JP5374975B2 - シール構造および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末,PDA,パソコン等の筐体のシール構造およびこれを備えた電子機器に関する。
従来より、携帯端末などの電子機器の筐体の貫通孔のシール構造を有するFPC一体ガスケットが知られている。
特許文献1の図1〜図3には、FPC30と一体でグロメット状に形成されたFPC一体ガスケットが開示されている。FPC一体ガスケット1には、ゴム状弾性体からなる1対のガスケット10が設けられている。各ガスケット10の先端部には、筐体2の貫通孔3をシールする突起50が設けられている。突起50は、筐体2の貫通孔3の径よりも大きい断面積面52から先端面54に向かって傾斜するテーパ面53を有している。
上記FPC一体ガスケットにおいて、突起50を貫通孔3の端部に密着させると、筐体2内部への浸水が阻止される。すなわち、1対のガスケット10により、2つの筐体2の防水を図りつつ、各筐体2内の回路間の電気信号の授受が可能となる。
登録実用新案3127071号公報
しかしながら、上記従来のFPC一体ガスケットにおいては、以下のような不具合があった。
第1に、突起10とFPC30を一体的に成形する金型などが必要である。そのため、FPCの設計変更のたびに新たな射出成形金型が必要になり、コストが高くなる。
第2に、FPC30と一体成形するので、ガスケット10を構成するゴム状弾性体の材料が限られる。
本発明の目的は、FPC等の配線部材の設計変更にも柔軟に対応可能で、安価なシール構造およびこれを利用した電子機器を提供することにある。
本発明のシール構造は、電子機器の筐体と、一部が貫通穴に挿入される配線体との間のシール構造である。貫通穴は、一端部に段差部を有する段付き貫通穴であり、段差部には、弾性部材が配置されている。そして、押圧機構により、弾性部材を軸方向に押圧して、弾性部材を弾性変形させる構造となっている。
配線体は、配線がなされたフレキシブルプリント配線板(以下、「FPC」と略する)や、フラットケーブルなどの平板状の配線部材を有している。さらに、配線体は、配線部材の両面の少なくとも弾性部材に押圧される領域に一対の補強板を設けてあり、この一対の補強板は、配線部材の長さ方向に沿って互いに逆向きに傾斜した板状の部材である。
これにより、以下の作用効果が得られる。
弾性部材は、押圧機構によって軸方向に押圧されると、径方向に広がるように弾性変形する。そして、弾性部材が段差部の壁面に接触して、段差部の壁面と弾性部材との間からの水等の浸入が阻止される、つまりシールされる。同様に、弾性部材が、配線体に接触して、弾性部材と配線体との間がシールされる。
ここで、弾性部材や押圧機構は、配線部材と同時に成形する必要はないので、配線部材の設計変更にも柔軟に対応が可能である。また、貫通穴には、段差部を設ければよく、溝を設ける必要がないので、安価に製造することができる。
また配線部材に一対の補強板を取り付けることにより、弾性部材の弾性応力に抗しうる剛性が得られる。よって、弾性部材と配線体との間から水等が浸入するのを確実に阻止することができる。
板状の配線部材として、代表的なものは、電子機器に汎用されているFPCがあるが、これに限定されるものではない。
また、一対の補強板が配線部材の両面側で互いに反対方向に傾斜していることにより、以下の作用効果が得られる。配線体を筐体の貫通穴に挿入した状態では、配線部材が、筐体の板面に垂直な方向から傾いている。したがって、配線部材に張力が加わったときにも、補強板やシール部材に加わる曲げ力が低減され、シール性が高く維持される。
また、筐体の外部において、配線部材が板面に近づくので、配線部材の高さ位置を低くすることができる。よって、たとえば、スライド式携帯端末のように、スライド部の高さ方向のスペースを節約したい構造に適したシール構造となる。
貫通穴を筐体の板面から傾けることによっても、スライド式携帯端末等に適したシール構造が得られる。
弾性部材の垂直断面の形状が、リング中心軸に直交する方向に長軸を有する楕円形であることにより、シール構造全体の高さ方向寸法を小さくすることができる。よって、スライド式携帯端末等に適したシール構造が得られる。
本発明の電子機器は、上記シール構造を有するものであり、安価で防水構造を有する電子機器が得られる。本発明のシール構造が適したものとして、表示部筐体と入力部筐体とがヒンジ部を介して連結された携帯端末がある。また、表示部筐体と入力部筐体とがスライド部を介して連結されたスライド式の携帯端末にも適している。
本発明のシール構造または電子機器によると、配線部材の設計変更に柔軟に対応しつつ、安価に防水構造を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯端末(電子機器)の構造を概略的に示す斜視図である。
携帯端末1は、各種情報を表示するための表示部3と、入力部4と、ヒンジ部5とを備えている。表示部3には、液晶表示パネルを用いた表示装置6やスピーカ等が設けられている。入力部4には、入力キーやマイクが設けられている。ヒンジ部5は、入力部4と表示部3とを回動自在に連結している。
図2は、実施の形態1に係る携帯端末1のヒンジ部3を介した接続部分の構成を示す断面である。図3は、配線体20の平面図である。
