JP5365853B2 - 車両用ドアハンドル及びロッキングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアに備えられ、利用者の能動的な操作によって当該車両用ドアを開閉する車両用ドアハンドルに関する。また、本発明は、当該車両用ドアハンドルを備えたロッキングシステムに関する。
利用者が携帯する携帯機と車両側の本体機との間で通信を行い、当該携帯機の認証を行って、自動的に車両用ドアの解錠や施錠を行うように制御するロッキングシステム(スマートエントリーシステム)が知られている。このようなロッキングシステムにおいては、携帯機の認証を行った後、直ちに解錠することに対する治安上の配慮から、車両用ドアに配接されたドアハンドルへ利用者が触れるなど、利用者によるドアハンドルへの操作を検出してドアの解錠を行うものがある。この場合、携帯機に対する認証結果、つまり、携帯機の認証が成立し、車両用ドアが利用者による操作入力待ち(解錠指示待ち)の状態であるか否かを利用者が把握できることが好ましい。例えば、携帯機の認証が非成立の状態において利用者がドアハンドルに触れても車両ドアは解錠されない。このため、利用者は改めてリモートコントローラや機械的な鍵を用いて車両用ドアを解錠しなければならず、利便性が損なわれる。また、施錠の際には、車両用ドアが施錠されたか否かを利用者が都度確認する必要が生じて利便性が損なわれる可能性がある。このように、車両用ドアの施解錠の状態、携帯機の認証状態などを利用者が把握できなければ、ロッキングシステムの利便性が損なわれる。
特開2004−108059号公報(特許文献1)には、ドアハンドル又はその近傍に、LED(発光ダイオード)により構成されるインジケータを備え、施錠確認期間を表示することが可能な車両用ドアハンドルが開示されている。また、特開2007−254993号公報(特許文献2)には、ドアハンドルに埋設されるLEDにコードレスで給電する技術が開示されている。
特開2004−108059号公報(第15〜22段落、図2等) 特開2007−254993号公報(第14〜26段落、図2、3等)
特許文献2に開示された車両用ドアハンドルは、LEDへ電源を供給するための配線を省くことができ、既存のドアハンドルの配線を変更することなく、報知部としてのLEDを付加できる点で優れたものである。しかし、コードレス給電のために、ドアパネル内に送電部、ドアハンドル内に受電部を設ける必要があり、システム全体の規模を増大させる。
本発明に係る車両用ドアハンドルは、上記課題に鑑みて創案されたものである。本発明の目的は、簡単な構成で当該ドアハンドル内の報知部に給電し、簡潔な制御により当該ドアハンドルの状態を報知することができる車両用ドアハンドルを提供することにある。また、本発明は、このような車両用ドアハンドルを備えたロッキングシステムを提供することを目的とする。
また、本発明に係る車両用ドアハンドルの別の特徴構成は、
車両用ドアを開閉する車両用ドアハンドルであって、
利用者による当該車両用ドアハンドルへの操作を検出する操作検出部と、
前記車両用ドアの施解錠の状態を含む前記車両用ドアの状態を可視光を用いて視覚的に前記利用者に報知する報知部と、
交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する給電部と、を備える点にある。
この特徴構成によれば、報知部に対して給電するための配線を改めて設けることなく、単に操作検出部が交流駆動されることによって、車両用ドアハンドルに報知部を付加することが可能である。従って、簡単な構成で当該ドアハンドル内の報知部に給電することができる。また、交流駆動される操作検出部の駆動に応じて給電用の電力が生成され、この電力により報知部が可視光を用いて視覚的な報知を行う。従って、改めて報知部を制御するための制御部を設けることなく、報知部によって車両用ドアの状態を報知することが可能となる。つまり、本発明の車両用ドアハンドルは、極めて簡潔な制御により当該ドアハンドルの状態を報知することができる。
また、本発明に係る車両用ドアハンドルの別の特徴構成は、
車両用ドアを開閉する車両用ドアハンドルであって、
利用者により携帯される携帯機へ通信信号を送信する送信アンテナと、
利用者による当該車両用ドアハンドルへの操作を検出する操作検出部と、
前記車両用ドアの施解錠の状態を含む前記車両用ドアの状態を可視光を用いて視覚的に前記利用者に報知する報知部と、
前記送信アンテナと電磁結合し、前記通信信号の送信に応じて前記報知部に給電する第1給電部と、
交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する第2給電部と、を備える点にある。
この特徴構成によれば、報知部に対して給電するための配線を改めて設けることなく、単に通信信号が送信されることによって、車両用ドアハンドルに報知部を付加することが可能である。従って、簡単な構成で当該ドアハンドル内の報知部に給電することができる。また、送信アンテナを介して携帯機へ送信される通信信号から給電用の電力が生成され、この電力により報知部が可視光を用いて視覚的な報知を行う。さらに、交流駆動される操作検出部の駆動に応じて給電用の電力が生成され、この電力により報知部が可視光を用いて視覚的な報知を行う。従って、改めて報知部を制御するための制御部を設けることなく、単に操作検出部が交流駆動されることによって、報知部によって車両用ドアの状態を報知することが可能となる。また、送信アンテナと操作検出部とは、異なるタイミングにおいて異なる制御を施される。従って、送信アンテナからの通信信号の送信に由来する報知と、操作検出部の駆動に由来する報知との異なる報知を行うことができる。このような異なる報知は、改めて設けられた制御部によって制御されるものではなく、従来の送信アンテナ及び操作検出部の制御に基づいて実行される報知である。従って、本発明の車両用ドアハンドルは、極めて簡潔な制御により多様な形態で当該ドアハンドルの状態を報知することができる。
