JP5056648B2 - 配線体,接続構造および電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末,PDA,パソコン等に接続される配線体,その接続構造およびこれを備えた電子機器に関する。
従来より、携帯端末などの電子機器の筐体の貫通孔のシール構造を有するFPC一体ガスケットが知られている。
特許文献1の図1〜図3には、FPC30と一体でグロメット状に形成されたFPC一体ガスケットが開示されている。FPC一体ガスケット1には、ゴム状弾性体からなる1対のガスケット10が設けられている。各ガスケット10の先端部には、筐体2の貫通孔3をシールする突起50が設けられている。突起50は、筐体2の貫通孔3の径よりも大きい断面積面52から先端面54に向かって傾斜するテーパ面53を有している。
上記FPC一体ガスケットにおいて、突起50を貫通孔3の端部に密着させると、筐体2内部への浸水が阻止される。すなわち、1対のガスケット10により、2つの筐体2の防水を図りつつ、各筐体2内の回路間の電気信号の授受が可能となる。
登録実用新案3127071号公報
しかしながら、上記従来のFPC一体ガスケットにおいては、以下のような不具合があった。
第1に、突起10とFPC30を一体的に成形する金型などが必要である。そのため、FPCの設計変更のたびに新たな射出成形金型が必要になり、コストが高くなる。
第2に、FPC30と一体成形するので、ガスケット10を構成するゴム状弾性体の材料が限られる。
本発明の目的は、FPC等の配線部材の設計変更にも柔軟に対応でき、安価な配線体およびこれを利用した電子機器等を提供することにある。
本発明の配線体は、電子機器の筐体に設けられた貫通穴から一部が挿入される配線体である。配線体は、平板状の配線部材の両面に、防水性をもってそれぞれ接着された補強板を備えている。さらに、補強板に係合するとともに、筐体の貫通穴に嵌合されるシール部材を備えている。
これにより、以下の作用効果が得られる。
補強板は、簡素な構造を有しており、射出成型を利用しなくても製造可能である。したがって、配線部材の設計変更にも柔軟に対応が可能である。また、補強板やシール部材は、FPC等と一体成形する必要がないので、材料の選択幅も拡大される。よって、簡素な構造の補強板とシール部材とにより、安価に防水構造を実現することができる。
補強板のもっとも簡単な構造は、平板状である。これにより、製造コストを極力低減することができる。
補強板が、配線部材の両面側で互いに反対方向に傾斜していることにより、以下の作用効果が得られる。配線体を筐体の貫通穴に挿入すると、配線部材が、筐体の板面に垂直な方向から傾いている。したがって、配線部材に張力が加わったときにも、補強板やシール部材に加わる曲げ力が低減され、シール性が高く維持される。
また、筐体の外部において、配線部材が板面に近づくので、配線部材の高さ位置を低くすることができる。よって、たとえば、スライド式携帯端末のように、スライド部の高さ方向のスペースを節約したい構造に適した接続構造となる。
平板状の配線体としては、フレキシブルプリント配線板(以下、「FPC」と略する。)や、フラットケーブルなどがある。シール部材には、Oリングや熱収縮チューブがある。
シール部材は、前記1対の補強板の外周を囲むように設けられる。また、前記補強板の外周には、前記シール部材を収容する溝部が形成されている。
シール部材は、補強板に前記溝部を介して固定されている。すなわち、Oリングや熱収縮チューブが、補強板に溝部を介して固定される。溝部は、底付き溝であってもよいし、貫通溝であってもよい。
本発明の接続構造は、上記配線体と、配線体のシール部材が嵌合される貫通穴を有する筐体とを備えている。
特に、配線体が、2つの筐体の各貫通穴に嵌合される2つの嵌合部を有していることが好ましい。これにより、2つの筐体内部の回路間、信号の授受を行う際に、湿気や水の浸入を確実に防止することができる。
なお、貫通穴を筐体の板面から傾けることによっても、スライド式形態端末等に適した接続構造が得られる。
本発明の電子機器は、上記接続構造を有するものであり、安価で防水構造を有する電子機器が得られる。代表的な例としては、表示部筐体と入力部筐体とがヒンジ部を介して連結された携帯端末がある。その場合、配線体は、ヒンジ部から各筐体の貫通穴を経て、各筐体の内部回路に接続される。また、配線体の2つの嵌合部は、各筐体の貫通穴に嵌合されている。
