JPH10231651A - キーレスエントリーシステム - Google Patents

キーレスエントリーシステム

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Publication number
JPH10231651A
JPH10231651A JP5404597A JP5404597A JPH10231651A JP H10231651 A JPH10231651 A JP H10231651A JP 5404597 A JP5404597 A JP 5404597A JP 5404597 A JP5404597 A JP 5404597A JP H10231651 A JPH10231651 A JP H10231651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
locking
lock
portable device
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP5404597A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5404597A priority Critical patent/JPH10231651A/ja
Publication of JPH10231651A publication Critical patent/JPH10231651A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンサーバック機能を備えたキーレスエント
リーシステムにおいて、携帯機の電池消耗を軽減させ
る。 【解決手段】 携帯機2においては、車載機3からのア
ンサーバック信号を受信する受信回路12は、送信回路
10がリクエスト信号を送信するのと同期してパワーオ
ンし、送信回路10の送信から一定時間経過後にパワー
オフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンサーバック機
能を有するキーレスエントリーシステムに関する。特
に、車両や家屋等のドア錠やトランクの蓋などを遠隔か
ら施解錠するためのキーレスエントリーシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用のキーレスエントリーシステムに
おいては、携帯機に予め登録されている暗証コード(I
Dコード)を含む信号を携帯機から車載機へ送信する
と、車載機は受信した信号の暗証コードと車載機に予め
登録されている暗証コードとを比較照合し、互いの暗証
コードが一致したらロック装置を作動させて車両ドアを
施錠又は解錠するようにしている。
【0003】しかし、上記のようなキーレスエントリー
システムを用いて車両ドアを施錠又は解錠した場合、キ
ーレスエントリーシステムによって正しく車両ドアが施
錠又は解錠されたか否かを確認するためには、実際にド
アハンドルを操作するしかなく、遠隔から確認する方法
がなかった。
【0004】そのため、携帯機によって車両ドアを施錠
又は解錠すると、それに連動して車両のブザーやホーン
等を鳴らしたり、ルームランプやハザードフラッシャー
ランプ等を点灯させたりすることにより、遠隔からでも
車両ドアの施錠又は解錠状態を確認できるようにするこ
とが提案されている。
【0005】しかし、このように音や光等によって車両
ドアの施錠又は解錠状態を確認できるようにしたキーレ
スエントリーシステムであっても、車両の置かれている
環境を考えると、周囲の騒音によってブザーやホーン等
の音がかき消されたり、太陽光の下での視認性の低下に
よってルームランプ等の点灯を確認するのが困難になっ
たりするので、施錠又は解錠状態を音や光で確認させる
ことは確実性に乏しかった。また逆に、静かな周囲環境
の下では、施錠又は解錠の確認のためにブザーやホーン
を大きな音で鳴らすことは、周囲環境に迷惑を及ぼすこ
とになる。さらに、ブザーやホーンを鳴らしたり、ルー
ムランプを点灯させたりすることは、無人の車両に注意
を引き付けることになり、防盗性の点でも問題があっ
た。
【0006】そこで、携帯機を所持している者だけが車
両ドアの施錠又は解錠を確認することができるキーレス
エントリーシステムとして、アンサーバック機能を持た
せたものが提案されている(特開昭61−274061
号公報、実開平4−62770号公報)。
【0007】このアンサーバック機能を有するキーレス
エントリーシステムは、簡単に説明すると、以下のよう
にしてアンサーバック信号(確認信号)を車載機から携
帯機へ返すようにしたものである。このシステムでは、
携帯機の受信回路も車載機の受信回路も常時受信待ち状
態となっている。携帯機のロックスイッチがオン操作さ
