JP5378048B2 - 電源回路及びそれを用いた表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源回路及びそれを用いた表示装置に係り、特に、高負荷時と低負荷時の差が大きい負荷に対する電力効率を向上させる電源回路及び表示装置に関する。
液晶パネルを駆動する表示装置駆動回路内の電源回路として、電力損失を少なくし、高精度・高効率な電力を得る事が可能なスイッチングレギュレータが用いられている。スイッチングレギュレータを用いた電源回路は、入力電圧の電化をコイルに充電し、コイルに充電した電荷を放電する事で昇圧を行う構成となっている。その際、コイルの電荷の充電及び放電期間は、MOS−FET等を用いたスイッチング素子によりON/OFFの時間の割合(Duty比)を制御し、該Duty比により出力電圧が決定する構成となっている。
このスイッチング素子を用いた電源回路として、特許文献1に記載の電源回路がある。該特許文献1に記載の電源回路は、負荷に供給すべき目標電圧を設定しておき、出力電圧と目標電圧とを比較し、その電圧差に応じて該DUTY比を制御し、電圧差が大きくなるほど、ON時間を長くする制御を行う。具体的には、出力電圧>基準電圧の場合、該DUTY比のON期間を長くし、ON時間は出力電圧と目標電圧の電圧差が大きいほど長くなる。
特開2006−54969
特許文献1に記載されるように、DutyのON/OFFの時間の割合を制御する事をPWM(パルス幅変調)制御と称す。特許文献1に記載のPWM制御では、PWM周期が一定である。この場合、PWMのLow期間(スイッチ素子がOFFし、コイルの逆起電力により、電源電圧から出力電圧へ電流が流れる期間)は、PWMのHigh期間で決定される。
このために、PWM周期が一定とした場合でPWMのHigh期間が短い場合には、PWMのLow期間が余剰に設定されてしまう。特に、PWMのLow期間が長いと、出力電圧の電圧降下量が大きくなるので、PWMのHigh期間を長くなる制御となってしまう。しかしながら、PWMのHigh期間が長くなると、電源効率が低下しまうという問題がある。
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、PWMタイミング制御の最適化により、短いPWMのHigh期間を使って出力電圧を昇圧することが可能な電源回路および表示装置を提供することである。
(1)前記課題を解決すべく、入力電圧の電荷を充電するコイルと、前記コイルへの充電・放電の制御を行うスイッチ素子と、前記コイルからの電荷の流れを整流化するダイオードと、前記スイッチ素子がオン時における出力電圧を安定化する容量とを備え、前記スイッチ素子のオンとオフを交互に切り替え、前記コイル及び前記容量の充放電動作を制御し、前記入力電圧よりも高い出力電圧を生成し供給する電源回路であって、前記スイッチ素子のオンとオフを制御するスイッチ素子の駆動回路を備え、前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオン期間、及び前記出力電圧と前記入力電圧との電圧比に応じて、前記スイッチ素子のオフ期間を制御すると共に、前記スイッチ素子のオンとオフの繰り返し期間を可変させて制御する電源回路である。
(2)前記課題を解決すべく、入力電圧の電荷を充電するコイルと、前記コイルへの充電・放電の制御を行うスイッチ素子と、前記コイルからの電荷の流れを整流化するダイオードと、前記スイッチ素子がオン時における出力電圧を安定化する容量とを備え、前記スイッチ素子のオンとオフを交互に切り替え、前記コイル及び前記容量の充放電動作を制御し、前記入力電圧よりも高い出力電圧を生成し供給する電源回路であって、前記スイッチ素子のオンとオフを制御するスイッチ素子の駆動回路を備え、前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオン期間、及び前記出力電圧と前記入力電圧との電圧比に応じて、前記スイッチ素子のオフ期間を制御すると共に、前記スイッチ素子のオンとオフの繰り返し期間が、少なくとも異なる2つの繰り返し期間からなり、前記駆動回路は、前記2つの繰り返し期間のいずれかの期間となるように、前記スイッチ素子のオン期間とオフ期間を制御する電源回路である。
(4)前記課題を解決すべく、前述する(1)又は(2)に記載の電源回路を有する表示駆動回路と、該表示駆動回路からの表示データに応じた画像表示を行う表示パネルとを備える表示装置である。
本発明によれば、PWMタイミング制御の最適化により、短いPWMのHigh期間を使って出力電圧を昇圧することができる。
本発明の実施形態1の表示装置の概略構成を説明するための図である。 本発明の実施形態1の表示装置におけるスイッチングレギュレータ昇圧回路(電源回路)の昇圧動作を説明するための図である。 従来のスイッチングレギュレータ昇圧回路の昇圧動作を説明するための図である。 本発明の実施形態1の表示装置におけるPWM制御方法を説明するための図である。 本発明の実施形態1の表示装置におけるPWM生成回路のブロック構成図である。 本発明の実施形態1の表示装置におけるPWM生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施形態2の表示装置におけるPWM制御方法を説明するための図である。 本発明の実施形態2の表示装置におけるPWM生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施形態3の表示装置の概略構成を説明するための図である。 本発明の実施形態3の表示装置におけるスイッチングレギュレータ昇圧回路の昇圧動作を説明するための図である。 本発明の実施形態3の表示装置におけるPWM生成回路のブロック構成図である。 本発明の実施形態3の表示装置におけるPWM生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明が適用された実施形態の例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明は省略する。
〈実施形態1〉
〈液晶表示装置構成〉
図1は本発明の実施形態1の表示装置の概略構成を説明するための図である。ただし、以下の説明では、表示装置として液晶表示装置を用いた場合について説明するが、これに限定されることはない。
図1から明らかなように、本発明の実施形態1の表示装置は、液晶ドライバ101、液晶パネル102、スイッチングレギュレータ昇圧回路103から構成される。なお、図示しない周知のバックライト装置等は液晶パネル103が有する構成となっている。また、図示しないCPUとのインターフェース回路、設定レジスタを備えるレジスタ回路、階調電圧を生成する階調電圧生成回路等は、液晶ドライバ101が有する構成となっている。
また、液晶ドライバ101は、実施形態1の電源回路を構成するPWM生成回路(駆動回路)104とコンパレータ109を有する構成となっている。PWM生成回路104には、コンパレータ109からの出力信号であるUPDOWN選択信号115と、水平周期同期信号(水平同期信号)116と、垂直周期同期信号(水平同期信号)117とが入力され、水平同期信号116及び垂直同期信号117に同期してPWM信号111が出力される。コンパレータ109には、参照電圧(Vref)114と分圧した昇圧電圧113とが入力され、その比較結果がUPDOWN選択信号115として出力される。なお、本実施形態では、PWM生成回路104に水平同期信号116及び垂直同期信号117を入力し、該水平同期信号116及び垂直同期信号117に同期してPWM生成回路104が動作する構成としたが、水平同期信号116及び垂直同期信号117に同期しない構成でもよい。また、本実施形態に特徴的なPWM生成回路104の詳細に関しては、後述する。また、分圧した昇圧電圧113は、スイッチングレギュレータ昇圧回路103から供給される出力電圧(昇圧電圧VO(112))を周知の抵抗器を用いて分圧することにより得られる電圧である。
スイッチングレギュレータ昇圧回路103は、コイル105、MOSスイッチ(スイッチ素子)106、ダイオード107、容量(C)108から構成される。コイル105は、一方が電源電圧(VCC)110に接続され、他方はMOSスイッチ106の一端とダイオード107のアノード側とに接続される構成となっている。MOSスイッチ106は、ドレインがコイルの一端側とダイオードのアノード側とに接続され、ソースがグランドに接続され、ゲートにはPWM信号111が入力される。ダイオード107のアノード側は、コイル105の一端、及びMOSスイッチ106のドレイン側に接続され、カソード側は、昇圧電圧(VO)112として液晶ドライバ101に入力される。容量(C)108は、一方がダイオード107のカソード側に接続され、他方がグランドに接地される。尚、本実施形態では、MOSスイッチ106として、NMOSを用いた場合について説明するが、PMOSを用いる構成であってもよい。また、スイッチングレギュレータ昇圧回路103の構成要素となるコイル105、MOSスイッチ106、及びダイオード107に関しては外付け部品としたが、MOSスイッチ106、ダイオード107を液晶ドライバ内部に構成してもよい。
〈従来の電源回路〉
図2は従来の電源回路におけるスイッチングレギュレータ昇圧回路の昇圧動作を説明するための図である。特に、図2(a)はPWM信号、VCC電流、及びVO電圧のタイミングチャートであり、図2(b)はPWM信号のHigh期間202におけるスイッチングレギュレータ昇圧回路の動作を説明するための図であり、図2(c)はPWM信号のLow期間203におけるスイッチングレギュレータ昇圧回路の動作を示す図である。
