JP5377828B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、遊技機には、大当り遊技状態が終了した後、大当り遊技状態に当選する確率が変動(上昇)する、いわゆる確変遊技状態に移行するものがある。さらに、この確変遊技状態中に、出玉がほとんど得られない大当たりを経由して突入する確変、いわゆる特定確変当たり(突然確変ともいう。)に当選する遊技機もある。この特定確変当たりは、通常の大当たりと異なり、大当たりが発生したことによる出球を得られないため、大当たりを経由せずに遊技状態のみが移行したように遊技者に認識させる当たりである。
このような特定確変当たりに当選した際の遊技状態に応じて、特定確変当たりに対応した演出を行うか、外れに対応した演出を行うかを決めることとしている特許文献1に開示の遊技機が存在する。
ところで、遊技機検定上の規則には、遊技状態の移行は、大当りの終了後、つまり大入賞装置の大入賞扉が所定時間開放し、閉鎖した後でなければ行ってはいけないと定められている。従って、遊技機はこの規則に沿って作られているので、確変遊技状態で特定確変当たりを引いたときは、遊技状態の移行となり、大入賞装置の大入賞扉を開閉作動させることとなる。このような規則下にあっては、従来の遊技機のように、確変遊技状態で特定確変当たりを引いた場合に、たとえ表示上外れの演出を行っていたとしても、大入賞装置の大入賞扉が開閉作動するため、特定確変当たり時の大入賞扉の開放が遊技者に察知されれば、何らかのあたりに当選したということが遊技者にわかってしまうことがある。
すなわち、従来のように表示上外れの演出を行うだけでは、特定確変当たりに当選したことが遊技者にわかってしまうことがあり、「当たりの引き損」感を与え、遊技の興趣を低下してしまうという問題を十分に解決し得ていたものではなかった。
前記遊技部材には、所定の入賞装置への遊技球の入賞に基づいて、大当り遊技状態又は当該大当り遊技状態よりも遊技者に対する利益の低い特定大当り状態に移行した場合、遊技球を受け入れ易い開状態と遊技球を受け入れ難い閉状態に可変可能な大入賞扉と、
前記特定大当り状態に移行したことに基づいて、前記特定大当り状態に移行したことを遊技者が認識できる第1の演出とは異なる演出であって、前記特定大当り状態に移行したことを遊技者が認識し難い第2の演出を実行する演出手段と、
その大入賞扉の周辺領域を覆うカバー部材と、
遊技盤ベースの裏側領域に備えられ、大入賞扉の開状態時に入賞した遊技球を誘導するとともに大入賞扉を駆動する駆動機構を収納する後方部材とで構成されている大入賞装置を含む遊技機において、
前記大入賞扉とカバー部材及び前記遊技盤ベースを透明部材で形成し、
遊技盤ベースの背面側にて、大入賞装置の直上位置に備えた後方装飾部材を有し、
前記後方装飾部材は、その前面領域にダイヤカット面を施したことを特徴とする遊技機としたことである。
前記後方部材は、大入賞装置に入賞した遊技球を所定方向へ誘導する誘導部材と、前記誘導部材の後方に配され、駆動機構を取付け可能な取付部材とを含み、
前記取付部材の後方には発光装置を備え、
前記取付部材の少なくとも一部には、前記発光装置からの光を拡散可能な拡散構造が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
本発明によれば、発光装置120から発せられる光により、透明部材で形成された大入賞装置11全体が滲んで見えるようになるとともに、後方部材113には発光装置120からの光を拡散させることの可能な拡散構造121を備えたため、発光装置120から発せられる光が拡散構造121により拡散されて装飾効果が高まるため、さらに大入賞装置11の開放は遊技者に察知され難くなる。
遊技盤6は、図2乃至図4に示すように、透光性部材からなる遊技盤ベース7に、後述する種々の遊技部材を備えて遊技球転動領域Aを構成する。
そして、遊技盤6の背面側には、所定の可変表示開始条件が成立すると、複数の図柄表示領域のそれぞれにおいて、複数種類の図柄が可変表示する演出表示装置(例えば液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)など)18が配設されている。
上皿3の前面側には、後述する演出表示装置18に変動表示される図柄の変動を、遊技者により停止操作可能な操作手段(図柄停止ボタン)20が備えられている。
このようにハンドル5を遊技機の左側に備えたことにより、この操作手段(図柄停止ボタン)20の操作が右手で行え、ボタン操作がし易い。
また、特に左利きの遊技者にとってハンドル操作がし易くなる。
なお、ハンドル5は、遊技者側から見た状態で右側に備えられる形態であってもよく特に限定解釈されるものではない。
遊技盤ベース7の全体を構成する透光性部材は無色透明とするが、有色透明部材を採用することも可能である。また仕様によっては遊技盤ベース7を無色透明部材と有色透明部材とで構成したり、遊技盤ベース7に色彩・模様を施したりすることも可能であり、前記演出表示装置(液晶表示装置)18の表示に悪影響を及ぼさない範囲内で設計変更可能である。この場合、模様は無色透明の線図が好ましいが、遊技盤ベース7の裏面側に配設される演出表示装置(液晶表示装置)18の構成によっては有色模様を施すことも可能である。
ただし、本発明の範囲内でその他の演出画像、例えば遊技状態に対応したアニメーションやその他の報知情報などによる演出表示領域を備えることも可能である。
また、装飾図柄19a,19b,19cの表示領域の大小及び形状は特に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。表示領域全体の大小及び形状も任意で、本実施例のように遊技盤6全体が透明な部材からなる場合には、遊技盤6全体の大きさに対応した大きい領域にわたる大きな表示領域とすることができる。
また、本実施例では、3つの列のそれぞれの停止表示が、それぞれ1つずつ表示される実施の形態であるが、一つの列に複数、例えば3つずつ停止表示される形態などであってもよい。
