JP2008045777A - アキュームレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度の増加をより安定的に抑制することのできるアキュームレータを得る。
【解決手段】冷媒を循環させて空気の冷却を行う冷凍サイクル10に設けられ、蒸発器5から流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して一時的に貯留する貯留室60が形成された本体部6aと、前記蒸発器5から冷媒を前記本体部6a内に流入させる導入管61と、主に気相冷媒を圧縮機1に送り込む導出管65と、を備えたアキュームレータ6であって、前記導出管65の冷媒吸入口62を前記貯留室60上部の気相冷媒貯留部66に臨ませて開口させるとともに、当該導出管65を折り曲げて折曲部65cを形成し、前記導出管65の前記折曲部65cよりも下流側に、前記液相冷媒の液面の高さが上昇した際に前記液相冷媒を前記導出管65内に流入させる液相冷媒吸引孔63を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置などの冷凍サイクルシステムで用いられるアキュームレータに関する。
従来、冷媒圧縮機で加圧させた冷媒を、水−冷媒熱交換器にて熱交換を行って冷却し、減圧弁を通過させることで冷媒を減圧して膨張させ、冷媒蒸発器にて蒸発させて冷媒圧縮機に戻す冷凍サイクルにおいて、冷媒圧縮機に冷媒液が供給されることにより冷媒圧縮機の作業能率が悪化したり冷媒圧縮機が壊れたりすることを抑制するために、冷媒蒸発器から流入した冷媒を冷媒ガスと冷媒液とに分離させて冷媒ガスを冷媒圧縮機に送り込むアキュームレータを設けたものがある。
しかしながら、かかる従来の構造では、外気温の上昇等により冷媒圧縮機から吐出する冷媒の温度が上昇して高温になりすぎると、冷媒圧縮機の性能が低下してしまい、冷房能力も低下してしまうという問題があった。
ところで、冷凍サイクルにおいて、冷媒圧縮機の吐出口より吐出される冷媒の吐出温度が高くなると、冷媒圧縮機から減圧弁までの高圧区間内の冷媒の密度が低下する。すなわち、かかる区間に存在する冷媒の質量が減少する。したがって、逆に、減圧弁から冷媒圧縮機までの低圧区間内に存在する冷媒の質量が増加することとなり、アキュームレータ内に貯留される冷媒の質量も増加し、アキュームレータ内の冷媒の液面の高さが増すことになる。
そこで、上記現象を利用して、冷媒圧縮機の吐出口より吐出される冷媒の吐出温度が高くなった場合に、導出パイプ内に冷媒液が供給されるようにして、当該冷媒液の蒸発潜熱を利用して冷媒圧縮機に吸入される冷媒の温度を低下させ、冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度の増加の抑制を図るアキュームレータの構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1に開示されるアキュームレータは、冷媒蒸発器から冷媒を吸入する流入パイプと、吸入した冷媒を一時的に貯留する貯留室が形成された容器本体と、この貯留室内に貯留した冷媒を主に必要な量だけ冷媒圧縮機の吸入側に供給する略円筒状の導出パイプと、を備え、当該導出パイプの下部に、冷媒圧縮機の摺動部分の潤滑をよくするために冷媒内に混入した潤滑油を導出パイプ内に導入するためのオイル戻し穴を設けるとともに、その上部に冷媒液戻し穴を設け、冷媒の液面の高さが増した場合に当該冷媒液戻し穴から導出パイプ内に冷媒液が導入されるようにした構造をしている。
特開2003−90651号公報
しかしながら、特許文献1にかかるアキュームレータの構造にあっては、冷媒液戻し穴は、冷媒ガスが吸入される導出パイプの開口部近傍に設けられており、アキュームレータ内圧と冷媒液戻し穴における管内静圧との圧力差が大きくならない。そのため、冷媒液戻し穴から導出パイプ内への冷媒液の供給が不安定となり、冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度の増加を安定して抑制することができないおそれがあった。
そこで、本発明は、冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度の増加をより安定的に抑制することのできるアキュームレータを得ることを目的とする。
