JP5375051B2 - インバータの放電装置 - Google Patents

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本発明は、インバータの放電装置に関するものである。
インバータを介して直流電源にて交流モータを駆動するものが知られている(特許文献1)。この装置では、インバータやモータを保守、点検、修理する前に、平滑用蓄電手段(平滑用コンデンサ)に溜まった電荷をモータの巻き線抵抗に流して放電させる。
特許第3289567号公報
しかしながら、上記従来の放電装置では、モータのトルク指令電流値をゼロに設定したうえで励磁電流指令値を非ゼロにしているので、回転子位置センサなどモータ制御系を構成する部品の検出精度が悪いと、モータにトルクが発生してしまうといった問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、モータのトルクを最小限に抑制しつつ平滑用蓄電手段の電荷を放電することができるインバータの放電装置を提供することである。
本発明は、インバータの蓄電手段に蓄電された電荷を、当該インバータのスイッチング素子回路に変位電流として流すにあたり、対をなすスイッチング素子のON期間が互いに重ならず且つ所定時間以上のデッドタイムを設定した周波数で、複数対のスイッチング素子のうち、一方側の複数のスイッチング素子をONとし、他方側の複数のスイッチング素子をOFFとすることを交互に動作させることによって、上記課題を解決する。
本発明によれば、スイッチング素子をONしたときに当該スイッチング素子回路に変位電流(リカバリ電流)が流れ、蓄電手段に蓄電された電荷を放電させることができるが、所定時間以上のデッドタイムが設けられているので、放電時にモータトルクが発生してもこれを抑制することができる。
以下、上記発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、上記発明の実施形態に係る電気自動車の駆動電源装置を示すブロック図である。詳細な図示は省略するが、本例の電気自動車は、三相交流電力の永久磁石モータ4を走行駆動源として走行する車両であり、モータ4は電気自動車の車軸に結合されている。
本例の電気自動車は、上述した三相交流モータ4と、モータ4の電源である、二次電池などで構成されるバッテリ1(直流電源)と、バッテリ1の直流電力を交流電力に変換するインバータ3と、直流電力を平滑化するためのコンデンサ5(蓄電手段)とを備え、バッテリ1は、リレー2(スイッチ手段)を介してインバータ3に接続されている。
リレー2は、車両のキースイッチ12のON/OFF操作に連動して、車両コントローラ11により開閉駆動する。すなわち、キースイッチ12がONのときリレー2が閉じ、OFFのときリレー12が開く。
インバータ3は、複数のスイッチング素子(絶縁ゲートバイポーラトランジスタIGBT)Tr1〜Tr6と、各スイッチング素子Tr1〜Tr6に並列に接続され、スイッチング素子Tr1〜Tr6の電流方向とは逆方向に電流が流れる整流素子(ダイオード)D1〜D6を有し、バッテリ1の直流電力を交流電力に変換して、モータ4に供給する。本例では、2つのスイッチング素子を直列に接続した3対の回路がバッテリ1に並列に接続され、各対のスイッチング素子間とモータ4の3相入力部とがそれぞれ接続されている。
図1に示す例でいえば、スイッチング素子Tr1とTr2、スイッチング素子Tr3とTr4、スイッチング素子Tr5とTr6がそれぞれ直列に接続され、スイッチング素子Tr1とTr2の間とモータ4のU相、スイッチング素子Tr3とTr4の間とモータ4のV相、スイッチング素子Tr5とTr6の間とモータ4のW相がそれぞれ接続されている。これらモータ4の各相U,V,Wに接続されるスイッチング素子の間の位置が上記発明に係る出力手段に相当する。なお、インバータ4の動作の詳細については後述する。
リレー2とインバータ3との間には、直流電力を平滑化するためのコンデンサ5がバッテリ1と並列に接続されている。
車両コントローラ11は、中央演算装置CPU、リードオンリメモリROMおよびランダムアクセスメモリRAMを備え、電気自動車のアクセル信号、ブレーキ信号、シフトポジション信号等に基づいてトルク指令値Tを算出し、モータコントローラ10に出力するとともに、起動要求指令と停止要求指令をモータコントローラ10に出力する。さらに、車両コントローラ11は、バッテリ1とインバータ3の間のリレー2を開閉する制御信号を出力し、これと同時にリレー開閉情報をモータコントローラ10へ出力する。
