JP5375142B2 - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置に関し、特に、CCD(Charge Coupled Device)型の固体撮像装置、並びに固体撮像装置の駆動方法に関する。また、その固体撮像装置を用いた電子機器に関する。
従来、固体撮像装置において、ダイナミックレンジの広い撮像機能を実現するために種々の方法が採られてきた。その中でも、最も多く使われている方式として、短秒露光と長秒露光とを行うことにより、露光時間の異なる低感度信号と高感度信号とを演算により合成して広ダイナミックレンジ信号を得る方式がある(特許文献1参照)。
図11に、従来の露光時間の異なる複数の信号を用いた固体撮像装置の駆動時のタイミングチャートを示す。図11に示すタイミングチャートは、転送方式がIT(Interline Transfer)方式で、読み出し方式が全画素読み出し方式のCCD型固体撮像装置に適用されるタイミングチャートである。
図11に示すように、基板シャッタパルスが印加されることにより、短秒露光が開始され(図11のa)、読み出しパルスが印加されることにより、短秒露光で生成された信号電荷が垂直CCDに読み出される(図11のb)。その後、垂直CCDでは、垂直転送パルスにより、短秒露光で得られた信号電荷が垂直方向に転送される(図11のc)。この短秒露光で生成された信号電荷が垂直CCDを転送されている間、基板シャッタパルスが印加され、長秒露光が開始されている(図11のd)。そして、短秒露光で生成された信号電荷が垂直CCDにより転送し終わった後に、読み出しパルスが印加され(図11のe)、長秒露光で生成された信号電荷が垂直CCDに読み出され、垂直転送パルスにより垂直方向に転送される(図11のf)。
ところで、このような従来の固体撮像装置の駆動では、長秒露光の長さがフィールド期間より短い場合に、長秒露光の終了は、図11のeに示す読み出しパルスのタイミングで決まってしまう。すなわち、短秒露光によって生成された信号電荷を垂直CCDにて転送終了後に、長秒露光で生成された信号電荷を垂直CCDに読み出すための読み出しが可能であるため、図11のeに示す読み出しパルスのタイミングの位置は固定される。
そうすると、長秒露光の開始は基板シャッタパルスで決まるが、短秒露光の後、図11のeに示す読み出しパルスに合わせて、基板シャッタパルスが印加され、図11のdに示すように長秒露光が開始される。これにより、短秒露光と長秒露光との間に、時間間隔が生ずることになり、この場合、動きのある被写体の撮像は演算上好ましくない。すなわち、短秒露光と長秒露光との間の時間間隔は、動きのある被写体では広ダイナミックレンジ信号の演算に支障を来す。
特開2003−219281号公報
上述の点に鑑み、本発明は、短秒露光と長秒露光との間の時間間隔を縮小し、広ダイナミックレンジ信号が好適に得られるCCD型の固体撮像装置及び固体撮像装置の駆動方法を提供する。また、その固体撮像装置を用いた電子機器を提供する。
本発明の固体撮像装置は、基板と、露光期間の異なる第1の露光期間と第2の露光期間とを含む受光期間と、非受光期間とで異なる電位を基板に印加する基板電圧電源を有する、全画素型撮像素子である。基板には、受光部、蓄積容量部、読み出しゲート部、垂直転送レジスタを含んで構成される複数の画素が形成される。
受光部は、基板表面側に形成されるものであり、受光した光に応じて信号電荷を生成する。蓄積容量部は、受光部に隣接する領域に形成され、基板に第1の電位が印加されたときに、受光部で生成された信号電荷が転送され、前記信号電荷を蓄積保持するものである。電子シャッタ調整層は、基板内の受光部に対向する領域であって、蓄積容量部から所望のオフセット領域だけ離した領域に形成された層である。また、この電子シャッタ調整層は、基板に第2の電位が印加されたときに受光部で生成された信号電荷が基板の裏面側に掃き出されるように基板の電位分布を調整する層である。読み出しゲート部は、第1の露光期間後、及び第2の露光期間後に、蓄積容量部に蓄積された信号電荷を読み出すものである。垂直転送レジスタは読み出しゲート部により読み出された信号電荷を垂直方向に転送するものである。そして、本発明の固体撮像装置では、第1の露光期間に生成された信号電荷が垂直転送レジスタで垂直方向に転送されている期間中に第2の露光期間が開始し、第2の露光期間に生成された信号電荷が蓄積容量部に蓄積保持される。
本発明の固体撮像装置の駆動方法は、上述した本発明の固体撮像装置において、基板電圧電源により、基板に第1の電位を印加することにより、受光部で生成された信号電荷の前記蓄積容量部への転送を開始する。そして、基板電圧電源により、半導体基板に第2の電位を印加することにより、受光部で生成された信号電荷の蓄積容量部への転送を終了することを可能にするとともに、受光部で生成された信号電荷を前記基板裏面側に掃き出す。
本発明の固体撮像装置及びその駆動方法では、受光部では、信号電荷の蓄積がなされず、随時、蓄積容量部へ転送されるか、基板側に掃き出される。また、基板電圧を変えることで、受光部で生成された信号電荷の蓄積容量部への垂れ流し転送、及び基板側への掃き出しがなされる。
本発明の電子機器は、光学レンズと、固体撮像装置と、信号処理回路とを含んで構成される。この、本発明の電子機器では、上述した本発明の固体撮像装置が適用される。