本発明にあっては、冷媒を循環させて空気の冷却を行う冷凍サイクルに設けられ、蒸発器から流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して一時的に貯留する貯留室が形成された本体部と、前記蒸発器から冷媒を前記本体部内に流入させる導入管と、主に気相冷媒を圧縮機に送り込む導出管と、を備えたアキュームレータであって、前記導出管の冷媒吸入口を前記貯留室上部の気相冷媒貯留部に臨ませて開口させるとともに、当該導出管を折り曲げて折曲部を形成し、前記導出管の前記折曲部よりも下流側に、前記液相冷媒の液面の高さが上昇した際に前記液相冷媒を前記導出管内に流入させる液相冷媒吸引孔を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、導出管を折り曲げて折曲部を形成し、折曲部を通過する冷媒に圧力損失を生じさせることで、導出管の折曲部よりも下流側に設けた液相冷媒吸引孔近傍における導出管内部の圧力を低下させることができる。さらに、液相冷媒吸引孔と冷媒吸入口との距離が長くなるため、管路抵抗によって導出管内部の圧力を大きく低下させることができる。その結果、アキュームレータ内圧と液相冷媒吸引孔における管内静圧との圧力差が大きくなり、液相冷媒を、液相冷媒吸引孔から導出管内へとより安定的に供給することができ、冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度の増加をより安定的に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、車両用空調装置等に適用される冷凍サイクルを例示する。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかるアキュームレータを備える冷凍サイクルのブロック図、図2は、アキュームレータの断面図である。
冷凍サイクル10は、図1に示すように、炭酸ガスからなる冷媒を加圧吐出するコンプレッサ(圧縮機)1と、外気との熱交換によりコンプレッサ1から送られる冷媒を冷却するコンデンサ(ガスクーラ)2と、このコンデンサ2から送られる冷媒を減圧する膨張弁4と、この膨張弁4から送られる冷媒を蒸発させることにより空気を冷却するエバポレータ(蒸発器)5と、コンデンサ2から送られた高圧の冷媒が流動する高圧側通路3Hとコンプレッサ1へ戻る低圧の冷媒が流動する低圧側通路3Lとの両方に接合され、高圧の冷媒と低圧の冷媒との間で熱交換を行う内部熱交換器3と、エバポレータ5から送られる冷媒を受け入れるとともに、冷媒の気液分離を行い気相冷媒をコンプレッサ1へ送り出すアキュームレータ6とを備えている。
この冷凍サイクル10では、冷媒にコンプレッサ1を潤滑するための潤滑オイルを混入させた混合流体を循環させている。
本実施形態にかかるアキュームレータ6は、図2に示すように、上下両端が閉じられた円筒形の本体部6aと、エバポレータ5に接続され、エバポレータ5から送られてきた混合流体(冷媒および潤滑オイルからなる混合流体)を本体部6aに形成された貯留室60内に流入させる導入管61と、内部熱交換器3の低圧側通路3Lに接続され、主に気相冷媒を吸入してコンプレッサ1の吸入側に供給する導出管65と、を備えている。
貯留室60内に送られた冷媒および潤滑オイルからなる混合流体は、比重の差により、最も比重の大きい潤滑オイルが貯留室60の底部に沈下するとともに、その上方には、次に比重の大きい液相冷媒が沈下し、最も比重の小さい気相冷媒が液相冷媒の上部に充満して、潤滑オイル、液相冷媒および気相冷媒とに分離した状態で貯留室60内に一時的に貯留されることとなる。すなわち、貯留室60には、図2に示すように、気相冷媒が貯留される領域である気相冷媒貯留部66と、液相冷媒が貯留される領域である液相冷媒貯留部67と、潤滑オイルが貯留される領域である潤滑オイル貯留室68と、が形成されている。
導入管61は、本体部6aの上部に取り付けられており、エバポレータ5から送られた冷媒および潤滑オイルからなる混合流体を貯留室60内に流入させる排出口61aを気相冷媒貯留部66に臨ませるとともに下側に向けて開口させている。
導出管65は、本体部6aの上部に取り付けられており、貯留室60内の導出管65を略U字状に折り曲げて折曲部65cを形成し、導出管65が液相冷媒貯留部67および潤滑オイル貯留部68を通るように、折曲部65cを潤滑オイル貯留部68内に配置させるとともに、気相冷媒を吸入する冷媒吸入口62を気相冷媒貯留部66に臨ませて上側に向けて開口させている。
そして、導出管65の潤滑オイル貯留部68内に位置する部位に吸引孔64を設け、潤滑オイルを導出管65内に吸入して、コンプレッサ1に戻している。
さらに、本実施形態では、折曲部65cよりも下流側の所定の高さに液相冷媒吸引孔63を設けることで、コンプレッサ1から吐出する冷媒の温度が上昇して高温になり、貯留室60内の液相冷媒の液面高さが上昇した際に、液相冷媒が液相冷媒吸引孔63から導出管65内に供給されて、コンプレッサ1から吐出する冷媒の温度が上昇するのを抑制している。