モータコントローラ10は、インバータ3の動作を制御する。すなわち、モータコントローラ10は、車両コントローラ11からのトルク指令値Tに基づいてパルス幅変調(PWM)信号を生成し、これをゲート駆動回路9へ出力する。ゲート駆動回路9は、生成されたPWM信号に基づいてインバータ3を構成する各スイッチング素子Tr1〜Tr6を所定のタイミングでON/OFF制御する。
ゲート駆動回路9は、スイッチング素子Tr1〜TR6の過熱異常や過電流異常状態を検出し、IGBT異常信号をモータコントローラ10へ出力する機能を備える。
また、ゲート駆動回路9は、コンデンサ5の電圧を検出する電圧センサ8からの信号を入力し、モータコントローラ10が認識できる波形レベルに変換し、コンデンサ電圧信号としてモータコントローラ10へ出力する。
以上のような制御を行う際に、モータコントローラ10は、モータ4に設けられた回転子位置センサ7(例えばレゾルバやエンコーダなど。回転数検出手段)からの出力であってモータ4の回転子位置θを示す位置センサ信号と、インバータ3からモータ4に供給される各相電流Iu、Iv、Iwを検出する電流センサ6(電流検出手段)からのフィードバック信号と、コンデンサ5の両端子間に接続された電圧センサ8(電圧検出手段)からのコンデンサ電圧信号を読み込む。
以上のゲート駆動回路9及びモータコントローラ10が上記発明に係る制御手段に相当する。
図2は、モータコントローラ10の要部を示すブロック図である。本例のモータコントローラ10は、電流指令値算出部21と、電流制御部22と、d−q/3相変換部23と、PWM信号生成部24と、3相/d−q変換部25と、θ(位相)演算部26と、回転数(電気角速度)演算部27と、放電制御部28とを備える。
電流指令値演算部21は、車両コントローラ11により算出されるトルク指令値Tと、回転数演算部27により演算されるモータ4の回転速度とに基づいて、d軸電流指令値Idおよびq軸電流指令値Iqを算出する。ここで、d軸電流とは、モータ4に流れる3相電流(Iu、Iv、Iw)の励磁電流成分であり、q軸電流とはトルク電流成分である。
電流制御部23は、d軸電流指令値Idおよびq軸電流指令値Iqと、後述する3相/d−q変換部25から入力されるd軸電流Idおよびq軸電流Iqとに基づいて、d軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを算出する。具体的には、電流指令値と実電流との偏差(Id−Id)、(Iq−Iq)をそれぞれ演算し、演算した偏差に対して、PI(比例・積分)演算を行うことにより、d軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを算出することができる。
d−q/3相変換部23は、電流制御部22により算出されたd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを、後述するθ(位相)演算部26で算出された位相θに基づいて、3相交流電圧指令値Vu、Vv、Vwに変換する。変換された3相交流電圧指令値Vu、Vv、Vwは、PWM信号生成部24に出力される。
PWM信号生成部24は、3相交流電圧指令値Vu、Vv、Vwと、三角波信号(キャリア信号)とに基づいて、インバータ3を制御するためのPWM信号を生成する。
3相/d−q変換部25は、電流センサ信号(Iu、Iv、Iw)をd軸電流Idおよびq軸電流Iqに変換する。
θ(位置)演算部26は、回転子位置センサ7からの信号に基づき、回転位相θを演算する。また、回転数演算部27は、この回転位相θを微分演算することで回転数(電気角速度)ωを演算する。
本例の放電制御部28は、車両コントローラ11からリレー2のOFFに伴う停止指令信号およびリレー遮断情報を入力すると、コンデンサ5に蓄電された電荷を放電するスイッチング素子の駆動条件の設定を行う。
ここでは、トルク電圧成分であるq軸電圧指令値Vqと、励磁電圧成分であるd軸電圧指令値Vdをともに0(ゼロ)Vに設定する。
なお本例において、モータ4を駆動制御する通常のモータ電流制御時と、モータ4の保守点検時などのようにコンデンサ5の蓄電荷を放電する放電制御時とのぞれぞれのq軸電圧指令値Vdおよびd軸電圧指令値Vdは、VdVd切替信号により切り替え選択できるように構成されている。