本発明によれば、短長の露光時間間隔を狭めることで、動きのある被写体を撮像した場合でも質の高い広ダイナミックレンジ画像を取得できる固体撮像装置が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の概略断面構成図である。 A,B 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の基板の電位である。 A〜C 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程図(その1)である。 D〜F 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の製造工程図(その2)である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の駆動時のタイミングチャートである。 A,B 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の駆動時における信号電荷の転送の様子を示した図(その1)である。 A,B 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の駆動時における信号電荷の転送の様子を示した図(その2)である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の概略構成図である。 従来の固体撮像装置の駆動時のタイミングチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器の一例を、図1〜図10を参照しながら説明する。本発明の実施形態は以下の順で説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。
1.第1の実施形態:固体撮像装置の例
1.1固体撮像装置全体の構成
1.2固体撮像装置の断面構成
1.3固体撮像装置の製造方法
1.4固体撮像装置の駆動方法
2.第2の実施形態:固体撮像装置の例
3.第3の実施形態:電子機器の例
〈1.第1の実施形態〉
[1.1 固体撮像装置全体の構成]
図1に本発明の第1の実施形態に係るCCD型の固体撮像装置の概略構成図を示す。図1に示すように、本実施形態例の固体撮像装置1は、基板6に形成された複数の受光部2と、それぞれの受光部2に隣接して形成された蓄積容量部8と、垂直転送レジスタ3と、水平転送レジスタ4とを有して構成されている。そして、1つの受光部2及び蓄積容量部8と、その蓄積容量部8に隣接する垂直転送レジスタ3とにより単位画素7が構成されている。本実施形態例の固体撮像装置1の転送方式は、受光部2と垂直転送レジスタ3で構成される転送部を分けて形成したIT(Interline Transfer)方式で、読み出し方式は、全画素で同時に読み出す、全画素読み出し方式とする。
受光部2は、光電変換素子、すなわちフォトダイオードにより構成されるものであり、信号電荷を生成するものである。本実施形態例では、受光部2は、基板6の水平方向及び垂直方向に、複数個、マトリクス状に形成されている。
蓄積容量部8は、各受光部2に隣接して構成されており、それぞれの受光部2で生成された信号電荷を蓄積するものである。
垂直転送レジスタ3は、CCD構造とされ、垂直方向に配列される受光部2及び蓄積容量部8毎に、垂直方向に複数形成される。この垂直転送レジスタ3は、蓄積容量部8に蓄積された信号電荷を読み出して、垂直方向に転送するものである。本実施形態例の垂直転送レジスタ3が形成されている転送ステージは、図示しない転送駆動パルス回路から印加される転送駆動パルスにより、例えば、4相駆動される構成とされている。また、垂直転送レジスタ3の最終段では、転送駆動パルスが印加されることにより、最終段に保持されていた信号電荷は、水平転送レジスタ4に転送される構成とされている。垂直転送レジスタは、全画素読み出し対応であって、すなわち、全画素分の画素信号を同時に転送できる垂直転送レジスタを有している。つまり、1画素に対し1bitの転送機構を有している。
水平転送レジスタ4は、CCD構造とされ、垂直転送レジスタ3の最終段の一端に形成されるものである。この水平転送レジスタ4が形成されている転送ステージは、垂直転送レジスタ3により垂直転送されてきた信号電荷を、一水平ライン毎に水平方向に転送するものである。
出力回路5は、水平転送レジスタ4により水平転送された信号電荷を電荷電圧変換することにより、映像信号として出力するものである。
以上の構成を有する固体撮像装置1においては、受光部2に蓄積された信号電荷は、垂直転送レジスタ3により、垂直方向に転送されて、水平転送レジスタ4内に転送される。そして、水平転送レジスタ4内に転送されてきた信号電荷は、水平転送レジスタ4内の信号電荷は、それぞれ水平方向に転送され、出力回路5を介して映像信号として出力される。
[1.2 固体撮像装置の断面構成]
図2に、本実施形態例の固体撮像装置1における1画素分の概略断面構成を示す。本実施形態例では、本発明における第1導電型をN型とし、第2導電型をP型として説明する。
本実施形態例の固体撮像装置1は、半導体基板12と、半導体ウェル層13と、図示しない基板電圧電源とを含んで構成されている。また、半導体ウェル層13には、画素7を構成する受光部2、蓄積容量部8、読み出しゲート部26、垂直転送レジスタ3、電子シャッタ調整層14、第1及び第2の暗電流抑制部18,23が形成されている。
半導体基板12は、例えばシリコンからなるN型のCZ基板により構成されている。また、半導体基板12には、図示しない基板電圧電源が接続されている。基板電圧電源は、受光部2における受光期間と、蓄積容量部8から垂直転送レジスタ3への信号電荷の読み出し、及び垂直転送レジスタ3による信号電荷の転送期間とで、異なる基板電圧Vsubを半導体基板12に供給する。この基板電圧電源は素子の外部に持つことができるが、固体撮像装置1内部に基板電圧発生回路として持つ構成も可能である。
半導体ウェル層13は、半導体基板12上に形成されたP型のエピタキシャル層により構成されている。本実施形態例では、半導体ウェル層13の、半導体基板12に面する側とは反対側の面が、受光面とされる。
受光部2は、N型の低濃度不純物領域(N領域)17と、P型の低濃度不純物領域(P領域)16とから構成されている。N領域17は、半導体ウェル層13の受光面側に形成されている。P領域16は、N領域17に対して受光面とは反対側の領域に、N領域に接するように形成されている。すなわち、本実施形態例の受光部2は、N領域17と後述する上部の暗電流抑制部18および下部のP領域16との接合面を有して構成されるフォトダイオードから構成されている。受光部2では、受光面から入射した光が接合面によって光電変換し、光量に応じた信号電荷が生成される。
