回路は、電源電圧から発生する電圧
の極性をその電源電圧の極性と逆となるような反転出力
で使用される場合が多い。
【0003】図9には、反転出力型のチャージポンプ回
路の概略が示されている。同図において、チャージポン
プ回路300は、VDD、VSSの各電圧により供給電圧を
形成し、第1の期間(タイミングA)でコンデンサCp
に電荷を充電し、第2の期間(タイミングB)でコンデ
ンサCpの電荷をコンデンサCbに充電することで、出
力線より電圧−VM を出力し、反転出力電圧を生成して
いる。
【0004】そして、タイミングAでトランジスタQ3
01、Q303をオン状態、トランジスタQ302、Q
304をオフ状態とし、タイミングBでトランジスタQ
302、Q304をオン状態、トランジスタQ301、
Q303をオフ状態となるように、交互にトランジスタ
Q301〜Q304の各ゲート電極を、各々のトランジ
スタQ301〜Q304の前段に設けられたドライバD
R301〜DR304により駆動することで、上記のよ
うな電圧供給が行われる。このドライバDR301〜D
R304には制御信号/A、A、/B、Bが供給され
て、上記のようなタイミングでの駆動を可能としてい
る。
【0005】同様な構成のチャージポンプ回路の一例と
しては、例えば特開昭63-157667号(平成8年特許第253
5173 号)等にも開示されている。この例では、図10
に示すように、チャージポンプ回路400における各ト
ランジスタQ401〜Q404のオンオフ動作を位相制
御ユニット402により一括して制御する形式を採用し
ているが、原理的には図9の回路とほぼ同様の動作を行
う。
【0006】上記のような構成のチャージポンプ回路に
おいて、低消費電力化の観点から、例えば複数のトラン
ジスタのうち、その一部のみを動作させ、他の部分は動
作させないというような回路構成を内在させることが試
みられている。
【0007】しかしながら、このような構成では、いず
れか一つのトランジスタがオン状態で他の全てのトラン
ジスタが常時オフ状態とする低消費電力モードであって
も、各トランジスタの寄生容量に起因して、各々につい
てスイッチング動作に伴い充放電が行われ、不要な自己
消費電流が大量に生成することとなる。
【0008】また、各トランジスタ毎にゲート電極の駆
動が必要なため、制御信号が多数になり制御機構が複雑
になる、回路も複雑化して素子数も膨大となる。
【0009】本発明は、上記した技術の問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであって、その目的と
するところは、トランジスタを駆動する際に生じる自己
消費電流を低減しながらも、素子数の低減を図ることの
できるチャージポンプ回路、半導体装置、液晶表示装
置、及びそれを含む電子機器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係るチャージポンプ回路
は、第1の期間に、第1電圧電源線と第2電圧電源線と
の間に接続されて電荷が充電される第1充放電手段と、
前記第1の期間後の第2の期間に、前記第2電圧電源線
と出力線との間に接続されて、前記第1充放電手段から
の電荷が充電される第2充放電手段と、を含み、前記第
2充放電手段より前記出力線を介して出力電圧を生成す
るチャージポンプ回路であって、前記第1電圧電源線と
前記第1充放電手段との間に接続され、前記第1の期間
にオン状態、前記第2の期間にオフ状態となるスイッチ
ング素子と、前記スイッチング素子をオンオフ制御する
制御信号の電圧振幅を、少なくとも前記第1の期間中に
変換する振幅変換手段と、を含むことを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、チャージ
ポンプ回路に接続される負荷が小さい場合には、振幅変
換手段にて振幅を小さくすることにより、消費電力を低
減することができる。一方、チャージポンプ回路に接続
される負荷が大きい場合には、振幅変換手段にて振幅を
大きくすることで、第1充放電手段の充電時におけるス
イッチング素子のオン抵抗を小さくできる。
【0012】ここで、出力を可変するのに、例えばスイ
ッチング素子を並列接続する等の回路構成を採用する場
合には、いずれか一つのスイチング素子がオン状態であ
ると、他の全てのスイッチング素子がオフ状態であって
も、各スイッチング素子の寄生容量に起因して、各々に
ついてスイッチング動作に伴い充放電が行われ、不要な
自己消費電流が大量に生成することとなる。
【0013】これに対して本請求項では、振幅変換手段
によって振幅を変換することで出力の可変が可能となる
ので、上記のような構成も不要となり自己消費電流を小
さくして、消費電流の低減が図れると共に、素子数の低
減も図れる。このように、振幅変換手段にて制御信号の
電圧振幅を変換することにより、負荷の大小に応じた適
切な消費電流の利用ができる。
【0014】請求項2に記載の発明に係るチャージポン
プ回路は、第1の期間に、第1電圧電源線と第2電圧電
源線との間に接続されて電荷が充電される第1充放電手
段と、前記第1の期間後の第2の期間に、前記第2電圧
電源線と出力線との間に接続されて、前記第1充放電手