以下、図2(a)〜(c)に基づいてスイッチングレギュレータ昇圧回路の動作について説明する。MOSスイッチ106にはNMOSを用いる構成となっているので、PWM信号111のHigh期間202はMOSスイッチ106がONされることとなり、コイル105の一端には電源電圧VCC(110)が印加される。この時、コイルに電荷が充電される。ここでコイル105への充電電流204は式1で表される。ただし、式1において、Lはコイルのインダクタンス値(単位:ヘンリー)、TはMOSスイッチがONしている期間を示す。よって、PWM信号111のHigh期間終了時のI(VCC)電流値はVCC/L×Tonとなる。
Figure 0005378048
次に、PWMのLow期間203には、MOSスイッチ106がOFFされ、コイル105に起電力が発生する。このときコイル105に充電された電荷が放電され、放電電流205により昇圧電圧(VO)112が昇圧される。ここでコイルからの放電電流205は式2で表される。ただし、式2において、Lはコイルのインダクタンス値(単位:ヘンリー)、第2項のVCC/L×TonはPWM信号111のHigh期間で充電した充電電流となる。
Figure 0005378048
コイルからの放電電流205が0(ゼロ)となる時間Toffは、式2においてI(VCC)=0(ゼロ)となる時の時間である。よって、式3に示す通り、ToffはPWM信号111のHigh期間(Ton)と昇圧電圧(VO)と電源電圧(VCC)で表すことができる。例えば、昇圧電圧が電源電圧の2倍の場合には、Toff=Tonとなる。
Figure 0005378048
ここで、Toff時間は、昇圧時間206と同じである。つまり、PWMのLow期間203において、Toff時間が過ぎて次のPWMのHigh期間202が開始するまでの間は、昇圧電圧(VO)112は降圧(低下)してしまう。以上の現象によって、従来のPWM制御方法では効率の低下が生じる。
図3は従来方式の電源回路におけるPWM制御方法を示す図であり、特に、図3(a)は従来のPWM制御方法を説明するための図であり、図3(b)は充電時間の違いによる電源効率の差を説明するための図である。従来方式では、PWM周期は一定である。
図3(a)において、UPDOWN選択信号115は、分圧した昇圧電圧(VO)113と参照電圧(Vref)114の比較した結果である。分圧した昇圧電圧(VO)113<参照電圧(Vref)114の場合ではUPDOWN選択信号115=Highであり、分圧した昇圧電圧(VO)113>参照電圧(Vref)114の場合ではUPDOWN選択信号115=Lowである。
ここでPWM動作は、UPDOWN選択信号に応じて、PMWのHigh幅が増加する期間301と、PMWのHigh幅が減少する期間302とに分かれる。UPDOWN選択信号115=Highの時は、PMW信号のHigh幅が増加する期間301となり、UPDOWN選択信号115=Lowの時は、PMW信号のHigh幅が減少する期間302となる。PMWのHigh幅が増加する期間301では、一定のPWM周期においてPWM信号のHigh幅を徐々に長くする制御を行う。一方、PMW信号のHigh幅が減少する期間302では、一定のPWM周期においてPWM信号のHigh幅を徐々に短くする制御を行う。図2において前述したとおり、昇圧時間206に必要な時間はToffと同じである。Toff時間は式3の様に、Ton時間と昇圧電圧VOと電源電圧VCCによって算出できる。Ton時間が短いT1期間303においてはToff時間も短くなる。従って、T1期間では、昇圧電圧の降圧量が大きい。その結果、昇圧電圧VOが目標電圧に到達する為には、PWM信号のHigh幅が長いPWM制御を行う必要がある。
ここで、PWM周期が一定とした場合での、T1期間303とT2期間304の電力効率の違いについて説明する。電源効率Peffとは、入力電力と出力電力の比率であり、下記の式4となる。
Figure 0005378048
ただし、VOは昇圧電圧、I(VO)は昇圧電流、VCCは電源電圧、I(VCC)は電源電流である。
ここでI(VCC)は図3(b)の((1)+(2))、((1)’+(2)’)を示し、I(VO)は図3(b)の(2)、(2)’を示す。よって、電源効率Peffは下記の式5に示す様に(1)と(2)の面積比率、(1)’と(2)’の面積比率で決定される。
Figure 0005378048
例えば、昇圧電圧VOが電源電圧VCCの2倍昇圧とした場合、電源効率90%となる場合における(1)と(2)の比率は式5より、1:0.82となる。また、式5より明らかなように、(1)/(2)の比率が小さい程、電源効率が良くなる。T1期間303とT2期間304で電源効率を比較すると、T2期間304で電源効率は悪くなる事がシミュレーション等によって分かっている。これはT1期間においては、Toff後のPWM信号のLow期間が長い為、T1期間303の降圧期間(Toff後からPWM信号のHigh期間が終了するまでの期間)において、図1におけるダイオード107のカソード側に構成される電圧安定化の為の容量(C)108から、液晶パネル102の負荷に流れる電荷の移動量が増加する。次のT2期間304の放電電流は、液晶パネル102の負荷と容量(C)108へと供給される為と予測される。以上のように、PWM周期が一定の場合には、PWM信号のHigh期間が短い場合の昇圧電圧の降圧量が増えるために、次のPWM周期における電流供給時における電源効率が悪くなる。
〈実施形態1の電源回路〉
図4は実施形態1の電源回路におけるPWM制御方法を説明するための図であり、特に、図4(a)は実施形態1のPWM制御方法を説明するための図であり、図4(b)は充電時間の違いによる電源効率を説明するための図である。図4(a)から明らかなように、実施形態1においては、PWM動作はPWM信号のHigh幅が増加する期間401と、PWM信号が動作停止(出力停止)する期間402とからなる。この二つの期間401、402は、UPDOWN選択信号115によって決定される。実施形態1においては、UPDOWN選択信号115がHighの時はPWM信号のHigh幅が増加する期間401となり、UPDOWN選択信号115がLowの時はPWM信号が動作停止する期間402となる。また、UPDOWN選択信号115は、分圧した昇圧電圧(VO)113と参照電圧(Vref)114とを比較した結果である。分圧した昇圧電圧(VO)113<参照電圧(Vref)114ではUPDOWN選択信号115=Highであり、分圧した昇圧電圧(VO)113>参照電圧(Vref)114ではUPDOWN選択信号115=Lowである。
PWM信号のHigh幅が増加する期間401においては、PWM信号のHigh幅が徐々に大きくなるのは従来と同様であるが、PWM周期は一定ではなく変動すなわち可変される構成としている。ここで、各PWM周期は、TonとToffの和で決定する。例えばT1期間403においては、PWM信号のHigh期間405の時間をTaとした場合、PWM信号のLow期間406の時間Tbは、式3より求まり、Tb=VCC/(VO−VCC)×Taとなる。また、T2期間404においては、PWM信号のHigh期間はTa’(但し、Ta’>Ta)となり、PWM信号のLow期間であるTb’はTb’=VCC/(VO−VCC)×Ta’となる。以上の制御により、Toff後の昇圧電圧の降圧電圧量を最小限に抑える事が可能となるため、電源効率を向上する事が可能となる。
〈PWM生成回路構成〉
次に、図5に本発明の実施形態1のPWM生成回路のブロック構成図を、図6に実施形態1のPWM生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートを示し、以下、図5及び図6に基づいて実施形態1のPWM生成回路を説明する。ただし、図6(a)はUPDOWN選択信号=Low時のPWM回路動作を説明するための図であり、図6(b)はUPDOWN選択信号=High時のPWM回路動作を説明するための図である。
なお、図5に示す実施形態1のPWM生成回路では、HCNT_NUM_REGとLCNT_NUM_REGをそれぞれ別々に入力する構成としているが、例えば、HCNT_NUM_REGをPWMH期間設定ブロック502とPWML期間設定ブロック505に入力する構成としてもよい。また、図6(a)(b)に示す回路動作時の各レジスタ設定値は、HCNT_NUM_REG=19、HCNT_ADD_REG=5、LCNT_NUM_REG=19、LCNT_ADD_REG=5であるが、レジスタ設定値はこれに限定されない。さらには、図6(a)(b)に示す回路動作は、VO=2×VCC時すなわち式3に示すVCC/(VO−VCC)であるBOOST_MAGが1倍の場合を示すものである。
図5から明らかなように、実施形態1のPWM生成回路104は、PWMHIGHカウントブロック501、PWMH期間設定ブロック502、H比較器ブロック503、PWMLOWカウントブロック504、PWML期間設定ブロック505、L比較器ブロック506、及びPWM反転ブロック507で構成される。
入力信号は、前述したUPDOWN選択信号115と、PWM信号のHIGH期間初期値を設定するレジスタ値(HCNT_NUM_REG)514と、PWM周期を更新するときのPWM信号のHigh期間の増減量を設定するレジスタ値(HCNT_ADD_REG)515と、PWM信号のLOW期間初期値を設定するレジスタ値(LCNT_NUM_REG)516と、PWM周期を更新するときのPWM信号のLow期間の増減量を設定するレジスタ値(LCNT_ADD_REG)517と、式3における昇圧電圧VOと電源電圧VCCとの関係であるVCC/(VO−VCC)の値(BOOST_MAG)518とである。出力信号はPWM信号111である。