蓄積容量部8は、N型の不純物領域(N領域)22とP型の高濃度不純物領域(P領域)21とから構成されており、半導体ウェル層13に形成された受光部2に隣接して形成されている。N領域22は、半導体ウェル層13の受光面側であって、受光部2を構成するN領域17に対して水平方向に隣接する領域に形成されている。P領域21は、N領域22に対して受光面とは反対側の領域に、N領域22に接するように形成されている。すなわち、N領域22と後述する上部の暗電流抑制部23および下部のP領域21との接合により電位の井戸が形成され、受光部2において生成された信号電荷が、このN領域22において蓄積される。ここで、蓄積容量部8の静電ポテンシャルは、受光部2の静電ポテンシャルよりも深くなるように構成されている。
第1の暗電流抑制部18は、半導体ウェル層13に形成された受光部2の受光面側の最表面に形成されている。また、第2の暗電流抑制部23は、蓄積容量部8の受光面側の最表面に形成されている。この第1及び第2の暗電流抑制部18,23は、P型の高濃度不純物領域からなり、受光部2から蓄積容量部8に渡り一体に形成されている。第1及び第2の暗電流抑制部18,23では、受光面の界面で発生する暗電流をP型の高濃度不純物領域の多数キャリアである正孔により抑制する。すなわち、本実施形態例の受光部2及び蓄積容量部8では、HAD(Hole-Accumulation Diode HAD:登録商標)構造、いわゆる埋め込みフォトダイオードが構成されている。
電子シャッタ調整層14は、半導体基板12の、半導体ウェル層13に面する側の受光部2に対向する領域に、N型の高濃度不純物領域により形成されている。また、この電子シャッタ調整層14は、蓄積容量部8が形成された領域から、受光部2側へ、水平方向に所定のオフセット領域24だけ離して形成されている。このオフセット領域24は、後述するように、半導体基板12、及び半導体ウェル層13の電位分布が最適化されるように決定されるものである。
読み出しゲート部26は、読み出しチャネル27と、読み出し電極28aとから構成される。読み出しチャネル27は、半導体ウェル層13表面に形成された蓄積容量部8に隣接する領域に、P型またはN型の低濃度不純物領域により形成されている。また、読み出し電極28aは、読み出しチャネル27上部にゲート絶縁膜29を介して形成されている。
垂直転送レジスタ3は、垂直転送チャネル25と、垂直転送電極28とから構成されている。垂直転送チャネル25は、読み出しチャネル27に隣接する領域に、N型の不純物領域により構成されている。これらの垂直転送チャネル25下には、P型の不純物領域により構成された転送部半導体ウェル層33が形成されている。
垂直転送電極28は、半導体ウェル層13に形成された垂直転送チャネル25上部に、ゲート絶縁膜29を介して形成されている。図示しないが、垂直転送電極28は水平方向に複数本形成されており、蓄積容量部8に隣接する部分では、読み出し電極28aを兼ねるように形成されている。垂直転送レジスタ3では、読み出しゲート部26により垂直転送チャネル25に読み出された信号電荷は、水平方向に形成された複数本の垂直転送電極28に、例えば4相の垂直転送パルスが印加されることにより、垂直方向に転送される。
本実施形態例では、ゲート絶縁膜29は、半導体ウェル層13上部全面に共通に形成されている。そして、これらの画素7を構成する受光部2、蓄積容量部8、垂直転送レジスタ3を囲む領域には、P型の高濃度不純物領域により、隣接する画素を分離するチャネルストップ部15が形成されている。
遮光膜31は、垂直転送電極28等の電極を含む半導体ウェル層13上部の、受光部2の開口領域を除く面を、層間絶縁膜30を介して被覆するように形成されている。すなわち、読み出しゲート部26や垂直転送レジスタ3も遮光膜31によって覆われている。このとき、蓄積容量部8上部の遮光膜31の端部は、受光部2側に所定の領域だけ張り出した張り出し部31aを有して形成されている。
次に、図3Aを用いて、本実施形態例の固体撮像装置1が有するポテンシャルプロファイルについて説明する。以下の説明において、半導体基板12と半導体ウェル層13を区別せずに説明する場合には「基板」と総称する。
図3Aは、図2のA−A’、B−B’、C−C’線上に沿う基板の電位を示した電位分布図である。A−A’は、受光部2と電子シャッタ調整層14を含む、基板の垂直方向における電位分布で、B−B’は受光部2と、オフセット領域24を含む、基板の垂直方向における電位分布である。また、C−C’は、蓄積容量部8を含む、基板の垂直方向における電位分布である。
図3Aで示す一点鎖線は、基板電圧Vsubを第1の電位(以下、Low)に設定したときの、A−A’線上に沿う電位Valである。また、図3Aで示す二点鎖線は、基板電圧Vsubを第1の電位よりも高い電位である第2の電位(以下、High)に設定したときの、A−A’線上に沿う電位Vahである。また、図3Aに示す破線は、基板電圧VsubをHighに設定したときのB−B’線上に沿う電位Vbhである。また、図3Aに示す実線は、C−C’線上に沿う蓄積容量部8の電位Vcである。
図3AAに示すように、基板電圧VsubがLowに設定されている場合には、A−A’線上に沿う電位Valは、受光部2を構成するN領域17における電位がP領域16や半導体ウェル層13よりも深くなるように構成されている。すなわち、受光部2のN領域17において、浅い電位の井戸が形成されている。このN領域17の不純物濃度は、従来用いられている一般的なHAD構造を有する受光部よりも1V程度浅いポテンシャルに設定されている。
また、基板電圧VsubがLowの場合、図示しないが、B−B’線上に沿う電位も、A−A’線上に沿う電位Valと同様とされる。図3Aでは、受光部2を構成するP領域16下部の半導体ウェル層13の電位が、一部ニュートラル(空乏化していない)状態に描かれているが、空乏化していてもよい。ただし、オーバーフロードレイン型のCCD型固体撮像装置では空乏化させることで信号電荷を基板側に溢れさせるため、通常は図3Bに示すように空乏化させる。ニュートラルである場合は、過剰な光による過剰な電荷が横方向に広がり、垂直転送レジスタに流れ込み、所謂ブルーミング画像となるおそれがある。このため、P領域16下部の半導体ウェル層13の電位は、空乏化していることが好ましい。