れると、制御部で施錠リクエスト信号が発生すると共に
送受共用のアンテナが受信回路側から送信回路側へ切り
替わり、施錠リクエスト信号は送信回路で変調された
後、アンテナから空中へ放射される。携帯機が施錠リク
エスト信号を送信し終えると、アンテナが受信回路側へ
切り替わり、再び受信待ち状態に戻る。
【0008】一方、車載機は、携帯機からの施錠リクエ
スト信号を送受共用のアンテナで受信すると、その施錠
リクエスト信号を受信回路で増幅及び復調して制御部へ
送る。車載機の制御部は、施錠リクエスト信号を確認す
ると、車両ドアを施錠するためのロック装置へ作動信号
を送出して車両ドアを施錠する。車両の施錠状態検出ス
イッチによって車両ドアが施錠されたことを検出する
と、車載機の制御部はアンサーバック信号を発生させる
と共にアンテナを送信回路側へ切り替え、アンサーバッ
ク信号を送信回路で変調した後、アンテナから空中へ放
射する。車載機も、アンサーバック信号を送信し終える
と、アンテナが受信回路側へ切り替わり、再び受信待ち
状態となる。
【0009】携帯機は、車載機からのアンサーバック信
号をアンテナで受信すると、そのアンサーバック信号を
受信回路で増幅及び復調して制御部へ送る。携帯機の制
御部は、アンサーバック信号を受信すると、施錠確認用
の表示部を作動させる。従って、携帯機に設けられてい
る表示部を見ることにより、携帯機の所持者だけが車両
ドアが施錠されたことを確認できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンサ
ーバック機能を備えた従来のキーレスエントリーシステ
ムのように、車載機から送信されるアンサーバック信号
を受信できるよう、常時携帯機側の受信回路を受信待ち
状態に保っていると、携帯機において常時消費電流が発
生し、電池の消耗が激しくなる。キーレスエントリーシ
ステムの携帯機は、その携帯性ゆえ電源としてボタン電
池等の小型電池を使用せざるを得ないという制約がある
ため、電池の消耗が激しいと、電池寿命が極めて短くな
る。そして、電池が切れると、アンサーバック機能ばか
りでなく、携帯機によって車両ドアの施解錠も行なえな
くなるので、ユーザーは頻繁に新品の電池と交換しなけ
ればならないという問題が発生する。
【0011】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、アンサーバ
ック機能を備えたキーレスエントリーシステムにおい
て、携帯機の電池消耗を軽減させることにある。
【0012】
【発明の開示】請求項1及び2に記載のキーレスエント
リーシステムは、離隔してロック装置を施錠又は解錠さ
せるための信号を送信する携帯機と、携帯機からの信号
を受信してロック装置を施錠又は解錠させる搭載機とを
有するキーレスエントリーシステムであって、この搭載
機は、前記携帯機から前記ロック装置を施錠又は解錠さ
せるための信号が受信され、前記ロック装置が施錠又は
解錠された時に、前記ロック装置が施錠又は解錠された
ことを知らせるための確認信号を送信するための送信手
段を備えている。すなわち、このキーレスエントリーシ
ステムは、アンサーバック機能を備えたキーレスエント
リーシステムである。
【0013】このようなアンサーバック機能を備えたキ
ーレスエントリーシステムにおいて、請求項1に記載の
ものの携帯機は、前記ロック装置を施錠又は解錠させる
ための信号を送信する送信部と、前記送信部の送信ない
し送信停止とほぼ同期して受信可能となり、前記送信部
の送信ないし送信停止から所定時間経過後にオフ状態と
なる、前記搭載機からの確認信号を受信するための受信
部とを備えている。
【0014】従って、この携帯機は送信部から信号を送
信した後、所定期間だけ受信部を受信可能状態に維持し
ているので、携帯機の電池消耗を低減することができ
る。特に、常時受信部を受信可能な状態にしていた従来
の携帯機と比較すると、大幅に電池消耗を低減すること
ができ、頻繁に電池交換する不都合を回避することがで
きる。
【0015】また、請求項2に記載のキーレスエントリ
ーシステムの携帯機は、施錠操作又は解錠操作を入力す
る入力手段と、前記入力手段の入力操作によって、前記
ロック装置を施錠又は解錠させるための信号を送信する
送信部と、前記送信部の送信ないし送信停止とほぼ同期
して受信可能となり、前記入力手段の操作解除によって
オフ状態となる、前記搭載機からの確認信号を受信する
ための受信部とを備えている。
【0016】この携帯機は入力手段が入力操作されてい
る間だけ受信部が受信可能状態に維持されるので、携帯
機の電池消耗を低減することができる。特に、常時受信
部を受信可能な状態にしていた従来の携帯機と比較する
と、大幅に電池消耗を低減することができ、頻繁に電池