この操作手段20の配設個所、配設個数若しくは形状などは特に限定されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
この操作手段20は、例えば図示しない遊技制御手段(副制御基板)に電気的に接続されている。そして、左図停止ボタン20aが押下されると左図停止信号が、中図停止ボタン20bが押下されると中図停止信号が、右図停止ボタン20cが押下されると右図停止信号がそれぞれ遊技制御手段に入力されるようになっている。すなわち、それぞれの停止信号は、それぞれが対応する図柄を停止表示させるための信号であり、これら信号を受信した遊技制御手段により、演出表示装置(液晶表示装置)18に変動表示中の対応図柄列の図柄を停止表示させるための制御が行われる。つまり、左図停止ボタン20a、中図停止ボタン20b、右図停止ボタン20cは、変動表示される各装飾図柄19(左列装飾図柄19a、中列装飾図柄19b、右列装飾図柄19c)を停止させる機能を有している。
本実施例では、前記開閉扉2が配設される本体枠1の前面側上部に、該本体枠1上部に備えられる左右のスピーカを覆うように任意形状のカバー部材25が配設されている。
大入賞装置11を構成する透光性部材は、前記遊技盤ベース7を構成している透光性部材が採用可能であるがこれに限定されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。なお、少なくとも前記大入賞扉110とカバー部材112を透明部材で形成しているものであれば本発明の範囲内であり、遊技機構成によって適宜他の大入賞装置構成部材を透光性部材で形成することが可能である。
前記取付部材116の少なくとも一部には、前記発光装置120からの光を拡散可能な拡散構造121が施されている。なお、発光装置120はLED基板に限定されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施例の凹凸加工部(拡散構造121)は、図7に示すような多数のダイヤカット面121aを前記所定位置に施すことにより形成している。ダイヤカット面121aのカット形態は、特に本図示形態に限定はされないが、発光装置120からの光を多方向へと拡散可能なカット形態を採用する方が装飾効果を高めることができるため、大入賞装置11の開放は遊技者に察知され難くなる。
この後方装飾部材122は、大入賞装置11と略同じ幅で遊技盤ベース7や大入賞装置11などを構成する透光性部材をもって形成され、その前面領域122aの全域にダイヤカット面121aを施している。また、上面領域122bの全域には、遊技盤の左右方向に向けて並設する凹凸面122cが施されている。
このように、大入賞装置11の直上位置に装飾効果の高い後方装飾部材122を備えているため、さらに大入賞装置11周辺の装飾効果が高まる。本実施例では、図示していないが、この後方装飾部材122の背面側に、裏側から光を当ててさらなる装飾効果を発揮させるため、所定の発光装置(例えばLED基板)などを備えることも可能である。
また、発光装置(LED基板)120から発せられる光の種類を様々な発色に調整したり、光の強さを強弱調整したりして装飾効果を高めることも本発明の範囲内である。
さらに、本実施例のように、リアボックス113の背面側に発光装置120を備えていることで、発光装置120から遊技盤前方に設けられた大入賞扉110、カバー部材112までの距離が長くなるため、より一層、発光装置120からの光が拡散して装飾効果が高まり、大入賞扉110の開放が遊技者に察知され難くなる。
11 大入賞装置
110 大入賞扉
112 カバー部材
113 後方部材(リアボックス)
120 発光部材
121 拡散構造(凹凸加工部)
Claims (5)
- 遊技盤ベースに種々の遊技部材を設けて構成された遊技盤を備え、
前記遊技部材には、所定の入賞装置への遊技球の入賞に基づいて、大当り遊技状態又は当該大当り遊技状態よりも遊技者に対する利益の低い特定大当り状態に移行した場合、遊技球を受け入れ易い開状態と遊技球を受け入れ難い閉状態に可変可能な大入賞扉と、
前記特定大当り状態に移行したことに基づいて、前記特定大当り状態に移行したことを遊技者が認識できる第1の演出とは異なる演出であって、前記特定大当り状態に移行したことを遊技者が認識し難い第2の演出を実行する演出手段と、
その大入賞扉の周辺領域を覆うカバー部材と、
遊技盤ベースの裏側領域に備えられ、大入賞扉の開状態時に入賞した遊技球を誘導するとともに大入賞扉を駆動する駆動機構を収納する後方部材とで構成されている大入賞装置を含む遊技機において、
前記大入賞扉とカバー部材及び前記遊技盤ベースを透明部材で形成し、
遊技盤ベースの背面側にて、大入賞装置の直上位置に備えた後方装飾部材を有し、
前記後方装飾部材は、その前面領域にダイヤカット面を施したことを特徴とする遊技機。 - 開放した大入賞扉の側方領域及び下方領域を覆うように、カバー部材の前面から遊技機前方に向けて突出するように備えた大入賞口飾りを有し、前記大入賞口飾りが透明部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 後方部材の全域若しくは所定領域を透明部材で形成し、
前記後方部材は、大入賞装置に入賞した遊技球を所定方向へ誘導する誘導部材と、前記誘導部材の後方に配され、駆動機構を取付け可能な取付部材とを含み、
前記取付部材の後方には発光装置を備え、
前記取付部材の少なくとも一部には、前記発光装置からの光を拡散可能な拡散構造が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 拡散構造は、大入賞扉が開状態になった際の開領域と対応する取付部材の所定位置に施されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
- 拡散構造は発光装置からの光を拡散可能に形成されている凹凸加工部であることを特徴とする請求項3又は4に記載の遊技機。
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