次に、基板電圧VsubがHighに設定されている場合には、A−A’線上に沿う電位Vahは、N型の高濃度不純物領域からなる電子シャッタ調整層14の効果で、全体的に深い方に引っ張られる。そして、半導体基板12側に向けてより深くなるように、電位Vahが変化される。また、B−B’線上では、オフセット領域24により電子シャッタ調整層14が形成されていないので、半導体基板12側で若干電位が深くなるのみで、受光部2付近における電位Vbhは、基板電圧VsubがLowのときと略等しい値に維持される。
また、C−C’線上に沿う電位Vcは、蓄積容量部8を構成するN領域22と、比較的不純物濃度の濃いP領域21および第2の暗電流抑制部23との接合面の効果により、受光部2よりも深い電位の井戸が形成されるような構成とされている。このような構成では、第2の暗電流抑制部23がゼロ電位で、N領域22の電位を表面方向で浅くなるように吊り上げている。電気的容量もN領域22に対して、上部と下部のP領域(第2の暗電流抑制部23と、P領域21)があることで二つの容量の和となるので、電気的容量は増加する。
[1.3 固体撮像装置の製造方法]
図4,図5を用いて、以上の構成を有する固体撮像装置の製造方法を説明する。図4において、図2に対応する部分には、同一符号を付し重複説明を省略する。
まず、図4Aに示すように、例えばCZ基板等のN型の半導体基板12を準備し、その半導体基板12上部の所定の位置に、N型の不純物を高濃度にイオン注入することにより、電子シャッタ調整層14を形成する。
次に、図4Bに示すように、エピタキシャル成長法を用いて、P型のエピタキシャル層からなる半導体ウェル層13を形成する。
次に、図4Cに示すように、半導体ウェル層13の垂直転送レジスタ3が形成される領域の所定の深さに、P型の不純物をイオン注入することにより、転送部半導体ウェル層33を形成する。転送部半導体ウェル層33上の所定の領域に、N型の不純物をイオン注入することにより、垂直転送チャネル25を形成する。また、垂直転送チャネル25に隣接する領域に、P型の不純物をイオン注入することにより、チャネルストップ部15を形成する。
次に、図5Dに示すように、半導体ウェル層13表面の所定に位置に、P型の不純物、及びN型の不純物を低濃度にイオン注入することにより、P領域16及びN領域17からなる受光部2を形成する。また、半導体ウェル層13表面の所定の位置に、P型の不純物を高濃度にイオン注入し、N型の不純物をイオン注入することにより、P領域21及びN領域22からなる蓄積容量部8を形成する。そして、蓄積容量部8及び受光部2が形成された領域の半導体ウェル層13最表面に、P型の不純物を高濃度にイオン注入することにより、第1及び第2の暗電流抑制部18,23を形成する。そして、蓄積容量部8が形成された領域と、垂直転送チャネル25が形成された領域との間の領域が、読み出しゲート部26を構成する読み出しチャネル27とされる。
次に、図5Eに示すように、半導体ウェル層13上部にゲート絶縁膜29を形成し、ゲート絶縁膜29上に、垂直転送電極28を形成する。垂直転送電極28は、垂直転送チャネル25上部に、複数水平方向に複数本形成する。また、図5Eに示すように、読み出しチャネル27に隣接する垂直転送チャネル25上部の垂直転送電極28は、読み出しチャネル27上部にまで延長して形成する。これにより、垂直転送電極28が読み出し電極28aを兼ねる構成とすることができる。
そして、所望の電極が形成された後、受光部2を除く領域に、層間絶縁膜30を介して遮光膜31を形成する。この遮光膜31は、所望の配線層を兼ねる構成としてもよい。そして、基板に、受光期間と、非受光期間とで異なる電位を印加する基板電圧電源を接続する。また、読み出しチャネル上部に読み出し電極を形成し、第1の露光期間後及び、第1の露光期間とは異なる露光期間を有する第2の露光期間後に読み出しパルスを印加する電極配線を形成する。このようにして、図2に示す固体撮像装置1が形成される。
その他、図示しないが、遮光膜31の上層には、所望の配線層や、平坦化膜、カラーフィルタ、オンチップレンズ等、従来の固体撮像装置と同様の層が形成され、本実施形態例の固体撮像装置1が完成する。
本実施形態例では、半導体ウェル層13を、P型のエピタキシャル成長層より構成する例としたが、N型のエピタキシャル成長層で構成してもよい。その場合には、前記N型のエピタキシャル成長層内に、マトリックス状に配置された複数の画素7を含むようにP型の不純物をイオン注入してPウエル(半導体ウェル層13に相当する)を形成する。さらに、受光部2を構成するP領域のプロファイルを機能実現上、本実施形態例と異なるようにする必要がある。
また、電子シャッタ調整層14は、半導体ウェル層13を形成した後、N型の不純物を高エネルギーで高濃度にイオン注入することにより形成してもよい。また、本実施形態例では、電子シャッタ調整層14は、半導体基板12側に埋め込んで形成したが、半導体基板12に接するように形成してもよい。
また、本実施形態例では、第1及び第2の暗電流抑制部18,23を一度に形成する例としたが、分けて形成してもよく、また、垂直転送電極28が形成された後に形成してもよい。
また、本実施形態例では、ゲート絶縁膜29を、半導体ウェル層13全面に形成する例としたが、垂直転送チャネル25及び読み出しチャネル27上部のゲート絶縁膜29と、受光部2や、蓄積容量部8上に形成される他の絶縁膜を別々に形成してもよい。
また、受光部2や、蓄積容量部8は、図5Eに示す工程の後に形成してもよい。
[1.4 固体撮像装置の駆動方法]
次に、本実施形態例の固体撮像装置1の駆動方法について説明する。まず、本実施形態例の固体撮像装置1における実際の駆動に先立ち、受光部2及び蓄積容量部8における信号電荷の生成、蓄積の原理を、図3Aを用いて説明する。
図3Aに示すように、基板電圧VsubがLowに設定されている場合には、A−A’線上に沿う電位Valは、N領域17における電位がP−領域16や半導体ウェル層13よりも深くなっている。また、基板電圧VsubがLowの場合、図示しないが、B−B’線上に沿う電位も、A−A’線上に沿う電位Valと略同様になる。また、C−C’線上に沿う電位Vcは、蓄積容量部8を構成するN領域22とP領域21との接合面の効果で、受光部2よりも深い電位の井戸が形成されている。