次に、PWM回路動作について説明する。UPDOWN選択信号115は、PWMHIGHカウントブロック501、PWMH期間設定ブロック502、PWMLOWカウントブロック504、PWML期間設定ブロック505、及びPWM反転ブロック507に入力される。PWMHIGHカウントブロック501、PWMH期間設定ブロック502、PWMLOWカウントブロック504、及びPWML期間設定ブロック505に関してはUPDOWN選択信号115=“High”の時、内部がリセットされる。PWM反転ブロック507に関しては、UPDOWN選択信号115の立ち下がりエッジを検出し、PWM信号111をHighとし、コイルへの充電動作を開始する。
ここで、UPDOWN選択信号115=“Low”となると、PWMHIGHカウントブロック501の出力カウント値(HCNT)508は、0(ゼロ)からカウントアップする。HCNT値508が、PWMH期間設定ブロック502から出力されるPWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509と、H比較器503において比較される。ここで、HCNT=HCNT_NUMの時、H比較器503から出力するPWM信号のLOW期間開始信号(LCNT_START)510がHighとなる。
LCNT_START510は、PWMHIGHカウントブロック501とPWMH期間設定ブロック502とPWMLOWカウントブロック504とPWM反転ブロック507に入力される。PWMHIGHカウントブロック501においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、カウントを停止する。ただし、初期値は0としておく。PWMH期間設定ブロック502においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、前記HCNT_NUM509信号にHCNT_ADD_REG515を加算した値に更新する。PWMLOWカウントブロック504においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、出力カウント値(LCNT)511を0(ゼロ)からカウントアップする。PWM反転ブロック507においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、PWM信号をLowに反転する。
次に、LCNT_START510信号を受けたPWMLOWカウントブロック504の出力カウント値(LCNT)511は、0(ゼロ)からカウントアップする。このとき、実施形態1のPWM生成回路104では、PWML期間設定ブロック505は、LCNT_NUM_REG516信号及びLCNT_ADD_REG517信号として入力されるPWM信号のLOW期間初期値及びPWM周期を更新するときのPWM信号のLow期間の増減量と、BOOST_MAG518信号として入力される昇圧倍率すなわちVCC/(VO−VCC)とを乗算した値に基づいて、PWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM512)が生成される。LCNT値511が、PWML期間設定ブロック505の出力するPWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512と、L比較器506において比較される。LCNT=LCNT_NUMの時、L比較器506から出力するPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513がHighとなる。HCNT_START513は、PWMLOWカウントブロック504とPWML期間設定ブロック505とPWMHIGHカウントブロック501とPWM反転ブロック507に入力される。
PWMLOWカウントブロック504においては、HCNT_START510=Highをトリガとして、カウントを停止する。ただし、初期値は0(ゼロ)としておく。PWML期間設定ブロック505においては、HCNT_START513=Highをトリガとして、前記LCNT_NUM512信号にLCNT_ADD_REG517を加算した値に更新する。PWMHIGHカウントブロック501においては、HCNT_START513=Highをトリガとして、出力カウント値(HCNT)508を0(ゼロ)からカウントアップする。PWM反転ブロック507においては、HCNT_START513=Highをトリガとして、PWM信号をHighに反転する。前述の動作を順次繰り返す事により、PWM生成回路の動作を行う。
すなわち、実施形態1の電源回路では、図6(a)中に点線の丸Aに示すように、UPDOWN選択信号がHighからLowに変化した場合には、次のクロック信号CLKの立ち上がりエッジでPWM反転ブロック507から出力されるPWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる(時刻t1)。また、この時刻t1からPWMHIGHカウントブロック501でクロックCLKがカウント(計数)され、そのカウント値HCNT508がPWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509である19(初期値)になったタイミング(時刻t2)で、H比較ブロック503からPWM信号のLow期間開始信号(LCNT_START)510が1クロック期間出力される。このPWM信号のLOW期間開始信号(LCNT_START)510の立ち下がりのタイミングとなる時刻t3で、20クロック分のHigh期間が保持されたPWM信号111がHighからLowに反転され、MOSスイッチがオフされる。また、時刻t3では、PWMLOWカウントブロック504でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMHIGHカウントブロック501のカウント値HCNT508は0(ゼロ)にリセットされ、PWMH期間設定ブロック502からは前回のカウント値である19にHCNT_ADD_REG信号515として入力される5を加算した24が、HCNT_NUM509として出力される。
PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511がPWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である19になったタイミング(時刻t4)で、L比較ブロック506からPWM信号のHigh期間開始信号(HCNT_START)513が1クロック期間出力される。このPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513の立ち下がりのタイミングとなる時刻t5では、20クロック分のLow期間が保持されたPWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる。また、時刻t5では、PWMHIGHカウントブロック501でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511は0(ゼロ)にリセットされる。この時刻t5では、さらにPWML期間設定ブロック505は、LCNT_NUM_REG516からの初期値19にLCNT_ADD_REG517からの増減量5を加算し、該加算値24にBOOST_MAG518信号として入力される昇圧倍率すなわちVCC/(VO−VCC)である1を乗算した値24がLCNT_NUM512として出力される。
PWMHIGHカウントブロック501のカウント値HCNT508がPWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509である24になったタイミング(時刻t6)で、LOW期間開始信号(LCNT_START)510が1クロック期間出力され、その立ち下がり時刻t7で、25クロック分のHigh期間が保持されたPWM信号111がHighからLowに反転され、MOSスイッチがオフされる。また、時刻t7では、PWMLOWカウントブロック504でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMHIGHカウントブロック501は0(ゼロ)にリセットされ、PWMH期間設定ブロック502からはさらに5を加算した29が、HCNT_NUM509として出力される。
PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511がPWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である24になったタイミング(時刻t8)で、HIGH期間開始信号(HCNT_START)513が1クロック期間出力され、その立ち下がり時刻t9で、25クロック分のLow期間が保持されたPWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる。また、時刻t9では、PWMHIGHカウントブロック501でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMLOWカウントブロック504は0(ゼロ)にリセットされる。この時刻t9では、LCNT_NUM_REG516からの初期値19にLCNT_ADD_REG517からの増減量5を加算した24に、さらに5を加算して得られた加算値29に昇圧倍率である1を乗算した値29がLCNT_NUM512として出力される。