段からの電荷が充電される第2充放電手段と、を含み、
前記第2充放電手段より前記出力線を介して出力電圧を
生成するチャージポンプ回路であって、前記出力線と前
記第1充放電手段との間に接続され、前記第1の期間に
オフ状態、前記第2の期間にオン状態となるスイッチン
グ素子と、前記スイッチング素子をオンオフ制御する制
御信号の電圧振幅を、少なくとも前記第2の期間中に変
換する振幅変換手段と、を含むことを特徴とする。
【0015】請求項1では、第1充放電手段を充電する
時にオン状態とするスイッチング素子を用いる場合、即
ち第1の期間中にスイッチング素子をオンさせる制御信
号の電圧振幅を可変する場合を定義している。
【0016】これに対し請求項2では、第1充放電手段
を充電後の第2の期間中に、他の部分、即ち、出力線側
に接続されたスイッチング素子をオンさせる制御信号の
電圧振幅を可変する場合を定義している。このような請
求項2に記載の発明においても、請求項1と同様の作用
効果を奏することができる。
【0017】請求項3に記載の発明に係るチャージポン
プ回路は、請求項1において、前記振幅変換手段は、前
記制御信号を出力することで前記スイッチング素子をオ
ンオフ駆動する駆動素子と、前記駆動素子と前記第2電
圧電源線との接続と、前記駆動素子と前記出力線との接
続と、に切り換える切換手段と、を有することを特徴と
する。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、このスイ
ッチング素子の場合には、切換手段によって、第2電圧
電源線の電位と、出力線の電位と、に切換ることにより
電圧振幅の大小を可変できる。
【0019】請求項4に記載の発明に係るチャージポン
プ回路は、請求項2において、前記振幅変換手段は、前
記制御信号を出力することで前記スイッチング素子をオ
ンオフ駆動する駆動素子と、前記駆動素子と前記第2電
圧電源線との接続と、前記駆動素子と前記第1電圧電源
線との接続と、に切り換える切換手段と、を有すること
を特徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、このスイ
ッチング素子の場合には、切換手段によって、第2電圧
電源線の電位と、第1電圧電源線の電位と、に切換るこ
とにより電圧振幅の大小を可変できる。
【0021】請求項5に記載の発明に係るチャージポン
プ回路は、請求項2において、前記第1電圧電源線と前
記第1充放電手段との間に接続され、前記第1の期間に
オン状態、前記第2の期間にオフ状態となる第2のスイ
ッチング素子と、前記第2のスイッチング素子をオンオ
フ制御する制御信号の電圧振幅を、少なくとも前記第1
の期間中に変換する第2の振幅変換手段と、をさらに有
することを特徴とする。
【0022】請求項5に記載の発明によれば、請求項2
の構成に加え、第1充放電手段を充電する時にオン状態
とする第2のスイッチング素子を用いる場合、即ち第1
の期間中に第2のスイッチング素子をオンさせる制御信
号の電圧振幅をも第2の振幅変換手段にて可変する場合
を定義している。これによって、スイッチング素子、第
2のスイッチング素子それぞれについて、第1、第2の
期間を問わず振幅の可変が可能となり、より一層消費電
流の低減化を図ることができる。
【0023】請求項6に記載の発明に係るチャージポン
プ回路は、第1の期間に、第1電圧電源線と第2電圧電
源線との間に接続されて電荷が充電される第1充放電手
段と、前記第1の期間後の第2の期間に、前記第2電圧
電源線と複数の各出力線との間に各々接続されて、前記
第1充放電手段からの電荷が充電される複数の各第2充
放電手段と、を含み、複数の各前記第2充放電手段より
複数の各前記出力線を介して各々異なる出力電圧を生成
するチャージポンプ回路であって、前記第1電圧電源線
と前記第1充放電手段との間に接続され、前記第1の期
間にオン状態、前記第2の期間にオフ状態となるスイッ
チング素子と、前記スイッチング素子をオンオフ制御す
る制御信号の電圧振幅を、少なくとも前記第1の期間中
に変換する振幅変換手段と、を有し、前記振幅変換手段
は、前記制御信号を出力することで前記スイッチング素
子をオンオフ駆動する駆動素子と、前記駆動素子と前記
第2電圧電源線との接続と、前記駆動素子と複数の各前
記出力線のうちのいずれかの接続と、に切り換える切換
手段と、を有することを特徴とする。
【0024】請求項6に記載の発明によれば、複数の出
力線が形成されている場合であって、第1充放電手段が
充電される第1の期間にオン状態となるスイッチング素
子を用いる場合には、電圧振幅は、第2電圧電源線の電
位と、各々の出力線の複数の各電位とに可変でき、複数
の電圧レベルに対応できる。
【0025】請求項7、請求項8、請求項9は、上述の
チャージポンプ回路を含む半導体装置、液晶表示装置、
電子機器を定義している。これにより、消費電力効率が
良く、低消費電力の半導体装置例えば半導体記憶装置
等、液晶表示装置、電子機器を提供できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0027】<第1の実施の形態> (全体構成)先ず、本発明の特徴的な構成である振幅変
換手段に先立って、チャージポンプ回路の全体構成につ