本発明に係る車両用ドアハンドルは、前記送信アンテナと電磁結合し、前記通信信号の送信に応じて前記報知部に給電する第1給電部と、交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する第2給電部と、を備える場合において、
前記報知部が、前記第1給電部から給電される第1報知部と、前記第2給電部から給電される第2報知部とを有すると好適である。
上述したように、送信アンテナと操作検出部とは、異なるタイミングにおいて異なる制御を施される。従って、送信アンテナからの通信信号の送信に由来する報知と、操作検出部の駆動に由来する報知との異なる報知を行うことができる。ここで、報知部が、第1給電部から給電される第1報知部と、第2給電部から給電される第2報知部とを有すると、異なる報知を明確に区別して実施することができる。その結果、利用者の視認性が向上し、車両用ドアの状態をより良好に報知することが可能となる。
本発明に係る車両用ドアハンドルは、前記操作検出部が、交流駆動されるセンサ電極を当該車両用ドアハンドル内に備える静電容量センサであると好適である。
静電容量センサは、非接触で利用者による車両用ドアハンドルへの操作を良好に検出することのできる優れたセンサである。そして、車両用ドアハンドルへの搭載性も優れており、簡単な構成で車両用ドアハンドル内の報知部に給電するための操作検出部として好適である。
本発明に係る車両用ドアハンドルは、
前記送信アンテナが棒状の磁性体のコアに線状の導体が巻き回されて形成されるバーアンテナであり、
前記操作検出部が、交流駆動されるセンサ電極を当該車両用ドアハンドル内に備える静電容量センサであり、
前記第1給電部が、前記送信アンテナと電磁結合する第1結合コイルを含む給電回路を有して構成されるものであり、
前記第2給電部が、前記センサ電極と電磁結合する第2結合コイルを含む給電回路を有して構成されるものであり、
前記報知部が、前記第1給電部及び前記第2給電部からの給電により発光する少なくとも1つの発光素子を有して構成されるものであって、さらに、以下の発光モジュールを備えると好適である。
当該発光モジュールは、前記バーアンテナの一方の端部において前記コアを受け入れて保持するアンテナ挿入部と、前記センサ電極の一方の端部において前記センサ電極を受け入れて保持する電極挿入部とが形成され、前記アンテナ挿入部に挿入された前記コアを螺旋状に周回する前記第1結合コイルと、前記電極挿入部に挿入された前記センサ電極に一端を向ける前記第2結合コイルと、前記第1給電部及び前記第2給電部の各給電回路が実装された基板と、前記発光素子とが樹脂モールドにより一体化されて形成される。
発光モジュールは、送信アンテナとセンサ電極とを保持するための保持部材としても機能する。そして、保持部材として発光モジュール内に第1給電部及び第2給電部が一体化されるので、送信アンテナとセンサ電極とを、発光モジュールに保持させるだけで、送信アンテナとセンサ電極とを利用した電力の生成が可能となる。さらに、発光モジュール内に第1給電部及び第2給電部から給電される発光素子も一体化される。従って、各給電部から発光素子への給電のための配線を別途設けることなく、発光モジュールの内部において給電のための配線を完結させることができる。その結果、経年変化等による配線の劣化が生じにくく、防水性も担保されるので、第1給電部、第2給電部、報知部を含む車両用ドアハンドルの信頼性が向上する。また、従来の車両用ドアハンドルに対して、1つの部品を追加するだけで、報知部を付加することができるので、製品コスト及び製造コストの上昇を抑制することができる。
また、本発明に係るロッキングシステムの特徴構成は、
利用者により携帯される携帯機へ通信信号を送信し、前記通信信号に対する前記携帯機からの応答信号を受信し、前記応答信号に含まれる認証データに基づいて前記携帯機を認証し、認証後の前記利用者による車両用ドアへの操作により前記車両用ドアを解錠させると共に、前記携帯機を携帯する前記利用者が降車した際に所定の条件に基づいて前記車両用ドアを施錠させるロッキングシステムであって、
前記携帯機へ前記通信信号を送信する送信アンテナと、
利用者による当該車両用ドアハンドルへの操作を検出する操作検出部と、
前記車両用ドアの施解錠の状態を含む前記車両用ドアの状態を可視光を用いて視覚的に前記利用者に報知する報知部と、
前記送信アンテナと電磁結合し、前記送信アンテナの作動に応じて前記報知部に給電する第1給電部と
交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する第2給電部と、
を有する車両用ドアハンドルと、
前記送信アンテナを介して前記通信信号を送信させると共に、前記車両用ドアの状態に応じて前記通信信号の搬送波の継続時間を異ならせて、前記報知部を介して前記車両用ドアの状態に応じた報知を行わせるシステム制御部と、を備える点にある。
この特徴構成によれば、報知部に対して給電するための配線を改めて設けることなく、車両用ドアハンドルに報知部を付加することが可能である。従って、簡単な構成で当該ドアハンドル内の報知部に給電することができる。また、送信アンテナを介して携帯機へ送信される通信信号から給電用の電力が生成され、この電力により報知部が可視光を用いて視覚的な報知を行う。更に、交流駆動される操作検出部の駆動に応じて給電用の電力が生成され、この電力により報知部が可視光を用いて視覚的な報知を行う。従って、システム制御部の他に改めて報知部を制御するための制御部を設けることなく、単に通信信号が送信されることによって、報知部を介して車両用ドアの状態を報知することが可能となる。さらに、システム制御部は、通信信号の搬送波の継続時間を異ならせることにより、積極的に車両用ドアの状態に応じた報知を行わせることも可能である。この場合においても、改めて報知部を制御するための制御部を設けることなく、単に通信信号の搬送波の継続時間を変更すれば足りるので、極めて簡単に複数の報知形態を設けることが可能となる。