図3は、放電制御部28にて、q軸電圧指令値Vqおよびd軸電圧指令値Vdをともに0Vに設定した場合の、ゲート駆動回路からの各スイッチング素子Tr1〜Tr6へのゲート駆動信号GUP、GUN、GVP、GVN、GWP、GWNと、インバータ出力端子電圧Vu、Vv、Vwと、コンデンサ5からの出力電流Icapと、を示すタイミングチャートである。なお、図3におけるTはスイッチング素子のON周期を示し、DTは、Hiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5がOFF、かつLoサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6がOFFの期間(デッドタイム)を示す。
コンデンサ5からの出力電流Icapとは、スイッチング素子Tr1〜Tr6がOFFからONになる際に生じる変位電流(リカバリ電流)のことであり、スイッチング素子Tr1〜Tr6または整流素子D1〜D6の接合容量Cjと、スイッチング素子Tr1〜Tr6のスイッチング時の電圧変化量dV/dtとの積でその電流値が求められる(Icap=Cj×dV/dt)。
この変位電流Icapは、Hiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5およびLoサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6が交互に駆動する周波数、すなわち三角波信号のキャリア周波数fswの2倍の周波数2fswで発生し、特に駆動周波数を高くすることでコンデンサ5の放電時間を短縮することができる。
このときの放電時間Tdischargeは、コンデンサ5の静電容量をC、バッテリ電圧をVdc、スイッチング素子Tr1〜Tr6のスイッチング速度をdV/dtとしたときに、次式1で算出することができる。
[式1]
Tdischarge=C×Vdc/(∫Icap dt×2fsw)
本例における放電処理時のゲート駆動信号は、Hiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5のON期間と、Loサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6のON期間とが互いに重ならない周波数とされている。また、Hiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5同士のON期間も、Loサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6同士のON期間も、互いに重ならない周波数とされている。
つまり、対をなすスイッチング素子Tr1及びTr2、スイッチング素子Tr3及びTr4、スイッチング素子Tr5及びTr6それぞれのデッドタイムDTが所定時間以上に設定されている。換言すれば、各スイッチング素子Tr1〜Tr6のON期間が最小値又はこれに近似する値に設定されている。
次に、本例の放電処理について説明する。
図4は、電気自動車の走行終了時、すなわちキースイッチ12をOFFした時に、モータコントローラ10により行われる処理内容を示すフローチャートである。
ステップS10では、車両コントローラ11から入力される信号に基づいて、リレー2の遮断が完了したか否かを判定する。リレー2の遮断が完了していないと判定するとステップS10で待機するが、リレー2の遮断が完了したと判定するとステップS20へ進む。
ステップS20では、回転数(電気角速度)ωに基づいて、モータ4の回転子の回転数が所定値以下(ゼロ近傍)であるか否かを判定する。モータ4の回転子が所定の回転数以下になっていないと判定するとステップS20で待機するが、所定の回転数以下になったと判定するとステップS30へ進む。
ステップS30では、コンデンサ5に蓄積されている電荷の放出が完了したか否かをコンデンサ5の電圧値に基づいて判定する。すなわち、電圧センサ8に基づき検出されたコンデンサ電圧信号が放電完了電圧の閾値より低ければ、放電が完了したと判定してステップS90へ進み、そうでない場合はステップS40へ進む。
電圧センサ8により検出されたコンデンサ5の電圧が放電完了電圧以上の場合には放電処理が必要となるので、ステップS40へ進み、インバータ3の各スイッチング素子Tr1〜Tr6を駆動するPWM信号の停止命令を解除設定したのち、ステップS50へ進む。このステップS40の処理は、キースイッチのOFFによって、各スイッチング素子Tr1〜Tr6に対するPWM駆動信号の停止命令が車両コントローラ11からモータコントローラ10へ出力されているからである。