いて、図1〜図3を参照して説明する。図1は、反転出
力型チャージポンプ回路の基本構成を示す回路図であ
る。
【0028】チャージポンプ回路10は、電源に接続さ
れて第1の電圧VDDが供給される第1の電圧電源線30
と、第2の電圧VSSが供給される第2の電圧電源線32
と、反転出力電圧−VM が出力される出力線34と、第
1電圧電源線30と第2電圧電源線32との間に縦続接
続されてたスイッチング素子Q1、Q2と、第2電圧電
源線32と出力線34との間に縦続接続されたスイッチ
ング素子Q3、Q4と、スイッチング素子Q2、Q3と
並列に接続された第1充放電手段であるコンデンサCp
と、スイッチング素子Q3、Q4と並列に接続された第
2充放電手段であるコンデンサCbと、を含み構成され
る。
【0029】これによって、スイッチング素子Q1、Q
3がオン状態・スイッチング素子Q2、Q4がオフ状態
となる第1の期間(図2に示す期間T1)では、第1電
圧電源線30と第2電圧電源線32との間にコンデンサ
Cpが接続されるため、コンデンサCpに電荷が充電さ
れる。また、スイッチング素子Q1、Q3がオフ状態・
スイッチング素子Q2、Q4がオン状態となる第2の期
間(図2に示す期間T2)では、第2電圧電源線32と
出力線34との間にコンデンサCbが接続されるため、
コンデンサCpの電荷をコンデンサCbに充電すること
で、出力線34より反転出力電圧−VM が出力される。
【0030】コンデンサCpは、転送コンデンサとして
機能し、コンデンサCbは蓄積コンデンサとして機能す
る。また、スイッチ手段であるスイッチング素子Q1〜
Q4は、MOSキャパシタであるMOSトランジスタに
て形成され、より詳細には、スイッチング素子Q1は、
第1導電型であるPchMOSトランジスタにて形成さ
れ、スイッチング素子Q2〜Q4は、第2導電型である
NchMOSトランジスタにて形成することが好まし
い。
【0031】このため、スイッチング素子Q1は、第1
電圧電源線30とコンデンサCpの一方の電極との間に
接続され、第1の期間T1にオン状態、第2の期間T2
にオフ状態となる。スイッチング素子Q3は、第2電圧
電源線32とコンデンサCpの他方の電極との間に接続
され、第1の期間T1にオン状態、第2の期間T2にオ
フ状態となる。スイッチング素子Q2は、第2電圧電源
線32とスイッチング素子Q1との間に接続され、第1
の期間T1にオフ状態、第2の期間T2中にオン状態と
なる。スイッチング素子Q4は、出力線34とスイッチ
ング素子Q3との間に接続され、少なくとも第1の期間
T1にオフ状態、第2の期間T2中にオン状態となる。
なお、スイッチング素子Q1〜Q4の寄生容量は等しい
とは限らず、最も消費電流が少なく、容量が小さく、出
力のオン抵抗が小さくなるような組合せを選ぶことが好
ましい。
【0032】(振幅変換手段について)次に、本発明の
特徴的な構成である振幅変換手段について、図1を用い
て説明する。即ち、チャージポンプ回路10は、スイッ
チング素子Q1をオンオフ制御する制御信号/Aの電圧
振幅を、第1の期間(図2に示す期間T1)中に変換す
る第1の振幅変換手段22と、スイッチング素子Q2を
オンオフ制御する制御信号Bの電圧振幅を、第2の期間
(図2に示す期間T2)中に変換する第2の振幅変換手
段24と、を含み構成される。この第1の振幅変換手段
22と第2の振幅変換手段24とで振幅変換手段20を
構成している。尚、本例では、このように構成したが、
第1の振幅変換手段22及び第2の振幅変換手段24の
いずれか一方のみで振幅変換手段を構成しても良い。さ
らに、チャージポンプ回路10には、スイッチング素子
Q2、Q4を制御信号Bに基づいて各々駆動する駆動素
子であるドライバDR2、DR4が構成されている。
【0033】第1の振幅変換手段22は、制御信号/A
に基づきスイッチング素子Q1をオンオフ駆動する駆動
素子であるドライバDR1と、このドライバDR1に接
続された切換手段S1を有する。この切換手段S1は、
制御信号CL1に基づき、ドライバDR1と第2電圧電
源線32の接続と、ドライバDR1と出力線34の接続
と、を切り換えることで、第2電圧電源線32の電位
と、出力線34の電位とに振幅を可変するものである。
【0034】第2の振幅変換手段24は、制御信号Bに
基づきスイッチング素子Q4をオンオフ駆動する駆動素
子であるドライバDR4と、このドライバDR4に接続
された切換手段S4を有する。この切換手段S4は、制
御信号CL2に基づき、ドライバDR4と第1電圧電源
線30の接続と、ドライバDR4と第2電圧電源線32
の接続と、を切り換えることで、第1電圧電源線30の
電位と、第2電圧電源線32の電位とに振幅を可変する
ものである。
【0035】なお、上述の各制御信号/A、A、B、C
L1、CL2を生成して各スイッチング素子Q1〜Q4
のオンオフ、切換手段S1、S2の切換を制御する制御
手段(図1では図示しないが、後述の図7には符号11
2として示されてる)は、チャージポンプ回路10の外
部に接続される外部回路に設けられる。この制御手段
は、ドライバDR1〜DR4を介してスイッチング素子
Q1〜Q4のゲート電極を全て励振させる。従って、振