本発明のドアハンドルが設置された車両用ドアの一例を示す斜視図 ロッキングシステムのシステム構成の一例を模式的に示すブロック図 ドアハンドルの側面図 報知部及び給電部の構成を模式的に示すブロック図 発光モジュールの斜視図 発光モジュールの断面図 報知シーケンスの一例を模式的に示すタイミングチャート 報知部の他の構成を模式的に示すブロック図 報知シーケンスの他の例を模式的に示すタイミングチャート
以下、本発明の車両用ドアハンドルをロッキングシステム(スマートエントリーシステム)に適用した場合の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、下記において、車両用ドアハンドルを適宜、単にドアハンドルと称して説明する。
〔第1実施形態〕
はじめに、ロッキングシステムの概要について説明する。図1は、本発明のドアハンドルが設置された車両用ドアの一例を示す斜視図である。図2は、ロッキングシステムのシステム構成の一例を模式的に示すブロック図である。図3は、ドアハンドルのハンドル本体の側面図である。ロッキングシステムによる制御対象には、車両用ドアの開閉を含むものも存在する。しかし、本実施形態では、説明を容易にするため車両用ドアの開閉制御は含まず、車両用ドアの施解錠の制御を行うシステムを例として説明する。
図1及び図3に示すように、ドアハンドル1は、車両用ドア2のドアパネル3の内部に備えられたハンドルフレーム(不図示)によって保持される。図3に示す符号1dは、引き操作される際にドアハンドルの支点となるヒンジ部であり、符号1eはアーム部である。ドアハンドル1は、ハンドル本体1aとハンドルキャップ1bとを有している。ハンドルキャップ1bには、利用者による手動操作により機械的に車両用ドア2を施解錠するためのキーシリンダ1cが設けられている。ドアハンドル1のハンドル本体1aの車両用ドア2(ドアパネル3)と対向する面は凹面状に形成されており、ドアパネル3との間に利用者の手が挿入可能なクリアランスが確保される。ハンドル本体1aに対向するドアパネル3にも図1に示すように凹部が形成されるとハンドル本体1aを小型に形成しつつ、ドアハンドル1とドアパネル3との間に利用者の手が挿入可能なクリアランスを充分に確保することができて好適である。
本実施形態においてロッキングシステムは、図2に示すように車両4に搭載されるシステムECU(electronic control unit)41を中核として構成される。システムECU41は、本発明のシステム制御部に相当し、マイクロコンピュータやその他の電子回路により構成される。システムECU41は、携帯機5を携帯する利用者(運転者)が車両に接近した場合に、当該携帯機5が当該車両4に対応する携帯機5であるか否かの認証を行う。システムECU41は、携帯機5が当該車両に対応する携帯機5であることを認証すると、所定の条件の元でドアECU31を介してロックアクチュエータ32を駆動して、車両用ドア2を解錠させる。ロックアクチュエータ32は、電気信号に基づいて車両用ドア2のロック機構を作動させるモータやソレノイドである。本実施形態において、上記所定の条件は、ドアハンドル1に能動的な所定の操作がなされたことである。例えば、ドアハンドル1に利用者が触れた場合や、ドアハンドル1を引いた場合を能動的な操作とする。この操作は、操作検出部12によって検出され、電気配線8によりドアパネル3内の車室外インターフェース33を介してシステムECU41に伝達される。後述するが、本実施形態において、操作検出部12は静電容量センサである。以下、本システムによる解錠制御の一例を順を追って説明する。
車両が施錠されて駐車されている状態において、システムECU41は、ドアパネル3内の車室外インターフェース33、電気配線8及びドアハンドル1内の送信アンテナ19を介して、車両の外側に向けて携帯機5へのリクエスト信号(通信信号)を送信する。送信アンテナ19は、例えばフェライトのコア19aに共振コイル19bが巻き回されたフェライトバーアンテナである(図4参照)。車室外インターフェース33には、発振回路や変調回路などの送信回路34が含まれ、リクエスト信号が送信される。このリクエスト信号は、130kHz程度のLF(low frequency)帯の搬送波により、所定の間隔をおいて間欠的に送信される。間欠的に送信されるリクエスト信号の1回当たりの送信において、所定の継続時間に亘り搬送波が送信される。
携帯機5が、このリクエスト信号の到達範囲内、即ち車両近傍の所定範囲内に進入すると、携帯機5の制御部51は、受信アンテナ52及び受信回路53を介してリクエスト信号を受信する。携帯機5の制御部51はリクエスト信号に対する応答信号を送信回路54及び送信アンテナ55を介して送信する。この際、携帯機5は、応答信号に携帯機5のIDコードを含めて応答信号を送信する。この応答信号は、300MHz程度のUHF(ultra high frequency)帯の搬送波により送信される。
尚、携帯機5は、利用者によるボタン操作により車両用ドア2の施解錠を遠隔操作可能なリモートコントローラとしても機能する。リモートコントローラとしての施解錠要求信号も、UHF帯の搬送波により送信される。携帯機5から送信される応答信号や施解錠要求信号は、例えば車両4内のドアミラーに設置された受信アンテナ43により受信され、車両内の受信回路42を介してシステムECU41に伝達される。システムECU41は、携帯機5からの応答信号や施解錠要求信号に含まれるIDコードに基づいて、携帯機5の認証を行う。