表示部3には、表示部筐体31と、表示部基板35とが主要部材として設けられている。表示部基板35は、表示装置6に表示用信号を送るための回路等を備えている。表示部筐体31は、互いに連結された第1筐体31aと第2筐体31bとを有している。そして、第1筐体31aと第2筐体31bとの間に、貫通穴33が設けられている。
入力部4には、入力部筐体41と、入力部基板45とが主要部材として設けられている。入力キー基板45は、入力キーから送られる信号を制御するための回路等を備えている。入力部筐体41は、互いに連結された第1筐体41aと第2筐体41bとを有している。そして、第1筐体41aと第2筐体41bとの間に、貫通穴43が設けられている。
また、ヒンジ部5を経て、入力キー基板45と表示部基板35とを接続する配線体20が設けられている。配線体20は、FPC21と、FPC21の両端に設けられたハーネス部25a,25bとを備えている。各ハーネス部25a,25bは、各基板35,45に接続されて、信号の授受ができるように構成されている。
さらに、配線体20には、各筐体31,41の貫通穴33,43に嵌合される嵌合部15が2カ所に設けられている。
図3の部分拡大断面図に示すように、嵌合部15は、第1,第2補強板11a,11bを備えている。各補強板11a,11bは、第1,第2接着剤層14a,14bによって、FPC21に固着されている。
図2の部分拡大図に示すように、入力部筐体41の貫通穴43には、段差部43aが形成されている。図示しないが、同様に、表示部筐体31の貫通穴33にも、同じ形状の段差部が形成されている。そして、段差部43aには、弾性リング部材であるOリング13が配置されている。また、入力部筐体41には、Oリング13を押圧する押圧機構である、押さえ板16と皿ネジ17とが、取り付けられている。
図4(a),(b)は、押さえ板の取付前後におけるOリング13の変化を示す縦断面図である。図4(a)に示すように、Oリング13は、当初段差部43aの壁面だけに接触下状態にあり、この状態でFPC21が貫通穴43から挿入される。
次に、皿ネジ17によって、押さえ板16を筐体側に移動させていくと、Oリング13が軸方向に押圧される。そして、Oリング13が弾性変形すると、Oリング13の内周側が各補強板11a,11bにも接触する。その結果、Oリング13と段差部43aの壁面との間、Oリング13と補強板11a,11bとの間、がいずれもシールされる。つまり、貫通穴43からの水等の浸入が阻止される。表示部筐体31の貫通穴33と、配線体20との間のシール構造およびその機能も、上記と同様である。
以上のシール構造により、各筐体31,41の内部がシールされて、各基板35,45への水や湿気の浸入が妨げられる。したがって、本実施の形態の携帯端末1は、水中や多湿環境下で使用可能な防水構造を有している。
補強板11a,11bは、以下の方法により形成するこができる。
第1の方法としては、ガラスエポキシ樹脂等の平板に、機械加工等により溝部を形成する方法がある。第2の方法としては、押し出し成形により、連続した溝付き平板を形成し、これを切断する方法がある。第3の方法としては、射出成形により、溝付き補強板を形成する方法がある。
上記いずれの形成方法を用いてもよいが、FPC等の配線と一体的に成形する必要がない。補強板11a,11bを射出成形する場合でも、同じ厚みのFPCについては、共通の構造にすることができる。
FPC21は、回路層が形成されたベースフィルムと、ベースフィルムを被覆するカバーレイとを備える構造が一般的である。ベースフィルムの材料としては、ポリイミド樹脂,ポリエステル樹脂,ガラスエポキシ樹脂等がある。カバーレイの材料としては、一般的には、ベースフィルムと同じ材料が用いられる。その他、エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリウレタン樹脂などが用いられる。
配線体20の配線部材としては、FPC21に限られるものではない。FPC21の他には、リジッドプリント配線板(PCB),フラットケーブルなどがある。これらの配線部材は、平板状であるが、Oリング13の弾性力に抗しうる剛性があれば、補強板を取り付ける必要はない。また、多心極細同軸線のように、円形断面を有するものも、一般的には、補強板を設ける必要はない。
補強板11a,11bの材料としては、ガラスエポキシ樹脂,エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリウレタン樹脂などがある。特に、FPC21のベースフィルムやカバーレイと共通の材料を用いることができる。これらの樹脂材料として、形成方法に適したものを選択して用いることができる。
接着剤層14a,14bの材料としては、エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリウレタン樹脂等があり、いずれの樹脂を用いてもよい。特に、アクリル樹脂により、補強板11a,11bとFPC21等の配線部材との間における浸水防止を確実に行うことができる。
本実施の形態によると、Oリング13(弾性リング部材)や、押さえ板16,皿ネジ17(押圧機構)は、配線部材と同時に成形する必要はないので、配線部材の設計変更にも柔軟に対応が可能である。また、貫通穴43,33には、段差部を設ければよく、Oリング溝を設ける必要がないので、安価に製造することができる。
