JP2008237586A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニット役物の外枠端部から遊技領域の外殻までの間に一続きとなる従来に無い新奇且つ斬新な立体造形物を配置し、装飾性及び演出性の向上を図るように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】本パチンコ機にあっては、遊技盤3に、画像表示装置35の画面35aに表示される光線65aを実物化した形状に形成された立体造形物61を設け、該立体造形物61を、画像表示装置35の画面35a近傍からレール飾りの突端に向うように遊技盤3に対して傾斜した状態に配設し、画面35aに光線65aが表示された際、該光線65aと一体化するような連続した外観をなすものとしている。これにより、センター飾り23からレール飾りまで一続きとなった従来の遊技機では見られない斬新な立体造形物61を実現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは、従来にない存在感を有した演出役物を遊技領域に備えた遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた液晶等の画像表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
特開2003−236210号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたようなパチンコ機1においては、遊技領域の略々中央部に形成された貫通孔の縁に沿うような形状でユニット役物と呼ばれる複合的な演出装置が配設されている。該ユニット役物は、自身が囲う貫通孔の開口から画像表示装置の画面を露出させ、該画面の上下左右部には、装飾部材、可動式の役物、遊技球の球遊び領域(所謂ステージ)等が一体的に形成されている。
上記したようなユニット役物は、貫通孔の縁部から遊技盤前面に突出した態様となっているものがほとんどであるが、該ユニット役物の外枠端部から遊技領域の外殻までの間には、通過ゲートや風車等が配置された遊技球流路となる領域が設けられている。
また、近年、画像表示装置の大型化に伴ってユニット役物の外形が大きくなり、ユニット役物の外枠端部と遊技領域の外殻との距離が狭くなる傾向にあるが、両者の間には最低でも遊技球1個が通過し得る程度の間隙が空けられていることが通常となっている。
そこで本発明は、ユニット役物の外枠端部から遊技領域の外殻までの間に一続きとなる従来に無い新奇且つ斬新な立体造形物を配置し、装飾性及び演出性の向上を図るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図6参照)、遊技盤(3)前面に突設されて遊技領域(3a)の外殻を形成する外殻形成部材(13)と、前記遊技盤(3)における前記遊技領域(3a)中央部に形成された貫通孔の縁に沿うように配設されたユニット役物(23)と、前記貫通孔が有する開口部(36)から画面(35a)を露出するように配置される画像表示装置(35)と、を遊技盤(3)に備え、前記遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技してなる遊技機(1)において、
前記画像表示装置(35)の前記画面(35a)近傍から前記外殻形成部材(13)の突端(13a)に向うように前記遊技盤(3)に対して傾斜した状態で、かつ前記ユニット役物(23)から該外殻形成部材(13)まで一続きとなるように配設された立体造形物(61)を備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1ないし図3参照)、前記立体造形物(61)が、光を発する発光手段(63)を有してなる、
請求項1記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図3参照)、前記立体造形物(61)が、前記ユニット役物(23)と一体化した状態で形成されてなる、
請求項1又は2記載の遊技機(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図1ないし図3参照)、前記立体造形物(61)が、前記画像表示装置(35)の前記画面(35a)に表示される所定内容(65a)の少なくとも一部を実物化した形状に形成され、該画面(35a)に該所定内容(65a)が表示された際にこれと一体化するような連続した外観をなす、
請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、遊技機に、画像表示装置の画面近傍から外殻形成部材の突端に向うように遊技盤に対して傾斜した状態で、かつユニット役物から該外殻形成部材まで一続きとなるように配設された立体造形物を備えさせる。これにより、ユニット役物から外郭形成部材まで一続きとなった従来の遊技機では見られない斬新な立体造形物を、遊技機の新奇な役物として確立することができる。従って、新たな遊技性や驚き等を遊技者に提供できるとともに、新たな装飾性を遊技機に取り入れることができる。
また、この立体造形物は、画像表示装置の画面近傍から外殻形成部材の突端に向うように遊技盤に対して傾斜した状態に配設され、遊技者から見て水平及び垂直方向に距離が変移した状態で視認されることから、単に遊技盤に垂直に配置された一般的な立体造形物等に比して奥行き感及び立体感を感じさせ易いものとなる。
請求項2に係る本発明によると、立体造形物が、光を発する発光手段を有し、該発光手段は、所定内容が発光に係る映像であった際に該映像と同期して発光駆動されてなるので、より遊技者の注意を引くとともに、立体造形物における外観の装飾性の向上を図ることができる。また、発光に係る映像と同期して且つ一体化して発光駆動することで、両者の見た目の連続性が強まり、より立体感の感じられる演出を実現できるので、遊技者に強いインパクトを提供するものとなる。
請求項3に係る本発明によると、立体造形物が、画像表示装置の周囲に配置されるユニット役物等の比較的大きな役物と一体化した状態となるので、迫力のあるインパクトを有した装飾物を遊技者に提供できるものとなる。また、該立体造形物は、ユニット役物と一体化した状態で形成されてなるので、ユニット役物と同時に組み付けを行うことができることから、製造に係る手数や手間等の軽減を図ることができる。
