JP5378050B2 - 蓄冷器式冷凍機用圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は蓄冷器式冷凍機用圧縮機に係り、特に冷媒ガスに含まれるオイルを捕集するためのオイルセパレータを有する蓄冷器式冷凍機用圧縮機に関する。
一般に蓄冷式冷凍機は、ギホ−ドマクマホン式冷凍機(以下GM冷凍機という)、ジュ−ルトムソン式+GM冷凍機、クロ−ドサイクル冷凍機、スタ−リング冷凍機等の種々の種類があるが、一般にはGM冷凍機が多く用いられている。このGM冷凍機は蓄冷器式冷凍機用圧縮機(以下、単に圧縮機という)と接続されており、圧縮機から供給される高圧の冷媒ガス(一般にヘリウムガスが用いられる)を冷凍機内で高圧から低圧に断熱膨張し、これにより得られる寒冷を利用して冷凍処理を行う構成とされている。
圧縮機は、GM冷凍機から戻される低圧の冷媒ガス(リターンガス)を圧縮機本体で昇圧し、サプライガスとして再びGM冷凍機に供給する処理を行うものである。GM冷凍機から戻されたリターンガスは圧縮機本体で再び昇圧され、昇圧された冷媒ガス(サプライガス)は冷媒ガス熱交換部で冷却処理が行われる。
冷却処理が行われた冷媒ガスは、オイルセパレータに送られて油液分離が行われる(特許文献1〜3参照)。そして、気液分離が行われた冷媒ガスはアドソーバに送られ、その後にサプライガスとしてGM冷凍機に供給される。
オイルセパレータは、セル内にオイル分離エレメントを有した構成とされている。また、オイル分離エレメント130は、径寸法が異なる筒状の二つのパンチングプレートと、冷媒ガスに含まれるオイルを除去するフィルター部材とを有している。
内側及び外側の各パンチングプレートは、冷媒ガスが通過するための多数の貫通孔(パンチ孔)が形成されている。そして冷媒ガスは、内側のパンチングプレートに形成された貫通孔からフィルター部材に進入することにより、このフィルター部材でオイルが分離され、その後に外側のパンチングプレートに形成された貫通孔よりオイルセパレータの外部に排出される。よって、冷媒ガスに含まれるオイルは、フィルター部材により除去される構成とされていた。
特開2003−062417号公報 特開平08−233415号公報 特開平07−328364号公報
しかしながら従来のオイルセパレータでは、フィルター部材でオイルが分離された冷媒ガスに対し、外側のパンチングプレートの貫通孔から漏出した漏出オイルが再び混入してしまい、オイル分離を確実に行うことができないという問題点があった。以下、図12を用いてこの現象について詳述する。
図12(A)は、オイル分離エレメント130の貫通孔136近傍を拡大して示す断面図である。同図において、左側が内側であり、右側が外側となる。前記ように、冷媒ガスは、内側のパンチングプレート(図示せず)からフィルター部材132に進入し、このフィルター部材132でオイルを除去された上で、パンチングプレート134の貫通孔136を通り、オイル分離エレメント130の外部に排出される。
この際、冷媒ガスが大量のオイルを含んでいた場合等は、オイルをフィルター部材132が保持しきれなくなり、一部のオイルが貫通孔136からパンチングプレート134の表面137に漏出する場合がある。以下、この貫通孔136から漏出したオイルを漏出オイル140ということとする。
図12(A)に実線で示す矢印は、漏出オイル140の流れを示している。同図に示されるように、貫通孔136から漏出した漏出オイル140は、図12(B)に示すように、パンチングプレート134の表面137上を重力方向に向け進行していく。
従来では、パンチングプレート134に形成される貫通孔136の直径及び隣接する貫通孔間のピッチを決定する際、漏出オイル140の漏出については考慮されていなかった。このため、図12(B)における貫通孔136aから漏出した漏出オイル140は、その下部に位置する貫通孔136bに容易に流入してしまう。
貫通孔136bに漏出オイル140に流入した場合、図12(C)に示すように、漏出オイル140は貫通孔136bを塞ぐように油膜を形成する。前記のように、貫通孔136は冷媒ガスが内側から外側に向け流出するため、貫通孔136bに漏出オイル140の油膜が形成されていると、この冷媒ガスにより漏出オイル140の油膜ははじけてしまい、図12(D)に示すように飛散してしまう(この現象をバブリングという)。