ステップS50では、PWM信号生成部24の三角波信号(キャリア信号)の周波数fswを通常の電流制御時よりも高く設定する。たとえば、モータ4を駆動制御する通常運転時のキャリア周波数が5kHzである場合は、これをたとえば35kHzに設定する。
さらにステップS50にて、放電制御部28から出力されるq軸電圧指令値Vqとd軸電圧指令値Vdをともに0Vに設定する。この0Vに設定されたd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqは、d−q/3相変換部23において、回転子位相θに基づいて3相交流電圧指令値Vu、Vv、Vwに変換され、これがPWM信号生成部24に出力される。そして、PWM信号生成部24からPWM信号の出力を開始した後、ステップS60へ進む。q軸電圧指令値Vqとd軸電圧指令値Vdをともに0Vに設定することで、モータ4の回転数がゼロとなり、放電処理を行っている間にモータ4が駆動することが防止される。
ステップS60では、電流センサ6からの電流センサ信号Iu、Iv、Iwを3相/d−q変換部25でd軸電流Idおよびq軸電流Iqに変換し、この変換されたd軸電流Idおよびq軸電流Iqに基づき、d軸電流Idおよびq軸電流Iqの前回演算値と比べた変化量が所定値(ゼロまたはゼロ近傍の値)以下であるかどうかを判定する。この変化量がゼロ、すなわち回転子位置センサ信号θ、インバータ3を構成するスイッチング素子Tr1〜Tr6、整流素子D1〜D6、ゲート駆動回路9に異常がないことを確認した後、ステップS70へ進む。
ステップS60において、d軸電流Idおよびq軸電流Iqの変化量が所定値(ゼロ又はゼロ近傍)以下でない場合は、回転子位置センサ信号θ、インバータ3を構成するスイッチング素子Tr1〜Tr6、整流素子D1〜D6、ゲート駆動回路9のいずれかに異常が発生したものと判断し、ステップS70をジャンプしてステップS80へ進み、放電処理を終了する。なおこれに代えて、いずれかのスイッチング素子Tr1〜Tr6又は整流素子D1〜D6が動作異常であると判断された場合であって、モータ4の回転数が所定値未満であるときは、動作異常と判断されたスイッチング素子を除くスイッチング素子をON/OFF駆動して放電処理を継続してもよい。
ステップS70では、これまでの放電継続時間が、予め設定された放電規定時間以上であれば、ステップS80へ進む。放電継続時間が放電規定時間以内の場合はステップS60へ戻り、放電規定時間を越えるまでコンデンサ5の放電を継続する。
ステップS80では、インバータ3の各スイッチング素子Tr1〜Tr6を駆動するPWM信号を停止させたのち、ステップS90へ進む。ステップS90では、コンデンサ5の放電処理を終了する。
なお、リレー2が溶着などにより短絡している場合には、放電処理を開始してから一定時間(例えば1秒)経過しても、所定電圧(例えば60V)以下に下がらない可能性がある。そのため本例のステップS70では、コンデンサ5の電圧値に基づいて放電が完了したか否かを判定するのではなく、放電継続時間が所定の放電規定時間を越えたかどうかを判定する。これにより、リレー2が溶着などにより短絡している場合でも放電を中止することができる。この場合、図示しない報知装置により異常が発生している旨をドライバへ報知することもできる。
図5は、図4の放電処理に基づいて動作した場合の各構成部の状態を示すタイミングチャートである。図5に示すように、キースイッチ12がOFFされると、車両コントローラ11はリレー2を遮断する。リレー2が遮断された後、d軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqをゼロに設定することで、スイッチング素子の駆動による変位電流Icapが発生し、コンデンサ5の放電処理が実施される。
以上のとおり、本例の駆動電源装置では、平滑用コンデンサ5に蓄電された電荷を放電するにあたり、モータ4のコイルに放電するのではなく、モータ4に対するd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqをゼロに設定することでモータ4を非回転状態とし、この状態でインバータ3のスイッチング素子Tr1〜Tr6をON/OFF制御することで、スイッチング素子がONした瞬間に当該スイッチング素子Tr1〜Tr6及び整流素子D1〜D6に流れるリカバリ電流を平滑用コンデンサ5の放電処理に利用する。