このため、基板電圧VsubがLowに設定されているとき受光部2で生成された信号電荷は、受光部2に蓄積されることなく、垂れ流し的に蓄積容量部8に転送され、蓄積容量部8で蓄積保持される。本実施形態例では、基板電圧VsubがLowのときを「受光期間」とする。
次に、基板電圧VsubがHighに設定されている場合には、A−A’線上に沿う基板の電位Vahは、N型の高濃度不純物領域により電子シャッタ調整層14が形成されているので、電位は全体的に深い方に引っ張られる。また、B−B’線上では、電子シャッタ調整層14が形成されていないので、半導体基板12側で若干電位が深くなるのみで、受光部付近における電位Vbhは、基板電圧VsubがLowのときと変わらない。
このため、基板電圧VsubがHighに設定されているとき、受光部2で生成された信号電荷は、A−A’線上に沿う電位Vahが、B−B’線上に沿う電位Vbhよりも深く形成されるので、蓄積容量部8に転送されない。また、A−A’線上に沿う電位Vahは、電子シャッタ調整層14の効果で、P型の半導体ウェル層13のバリアーが押し下げられ、半導体基板12側に向けて深くなっている。このため、受光部19で生成された信号電荷は半導体基板12側に掃き出される。すなわち、基板電圧VsubがHighに設定されている場合には、受光部2で光電変換された信号電荷は、蓄積容量部8に流れ込まず、半導体基板12側に掃き出される。本実施形態例では、基板電圧VsubがHighのときを「非受光期間」とする。
さらに、このとき、B−B’線上に沿う電位Vbhのうち、受光部2付近における電位がオフセット領域24の効果により、基板電圧VsubがLowのときと近い値に維持される。これにより、蓄積容量部20に蓄積保持された信号電荷が、受光部19側に逆流することがない。また、これにより、蓄積容量部8に蓄積された信号電荷は、基板電圧VsubがHighになっても、受光部2における電位Vcの浅い位置付近までの信号電荷量を保持することができる。
以上の信号電荷の生成、蓄積の原理に基づいて、本実施形態例の固体撮像装置の駆動方法を図6〜図8を用いて説明する。図6は、本実施形態例の固体撮像装置1の駆動時のタイミングチャートである。また、図7及び図8は、本実施形態例の固体撮像装置1における、1画素分の、受光部2、蓄積容量部8、読み出しゲート部26、垂直転送レジスタ3における電位の井戸を概略的に示し、信号電荷の転送の様子を概略的に示したものである。図7,図8において、図2に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
まず、基板電圧VsubをLowにし、受光期間を開始する。受光期間が開始されると共に、受光部2では第1の露光期間Tの短秒露光が開始される。短秒露光では、図7Aに示すように、光Lが受光部2に入射し光電変換することで生成された信号電荷32aは、基板電圧VsubがLowであるので、垂れ流し的に蓄積容量部8に転送され、蓄積保持される。これにより、固体撮像装置1の全画素において、同時刻に受光部2で光電変換された信号電荷32aが、蓄積容量部8に蓄積保持される。
次に、読み出し電極28aに読み出しパルスφVtを印加することにより、短秒露光を終了する。読み出しパルスφVtの印加により、短秒露光時に蓄積容量部8に蓄積された信号電荷32aは、図7Bに示すように全画素同時に垂直転送チャネル25に読み出される。読み出しパルスのOFFの後、垂直転送電極28への垂直転送パルスφVの印加により、全画素の信号電荷が同時に垂直方向に転送される。また、このとき、基板電圧Vsubは、Lowのままであるから、短秒露光の終了と同時に第2の露光期間2T(>T)の長秒露光が開始される。図8Cに示すように、長秒露光時に、光Lの光電変換により生成された信号電荷32bは、蓄積容量部8に垂れ流し的に転送されている。すなわち、基板電圧VsubがLowである場合は、随時受光部2で生成された信号電荷32bは蓄積容量部8に転送される。このため、短秒露光によって生成された信号電荷32aを読み出すための読み出しパルスφVtを印加する1μs程度の期間後すぐに長秒露光が開始される。
その後、基板電圧VsubをHighにすることにより、長秒露光を終了し、非受光期間を開始する。基板電圧VsubをHighにすることにより、図8Dに示すように、非受光期間に受光部2で生成された信号電荷32は、半導体基板12側に掃き出されて蓄積容量部8には転送されない。つまり、基板電圧VsubをHighにすることにより、非受光期間が開始されると共に、全画素同時刻で長秒露光が終了する。
そして、短秒露光で生成された信号電荷32aがすべて垂直転送を終了された後に、読み出しパルスφVtが印加され、図8Eに示すように、長秒露光で生成された信号電荷32bが全画素同時に垂直転送チャネル25に読み出される。そして、垂直転送パルスφVの印加により、信号電荷32bは全画素同時に垂直方向に転送される。
本実施形態例では、長秒露光で生成された信号電荷32bは、短秒露光終了後から長秒露光で生成された信号電荷32bを読み出すための読み出しパルスφVtを印加するまでの期間a(図6)において、信号電荷を蓄積容量部に蓄積、保持している。そして、短秒露光で生成された信号電荷32aがすべて垂直転送を終了した後に、読み出しパルスφVtを印加することにより、長秒露光で生成された信号電荷32bが垂直転送チャネル25に読み出される。すなわち、短秒露光で生成された信号電荷32aの垂直転送が終了するタイミングが、長秒露光が終了するタイミングよりも遅くても、長秒露光で生成された信号電荷32bは蓄積容量部8で蓄積保持されることとなる。
垂直転送レジスタ3により垂直方向に転送された信号電荷32a,32bは、水平転送レジスタ4により水平方向に転送され、出力回路5を介して映像信号となって出力される。また、本実施形態例では、短秒露光で生成された信号電荷の垂直転送と水平転送が1水平ラインごとに順次的に行われる。このため、短秒露光による信号電荷の出力部での読み出し終了後に、長秒露光による信号電荷が垂直転送チャネルに読み出され、垂直転送や水平転送が行われる。
本実施形態例の固体撮像装置1において動画を撮影する場合には、再度基板電圧VsubをLowにし、次のフィールドの短秒露光、長秒露光を繰り返し行う。
本実施形態例の固体撮像装置1では、短秒露光及び長秒露光によって得られた信号を演算することにより、広ダイナミックレンジの信号が得られる。