交換する不都合を回避することができる。
【0017】このようなアンサーバック機能を備えたキ
ーレスエントリーシステムの搭載機においては、例えば
ロック装置が施錠状態にあるか解錠状態にあるかを検出
する手段の検出結果に応じて、前記ロック装置が施錠又
は解錠されていることをを知らせる確認信号を送信させ
るようにすることができる。
【0018】さらには、ロック装置が施錠状態にあるか
解錠状態にあるかを検出する手段を搭載機が備えている
場合には、ロック装置を作動させるための信号を携帯機
から受信したとき、前記検出手段が施錠状態を検出して
いるか解錠状態を検出しているかを判定して前記検出手
段が検出している状態と異なる状態となるようにロック
装置を施錠又は解錠させるようにすれば、携帯機から搭
載機へ送信する信号には施錠又は解錠の区別を示すコー
ドを含める必要がなくなり、携帯機の構成を簡略にする
ことができる。
【0019】また、携帯機に、受信した確認信号に応じ
て、ロック装置が施錠されたか解錠されたかを報知する
ための手段を設けることにより、携帯機の所持者にロッ
ク装置が施錠されたか解錠されたかの確認を確実に行な
わせることができる。
【0020】また、携帯機の受信部が受信可能な期間内
に、搭載機から送信される確認信号を受信しない場合に
は、エラー出力を行なわせるようにすれば、受信部がオ
フになったことを知ることができ、携帯機の使い勝手を
向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
(携帯機及び車載機の構成)図1は本発明の一実施形態
による自動車用のキーレスエントリーシステム1の構成
を示すブロック図である。このキーレスエントリーシス
テム1は、運転者が所持する携帯機2と、自動車に搭載
されている車載機3とからなる。
【0022】携帯機2は、図1に示すように、制御部4
[主として、マイクロコンピュータ(CPU)やメモリ
からなる]を中心として構成され、ボタン電池5のよう
な小型の電池5によって電力を供給されている。車両ド
ア(昇降ドア)を施錠するための常開型の施錠スイッチ
6と解錠するための常開型の解錠スイッチ8は、一方を
グランドに接続され、他方を抵抗7、9を介して電池5
でプルアップして制御部4のスイッチ入力端子に接続さ
れている。
【0023】施錠スイッチ6がオフ状態になっている時
には、制御部4の施錠側のスイッチ入力端子はHレベル
となっているが、施錠スイッチ6がオンになると、施錠
側のスイッチ入力端子はLレベルに切り替わる。施錠側
のスイッチ入力端子がLレベルになると、制御部4は、
施錠指令コードと携帯機固有の暗証コードを含んだコー
ド信号を送信回路10へ送出する。同様に、解錠スイッ
チ8がオンになると、解錠側のスイッチ入力端子はLレ
ベルに切り替わり、制御部4は、解錠指令コードと固有
の暗証コードを含んだコード信号を送信回路10へ送出
する。
【0024】送信回路10は、制御部4から出力された
コード信号をキャリア波に乗せて変調及び電力増幅し、
ロック装置を施錠させるための施錠リクエスト信号又は
ロック装置を解錠させるための解錠リクエスト信号を電
波として送信アンテナ11から車載機3へ送信する。
【0025】受信回路12は、受信アンテナ13で受信
した車載機3からのアンサーバック信号(施錠確認信
号、解錠確認信号)を復調及び増幅してデコード回路1
4へ送る。デコード回路14は、受信回路12で復調さ
れたアンサーバック信号をデジタル信号に変換すると共
にコード化された信号をデコードする。
【0026】制御部4は、デコードされたアンサーバッ
ク信号をデコード回路14から受け取ると、当該アンサ
ーバック信号に基づいてロック装置が施錠状態か解錠状
態かを判別し、その判別結果に応じて施錠確認用又は解
錠確認用の表示部17,19を点灯させる。
【0027】施錠確認用表示部17は発光ダイオードに
よって構成されており、車載機3からのアンサーバック
信号が施錠確認信号である場合には制御部4によってド
ライバ回路16が駆動され、施錠確認用表示部17が点
灯させられる。同様に、解錠確認用表示部19も発光ダ
イオードによって構成されており、車載機3からのアン
サーバック信号が解錠確認信号である場合には、制御部
4によってドライバ回路18が駆動され、解錠確認用表
示部19が点灯させられる。なお、施錠確認用表示部1
7と解錠確認用表示部19とは、表示色が異なっていて
もよい。
【0028】図3は施錠確認用表示部17とドライバ回
路16の構成を示す回路図であって、アンサーバック信
号が施錠確認信号である場合には、制御部4はドライバ
回路16への出力をHレベルに切り替える。制御部4か
らの出力がHレベルになると、抵抗20,21とトラン
ジスタ22のベース−エミッタ間に電流が流れてトラン
ジスタ22がオン動作するので、抵抗23及び発光ダイ