幅変換手段20として構成する場合、この制御手段のう
ち制御信号/A、A、B、CL1、CL2を出力する部
分を含んだ構成としても良い。
【0036】ドライバDR1〜DR4は同一の構成を採
用している。
【0037】また、ドライバDR1〜4は、図3に示す
ようなインバータを構成しており、制御信号が入力され
る前段のトランジスタTr21、Tr22と、後段のト
ランジスタTr23、Tr24と、により構成される。
【0038】(チャージポンプ回路の動作)次に、上記
のような構成の振幅変換手段20を含むチャージポンプ
回路10の動作について、図2のタイミングチャートを
参照しながら説明する。
【0039】第1の期間T1では、制御信号/Aにより
ドライバDR1は、スイッチング素子Q1をLレベルで
オン状態とする。また、制御信号AによりドライバDR
3は、スイッチング素子Q3をHレベルでオン状態とす
る。なお、この期間中、スイッチング素子Q2、Q4
は、各々Lレベルでオフ状態となっている。従って、こ
の期間中は、コンデンサCpに電荷が充電されることと
なる。
【0040】ここで、制御信号/Aに関しては、切換手
段S1により図2の点線で示すような振幅に変更するこ
とができる。即ち、出力に接続された負荷の大きさに応
じて、制御手段は制御信号CL1を出力する。そして、
例えば制御信号CL1はHレベルになると、切換手段S
1は、ドライバDR1と第2電圧電源線32の接続か
ら、ドライバDR1と出力線34の接続へと切り換え
る。これにより、第2電圧電源線32の電位VSSより出
力線34の電位−VM へと振幅を可変することができ
る。
【0041】これにより、チャージポンプ回路10に接
続される負荷が小さい場合には、第1の振幅変換手段2
2にて振幅を小さくすることにより、消費電力を低減す
ることができる。一方、チャージポンプ回路10に接続
される負荷が大きい場合には、第1の振幅変換手段22
にて振幅を大きくすることで、コンデンサCpの充電時
におけるスイッチング素子Q1のオン抵抗を小さくでき
る。
【0042】ここで、出力を可変するのに、例えば図4
に示すような回路構成を採用する場合が考えられる。図
4は、チャージポンプ回路の比較例を示す回路図であ
る。
【0043】同図において、チャージポンプ回路40
は、スイッチング素子Q101、Q102、Q103、
・・・・を並列接続することで、出力抵抗の可変を行う
ように構成されている。このチャージポンプ回路40で
は、いずれか一つの例えばスイチング素子Q102がオ
ン状態であると、他の全てのスイッチング素子Q10
1。Q103、・・・・がオフ状態であっても、各スイ
ッチング素子Q101、Q102、Q103、・・・・
の寄生容量に起因して、各々についてスイッチング動作
に伴い充放電が行われ、不要な自己消費電流が大量に生
成することとなる。
【0044】これに対して本例では、図1に示すよう
に、第1の振幅変換手段22によって振幅を変換するこ
とで出力の可変が可能となるので、上記のような構成も
不要となり自己消費電流を小さくして、消費電流の低減
が図れると共に、素子数の低減も図れる。このように、
第1の振幅変換手段22にて制御信号/Aの電圧振幅を
変換することにより、負荷の大小に応じた適切な消費電
流の利用ができる。
【0045】次に、制御信号/AによりドライバDR1
は、スイッチング素子Q1をHレベルでオフ状態とし、
第2の期間T2を形成する。
【0046】この第2の期間T2では、制御信号Bによ
り、ドライバDR2、DR4は、スイッチング素子Q
2、Q4を各々Hレベルでオン状態とする。これによ
り、コンデンサCpの電荷をコンデンサCbに充電し
て、反転出力電圧−VM を生成できる。
【0047】ここで、制御信号Bに関しては、切換手段
S4により図2の点線で示すような振幅に変更すること
ができる。即ち、出力に接続された負荷の大きさに応じ
て、制御手段は制御信号CL2を出力する。そして、例
えば制御信号CL2はHレベルになると、切換手段S2
は、ドライバDR4と第2電圧電源線32の接続から、
ドライバDR4と第1電圧電源線30の接続へと切り換
える。これにより、第2電圧電源線32の電位VSSより
第1電圧電源線30の電位VDDへと振幅を可変すること
ができる。
【0048】これにより、チャージポンプ回路10に接
続される負荷が小さい場合には、第2の振幅変換手段2
4にて振幅を小さくすることにより、消費電力を低減す
ることができる。一方、チャージポンプ回路10に接続
される負荷が大きい場合には、第2の振幅変換手段24
にて振幅を大きくすることで、コンデンサCbの充電時
におけるスイッチング素子Q4のオン抵抗を小さくでき
る。
【0049】従って、第2の振幅変換手段24によって
振幅を変換することで出力の可変が可能となるので、ド
レインへの不要な充放電もなくなり自己消費電流を小さ
くして、消費電流の低減が図れると共に、素子数の低減
も図れる。このように、第2の振幅変換手段24にて制
御信号Bの電圧振幅を変換することにより、負荷の大小
に応じた適切な消費電流の利用ができる。これによっ
て、基本的なチャージポンプ回路と同じタイミングで動
作させながらも、スイッチング素子Q1、Q4それぞれ
について、第1、第2の期間を問わず振幅の可変が可能