UPDOWN選択信号がHighからLowに変化した場合には、以上に説明する動作を繰り返すことによって、電源電圧VCCが昇圧電圧VOまで昇圧される。
次に、UPDOWN選択信号がLowからHighに変化した場合すなわち電源電圧VCCを昇圧電圧VOまで昇圧した後の動作を図6(b)に基づいて説明する。図6(b)中に点線の丸Bに示すように、UPDOWN選択信号がLowからHighに変化した場合には、変化時に行っていた動作すなわちUPDOWN選択信号がLowの場合の動作である、時刻t11からのPWMHIGHカウントブロック501によるクロックCLKのカウント(計数)が継続される。カウント値HCNT508がHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509である24になったタイミング(時刻t12)で、H比較ブロック503からPWM信号のLOW期間開始信号(LCNT_START)510が1クロック期間出力される。このPWM信号のLOW期間開始信号(LCNT_START)510の立ち下がりのタイミングとなる時刻t13で、25クロック分のHigh期間が保持されたPWM信号111がHighからLowに反転され、MOSスイッチがオフされる。また、時刻t13では、PWMLOWカウントブロック504でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMHIGHカウントブロック501のカウント値HCNT508は0(ゼロ)にリセットされ、前回のカウント値である24からHCNT_ADD_REG信号515として入力される5を減算した19すなわち初期値が、PWMH期間設定ブロック502からHCNT_NUM509として出力される。
PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511がPWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である24になったタイミング(時刻t14)で、L比較ブロック506からPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513が1クロック期間出力される。このPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513の立ち下がりのタイミングとなる時刻t15では、25クロック分のLow期間が保持されたPWM信号111が出力された後に、そのLow期間を保持するすなわちPWM信号出力を停止させる動作となる。すなわち、時刻t15では、PWMHIGHカウントブロック501でのクロックCLKのカウントが停止されると共に、PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511は0(ゼロ)にリセットされる。この時刻t15では、さらにPWML期間設定ブロック505は、直前のカウント値である24から5を減算した値19がLCNT_NUM512として出力される。
このように、実施形態1の電源回路では、UPDOWN選択信号がLowからHighに変化した場合には、変化時に行っていたPWM動作を終了した後に、そのPWM動作を停止し、その出力をLowとすることにより、MOSスイッチのオフ状態を維持する。
ただし、以上の説明では、図1で記載したPWM生成回路104に入力される水平周期同期信号116及び垂直周期同期信号117に関しての説明は行っていないが、水平周期同期信号116及び垂直周期同期信号117に同期して動作する。例えば、水平周期同期信号116、及び垂直周期同期信号117が入力され、ライン切り替わり、及びフレーム切り替わりタイミング時は、全回路が初期化されて動作する構成としてもよい。ライン切り替わり、及びフレーム切り替わりタイミング時は、パネルへの充放電電流が大きくなる事が予測されるので、UPDOWN選択信号115がLowの場合においても、PWM動作回路が動作する構成としてもよい。
以上で説明したように、本発明の実施形態1の電源回路では、入力電圧の電荷を充電するコイル105と、該コイル105への充電・放電の制御を行うMOSスイッチ(スイッチ素子)106と、コイル105からの電荷の流れを整流化するダイオード107と、MOSスイッチ106がオン時において出力電圧の安定化を図る容量108と、コイル105及び容量108の充放電動作の基準となるクロック信号を生成するPWM信号111を、昇圧電圧(VO)112を分圧した電圧113と参照電圧(Vref)114を比較するコンパレータ回路109の比較結果であるUPDOWN選択信号115に応じて生成するPWM生成回路104を備え、PMW制御は動作期間と停止期間を設け、動作期間においては、PWM生成回路104ではPWM動作時のPWM周期は固定とせず、上記(式3)に示す様に、PWMのLow期間はPWM信号のHigh期間の時間(Ton)と昇圧電圧112と電源電圧VCCの比(昇圧電圧/電源電圧)に応じて決定する事で、昇圧電圧112の降圧量を抑制する事が可能であり、電源効率を向上させる事が出来る。
すなわち、MOSスイッチ106のオンとオフを交互に切り替え、コイル105及び容量108の充放電動作を制御し、入力電圧よりも高い出力電圧を生成する際に、MOSスイッチ106のオンとオフを制御する駆動回路となるPWM生成回路104が当該MOSスイッチ106のオン期間、及び出力電圧と入力電圧との電圧比に応じて、MOSスイッチ106のオンとオフとの繰り返し期間を可変させて制御する構成となっているので、短いPWM信号のHigh期間を使って出力電圧を昇圧することが可能となり、電圧供給先である表示パネル102すなわち負荷の電力消費量の変動に伴う出力電圧の降下量を抑制でき、電源効率を向上させることができる。さらには、実施形態1の表示装置においては、PWM生成回路104はMOSスイッチ106のオン期間、及び出力電圧と入力電圧との電圧比に応じて、MOSスイッチ106のオフ期間を制御する構成となっているので、表示パネル102の電極消費量が小さい場合であっても、出力電圧が上昇してしまうことを防止できると共に、昇圧動作を停止させるので、さらに電源効率を向上させることができるという格別の効果を得ることができる。
前述するように、実施形態1では、PWM動作は動作期間と停止期間に分かれ、PWM停止期間ではPWM信号は停止し、動作期間ではPWM信号は動作し、またPWM周期は固定とせず、PWMのLow期間はHigh期間に応じて決定する事を特徴とする。
〈実施形態2〉
図7は本発明の実施形態2の表示装置における電源回路のPWM制御を説明するための図である。ただし、実施形態2の表示装置はPWM制御方法を除く他の構成は実施形態1の表示装置と同じ構成となるので、以下の説明では図1及び図7に基づいて、PWM制御の詳細を説明する。
実施形態2のPWM生成回路におけるPWM動作は、PWM信号のHigh幅が増加する期間701とPWM信号のHigh幅が減少する期間702に分かれる。この二つの期間は、UPDOWN選択信号115によって決定される。UPDOWN選択信号115がHighの時はPWM信号のHigh幅が増加する期間701となり、UPDOWN選択信号115がLowの時はPWM信号のHigh幅が減少する期間702となる。また、UPDOWN選択信号115は、分圧した昇圧電圧(VO)113と参照電圧(Vref)114の比較した結果である。分圧した昇圧電圧(VO)113<参照電圧(Vref)114ではUPDOWN選択信号115=Highであり、分圧した昇圧電圧(VO)113>参照電圧(Vref)114ではUPDOWN選択信号115=Lowである。PWM信号のHigh幅が増加する期間701においては、PWM信号のHigh幅が徐々に大きくなる構成であり、実施形態2においてもPWM周期は一定ではなく変動としている。ここで、各PWM周期は、TonとToffの和で決定する。このTonとToffの関係に関しては実施形態1と同様に決定する。よって、PWM信号のHigh期間の時間をTaとした場合、PWM信号のLow期間の時間Tbは、式3より求まり、Tb=VCC/(VO−VCC)×Taとなる。以上の制御により、Toff後の昇圧電圧の降圧電圧量を最小限に抑える事が可能となるため、電源効率を向上する事が可能となる。
また、PWM信号のHigh幅が増加する期間701においては、PWM信号のHigh幅が徐々に大きくなる構成であり、PWM周期は一定ではなく変動としている。ここで、各PWM周期は、TonとToffの和で決定する。このTonとToffの関係に関しては実施形態1と同様に決定する。よって、PWM信号のHigh期間の時間がTaとした場合、PWMのLow期間の時間Tbは、(式3)より求まり、Tb=VCC/(VO−VCC)×Taとなる。以上の制御にToff後の昇圧電圧の降圧電圧量を最小限に抑える事が可能となるため、電源効率を向上する事が可能となる。