このように、冷媒ガスの流れに伴い漏出オイル140の油膜がはじけて飛散すると、フィルター部材132でオイルが除去された冷媒ガスに再び漏出オイル140が混入してしまうことになる。よって、従来のオイルセパレータでは、効率の高いオイル除去ができないという問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、確実に冷媒ガスからオイルの除去を行いうるオイルセパレータを有する蓄冷器式冷凍機用圧縮機を提供することを目的とする。
本発明のある態様によると、
オイルを用いて冷却される圧縮機本体と、前記圧縮機本体により昇圧された冷媒ガスからオイルを分離するオイルセパレータと、前記オイルセパレータでオイル除去が行われた冷媒ガスを蓄冷器式冷凍機に供給する高圧側配管と、を有する蓄冷器式冷凍機用圧縮機であって、
前記オイルセパレータは、外側に位置し複数の第1の貫通孔を有する筒状の第1のパンチングプレートと、前記第1のパンチングプレートより内側に位置し複数の第2の貫通孔を有する筒状の第2のパンチングプレートと、前記第1のパンチングプレートと前記第2のパンチングプレートとの間に収納され冷媒ガスに含まれるオイルを除去するフィルター材とを有し、前記冷媒ガスが前記第2のパンチングプレートから前記第1のパンチングプレートに向け進行するフィルターエレメントを具備し、
前記第1の貫通孔の直径を4mm以上10mm以下に設定し、隣接する前記第1の貫通孔の間のピッチを6mm以上15mm以下とし、かつ前記第1の貫通孔の前記第1のパンチングプレートの表面における開孔率を40%以上63%以下とした構成を備える。
開示のオイルセパレータによれば、第1の貫通孔から漏出した漏出オイルが他の第1の貫通孔に流入して油膜を形成することを防止できるため、漏出オイルが飛散してオイルセパレータでオイルが分離された冷媒ガスに再び混入することを防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態である圧縮機を示す構成図である。 図2は、本発明の第1実施形態であるオイルセパレータを示す一部断面図である。 図3は、図2に示すオイルセパレータのオイル分離エレメントを示す平面図及び一部断面図である。 図4は、パンチングプレートに形成された貫通孔を拡大して示す図である。 図5は、本発明の第1実施形態であるオイルセパレータにおける漏出オイルの流れを説明するための図である。 図6は、貫通孔の直径及びピッチパンチングプレート上におけると漏出オイルの流れ状態との関係を示す図である。 図7は、本発明の第2実施形態であるオイルセパレータに形成された貫通孔の近傍を拡大して示す図である。 図8は、本発明の第3実施形態であるオイルセパレータに形成された貫通孔の近傍を拡大して示す図である。 図9は、本発明の第4実施形態であるオイルセパレータに形成された貫通孔の近傍を拡大して示す図である。 図10は、本発明の第5実施形態であるオイルセパレータに形成された貫通孔の近傍を拡大して示す図である。 図11は、本発明の第6実施形態であるオイルセパレータに形成された貫通孔の近傍を拡大して示す図である。 図12は、従来のオイルセパレータで発生する問題点を説明するための図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である蓄冷器式冷凍機用圧縮機10(以下、圧縮機という)を示している。圧縮機10は、サプライ配管22及びリターン配管23によりGM冷凍機30に接続されている。
圧縮機10は、GM冷凍機30からリターン配管23を介して戻される低圧の冷媒ガス(この冷媒ガスをリターンガスという)を圧縮機本体11で昇圧し、サプライガスとしてサプライ配管22を介して再びGM冷凍機30に供給する処理を行うものである。この圧縮機10は、大略すると圧縮機本体11、熱交換器12、高圧側配管13、低圧側配管14、オイルセパレータ15、アドソーバ16、ストレージタンク17、及びバイパス機構18等により構成されている。
GM冷凍機30から戻されたリターンガスは、リターン配管23を介して先ずストレージタンク17に流入する。このストレージタンク17の機能は、リターンガスに含まれる脈動を除去することにある。
