JP5367942B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Description

本発明は、遊技者に対して演出画像を交えて情報を報知する表示装置及びスピーカを備え、遊技盤面に遊技球を発射し、当該遊技盤面に沿った遊技球の移動を主体とした遊技の進行を遊技制御手段によって制御する遊技機に関する。
従来、遊技機、例えばパチンコ機においては、遊技盤面に表示装置(一般には、LCD(液晶表示装置)が適用される。)が用いられ、遊技者に対して情報を表示するようになっている。この情報の表示の際には、様々な演出が施され、遊技者の趣向性を高めるように工夫を凝らしている。
例えば、LCDでは、3列の図柄変動列をそれぞれスクロール表示し、最終的に各列が停止したときの図柄配列で、始動入賞の抽選の当選又は落選等を報知する。図柄としては、アラビア数字が多いが、それ以外に、漢数字やアルファベット、或いはパチンコ機のテーマに合ったキャラクタを用いる場合もある。
ところで、上記演出の一環として、LCDに文字を表示すると共に、スピーカから流れる音楽(BGMや効果音等)と同期させることが提案されている。
遊技場の環境を鑑みれば、遊技者にとって不要な周囲の音(すなわち、雑音)が、自己の遊技機から発せられる音(すなわち、有用音)に混在して、当該有用音が聞き取りにくい場合もあり、LCDに文字を表示して視覚的にも情報を伝えることは、遊技者にも有利な手段ということができる。
なお、表示と音声とを関連付けた演出に関しては、大当たりしたらBGMを発生させると共に、歌詞を表示してカラオケ可能に構成したパチンコ機(特許文献1参照)、大当たり中、メロディに従い、歌詞をスクロール、変色、拡大表示して、歌い出しの誤り等を防止するパチンコ機(特許文献2参照)、遊技状態をLCDに文字表示、或いは、遊技進行にかかる情報を吹き出し内に文字表示、さらには、文字/吹き出し表示に効果音を同期発生させる遊技機(特許文献3参照)等が提案されている。
特開平9−276479号公報 特開2004−81480公報 特開2005−319048公報
しかしながら、従来技術、特に特許文献1及び特許文献2では、「カラオケ」という特性上、歌詞をメロディの進行に同期表示させることが必須であり、そのために効果音に対する歌詞画像の同期表示を綿密に調整、かつ制御しなければならず、演出であるのに、主となる遊技制御よりも、制御負担の比率が大きくせざるを得ない。
すなわち、歌唱は時間軸を移動しており、歌唱者(遊技者)の立場を鑑みれば、メロディの進行よりも、僅かに早期に歌詞を目視認識させる必要がある。
従って、従来の文字画像表示と音出力との関係は、「同期」が必須の概念であり、上記のような「カラオケ」に特化しなくても、前記同期がとられていない文字画像表示と音出力は、違和感を与えるのみならず、嫌悪感をもたらす可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、文字画像表示と音出力との間で同期をとらなくても、違和感や嫌悪感を与えることがなく、制御負担を軽減して、有用な表示と音を関連付けた演出を行うことができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、遊技者に対して演出画像を交えて情報を報知する表示装置及びスピーカを備え、遊技盤面に遊技球を発射し、当該遊技盤面に沿った遊技球の移動を主体とした遊技の進行を遊技制御手段によって制御する遊技機であって、前記遊技制御手段から特殊演出実行指示コマンドを受け付けた場合に、特殊演出を実行する特殊演出実行手段と、前記特殊演出実行指示コマンドの受付時を開始時期として、前記特殊演出画像の一部である文字列の表示において、当該文字列を分割し、当該分割された文字群の表示時期をずらして切替ながら表示するように前記表示装置に指示する第1の指示手段と、前記第1の指示手段における文字列を表示しているときに、当該文字列を朗読する主人公動画を表示させるように前記表示装置に指示し、かつ前記主人公動画の表示制御とは独立した文字朗読実行指示コマンドにより、前記文字列を発音する朗読音声を出力させるように前記スピーカに指示する第2の指示手段と、を有している。
本発明によれば、遊技制御手段では、表示装置及びスピーカのそれぞれの出力を制御する。
すなわち、第1の指示手段では、演出画像の一部である文字列の表示において、当該文字列を分割し、当該分割された文字群の表示時期をずらして切替ながら表示するように前記表示装置に指示する。
一方、第2の指示手段では、文字列表示制御手段における文字列を表示しているときに、当該文字列を朗読する動画を表示させるように前記表示装置に指示し、かつ前記動画に合わせて、前記文字列を発音する朗読音声を出力させるように前記スピーカに指示する。
上記第1の指示手段と、第2の指示手段は、遊技制御手段において、互いに独立して実行される。言い換えれば、互いの同期をとるためのフィードバックによる同期補正や、フィードフォワードによる同期予測等は一切行われないため、制御に多大な負担がかかることがない。
本発明において、前記分割された文字群がそれぞれ表示装置の表示位置をスクロール移動しながら表示させ、かつ視線の主方向となる前記主人公動画にオーバラップ表示させた位置において、前記スピーカから出力された朗読音声に該当する文字列又はその近傍が強調表示させる表示編集手段をさらに有することを特徴としている。
また、本発明において、前記特殊演出が、前記遊技制御手段における遊技の進行上、遊技者に有利な状態である大当たり確定を報知する演出であることを特徴としている。