従来の固体撮像装置では、図11で示したように、長秒露光の終了は、読み出しパルスの印加によって決定されるため、読み出しパルスが印加されるタイミング似合わせて長秒露光がなされ、長秒露光が1フィールド期間より短い場合に短秒露光と長秒露光との間の時間間隔が大きくなっていた。本実施形態例では、長秒露光の終了後、次の読み出しパルスが印加されるまでの期間aだけ、長秒露光で得られた信号電荷は、蓄積容量部8に蓄積保持される。このため、長秒露光を行うタイミングを読み出しパルスのタイミングに合わせて行う必要がない。
本実施形態例の固体撮像装置1では、短秒露光及び長秒露光が行われる期間中、基板電圧VsubをLowに設定しておくことにより、受光部2によって生成された信号電荷を垂れ流し的に蓄積容量部8に転送することができる。そして、短秒露光と長秒露光との間の時間間隔を、短秒露光後の読み出しパルスが印加される数μsとすることができる。すなわち、従来の固体撮像装置に比較すると、短秒露光と長秒露光との間の時間間隔を、蓄積容量部で信号電荷を蓄積保持する期間a分だけ縮小することが可能となる。この読み出しパルスが印加される間にも、基板電圧VsubはLowであるために受光部2で生成された信号電荷は蓄積容量部8に転送されているため、短秒露光と長秒露光との間の時間間隔は実効的に無くなる。このため、動く被写体を撮影する場合にも画像のずれが低減され、広ダイナミックレンジ信号の演算を好適に行うことができる。
また、図7A,図8Cで示したように、受光部2で生成された信号電荷32a,32bは、蓄積容量部8に垂れ流し的に転送されるため、受光部2と蓄積容量部8間に転送電極が必要なく、構造が簡易である。このため、受光部2の開口や、蓄積容量部8等の面積を大きくとることができ、感度やダイナミックレンジの増大が可能となる。また、受光部2と蓄積容量部8間に転送電極が無いため、信号電荷の転送中に、シリコンからなる基板界面が空乏化されないので、暗電流の増加を抑制できる。
また、受光部2は、分光感度特性を確保するために、空乏層をのばす必要があり、静電ポテンシャルの深い位置が基板表面から深めの位置に設定されやすい。ところが、蓄積容量部8は、信号電荷の蓄積・保持に特化できるので、静電ポテンシャルの一番深い位置を、基板表面から浅い位置に設定可能で、これにより、読み出し電圧の低電圧化が行いやすい。
また、従来の固体撮像装置では、受光部において、信号電荷の生成と蓄積が行われていた。本実施形態例の固体撮像装置1によれば、受光部2で信号電荷の蓄積を行わないため、受光部2の静電ポテンシャルを、従来のような、受光部において蓄積も行う受光部の静電ポテンシャルに比較して数ボルト浅く形成することができる。これにより、受光部2の最大電界を低減できる。これにより、電界起因の暗電流増を低減することができる。
また、本実施形態例の固体撮像装置1では、受光部2及び蓄積容量部8には、HAD構造による第1及び第2の暗電流抑制部18,23が形成されており、表面が常に正孔でみたされている。このため、基板を構成するシリコンや、ゲート絶縁膜29等を構成する酸化膜界面から発生する暗電流を抑制できる。
また、本実施形態例によれば、蓄積容量部8は遮光膜31により遮光されている。これにより、図6,図7に示すように、受光期間中、及び受光前後の期間においても、光Lが蓄積容量部8に透過し、光電変換することを防いでいる。
また、本実施形態例によれば、遮光膜31が、蓄積容量部8から受光部2側に張り出し部31aを有するように形成されている。このため、基板電圧VsubがHighとなって、受光期間が終了した後も、入射する光Lのうち、蓄積容量部8近傍に入射した光が、蓄積容量部8に一種のスミアとして入り込むことが抑制される。
また、本実施形態例によれば、図2に示すように蓄積容量部8を構成するN領域22の下部に、比較的高濃度のP領域21を有することで、N領域22とP領域21の接合面に形成される空乏層容量を増大することができる。またこれにより、蓄積容量部8へのスミアの混入が抑制される。
〈2.第2の実施形態〉
図7に、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の概略断面構成を示す。図7において、図2に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
本実施形態例の固体撮像装置41は、第1の実施形態における固体撮像装置の、第2の暗電流抑制部の構成を一部変更した例である。
本実施形態例では、蓄積容量部8における第2の暗電流抑制部44が、暗電流抑制電極42と直流電圧電源43とで構成されている。暗電流抑制電極42は、半導体ウェル層13の蓄積容量部8上部に、ゲート絶縁膜29を介して形成されている。
この固体撮像装置41においても、図7のA−A’、B−B’、C−C’線上に沿う基板の電位は、第1の実施形態で説明した図3Aと同様のプロファイルを有するものである。
また、固体撮像装置41における第2の暗電流抑制部44は、第1の実施形態で示した製造方法において、図5Eに示す工程で第2の暗電流抑制部23を形成せずに、図5Fに示す工程で、暗電流抑制電極42を形成することにより形成することができる。その他の製造工程は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態例の固体撮像装置41では、暗電流抑制電極42に直流電圧電源43により、常時負電圧のバイアス電圧が印加されることで、蓄積容量部8を構成するN領域22の表面が反転し、正孔で満たされる。これにより、蓄積容量部8の界面で発生する暗電流が、正孔にて再結合を受けるので、蓄積容量部8における暗電流を抑制することができる。本実施形態例では、暗電流抑制電極42に負電圧のバイアス電圧を印加する構成としたが、暗電流抑制電極42と、遮光膜31とを電気的に接続し、暗電流抑制電極42と、遮光膜31とに負電圧を印加する構成としてもよい。これにより、各画素に負電圧を加えるための配線を簡略化することが可能となる。