受信したIDコードが予め設定されたIDコードと一致する場合、システムECU41は、応答信号や施解錠要求信号を送信した携帯機5が、当該車両に対応する携帯機5であると認証する。システムECU41は、施解錠要求信号に基づいて携帯機5を認証した場合には、ロックアクチュエータ32を駆動して車両用ドア2を施解錠させる。また、システムECU41は、リクエスト信号に対する応答信号に基づいて携帯機5を認証した場合には、車両用ドア2の解錠指示待ち、即ち利用者による操作入力待ちの状態となる。
車両用ドア2の解錠指示、つまり利用者による操作入力の好適な一例は、利用者がドアハンドル1を握るなど、ドアハンドル1に対して能動的な操作を行うことである。携帯機5を所持した利用者が車両に近づき、ドアハンドル1に触れると、ドアハンドル1に設置された操作検出部12により利用者の能動的操作が検出される。操作検出部12による検出結果は、車室外インターフェース33を介してシステムECU41に伝達される。システムECU41は、ドアECU31を介してロックアクチュエータ32を駆動して、車両用ドア2を解錠させる。尚、操作検出部12の検出結果が直接ドアECU31に伝達される構成としてもよい。つまり、システムECU41がドアECU31に解錠待機指令を発して、ドアECU31を、車両用ドア2の解錠指示待ち、即ち利用者による操作入力待ちの待機状態としてもよい。そして、待機状態のドアECU31に対して操作検出部12の検出結果が伝達され、ドアECU31がロックアクチュエータ32を駆動して、車両用ドア2を解錠させてもよい。
上記においては、解錠時について説明したが、施錠時においても同様の制御が可能である。携帯機5を所持した利用者が下車し、ドアハンドル1に触れるなどの所定の能動的操作を行った場合に、車両用ドア2を施錠するシステムを構築することができる。本実施形態においては、降車した利用者がロックスイッチ14を押し操作することによって、車両用ドア2が施錠される。ロックスイッチ14への操作信号は、電気配線8、車室外インターフェース33を介してシステムECU41へ伝達され、システムECU41は、ドアECU31を介してロックアクチュエータ32を制御して車両用ドア2を施錠させる。
尚、利用者による能動的操作を伴わず、携帯機5の応答信号の強度や、携帯機5が受信するリクエスト信号の強度により、携帯機5と車両4との距離を判定して、施解錠を制御するロッキングシステムも存在する。後述するように、そのようなロッキングシステムにおいても、本発明を適用することが可能であるが、本実施形態では、利用者による能動的操作を伴うロッキングシステムを例として説明する。
上記において、解錠の際に利用者による操作入力待ちの状態となった際や、施錠された状態となった際に、利用者に対して車両用ドア2の状態が報知されると好適である。本実施形態においては、可視光により光学的に利用者に対して車両用ドア2の状態を報知する報知部10が車両用ドアハンドル1に備えられる。図4は、報知部10を含むドアハンドル1の構成、つまり、報知部10及び後述する給電部11の構成を模式的に示すブロック図である。報知部10は、発光部13を有して構成されている。この発光部13は、好適には赤や青、黄色などの可視光領域の波長の光を出力する発光素子である発光ダイオード(LED)により構成される。発光部13(報知部10)は、給電部11から電力を供給されて発光する。
上述したように、送信アンテナ19は、棒状の磁性体のコア19aに線状の導体である共振コイル19bが巻き回されて形成されるバーアンテナである。コア19aは、軟磁性体であると好適である。操作検出部12は、センサ電極12aを有した静電容量センサである。センサ電極12aは、車室外インターフェース33に備えられたセンサ制御回路35から交流駆動される。例えば、センサ制御回路35は、センサ電極12aに対して交流電圧を印加し、公知のスイッチトキャパシタ制御などにより、センサ電極12aの静電容量を検出する。ドアハンドル1に対する利用者の操作時には、静電容量が変化する。センサ制御回路35は、検出した静電容量、あるいは操作時と非操作時との静電容量の差、あるいは静電容量の変化に基づく操作の検出結果などをシステムECU41やドアECU31に出力する。
本実施形態においては、発光部13へ給電する給電部11が2つ備えられている。第1給電部11aは、送信アンテナ19と電磁結合し、リクエスト信号(通信信号)の送信に応じて報知部10に給電する給電部である。第2給電部11bは、交流駆動されるセンサ電極12a(操作検出部12)と電磁結合し、操作検出部12の駆動に応じて報知部10に給電する給電部である。
給電部11は、結合コイル21と、同調用コンデンサ22と、整流用ダイオード23とを有している。結合コイル21と同調用コンデンサ22は、同調回路を構成する。図4から明らかなように、第1給電部11aと第2給電部11bとは、同様の構成を有しており、特に断らない限り、構成部品は同一の符号で表す。但し、結合コイル21、同調用コンデンサ22、整流用ダイオード23の各定数は、電磁結合する相手の特性によって、適宜設定されるものであり、同一の値であるとは限らない。また、給電部11により直流電源が生成される原理については、公知であるので詳細な説明は省略する。
次に、給電部11及び報知部10のドアハンドル1への設置態様について説明する。給電部11及び報知部10は、発光モジュール60に一体化されてドアハンドル1の内部に設置される。図5は、発光モジュール60の斜視図であり、図6は、発光モジュール60の断面図である。
発光モジュール60は、給電部11及び発光部13としてのLED(発光素子)を樹脂モールドにより内部に密封保持して構成される。図5に示すように、発光モジュール60は、送信アンテナ19の一方の端部においてコア19aを受け入れて保持する有底穴形状のアンテナ挿入部61を有して構成される。第1給電部11aの結合コイル21aは、アンテナ挿入部61の側壁63の内部に密封保持される。送信アンテナ19がアンテナ挿入部61に保持された状態で、コア19aの周りに結合コイル21aが巻き回されることになる。