請求項4に係る本発明によると、立体造形物が、画像表示装置の画面に表示される所定内容の少なくとも一部を実物化した形状に形成され、該画面に該所定内容が表示された際にこれと一体化するような連続した外観をなすので、従来にない立体造形物と画像表示装置の画面上における立体映像とが一体化するような連続した外観を遊技者に提供でき、遊技機における演出性及び興趣性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、後述する各実施の形態では、本発明の遊技機を所謂1種1種のパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、他の種別のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。なお、図1は本発明の実施形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図2は遊技盤3をレール飾り13が付いた状態で示す正面図、図3は図2のA−A線に沿って断面した状態で示す側面断面図である。
本パチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー(大入賞口)5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1に示すように、本実施形態におけるパチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、この筐体6に開閉可能に装着された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における遊技盤3の上部中央には演出用照明装置8が配設されている。そして、前扉7における遊技盤3の左右上方及び左右下方にはスピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。また、ガラス枠10における右側部には、前扉7を筐体6側に施錠し解放するための施錠装置18が配設されている。なお、筐体6及び前扉7等から遊技機本体が構成されている。
前扉7における遊技盤3の下方には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16には、該皿ユニット16上の遊技球を発射装置(図示せず)付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが設けられている。
また、皿ユニット16の右部には、発射装置を操作して遊技球を遊技領域3aに向けて打ち出すための発射ハンドル2が配設されている。更に、皿ユニット16の左下方には灰皿21、及び遊技者参加ボタン(所謂チャンスボタン)22が配設されている。なお、図1中の符号14は、発射ハンドル2の操作で発射された遊技球を遊技領域3aに導くガイドレールを示している。
遊技領域3aの中央部には、該遊技領域3aに打ち出された遊技球の一部を導入するワープ導入口37を有するセンター飾り(ユニット役物)23が配設されている。このセンター飾り23の中央部分には開口部36が形成され、該開口部36の下部にはステージSが配置されている。遊技盤3には画像表示装置35が、開口部36から画面35aを露出させた状態で遊技盤裏面から装着されている。センター飾り23の下部左右には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる一般入賞口25a,25b,26a,26bが配設されており、センター飾り23の下方には、第1及び第2始動チャッカー27,28と、アタッカー5とが順次配設されている。
第1及び第2始動チャッカー27,28は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、第2始動チャッカー28は、始動チャッカー開閉ソレノイド70(図5参照)によって開放位置と閉止位置とに開閉動作するように作動させられる。第1始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。第2始動チャッカー28は、直上方に配置された第1始動チャッカー27の底部により、図1に示す閉塞状態では遊技球を入賞しないように構成されている。
アタッカー5は、大当たり発生時に開放され、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球を入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で9個の入球を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、9個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
遊技領域3aには、センター飾り23の中央部左右に風車31が配設されており、ステージSの下方における第1及び第2始動チャッカー27,28の左右には、普通図柄作動ゲート(スルーゲート)32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、第2始動チャッカー28を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
そして、遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、一般入賞口25a,25b,26a,26b、第1及び第2始動チャッカー27,28等の周囲には、ステージSから零れた遊技球や、発射されてからステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘30を含む多数の障害釘が打ち込まれている。また、ワープ導入口37の周囲及びその上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球を第1及び第2始動チャッカー27,28等に、ステージSを介して入球させ又はステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、本実施形態における「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、第1始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて第1始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を第1及び第2始動チャッカー27,28方向に導く役割を担っている。