配線体20の配線部材として、FPC21を用いた場合には、補強板11a,11bを設けることより、防水構造を実現することができる。
その場合にも、補強板11a,11bは、FPC等の配線部材と一体的に成形する必要がない。したがって、PC等の配線部材の設計変更にも柔軟に対応が可能で、安価に製造することができる。
なお、接着剤層14a,14bを、アクリル樹脂により構成することで、著効が得られる。アクリル樹脂は、水分や湿気に対する耐性が高く、しかも、高温においても、耐性を維持することができる。よって、アクリル樹脂を用いることにより、補強板11a,11bとFPC21等の配線部材との間における浸水防止を確実に行うことができる。
なお、Oリング13と、補強板11a,11bとの間にも接着剤層を設けてもよい。そうすることによって、防水機能をさらに高めることができる。
また、本実施の形態では、配線体20,表示部筐体31,および入力部筐体41によるシール構造が構成されている。このようなシール構造により、2つの筐体内の回路を接続する配線部材を設けても、防水機能を確保することができる。
特に、携帯端末1においては、事故で水中に落下させたり、入浴中での電話に応じる、など防水機能拡大の要請が大きい。本実施の形態の携帯端末1は、安価で防水機能の高いものであり、このような要請に十分応えることができる。
なお、電子機器としては、PDA,パソコン、デジタルカメラ等があり、携帯端末1に限定されるものではない。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末(電子機器)の構造を概略的に示す斜視図である。
携帯端末1は、各種情報を表示するための表示部3と、入力部4と、スライド部8とを備えている。表示部3には、液晶表示パネルを用いた表示装置6やスピーカ等が設けられている。入力部4には、入力キーやマイクが設けられている。スライド部8は、表示部3側に設けられた外枠8aと、入力部4側に設けられた内枠8bとを、滑動自在に嵌合させて構成されている。
図6は、実施の形態2に係る携帯端末1のスライド部8を介した接続部分の構成を示す断面である。同図において、実施の形態1における図2に示す部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
本実施の形態においては、入力部筐体31,表示部筐体41の各第1筐体31a,41aに、貫通穴33,43が設けられている。
また、スライド部8を経て、入力キー基板45と表示部基板35とを接続する配線体20が設けられている。配線体20は、実施の形態1と同様に、FPC21と、FPC21の両端に設けられたハーネス部25a,25bとを備えている。
さらに、配線体20には、各筐体31,41の貫通穴33,43に嵌合される嵌合部15が2カ所に設けられている。
図7は、実施の形態2における嵌合部15の断面図である。嵌合部15の平面形状は、図3に示す通りであるので、図示を省略する。図7において、実施の形態1における図2に示す部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
同図に示すように、本実施の形態の嵌合部15においては、第1,第2補強板11a,11bが、平板状ではない。第1,第2補強板11a,11bは、FPC21の長さ方向に沿って互いに逆向きに傾斜している。そして、FPC21および第1,第2補強板11a,11bの合計厚みは、各部位で均一である。
図6の部分拡大図に示すように、表示部筐体31の貫通穴33には、段差部33aが形成されている。図示しないが、同様に、入力部筐体41の貫通穴43にも、同じ形状の段差部(図示せず)が形成されている。そして、Oリング13が貫通穴33,43の段差部33a等に配置されている。
実施の形態2によると、実施の形態1と同様に、段差部33a、Oリング13、押さえ板16,皿ネジ17を設けているので、実施の形態1と同じ効果が得られる。
一方、実施の形態2においては、第1,第2補強板11a,11bが互いに逆向きに傾斜している。これにより、FPC21が、第1筐体31aの板面に垂直な方向から傾いた、斜め方向から挿入されている。以下、実施の形態1と実施の形態2との作用効果の相違について、説明する。
図9(a),(b)は、順に、実施の形態1に係るシール構造、実施の形態2に係るシール構造を簡略化して示す断面図である。図9(a)は、実施の形態1における嵌合部15をスライド式携帯端末に採用したときを示している。図9(b)は、実施の形態2における嵌合部15及びシール構造を示している。図9(a),(b)は、いずれもFPC21が引っ張られたときの状態を示している。すなわち、入力部筐体41の入力キー等が最大限露出される位置まで、表示部筐体31がスライドした状態を示している。
図9(a)に示す構造の場合、FPC21が第1筐体31a,41aの板面に垂直な方向にあるので、FPC21の張力Tによって大きな曲げ力Mが嵌合部15に作用する。そのために、嵌合部15のシール部材(図6に示すOリング13)と貫通穴壁面(図6に示す段差部33a)との接触部におけるシール性が悪化するおそれがある。一方、図9(b)のように、FPC21が第1筐体31a,41aの板面に垂直な方向から傾いていると、嵌合部15には、小さな曲げ力mしか加わらない。