すなわち、外気温度の上昇に伴い、コンプレッサ1から吐出する冷媒の温度が上昇して高温になると、コンプレッサ1から膨張弁4までの高圧区間内の冷媒の密度が低下するとともに冷媒の質量が減少し、膨張弁4からコンプレッサ1までの低圧区間内に存在する冷媒の質量が増加することとなり、アキュームレータ内に貯留される冷媒の質量も増加し、アキュームレータ内の冷媒の液面の高さが増す。そして、貯留室60内の液相冷媒の液面高さの上昇により液相冷媒吸引孔63が液相冷媒で覆われると、液相冷媒が液相冷媒吸引孔63から導出管65内に供給されて内部熱交換器3の低圧側通路3Lに流入し、液相冷媒の蒸発潜熱により内部熱交換器3での冷媒の温度上昇が抑制される。その結果、コンプレッサ1から吐出する冷媒の温度が上昇するのが抑制される。
このとき、液相冷媒吸引孔63を設ける高さを、適宜変更することで、コンプレッサ1から吐出する冷媒の温度を所望温度以下となるように制御することが可能となる。
以上の構成による本実施形態によれば、導出管65を折り曲げて折曲部65cを形成し、折曲部65cを通過する冷媒に圧力損失を生じさせることで、導出管65の折曲部65cよりも下流側に設けた液相冷媒吸引孔63の近傍における導出管65の内部の圧力を低下させることができる。
さらに、本実施形態によれば、液相冷媒吸引孔63と冷媒吸入口62との距離が長くなるため、管路抵抗によって導出管65の内部の圧力を大きく低下させることができる。
その結果、アキュームレータ6の内圧と液相冷媒吸引孔63における管内静圧との圧力差が大きくなり、液相冷媒を、液相冷媒吸引孔63から導出管65内へとより安定的に供給することができ、コンプレッサ1から吐出される冷媒の吐出温度の増加をより安定的に抑制することことができる。
(第2実施形態)図3は、本実施形態にかかるアキュームレータの断面図である。なお、本実施形態にかかるアキュームレータは、上記第1実施形態にかかるアキュームレータと同様の構成要素を備える。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるアキュームレータ6Aは、上記第1実施形態と比べて、本体部6aAの上部を縮径させることで、貯留室60下部の液相冷媒貯留部67より小さな略一定断面積で上下方向に延びる狭窄領域6bを気相冷媒貯留部66に形成するとともに、液相冷媒吸引孔63を当該狭窄領域6bに臨ませて設けたことが異なっており、その他の構成は、上記第1実施形態と基本的に同様である。
以上の本実施形態によれば、貯留室60下部の液相冷媒貯留部67より小さな略一定断面積で上下方向に延びる狭窄領域6bを形成したことで、かかる領域におけるコンプレッサ1から吐出される冷媒の吐出温度の変化に対する液相冷媒の液面高さ変化量を大きくすることができる。さらに、液相冷媒吸引孔63を、この狭窄領域6bに臨ませて設けたため、液相冷媒吸引孔63の設置高さの寸法公差を大きくすることができる。
(第3実施形態)図4は、本実施形態にかかるアキュームレータの断面図である。なお、本実施形態にかかるアキュームレータは、上記第1実施形態にかかるアキュームレータと同様の構成要素を備える。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるアキュームレータ6Bは、上記第1実施形態と比べて、略一定断面積で上下方向に延びる略円筒状の絞り部材69を貯留室60内の上部内周に設置して、貯留室60下部の液相冷媒貯留部67よりも内部空間の断面積が小さくなるようにして狭窄領域6bBを形成し、液相冷媒吸引孔63を当該狭窄領域6bBに臨ませて設けたことが異なっており、その他の構成は、上記第1実施形態と基本的に同様である。
なお、絞り部材69として、冷媒を乾燥させるための乾燥剤や多孔質部材などを用いることができる。
以上の本実施形態によれば、略一定断面積で上下方向に延びる略円筒状の絞り部材69を貯留室60内の上部内周に設置して、貯留室60下部の液相冷媒貯留部67よりも内部空間の断面積が小さくなるようにして狭窄領域6bBを形成したことで、かかる領域におけるコンプレッサ1から吐出される冷媒の吐出温度の変化に対する液相冷媒の液面高さ変化量を大きくすることができる。さらに、液相冷媒吸引孔63を、この狭窄領域6bに臨ませて設けたため、液相冷媒吸引孔63の設置高さの寸法公差を大きくすることができる。
さらに、本実施形態によれば、絞り部材69を貯留室60内に設置するだけで容易に狭窄領域6bBを形成することができる上、本体部6aの形状を複雑にする必要がなく、本体部6aに応力集中が生じるのを抑制することができるという利点もある。
(第4実施形態)図5は、本実施形態にかかるアキュームレータの断面図である。なお、本実施形態にかかるアキュームレータは、上記第1実施形態にかかるアキュームレータと同様の構成要素を備える。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるアキュームレータ6Cは、上記第1実施形態と比べて、導出管65Cの折曲部65cよりも上流側の上部に、略一定断面積で上下方向に延びる略円筒状の拡径部65aを設け、貯留室60下部の液相冷媒貯留部67よりも内部空間の断面積が小さくなるようにして狭窄領域6bCを形成し、液相冷媒吸引孔63を当該狭窄領域6bCに臨ませて設けたことが異なっており、その他の構成は、上記第1実施形態と基本的に同様である。