本発明の配線体,接続構造または電子機器によると、配線部材の設計変更に柔軟に対応しつつ、安価に防水構造を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯端末(電子機器)の構造を概略的に示す斜視図である。
携帯端末1は、各種情報を表示するための表示部3と、入力部4と、ヒンジ部5とを備えている。表示部3には、液晶表示パネルを用いた表示装置6やスピーカ等が設けられている。入力部4には、入力キーやマイクが設けられている。ヒンジ部5は、入力部4と表示部3とを回動自在に連結している。
図2は、実施の形態1に係る携帯端末1のヒンジ部3を介した接続部分の構成を示す断面である。図3は、配線体20の平面図である。
表示部3には、表示部筐体31と、表示部基板35とが主要部材として設けられている。表示部基板35は、表示装置6に表示用信号を送るための回路等を備えている。表示部筐体31は、互いに連結された第1筐体31aと第2筐体31bとを有している。そして、第1筐体31aと第2筐体31bとの間に、貫通穴33が設けられている。
入力部4には、入力部筐体41と、入力部基板45とが主要部材として設けられている。入力キー基板45は、入力キーから送られる信号を制御するための回路等を備えている。入力部筐体41は、互いに連結された第1筐体41aと第2筐体41bとを有している。そして、第1筐体41aと第2筐体41bとの間に、貫通穴43が設けられている。
また、ヒンジ部5を経て、入力キー基板45と表示部基板35とを接続する配線体20が設けられている。配線体20は、FPC21と、FPC21の両端に設けられたハーネス部25a,25bとを備えている。各ハーネス部25a,25bは、各基板35,45に接続されて、信号の授受ができるように構成されている。
さらに、配線体20には、各筐体31,41の貫通穴33,43に嵌合される嵌合部15が2カ所に設けられている。
図4(a),(b)は、順に、嵌合部15の断面図および平面図である。同図に示すように、嵌合部15は、第1,第2補強板11a,11bを備えている。各補強板11a,11bは、第1,第2接着剤層14a,14bによって、FPC21に固着されている。各補強板11a,11bの溝部12には、Oリング13が取り付けられている。Oリング13は、FPC21を挟んで、各補強板11a,11bを締結している。
図2の部分拡大図に示すように、表示部筐体31の貫通穴33には、O型溝33aが形成されている。図示しないが、同様に、入力部筐体41の貫通穴43にも、同じ形状のO型溝(図示せず)が形成されている。そして、嵌合部15中のOリング13が貫通穴33,43のO型溝33a等に嵌合している。
以上の構造により、各筐体31,41の内部がシールされて、各基板35,45への水や湿気の浸入が妨げられる。したがって、本実施の形態の携帯端末1は、水中や多湿環境下で使用可能な防水構造を有している。
補強板11a,11bは、以下の方法により形成するこができる。
第1の方法としては、ガラスエポキシ樹脂等の平板に、機械加工等により溝部を形成する方法がある。第2の方法としては、押し出し成形により、連続した溝付き平板を形成し、これを切断する方法がある。第3の方法としては、射出成形により、溝付き補強板を形成する方法がある。
上記いずれの形成方法を用いてもよいが、FPC等の配線と一体的に成形する必要がない。補強板11a,11bを射出成形する場合でも、同じ厚みのFPCについては、共通の構造にすることができる。
FPC21は、回路層が形成されたベースフィルムと、ベースフィルムを被覆するカバーレイとを備える構造が一般的である。ベースフィルムの材料としては、ポリイミド樹脂,ポリエステル樹脂,ガラスエポキシ樹脂等がある。カバーレイの材料としては、一般的には、ベースフィルムと同じ材料が用いられる。その他、エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリウレタン樹脂などが用いられる。
配線体20の配線部材としては、FPC21に限られるものではない。FPC21の他には、リジッドプリント配線板(PCB),フラットケーブルなどがある。これらの平板状の配線部材であれば、補強板を取り付けて防水構造を実現することができる。
補強板11a,11bの材料としては、ガラスエポキシ樹脂,エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリウレタン樹脂などがある。特に、FPC21のベースフィルムやカバーレイと共通の材料を用いることができる。これらの樹脂材料として、形成方法に適したものを選択して用いることができる。
