JP5371055B2 - 調剤システム - Google Patents
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なお、本願発明において、搬器は、薬剤を収容して搬送機構や人手で運搬しうる器を意味し、例えば浅皿状のトレーや角箱状のボックス等が挙げられる。
また、本願発明において、ラベルは、搬器表面に張付状態で装着しうる情報表示部材を指し、搬器使用時さえ搬器に固定されていれば着脱式であっても良い。
しかし、それだけでは無線導入に要した費用を補償するに足りないので、満足なコストパフォーマンスが得られるレベルまで、処理能力を高めることが要請される。
そこで、無線受信可能なラベル装置を導入したことによりラベル書換がより自由に行えるようになったことにとどまらず、格段の能率向上をも図るべく、調剤システムを更に改良することが、技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、格段の能率向上を達成することができる。
したがって、この発明によれば、能率が良いうえ信頼性も高い調剤システムを実現することができる。
本発明の調剤システムは(実施形態1)、上記解決手段1,2の調剤システムであって、前記ラベル装置への無線送信が前記搬器の搬送中に行われるようになっていることを特徴とする。この場合、表示データや書換指令がラベル装置に無線で送信されるのを利用して、搬器を搬送しながらラベル書込みができるようにしたことにより、その分だけ能率が向上することとなる。しかも、識別情報などの既存情報に加えて新たに欠品情報までラベル装置に書き込まれるが、その書込が搬器搬送中に行われるので、ラベル書込み回数が増えても能率向上の効果を損なうことは無い。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜2(出願当初の請求項1〜2)及び実施形態1を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、筐体パネルや,ベース,フレーム,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,タイミングベルト等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
また、搬器搬送路から少し離れた所には、不足の薬剤を搬器40に手作業で補充するための薬品棚28と、搬器40に収集して払い出された薬剤の適否を目視確認する調剤監査を行うための監査台29とが、設けられている。
搬器搬送機構11は、ベルトコンベア式が多用されているが、レール式など他の方式の物でも良く、搬器引込装置12〜17は、アームで押し引きする方式が使い易いが、方向転換可能なベルトコンベアなど他の方式の物でも良い。
搬器供給装置21は、空の搬器40を多数ストックしており、そのなかから一つずつ搬器40を取り出して搬器搬送機構11の搬器搬送路の上に送出するようになっている。
搬器40は、上面解放の角箱が多用されるが(図1(c)参照)、内部空間に薬剤を収容して運搬することができれば他の形状のものでも良い。搬器40の外面には従来のラベルに代えてラベル装置50が装着されている。
この実施例で採用したラベル装置50は、表示面積の限られた電子ペーパー51に多くの情報を表示させるため、第1画面p1と第2画面p2とを含む複数画面が内蔵電子回路52に設けられていて、無線受信部53を介して表示切替指令を受信すると、その指令に応じて電子ペーパー51の表示内容を第1画面p1と第2画面p2とのうち何れか一方に切り替えるようになっている。
無線操作器38は、いわゆるリモコンであり、単体で作業者の操作に応じた指令を搬器40に無線送信するが、出せる指令が、調剤制御装置60がラベル装置50を介して搬器40に送信する指令のうち表示切替指令と欠品情報消去指令とに、限定されている。
搬器供給管理プログラム62は、未処理の調剤指示データ61が有るとその処理開始時に空の搬器40を搬器供給装置21から搬器搬送機構11へ送出させるものであるが、その際、搬器40のラベル装置50の第1画面p1に無線送信器31を介して処方番号や患者名などの文字情報54と識別情報読取装置32〜36で読み取り可能な識別情報55と例えば「未監」などの状態情報56とを書き込むとともに(図1(g)参照)、第2画面p2をクリアするようになっている。識別情報55は、一連番号などで、処理の開始された調剤指示データ61とその指示薬剤を収集する搬器40とを対応付けるものである。