次に、図8に本発明の実施形態2の表示装置におけるPWM生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートを示し、以下、図8及び図5に基づいて、実施形態2のPWM生成回路104のブロック動作について説明する。なお、前述するように、実施形態2の表示装置はPWM制御方法を除く他の構成は実施形態1の表示装置と同じ構成となるので、PWM制御に係わるPWM生成回路104のブロック動作について詳細に説明する。また、図8(a)(b)に示す回路動作時の各レジスタ設定値は、HCNT_NUM_REG=19、HCNT_ADD_REG=5、LCNT_NUM_REG=19、LCNT_ADD_REG=5であるが、レジスタ設定値はこれに限定されない。さらには、図8(a)(b)に示す回路動作も、VO=2×VCC時すなわちBOOST_MAGが1倍の場合を示すものである。
入力されたUPDOWN選択信号115は、PWMHIGHカウントブロック501、PWMH期間設定ブロック502、PWMLOWカウントブロック504、PWML期間設定ブロック505、PWM反転ブロック507に接続する。UPDOWN選択信号115=“High”の時、PWMH期間設定ブロック502、PWML期間設定ブロック505では、夫々PWM信号のHigh幅、Low幅のカウンタ初期値のレジスタ設定値(HCNT_NUM_REG)514、(LCNT_NUM_REG)516に対し、レジスタ設定値(HCNT_ADD_REG)515、レジスタ設定値(LCNT_ADD_REG)517を加算して、PWM信号のHigh幅、Low幅のカウンタ値(HCNT_NUM、LCNT_NUM)509、512を夫々更新する。また、UPDOWN選択信号115=“Low”の時、PWMH期間設定ブロック502、PWML期間設定ブロック505では、夫々PWMのHigh幅、Low幅のカウンタ初期値のレジスタ設定値(HCNT_NUM_REG)514、(LCNT_NUM_REG)516に対し、レジスタ設定値(HCNT_ADD_REG)515、レジスタ設定値(LCNT_ADD_REG)517を減算して、PWM信号のHigh幅、Low幅のカウンタ値(HCNT_NUM、LCNT_NUM)509、512を夫々更新する。
ここで、UPDOWN選択信号115=“Low”の場合の動作は、図8(a)から明らかなように、前述した図6(a)の説明(実施形態1の動作)と同様である。すなわち、PWM信号は、時刻t1から時刻t3までの20クロック分のHigh期間の後に、時刻t3から時刻t5までの20クロック分のLow期間となる。このLow期間の次の期間(t5〜t7)では、PWM出力は25クロック分のHigh期間となり、時刻t7から時刻t9の期間では25クロック分のLow期間となる。このPWM動作をUPDOWN選択信号115=“High”となるまで繰り返すことによって、実施形態2の電源回路では電源電圧VCCを昇圧電圧VOまで上昇させる。
次に、UPDOWN選択信号115=“High”となった場合を説明する。PWMHIGHカウントブロック501の出力カウント値(HCNT)508は、0(ゼロ)からカウントアップする。HCNT値が、PWMH期間設定ブロック502からの出力するPWMのHIGH期間設定値値(HCNT_NUM)509とH比較期503において比較を行う。HCNT=HCNT_NUMの時、H比較器503から出力するPWMのLOW期間開始信号(LCNT_START)510がHighとなる。LCNT_START510は、PWMHIGHカウントブロック501とPWMH期間設定ブロック502とPWMLOWカウントブロック504とPWM反転ブロック507に入力される。PWMHIGHカウントブロック501においては、LCNT_START510=HIGHをトリガとして、カウントを停止する。初期値は0(ゼロ)としておく。PWMH期間設定ブロック502においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、前記HCNT_NUM509信号にHCNT_ADD_REGを減算した値に更新する。PWMLOWカウントブロック504においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、出力カウント値(LCNT)511を0(ゼロ)からカウントアップする。PWM反転ブロック507においては、LCNT_START510=Highをトリガとして、PWM信号をLowに反転する。
次に、LCNT_START510信号を受けたPWMLOWカウントブロック505の出力カウント値(LCNT)511は、0(ゼロ)からカウントアップする。LCNT値が、PWML期間設定ブロック505からの出力するPWMのLOW期間設定値値(LCNT_NUM)512とL比較期506において比較を行う。LCNT=LCNT_NUMの時、L比較器506から出力するPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513がHighとなる。HCNT_START513は、PWMLOWカウントブロック504とPWML期間設定ブロック505とPWMHIGHカウントブロック501とPWM反転ブロック507に入力される。PWMLOWカウントブロック504においては、HCNT_START510=Highをトリガとして、カウントを停止する。初期値は0(ゼロ)としておく。PWML期間設定ブロック505においては、HCNT_START513=Highをトリガとして、前記LCNT_NUM512信号にLCNT_ADD_REG517を減算した値に更新する。PWMHIGHカウントブロック501においては、HCNT_START513=Highをトリガとして、出力カウント値(HCNT)508を0(ゼロ)からカウントアップする。PWM反転ブロック507においては、HCNT_START513=Highをトリガとして、PWM信号をHighに反転する。上記を順次繰り返す事でPWM生成回路の動作を行う。
すなわち、図8(b)中に点線の丸Bで示すように、UPDOWN選択信号がLowからHighに変化した場合には、変化時に行っていた動作すなわちUPDOWN選択信号がLowの場合の動作である、時刻t10時点でのHCNT_NUM=24及びLCNT_NUM=24が、それぞれPWMHIGHカウントブロック501及びPWMLOWカウントブロック504でカウント(計数)される。その結果、時刻t10から時刻t12のPWM信号は25クロック分のHigh期間となり、時刻t12から時刻t14のPWM信号は25クロック分のLow期間となる。このとき、PWMHIGHカウントブロック501のカウント値HCNT508が、PWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509である24になったタイミング(時刻t11)で、LOW期間開始信号(LCNT_START)510が1クロック期間出力され、その立ち下がり時刻t12で、PWMLOWカウントブロック504でクロックCLKのカウントが開始される。また、この時刻t12では、PWMHIGHカウントブロック501は0(ゼロ)にリセットされると共に、PWMH期間設定ブロック502から直前の設定値である24からレジスタ設定値(HCNT_ADD_REG)である5を減算した19が、HCNT_NUM509として出力される。
PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511が、PWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である24になったタイミング(時刻t13)で、L比較ブロック506からPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513が1クロック期間出力される。このPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513の立ち下がりのタイミングとなる時刻t14では、25クロック分のLow期間が保持されたPWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる。また、時刻t14では、PWMHIGHカウントブロック501でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511は0(ゼロ)にリセットされる。この時刻t14では、さらにPWML期間設定ブロック505は、直前のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である24からLCNT_ADD_REG517で設定される5を減算し、得られた値19にBOOST_MAG518信号として入力される昇圧倍率すなわちVCC/(VO−VCC)である1を乗算して得られる値19がLCNT_NUM512として出力される。
PWMHIGHカウントブロック501のカウント値HCNT508が、PWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509である19になったタイミング(時刻t15)で、LOW期間開始信号(LCNT_START)510が1クロック期間出力され、その立ち下がり時刻t16で、PWMLOWカウントブロック504でクロックCLKのカウントが開始される。また、この時刻t16では、PWMHIGHカウントブロック501は0(ゼロ)にリセットされると共に、PWMH期間設定ブロック502から直前の設定値である19(初期値)からレジスタ設定値(HCNT_ADD_REG)である5を減算した14が、HCNT_NUM509として出力される。
PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511が、PWM信号のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である19になったタイミング(時刻t17)では、L比較ブロック506からPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513が1クロック期間出力される。このPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)513の立ち下がりのタイミングとなる時刻t18では、19クロック分のLow期間が保持されたPWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる。また、時刻t18では、PWMHIGHカウントブロック501でクロックCLKのカウントが開始されると共に、PWMLOWカウントブロック504のカウント値LCNT511は0(ゼロ)にリセットされる。この時刻t18では、さらにPWML期間設定ブロック505は、直前のLOW期間設定値(LCNT_NUM)512である19からLCNT_ADD_REG517で設定される5を減算し、得られた値19にBOOST_MAG518信号として入力される昇圧倍率すなわちVCC/(VO−VCC)である1を乗算して得られる値14がLCNT_NUM512として出力される。
このように、実施形態2では、HCNT_NUM_REG及びLCNT_NUM_REGが初期値である19よりも小さい値となった場合であっても、HCNT_ADD_REG及びLCNT_ADD_REGで設定される増減量に基づいて、PWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)及びLOW期間設定値(LCNT_NUM)を設定する構成となっている。
尚、上記の例では、図1で記載した実施形態1のPWM生成回路104に入力される水平周期同期信号116、及び垂直周期同期信号117に関しての説明は行っていないが、同期して動作する事も可能である。例えば、水平周期同期信号116、及び垂直周期同期信号117が入力され、ライン切り替わり、フレーム切り替わりタイミング時は、全回路が初期化されて動作するとしても良い。またライン切り替わり、フレーム切り替わりタイミング時は、パネルへの充放電電流が大きくなる事が予測されるので、UPDOWN選択信号115がLowの場合においても、PWMのHigh幅が増加する期間に変化して動作しても良い。
以上で説明したように、実施形態2の電源回路では、入力電圧の電荷を充電するコイル105と、該コイル105への充電・放電の制御を行うMOSスイッチ106と、コイル105からの電荷の流れを整流化するダイオード107と、MOSスイッチ106がオン時において出力電圧の安定化を図る容量108と、コイル105及び容量108の充放電動作の基準となるクロック信号を生成するPWM信号111を、昇圧電圧(VO)112を分圧した電圧113と参照電圧(Vref)114を比較するコンパレータ回路109の比較結果であるUPDOWN選択信号115に応じて生成するPWM生成回路104を備え、PWM動作はHigh期間が増加する期間と減少する期間に分かれ、PWM信号のPWM生成回路ではPWM動作時のPWM周期は固定とせず、上記式3に示す様にPWM信号のLow期間はPWM信号のHigh期間の時間(Ton)と昇圧電圧と電源電圧の比(昇圧電圧/電源電圧)に応じて決定する事で、特に高パネル負荷時において、画質劣化を起こす事なく、昇圧電圧の降圧量を抑制する事が可能であり、電源効率を向上させる事が出来る。
すなわち、実施形態2の表示装置の電源回路では、MOSスイッチ106のオンとオフを交互に切り替え、コイル105及び容量108の充放電動作を制御し、入力電圧よりも高い出力電圧を生成する際に、MOSスイッチ106のオンとオフを制御する駆動回路となるPWM生成回路104が当該MOSスイッチ106のオン期間、及び出力電圧と入力電圧との電圧比を用い、数3に基づいて、MOSスイッチ106のオンとオフとの繰り返し期間を可変させて制御する構成となっているので、短いPWM信号のHigh期間を使って出力電圧を昇圧することが可能となり、電圧供給先である表示パネル102すなわち負荷の電力消費量の変動に伴う出力電圧の降下量を抑制でき、電源効率を向上させることができる。
このように、実施形態2の電源回路では、昇圧動作を停止させる機能を有しない構成となっているので、比較的消費電力が大きい負荷に対する電源回路に適している。
〈実施形態3〉
〈液晶表示装置構成〉
図9は本発明の実施形態3の表示装置の概略構成を説明するための図である。ただし、実施形態3の表示装置はスイッチングレギュレータ昇圧回路の内部ノードから、コイルの放電電流が終了した時間を検知することによりToff期間を決定する構成であり、該構成を除く他の構成は実施形態1と同じ構成となるので、以下の説明では、コイルの放電電流が終了した時間を検知する構成及びその制御について詳細に説明する。
図9から明らかなように、実施形態3の表示装置は、液晶ドライバ901、液晶パネル902、スイッチングレギュレータ昇圧回路903から構成される。なお、図示しない周知のバックライト装置等は液晶パネル903が有する構成となっている。また、記載されていないCPUとのインターフェース回路、設定レジスタを格納するレジスタ回路、階調電圧を生成する階調電圧生成回路等は、液晶ドライバ901が有する構成となっている。
液晶ドライバ901は、PWM生成回路904と2つのコンパレータ909a、bを有する。PWM生成回路904には、一方のコンパレータ909aからの出力信号であるUPDOWN選択信号915と、他方のコンパレータ909bから出力信号である電流信号判定信号919が入力され、PWM信号911を出力する。一方のコンパレータ909aには、参照電圧(Vref)912と分圧した昇圧電圧913とが入力され、UPDOWN選択信号915が出力される。他方のコンパレータ909bには、参照電圧(Vref)912と第2の分圧した昇圧電圧918とが入力され、電流信号判定信号919が出力される。
スイッチングレギュレータ昇圧回路903は、コイル905、MOSスイッチ906、ダイオード907、容量(C)908を有する。コイル905は、一方は電源電圧(VCC)910に、他方はMOSスイッチ906の一端、及びダイオード907のアノード側に接続される構成となっている。MOSスイッチ906は、ドレインはコイル905の一端及びダイオードのアノード側に接続され、ゲートはPWM信号911に接続され、ソースはグランドに接続される。尚、本実施形態ではNMOSを前提として説明するが、PMOSで構成されても問題はない。
ダイオード907のアノード側は、コイル905の一端、MOSスイッチ906のドレイン側、及び内部ノード(N)917に接続され、内部ノード(N)917に関しては液晶ドライバ901に入力され、MOSスイッチ916のゲートに接続される。ここで、MOSスイッチ916は一方が昇圧電圧(VO)に接続され、他方が抵抗分割用の抵抗に接続されている。また、ダイオード907のカソード側は昇圧電圧(VO)912として液晶ドライバ901に出力される。容量(C)908は、一方はダイオード907のカソード側に接続され、他方はグランドに接地される。ここで、スイッチングレギュレータ昇圧回路903の構成要素はコイル905、MOSスイッチ906、ダイオード907に関しては外付け部品としたが、MOSスイッチ906、ダイオード907を液晶ドライバ内部に構成しても問題ない。
次に、図10に本発明の実施形態3の表示装置におけるスイッチングレギュレータ昇圧回路の昇圧動作を説明するための図を示し、以下、図10に基づいて、内部ノードN信号動作と電流OFF判定とについて説明する。PWM信号の1周期1001のHigh期間1002においてコイルへの充電電流1004が電源電流I(VCC)に流れ、PWM信号のLow期間1003においてコイルからの放電電流が電源電流I(VCC)に流れる。ここで、PWM信号のLow期間1003において、電源電流I(VCC)が0(ゼロ)になるまでの期間と、電源電流I(VCC)が0(ゼロ)となった後とに分かれる。以上の電源電流I(VCC)動作における内部ノード(N)917の電位状態に関して説明する。
PWM信号のHigh期間1002であるT1期間1009はMOSスイッチ906がONしている為、内部ノード(N)917はグランドレベルとなる。PWM信号のLow期間であり、且つ電源電流(VCC)が0(ゼロ)ではない期間であるT2期間1010はMOSスイッチ906がOFFであり、且つ放電電流を流す為に昇圧電圧以上となる。PWM信号のLow期間であり且つ電源電流(VCC)が0(ゼロ)となるT3期間1011では、コイルは導線となる為、電源電圧(VCC)電位となる。前述した様に、MOSスイッチ916のゲートに内部ノード(N)917が接続されている。MOSスイッチ916のゲート電圧が昇圧電圧以上となるT2期間1010では、MOSスイッチ916が低抵抗となり、第2の分圧された昇圧電圧918は参照電圧(Vref)914以上となる。また、MOSスイッチ916のゲート電圧が昇圧電圧以下となるT1期間1009、T3期間1011では、MOSスイッチ916が高抵抗となり、第2の分圧された昇圧電圧918は参照電圧(Vref)914以上となる。その結果、電流OFF判定信号919は、T2期間1010においてHighとなり、それ以外でLowとなる。
〈PWM生成回路構成〉
次に、図11に本発明の実施形態3の表示装置におけるPWM生成回路のブロック構成図を、図12に本発明の実施形態3の表示装置におけるPWM生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートを示し、図11及び図12に基づいて、実施形態3のPWM生成回路904のブロック構成、及びブロック動作について説明する。