となり、より一層消費電流の低減化を図ることができ
る。
【0050】さらに、制御信号Bにより、ドライバDR
2、DR4は、スイッチング素子Q2、Q4を各々Lレ
ベルでオフ状態とする。
【0051】このようにして、交互にスイッチング素子
Q1〜Q4の各ゲート電極を、各々のトランジスタQ1
〜Q4の前段に設けられたドライバDR1〜DR4によ
り駆動することで、上記のような電圧供給が行われる。
【0052】<第2の実施の形態>次に、本発明に係る
チャージポンプ回路の第2の実施の形態について、図5
及び図6を用いて説明する。尚、上記第1の実施の形態
と同様な構成についてはその詳細な説明を省略する。こ
の第2の実施の形態では、出力線が複数となるように、
チャージポンプ回路を複数段形成した場合を示してい
る。
【0053】本例のチャージポンプ回路70において、
図5に示すように、前段では、第1電位電源線90と出
力線94との間にスイッチング素子Q11、Q12、Q
13、Q14が縦続接続され、後段では、第1電位電源
線90と出力線96との間にスイッチング素子Q21、
Q22、Q23、Q24が縦続接続されている。
【0054】なお、スイッチング素子Q11、Q21は
PchMOSトランジスタにて形成され、スイッチング
素子Q12、Q13、Q14、Q22、Q23、Q24
はNchMOSトランジスタにて形成することが好まし
い。
【0055】そして、チャージポンプ回路70は、各々
のスイッチング素子Q11、Q14、Q21、Q22、
Q23、Q24のゲート端子に接続された第1〜第6の
振幅変換手段80〜85を含んで構成される。なお、ス
イッチング素子Q12、Q13のゲート電極には、上記
第1の実施の形態のドライバDR2と同様のタイプの駆
動素子であるドライバが接続されるが、図5では図示を
省略している。
【0056】第1、2の振幅変換手段80、81は、制
御信号/A11、/A12に基づきスイッチング素子Q
11、Q21をオンオフ駆動する駆動素子であるドライ
バDR11、DR21と、このドライバDR11、DR
21に接続された切換手段S11、S21を有する。こ
の切換手段S11、S21は、制御信号CL11、CL
21に基づき、ドライバDR11、DR21と第2電圧
電源線92の接続と、ドライバDR11、DR21と出
力線94の接続と、ドライバDR11、DR21と出力
線96の接続と、を切り換えることで、第2電圧電源線
92の電位VSSと、出力線94の電位−VM と、出力線
96の電位−V2Mとに振幅を可変するものである。
【0057】第3〜5の振幅変換手段82〜84は、制
御信号B14、B22、A23に基づきスイッチング素
子Q14、Q22、Q23をオンオフ駆動する駆動素子
であるドライバDR14、DR22、DR23と、この
ドライバDR14、DR22、DR23に接続された切
換手段S14、S22、S23を有する。この切換手段
S14、S22、S23は、制御信号CL14、CL2
2、CL23に基づき、ドライバDR14、DR22、
DR23と第2電圧電源線92の接続と、(ドライバD
R14、DR22、DR23と)第1電圧電源線90の
接続と、を切り換えることで、第1電圧電源線90の電
位VDDと、第2電圧電源線92の電位V SSの電位とに振
幅を可変するものである。
【0058】第6の振幅変換手段85は、制御信号B2
4に基づきスイッチング素子Q24をオンオフ駆動する
駆動素子であるドライバDR24と、このドライバDR
24に接続された切換手段S24を有する。この切換手
段S24は、制御信号CL24に基づき、ドライバDR
24と第1電圧電源線90の接続と、ドライバDR24
と第2電圧電源線92の接続と、ドライバDR24と出
力線94の接続と、を切り換えることで、第1電圧電源
線90の電位VDDと、第2電圧電源線92の電位V
SSと、出力線94の電位−VM とに振幅を可変するもの
である。
【0059】次に、上記のような構成のチャージポンプ
回路70の動作について、図6のタイミングチャートを
参照しながら説明する。
【0060】第1の期間T1では、制御信号/A11に
よりドライバDR11は、スイッチング素子Q11をL
レベルでオン状態とする。
【0061】ここで、制御信号/A11に関しては、切
換手段S11により図6の点線で示すような振幅に変更
することができる。即ち、出力に接続された負荷の大き
さに応じて、制御手段は制御信号CL11を出力する。
そして、例えば制御信号CL11はHレベルになると、
切換手段S11は、ドライバDR11と第2電圧電源線
92の接続から、ドライバDR11と出力線94の接
続、もしくはドライバDR11と出力線96の接続へと
切り換える。これにより、第2電圧電源線92の電位V
SSより出力線94の電位−VM もしくは、出力線96の
電位−V2M と振幅を可変することができる。
【0062】また、制御信号B14に関しては、切換手
段S14により図6の点線で示すような振幅に変更する
ことができる。即ち、出力に接続された負荷の大きさに
応じて、制御手段は制御信号CL14を出力する。そし
て、例えば制御信号CL14はHレベルになると、切換
手段S14は、ドライバDR14と第2電圧電源線92
の接続から、ドライバDR14と第1電圧電源線90の