オード24に電流が流れて発光ダイオード24が発光す
る。解錠確認用表示部19とドライバ回路18も、図示
しないが、同様な回路構成となっている。
【0029】制御部4や送信回路10、タイマー15、
デコード回路14、施錠確認用及び解錠確認用表示部1
7,19、ドライバ回路16,18等には、電池5から
直接に電力が供給されているが、受信回路12には、タ
イマー15を介して電池5の電力が供給されている。制
御部4は、送信回路10による送信開始と同期してタイ
マー15へトリガー信号を出力し、タイマー15は当該
トリガー信号と同期してスタートし、一定時間(携帯機
2が送信回路10から送信した後、車載機3が携帯機2
からの信号を受信し、携帯機2にアンサーバック信号を
送信し終えるまでの時間より少し長いめに設定するのが
望ましい)経過後にタイムアップする。受信回路12
は、タイマー15がスタートしてからタイムアップする
までの一定時間のみ受信待ち状態(受信可能状態)とな
っている。従って、受信回路12は送信回路10の送信
開始と同期して受信待ち状態となり、一定時間経過後に
は再び強制的にオフ状態に戻される。
【0030】なお、タイマー15のスタートタイミング
又は受信回路12が受信待ち状態になるタイミングは、
送信回路10の送信開始と同期する場合に限らず、送信
終了と同期していても差し支えない。また、送信開始や
送信終了のタイミングから多少前後していても差し支え
ない。
【0031】この携帯機2は、図2に示すように、手に
持って携帯できるように小さな寸法に構成されており、
送信アンテナ11及び受信アンテナ13を上面に備え、
施錠スイッチ6、解錠スイッチ8、施錠確認用表示部1
7及び解錠確認用表示部19が前面に設けられている。
【0032】自動車に搭載されている車載機3は、図1
に示すように、制御部25[主に、マイクロコンピュー
タ(CPU)やメモリ等からなる]を中心として構成さ
れており、自動車バッテリによって電力を供給されてい
る。
【0033】車載機3の受信回路26は、携帯機2から
送信されたリクエスト信号を受信アンテナ27で受信す
ると、受信したリクエスト信号を増幅及び復調し、デコ
ード回路28へ出力する。デコード回路28は受信回路
26から受け取ったリクエスト信号をデジタル信号に変
換すると共にコード化されたリクエスト信号をデコード
して制御部25へ送出する。
【0034】デコード回路28からリクエスト信号を受
け取ると、車載機3の制御部25は、暗証コード照合部
(図示せず)において当該リクエスト信号に含まれてい
る暗証コードと当該車載機固有の暗証コードとを照合す
る。暗証コードが一致すると、制御部25は、デコード
回路28からの出力に含まれている施錠指令もしくは解
錠指令に応じ、ドライバ回路32を介してロック装置3
3を動作させ、車両ドアを施錠もしくは解錠する。
【0035】また、車載機3は、ロック装置33が施錠
状態にあるか、解錠状態にあるかを検出するための施錠
状態検出スイッチ31を備えている。この施錠状態検出
スイッチ31は、例えば、ロック装置31の施錠用ラッ
チが施錠位置にあるか、解錠位置にあるかによってオ
ン、オフするリミットスイッチなどで構成される。
【0036】図4は車載機3のドライバ回路32とロッ
ク装置33の構成を示す回路図であって、ドライバ回路
32は施錠用のドライバ回路32aと解錠用のドライバ
回路32bとに分れている。ロック装置33は復帰型の
2つのスイッチ38,44と2つの直流モータ39,4
5によって構成されている。施錠用のスイッチ38は、
施錠用のドライバ回路32aのコイル37が励磁される
と電源側へ切り替えられ、コイル37が消磁するとグラ
ンド側へ復帰する。同様に、解錠用のスイッチ44は、
解錠用のドライバ回路32bのコイル43が励磁される
と電源側へ切り替えられ、コイル43が消磁するとグラ
ンド側へ復帰する。直流モータ39は施錠用であって、
a矢印方向に電流が流れたときにのみ回転して車両ドア
を施錠する。直流モータ45は解錠用であって、b矢印
方向に電流が流れたときにのみ回転して車両ドアを解錠
する。
【0037】しかして、デコーダ回路28からの出力が
施錠指令コードを含んでいる場合には、施錠用のドライ
バ回路32aを接続されている制御部25のロック出力
から制御信号(Hレベル)を出力する。ロック出力がH
レベルに変化すると、抵抗34,35及びトランジスタ
36のエミッタに電流が流れてトランジスタ36がオン
になるので、トランジスタ36のコレクタに接続されて
いるコイル37が励磁される。コイル37が励磁される
と、スイッチ38が電源側に切り替えられるので、施錠
用の直流モータ39に電流が流れ、車両ドアが施錠され
る。ロック装置33が施錠状態となったことが施錠状態
検出スイッチ31によって検出されると、制御部25の