本実施形態例の固体撮像装置41においても、第1の実施形態における固体撮像装置1と同様の駆動方法で駆動することができる。本実施形態例においても、短秒露光と長秒露光との間の時間間隔を縮小できる。このため、動く被写体を撮影する場合にも画像のずれが低減され、広ダイナミックレンジ信号の演算を好適に行うことができる。その他、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述の第1の実施形態及び第2の実施形態では、第1導電型をN型、第2導電型をP型として説明したが、第1導電型をP型、第2導電型をN型として構成してもよい。その場合は、固体撮像装置に印加される所望のパルスは、上述の例とは逆極性のパルスが印加される。
本発明は、固体撮像装置への適用に限られるものではなく、撮像装置にも適用可能である。ここで、撮像装置とは、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、携帯電話機などの撮像機能を有する電子機器のことを言う。なお、電子機器に搭載される上記モジュール状の形態、即ちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
以下に、本発明の固体撮像装置を用いた電子機器について説明する。
〈3.第3の実施形態〉
図9に本発明の第3の実施形態に係る電子機器200の概略構成を示す。
本実施形態例の電子機器200は、上述した本発明の第1の実施形態における固体撮像装置1をカメラに用いた場合の実施形態を示す。
図9に、本実施形態例に係る電子機器200の概略断面構成を示す。本実施形態に係る電子機器200は、静止画撮影が可能なデジタルスチルカメラを例としたものであるが、スチル画像に特定するものではない。
本実施形態に係る電子機器200は、固体撮像装置1と、光学レンズ210と、駆動回路212と、信号処理回路213とを有する。
光学レンズ210は、被写体からの像光(入射光)を固体撮像装置1の撮像面上に結像させる。これにより固体撮像装置1内に一定期間当該信号電荷が蓄積される。
駆動回路212は、固体撮像装置1の転送動作信号を供給する。駆動回路212から供給される駆動信号(タイミング信号)により、固体撮像装置1の信号転送を行なう。信号処理回路213は、各種の信号処理を行う。この信号処理回路213では、図示しないが、短秒露光で得られた信号電荷と、長秒露光で得られた信号電荷により、広ダイナミックレンジ信号を出力するための演算処理回路が構成されている。信号処理が行われた映像信号は、メモリなどの記憶媒体に記憶され、あるいはモニタに出力される。
本実施形態例の電子機器200では、固体撮像装置において、短秒露光及び長秒露光によって得られた信号により、広ダイナミックレンジの画像を得ることができる。また、短秒露光及び長秒露光の間の時間間隔が縮小されているので、動く被写体を撮影する場合にも、広ダイナミックレンジ信号の演算が好適に行われ、画質の向上が図られる。
固体撮像装置1を適用できる電子機器としては、デジタルスチルカメラに限られるものではなく、デジタルカメラ、携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールなどの静止画および動画の撮像装置に適用可能である。
本実施形態例においては、固体撮像装置1を電子機器に用いる構成としたが、前述した第2の実施形態における固体撮像装置を用いることもできる。
1・・固体撮像装置
2・・受光部
3・・垂直転送レジスタ
4・・水平転送レジスタ
5・・出力回路
6・・基板
7・・画素
8・・蓄積容量部
12・・半導体基板
13・・半導体ウェル層
14・・電子シャッタ調整層
15・・チャネルストップ部
16・・P−領域
17・・N−領域
18・・第1の暗電流抑制部
19・・受光部
20・・蓄積容量部
21・・P+領域
22・・N領域
23・・第2の暗電流抑制部
24・・オフセット領域
25・・垂直転送チャネル
26・・読み出しゲート部
27・・読み出しチャネル
28・・垂直転送電極
29・・ゲート絶縁膜
30・・層間絶縁膜
31・・遮光膜

Claims (16)

  1. 基板と、
    露光期間の異なる第1の露光期間と第2の露光期間とを含む受光期間に前記基板に第1の電位を印加し、非受光期間に前記基板に第2の電位を印加する基板電圧電源と、
    前記基板の表面側に形成され、受光した光に応じた信号電荷を生成する受光部と、前記受光部に隣接して形成され、前記基板に第1の電位が印加されたときに、前記受光部で生成された信号電荷が転送され、前記信号電荷を蓄積保持する蓄積容量部と、前記基板内の前記受光部に対向する領域であって、前記蓄積容量部から所定のオフセット領域だけ離した領域に形成され、前記基板に第2の電位が印加されたときに前記受光部で生成された信号電荷が前記基板の裏面側に掃き出されるように基板の電位分布を調整する電子シャッタ調整層と、前記蓄積容量部に蓄積された信号電荷を第1の露光期間後、及び第2の露光期間後に読み出す読み出しゲート部と、前記読み出しゲート部により読み出された信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送レジスタと、を含んで構成される複数の画素と、
    を含み、
    前記第1の露光期間に生成された信号電荷が前記垂直転送レジスタで垂直方向に転送されている期間中に前記第2の露光期間が開始し、前記第2の露光期間に生成された信号電荷が前記蓄積容量部に蓄積保持される
    固体撮像装置。
  2. 前記基板は、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第2導電型の半導体ウェル層から構成され、
    前記受光部は、第1導電型の不純物領域と第2導電型の不純物領域との接合面を有して前記半導体ウェル層に形成され、
    前記蓄積容量部は、第1導電型の不純物領域と第2導電型の不純物領域との接合面を有して構成され、
    前記電子シャッタ調整層は、前記半導体基板と前記半導体ウェル層との間に、第1導電型の不純物領域により形成される
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記蓄積容量部の静電ポテンシャルは、前記受光部の静電ポテンシャルよりも深く形成される