PWM生成回路904は、PWMHIGHカウントブロック1101、PWMH期間設定ブロック1102、H比較器ブロック1103、HCNT_START生成ブロック1104、及びPWM反転ブロック1105で構成される。入力信号は、UPDOWN選択信号915と、電流OFF判定信号919と、PWMのHIGH期間初期値を設定するレジスタ値(HCNT_NUM_REG)1111と、PWM周期を更新するときのPWMのHIGH期間の増加・減少量を設定するレジスタ値(HCNT_ADD_REG)1112である。出力信号はPWM信号111である。
次に、PWM回路動作について説明する。入力されたUPDOWN選択信号915は、PWMHIGHカウントブロック1101、PWMH期間設定ブロック1102、PWM反転ブロック1105に接続する。UPDOWN選択信号115=“High”の時、PWMH期間設定ブロック1102では、PWM信号のHigh幅のカウンタ初期値のレジスタ設定値(HCNT_NUM_REG)1111に対し、レジスタ設定値(HCNT_ADD_REG)1112を加算して、PWM信号のHigh幅のカウンタ値(HCNT_NUM)1107を更新する。また、UPDOWN選択信号115=“Low”の時、PWMH期間設定ブロック1102、PWM信号のHigh幅のカウンタ初期値のレジスタ設定値(HCNT_NUM_REG)1111に対し、レジスタ設定値(HCNT_ADD_REG)1112を減算して、PWM信号のHigh幅のカウンタ値(HCNT_NUM)1107を更新する。また、入力された電流OFF判定信号919は、HCNT_START生成回路ブロック1104に入力され、電流OFF判定信号919がHighからLowへ遷移するタイミングで、HCNT_START信号1110を生成する。HCNT_START信号1110をトリガとして、PWMHIGHカウントブロック1101はカウントを開始し、PWM反転ブロック1101では、PWM信号をHighへ反転する。ここで電流OFF判定信号919は図10において説明した様に、電源電流I(VCC)のコイルからの放電電流が流れている間(図10のT2期間1010)はHigh状態であり、電源電流I(VCC)のコイルからの放電電流が0(ゼロ)となるタイミングでLowとなる。
まず、UPDOWN選択信号115=“Low”となった場合を説明する。PWMHIGHカウントブロック1101の出力カウント値(HCNT)1106は、0(ゼロ)からカウントアップする。HCNT値が、PWMH期間設定ブロック1102からの出力するPWMのHIGH期間設定値(HCNT_NUM)1107とH比較期1103において比較を行う。HCNT=HCNT_NUMの時、H比較器1103から出力するPWMのHIGH期間終了信号(HCNT_END)1109がHighとなる。HCNT_END1109は、PWMHIGHカウントブロック1101とPWMH期間設定ブロック1102とPWM反転ブロック1105に入力される。PWMHIGHカウントブロック1101においては、HCNT_END1109=Highをトリガとして、カウントを停止する。初期値は0(ゼロ)としておく。PWMH期間設定ブロック1102においては、HCNT_END1109=Highをトリガとして、HCNT_NUM1107信号にHCNT_ADD_REGを加算した値に更新する。PWM反転ブロック1105においては、HCNT_END1109=Highをトリガとして、PWM信号をLowに反転する。
ここで、PWM信号のLow期間が開始すると、コイルからの放電電流が流れ始めるので電流OFF判定信号919はHigh状態であり、電源電流I(VCC)のコイルからの放電電流が0(ゼロ)となるタイミングでLowとなる。HCNT_START生成回路1104は、入力された電流OFF判定信号919を受けて、電流OFF判定信号919がHighからLowへ遷移するタイミングで、HCNT_START信号1110をHighとする。HCNT_START信号1110=Highをトリガとして、PWMHIGHカウントブロック1101は再びカウントを開始し、PWM反転ブロック1105では、PWM信号をHighへ反転する。以上の動作を繰り返す事で、PWM信号を生成する。
次に、UPDOWN選択信号115=“High”に関しては、上記したUPDOWN選択信号115=“Low”の場合ではPWM信号のHigh幅が徐々に増加する動作であったのに対し、UPDOWN選択信号115=“High”の場合ではPWM信号のHigh幅が徐々に減少する動作となる点が異なるのみとなるので、説明は省略する。
すなわち、実施形態3の電源装置では、図12(a)中に点線の丸Dに示すように、UPDOWN選択信号がHighからLowに変化した場合には、次のクロック信号CLKの立ち上がりエッジでPWM反転ブロック507から出力されるPWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる(時刻t1)。また、この時刻t1からPWMHIGHカウントブロック1101でクロックCLKがカウント(計数)され、そのカウント値HCNT1106がPWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM_REG)1111である19(初期値)になったタイミング(時刻t2)で、H比較ブロック1103からPWM信号のHIGH期間終了信号(HCNT_END)1109が1クロック期間出力される。このHIGH期間終了信号(HCNT_END)1109の立ち下がりのタイミングとなる時刻t3で、20クロック分のHigh期間が保持されたPWM信号111がHighからLowに反転され、MOSスイッチがオフされる。このMOSスイッチのオフにより、コイルに充電された電荷がダイオードを介して容量Cに充電されることとなる。この結果、内部ノードN(917)の電位が高くなり、時刻t3で電流OFF判定信号919がLowからHighに変化する。また、時刻t3では、PWMHIGHカウントブロック1101のカウント値HCNT1106が0(ゼロ)にリセットされ、PWMH期間設定ブロック1102からは前回のカウント値である19にHCNT_ADD_REG信号1112として入力される5を加算した24が、HCNT_NUM1107として出力される。
コイルに蓄積された電荷の放電が終了すると、図12(a)中に点線の丸Eに示すように、電流OFF判定信号919がHighからLowに変化する。この電流OFF判定信号919のLowへの変化により、時刻t4にHCNT_START生成ブロック1104からPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)1110が1クロック期間出力される。このPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)1110の立ち下がりのタイミングとなる時刻t5では、PWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる。また、時刻t5では、PWMHIGHカウントブロック1101でクロックCLKのカウントが開始される。
時刻t6以降、前述の時刻t2〜t7までの動作を繰り返すことによって、電源電圧VCCを昇圧し、昇圧電圧VOを得ることとなる。
一方、図12(b)中に点線の丸Fに示すように、UPDOWN選択信号がLowからHighに変化した場合には、変化時に行っていた動作すなわちUPDOWN選択信号がLowの時の動作である、HCNT_NUM=24の動作が継続される。従って、PWMHIGHカウントブロック1101のカウント値HCNT1106が、PWM信号のHIGH期間設定値(HCNT_NUM)509である24になったタイミング(時刻t8)で、HIGH期間終了信号(HCNT_END)1109が1クロック期間出力され、その立ち下がり時刻t9で、PWM信号911がHighからLowに反転され、MOSスイッチがオンされる。このMOSスイッチのオフにより、コイルに充電された電荷がダイオードを介して容量Cに充電されることとなる。この結果、内部ノードN(917)の電位が高くなり、時刻t9で電流OFF判定信号919がLowからHighに変化する。また、時刻t9では、PWMHIGHカウントブロック1101のカウント値HCNT1106が0(ゼロ)にリセットされ、PWMH期間設定ブロック1102からは前回のカウント値である24からHCNT_ADD_REG信号1112として入力される5を減算した19が、HCNT_NUM1107として出力される。
コイルに蓄積された電荷の放電が終了すると、図12(b)中に点線の丸Gに示すように、電流OFF判定信号919がHighからLowに変化する。この電流OFF判定信号919のLowへの変化により、時刻t10にHCNT_START生成ブロック1104からPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)1110が1クロック期間出力される。このPWM信号のHIGH期間開始信号(HCNT_START)1110の立ち下がりのタイミングとなる時刻t11では、PWM信号111がLowからHighに反転され、MOSスイッチがオンされる。また、時刻t11では、PWMHIGHカウントブロック1101でクロックCLKのカウントが開始される。
時刻t11以降、前述の時刻t8〜t13までの動作を繰り返すことによって、昇圧電圧VOを得ることとなる。