文字群の表示位置はスクロール移動し、スピーカから出力される朗読音声に該当する文字列又はその近傍を強調表示する。これにより、特に、同期がとられてはいないが、見かけ上同期がとられているかのようにみせることができる。
遊技盤面に遊技球を発射し、当該遊技盤面に沿った遊技球の移動を主体とした遊技の進行を制御する主制御部と、遊技者に対して演出画像を交えて情報を報知する表示装置及びスピーカが接続され、前記主制御部から一方的に入力されるコマンド信号に基づいて、前記表示装置及びスピーカからの出力情報を指示する副制御部と有し、前記副制御部が、前記演出画像の一部である文字列の表示において、当該文字列を分割し、当該分割された文字群の表示時期をずらして切替ながら表示するように前記表示装置に指示する第1の指示手段と、前記文字列表示制御手段における文字列を表示しているときに、当該文字列を朗読する動画を表示させるように前記表示装置に指示し、かつ前記動画に合わせて、前記文字列を発音する朗読音声を出力させるように前記スピーカに指示する第2の指示手段とを有し、前記第1の指示手段と前記第2の指示手段とが、互いに独立して実行されることを特徴としている。
主制御部からの一方的なコマンド信号により、演出制御部は表示装置やスピーカを制御する。
すなわち、第1の指示手段では、演出画像の一部である文字列の表示において、当該文字列を分割し、当該分割された文字群の表示時期をずらして切替ながら表示するように前記表示装置に指示する。
一方、第2の指示手段では、文字列表示制御手段における文字列を表示しているときに、当該文字列を朗読する動画を表示させるように前記表示装置に指示し、かつ前記動画に合わせて、前記文字列を発音する朗読音声を出力させるように前記スピーカに指示する。
上記第1の指示手段と、第2の指示手段は、遊技制御手段において、互いに独立して実行される。言い換えれば、互いの同期をとるためのフィードバックによる同期補正や、フィードフォワードによる同期予測等は一切行われないため、制御に多大な負担がかかることがない。
このような制御的な流れにより、主制御部の負担を軽減することができる。
前記副制御部が、前記分割された文字群がそれぞれ表示装置の表示位置をスクロール移動しながら表示させ、かつ前記スピーカから出力された朗読音声に該当する文字列又はその近傍が強調表示させる表示編集手段をさらに有することを特徴としている。
文字群の表示位置はスクロール移動し、スピーカから出力される朗読音声に該当する文字列又はその近傍を強調表示する。これにより、特に、同期がとられてはいないが、見かけ上同期がとられているかのようにみせることができる。
前記表示装置が、遊技者の視線方向に前記遊技盤面における主要となる遊技球通過領域と重ねられ、配置されていることを特徴としている。
表示装置の表示領域が遊技領域にオーバラップされるため、遊技球の移動実像と、演出等の画像と、同一の視野で見ることができる。
以上説明した如く本発明では、文字画像表示と音出力との間で同期をとらなくても、違和感や嫌悪感を与えることがなく、制御負担を軽減して、有用な表示と音を関連付けた演出を行うことができるという優れた効果を有する。
(パチンコ機の構成)
図1及び図2に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、ガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の裏面側には、矩形状の開口部が設けられ、交換可能とされた遊技盤100がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠16を閉塞した状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯20が配置されており、上部には、遊技の効果音やBGM、音声等をステレオ出力する中・高音用スピーカ22L、22Rが配設されている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。この一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル26が取り付けられている。また、一体皿24には、前記スピーカ22L、22Rと共に2.1サラウンドシステムを構成する低音用スピーカ22W(図5参照)が内蔵されている。
(遊技盤の構成)
図3には本実施の形態に係る遊技盤100が示されている。
遊技盤100は、基板として透明の平板状合成樹脂材が適用されているため、以下、透明遊技盤100という。
透明遊技盤100は、外周端部付近に、円弧状の外レール102、逆流防止弁103及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102、逆流防止弁103及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて、逆流防止弁103で仕切られた放出口105を飛び出して打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
前記透明遊技盤100の裏面側には、少なくとも遊技領域101のほぼ全域に亘って表示面が対向する大型の液晶表示装置(LCD)200が配設されている。すなわち、遊技領域101が、LCD200の表示領域201となっていて、遊技者の視野のほぼ全域が覆われる。