接着剤層14a,14bの材料としては、エポキシ樹脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリウレタン樹脂等があり、いずれの樹脂を用いてもよい。特に、アクリル樹脂により、補強板11a,11bとFPC21等の配線部材との間における浸水防止を確実に行うことができる。
本実施の形態によると、以下の作用効果が得られる。
1対の補強板11a,11bにより、配線部材(FPC21)の強度が補強される。したがって、FPC等の薄い柔軟な配線部材にも、シール部材(Oリング13)を取り付けることができる。よって、補強板11a,11bとOリング13とを備えた簡素な嵌合部15により、防水構造を実現することができる。
補強板11a,11bは、FPC等の配線部材と一体的に成形する必要がない。したがって、PC等の配線部材の設計変更にも柔軟に対応することができる。また、そのことにより、安価に製造することができる。
特に、接着剤層14a,14bを、アクリル樹脂により構成することで、著効が得られる。アクリル樹脂は、水分や湿気に対する耐性が高く、しかも、高温においても、耐性を維持することができる。よって、アクリル樹脂を用いることにより、補強板11a,11bとFPC21等の配線部材との間における浸水防止を確実に行うことができる。
なお、Oリング13と、補強板11a,11bとの間にも接着剤層を設けてもよい。そうすることによって、防水機能をさらに高めることができる。
また、本実施の形態では、配線体20,表示部筐体31,および入力部筐体41による接続構造が構成されている。このような接続構造により、2つの筐体内の回路を接続する配線部材を設けても、防水機能を確保することができる。
特に、携帯端末1においては、事故で水中に落下させたり、入浴中での電話に応じる、など防水機能拡大の要請が大きい。本実施の形態の携帯端末1は、安価で防水機能の高いものであり、このような要請に十分応えることができる。
なお、電子機器としては、PDA,パソコン、デジタルカメラ等があり、携帯端末1に限定されるものではない。
(実施の形態1の変形例)
図5(a),(b)は、順に、実施の形態1の変形例1,2に係る嵌合部15の構造を示す縦断面図である。図5(a),(b)において、図4(a),(b)と同じ部材については同じ符号を付して、説明を省略する。
図5(a)の変形例1に係る嵌合部15は、シール部材として、熱収縮チューブ16を備えている。熱収縮チューブは、電子線架橋されたポリエチレン樹脂などからなる。使用される樹脂材料としては、ポリオレフィン樹脂,フッ素系ポリマー,熱可塑性エラストマーなどがある。熱収縮チューブは、熱風を当てると、40〜50%程度収縮する。したがって、FPC21を挟んだ補強板11a,11bの断面積よりも大きめの熱収縮チューブ16を用いればよい。
本変形例においても、シール部材である熱収縮チューブ16が嵌合される貫通穴33,43を各筐体31,41に設ける。これにより、上記実施の形態1と同様に、設計変更に柔軟に対応可能で、安価な防水構造を実現することができる。
本変形例では、補強板11a,11bに溝部がなくてもよい。ただし、図5(a)の破線に示すU型の溝部12を設けることにより、熱収縮チューブ16がはずれるのを確実に防止することができる。
また、接着剤付き熱収縮チューブを用いることが好ましい。これにより、熱収縮チューブ16と補強板11a,11bとの間においても、確実に防水機能を果たすことができる。
図5(b)の変形例2に係る嵌合部15は、第1,第2補強板11a,11bに、貫通溝である溝部12を設けたものである。貫通溝によって、各補強板11a,11bは、それぞれ2つの部分に分断される。このような構造によっても、上記実施の形態1と同様に、防水機能を有する,安価な配線体20や電子機器が得られる。
(実施の形態2)
図1は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末(電子機器)の構造を概略的に示す斜視図である。
携帯端末1は、各種情報を表示するための表示部3と、入力部4と、スライド部8とを備えている。表示部3には、液晶表示パネルを用いた表示装置6やスピーカ等が設けられている。入力部4には、入力キーやマイクが設けられている。スライド部8は、表示部3側に設けられた外枠8aと、入力部4側に設けられた内枠8bとを、滑動自在に嵌合させて構成されている。