この結果、モータ4を取り外した状態やモータ4のコイルが断線した状態であっても、平滑用コンデンサ5に蓄電された電荷を放電処理することができる。また、放電処理に際し、スイッチング素子Tr1〜Tr6に対するPWM信号の周波数を高くすることで放電時間を短縮することができる。
なお、放電処理時のd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqは、d−q/3相変換部23及びPWM信号生成部24を介してPWM信号としたが、これらd−q/3相変換部23及びPWM信号生成部24を介さずに直接所望のPWM信号を生成することもできる。
《第2実施形態》
図6は、上記発明の他の実施形態に係る電気自動車の駆動電源装置の放電制御部28において、q軸電圧指令値Vqおよびd軸電圧指令値Vdをともに0Vに設定した場合の、ゲート駆動回路からの各スイッチング素子Tr1〜Tr6へのゲート駆動信号GUP、GUN、GVP、GVN、GWP、GWNと、インバータ出力端子電圧Vu、Vv、Vwと、コンデンサ5からの出力電流Icapと、を示すタイミングチャートである。
本例では、上述した第1実施形態のタイミングチャート(図3)に比べて、Hiサイドのスイッチング素子Tr3及びTr5のON期間と、Loサイドのスイッチング素子Tr4及びTr6のON期間が互いに重ならる周波数とされている点が相違する。換言すれば、Hiサイドのスイッチング素子Tr1とTr3及びTr5のON期間と、Loサイドのスイッチング素子Tr2とTr4及びTr6のON期間が互いに重ならない周波数に設定されている。
その他の駆動電源装置のハードウェア構成やソフトウェア構成のうち図3と共通部分に関しては第1実施形態と同一であるため、その部分の説明をここに援用し、具体的な記載は省略する。
《第1及び第2実施形態における作用効果》
さて、背景技術の欄で説明したように、回転子位置センサ7などモータ制御系を構成する部品の検出精度が悪いと、放電処理時にモータ4にトルクが発生してしまうといった問題がある。この問題を解消するために、上述した実施形態では、モータ4へ出力する励磁電圧指令値およびトルク電圧指令値をゼロに設定した状態で、インバータ3のスイッチング素子Tr1〜Tr6に変位電流を発生させることによりコンデンサ5の放電処理を行う。
しかしながら、インバータ3のスイッチング素子を利用して放電処理を行う場合にモータ4が回転していると以下のような新たな問題が生じる。
すなわち、(A)インバータ3の出力相電圧がゼロの場合は、モータ線間を短絡することになるので、モータ4に電流が発生すると同時に負トルクが発生する。また、(B)モータ4とインバータ3の間で構成される昇圧回路の寄生動作によってコンデンサ5の電圧を一定値より小さくできない。さらに、(C)スイッチング素子へのゲート電流の供給限界があるため、ON/OFF駆動周波数を高くできない場合には放電時間を短縮できない。
以下、上記課題(A)〜(C)についてそれぞれ詳述する。
まず課題(A)について説明する。モータのトルクTは次式(A−1)で表すことができる。
[式A−1]
Figure 0005375051
上式において、pは極対数、φaは永久磁石の磁束、Ldは回転子のd軸インダクタンス、Lqは回転子のq軸インダクタンス、iqはトルク電流、idは励磁電流である。トルク電流iqおよび励磁電流idには、トルク電圧Vq、励磁電圧Vdとそれぞれ、次式(A−2)及び(A−3)に示す関係がある。
電気角速度をωre、モータ電機子抵抗をRaとすると、
[式A−2]
Figure 0005375051
[式A−3]
Figure 0005375051
インバータ3の相電圧がゼロの場合は、Vd=Vq=0となるから、式(A−2)および(A−3)はそれぞれ、式(A−4)及び(A−5)のように記述することができる。
[式A−4]
Figure 0005375051
[式A−5]
Figure 0005375051
よって、課題(A)については、式(A−1)および式(A−4)、式(A−5)より、Ld−Lq<0であれば必ずトルクTの符号は負となる。また、式(A−4)及び(A−5)より、励磁電流idは、電気角速度の2乗に比例するため、モータの回転数とともにid>iqとなることがわかる。これと式(A−1)とあわせると、Ld−Lq≧0であってもトルクTの符号は回転数上昇とともに負となることがわかる。