前述したセンター飾り23は、遊技盤3に形成された貫通孔(図示せず)の縁に、遊技盤3の表面側から前枠体23aを、遊技盤3の裏面から後枠体(不図示)を、それぞれネジ止めして前後から挟んだ状態に設けられる。これらの両枠体は、遊技盤3を挟んで結合された状態で開口部36を形成する。
センター飾り23は、図1に示すように、開口部36の左に形成されたワープ導入口37と、開口部36の下側に設けられたステージSと、ワープ導入口37から導入された遊技球をステージSに案内する遊技球案内路57と、下部中央に設けられた球放出部49とを有している。球放出部49は、第1始動チャッカー27の直上方に位置し、放出されて落下する遊技球が一対の障害釘30の間を通って第1始動チャッカー27にほぼ確実に(つまり、97〜99%の高確率で)入賞し得るように位置決め形成されている。
センター飾り23の前枠体23aには、該前枠体23aの左右下部からレール飾り(外殻形成部材)13の突端13aに向うように遊技盤3に対して傾斜した状態に配設された立体造形物61,61が一体となって形成されている。立体造形物61は、透明なプラスチックで横断面くの字状に形成された板状部材62と、該くの字状の角部に沿う細長い棒状の発光部(発光手段)63とを有している。発光部63は、該発光部63に沿うような細長い基板63bを有し、該基板63bには複数の発光ダイオード63c(LED63c)が一列となるように実装されている。該基板63bの上面側には、表面に拡散用のシボ加工が施された黄色のプラスチック材質からなるカバー部材63aが被覆されている。また、板状部材62の表面には、くの字状の角部から辺端部に向ってスジ状の溝部が複数設けられている。なお、図3においては、上記LED63cを、基板63bの最左端のものから3個のみを図示し、これらより右側に位置するものはその図示を省略している。
上記した立体造形物61は、前枠体23aの左右下部にあって画像表示装置35の画面35aの近傍に位置し、該位置からステージSの下をくぐって遊技領域3aへと延びている。従って、ステージSの配置領域を狭めることがなく、ワープ導入口37からステージSに導入された遊技球の転動動作を阻害するものとはならない。
一般に、センター飾りを遊技盤に組み付ける際には、ステージを嵌合し得る大きさで貫通孔を加工することとなるが、本実施の形態のセンター飾り23にあっては、該貫通孔を更に立体造形物61を配置し得る分だけ切除して加工する。これにより、前枠体23aの左右下部からレール飾り13の突端13aまで、直線的且つ連続した傾斜空間を確保することができるようになり、立体造形物61を不規則で角張った形状ではなく、直線状の滑らかな形状で配置することができる。なお、本実施の形態では、立体造形物61の端部をセンター飾り23の下部までとしているが、センター飾り23から更に画像表示装置35の画面35a一杯まで延長してよいのは勿論である。
立体造形物61は、遊技盤3に組み付けられた状態で、流路4a,4bのそれぞれの領域に存する位置Wからレール飾り13の突端13aまでの間が、遊技盤3の前面から前方側に突出した状態となる。そこで、この位置Wからレール飾り13の突端13aまでの間の上方には、打ち出されて落下してきた遊技球Baを遊技領域3aの中央部側に案内する三角形状の案内部材66が設けられている。
また、位置Wからセンター飾り23までの間では、立体造形物61が遊技盤3の前面より背面側にやや下がる(図1の正面視奥側に凹む)状態となるが、遊技球の落下及び転動には支障がない。従って、遊技領域3aに打ち出された遊技球は、流路4a又は流路4bを落下した際に、位置Wからセンター飾り23までの間を矢印Xに示すように通過して遊技領域3a下部へ流下することとなる。
なお、左右に2箇所配置された立体造形物61,61は、互いに線対称の関係にあり、構成はそれぞれ同様となっている。
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図4を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
すなわち、図4に示すように、パチンコ機1の前扉7背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、副制御基板38、主制御基板40、及び払出し制御基板51がこの順に配設されている。また、前扉背面における上部右方には、外部端子板52が取り付けられており、この外部端子板52の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置(図示せず)用の発射制御基板53がこの順に配設されている。パチンコ機1の前扉7背面における左側部には、施錠装置18が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図5に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、遊技制御装置80と、該遊技制御装置80に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置8,11、画像表示装置35、及びLED63cと、を備えている。
遊技制御装置80は、図4に示した主制御基板40や副制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、副制御基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置80は、入賞判定手段81、入賞信号出力手段82、第1抽選手段83、第2抽選手段84、普通図柄抽選手段94、遊技制御手段86、保留手段87、作動制御手段88、作動判定手段89、作動決定手段90、演出制御手段91、及び表示制御手段92を備えている。
入賞判定手段81は、発射ハンドル2の操作で作動する発射装置(図示せず)によって遊技領域3aに打ち出された遊技球が第1及び第2始動チャッカー27,28、一般入賞口25a,25b,26a,26b、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段82は、入賞判定手段81によって入賞が判定されたとき、対応する第1及び第2始動チャッカー27,28、一般入賞口25a,25b,26a,26b、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