接続へと切り換える。これにより、第2電圧電源線92
の電位VSSより第1電圧電源線90の電位VDDへと振幅
を可変することができる。なお、他の振幅変換手段につ
いてもほぼ同様の動作を行う。
【0063】以上のように第2の実施の形態によれば、
複数の出力線が形成されている場合であって、コンデン
サが充電される第1の期間にオン状態となるスイッチン
グ素子を用いる場合には、電圧振幅は、第2電圧電源線
の電位と、各々の出力線の複数の各電位とに可変でき、
複数の電圧レベルに対応できる。
【0064】<第3の実施の形態>次に、上述のチャー
ジポンプ回路を用いた液晶表示装置を含む電子機器の実
施の形態について図7を用いて説明する。
【0065】上述の第1〜第3の実施の形態のチャージ
ポンプ回路を含む液晶表示装置100は、電源回路10
2と、液晶表示パネル130、この液晶表示パネル13
0を表示駆動するXドライバ132及びYドライバ13
4を含む。この他、表示情報出力源、表示情報処理回
路、クロック発生回路などの様々な回路などを含んで構
成される。
【0066】表示情報出力源は、ROM、RAMなどの
メモリ、テレビ信号を同調して出力する同調回路などを
含んで構成され、クロック発生回路からのクロックに基
づいて、ビデオ信号などの表示情報を出力する。表示情
報処理回路は、クロック発生回路からのクロックに基づ
いて表示情報を処理して出力する。この表示情報処理回
路は、例えば増幅・極性反転回路、相展開回路、ローテ
ーション回路、ガンマ補正回路あるいはクランプ回路等
を含むことができる。
【0067】電源回路102には、上述の第1〜第3の
実施の形態のいずれか又はその組合せによる単位チャー
ジポンプ回路を複数段形成してなるチャージポンプ11
0と、上述した各種の制御信号を生成しチャージポンプ
110を制御する制御手段112と、その他の回路12
0と、を含んで構成される。本例では、このチャージポ
ンプ110を1チップのICとして形成しているが、電
源回路102全体をICとして形成しても良い。
【0068】そして、制御手段112の構成としては、
カウンタ114及びデコーダ116等が挙げられる。こ
こで、チャージポンプは、チャージポンプ自体の外の制
御手段112の制御信号により動作するので、チャージ
ポンプ内の上述したスイッチの切換もこの制御信号を利
用してスイッチの切換信号として使うことができる。
【0069】そして、表示データの切換と同時に、電源
回路102へ能力切換の信号を出してやるようする。
【0070】なお、本例の液晶表示装置では、例えば液
晶表示パネル130全部を駆動する場合必要とする電流
を例えば100とすると、実際には例えばアイコンだけ
を下の3分の1のみ表示し、全部フルに絵を出す必要が
ないことが多く、この場合20〜30を駆動するのみで
よく、低消費電力化が図れる。
【0071】さらに、上述の各Xドライバ132、Yド
ライバ134内に上述の第1〜第3の実施の形態のいず
れか又はその組合せによる単位チャージポンプ回路を複
数段形成してなるチャージポンプを埋め込んだドライブ
ICを形成しても良い。
【0072】また、Yドライバ134側で高い電圧を要
求する場合が多く、システム用の供給源から3V、5V
等の電源を電源回路102に供給し、電源回路102か
らは、Yドライバには+15V、−15V等の電源を供
給し、Xドライバ132には、例えば5V、2.5V、
0V、−2.5V、−5V等の電源を供給するよう形成
すればよい。
【0073】このような構成の液晶表示装置を含む電子
機器として、例えば、マルチメディア対応のパーソナル
コンピュータ(PC)、携帯電話、ワードプロセッサ、
テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオ
テープレコーダ、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビ
ゲーション装置、腕時計、時計、POS端末、タッチパ
ネルを備えた装置、ページャ、ミニディスクプレーヤ、
ICカード、各種電子機器のリモコン、各種計測機器な
どを挙げることができる。
【0074】また、液晶表示パネルは、駆動方式で言え
ば、パネル自体にスイッチング素子を用いない単純マト
リックス液晶表示パネルやスタティック駆動液晶表示パ
ネル、またTFTで代表される三端子スイッチング素子
あるいはMIMで代表される二端子スイッチング素子を
用いたアクティブマトリックス液晶表示パネル、電気光
学特性で言えば、TN型、STN型、ゲストホスト型、
相転移型、強誘電型など、種々のタイプの液晶パネルを
用いることができる。
【0075】液晶表示パネルとしてLCDディスプレイ
を使用した場合について説明したが、本発明ではこれに
限定されず、例えばエレクトロルミネッセンス、プラズ
マディスプレイ、FED(Field Emission Display)パネ
ル等種々の表示装置を使用することができる。
【0076】<第4の実施の形態>図8は、上記のチャ
ージポンプ回路を、半導体記憶装置例えばEEPROM
等の昇圧回路に接続される電源回路に適用した半導体装
置を含む電子機器の例を示している。
【0077】図8に示す半導体装置は、メモリとして機