遊技領域101には、遊技領域101の中心部を基準として図3の左側に、通過ゲート(スルー・チャッカー)118が配置されている。また、図3の下部には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)108が配設されており、この特別図柄始動入賞口108のさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置してアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が設けられており、当該開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっている。開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球が開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球を所定の経路に誘導する多数の遊技釘123が設けられている。
さらに、透明遊技盤100の中央下方には、透明遊技盤100の裏面側通路と前面側通路とに遊技球PBの通路が設けられたステージ124が設けられており、遊技球PBは、風車122や遊技釘123等によりステージ124上に案内される。なお、このステージ124上に案内された遊技球PBは、特別図柄始動入賞口108に入賞しやすくなる。
また、透明遊技盤100の最下位置には、外れ球を透明遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。
(制御系の構成)
次に、図4を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図4に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、特別図柄始動入賞口108への入賞球を検出する始動入賞センサ180、普通図柄始動口である通過ゲート118への入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184、特別遊技状態の際に開放するアタッカー112への入賞球を検出する大入賞センサ186がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、アタッカー112内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなるVゾーンが設けられている場合には、このVゾーンを通過したことを検出するVゾーンセンサ188が配設される。
さらに、主制御部150には、電動チューリップ110を作動させるソレノイド174、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるソレノイド175、保留ランプ176がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選(以下、「普図抽選」という)が主制御部150にて実行され、その抽選結果をLCD200を用いて報知し、当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して電動チューリップ110を所定時間開放する。
また、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞すると、これを始動入賞センサ180で検出することで特別図柄の当/落抽選(特図抽選)が主制御部150にて実行され、この特図抽選をLCD200を用いて報知し、当選の場合は、大当たりの処理として、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。
特別遊技状態とは、前記アタッカー112が所定時間(一般には30秒)開放し、その後閉止する動作を1ラウンドとした場合に、複数ラウンド(一般には15ラウンド)繰り返される遊技状態を言い、この結果、多くの遊技球PBがアタッカー112へ入賞し、多くの入賞が期待できる。なお、通常は、1ラウンド中の最大入賞数が10個と制限されている。この大当たり処理(特別遊技状態)の期間においては、LCD200を用いて複数のラウンドにまたがる一連のストーリー性を持った画像演出を実行する。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD200が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠16に設けられた表示灯20の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠16前面に設けられたスピーカ22L、22R、22Wを作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御されるLCD200には、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカ22L、22R、22Wからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、保留ランプ176による表示内容は、このLCD200で表示するようにしている。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル26(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
上記のように本実施の形態では、遊技領域101とほぼ同一領域に亘り遊技情報を表示可能なLCD200の表示領域201を有効かつ機能的に利用するべく、普通図柄抽選、特別図柄抽選のそれぞれの抽選結果の報知、保留数の表示、並びに大当たり処理中の画像演出等、そのときの遊技状態に応じた表示制御を行っている。