以上のとおり、インバータ3の出力相電圧がゼロの場合は、モータ線間を短絡することになるので、モータ4に電流が発生すると同時に負トルクが発生する。
次に、課題(B)について説明する。
図7は、図1のインバータ3及びモータ4を抽出して示す回路図であり、同図に示すモータ4およびインバータ3では、回転中のスイッチング動作により図8のような電流が発生する。すなわち、ゲート信号GUNがON期間tonはiL1の電流がコンデンサ5へ流れ込み、OFF期間toffは整流素子を介してiL2の電流がコンデンサ5へ流れこむ。コンデンサ5の両端電圧をVdc、モータ回転時のモータ線間電圧をVuvとすると、iL1、iL2は式(B−1)及び(B−2)のように記述できる。
[式B−1]
Figure 0005375051
[式B−2]
Figure 0005375051
iL1=iL2より、Vdcは式(B−3)で表わされる。
[式B−3]
Figure 0005375051
スイッチング周期Tは、tonとtoffを合わせた時間であり、仮にデューディが50%であるとすると、直流電圧Vdcは線間電圧Vuvの2倍となる。つまり、回転中に発生する線間電圧Vuvは、昇圧動作により一定値以下にすることができない。
次に、課題(C)について説明する。
スイッチング素子を駆動する際、IGBTのゲート電荷量をQg、スイッチング周波数をfswとすると、ゲート充放電平均電流igは、次式(C−1)となる。
[式C−1]
Figure 0005375051
一方、放電時間Tdischargeは、次式(C−2)及び(C−3)で表すことができる。インバータの直流電圧をVdc、入力平滑コンデンサ静電容量をC、スイッチング時に発生するコンデンサ5を介して流れるリカバリ電流(変位電流)をIcap、スイッチ接合用容量をCjとすると、
[式C−2]
Figure 0005375051
[式C−3]
Figure 0005375051
式(C−2)より、スイッチング周波数fswを高くすることで、放電時間Tdischargeを小さくできることがわかる。しかし、スイッチング周波数fswを高くすると、式(C−1)よりゲート充放電平均電流igが大きくなる。つまり、ゲート駆動用電源能力の理由等で、スイッチング周波数を高くできない場合は、放電時間を短縮することができないという問題が生じる。
以上の課題(A)〜(C)を解消するため、本例では以下の手段を採用する。
まず、図3及び図6にて説明したとおり、Hiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5がOFFしてからLoサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6がONするまでの間およびLoサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5がOFFしてからHiサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6がONするまでの間のデッドタイムDTを設けている。
モータ4が回転している場合のインバータ3のスイッチング動作による放電動作において、モータ4に負トルクが発生しない条件は、図7のモータ電流iLを流さないことであり、この条件を式(A−6)に示す。モータ線間電圧をVuv、整流素子D1〜D6の順方向電圧をVfとすると、
[式A−6]
Figure 0005375051
式(A−6)において、モータ線間電圧Vuvは、モータ回転数と比例するため、デッドタイムDTを大きくすれば、モータ4が回転している時の負トルクを抑制することができる。
また、式(B−3)より、スイッチングオフ時間toffを大きくする、すなわちデッドタイムDTを大きくすることで、昇圧動作の影響を抑制し、モータ線間電圧Vuvとインバータ直流Vdcを同等にすることが可能となる。
本例ではこれに加えて、図3にて説明したとおり、全てのスイッチング素子Tr1〜Tr6のON期間が互いに重ならないような周波数が設定されているが、これにより放電時間を短縮することができる。この点を参考例と比較しながら説明する。
図9は、図3の実施形態に対する参考例のタイミングチャートであり、Hiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5同士の周期及び位相が同一であり、またLoサイドのスイッチング素子Tr2,Tr4,Tr6同士の周期及び位相も同一である。