ロック出力がLレベルに戻るので、コイル37が消磁し
てスイッチ38が復帰し、直流モータ39が停止する。
【0038】同様に、デコーダ回路28の出力が解錠指
令コードを含んでいる場合には、解錠用のドライバ回路
32bを接続されている制御部25のアンロック出力に
制御信号(Hレベル)を出力する。アンロック出力がH
レベルになると、抵抗40,41及びトランジスタ42
のエミッタに電流が流れてトランジスタ42がオンにな
るので、コイル43が励磁され、スイッチ44が電源側
に切り替わる。この結果、解錠用の直流モータ45に電
流が流れ、車両ドアが解錠される。ロック装置33が解
錠状態となったことが施錠状態検出スイッチ31によっ
て検出されると、コイル43が消磁してスイッチ44が
復帰し、直流モータ45が停止する。
【0039】制御部25がロック装置33に制御信号を
出力してロック装置33を施錠動作もしくは解錠動作さ
せ、施錠状態検出スイッチ31によってロック装置33
が施錠状態もしくは解錠状態になっていることが確認さ
れると、制御部25は送信回路29へ施錠確認情報もし
くは解錠確認情報を含んだ(暗証コードも含んでいても
よい)コード信号を出力する。
【0040】送信回路29は、制御部25から出力され
たコード信号をキャリア波に乗せて変調及び電力増幅
し、アンサーバック信号(施錠状態確認信号/解錠状態
確認信号)を電波として送信アンテナ30から携帯機2
へ送信する。
【0041】(動作の説明)次に、施錠スイッチ6を押
した場合を例にとって、上記キーレスエントリーシステ
ム1の使用方法及び動作を簡単に説明する。ここで説明
する図5は携帯機2の動作を表わしたフロー図、図6は
車載機3の動作を表わしたフロー図である。しかして、
携帯機2の所持者が施錠スイッチ6を押すと、送信回路
10がパワーオンして送信回路10及び送信アンテナ1
1から車載機3へ施錠リクエスト信号が送信される。送
信回路10から施錠リクエスト信号が送信されると(S
1)、タイマー15がスタートして(S2)受信回路1
2をパワーオンし(S4)、一定時間経過してタイマー
15がタイムアップするまで受信回路12を受信待ち状
態に保つ(S3,S4,S5)。送信回路10は送信を
終えると、再びパワーオフする。
【0042】一方、車載機3は、常に受信待ち状態とな
っており(S11)、受信回路26で信号を受信する
と、ロック装置33が解錠状態にある場合には施錠リク
エスト信号であるか否か判定し(S12)、施錠リクエ
スト信号であると判断した場合には、ロック装置33に
ロック出力(S13)してロック装置33を施錠動作さ
せる。ついで、施錠状態検出スイッチ31によってロッ
ク装置33が施錠状態となっているか否かを検出し(S
14)、施錠状態となっていることが確認されれば、送
信回路29をパワーオンして送信回路29から施錠確認
信号を送信し(S15)、送信を終了すると送信回路2
9をパワーオフする。
【0043】携帯機2は、タイマー15が受信状態とな
っている一定時間の間に信号を受信すると(S5)、そ
の信号が施錠確認信号であるか否かを判定し(S6)、
施錠確認信号であれば、受信回路12をパワーオフ(S
7)した後、施錠確認用表示部17を点灯させる(S
8)。これに対し、携帯機2が施錠確認信号を受信する
ことなく一定時間経過してタイマー15がタイムアップ
すると(S3)、受信回路12がパワーオフ(S9)す
るので、この場合には、いずれの表示部17,19も点
灯されない。
【0044】なお、解錠スイッチ8を押した場合にも、
携帯機2及び車載機3は同様な送受信動作を行なうの
で、説明は省略する。
【0045】このような双方向型のアンサーバック機能
を備えたキーレスエントリーシステム1にあっては、受
信回路12への通電をタイマー15により管理し、送信
後一定期間のみ受信可能にし、それ以降は受信回路12
がオフ状態になるようにしているので、携帯機2の平均
消費電流を飛躍的に減少させることができる。例えば、
受信回路12におけるタイマー15による1回の受信可
能時間が1秒に設定されているとすると、携帯機2を1
日に20回作動させる場合、常時受信待機している携帯
機に比べると、1日に消費する電流容量は、 (1秒×20回)÷24時間=0.000231 となり、電池5の寿命は4320倍になる。実際には、
携帯機2の送信回路10や制御部4で消費する電流があ
るから、寿命比は上記の値(4320倍)よりも小さく
はなるが、その効果は顕著であって、頻繁に電池5を交
換する必要が無くなる。
【0046】(第2の実施形態)図7は本発明のさらに
別な実施形態によるキーレスエントリーシステム46の
携帯機2を示す図である。この実施形態にあっては、施
錠確認用及び解錠確認用の表示部として液晶表示パネル
47を前面に配置している。図8は、液晶表示パネル4