ここで、特殊演出の1つとしてLCD200の表示領域201に表示される動画に文字列で構成された画像を重ねて表示すると共に、当該文字列を朗読する音声を出力する場合がある。この特殊演出は、大当たり確定のときに実行され、そのトリガ(契機)は、通常遊技状態における特図抽選に基づく変動パターン演出の暗転、確変時(特図抽選の当選確率が高くなっている時期)では比較的長い変動パターン演出が続いたとき等であり、その他、時短時(特図や普図の抽選結果報知時間が短い時期)、突確時(大当たり処理を擬似的に省略し、その後の特典のみが付与された時期)等で所定の条件の揃えば実行される。
ところで、通常は、前述したような画像の表示と音の出力とは、互いに同期がとられながら、進行していくものであり、逆にそうでなければ、違和感を生じることになる。例えば、カラオケ機能(パチンコ機に搭載されている場合がある)における歌詞の表示と、音楽とは、互いに密接に関連し、歌い出しよりも若干早く歌詞が表示されていくため、歌唱者(遊技者)は歌い出しを確実に把握することができる。
ところが、上記画像と音との同期制御に多くの負担をかけると、本来の遊技制御負担を軽減しなければならず、かえって遊技者の趣向性を低下させることにもなりかねない。
そこで、本実施の形態では、画像と音との同期をとらない制御を確立した。
図5は、演出制御部152及び図柄制御部156における、文字列画像表示と文字列朗読音声出力を同一時期に実行する演出を主体とした制御を機能的に示したブロック図である。なお、このブロック図は、ハード構成を限定するものではなく、あくまでも、機能的に分類したものである。
図5に示される如く、主制御部150からのコマンド信号は、演出制御部152のコマンド解析部254へ入力される。当該コマンド信号は、主制御部150から演出制御部152へ一方的に送信されるものであり、基本的にフィードバック制御はない。
コマンド解析部254では、入力されたコマンド信号を解析する。図5では、特図抽選結果情報、普図抽選結果情報、保留数情報、特殊演出実行指示情報の4種類のコマンドについて示している。
コマンドの解析の結果、特図抽選結果情報である場合には、当該特図抽選結果情報を特図抽選結果報知用変動パターン種決定部256へ送出する。また、コマンド解析の結果、普図抽選結果情報である場合には、当該普図抽選結果情報を普図抽選結果情報用変動パターン種決定部258へ送出する。さらに、コマンド解析の結果、保留数情報である場合には、当該保留数情報を保留数認識部260へ送出する。
一方、コマンド解析の結果、特殊演出実行指示情報である場合には、当該特殊演出実行指示情報を特殊演出決定部266へ送出する。
特図抽選結果報知用変動パターン種決定部256では、特図変動パターン種を決定し、その決定情報を変動パターン種情報出力部262へ送出する。通常は、特図変動パターンは、3列の演出図柄の変動であり、例えば同一図柄が揃えば当選となる。上記決定には、リーチ有無を含む。
また、普図抽選結果報知用変動パターン種決定部258では、特図変動パターン種を決定し(通常は0〜9までの一桁の数字の変動であり、当選数字が「7」)、その決定情報を変動パターン種情報出力部262へ送出する。
変動パターン種情報出力部262では、特図及び普図の変動パターン種情報に基づいてコマンドを生成し、コマンド出力部264へ送出する。
さらに、保留数認識部260では、現在の始動入賞の保留数の情報が入力され、この保留数を認識することで、LCD200の表示領域201の一部に表示する保留数に応じた画像の数を表示するコマンドを生成し、コマンド出力部264へ送出する。
一方、特殊演出決定部266は、前記コマンド出力部264及び文字列朗読データ読出部268に接続されている。この特殊演出決定部266では、特殊演出の実行が指示されると、LCD200の表示領域201に、特殊演出の画像を表示させるコマンドを生成し、コマンド出力部264へ送出すると共に、文字列朗読データ読出部268に対して、表示される文字列の朗読データを読み出すように指示する。
文字列朗読データ読出部268には、文字列朗読データメモリ270が接続され、上記読み出し指示に従い、朗読データを読み出し、文字列朗読実行指示部271へ送出する。文字列朗読実行指示部271は、スピーカドライバ272に接続されている。
スピーカドライバ272では、文字列朗読実行指示部271からの実行指示信号の入力に基づき、スピーカ22L、22R、22Wを制御して、文字列の音声による朗読を実行する。なお、この文字列の朗読は、後述する図柄制御部156における特殊演出の画像表示制御と、特別な同期はとられていない。
前記コマンド出力部264は、図柄制御部156に接続されており、生成されたコマンド信号を図柄制御部156のコマンド解析部274へ送出する。
図柄制御部156のコマンド解析部274では、演出制御部152から入力されたコマンド信号を解析する。図5では、特図抽選結果報知用変動パターン種情報、特殊演出実行指示情報、及びその他コマンドの3種類を示しており、本発明の特徴に関連性の少ない、前記普図変動パターン種情報や保留数情報は、その他のコマンドとする。
特図抽選結果報知用変動パターン種情報は、図柄変動パターンデータ読出部276に送出される。図柄変動パターンデータ読出部276には、特別図柄変動パターンデータメモリ278が接続されている。このため、図柄変動パターンデータ読出部276は、前記特図抽選結果報知用変動パターン種情報に基づき、特別図柄変動パターンデータメモリ278から特別図柄変動パターンデータを読み出し、変動パターン実行開始指示部280へ送出する。