第1抽選手段83及び第2抽選手段84は、それぞれ、入賞信号出力手段82からの第1及び第2始動チャッカー27,28に対応する入賞信号の入力時、合計の最大保留球数未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選(特別遊技状態の抽選)を実行する。
そして第1及び第2抽選手段83,84は、それぞれ、大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」等の図柄が画像表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。
また第1及び第2抽選手段83,84は、それぞれ、大当たり抽選で通常当たりが当選した場合に、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。更に第1及び第2抽選手段83,84は、それぞれ、大当たり抽選で外れた場合に、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。
普通図柄抽選手段94は、第2始動チャッカー28を開閉動作させるための普通図柄抽選を、普通図柄作動ゲート32への遊技球通過を契機として行う。
遊技制御手段86は、放音装置12、演出用照明装置8,11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、演出制御手段91に送る。また、遊技制御手段86は、予め設定された演出データや、第1及び第2抽選手段83,84での抽選結果に応じて、画像表示装置35に表示すべき大当たり抽選に関連する演出内容に関する信号を表示制御手段92に送る。
保留手段87は、第1、第2抽選手段83,84のいずれかから出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、第1、第2始動チャッカー27,28への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、始動チャッカー27,28双方での合計が例えば最大4個の保留球となるように点灯表示される。保留手段87は、合計の保留球数が例えば4個になっているか否かを常時判定し、保留球数が4個表示されている間は、第1、第2始動チャッカー27,28への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段87は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段87は、保留球の消費に応じて保留球数が例えば4個未満となった場合、第1、第2抽選手段83,84で行われる第1、第2始動チャッカー27,28への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段88は、作動決定手段90の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、第2始動チャッカー28を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段88は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、第1、第2抽選手段83,84での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段89は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、第2始動チャッカー28の開閉の「条件を満たす」時とは、普通図柄抽選手段94において第1及び第2抽選手段83,84の大当たり抽選とは別途行われる普通図柄抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時の全てのラウンドにおける入賞を完了した場合である。
作動決定手段90は、作動判定手段89からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始をそれぞれに決定する。
演出制御手段91は、遊技制御手段86からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置8,11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
表示制御手段92は、遊技制御手段86からの信号に従って、画像表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。その際、表示制御手段92は、第1及び第2抽選手段83,84それぞれによる各抽選結果を、画像表示装置35の画面35aに時系列的に表示する。
また、始動チャッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段88から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、第2始動チャッカー28を開閉動作させる。アタッカー開閉ソレノイド71は、作動制御手段88から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
放音装置12は、演出制御手段91の制御に従ってスピーカー(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置8,11は、演出制御手段91の制御に従ってその内蔵する電飾ランプ(図示せず)を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。画像表示装置35は、表示制御手段92の制御に従って作動し、演出データや第1、第2抽選手段83,84での抽選結果に応じた演出表示を行う。
次に、本パチンコ機1による作用について、図6のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、発射装置の作動で遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、第1、第2始動チャッカー27,28や一般入賞口25a,25b,26a,26bに適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