このストレージタンク17で脈動が除去されたリターンガスは、低圧側配管14に導出される。低圧側配管14は圧縮機本体11に接続されており、よってストレージタンク17において脈動を除去されたリターンガスは圧縮機本体11に供給される。
圧縮機本体11は、例えばスクロール方式或いはロータリ式のポンプであり、リターンガスを昇圧する機能を奏するものである(圧縮機本体11で昇圧された冷媒ガスをサプライガスという)。この圧縮機本体11は、昇圧されたサプライガスは高圧側配管13Aに送り出す。尚、サプライガスは圧縮機本体11で昇圧される際、圧縮機本体11内のオイルが若干混入した状態で高圧側配管13Aに送り出される。
また圧縮機本体11は、オイルを用いて冷却を行う構成とされている。このため、オイルを循環させるオイル冷却配管33は、熱交換器12を構成するオイル熱交換部26に接続された構成とされている。また、オイル冷却配管33には、内部を流れるオイル流量を制御するオリフィス32が設けられている。
熱交換器12は冷却水配管25に冷却水が循環するよう構成されており、オイル冷却配管33を流れるオイルの冷却処理を行うオイル熱交換部26と、サプライガスを冷却する冷媒ガス熱交換部27とを有している。オイル熱交換部26においてオイル冷却配管33内を流れるオイルは熱交換されて冷却され、また冷媒ガス熱交換部27において高圧側配管13A内を流れるサプライガスは熱交換されて冷却される。
圧縮機本体11で昇圧され、冷媒ガス熱交換部27で冷却されたサプライガスは、高圧側配管13Aを介してオイルセパレータ15に供給される。このオイルセパレータ15ではサプライガスに含まれるオイルが冷媒ガスから分離されると共に、オイルに含まれる不純物や塵埃も除去される。尚、説明の便宜上、オイルセパレータ15の詳細な構成説明については後述するものとする。
オイルセパレータ15でオイル除去が行われたサプライガスは、高圧側配管13Bを介してアドソーバ16に送られる。このアドソーバ16は、サプライガスに含まれる特に気化したオイル成分を除去する機能を奏する。そして、アドソーバ16において気化したオイル成分が除去されると、このサプライガスはサプライ配管22に導出され、これによりGM冷凍機30に供給される。
バイパス機構18は、バイパス配管19、高圧側圧力検出装置20、及びバイパス弁21により構成されている。バイパス配管19は、圧縮機10のサプライガスが流れる高圧側とリターンガスが流れる低圧側とを連通する配管である。高圧側圧力検出装置20は、高圧側配管13A内のサプライガスの圧力を検出するものである。バイパス弁21は、バイパス配管19を開閉する電動弁装置である。また、バイパス弁21は常閉弁とされているが、高圧側圧力検出装置20により駆動制御される構成とされている。
具体的には、高圧側圧力検出装置20が圧縮機本体11からオイルセパレータ15に至るサプライガスの圧力(即ち、高圧側配管13A内の圧力)が既定圧力以上になったことを検出した際、バイパス弁21は高圧側圧力検出装置20に駆動されて開弁される構成とされている。これにより、既定圧力以上のサプライガスが冷凍機30に供給されてしまうことを防止している。
続いて、オイルセパレータ15について説明する。図2及び図3は、本発明の第1実施形態であるオイルセパレータ15を示す断面図である。オイルセパレータ15は、大略するとシェル35とフィルターエレメント36とにより構成されている。尚、図2においては中心線に対してフィルターエレメント36の左半分を断面で示し、図3においては中心線に対してフィルターエレメント36の右半分を断面で示している。
シェル35は、円筒部35A、上部フランジ35B、下部フランジ35Cとにより構成されている。円筒部35Aは、中空な筒形状とされている。この円筒部35Aの下端部には下部フランジ35Cが溶接により固定されており、よって気密に塞がれた構成とされている。また、円筒部35Aの上端部には上部フランジ35Bが溶接により固定されており、よって気密に閉蓋された構成とされている。
この上部フランジ35Bには、高圧ガス導入用管15A、高圧ガス導出用管15B、及びオイル戻り用管15Cが配設されている。高圧ガス導入用管15Aは高圧側配管13Aに接続されており、よって圧縮機本体11で昇圧されたサプライガスが導入される。