能する半導体記憶装置212と、その制御を司るCPU
210と、を有し、このCPU210のバスラインに
は、半導体記憶装置212の他、下記の各種回路が接続
されている。RAM214はデータを一時的に蓄えるも
のであり、発振器216は基準クロック等を出力する。
入出力回路218はデータ、制御信号を入出力するもの
であり、電源回路220は各部に必要な電力を供給する
ものである。この場合には、電源回路には、単位チャー
ジポンプ回路を多段に配列したチャージポンプ、レギュ
レータを形成することが好ましい。これにより、低電圧
駆動が可能な半導体装置を提供できる。
【0078】このような半導体装置を含む電子機器とし
ても、上記液晶表示装置の場合同様の例を挙げることが
できる。
【0079】尚、本発明に係る装置と方法は、そのいく
つかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、当業
者は本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく本発明
の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能
である。例えば、第1の実施の形態〜第2の実施の形態
のいずれか又は全てを組合せたチャージポンプ回路であ
っても良い。特に、第1の実施の形態〜第3の実施の形
態において開示された4個のスイッチング素子のうち、
振幅変換手段等を形成する箇所は、それぞれにおいて、
いずれの素子に形成してもよい。さらに、第1の実施の
形態〜第2の実施の形態の単位チャージポンプ回路を複
数段形成したチャージポンプは、第1の実施の形態〜第
2の実施の形態の各々の単位チャージポンプ回路を各々
複数用いて組合せた構成を形成する際に、その数は問は
ない。
【0080】また、チャージポンプ回路に使用されるス
イッチング素子としては、PchMOSトランジスタと
NchMOSトランススタの組合せによる例を示した
が、スイッチング素子として全てPchMOSトランジ
スタ、又は全てNchMOSトランススタで構成しても
よい。また、スイッチング素子としては、MOSトラン
ジスタに限らず、各種のトランジスタやスイッチ等を使
用しても良い。
【0081】さらに、チャージポンプ回路を電源回路に
適用した例に限らず、PLL型周波数逓倍回路等に適用
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャージポンプ回路の実施の形態
の一例を示す回路図である。
【図2】図1のチャージポンプ回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図3】図1のチャージポンプ回路のスイッチング素子
Q2を駆動する駆動素子の詳細を示す回路図である。
【図4】チャージポンプ回路の比較例を示す回路図であ
る。
【図5】本発明に係るチャージポンプ回路の他の実施の
形態の一例を示す回路図である。
【図6】図5のチャージポンプ回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明のチャージポンプ回路を用いた液晶表示
装置を示すブロック図である。
【図8】本発明のチャージポンプ回路を含む半導体装置
が用いられる電子機器のブロック図である。
【図9】従来のチャージポンプ回路の概略を示すブロッ
ク図である。
【図10】従来のチャージポンプ回路の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10、70 チャージポンプ回路 20 振幅変換手段 22、80 第1の振幅変換手段 24 第2の振幅変換手段 30、90 第1の電圧電源線 32、92 第2の電圧電源線 34、94、96 出力線 100 液晶表示装置 102 電源回路 110 チャージポンプ 130 液晶表示パネル 200 半導体装置 Q1、Q2、Q3、Q4、Q11、Q12、Q13、Q
14、Q21、Q22、Q23、Q24 スイッチング
素子 Cp、Cb コンデンサ DR1、DR2、DR3、DR4、DR11、DR1
2、DR13、DR14、DR21、DR22、DR2
3、DR24 駆動素子(ドライバ) S1、S4、S11、S14、S21、S22、S2
3、S24 切換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 3/07 Fターム(参考) 2H093 NC04 NC05 NC27 NC50 ND49 5C006 AC07 AC26 BA01 BA11 BB01 BB12 BB15 BF25 BF27 BF32 BF34 BF37 BF42 BF46 FA43 FA47 5C080 AA05 AA06 AA10 BB01 BB05 DD22 DD26 FF03 FF08 FF10 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 5F038 BG05 BG10 CD02 CD15 DF08 DF14 EZ20 5H730 AA14 AA15 BB01 DD04 DD12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の期間に、第1電圧電源線と第2電
