JP5366741B2 - パンチ金型 - Google Patents

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Description

本発明は、パンチプレスに使用されるパンチ金型装置における筒状のパンチガイド内に上下動自在に嵌入して使用されるパンチ金型に係り、さらに詳細には、パンチチップを着脱可能に備えた構成であって、上記パンチチップをねじ部材によって強固に押圧固定できると共に上記ねじ部材の緩み止めを確実に行うことのできるパンチ金型に関する。
パンチプレスに使用されるパンチ金型装置においては、パンチ金型の汎用性の向上を図るために、パンチチップを着脱可能に備えたパンチ金型がある(例えば特許文献1参照)。
実開昭60−1521号公報
前記特許文献1に記載のパンチ金型装置の構成は、図3に示すとおりである。すなわち、パンチ金型装置1は、パンチプレスにおけるパンチ金型ホルダ3に上下動自在に支持された筒状のパンチガイド5を備えており、このパンチガイド5内には、前記パンチガイド5の上部に備えたリテーナカラー7を貫通したパンチドライバ9が上下動自在に嵌入してある。そして、前記パンチドライバ9の上部に取付けたパンチヘッド11と前記リテーナカラー7との間にはストリッパースプリング13が弾装してある。
前記パンチドライバ9の下部にはパンチチップホルダ15が一体的に取付けてある。そして、このパンチチップホルダ15には、パンチチップ17が上方向へ着脱可能に備えられている。このパンチチップ17を上方向から押圧固定するために、前記パンチドライバ9には上下方向に貫通した長穴19が形成してあり、この長穴19の上部には雌ねじ部19Sが形成してある。そして、前記長穴19を上下に貫通して下端面を前記パンチチップ17の上面に当接した固定ねじ21の上部に形成した雄ねじ部21Sが前記雌ねじ部19Sに螺入してある。さらに、前記雌ねじ部19Sには、前記固定ねじ21の上面に当接するロックねじ23が螺入してある。
上記構成において、前記パンチチップ17の上下位置は、前記パンチチップホルダ15に対してパンチチップ17の上下位置を調節した後、前記パンチチップホルダ15に備えた止めねじ25を締め付けることによって、パンチチップ17をパンチチップホルダ15に一体的に固定するものである。そして、前記固定ねじ21は、雄ねじ部21Sを締め付けて、当該固定ねじ21の下端面を前記パンチチップ17の上面に当接した後、上記固定ねじ21の緩み止めを行うために、前記雌ねじ部19Sにロックねじ23を螺入し前記固定ねじ21の上面に当接する構成である。
上記構成において、固定ねじ21は、パンチチップ17の上方向への移動を規制するのみであるから、ワークの打抜き加工を行った後、ワークからパンチチップ17を引き抜くときに、パンチチップ17が下方向へ僅かに移動することがあり、パンチチップ17とパンチチップホルダ15、固定ねじ21との間にガタを生じ易いという問題がある。また前記構成においては、固定ねじ21における雄ねじ部21Sを雌ねじ部19Sに螺入した後に、別個のロックねじ23を上記雌ねじ部19Sに螺入するものであるから、ロックねじ23を忘れることがあるという問題がある。さらに、前記構成においては、パンチドライバ9の全長に亘って長穴19を加工しなければならず、また固定ねじ21の雄ねじ部21Sとロックねじ23のねじ部をそれぞれ別個に加工しなければならず、加工の容易性において問題がある。
本発明は、上述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、パンチガイド内に上下動自在に嵌入されるパンチドライバに、パンチチップを着脱可能に備えたパンチ金型であって、前記パンチドライバを、上部にパンチヘッド取付部を備えた上部パンチドライバとパンチチップを着脱可能に内装した筒状の下部パンチドライバとに分割して設け、前記下部パンチドライバ内の前記パンチチップを下端部でもって押圧すべく前記下部パンチドライバ内に上部から螺入したねじ部材の上部に前記上部パンチドライバを螺合して設け、前記下部パンチドライバの上端面と前記上部パンチドライバの下端面とを当接して前記ねじ部材に張力を付与した構成であることを特徴とするものである。
また、前記パンチ金型において、前記ねじ部材が下部パンチドライバに螺合したねじ部の径及び前記ねじ部材が上部パンチドライバに螺合した部分のねじ部の径は同一径であり、かつ同一ピッチであることを特徴とするものである。
本発明によれば、簡単な構成でもってパンチチップを確実に固定することができ、かつパンチチップを固定することを忘れるようなことがなく、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
本発明の実施形態に係るパンチ金型の構成を概念的、概略的に示した説明図である。 本発明の実施形態に係るパンチ金型の分解斜視図である。 従来のパンチ金型の構成を示す説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係るパンチ金型の構成について説明するに、前述した従来の構成と同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