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記オフセット領域上部の、前記受光部と前記蓄積容量部の間の領域の静電ポテンシャルは、前記受光期間と、前記非受光期間とで、略等しい値を維持する
    請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記蓄積容量部の光入射側上部に遮光膜を有し、前記遮光膜の端部は前記受光部側に張り出した張り出し部を有する
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記遮光膜は、さらに、前記垂直転送レジスタ部上部にも形成されている
    請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 前記遮光膜は、前記受光部の開口領域を除く領域を覆って形成される
    請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 前記受光部と前記蓄積容量部に暗電流抑制部が形成され、
    前記受光部及び前記蓄積容量部の前記暗電流抑制部は、前記受光部及び前記蓄積容量部の光入射側表面に形成された第2導電型の不純物領域により構成される
    請求項5記載の固体撮像装置。
  9. 前記受光部と前記蓄積容量部に暗電流抑制部が形成され、
    前記受光部の前記暗電流抑制部は、前記受光部の光入射側表面に形成された第2導電型の不純物領域により構成され、
    前記蓄積容量部の前記暗電流抑制部は、前記蓄積容量部の光入射側上部に形成された暗電流抑制電極と、前記暗電流抑制電極に直流電圧を印加する直流電圧電源により構成される
    請求項5記載の固体撮像装置。
  10. 前記暗電流抑制電極は、前記遮光膜と電気的に接続される
    請求項9記載の固体撮像装置。
  11. 前記第1の露光期間後、及び第2の露光期間後の信号電荷の読み出しは、全画素同時に行われる
    請求項1記載の固体撮像装置。
  12. 基板と、
    露光期間の異なる第1の露光期間と第2の露光期間とを含む受光期間に前記基板に第1の電位を印加し、非受光期間に前記基板に第2の電位を印加する基板電圧電源と、
    前記基板の表面側に形成され、受光した光に応じた信号電荷を生成する受光部と、前記受光部に隣接して形成され、前記基板に第1の電位が印加されたときに、前記受光部で生成された信号電荷が転送され、前記信号電荷を蓄積保持する蓄積容量部と、前記基板内の前記受光部に対向する領域であって、前記蓄積容量部から所定のオフセット領域だけ離した領域に形成され、前記基板に第2の電位が印加されたときに前記受光部で生成された信号電荷が前記基板の裏面側に掃き出されるように基板の電位分布を調整する電子シャッタ調整層と、前記蓄積容量部に蓄積された信号電荷を第1の露光期間後、及び第2の露光期間後に読み出す読み出しゲート部と、前記読み出しゲート部により読み出された信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送レジスタと、を含んで構成される複数の画素と、
    を有する固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記基板電圧電源により、前記基板に第1の電位を印加することにより、前記受光部で生成された信号電荷の前記蓄積容量部への転送を開始することにより第1の露光期間を開始し、前記読み出しゲート部により前記第1の露光期間で蓄積された前記蓄積容量部を読み出すことにより、前記第1の露光期間を終了し、引き続き第2の露光期間を開始し、
    前記基板電圧電源により、前記基板に第2の電位を印加することで、前記第2の露光期間を終了し、前記受光部で生成された信号電荷を前記基板に掃き出す
    固体撮像装置の駆動方法。
  13. 前記受光期間の開始及び終了、並びに、蓄積容量部からの信号電荷の読み出しは、前記基板に形成された全画素の受光部において同時刻になされる
    請求項12記載の固体撮像装置の駆動方法。
  14. 前記第1の露光期間に生成された信号電荷が前記垂直転送レジスタで垂直方向に転送されている期間中に前記第2の露光期間を開始し、前記第2の露光期間に生成された信号電荷を前記蓄積容量部に蓄積保持する
    請求項12に記載の固体撮像装置の駆動方法。
  15. 光学レンズと、
    基板と、露光期間の異なる第1の露光期間と第2の露光期間とを含む受光期間に前記基板に第1の電位を印加し、非受光期間に前記基板に第2の電位を印加する基板電圧電源と、前記基板の表面側に形成され、受光した光に応じた信号電荷を生成する受光部と、前記受光部に隣接して形成され、前記基板に第1の電位が印加されたときに、前記受光部で生成された信号電荷が転送され、前記信号電荷を蓄積保持する蓄積容量部と、前記基板内の前記受光部に対向する領域であって、前記蓄積容量部から所定のオフセット領域だけ離した領域に形成され、前記基板に第2の電位が印加されたときに前記受光部で生成された信号電荷が前記基板の裏面側に掃き出されるように基板の電位分布を調整する電子シャッタ調整層と、前記蓄積容量部に蓄積された信号電荷を第1の露光期間後、及び第2の露光期間後に読み出す読み出しゲート部と、前記読み出しゲート部により読み出された信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送レジスタと、を含んで構成され、前記光学レンズに集光された光が入射される固体撮像装置であって、前記第1の露光期間に生成された信号電荷が前記垂直転送レジスタで垂直方向に転送されている期間中に前記第2の露光期間が開始し、前記第2の露光期間に生成された信号電荷が前記蓄積容量部に蓄積保持される固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置から出力される出力信号を処理する信号処理回路と、
    を含む電子機器。
  16. 前記第1の露光期間後に蓄積された信号電荷と、前記第2の露光期間後に蓄積された信号電荷とにより、広ダイナミックレンジの演算を行う演算処理回路を有する
    請求項15記載の電子機器。
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