高圧ガス導出用管15Bは、高圧側配管13Bに接続されている。この高圧側配管13Bは、オイルセパレータ15とアドソーバ16とを接続する配管である。また、オイル戻り用管15Cの上端部にはオイル戻りポートが接続されている。また、オイル戻り用管15Cの下端部に設けられた導入開口56は、オイルセパレータ15の底部近傍で開口している。
オイル戻り用管15Cは、オイル戻り配管24に接続されている。このオイル戻り配管24は、高圧側がオイルセパレータ15に接続されており、低圧側が低圧側配管14に接続されている。また、オイル戻り配管24の途中には、オイルセパレータ15で分離されたオイルに含まれる塵埃を除去するフィルター43と、オイルの戻り量を制御するオリフィス31が設けられている。
フィルターエレメント36は、高圧ガス導入用管15A、フィルター部材37、上部蓋体38、下部蓋体39、パンチングプレート40A,41等により構成されている。
フィルター部材37は、パンチングプレート41の芯にグラスウールを巻回し、更に最外周部にもパンチングプレート40Aを配設した構造とされている。フィルター部材37の上端部には接着剤(図示せず)を用いて上部蓋体38が固定され、また下端部には接着剤を用いて下部蓋体39が固定される。これにより、フィルター部材37、上部蓋体38、下部蓋体39、及びパンチングプレート40A,41は一体的な構成となる。このフィルター部材37は、上部蓋体38を高圧ガス導入用管15Aに溶接することにより、高圧ガス導入用管15Aに固定される。
フィルター部材37に対して外側に配置されるパンチングプレート40A(第1のパンチングプレート)、及びフィルター部材37に対して内側に配置されるパンチングプレート41(第2のパンチングプレート)は、共に筒状形状を有している。また、パンチングプレート40Aには貫通孔50Aが形成されており、パンチングプレート41には貫通孔51が形成されている。本実施形態では、この貫通孔50A,51は円形状とされている。高圧ガス導入用管15Aから導入されたサプライガス(冷媒ガス)は、パンチングプレート41に形成された貫通孔51からフィルター部材37に導入される。
そして、サプライガスがフィルター部材37内を進行する際、サプライガスに含まれるオイルはフィルター部材37で除去される。また、フィルター部材37でオイルが除去されたサプライガスは、パンチングプレート40Aの貫通孔50Aを通りフィルター部材37の外部(シェル35内)に排出される。
ここでパンチングプレート40Aに注目し、更に詳述する。図4は、パンチングプレート40Aに形成されている貫通孔50Aを拡大して示す図である。尚、以下の説明において、重力方向を下方とし、これと反対側の方向を上方とするものとする。
上記のように、サプライガスがパンチングプレート41からパンチングプレート40Aに向けフィルター部材37内を進行する際、サプライガスに含まれるオイルはフィルター部材37で除去されるが、この際にサプライガスが大量のオイルを含んでいた場合等は、オイルをフィルター部材37が保持しきれなくなり、一部のオイルが貫通孔50Aからパンチングプレート40Aの表面44に漏出する場合がある(以下、この貫通孔50Aから漏出したオイルを漏出オイル60という)。
この漏出オイル60が他の貫通孔50Aに流入しバブリングが発生した場合、フィルター部材37でオイルが除去されたサプライガスに再び漏出オイル60が混入してしまう不都合が発生することは前述した通りである(図12参照)。本願発明では、パンチングプレート40Aの貫通孔50Aから漏出した漏出オイル60が、パンチングプレート40Aの表面44において、貫通孔50Aの配設位置を除く位置を流れるよう漏出オイル60を構成した。
本実施形態では、漏出オイル60が貫通孔50Aの配設位置を除く位置を流れるようにするため、貫通孔50Aの直径D、隣接する貫通孔50A間のピッチP、及び貫通孔50Aのパンチングプレート40Aの表面44における開孔率等を最適化している。具体的には、本実施形態では、貫通孔50Aの直径Dを4mm以上10mm以下(4≦D≦10)に設定し、隣接する貫通孔50A間のピッチPを6mm以上15mm以下(6≦P≦15)とし、かつ貫通孔50Aのパンチングプレート40Aの表面44における開孔率(ROP)を40%以上63%以下(40≦ROP≦63)とした。