また、発光モジュール60は、操作検出部12のセンサ電極12aの一方の端部においてセンサ電極12aを受け入れて保持する電極挿入部61を有して構成される。第2給電部11bの結合コイル21bは、コイルの一方の端部をセンサ電極12bに向けた状態で電極挿入部62の側壁の1つの内部に密封保持される。センサ電極12aは、ドアハンドル1を操作する利用者の手との間の静電容量を精度良く検出するため、図3に示すように、できるだけドアパネル3と対向する側に寄せてドアハンドル1の内部に設置されることが好ましい。従って、センサ電極12aを受け入れる電極挿入部62のドアパネル3の側、即ち、発光モジュール60の図5における下部の厚みは薄い方が好ましい。図5及び図6に示した例においては、電極挿入部62のドアパネル3の側にも側壁が設けられているがこの部分の側壁を無くして、側壁を3方のみとしてもよい。この場合、センサ電極12aの固定は、発光モジュール60とハンドル本体1aとの協働によって行われると好適である。
発光モジュール60の中央部には、第1給電部11a及び第2給電部11bの同調用コンデンサ22、整流用ダイオード23が実装される基板20も密封保持される。この基板20には、結合コイル21a及び21bの端子も接続され、基板20の上に給電部11が構築される。また、基板20には発光部13としてのLEDも実装され、基板20に設けられた配線を介して第1給電部11a及び第2給電部11bから給電されて発光する。発光モジュール60には、光拡散部64も一体化されており、発光部13としてのLEDが発光した光を拡散させる。発光モジュール60は、光拡散部64をドアハンドル1の外側に露出させて設置される。図1及び図3に示すように、光拡散部64は、ドアハンドル1において光装飾部1f(報知部10)として機能する。
以上、発光モジュール60は、第1結合コイル21aと、第2結合コイル21bと、第1給電部11a及び第2給電部11bの回路が実装された基板20と、発光部13とが樹脂モールド65により一体化されて形成される。
以下、上記構成の車両用ドアハンドル1を利用して車両用ドア2の状態を報知するシーケンスを図7を利用して説明する。車両4が駐車されている際、つまり、乗員が降車しており、車両用ドア2が施錠されている状態において、上述したように送信アンテナ19からリクエスト信号が所定の間隔をおいて間欠的に送信される。間欠的に送信されるリクエスト信号の1回当たりの送信において、所定の継続時間に亘り搬送波が送信される。このリクエスト信号は、130kHz程度のLF帯の搬送波により送信されるが、完結的に送信されるリクエスト信号の1回当たりの送信において、所定の継続時間に亘り搬送波が送信される。ここでは、1回のリクエスト信号の送信の継続時間を時間T1とする。
送信アンテナ19から電波(搬送波)が送信される時間T1において、第1給電部11aの結合コイル21aは送信アンテナ19と電磁結合し、電力を生成する。これにより、第1給電部11aから発光部13に電力が供給される。リクエスト信号は、間欠的に送信されるので、発光部13は間欠的に発光する。これにより、利用者はロッキングシステムが正常に動作していることを知ることができる。
リクエスト信号を受信した携帯機5は応答信号を送信する。この応答信号に基づいて、システムECU41は、携帯機5の認証を行う。図7に示す時刻t1において携帯機5の認証が完了すると、操作検出部12が操作入力待ちの状態となり、センサ電極12aが交流駆動される。第2給電部11bの結合コイル21bはセンサ電極12aと電磁結合し、電力を生成する。これにより、第2給電部11bから発光部13に電力が供給される。センサ電極12aは、操作入力があるまで、交流駆動されるので、発光部13は連続的に発光する。これにより、利用者は携帯機5が認証され、車両用ドアハンドル1手を掛ければ解錠可能であることを知ることができる。
本実施形態においては、時刻t1以降も送信アンテナ19は、リクエスト信号の送信を継続している。また、携帯機5は、リクエスト信号に応答して応答信号を送信している。つまり、システムECU41は、携帯機5が所定の範囲内に存在し続けていることの確認を継続している。携帯機5を携帯した利用者が乗車の意志なく車両に近づき離間した場合に操作入力待ちの状態を継続すると、第3者による解錠をも許すことになる。このような第3者による解錠を抑制し、セキュリティを確保するために、本実施形態では携帯機5の認証が継続される。しかし、この実施形態に限定されることなく、時刻t1以降、リクエスト信号の送信を停止してもよい。その場合には、所定の時間に亘り、操作入力がない場合に、認証を解除し、センサ電極12aの駆動を停止させてセキュリティを確保することが好ましい。
図7における時刻t2において利用者の操作入力が検出されると、車両用ドア2が解錠され、センサ電極12aの交流駆動も停止される。これにより、第2給電部11bによる電力生成も終了し、発光部13は消灯状態となる。また、利用者の操作入力により車両用ドア2が解錠されているので、送信アンテナ19はリクエスト信号を送信する必要はなく、第1給電部11aによる電力生成も停止される。従って、発光部13は間欠発光することもなく、消灯状態となる。
時刻t3において利用者が降車し、車両用ドア2が施錠されると、送信アンテナ19は再びリクエスト信号の送信を開始する。第1給電部11aの結合コイル21aは送信アンテナ19と電磁結合し、第1給電部11aは発光部13に電力を供給する。リクエスト信号は、間欠的に送信され、発光部13は間欠的に発光する。これにより、利用者はロッキングシステムが正常に動作し、車両用ドア2が施錠されたことを知ることができる。