この変動パターン実行開始指示部280は、表示制御部282に接続されている。表示制御部282に、特別図柄変動パターンデータが入力されると、LCD200の表示領域201で図柄変動パターン演出が実行される。なお、このとき、その他コマンドに基づき、背景画像や保留数画像、並びに適宜キャラクタの出現による予告画像等が同時に表示される。
また、コマンド解析部274の解析の結果、特殊演出実行指示情報であった場合は、当該特殊演出実行指示情報は、特殊演出用画像データ読出部284に送出される。
この特殊演出用画像データ読出部284は、特殊演出画像データメモリ286に接続されている。このため、特殊演出画像データ読出部284は、特殊演出実行指示情報に基づき、前記特殊演出画像データメモリ286から特殊演出画像データを読み出し、特殊演出実行開始指示部288へ送出する。
この特殊演出実行開始指示部288は、は、表示制御部282に接続されており、特殊演出(図7及び図8参照)を実行する。
図7及び図8は、LCD200の表示領域201を示しており、当該表示領域201に、特殊演出のオープニング画像が表示された状態を示している。
一方、図8は、特殊演出の流れをコマ送り画像で示したものであり、その特徴は文字列を分割した文字群の画像が、画面の左から右へスクロールし、その表示が完了すると次の文字群に切り替わっていく点、並びにスピーカ22L、22R、22Wからの音声出力によって朗読しているであろう文字列を強調(コントラストの強弱等)している点にある。
ここで、上記「朗読しているであろう…」というのは、図柄制御部156では、演出制御部152におけるスピーカ22L、22R、22Wからの出力状況をモニタリングしておらず、それぞれ独立して処理(スピーカ22L、22R、22Wからの出力、LCD200への表示)を実行していることを意味し(非同期制御)、同期制御のための制御の負担を回避している。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機10の遊技の流れ)
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル26を操作すると、一球づつ発射装置40(図4参照)に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘123に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
ここで、特別図柄始動入賞口108へ入賞すると、主制御部150において特別図柄抽選の当選/落選の抽選(特図抽選処理)が実行され、その特図抽選結果は、LCD200に、演出用の特別図柄250が所定のパターンで変動され、その変動パターンを経て停止表示される。
(大当たり処理)
特別図柄抽選において、その抽選結果の報知として、LCD200の表示領域に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の大当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯20の点滅やスピーカ22L、22R、22Wからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、所定の大当たり処理を実行する。
大当たり処理としては、開閉扉116の開閉動作によってアタッカー112が、例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15又は16ラウンド開放される。
なお、アタッカー112内にVゾーンを設けた遊技仕様の場合には、1回のアタッカー112開放時にVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBをアタッカー112へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。
ここで、大当たりが発生したことを遊技者に報知する演出として、LCD200の表示領域201に表示される動画に文字列で構成された画像を重ねて表示すると共に、当該文字列を朗読する音声を出力する場合がある(特殊演出)。
一般的に、画像の表示と音の出力とは、互いに同期がとられながら、進行していものであるが、本実施の形態では、画像と音との同期をとらない制御とした。
図6は、演出制御部152におけるコマンド実行処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ300では、主制御部150からコマンドが入力されたか否かが判断され、否定判定された場合には、このルーチンは終了する。
また、ステップ300で肯定判定された場合には、ステップ302へ移行して、コマンド内容が特殊演出実行コマンドか否かが判断される。このステップ302で否定判定されると、ステップ304へ移行して他のコマンド処理を実行し(詳細の処理は省略)、このルーチンは終了する。
また、ステップ302で肯定判定されると、ステップ306へ移行する。
ステップ306では、図柄制御部156へ特殊演出実行指示コマンドを送出し、次いでステップ308へ移行して文字列朗読データを文字列朗読データメモリ270から読み出す。
次のステップ310では、スピーカドライバ272に対して文字列朗読実行指示を出力する。これにより、スピーカ22L、22R、22Wでは、文字列朗読の音声が出力される(ステップ312)。
図7は、上記文字列朗読の音声の出力とは、制御上は無関係で、図6のステップ306で指示された特殊演出実行指示コマンドに基づいてLCD200の表示領域201に表示される特殊演出のオープニング画面である。オープニング画面では、主人公画像290の全身と、タイトル画像292が表示される。