このように、貫通孔50Aの直径D、ピッチP、及び開孔率ROPを設定することにより、漏出オイル60がパンチングプレート40Aの表面44のみを流れ、他の貫通孔50Aに流入することを防止することができる。尚、ここで、他の貫通孔とは、漏出オイル60が漏出した貫通孔50Aとは異なる貫通孔50Aをいうものとする。
次に、上記のように貫通孔50Aの直径D、ピッチP、及び開孔率ROPを設定した理由について、図6を参照しつつ説明する。図6(A)は、貫通孔50Aの直径D、ピッチP、及び開孔率ROPを各種変化させた場合における、パンチングプレート40Aの表面44の表面状態、オイル上がり量、ガス流れ抵抗、グラスウールの突出、及びオイル通路の大きさを調べた実験結果を示している。同図では、実験結果の評価を「◎」「○」「△」「×」で示しており、本実施形態では「×」以外の判定については効果があるとしている。
また図6(B)は、表面状態の判定条件、及びオイル上がり量の判定条件を示している。図6(A)に示す「◎」「○」「△」「×」の各判定結果は、図6(B)に示す判定条件に基づき決定している。ここでオイル上がり量とはオイル分離エレメント36で除去(捕集)することができなかったオイル量(高圧ガス導出用管15Bから排出されてしまったオイル量)を示している。また、オイル通路とは、パンチングプレート40Aの表面44に形成される漏出オイル60の流れる流路の幅寸法である。
また、「ガス流れ抵抗」とは、オイル分離エレメント36内を流れるサプライガスの流れ抵抗を示している。ガス流れ抵抗が大きい場合には、サプライガスがオイル分離エレメント36を適正に通過できなくなり、オイルの除去効率が低下してしまう。図6(A)中、「ガス流れ抵抗」の欄において、「×」は不良を、「△」は可を、「○」は良を、「◎」は優をそれぞれ示している。
更に、「グラスウール突出」は、パンチングプレート40Aに形成された貫通孔50Aからフィルター部材37を構成するグラスウールが突出しているかどうかを判断している。貫通孔50Aの直径Dが大きいと、この貫通孔50Aからグラスウールが突出する場合がある。このように貫通孔50Aからグラスウールが突出した場合、サプライガスに含まれるオイルの除去が適正に行えなくなると共に、漏出オイル60の漏出量が増大してしまうおそれがある。
よって、フィルター部材37を構成するグラスウールは、貫通孔50Aから突出していないことが望ましい。図6(A)中、「グラスウール突出」の欄において、「×」は貫通孔50Aからグラスウールが突出していることを示し、「△」は一部に突出はあるが問題がない状態を示し、「○」はごく一部に突出はあるが問題がない状態を示し、「◎」はグラスウールの突出が全くないことを示している。
先ず、「ガス流れ抵抗」に注目すると、このガス流れ抵抗は貫通孔50Aの直径D及びピッチPに影響される。図6(A)の実験例1〜3に示されるように、貫通孔50Aの直径Dが3mm以下の場合には、ガス流れ抵抗が大きくサプライガスがオイル分離エレメント36を適正に通過できない。これに対し図6(A)の実験例4〜38の結果より、貫通孔50Aの直径Dが3mm以上の場合には、オイル分離エレメント36内をサプライガスが適正に通過できることが判る。
次に、「グラスウール突出」に注目すると、この「グラスウール突出」は貫通孔50Aの直径Dに大きく影響され、実験例34〜38より直径Dが11mmを超えると貫通孔50Aからグラスウールが突出することが判る。よって、漏出オイル60の漏出を有効に防止するためには、貫通孔50Aの直径Dを10mm以下とする必要がある。この「ガス流れ抵抗」及び「グラスウール突出」の実験結果より、貫通孔50Aの直径Dは、4mm以上10mm以下(4≦D≦10)とする必要があることが判る。
次に、「オイル上がり量」及び「表面状態」に注目する。図6(A)に示す各実験例において、漏出オイル60のサプライガスへの混入が防止される効果が得られているのは、実験例5,8,11,12,15,16,19〜21,24,25,26,29〜32である(以下、この各実験例を総称する場合には、有効実験例というものとする)。