また、時刻t3以降において、送信アンテナ19からのリクエスト信号に携帯機5が応答すると、直ちに、例えば、図7における時刻t4において認証条件が整う場合がある。この場合、図7に波線で示したように、時刻t4から時刻t6までの期間において、センサ電極12aが駆動されてもよい。センサ電極12aが駆動されることにより、第2給電部11bから発光部13に電力が供給され、発光部13は連続点灯する。この連続点灯によって、利用者がロッキングシステムが正常に動作して、車両用ドア2が施錠されていることを再確認することができる。尚、センサ電極12aの駆動は、携帯機5を携帯した利用者がリクエスト信号の到達範囲外に移動した場合や、所定の期間T4が経過した後の時刻t6において終了される。
尚、本実施形態では、送信アンテナ19との電磁結合による給電によって間欠発光し、センサ電極12aとの電磁結合による給電によって連続発光する場合を例示したが、発光の形態はこの例に限定されるものではない。この例は、説明及び理解を容易にするための一例であって、本発明及び本発明の実施形態を限定するものではない。送信アンテナ10との電磁結合によって間欠的に電力が生成され、発光部13が間欠発光しても人間の目には連続発光として視認される場合もある。また、リクエスト信号の送信が間欠的であっても、休止期間が短かければ、生成される電力が間欠的ではない場合もある。また、センサ電極12aが間欠的に交流駆動される可能性もあり、センサ電極12aとの電磁結合による給電によって発光部13が間欠発光してもよい。
以上、説明したように、第1実施形態に係る車両用ドアハンドル1は、利用者により携帯される携帯機5へリクエスト信号(通信信号)を送信する送信アンテナ19と、利用者による車両用ドアハンドル1への操作を検出する操作検出部12と、車両用ドア2の施解錠の状態を含む車両用ドア2の状態を可視光を用いて視覚的に利用者に報知する報知部10と、送信アンテナ19と電磁結合し、通信信号の送信に応じて報知部10に給電する第1給電部11a(11)と、交流駆動される操作検出部12と電磁結合し、操作検出部12の駆動に応じて報知部10に給電する第2給電部11b(11)とを備えて構成される。このように、本発明の車両用ドアハンドル1は、報知部10を制御するための制御部を改めて設けることなく、通常のリクエスト信号の送信や、操作検出部12の駆動に応じて報知部10を介して車両用ドア2の状態を報知することができる。
〔第2実施形態〕
図8は、報知部10の他の構成を模式的に示すブロック図である。第1実施形態においては、報知部10は1つの発光部13を有して構成されており、第1給電部11a及び第2給電部11bから電力の供給を受けて発光する例を示した。しかし、図8に示すように、報知部10は発光部13として、第1給電部11aから給電される第1発光部13aと、第2給電部11bから給電される第2発光部13bとを有していてもよい。さらに、第1発光部13aと第2発光部13bとが異なる色のLEDにより構成されると、視認性が向上して好適である。尚、発光部13を複数、例えば2つ有する場合には、発光モジュール60内に複数のLED(発光素子)を一体化すると好適である。
〔第3実施形態〕
上記各実施形態においては、給電部11として、送信アンテナ19と電磁結合する第1給電部11aと、センサ電極12aと電磁結合する第2給電部との2つを有する場合を例示した。しかし、この例に限定されることなく、給電部11として、第1給電部11a又は第2給電部11bの何れか一方だけを有していてもよい。はじめに、給電部11として第1給電部11aのみが備えられる場合の例を図9に基づいて説明する。第1実施形態と同様の点については、適宜説明を省略する。
時刻t1よりも前、即ち携帯機5の認証が完了する前においては、上記実施形態と同様に、送信アンテナ19を介してリクエスト信号が送信される。1回のリクエスト信号の送信の際の搬送波の継続時間は、上記実施形態と同様に時間T1とする。ここで、本実施形態においては、第1給電部11a(給電部11)の回路定数、あるいは発光部13の回路定数を調整することにより、発光部13が発光しないように設定される。つまり、時間T1で送信されるリクエスト信号では、利用者が視認可能に発光部13を発光させることのできる電力が生成されないように設定される。あるいは、時間T1で送信されるリクエスト信号により生成される電力では、利用者が視認可能に発光部13が発光しないように、発光部13の回路定数(例えば、LEDの直列抵抗の値など)が設定される。
時刻t1において携帯機5の認証が完了した後、上述したように、操作検出部12のセンサ電極12aが駆動される。センサ電極12aが交流駆動される間、送信アンテナ19を介してのリクエスト信号の送信は継続される。但し、システムECU41は、この期間における1回のリクエスト信号の送信の際の継続時間を時間T1よりも長い時間T2に設定する。第1給電部11aの回路定数、あるいは発光部13の回路定数は、時間T2で送信されるリクエスト信号により生成される電力によって発光部13が発光するように設定されている。これにより、操作検出部12のセンサ電極12aが交流駆動される期間において、発光部13が間欠発光される。このように、センサ電極12aと電磁結合して電力を生成することなく、操作検出部12が駆動される期間において視覚的な報知を行うことが可能となる。
時刻t2において、利用者によるドアハンドル1への操作が検出されると、リクエスト信号の送信は停止され、発光部13は消灯する。時刻t3において、携帯機5を携帯した利用者が降車し、車両用ドア2が施錠されると、再びリクエスト信号の送信が開始される。携帯機5は車両4の近傍に存在するので、時刻t4において認証が完了し、操作入力待ちとなる。上記と同様に、この間においても送信アンテナ19を介してのリクエスト信号の送信が継続される。1回の送信に要する時間T2は、時間T1よりも長い時間に設定されているので、操作検出部12のセンサ電極12aが駆動される期間において、発光部13が間欠発光される。これにより、利用者は、車両用ドア2が施錠されたことを視覚的に確認することができる。