以上の本実施形態によっても、上記第3実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)図6は、本実施形態にかかるアキュームレータの断面図である。なお、本実施形態にかかるアキュームレータは、上記第1実施形態にかかるアキュームレータと同様の構成要素を備える。よって、それら同様の構成要素については共通の符号を付すとともに、重複する説明を省略する。
本実施形態にかかるアキュームレータ6Dは、上記第1実施形態と比べて、導出管65Dに設けた液相冷媒吸引孔63よりも上流側に、狭窄部65bを設けたことが異なっており、その他の構成は、上記第1実施形態と基本的に同様である。
以上の本実施形態によれば、液相冷媒吸引孔63よりも上流側に、狭窄部65bを設けたため、液相冷媒吸引孔63における管内静圧をさらに低下させることができ、アキュームレータ6Dの内圧と液相冷媒吸引孔63における管内静圧との圧力差がさらに大きくなり、液相冷媒を、液相冷媒吸引孔63から導出管65内へとより一層安定的に供給することができるようになる。
以上、本発明にかかる車両用内装部品の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限ることなく要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態を採用することができる。
例えば、上記第1〜第5実施形態で用いた導出管は、略U字状をしているが、種々の形状のものを用いることができる。
また、上記第2実施形態では、本体部の上部全体を縮径させているが、一部のみ縮径させてもよい。
また、導入管の排出口を横向きに開口させてもよい。
本発明の第1実施形態にかかるアキュームレータを備える冷凍サイクルのブロック図。 本発明の第1実施形態にかかるアキュームレータの断面図。 本発明の第2実施形態にかかるアキュームレータの断面図。 本発明の第3実施形態にかかるアキュームレータの断面図。 本発明の第4実施形態にかかるアキュームレータの断面図。 本発明の第5実施形態にかかるアキュームレータの断面図。
符号の説明
1 コンプレッサ(圧縮機)
5 エバポレータ(蒸発器)
6 アキュームレータ
6a 本体部
6b 狭窄領域
10 冷凍サイクル
60 貯留室
61 導入管
62 冷媒吸入口
63 液相冷媒吸引孔
65 導出管
65a 拡径部
65b 狭窄部
65c 折曲部
66 気相冷媒貯留部
67 液相冷媒貯留部
69 絞り部材

Claims (5)

  1. 冷媒を循環させて空気の冷却を行う冷凍サイクル(10)に設けられ、蒸発器(5)から流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して一時的に貯留する貯留室(60)が形成された本体部(6a)と、前記蒸発器(5)から冷媒を前記本体部(6a)内に流入させる導入管(61)と、主に気相冷媒を圧縮機(1)に送り込む導出管(65)と、を備えたアキュームレータ(6)であって、
    前記導出管(65)の冷媒吸入口(62)を前記貯留室(60)上部の気相冷媒貯留部(66)に臨ませて開口させるとともに、当該導出管(65)を折り曲げて折曲部(65c)を形成し、
    前記導出管(65)の前記折曲部(65c)よりも下流側に、前記液相冷媒の液面の高さが上昇した際に前記液相冷媒を前記導出管(65)内に流入させる液相冷媒吸引孔(63)を設けたことを特徴とするアキュームレータ。
  2. 前記貯留室(60)の一部に、当該貯留室(60)下部の液相冷媒貯留部(67)より小さな略一定断面積で上下方向に延びる狭窄領域(6b)を形成し、前記液相冷媒吸引孔(63)を当該狭窄領域(6b)に臨ませて設けたことを特徴とする請求項1に記載のアキュームレータ。
  3. 前記狭窄領域(6b)は、略一定断面積で上下方向に延びる絞り部材(69)を前記貯留室(60)内に設置することで形成されることを特徴とする請求項2に記載のアキュームレータ。
  4. 前記狭窄領域(6b)は、略一定断面積で上下方向に延びる拡径部(65a)を前記導出管(65)に設けることで形成されることを特徴とする請求項2に記載のアキュームレータ。
  5. 前記導出管(65)の前記液相冷媒吸引孔(63)よりも上流側に狭窄部(65b)を設けたことを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項に記載のアキュームレータ。
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