尚、上記の説明では、図9で記載したPWM生成回路904に入力される水平周期同期信号、及び垂直周期同期信号に関しての説明は行っていないが、実施形態1と同様に、同期して動作する事も可能である。例えば、水平周期同期信号、及び垂直周期同期信号が入力され、ライン切り替わり、フレーム切り替わりタイミング時は、全回路が初期化されて動作する構成としても良い。またライン切り替わり、フレーム切り替わりタイミング時は、パネルへの充放電電流が大きくなる事が予測されるので、UPDOWN選択信号915がLOWの場合においても、PWM信号のHigh幅が増加する期間に遷移しても良い。
以上で説明したように、本発明の実施例3の電源回路では、入力電圧の電荷を充電するコイル905と、該コイル905への充電・放電の制御を行うMOSスイッチ906と、コイル905からの電荷の流れを整流化するダイオード907と、MOSスイッチ906がオン時において出力電圧の安定化を図る容量908と、ゲートはスイッチングレギュレータ昇圧回路903の内部ノード917に接続し、ドレインは昇圧電圧(VO)に接続し、ソースは昇圧電圧を抵抗分割する抵抗に接続するMOSスイッチ916と、コイル905及び容量908の充放電動作の基準となるクロック信号を生成するPWM信号911を、昇圧電圧(VO)912を分圧した電圧913と参照電圧(Vref)914を比較するコンパレータ回路909aの比較結果であるUPDOWN選択信号915と、前記MOSスイッチ916で制御した昇圧電圧(VO)912を分圧した電圧918と参照電圧(Vref)914を比較するコンパレ−タ回路909bの比較結果である電流OFF判定信号919に応じてPWM信号を生成するPWM生成回路904を備え、PWM動作はHigh期間が増加する期間と減少する期間に分かれ、PWMのPWM生成回路ではPWM動作時のPWM周期は固定とせず、スイッチングレギュレータ昇圧回路903の内部ノード917をモニタし、コイルからの放電電流が0(ゼロ)となるタイミングを検知する事で、PWM信号のLow期間を決定する構成となっているので、パネル負荷やダイオードの抵抗成分による昇圧電圧の降圧量を抑制する事が可能となり、電源効率をさらに向上させる事が出来る。
すなわち、実施形態3の表示装置における電源回路では、一方に電源が接続されるコイル905の他方に検出用の信号線である内部ノードN(917)を設けると共に、内部ノードN(917)に接続されるMOSスイッチ916と、該MOSスイッチ916で制御される昇圧電圧(VO)912を分圧した電圧918と参照電圧(Vref)914とを比較するコンパレ−タ回路909bとからなる検出回路を設け、該検出回路で検出したコイル905からの放電電流1005が0(ゼロ)となる期間に基づいて、駆動回路であるPWM生成回路904がMOSスイッチ906のオフ期間すなわちPWMのLow期間を決定し制御する構成となっているので、短いPWM信号のHigh期間を使って出力電圧を昇圧することが可能であると共に、パネル負荷やダイオードの抵抗成分による昇圧電圧の降圧量を抑制する事が可能となり、電源効率をさらに向上させる事が出来る。
このように、実施形態3の液晶表示装置における電源回路では、スイッチングレギュレータ昇圧回路の内部ノードから、コイルの放電電流が終了した時間を直接に検知する構成によりToff期間を決定するものである。
なお、実施形態1〜3では、本発明の表示装置の電源回路を液晶表示装置の電源回路に適用した場合について説明したが、液晶表示装置の電源回路に限定されることはなく、有機発光ダイオードを用いた表示装置(OLED)や有機EL表示装置等の他の平面型表示装置の電源回路や他の電子機器の電源回路にも適用可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記発明の実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において変更可能であることは勿論である。
101、901…液晶ドライバ、102、902…液晶パネル
103、903…スイッチングレギュレータ昇圧回路、104、904…PWM生成回路
105、905…コイル、106、906、916…MOSスイッチ
107、907…ダイオード、108、908…容量
109、909a、909b…コンパレータ、110、910…電源電圧(VCC)
111、911…PWM信号、112、912…昇圧電圧(VO)
113、913…分圧した昇圧電圧、114、914…参照電圧(Vref)
115、915…UPDOWN選択信号、501…PWMHIGHカウントブロック
502…PWMH期間設定ブロック、503…H比較器ブロック
504…PWMLOWカウントブロック、505…PWML期間設定ブロック
506…L比較器ブロック、507…PWM反転ブロック、917…内部ノードN
918…第2の分圧した昇圧電圧、919…電流OFF判定信号

Claims (9)

  1. 入力電圧の電荷を充電するコイルと、前記コイルへの充電・放電の制御を行うスイッチ素子と、前記コイルからの電荷の流れを整流化するダイオードと、前記スイッチ素子がオン時における出力電圧を安定化する容量とを備え、
    前記スイッチ素子のオンとオフを交互に切り替え、前記コイル及び前記容量の充放電動作を制御し、前記入力電圧よりも高い出力電圧を生成し供給する電源回路であって、
    前記スイッチ素子のオンとオフを制御するスイッチ素子の駆動回路を備え、
    前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオン期間、及び前記出力電圧と前記入力電圧との電圧比に応じて、前記スイッチ素子のオフ期間を制御すると共に、
    前記スイッチ素子のオンとオフの繰り返し期間を可変させて制御することを特徴とする電源回路。
  2. 請求項1に記載の電源回路において、
    前記駆動電圧と前記入力電圧との電圧比を比較する比較回路を備え、
    前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオンとオフの切り替えを制御し前記出力電圧を制御する第1の期間と、前記スイッチ素子のオンとオフの切り替えを停止させ前記出力電圧を制御する第2の期間とを有し、前記比較回路による比較結果に応じて、前記第1の期間と前記第2の期間とを切り替えることを特徴とする電源回路。
  3. 請求項2に記載の電源回路において、
    前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオンとオフを交互に切り替えるクロック信号を生成すると共に、前記比較回路の比較結果に応じて前記クロック信号の周期を可変させるクロック生成回路を有することを特徴とする電源回路。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれかに記載の電源回路において、
    不揮発性の記憶手段を備え、
    前記記憶手段に前記スイッチ素子のオン期間とオフ期間を保持させることを特徴とする電源回路。
  5. 入力電圧の電荷を充電するコイルと、前記コイルへの充電・放電の制御を行うスイッチ素子と、前記コイルからの電荷の流れを整流化するダイオードと、前記スイッチ素子がオン時における出力電圧を安定化する容量とを備え、
    前記スイッチ素子のオンとオフを交互に切り替え、前記コイル及び前記容量の充放電動作を制御し、前記入力電圧よりも高い出力電圧を生成し供給する電源回路であって、
    前記スイッチ素子のオンとオフを制御するスイッチ素子の駆動回路を備え、
    前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオン期間、及び前記出力電圧と前記入力電圧との電圧比に応じて、前記スイッチ素子のオフ期間を制御すると共に、
    前記スイッチ素子のオンとオフの繰り返し期間が、少なくとも異なる2つの繰り返し期間からなり、
    前記駆動回路は、前記2つの繰り返し期間のいずれかの期間となるように、前記スイッチ素子のオン期間とオフ期間を制御することを特徴とする電源回路。
  6. 請求項5に記載の電源回路において、
    前記駆動電圧と前記入力電圧との電圧比を比較する比較回路を備え、
    前記駆動回路は、前記スイッチ素子のオンとオフの切り替えを制御し前記出力電圧を制御する第1の期間と、前記スイッチ素子のオンとオフの切り替えを停止させ前記出力電圧を制御する第2の期間とを有し、前記比較回路による比較結果に応じて、前記第1の期間と前記第2の期間とを切り替えることを特徴とする電源回路。
  7. 請求項6に記載の電源回路において、
    前記駆動回路は、前記2つの繰り返し期間に対応した周期を有する第1及び第2のクロック信号であり、且つ前記スイッチ素子のオンとオフを交互に切り替える第1及び第2のクロック信号を生成すると共に、
    前記比較回路の比較結果に応じて、前記第1及び第2のクロック信号を選択するクロック生成回路を有することを特徴とする電源回路。
  8. 請求項5乃至7の内のいずれかに記載の電源回路において、
    不揮発性の記憶手段を備え、
    前記記憶手段に前記スイッチ素子のオン期間とオフ期間を保持させることを特徴とする電源回路。
  9. 請求項1乃至8の内のいずれかに記載の電源回路を有する表示駆動回路と、該表示駆動回路からの表示データに応じた画像表示を行う表示パネルとを備えることを特徴とする表示装置
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