7の表示形態の一例を示しており、携帯機2が解錠確認
信号を受信した場合には、図8(a)に示すように、解
錠状態をシンボライズしたマーク48が液晶表示パネル
47に表示され、施錠確認信号を受信した場合には、図
8(b)に示すように、施錠状態をシンボライズしたマ
ーク49が液晶表示パネル47に表示される。
【0047】図9は上記液晶表示パネル47を駆動する
ためのドライバ回路50の構成を示す図である。携帯機
2が施錠確認信号又は解錠確認信号を受信した場合に
は、制御部4によってドライバ回路50が駆動されて液
晶表示パネル47が表示状態となり、施錠状態確認信号
であるか解錠状態確認信号であるかに応じて表示切替ラ
イン51のレベルがH/Lに切り替わって液晶表示パネ
ル47の表示を図8(a)又は(b)のように切り替え
る。
【0048】(第3の実施形態)図10は本発明のさら
に別な実施形態によるキーレスエントリーシステム61
の携帯機2の構成を示すブロック図である。この携帯機
2にあっては、施錠スイッチ6の一方を電池5の高電位
側に接続し、他方を制御部4の施錠側のスイッチ入力端
子に接続してあり、解錠スイッチ8も一方を電池5の高
電位側に接続し、他方を制御部4の解錠側のスイッチ入
力端子に接続している。さらに、制御部4の各スイッチ
入力端子をそれぞれ抵抗62,64を介してグランドに
接続すると共にダイオード63,65を介して受信回路
12の電流供給端子に接続している。
【0049】しかして、この携帯機2にあっては、例え
ば施錠スイッチ6を押すと、制御部4の施錠側のスイッ
チ入力端子が電池電圧レベル(Hレベル)となり、制御
部4から出力された施錠リクエスト信号が送信回路10
で変調及び増幅された後、送信アンテナ11から送信さ
れる。同様に、解錠スイッチ8を押すと、制御部4の解
錠側のスイッチ入力端子が電池電圧レベル(Hレベル)
となり、制御部4から出力された解錠リクエスト信号が
送信回路10で変調及び増幅された後、送信アンテナ1
1から送信される。送信回路10は、施錠スイッチ6又
は解錠スイッチ8を押すとパワーオンされるが、施錠ス
イッチ6又は解錠スイッチ8を押し続けていても、一定
時間経過すると制御部4によって自動的にパワーオフさ
れる。
【0050】一方、施錠スイッチ6又は解錠スイッチ8
を押すと、ダイオード63,65を介して電池5から受
信回路12へ電流が供給され、施錠スイッチ6又は解錠
スイッチ8のオン動作と同期して受信回路12がパワー
オンされる。受信回路12は、施錠スイッチ6又は解錠
スイッチ8が押されている間は、受信待ち状態に保た
れ、施錠スイッチ6及び解錠スイッチ8が復帰すると、
パワーオフする。
【0051】しかして、この携帯機2にあっては、例え
ば施錠する場合には、携帯機2の施錠スイッチ6を押し
て施錠リクエスト信号を送信した後、そのまましばらく
施錠スイッチ6を押したまま待つことによって施錠確認
信号を受信して施錠状態を確認できる。
【0052】従って、この携帯機2にあっては、送信回
路10は施錠スイッチ6又は解錠スイッチ8をオンにし
た後一定時間だけパワーオンされ、受信回路12は施錠
スイッチ6又は解錠スイッチ8を押している間だけオン
になっているので、受信回路を常時受信待ち状態にして
いる従来の携帯機に比較して電流消費を大幅に低減する
ことができる。
【0053】なお、この実施形態では、施錠スイッチ6
又は解錠スイッチ8を介して電池5から受信回路12へ
直接に電力を供給するようにしたが、図11に示すよう
に、トランジスタのようなスイッチング素子66を介し
て電池5から受信回路12に電力を供給するようにし、
施錠スイッチ6又は解錠スイッチ8を押している間だけ
スイッチング素子66がオンになって受信回路12がパ
ワーオンするようにしてもよい。このような構成によっ
ても、図10の実施形態と同様な動作を行なわせること
ができる。
【0054】(第4の実施形態)図12は本発明のさら
に別な実施形態によるキーレスエントリーシステム71
の構成を示すブロック図である。図13はその携帯機2
の正面図である。この実施形態は、携帯機2に設けられ
ている1つの操作スイッチ72を押すたび、車載機3側
で交互に施錠動作と解錠動作とに切り替わるようにした
ものである。
【0055】この携帯機2では、操作スイッチ72を押
すと、制御部4からリクエスト信号が出力され、送信回
路10で変調された後送信アンテナ11から送信される
が、この送信回路10から送信されるリクエスト信号は
施錠と解錠との区別のないもの(つまり、施錠指令コー
ドや解錠指令コードを含まないもの)である。なお、こ
の携帯機2においても、第1の実施形態と同様、送信回
路10からの送信と同期して受信回路12がパワーオン
してタイマー15がスタートし、一定時間経過してタイ