図1を参照するに、本発明の実施形態に係るパンチ金型31は、パンチプレスにおけるパンチ金型ホルダ3に上下動自在に装着されるパンチ金型装置33に装着して使用されるものである。より詳細には、パンチ金型装置33は前記パンチ金型ホルダ3に上下動自在に支持される筒状のパンチガイド35を備えており、このパンチガイド35の上部にはリテーナカラー37が備えられている。そして、前記パンチガイド35内に前記パンチ金型31が上下動自在に嵌入(内装)されているものである。
前記パンチ金型31は、上下方向に長いパンチチップ39を着脱可能に備えたパンチドライバ41を備えている。このパンチドライバ41は、前記リテーナカラー37を上下動自在に貫通した上部パンチドライバ43Uと、前記パンチチップ39を着脱可能に内装した筒状の下部パンチドライバ43Lとに分割してある。前記上部パンチドライバ43Uの上部には、パンチヘッド45を上下に調節可能に取付けるパンチヘッド取付部としての雄ねじ部47が形成してあり、この雄ねじ部47に上下に調節可能に螺着した前記パンチヘッド45と前記リテーナカラー37との間にはストリッパースプリング49が弾装してある。
前記下部パンチドライバ43Lに形成した上下方向の装着孔51内に上方向から嵌入装着した前記パンチチップ39の上部に備えたフランジ部39Fを前記装着孔51の底部51Bへ押圧固定するために、前記下部パンチドライバ43Lにおける前記装着孔51の上部には雌ねじ部53が形成してある。そして、上記雌ねじ部53には、下端面でもって前記パンチチップ39の上面を下方向へ押圧するためのねじ部材55が螺入してある。
上記ねじ部材55は、下端面でパンチチップ39を押圧固定したとき、前記下部パンチドライバ43Lの上面から上方向へ大きく突出する長さに設けてあり、このねじ部材55の上部には、前記上部パンチドライバ43Uの下部に形成した雌ねじ部57が螺合してある。そして、前記ねじ部材55の上部に上部パンチドライバ43Uを螺合(螺着)すると、上部パンチドライバ43Uの下面と下部パンチドライバ43Lの上面とが当接する。
したがって、上述のように、上部パンチドライバ43Uの下面と下部パンチドライバ43Lの上面とが当接した状態にあるとき、上部パンチドライバ43Uをさらに締付けると、前記ねじ部材55に張力を付与することとなる。よって、ねじ部材55に張力を付与するときの大きな反力が上下のパンチドライバ43U,43Lの当接面に作用することとなり、ねじ部材55と上下のパンチドライバ43U,43Lとの螺合状態の緩み止め機能を奏するものである。
上記構成により、下部パンチドライバ43Lとパンチチップ39との間に僅かなガタ付きをも生じることなく、パンチチップ39を強固に固定することができるものである。
なお、前記ねじ部材55におけるねじ部の径は全長に亘って同径であり、かつ同一ピッチであるから、ねじ部材55におけるねじ部の加工が容易であると共に、上下のパンチドライバ43U,43Lにおける雌ねじ部57,53を同径、同ピッチに加工することができ雌ねじ部57,53の加工も容易に行い得るものであり、全体的構成の加工が容易なものである。
既に理解されるように、下部パンチドライバ43Lにねじ部材55を螺着してパンチチップ39を強固に押圧固定した後に、上記ねじ部材55の上部に上部パンチドライバ43Uを螺着して締付けるものであるから、ねじ部材55と上下のパンチドライバ43U,43Lとの緩み止めを忘れることなく確実に行うことができるものであり、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
なお、パンチチップ39の再研磨後のハイト調整は、パンチヘッド45の螺合位置を上下に調節して行うものであるから、パンチチップ39を常に下方向へ強固に押圧固定できるものである。
31 パンチ金型
33 パンチ金型装置
35 パンチガイド
39 パンチチップ
39F フランジ部
41 パンチドライバ
43U 上部パンチドライバ
43L 下部パンチドライバ
45 パンチヘッド
47 雄ねじ部(パンチヘッド取付部)
51 装着孔
53 雌ねじ部
55 ねじ部材
57 雌ねじ部

Claims (2)

  1. パンチガイド内に上下動自在に嵌入されるパンチドライバに、パンチチップを着脱可能に備えたパンチ金型であって、前記パンチドライバを、上部にパンチヘッド取付部を備えた上部パンチドライバとパンチチップを着脱可能に内装した筒状の下部パンチドライバとに分割して設け、前記下部パンチドライバ内の前記パンチチップを下端部でもって押圧すべく前記下部パンチドライバ内に上部から螺入したねじ部材の上部に前記上部パンチドライバを螺合して設け、前記下部パンチドライバの上端面と前記上部パンチドライバの下端面とを当接して前記ねじ部材に張力を付与した構成であることを特徴とするパンチ金型。
  2. 請求項1に記載のパンチ金型において、前記ねじ部材が下部パンチドライバに螺合したねじ部の径及び前記ねじ部材が上部パンチドライバに螺合した部分のねじ部の径は同一径であり、かつ同一ピッチであることを特徴とするパンチ金型。
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