センサ電極12aの駆動は、携帯機5を携帯した利用者がリクエスト信号の到達範囲外に移動して携帯機5からの応答信号をシステムECU41が受け取れなくなった時刻t5において終了される。これにより、システムECU41は、搬送波の継続時間を再び時間T1に戻してリクエスト信号を送信させるので、発光部13は消灯する。あるいは、システムECU41は、図7に示したように、所定の期間T4が経過した後の時刻t6においてセンサ電極12aの駆動を終了させてもよい。また、システムECU41は、時刻t5あるいは時刻t6の何れか早い方の時刻においてセンサ電極12aの駆動を終了させ、搬送波の継続時間を時間T1に戻してもよい。尚、上記第1実施形態及び第2実施形態においても、システムECU41は、時刻t5あるいは時刻t6の何れか早い方の時刻においてセンサ電極12aの駆動を終了させてもよい。
このように、給電部11として、第1給電部11aだけを有していても、良好に車両用ドア2の状態を利用者に報知することができる。
〔第4実施形態〕
次に、給電部11として第2給電部11bのみが備えられていた場合の例を図9の報知モード(2)を参照して説明する。送信アンテナ19から送信されるリクエスト信号の搬送波の継続時間は、第1実施形態と同様に時間T1で一定であってもよいし、第3実施形態と同様に可変であってもよい。
時刻t1よりも前、即ち携帯機5の認証が完了する前においては、上記実施形態と同様に、送信アンテナ19を介してリクエスト信号が送信される。このとき、センサ電極12aは駆動されないので、発光部13は発光しない。時刻t1において携帯機5の認証が完了すると、上述したように、操作検出部12のセンサ電極12aが交流駆動される。第2給電部11b(給電部11)は、交流駆動されるセンサ電極12aと電磁結合し、電力を生成する。生成された電力は、発光部13に給電され、発光部13が連続発光する。このように、送信アンテナ19と電磁結合して電力を生成することなく、操作検出部12が駆動される期間において視覚的な報知を行うことが可能である。
時刻t2において、利用者によりドアハンドル1への操作が検出されると、センサ電極12aの駆動は停止され、発光部13は消灯する。時刻t3において、携帯機5を携帯した利用者が降車し、車両用ドア2が施錠されると、再びリクエスト信号の送信が開始される。携帯機5は車両4の近傍に存在するので、時刻t4において認証が完了し、操作入力待ちとなる。つまり、操作検出部12のセンサ電極12aが交流駆動され、第2給電部11bは、交流駆動されるセンサ電極12aと電磁結合し、電力を生成する。生成された電力は、発光部13に給電され、発光部13が連続発光する。これにより、利用者は、車両用ドア2が施錠されたことを視覚的に確認することができる。
センサ電極12aの駆動は、携帯機5を携帯した利用者がリクエスト信号の到達範囲外に移動して携帯機5からの応答信号をシステムECU41が受け取れなくなった時刻t5において終了される。センサ電極12aの交流駆動が停止されると、第2給電部11bにより電力生成も終了され、発光部13は消灯する。あるいは、システムECU41は、図7に示したように、所定の期間T4が経過した後の時刻t6においてセンサ電極12aの駆動を終了させてもよい。また、システムECU41は、時刻t5あるいは時刻t6の何れか早い方の時刻においてセンサ電極12aの駆動を終了させてもよい。
このように、給電部11として、第2給電部11bだけを有していても、良好に車両用ドア2の状態を利用者に報知することができる。
〔その他の実施形態〕
〔1〕
第3実施形態、第4実施形態のように、給電部11として第1給電部11a又は第2給電部11bだけを有している場合、発光モジュール60もそれに応じて改変すると好適である。例えば、給電部11として第1給電部11aだけが備えられる場合、第2給電部11bに係る回路(結合コイル21b、同調用コンデンサ22、整流用ダイオイード)は、発光モジュール60に一体化される必要はない。電極挿入部62については、センサ電極12aの保持のために形成されていてもよいし、形成されていなくてもよい。
〔2〕
また、給電部11として第2給電部11bだけが備えられる場合、第1給電部11aに係る回路(結合コイル21a、同調用コンデンサ22、整流用ダイオイード)は、発光モジュール60に一体化される必要はない。アンテナ挿入部61については、送信アンテナ19の保持のために形成されていてもよいし、形成されていなくてもよい。
〔3〕
第3実施形態において、送信アンテナ19から送信される通信信号の搬送波の継続時間を可変にすることにより、給電部11において生成される電力の大きさや、発光部13の発光形態(連続発光、間欠発光等)を制御する方法を説明した。給電部11が第1給電部11aのみで構成される場合であっても、電力の大きさや発光部13の回路定数を調整することにより、複数の発光部13の発光を制御することが可能である。例えば、小さい電力で発光する発光部と、大きい電力で発光する発光する発光部とを備え、生成される電力の大きさに応じて、1つ又は2つの発光部を発光させることが可能となる。この場合、2つの発光部を構成するLEDの発光色を異ならせておけば、さらに視認性が向上する。また、2色のLEDにより混色を利用することも可能である。
〔4〕
第3実施形態においては、第1給電部11aのみを備える形態において、送信アンテナ19から送信される通信信号の搬送波の継続時間を可変にする例を説明した。しかし、システム制御部41は、複数の給電部11を備える形態においても、送信アンテナ19から送信される通信信号の搬送波の継続時間を可変させてもよい。この場合、さらに多くのバリエーションの報知を行うことが可能となる。
〔5〕