マー15がタイムアップすると受信回路12がパワーオ
フするようになっている。
【0056】車載機3においては、受信回路26が携帯
機2からのリクエスト信号を受信すると、制御部25は
施錠状態検出スイッチ31の検出状態を調べ、その状態
を反転させるようにドライバ回路32へ信号を出力して
ロック装置33を作動させる。すなわち、ロック装置3
3が施錠状態となっていて施錠状態検出スイッチ31が
施錠状態を検出している場合には、受信回路26が携帯
機2からのリクエスト信号を受信すると、制御部25は
解錠側のドライバ回路32bを駆動してロック装置33
を解錠させる[図4参照]。ロック装置33が解錠する
と、施錠状態検出スイッチ31が切り替わって解錠状態
を検出し、送信回路29からは解錠確認信号が携帯機2
へ送信される。従って、もう一度受信回路26が携帯機
2からのリクエスト信号を受信すると、制御部25は施
錠側のドライバ回路32aを駆動してロック装置33を
施錠させ、施錠状態検出スイッチ31が施錠状態を検出
すると、送信回路29からは施錠確認信号が携帯機2へ
送信される。
【0057】従って、この実施形態では、携帯機2に設
けられている操作スイッチ72を操作してリクエスト信
号を送信するたび、車載機3側で交互に施錠状態と解錠
状態とに切り替わって施錠確認信号又は解錠確認信号が
携帯機2へ送信され、携帯機2の施錠確認用又は解錠確
認用表示部17,19が点灯される。
【0058】このような構成のキーレスエントリーシス
テム71によれば、携帯機2のスイッチを1つにするこ
とできるので、操作スイッチ72の占める面積が小さく
なって携帯機2の小型化を図ることができる。あるい
は、操作スイッチ72を大きくして操作性を高めること
ができる。
【0059】(第5の実施形態)図14は本発明のさら
に別な実施形態によるキーレスエントリーシステム74
の携帯機2の構成を示すブロック図である。この携帯機
2は、図12及び図13の実施形態と同様に1つの操作
スイッチ72の操作によって車載機3側が施錠動作と解
錠動作を交互に切り替えるようにすると共に、図10の
実施形態のように抵抗75とダイオード76によって受
信回路12に電池5からの電力を供給するようにし、操
作スイッチ72を押し続けている間だけ受信回路12が
パワーオンされ、操作スイッチ72を離すと受信回路1
2が自動的にパワーオフされるようにしたものである。
【0060】(第6の実施形態)図15は本発明のさら
に別な実施形態によるキーレスエントリーシステム81
の構成を示すブロック図である。この実施形態にあって
は、図12の実施形態と同様、携帯機2の1つの操作ス
イッチ72を操作することによって車載機3側で交互に
ロック装置33が施錠状態と解錠状態とに切り替えられ
るようになっている。また、車載機3では、ロック装置
33が施錠状態又は解錠状態に切り替えられると、施錠
状態検出スイッチ31によって施錠機構が施錠状態にな
っているか解錠状態になっているかを検出し、施錠状態
であれば施錠確認信号を送信回路29から携帯機2へ送
り、解錠状態であれば解錠確認信号を送信回路29から
送信している。
【0061】しかし、この実施形態では、送信回路29
は施錠確認信号又は解錠確認信号を変調する機能を有し
ておらず、キャリア波そのものを施錠確認信号もしくは
解錠確認信号として送信回路29から送信している。た
だし、施錠確認信号と解錠確認信号とは、キャリア波の
波形もしくはオン/オフのタイミングが異なっている。
例えば、施錠確認信号と解錠確認信号とでは、信号継続
時間が異なったり、間欠時間が異なったり、あるいは一
方が間欠的で他方が連続的なキャリア波であったりして
いる。
【0062】例えば、図17(a)(b)に示すよう
に、施錠確認信号をキャリア波の0.95秒連続信号と
し、解錠確認信号を0.35秒オン−0.35秒オフ−
0.35秒オンの間欠信号とする。
【0063】これに対応して、携帯機2の受信回路84
もアンサーバック信号を復調する機能は有しておらず、
また、この携帯機2はデコード回路も有していない。そ
して、携帯機2は、図16に示すように、施錠確認用と
解錠確認用の区別のない1つの表示部83を有している
だけである。受信回路84で施錠確認信号又は解錠確認
信号であるキャリア波を受信すると、制御部4は、その
施錠確認信号又は解錠確認信号であるキャリア波をその
ままドライバ回路82に出力して発光ダイオードからな
る表示部83を点灯させる。表示部83は1つしかない
が、施錠確認信号と解錠確認信号とではキャリア波の全
体の波形もしくはオン/オフのタイミングが異なってい
るので、点灯状態が異なることによってロック装置33
が施錠状態にあるのか、解錠状態にあるのかを確認する
ことができる。例えば、施錠確認信号及び解錠確認信号
が図17(a)(b)に示すような波形であれば、施錠