    圧電源線との間に接続されて電荷が充電される第1充放
    電手段と、 前記第1の期間後の第2の期間に、前記第2電圧電源線
    と出力線との間に接続されて、前記第1充放電手段から
    の電荷が充電される第2充放電手段と、 を含み、前記第2充放電手段より前記出力線を介して出
    力電圧を生成するチャージポンプ回路であって、 前記第1電圧電源線と前記第1充放電手段との間に接続
    され、前記第1の期間にオン状態、前記第2の期間にオ
    フ状態となるスイッチング素子と、 前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御信号の電
    圧振幅を、少なくとも前記第1の期間中に変換する振幅
    変換手段と、 を含むことを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 【請求項2】 第1の期間に、第1電圧電源線と第2電
    圧電源線との間に接続されて電荷が充電される第1充放
    電手段と、 前記第1の期間後の第2の期間に、前記第2電圧電源線
    と出力線との間に接続されて、前記第1充放電手段から
    の電荷が充電される第2充放電手段と、 を含み、前記第2充放電手段より前記出力線を介して出
    力電圧を生成するチャージポンプ回路であって、 前記出力線と前記第1充放電手段との間に接続され、前
    記第1の期間にオフ状態、前記第2の期間にオン状態と
    なるスイッチング素子と、 前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御信号の電
    圧振幅を、少なくとも前記第2の期間中に変換する振幅
    変換手段と、 を含むことを特徴とするチャージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記振幅変換手段は、 前記制御信号を出力することで前記スイッチング素子を
    オンオフ駆動する駆動素子と、 前記駆動素子と前記第2電圧電源線との接続と、前記駆
    動素子と前記出力線との接続と、に切り換える切換手段
    と、 を有することを特徴とするチャージポンプ回路。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記振幅変換手段は、 前記制御信号を出力することで前記スイッチング素子を
    オンオフ駆動する駆動素子と、 前記駆動素子と前記第2電圧電源線との接続と、前記駆
    動素子と前記第1電圧電源線との接続と、に切り換える
    切換手段と、 を有することを特徴とするチャージポンプ回路。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記第1電圧電源線と前記第1充放電手段との間に接続
    され、前記第1の期間にオン状態、前記第2の期間にオ
    フ状態となる第2のスイッチング素子と、 前記第2のスイッチング素子をオンオフ制御する制御信
    号の電圧振幅を、少なくとも前記第1の期間中に変換す
    る第2の振幅変換手段と、 をさらに有することを特徴とするチャージポンプ回路。
  6. 【請求項6】 第1の期間に、第1電圧電源線と第2電
    圧電源線との間に接続されて電荷が充電される第1充放
    電手段と、 前記第1の期間後の第2の期間に、前記第2電圧電源線
    と複数の各出力線との間に各々接続されて、前記第1充
    放電手段からの電荷が充電される複数の各第2充放電手
    段と、 を含み、複数の各前記第2充放電手段より複数の各前記
    出力線を介して各々異なる出力電圧を生成するチャージ
    ポンプ回路であって、 前記第1電圧電源線と前記第1充放電手段との間に接続
    され、前記第1の期間にオン状態、前記第2の期間にオ
    フ状態となるスイッチング素子と、 前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御信号の電
    圧振幅を、少なくとも前記第1の期間中に変換する振幅
    変換手段と、 を有し、 前記振幅変換手段は、 前記制御信号を出力することで前記スイッチング素子を
    オンオフ駆動する駆動素子と、 前記駆動素子と前記第2電圧電源線との接続と、前記駆
    動素子と複数の各前記出力線のうちのいずれかの接続
    と、に切り換える切換手段と、 を有することを特徴とするチャージポンプ回路。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    チャージポンプ回路を含む半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の半導体装置と、液晶パ
    ネルとが同一基板上に形成された液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の液晶表示装置を含む電
    子機器。
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