遊技領域3aに打ち出された遊技球の一部がワープ導入口37に入球すると、その遊技球は、遊技球案内路57を介してステージSに放出される。この際、球放出部49から放出された遊技球は、高い入賞確率(略100%)で第1始動チャッカー27に入賞することになるが、障害釘30への当接状況によっては入賞できないこともある。
一方、ステージSに放出された遊技球の多くは、第1始動チャッカー27とは異なる方向に落下するが、場合によっては、第1始動チャッカー27とは異なる方向に落下しても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して第1始動チャッカー27に入賞するものもある。
ところで、第1及び第2始動チャッカー27,28や一般入賞口25a,25b,26a,26bの何れかに遊技球が入賞した場合には、入賞判定手段81が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段82が入賞信号を出力する(ステップS2)。
そして、大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)、第1、第2抽選手段83,84のうち該当する側が当たりフラグをオンすると、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンが決定される。
これにより、ステップS4において、画像表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、第1抽選手段83又は第2抽選手段84は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、画像表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、第1抽選手段83又は第2抽選手段84は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段86が、画像表示装置35の画面35aに表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段92に送信することに基づき、表示制御手段92は、画像表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。この際、遊技制御手段86から指令が出ていれば、演出制御手段91は、画面35a上の演出に合わせて、放音装置12を放音駆動し、或いは、演出用照明装置8,11、LED63cを発光駆動して、演出を盛り上げるように作動制御する。
ここで、立体造形物61の具体的な演出動作について説明する。画像表示装置35による大当たり抽選結果の演出表示のうち、例えば、リーチ状態は、3つの装飾図柄が並ぶように設定されている1つの大当たり有効ライン(図示せず)に沿って同じ数字が付された2つの装飾図柄が並び、あと1つの同じ装飾図柄が当該大当たり有効ライン上に揃うと大当たりが発生(実際には、既に第1抽選手段83又は第2抽選手段84で決定されている大当たりが現出)するものである。
上記のような場合、大当たり有効ライン上の残されたあと1つの位置を、他の数字の装飾図柄とともに同じ数字の装飾図柄が通過していくような演出表示がなされる。しかし、決定されている大当たり抽選結果に従い表示制御手段92の制御によって演出が発展すると、その途中で画面35aの装飾図柄を押し退けるようにして、図1に示すような宇宙船65がクローズアップして映像表示される。この宇宙船65の映像が出現することにより、遊技者は、既に発生しているリーチがスーパーリーチになったことを認知し、大当たり発生への更なる期待感を抱くこととなる。
しかし、スーパーリーチの状態となり、画面35a内に宇宙船65が出現した際にあっても、期待度が低く抽選決定されていた場合には、宇宙船65はゆらゆらと画面35aを漂った後、すぐに画面35a外に飛び去り、再び通常のリーチ状態における演出表示(同じ数字が付された2つの装飾図柄が並んだ状態)に戻る。これに対して、期待度が高く(所謂アツイ状態)抽選決定された場合には、上記したように宇宙船65が出現した後、宇宙船65の船体下部に描かれた左右の発射口から画面35a前方に向って光線(所定内容)65aが発射される映像が演出表示される。この光線65aの映像は、宇宙船65の船体下部における2つの発射口からそれぞれ発射され、画面35aの左右下部、つまりセンター飾り23の左右下部に配設された立体造形物61の近傍まで達する。
上記したようなスーパーリーチの映像は、画面35aに宇宙船65が出現してから、光線65aが立体造形物61近傍に達するまで、その映像時間が5秒間となるように製作されている。従って、表示制御手段92によって該スーパーリーチの映像が演出表示されたときから5秒間を遊技制御装置80が有する不図示のタイマによって計時し、該タイマが5秒間を計時した時点を契機として、演出制御手段91は、立体造形物61が有する発光部63の発光駆動を開始する。なお、実際には、タイマが上記した5秒間を計時した時点ではなく、発光部63が発光駆動されるまでのタイムラグ等を考慮して、例えば4.5秒が経過した時点で演出制御手段91に発光駆動を開始させるように設定するとよい。
演出制御手段91により発光駆動が開始されると、発光部63が有する複数のLED63cは、図3の正面視左側のものから順に点灯する。これにより、遊技者は、宇宙船65から発射された光線65aが、立体造形物61近傍に達した際に図3の正面視で最左端のLED63cが発光して延び、引き続き隣り合う右側のLED63cが順次発光することで光線65aが更に延長されていくかのように視認することができる。従って、あたかも映像の中の光線65aが、画面35aの中から外に飛び出してきたかのような演出態様を遊技者に提供することができるものとなる。
また、立体造形物61における板状部材62の表面には、スジ状の溝部が複数設けられていることから、LED63cが発光状態となると、板状部材62全体が明るくなるとともに上記溝部に沿って拡散される光も生じるので、立体造形物61全体が幅広く発光し、存在感のある発光装飾が施されるものとなる。