図7は、実施の形態2に係る携帯端末1のスライド部8を介した接続部分の構成を示す断面である。同図において、実施の形態1における図2に示す部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
本実施の形態においては、入力部筐体31,表示部筐体41の各第1筐体31a,41aに、貫通穴33,43が設けられている。
また、スライド部8を経て、入力キー基板45と表示部基板35とを接続する配線体20が設けられている。配線体20は、実施の形態1と同様に、FPC21と、FPC21の両端に設けられたハーネス部25a,25bとを備えている。
さらに、配線体20には、各筐体31,41の貫通穴33,43に嵌合される嵌合部15が2カ所に設けられている。
図8は、実施の形態2における嵌合部15の断面図である。嵌合部15の平面形状は、図4(b)に示す通りであるので、図示を省略する。図8において、実施の形態1における図2に示す部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付して説明を省略する。
同図に示すように、本実施の形態の嵌合部15においては、第1,第2補強板11a,11bが、平板状ではない。第1,第2補強板11a,11bは、FPC21の長さ方向に沿って互いに逆向きに傾斜している。そして、FPC21および第1,第2補強板11a,11bの合計厚みは、各部位で均一である。
図7の部分拡大図に示すように、表示部筐体31の貫通穴33には、O型溝33aが形成されている。図示しないが、同様に、入力部筐体41の貫通穴43にも、同じ形状のO型溝(図示せず)が形成されている。そして、嵌合部15中のOリング13が貫通穴33,43のO型溝33a等に嵌合している。
本実施の形態によると、FPC21の両面に1対の補強板11a,11bを設けたことにより、実施の形態と同じ効果が得られる。
一方、本実施の形態においては、第1,第2補強板11a,11bが互いに逆向きに傾斜している。これにより、FPC21が、第1筐体31aの板面に垂直な方向から傾いた、斜め方向から挿入されている。以下、実施の形態1と実施の形態2との作用効果の相違について、説明する。
図10(a),(b)は、順に、実施の形態1に係る接続構造、実施の形態2に係る接続構造を簡略化して示す断面図である。図10(a)は、実施の形態1における嵌合部15をスライド式携帯端末に採用したときを示している。図10(b)は、実施の形態2における嵌合部15及び接続構造を示している。図10(a),(b)は、いずれもFPC21が引っ張られたときの状態を示している。すなわち、入力部筐体41の入力キー等が最大限露出される位置まで、表示部筐体31がスライドした状態を示している。
図10(a)に示す構造の場合、FPC21が第1筐体31a,41aの板面に垂直な方向にあるので、FPC21の張力Tによって大きな曲げ力Mが嵌合部15に作用する。そのために、嵌合部15のシール部材(図7に示すOリング13)と貫通穴壁面(図7に示す溝部33a)との接触部におけるシール性が悪化するおそれがある。一方、図10(b)のように、FPC21が第1筐体31a,41aの板面に垂直な方向から傾いていると、嵌合部15には、小さな曲げ力mしか加わらない。
よって、本実施の形態により、FPC21が引っ張られたときにも、上述のようなシール性の悪化を抑制することができる。
ただし、FPC21が傾く方向は、FPC21が引っ張られたときに、張力Tが加わる方向である。
また、FPC21が、筐体の板面に垂直な方向から傾いていることにより、スライド部8において、FPC21が筐体の板面に近づく。よって、FPC21をスライド部8にコンパクトに収納することができる。
すなわち、このような嵌合部15の構造は、スライド部8の高さ方向のスペースを節約したいスライド式携帯端末に適している。
(実施の形態2の変形例)
図9は、実施の形態2の変形例に係る接続構造を示す縦断面図である。
この変形例においては、配線体20の嵌合部15の構造は、実施の形態1と同じである(図4(a)参照)。一方、貫通穴33は、表示部筐体31の第1筐体31aの板面に垂直な方向から傾くように形成されている。図示しないが、入力部筐体41の第1筐体41aにおいても、貫通穴が第1筐体41aの板面に垂直な方向から傾くように形成されている。