有効実験例におけるピッチPに注目すると、ピッチPの最小値は実験例5の6mmであり、またピッチPの最大値は実験例32の15mmである。よって、漏出オイル60のサプライガスへの混入を防止するためには、貫通孔50AのピッチPを6mm以上15mm以下(6≦P≦15)とする必要があることが判る。
次に、有効実験例における「開口率ROP」に注目すると、開口率ROPの最小値は実験例5の40.0%であり、また開口率ROPの最大値は実験例29の63.0%である。よって、漏出オイル60のサプライガスへの混入を防止するためには、貫通孔50Aの開口率ROPを40%以上63%以下(40≦ROP≦63)とする必要があることが判る。
従って、貫通孔50Aの直径Dを4mm以上10mm以下(4≦D≦10)に設定し、隣接する貫通孔50A間のピッチPを6mm以上15mm以下(6≦P≦15)とし、かつ貫通孔50Aのパンチングプレート40Aの表面44における開孔率(ROP)を40%以上63%以下(40≦ROP≦63)とすることにより、貫通孔50A-1から漏出オイル60が漏出しても、図5に示されるように漏出オイル60はパンチングプレート40Aの表面上のみを流れ、他の貫通孔50A-2に流入しないよう流れを制御することが可能となる。よって、上記のように貫通孔50Aの直径D、ピッチP、開孔率ROPを設定することにより、サプライガスに漏出オイル60が混入することを防止でき、オイル分離エレメント36の信頼性を高めることができる。尚、図5において実線で示す矢印は、漏出オイル60の流れ方向を示している。
また、同様の観点からオイル通路の幅について考察すると、有効実験例におけるオイル通路の最小値は2.0mmであり(実験例5,8,11,19,24,29参照)、最大値は5.0mmである(実験例32参照)。よって、漏出オイル60のサプライガスへの混入を防止するためには、オイル通路の幅寸法(W)を2.0mm以上5.0mm以下(2.0≦W≦5.0)とする必要があることが判る。従って、上記した条件と共に、オイル通路の幅寸法Wを2.0mm以上5.0mm以下(2.0≦W≦5.0)としても、サプライガスに漏出オイル60が混入することを防止でき、オイル分離エレメント36の信頼性を高めることができる。
次に、本発明の第2乃至第4実施形態について説明する。
図7乃至図9は、第2乃至第4実施形態であるオイルセパレータを説明するための図である。尚、図7乃至図9において、図1乃至図5に示した第1実施形態に係るオイルセパレータ15の構成と対応する構成については、同一符号を付してその説明を省略する。また、図7乃至図9では、オイルセパレータを構成する構成要素の内、特にパンチングプレートの貫通孔の形成位置近傍を拡大して示している。
前記した第1実施形態では、パンチングプレート40Aに形成された貫通孔50Aの直径D、ピッチP、及び開孔率(ROP等を最適化することにより、漏出オイル60がパンチングプレート40Aの表面44のみを流れ、他の貫通孔50Aに流入しないよう構成した。これに対して第2乃至第4実施形態では、漏出オイル60が他の貫通孔50Aに流入するのを阻止する手段を設けることにより、漏出オイル60がパンチングプレート40Aの表面44のみを流れ、他の貫通孔50Aに流入しないようにする手段を講じたものである。
図7(A)は、第2実施形態であるオイルセパレータのパンチングプレート40Bを示している。本実施形態では、パンチングプレート40Bの表面に溝部52を形成したことを特徴としている。
この溝部52は、各貫通孔50Aの下方位置から2本下方に向け延出するよう形成されており、下方に位置する貫通孔50Aの近傍において横方向に広がった形状とされている。従って、溝部52を正面視した際、2本の溝部52はハの字形状を呈している。また、本実施形態では、図7(B)に示すように、その形状は断面三角形状とされている。尚、図7(B)は、図7(A)におけるA−A線に沿う断面図である。
このように、溝部52を形成することにより、貫通孔50Aから漏出した漏出オイル60は、この溝部52に案内されて流れることとなる。このため、漏出オイル60が、この漏出オイル60が漏出した貫通孔50Aの下方に位置する他の貫通孔50Aの近傍まで流れても、溝部52はこの他の貫通孔50Aから離れる形状(ハの字形状)とされているため、この貫通孔50Aを逃げるように流れる。よって、漏出オイル60がこの他の貫通孔50Aに流入することはなく、従ってバブリングは発生せず、漏出オイル60がサプライガスに混入することを防止することができる。