そして、画像表示装置35の画面35a上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段88は、作動決定手段90の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
なお、以上説明した本実施の形態では、立体造形物61をレーザビームのような光線を模ったものとして説明したが、これに限るものではなく、形状化し得るものであれば限定されない。例えば、火炎放射器から放射される炎や、稲妻等を模った立体造形物であってもよい。
また、LED63cを、単に瞬間的に発光状態にするだけでなく、徐々に時間をかけて点灯或いは消灯させたり、また、点滅させたりするなどしてもよく、これによれば、より一層遊技者の注意をひく発光演出にすることができるものとなる。
また、立体造形物61における発光部63が、スーパーリーチ時に発光されるとして説明したが、大当たり結果表示時や他の画像表示装置35における演出表示時に同期して発光表示させるなどしてもよく、その発光表示させるタイミングについては遊技中で特に限定されるものではない。
また、本実施の形態にあっては、流路4a又は流路4bを落下した遊技球は、位置Wからセンター飾り23までの間を流下するとして説明したが、位置Wからレール飾り13の突端13aまでの間に遊技球が立体造形物61をくぐるように通過し得る流路を設けるようにしてもよい。また、上記した場合には、遊技球の視認性を確保する観点から、立体造形物61を透明なプラスチック等の部材で形成することが望ましい。
以上説明した本実施の形態では、パチンコ機1に、画像表示装置35の画面35a近傍からレール飾り13の突端13aに向うように遊技盤3に対して傾斜した状態で、かつセンター飾り23から該レール飾り13まで一続きとなるように配設された立体造形物61を備えさせる。これにより、センター飾り23からレール飾り13まで一続きとなった従来のパチンコ機では見られない斬新な立体造形物61を、パチンコ機1の新奇な役物として確立することができる。従って、新たな遊技性や驚き等を遊技者に提供できるとともに、新たな装飾性をパチンコ機1に取り入れることができるようになる。
また、この立体造形物61は、画像表示装置35の画面35a近傍からレール飾り13の突端13aに向うように遊技盤3に対して傾斜した状態に配設され、遊技者から見て水平及び垂直方向に距離が変移した状態で視認されることから、単に遊技盤3に垂直に配置された一般的な立体造形物等に比して奥行き感及び立体感を感じさせ易いものとなる。
また、立体造形物61が、光を発する発光部63を有し、該発光部63は、光線65aが発光に係る映像であった際に該映像と同期して発光駆動されてなるので、より遊技者の注意を引くとともに、立体造形物61における外観の装飾性の向上を図ることができるようになる。また、発光に係る映像と同期して且つ一体化して発光駆動することで、両者の見た目の連続性が強まり、より立体感の感じられる演出を実現できるので、遊技者に強いインパクトを提供するものとなる。
また、立体造形物61が、画像表示装置35の周囲に配置されるセンター飾り23等の比較的大きな役物と一体化した状態となるので、迫力のあるインパクトを有した装飾物を遊技者に提供できるものとなる。また、立体造形物61が、センター飾り23と一体化した状態で形成されてなるので、センター飾り23と同時に組み付けを行うことができ、製造に係る手数や手間等の軽減を図ることができるようになる。
また、立体造形物61が、画像表示装置35の画面35aに表示される光線65aを実物化した形状に形成され、該画面35aに該光線65aが表示された際にこれと一体化するような連続した外観をなすので、従来にない立体造形物61と画像表示装置35の画面35a上における光線65aとが一体化するような連続した外観を遊技者に提供でき、パチンコ機1における演出性及び興趣性の向上を図ることができるようになる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明の実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 遊技盤をレール飾りが付いた状態で示す正面図である。 図2のA−A線に沿って断面した状態で示す側面断面図である。 本実施形態のパチンコ機の背面構造を示す背面図である。 本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機による作用を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機(パチンコ機)
3 遊技盤
3a 遊技領域
13 外殻形成部材(レール飾り)
13a 突端
23 ユニット役物(センター飾り)
35 画像表示装置
35a 画面
36 開口部
61 立体造形物
63 発光手段(発光部)
65a 所定内容(光線)
Ba 遊技球

Claims (4)

  1. 遊技盤前面に突設されて遊技領域の外殻を形成する外殻形成部材と、前記遊技盤における前記遊技領域中央部に形成された貫通孔の縁に沿うように配設されたユニット役物と、前記貫通孔が有する開口部から画面を露出するように配置される画像表示装置と、を遊技盤に備え、前記遊技領域に遊技球を打ち出して遊技してなる遊技機において、
    前記画像表示装置の前記画面近傍から前記外殻形成部材の突端に向うように前記遊技盤に対して傾斜した状態で、かつ前記ユニット役物から該外殻形成部材まで一続きとなるように配設された立体造形物を備えてなる、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記立体造形物は、光を発する発光手段を有してなる、
    請求項1記載の遊技機。
  3. 前記立体造形物は、前記ユニット役物と一体化した状態で形成されてなる、
    請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記立体造形物は、前記画像表示装置の前記画面に表示される所定内容の少なくとも一部を実物化した形状に形成され、該画面に該所定内容が表示された際にこれと一体化するような連続した外観をなす、
    請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機。
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