本変形例によっても、FPC21が第1筐体31aの板面に垂直な方向から傾いているので、実施の形態2と同じ効果を発揮することができる。
(他の実施の形態)
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示である。したがって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示される範囲を含む。さらに、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の配線体は、携帯端末,PDA,パソコン,デジタルカメラなどの電子機器に利用することができる。
本発明の実施の形態1に係る携帯端末の構造を概略的に示す斜視図である。 実施の形態1に係る携帯端末のヒンジ部を介した接続部分の構成を示す断面である。 実施の形態1に係る配線体の平面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態1の嵌合部の断面図および平面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態1の変形例1,2に係る嵌合部の構造を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末の構造を概略的に示す斜視図である。 実施の形態2に係る携帯端末のスライド部を介した接続部分の構成を示す断面である。 実施の形態2に係る嵌合部の断面図である。 実施の形態2の変形例に係る接続構造の縦断面図である。 (a),(b)は、順に、実施の形態1に係る接続構造、実施の形態2に係る接続構造を簡略化して示す断面図である。
符号の説明
1 携帯端末(電子機器)
3 表示部
4 入力部
5 ヒンジ部
6 表示装置
8 スライド部
8a 外枠
8b 内枠
11a 第1補強板
11b 第2補強板
12 溝部
13 Oリング
14a 第1接着剤層
14b 第2接着剤層
15 嵌合部
16 熱収縮チューブ
20 配線体
21 FPC(配線部材)
25a,25b ハーネス部
31 表示部筐体
31a 第1筐体
31b 第2筐体
33 貫通穴
33a O型溝
41 入力部筐体
41a 第1筐体
41b 第2筐体
43 貫通穴

Claims (10)

  1. 電子機器の筐体に設けられた貫通穴から一部が挿入される配線体であって、
    平板状の配線部材と、
    前記配線部材の両側に、防水性をもってそれぞれ接着された1対の補強板と、
    前記1対の補強板の外周を囲むように設けられたシール部材とを備え、
    前記補強板の外周に、前記シール部材を収容する溝部が形成されている、配線体。
  2. 請求項1記載の配線体において、
    前記補強板は、平板状の部材である、配線体。
  3. 請求項1記載の配線体において、
    前記1対の補強板は、配線部材の両面側で、配線部材の長さ方向に沿って互いに逆向きに傾斜した板状の部材である、配線体。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の配線体において、
    前記配線部材は、フレキシブルプリント配線板である、配線体。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の配線体において、
    前記シール部材は、Oリングである、配線体。
  6. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の配線体において、
    前記シール部材は、熱収縮チューブである、配線体。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の配線体と、
    前記配線体の嵌合部が嵌合される貫通穴を有する筐体と、
    を備えている接続構造。
  8. 請求項7記載の接続構造において、
    前記貫通穴は、筐体の板面に垂直な方向から傾いている、接続構造。
  9. 請求項8記載の接続構造において、
    前記筐体は、2つの筐体であり、
    前記配線体は、前記2つの筐体の各貫通穴に嵌合される2つの嵌合部を有している、接続構造。
  10. 請求項7〜9のうちいずれか1つに記載の接続構造を有する電子機器。
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