尚、図7に示す実施形態では、溝部52の形成数を2本とし、その形状を正面視でハの字形状とした。しかしながら、溝部52の形成数は2本に限定されるものではなく、またその形状(断面形状も含む)も他の貫通孔50Aへの漏出オイル60の流入を防止できる形状であれば、他の形状としてもよい。
図8(A)は、第3実施形態であるオイルセパレータのパンチングプレート40Cを示している。また、図8(B)は、図8(A)におけるB−B線に沿う断面を示している。
本実施形態では、パンチングプレート40Bの表面44で、貫通孔50Aの上方位置に鍔部54を形成したことを特徴としている。鍔部54は、図8(B)に示すように、パンチングプレート40Cの表面44から突出形成されている。また、貫通孔50Aの上方部分を覆うように形成されている。
よって、貫通孔50Aから漏出オイル60が漏出し、その下方にある他の貫通孔50Aに向け進行しても、鍔部54によりこの他の貫通孔50Aへの漏出オイル60の流入は阻止される。よって本実施形態によってもバブリングは発生せず、漏出オイル60がサプライガスに混入することを防止することができる。
尚、図8(A)に示す実施形態では、鍔部54を貫通孔50Aの上方のみに設けた構成としたが、貫通孔50Aの外周を囲うようにより広く設けた構成としてもよい。また、鍔部54の表面44からの突出量はオイルセパレータ15の容量等により異なるが、パンチングプレート40Aの表面44を流れることが予想される漏出オイル60の漏出量に基づき、この漏出オイル60が鍔部54を乗り越えない程度の高さに設定する必要がある。
図9(A)は、第4実施形態であるオイルセパレータのパンチングプレート40Dを示している。また、図9(B)は、図9(A)におけるC−C線に沿う断面を示している。
本実施形態では、貫通孔50Aを形成する方法としてバーリング加工を用いたことを特徴としている。
バーリング加工とは孔フランジ成形を形成する加工方法であり、予め基板(本実施形態ではパンチングプレート40A)に下孔を開けておき、これにポンチ等の治具でプレス処理を行うことによりフランジを立てる加工方法である。よって、バーリング加工により貫通孔50Aを形成することにより、貫通孔50Aの外周部分には環状の突起部56が形成される。
よって、貫通孔50Aから漏出オイル60が漏出し、その下方にある他の貫通孔50Aに向け進行しても、バーリング下降部56によりこの他の貫通孔50Aへの漏出オイル60の流入は阻止される。よって本実施形態によってもバブリングは発生せず、漏出オイル60がサプライガスに混入することを防止することができる。また本実施形態では、貫通孔50Aの加工形成と同時に一括的に突起部56が形成されるため、漏出オイル60の貫通孔50Aの流入防止手段を容易に形成することができる。
次に、本発明の第5及び第6実施形態について説明する。
図10及び図11は、第5及び第6実施形態であるオイルセパレータを説明するための図である。尚、図10及び図11において、図1乃至図5に示した第1実施形態に係るオイルセパレータ15の構成と対応する構成については、同一符号を付してその説明を省略する。また、図10及び図11においても、パンチングプレートの貫通孔の形成位置近傍を拡大して示している。
前記した第1実施形態では、パンチングプレート40Aに形成された貫通孔50Aの直径D等を最適化することにより、また第2実施形態では漏出オイル60が他の貫通孔50Aに流入するのを阻止する溝部52等の流入阻止手段を設けることにより、バブリングの発生を防止し、漏出オイル60がサプライガスに混入することを防止した。
これに対して第5及び第6実施形態では、パンチングプレートに形成される貫通孔の形状を最適化することにより、漏出オイル60がサプライガスに混入することを防止することを特徴とするものである。