この図7のオープニング画面に続いて、図8(A)に示される如く、主人公画像290の顔のアップが表示され、次いで図8(B)において、タイトル画像292がオーバラップ表示される。
その後、図8(C)乃至図8(H)では、一連の文字列が分割され(文字群画像294)が画面に向かって左から右へスクロールしながら、文字群画像294が順次切り替わって表示される。このとき、表示されている文字群画像294の一部は、コントラストの強弱等の画像処理(編集)によって強調される。この強調された文字列は、前記スピーカ22L、22R、22Wから出力される朗読音声とほぼ一致するようにタイムテーブルが組み込まれている。
しかし、この文字列画像294の表示と、朗読音声の出力とは、同期はとられておらず、双方が独立して実行されている。
すなわち、本実施の形態における特殊演出では、綿密な同期をとらなくても、特殊演出の性質上、遊技者に違和感や嫌悪感を与えるものではない。遊技者は、この特殊演出が出現したこと自体で、例えば大当たり確定等の優越感にひたることができる。しかし、スピーカ22L、22R、22Wから出力される音声を認識したいという要望に応えるべく、朗読される文字列と同等の文字列を表示することで、たとえ表示と音声とがずれていたとしても、内容の認識は可能となる。このため、あえて画像と音声との間で同期をとることを意図的に回避し、これによって軽くなる制御の負担を、本来の遊技進行の制御に割り当てるようにした。
以上説明したように本実施の形態では、音声と画像とが関連付けられて、同時に処理されるとき、両者の同期をとるといった過度(必要以上)の精度を回避するようにした。これにより、同期制御のための負担を回避することができる。軽減された制御負担は、本来の遊技進行の制御に割り当てることができ、本体の遊技の趣向性を高めることができる。
本実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機を示す斜視図である。 本実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 演出制御部及び図柄制御部における、特別図柄抽選の抽選結果の報知を主体とした制御を機能的に示したブロック図である。 演出制御部におけるコマンド実行処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 LCDの表示領域に表示される特殊画像のオープニング画像を示す正面図である。 LCDの表示領域に表示される特殊画像の流れを示すコマ画像を示す正面図である。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機(遊技機)
100 遊技盤
200 LCD(表示装置)
108 始動入賞口
112 アタッカー
150 主制御部(遊技制御手段)
152 演出制御部(副制御部)
156 図柄制御部(副制御部)
180 始動入賞センサ
201 表示領域
254 コマンド解析部
256 特図抽選結果報知用変動パターン種決定部
258 普図抽選結果情報用変動パターン種決定部
260 保留数認識部
266 特殊演出決定部(第2の指示手段)
262 変動パターン種情報出力部
264 コマンド出力部(第2の指示手段)
268 文字列朗読データ読出部
270 文字列朗読データメモリ
271 文字列朗読実行指示部(第2の指示手段)
272 スピーカドライバ
274 コマンド解析部
276 図柄変動パターンデータ読出部
278 特別図柄変動パターンデータメモリ
280 変動パターン実行開始指示部
282 表示制御部
284 特殊演出用画像データ読出部
286 特殊演出画像データメモリ
288 特殊演出実行開始指示部(第1の指示手段)

Claims (3)

  1. 遊技者に対して演出画像を交えて情報を報知する表示装置及びスピーカを備え、遊技盤面に遊技球を発射し、当該遊技盤面に沿った遊技球の移動を主体とした遊技の進行を遊技制御手段によって制御する遊技機であって、
    前記遊技制御手段から特殊演出実行指示コマンドを受け付けた場合に、特殊演出を実行する特殊演出実行手段と、
    前記特殊演出実行指示コマンドの受付時を開始時期として、前記特殊演出画像の一部である文字列の表示において、当該文字列を分割し、当該分割された文字群の表示時期をずらして切替ながら表示するように前記表示装置に指示する第1の指示手段と、
    前記第1の指示手段における文字列を表示しているときに、当該文字列を朗読する主人公動画を表示させるように前記表示装置に指示し、かつ前記主人公動画の表示制御とは独立した文字朗読実行指示コマンドにより、前記文字列を発音する朗読音声を出力させるように前記スピーカに指示する第2の指示手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記分割された文字群がそれぞれ表示装置の表示位置をスクロール移動しながら表示させ、かつ視線の主方向となる前記主人公動画にオーバラップ表示させた位置において、前記スピーカから出力された朗読音声に該当する文字列又はその近傍が強調表示させる表示編集手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記特殊演出が、前記遊技制御手段における遊技の進行上、遊技者に有利な状態である大当たり確定を報知する演出であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
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