上記各実施形態においては、操作検出部12として、静電容量センサを例として説明した。しかし、ドアハンドル1内に交流駆動される部位を備えていれば、他のセンサを操作検出部として用いることも可能である。例えば、超音波センサの振動板や、圧電センサの圧電体を挟む電極板などを上記実施形態のセンサ電極12aとすることも可能である。この場合、超音波センサや圧電センサを操作検出部12として適用することができる。
〔6〕
第3実施形態において説明したように、給電部11として、第1給電部11aだけを有していても、良好に車両用ドア2の状態を利用者に報知することができる。従って、操作検出部12を備えることなく、例えば携帯機5と車両4との通信における電波の強度によって、両者の距離を判定して施解錠を行うようなロッキングシステムにおいても、本発明を適用することが可能である。
以上、多くの実施形態を示して説明したように、本発明によれば、簡単な構成で当該ドアハンドル内の報知部に給電し、簡潔な制御により当該ドアハンドルの状態を報知することができる車両用ドアハンドルを提供することができる。
1:ドアハンドル
2:車両用ドア
4:車両
5:携帯機
10:報知部
11:給電部
11a:第1給電部(給電部)
11b:第2給電部(給電部)
12:操作検出部
12a:センサ電極
13:発光部(発光素子、報知部)
13a:第1発光部(発光部、発光素子、報知部)
13b:第2発光部(発光部、発光素子、報知部)
19:送信アンテナ
19a:コア
19b:共振コイル
20:基板
21:結合コイル
21a:第1結合コイル(結合コイル)
21b:第2結合コイル(結合コイル)
41:システムECU(システム制御部)
60:発光モジュール
61:アンテナ挿入部
62:電極挿入部
63:側壁
65:樹脂モールド

Claims (6)

  1. 車両用ドアを開閉する車両用ドアハンドルであって、
    利用者による当該車両用ドアハンドルへの操作を検出する操作検出部と、
    前記車両用ドアの施解錠の状態を含む前記車両用ドアの状態を可視光を用いて視覚的に前記利用者に報知する報知部と、
    交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する給電部と、を備える車両用ドアハンドル。
  2. 車両用ドアを開閉する車両用ドアハンドルであって、
    利用者により携帯される携帯機へ通信信号を送信する送信アンテナと、
    利用者による当該車両用ドアハンドルへの操作を検出する操作検出部と、
    前記車両用ドアの施解錠の状態を含む前記車両用ドアの状態を可視光を用いて視覚的に前記利用者に報知する報知部と、
    前記送信アンテナと電磁結合し、前記通信信号の送信に応じて前記報知部に給電する第1給電部と、
    交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する第2給電部と、を備える車両用ドアハンドル。
  3. 前記報知部は、前記第1給電部から給電される第1報知部と、前記第2給電部から給電される第2報知部とを有する請求項に記載の車両用ドアハンドル。
  4. 前記操作検出部は、交流駆動されるセンサ電極を当該車両用ドアハンドル内に備える静電容量センサである請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用ドアハンドル。
  5. 前記送信アンテナは、棒状の磁性体のコアに線状の導体が巻き回されて形成されるバーアンテナであり、
    前記操作検出部は、交流駆動されるセンサ電極を当該車両用ドアハンドル内に備える静電容量センサであり、
    前記第1給電部は、前記送信アンテナと電磁結合する第1結合コイルを含む給電回路を有して構成されるものであり、
    前記第2給電部は、前記センサ電極と電磁結合する第2結合コイルを含む給電回路を有して構成されるものであり、
    前記報知部は、前記第1給電部及び前記第2給電部からの給電により発光する少なくとも1つの発光素子を有して構成されるものであり、
    前記バーアンテナの一方の端部において前記コアを受け入れて保持するアンテナ挿入部と、前記センサ電極の一方の端部において前記センサ電極を受け入れて保持する電極挿入部とが形成され、前記アンテナ挿入部に挿入された前記コアを螺旋状に周回する前記第1結合コイルと、前記電極挿入部に挿入された前記センサ電極に一端を向ける前記第2結合コイルと、前記第1給電部及び前記第2給電部の各給電回路が実装された基板と、前記発光素子とが樹脂モールドにより一体化されて形成された発光モジュールを備える請求項に記載の車両用ドアハンドル。
  6. 利用者により携帯される携帯機へ通信信号を送信し、前記通信信号に対する前記携帯機からの応答信号を受信し、前記応答信号に含まれる認証データに基づいて前記携帯機を認証し、認証後の前記利用者による車両用ドアへの操作により前記車両用ドアを解錠させると共に、前記携帯機を携帯する前記利用者が降車した際に所定の条件に基づいて前記車両用ドアを施錠させるロッキングシステムであって、
    前記携帯機へ前記通信信号を送信する送信アンテナと、
    利用者による当該車両用ドアハンドルへの操作を検出する操作検出部と、
    前記車両用ドアの施解錠の状態を含む前記車両用ドアの状態を可視光を用いて視覚的に前記利用者に報知する報知部と、
    前記送信アンテナと電磁結合し、前記送信アンテナの作動に応じて前記報知部に給電する第1給電部と
    交流駆動される前記操作検出部と電磁結合し、前記操作検出部の駆動に応じて前記報知部に給電する第2給電部と、
    を有する車両用ドアハンドルと、
    前記送信アンテナを介して前記通信信号を送信させると共に、前記車両用ドアの状態に応じて前記通信信号の搬送波の継続時間を異ならせて、前記報知部を介して前記車両用ドアの状態に応じた報知を行わせるシステム制御部と、
    を備えるロッキングシステム。
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