図10に示す第5実施形態ではパンチングプレート40Eに形成される貫通孔50Bの形状を矩形状としたことを特徴としている。また、図11に示す第6実施形態ではパンチングプレート40Fに形成される貫通孔50Cの形状を楕円形状としたことを特徴としている。また、矩形状の貫通孔50B及び楕円形状の貫通孔50Cをパンチングプレート40E,40Fに配設する際、各貫通孔50B,50Cはその尖った部位(図中、矢印P1,P2で示す位置)が漏出オイル60が流れてくる方向に対峙するよう形成されている。
ここで、漏出オイル60が表面44上を流れるときの流れ抵抗R1と、漏出オイル60が表面44から貫通孔に流入するときの流れ抵抗R2を比較した場合、流れの変化を伴う流れ抵抗R2の方が、流れ変化の少ない流れ抵抗R1よりも大きくなる(R2>R1)。
ここで、仮に矩形状とされた貫通孔50Bの辺部Q1、或いは楕円形状とされた貫通孔50Cの長軸側の頂部Q2が漏出オイル60が流れてくる方向に対峙した構成を想定すると、表面44を流れる流れ抵抗R1に比べて貫通孔50B,50Cへの流れ抵抗が大きいとしても、貫通孔50B,50Cは漏出オイル60の流れ方向に広く対峙した構成となるため、漏出オイル60は貫通孔50B,50C内に流入してしまう。
これに対して第5及び第6実施形態では、表面44上に比べて流れ抵抗が大きい表面44と貫通孔50Bとの境界部位が尖った構成(漏出オイル60と対峙する部分が狭い構成)とされている。よって、漏出オイル60は、貫通孔50B,50Cの外周部分(通孔50B,50Cと表面44との境界部分)に沿って流れ、貫通孔50B,50Cに流入する漏出オイル60の流入量は低減される。よって本実施形態によってもバブリングは発生せず、漏出オイル60がサプライガスに混入することを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
10 圧縮機
12 熱交換器
13 高圧側配管
14 低圧側配管
15 オイルセパレータ
18 バイパス機構
22 サプライ配管
23 リターン配管
24 オイル戻り配管
30 冷凍機
35 シェル
36 フィルターエレメント
37 フィルター部材
38 上部蓋体
38a,39a 鍔部
39 下部蓋体
40A〜40F パンチングプレート
50A〜50C 貫通孔
52 溝部
54 鍔部
56 突起部
60 漏出オイル

Claims (5)

  1. オイルを用いて冷却される圧縮機本体と、前記圧縮機本体により昇圧された冷媒ガスからオイルを分離するオイルセパレータと、前記オイルセパレータでオイル除去が行われた冷媒ガスを蓄冷器式冷凍機に供給する高圧側配管と、を有する蓄冷器式冷凍機用圧縮機であって、
    前記オイルセパレータは、外側に位置し複数の第1の貫通孔を有する筒状の第1のパンチングプレートと、前記第1のパンチングプレートより内側に位置し複数の第2の貫通孔を有する筒状の第2のパンチングプレートと、前記第1のパンチングプレートと前記第2のパンチングプレートとの間に収納され冷媒ガスに含まれるオイルを除去するフィルター材とを有し、前記冷媒ガスが前記第2のパンチングプレートから前記第1のパンチングプレートに向け進行するフィルターエレメントを具備し、
    前記第1の貫通孔の直径を4mm以上10mm以下に設定し、隣接する前記第1の貫通孔の間のピッチを6mm以上15mm以下とし、かつ前記第1の貫通孔の前記第1のパンチングプレートの表面における開孔率を40%以上63%以下とした構成である蓄冷器式冷凍機用圧縮機。
  2. 前記第1のパンチングプレートの表面に、第1の前記貫通孔から下方に延出し、該第1の前記貫通孔の下方に位置する第2の前記貫通孔の近傍において横方向に広がった形状を有する溝部を設けた構成の請求項1記載の蓄冷器式冷凍機用圧縮機。
  3. 前記第1のパンチングプレートの表面に、漏出オイルの前記第1の貫通孔内への流入を阻止する鍔部を設けた構成の請求項1記載の蓄冷器式冷凍機用圧縮機。
  4. 前記第1の貫通孔の形状を矩形又は楕円形状とし、該第1の貫通孔の尖った部位が漏出オイルの流れ方向に対峙するように配設した構成である請求項1記載の蓄冷器式冷凍機用圧縮機。
  5. 前記第1のパンチングプレートに前記第1の貫通孔をバーリング加工することにより、該第1の貫通孔の外周部分に環状の突起を形成した構成である請求項1記載の蓄冷器式冷凍機用圧縮機。
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