ここで、図3に示す本例のHiサイドのスイッチング素子Tr1,Tr3,Tr5に注目すると、図9の参考例と異なるタイミングでON動作している。すなわち図3では、時間t0から時間t1の間にスイッチング素子Tr1(GUP)のみONしているが、図9では、時間t0から時間t1の間にHiサイドのスイッチング素子のすべてがONしている。このため、式(C−3)より、コンデンサ5からの電流Icapは、図3で示す実施形態の方が小さくなる。
図3に示す実施形態と、図9に示す参考例における放電速度、すなわち単位周期Tあたりのインバータ入力電圧Vdcの降下電圧を比較する。図10は、図1のインバータ3の等価回路である。コンデンサをC1、その初期両端電圧をVdc、Hiサイドのスイッチング素子をHsw1、Hsw2、Hsw3、Loサイドのスイッチング素子をLsw1、Lsw2、Lsw3、各スイッチング素子の接合容量をC2、C3、C4とする。放電処理においては、例えば、Hiサイドのスイッチング素子Hsw1(GUP)がONすることで、該Hiサイドのスイッチング素子Hsw1に並列接続されたスイッチング素子の接合容量C2が充電され、これと対をなすLoサイドのスイッチング素子Lsw1(GUN)がONすることで前記接合容量C2が放電される。これを繰り返すことで、インバータ3のコンデンサC1に蓄電された電荷が放電される。
ここでは、単位周期Tでの動作説明するために、Hiサイドのスイッチング素子に注目して説明を行う。図9に示す参考例のタイミングチャートを図11に、図3に示す本例のタイミングチャートを図12に示す。
図11において、時間t0から時間t1の動作により、次のエネルギー保存式(C−4)が成立する。ここで、時間t0におけるインバータ3の入力電圧、すなわちコンデンサC1の両端電圧をVdc、時間t1におけるコンデンサC1の両端電圧をVaとすると、
[式C−4]
Figure 0005375051
式(C−4)をVaについて解くと、式(C−5)のように記述できる。
[式C−5]
Figure 0005375051
一方、図12では、時間t0から時間t1の動作により、次のエネルギー保存式(C−6)〜(C−8)が成立する。ここで、時間t0におけるインバータ入力電圧、すなわちコンデンサC1の両端電圧をVdc、時間t1におけるコンデンサ両端電圧をVbとする。また、Hiサイドのスイッチング素子Hsw1、Hsw2、Hsw3が順に動作した際のコンデンサの両端電圧をそれぞれV1、V2、V3とすると、
[式C−6]
Figure 0005375051
[式C−7]
Figure 0005375051
[式C−8]
Figure 0005375051
式(C−6)〜(C−8)をVbについて解くと、式(C−9)のように記述できる。
[式C−9]
Figure 0005375051
ここで、式(C−5)と式(C−9)の大小関係を確認する。図10におけるC2、C3、C4は同じ静電容量と考えることができるので、C2=C3=C4=C0とすると、式(C−5)と式(C−9)はそれぞれ式(C−10)と式(C−11)に変換することができる。
[式C−10]
Figure 0005375051
[式C−11]
Figure 0005375051
式(C−10)及び(C−11)より、式(C−12)が導出できる。ここでVaとVbの不等号を確認する。
[式C−12]
Figure 0005375051
式(C−12)の左辺の逆数を右辺に乗算し、整理すると式(C−13)を導出できる。
[式C−13]
Figure 0005375051
式(C−13)より、分子<分母すなわち、右辺<1となることがわかる。つまり式(C−10)と(C−11)のVaとVbの大小関係は、Va>Vbである。
以上のとおり、図12(図3)に示す本例の動作パターンは、図11(図9)に示す参考例の動作パターンに比べて、コンデンサ5の電荷の放電速度が早いことになる。
図13は、モータ4が回転している場合における図3に示す本例と図9に示す参考例の放電特性を確認した結果を示すグラフ、図14はトルク特性を確認した結果を示すグラフである。同図より、本例の方が参考例に比べて、コンデンサ5の電圧を最小化でき、また放電時間も最小化できることが確認された。また、トルクTも最小化できることが確認された。