よって、実施の形態2により、FPC21が引っ張られたときにも、上述のようなシール性の悪化を抑制することができる。
ただし、FPC21が傾く方向は、FPC21が引っ張られたときに、張力Tが加わる方向である。
また、FPC21が、筐体の板面に垂直な方向から傾いていることにより、スライド部8において、FPC21が筐体の板面に近づく。よって、FPC21をスライド部8にコンパクトに収納することができる。
すなわち、このような嵌合部15の構造は、スライド部8の高さ方向のスペースを節約したいスライド式携帯端末に適している。
(実施の形態2の変形例)
図8は、実施の形態2の変形例に係るシール構造を示す縦断面図である。
この変形例においては、配線体20の嵌合部15の構造は、実施の形態1と同じである(図3の部分拡大断面図参照)。一方、貫通穴33は、表示部筐体31の第1筐体31aの板面に垂直な方向から傾くように形成されている。図示しないが、入力部筐体41の第1筐体41aにおいても、貫通穴が第1筐体41aの板面に垂直な方向から傾くように形成されている。
本変形例によっても、FPC21が第1筐体31aの板面に垂直な方向から傾いているので、実施の形態2と同じ効果を発揮することができる。
(他の実施の形態)
上記各実施の形態においては、押さえ板16を段付き形状としたが、段差部33a,43aを浅くして、平板状の押さえ板により、Oリング13を押さえてもよい。
上記各実施の形態においては、押圧機構として、押さえ板16および皿ネジ17を設けたが、本発明の押圧機構はこれに限定されるものではない。たとえば、段差部の大径側に雌ねじを形成し、押さえ板16の外形側に雄ねじを形成し、これを押圧機構としてもよい。その場合、押さえ板16を回転させれば、Oリング13を変形させることができる。
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示である。したがって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示される範囲を含む。さらに、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の配線体は、携帯端末,PDA,パソコン,デジタルカメラなどの電子機器に利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る携帯端末の構造を概略的に示す斜視図である。 実施の形態1に係る携帯端末のヒンジ部を介した接続部分の構成を示す断面である。 実施の形態1に係る配線体の平面図である。 (a),(b)は、実施の形態1の押さえ板の取付前後におけるOリングの変化を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末の構造を概略的に示す斜視図である。 実施の形態2に係る携帯端末のスライド部を介した接続部分の構成を示す断面である。 実施の形態2に係る嵌合部の断面図である。 実施の形態2の変形例に係るシール構造の縦断面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態1に係るシール構造、実施の形態2に係るシール構造を簡略化して示す断面図である。
符号の説明
1 携帯端末(電子機器)
3 表示部
4 入力部
5 ヒンジ部
6 表示装置
8 スライド部
8a 外枠
8b 内枠
11a 第1補強板
11b 第2補強板
12 溝部
13 Oリング
14a 第1接着剤層
14b 第2接着剤層
15 嵌合部
16 押さえ板(押圧機構)
17 皿ネジ(押圧機構)
20 配線体
21 FPC(配線部材)
25a,25b ハーネス部
31 表示部筐体
31a 第1筐体
31b 第2筐体
33 貫通穴
33a 段差部
41 入力部筐体
41a 第1筐体
41b 第2筐体
43 貫通穴
43a 段差部

Claims (4)

  1. 貫通穴を有する電子機器の筐体と、一部が前記貫通穴に挿入される配線体との間のシール構造であって、
    前記貫通穴は、一端部に段差部を有する段付き貫通穴であり、
    前記段差部に配置された弾性部材と、
    前記弾性部材を軸方向に押圧するための押圧機構と、
    を備え、
    前記配線体は、配線がなされた平板状の配線部材と、
    該配線部材の両面の少なくとも前記弾性部材に押圧される領域に設けられた一対の補強板と、
    を備え
    前記一対の補強板は、配線部材の長さ方向に沿って互いに逆向きに傾斜した板状の部材である、シール構造。
  2. 請求項1記載のシール構造において、
    前記貫通穴は、筐体の板面に垂直な方向から傾いている、シール構造。
  3. 請求項1または2記載のシール構造において、
    前記弾性部材は、リング状であると共に、
    その垂直断面の形状は、リング中心軸に直交する方向に長軸を有する楕円形である、シール構造。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のシール構造を有する電子機器。
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