欠品管理プログラム64は、調剤機22〜25から調剤制御装置60に欠品情報の通知が送られて来ると、それを欠品データ65に蓄積するようになっている。
繰り返しとなる詳細な説明は割愛するが、搬器40が搬器搬送機構11によって搬送されるに連れて、識別情報読取装置33と搬器引込装置13と調剤機23のところでも、識別情報読取装置34と搬器引込装置14と調剤機24のところでも、識別情報読取装置35と搬器引込装置15と調剤機25のところでも、同様のことが行われる。
上記実施例では、搬器搬送機構11が直線状で一方向搬送のみ行うようになっていたが、搬器搬送路は、曲がっていても良く、分岐していても良く、循環搬送や双方向搬送を行うようになっていても良い。
また、上記実施例では、分割情報58の書込が監査台29のところで行われるようになっていたが、分割情報58の書込は、小器41〜43を搬器40の内部空間に並べる作業が実際に行われる前であれば、いつ行っても良いので、例えば病棟のナースセンタ等で行われるようにしても良い。
11…搬器搬送機構、12〜17…搬器引込装置、
21…搬器供給装置、22〜25…調剤機、
26,27…搬器収納装置、28…薬品棚、29…監査台、
30…無線制御ユニット、31…無線送信器、
32〜36…識別情報読取装置、37…無線送信器、
38…無線操作器、39…無線送信器、39a…識別情報読取装置、
40…搬器、41〜43…小器、
50…ラベル装置、51…電子ペーパー、
52…内蔵電子回路、53…無線受信部、54…文字情報、
55…識別情報、56…状態情報、57…欠品情報、58…分割情報、
60…調剤制御装置、61…調剤指示データ、
62…搬器供給管理プログラム、63…薬品払出管理プログラム、
64…欠品管理プログラム、65…欠品データ、66…搬器収納管理プログラム、
67…調剤監査支援プログラム(搬器分割試行)、68…薬品小器対応データ
Claims (2)
- 電子ペーパーと内蔵電子回路と無線受信部とを一体化したラベル装置が装着された搬器と、この搬器を搬送する搬器搬送機構と、その搬送路に臨んで設けられ薬剤が有ればそれを前記搬器に投入するが薬剤欠品発生時には薬剤投入に代えて欠品情報の通知を出す調剤機と、その欠品情報を目視読取可能な態様で前記電子ペーパーに表示させる書込指令を前記ラベル装置へ無線で送信する手段と、前記調剤機から前記搬器へ投入される各薬剤について薬剤を収容可能な小器を示す薬品小器対応データを記憶保持する手段と、その薬品小器対応データを参照して前記搬器の内部空間を分割できる前記小器の平面配置を試行演算する手段と、それで得られた分割情報を前記電子ペーパーにおける前記欠品情報の表示欄に上書き表示させる手段とを備えている調剤システム。
- 視認可能かつ書換可能なラベルを装着した搬器と、この搬器を搬送する搬器搬送機構と、その搬送路に臨んで設けられた調剤機とを具備していて、薬剤を前記調剤機から前記搬器に投入して払い出す調剤システムにおいて、電子ペーパーと内蔵電子回路と無線受信部とを一体化したラベル装置が前記ラベルとして前記搬器に装着されており、前記搬送機構と前記調剤機との連携動作を制御する調剤制御装置が前記電子ペーパーの表示情報の書込指令を前記ラベル装置へ無線で送信するようになっており、前記調剤機が薬剤欠品発生時には前記搬器への薬剤投入に代えて欠品情報の通知を前記調剤制御装置へ送出するようになっており、その欠品情報を目視読取可能な態様で前記電子ペーパーに表示させる書込指令も前記調剤制御装置から前記ラベル装置へ無線で送信されるようになっており、更に、前記調剤制御装置が、前記調剤機から前記搬器へ投入される各薬剤について薬剤を収容可能な小器を示す薬品小器対応データを記憶保持する手段と、その薬品小器対応データを参照して前記搬器の内部空間を分割できる前記小器の平面配置を試行演算する手段と、それで得られた分割情報を前記電子ペーパーに表示させる手段とを備えていて、前記分割情報を前記電子ペーパーに表示させるに際して前記欠品情報の表示欄に上書き表示させるようになっていることを特徴とする調剤システム。
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