発明の実施形態に係る電気自動車の駆動電源装置を示すブロック図である。 図1のモータコントローラの要部を示すブロック図である。 図1に示す駆動電源装置の放電処理の動作を示すタイミングチャートである。 図1に示す駆動電源装置の放電処理手順を示すフローチャートである。 図4の放電処理時における各構成部の動作状態を示すタイミングチャートである。 図1に示す駆動電源装置の他例の放電処理の動作を示すタイミングチャートである。 モータが回転している場合に放電処理を実行する際の問題を説明するためのインバータの等価回路図である。 モータが回転している場合に放電処理を実行する際の問題を説明するためのタイミングチャートである。 図3に示す実施形態の参考例を示す放電処理の動作を示すタイミングチャートである。 図3に示す実施形態の効果を説明するためのインバータの等価回路図である。 図3に示す実施形態の効果を説明するための参考例のタイミングチャートである。 図3に示す実施形態の効果を説明するための当該実施形態のタイミングチャートである。 図3に示す実施形態の効果を確認した結果を示すグラフ(放電時間−コンデンサ電圧)である。 図3に示す実施形態の効果を確認した結果を示すグラフ(放電時間−モータトルク)である。
符号の説明
1…バッテリ
2…リレー
3…インバータ
4…モータ
5…コンデンサ
6…電流センサ
7…回転子位置センサ
8…電圧センサ
9…ゲート駆動回路
10…モータコントローラ
11…車両コントローラ
Tr1〜Tr6…スイッチング素子
D1〜D6…整流素子

Claims (7)

  1. 直流電源の出力を平滑化する蓄電手段と、
    前記蓄電手段の両端子にそれぞれ接続された複数対のスイッチング素子と、
    前記各スイッチング素子に並列に接続された整流素子と、
    前記スイッチング素子のON/OFFを制御して前記直流電源の直流電力を交流電力に変換する制御手段と、を備えたインバータの放電装置において、
    前記制御手段は、前記蓄電手段に蓄電された電荷が前記スイッチング素子及び前記整流素子に変位電流として流れるように、前記対をなすスイッチング素子のON期間が互いに重ならず且つ所定時間以上のデッドタイムを設定した周波数で、前記複数対のスイッチング素子のうち、一方側の複数のスイッチング素子をONとし、他方側の複数のスイッチング素子をOFFとすることを交互に動作させることを特徴とするインバータの放電装置。
  2. 請求項1に記載のインバータの放電装置において、
    前記制御手段は、前記蓄電手段の同一の端子側に接続された複数のスイッチング素子のうち少なくともいずれか二つのスイッチング素子のON期間が互いに重ならないように、前記周波数を設定することを特徴とするインバータの放電装置。
  3. 請求項2に記載のインバータの放電装置において、
    前記制御手段は、前記蓄電手段の同一の端子側に接続された全てのスイッチング素子のON期間が互いに重ならないように、前記周端数を設定することを特徴とするインバータの放電装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のインバータの放電装置において、
    前記制御手段は、所定の放電時間が経過したら放電処理を終了することを特徴とするインバータの放電装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のインバータの放電装置において、
    前記直流電源と前記インバータとの電気的接続を入切するスイッチ手段を備え、
    前記制御手段は、前記スイッチ手段が接続されているか否かを検出し、当該スイッチ手段が接続されていない場合にのみ、前記蓄電手段に蓄電された電荷が前記スイッチング素子及び前記整流素子に変位電流として流れるように、前記スイッチング素子のON/OFF動作を制御することを特徴とするインバータの放電装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のインバータの放電装置において、
    前記制御手段により変換された交流電力をモータへ出力する出力手段を備え、
    前記制御手段は、前記出力手段を介して前記モータへ出力する励磁電圧指令値およびトルク電圧指令値をゼロに設定することを特徴とするインバータの放電装置。
  7. 請求項6に記載のインバータの放電装置において、
    前記制御手段は、前記蓄電手段に蓄電された電荷を放電する場合の前記スイッチング素子に対するON/OFF駆動周波数を、前記モータを駆動制御する場合の前記スイッチング素子に対するON/OFF駆動周波数より高い周波数に設定することを特徴とするインバータの放電装置。
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