確認信号の場合には、一定時間の間表示部83が連続的
に点灯するが、解錠確認信号の場合には表示部83が点
滅するので、両信号を区別することができる。
【0064】このような実施形態によれば、携帯機2に
おいては、復調機能を有しない受信回路84を用いるこ
とができ、デコード回路も必要なくなるので、携帯機2
の構成を簡略化することができ、携帯機2の小型化と低
コスト化を図ることができる。また、携帯機2における
受信動作も、図18に示すように、リクエスト信号を送
信した後、一定時間受信回路84を受信待ち状態にし、
アンサーバック信号(キャリア波)を受信したら、その
信号が施錠確認信号か解錠確認信号かを判断することな
く、そのアンサーバック信号を直接表示部83へ出力し
て点灯させるだけでよく(S21〜S23)、処理を簡
単にできる。
【0065】(第7〜8の実施形態)第6の実施形態の
ようにキャリア波で施錠確認信号もしくは解錠確認信号
を送ることによって携帯機2側で復調やデコードを不要
にする場合における、施錠状態又は解錠錠の確認のため
の報知手段の別な例を説明する。
【0066】図19に示す携帯機2にあっては、施錠状
態もしくは解錠状態の確認のための報知手段として、振
動発生器93を内蔵している。この振動発生器93は、
図20に示すように、モータ94の回転軸95に偏心し
た重り96を取り付けたものであり、モータ94を回転
させると偏心重り96が回転することによって体感でき
るような振動が発生する。しかして、図21のようなド
ライバ回路97にアンサーバック信号を出力すると、そ
のキャリア波の波形ないしオン/オフのタイミングによ
って振動発生器93の振動が変化するので、その振動の
様子によって施錠状態であるか、解錠状態であるかを判
別することができる。
【0067】また、図22に示すものは、施錠状態もし
くは解錠状態の確認のための報知手段として、ブザー9
8を内蔵した携帯機2である。しかして、図23のよう
なドライバ回路99にアンサーバック信号を出力する
と、そのキャリア波の波形ないしオン/オフのタイミン
グによってブザー98の音色や発音タイミングなどが異
なるので、施錠状態であるか、解錠状態であるかを判別
することができる。
【0068】(第9の実施形態)図24に示すものは本
発明のさらに別な実施形態によるキーレスエントリーシ
ステム101の携帯機2であって、携帯機2の受信回路
12が受信待ちの期間内に車載機3からのアンサーバッ
ク信号を受信しなかった場合には、エラー出力を行なう
エラー表示部102を備えている。
【0069】図25に示すものは、この実施形態による
携帯機2の受信動作を示すフロー図である。図25のフ
ロー図と図5のフロー図と比較すれば明らかなように、
この実施形態では、受信回路12がアンサーバック信号
を受信することなくパワーオフされた場合には、エラー
表示信号を出力してエラー表示部102を一定時間点灯
させるようにしている(S10)
【0070】なお、表示部を1つしか備えていない図1
5及び図16のようなキーレスエントリーシステムにお
いても、車載機3で発生するキャリア波による施錠確認
信号、解錠確認信号及びエラー表示信号の波形ないしオ
ン/オフのタイミングを図26(a)(b)(c)のよ
うに異ならせることによってエラー表示させることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるキーレスエントリー
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同上のキーレスエントリーシステムの携帯機を
示す正面図である。
【図3】同上の携帯機における表示部の電気的構成を示
す回路図である。
【図4】同上の車載機におけるドライブ回路及びロック
装置の構成を示す回路図である。
【図5】同上の携帯機の受信動作を説明するフロー図で
ある。
【図6】同上の車載機の動作を説明するフロー図であ
る。
【図7】本発明の別な実施形態による携帯機を示す正面
図である。
【図8】(a)(b)は同上の表示部の表示状態を示す
図である。
【図9】同上の表示部を駆動するためのドライバ回路の
構成を示す回路図である。
【図10】本発明のさらに別な実施形態による携帯機の
構成を示すブロック図である。
【図11】本発明のさらに別な実施形態による携帯機の
構成を示すブロック図である。
【図12】本発明のさらに別な実施形態によるキーレス
エントリーシステムの構成を示すブロック図である。
【図13】同上の実施形態における携帯機の正面図であ
る。
【図14】本発明のさらに別な実施形態による携帯機の
構成を示すブロック図である。
【図15】本発明のさらに別な実施形態によるキーレス
エントリーシステムの構成を示すブロック図である。
【図16】同上の実施形態における携帯機の正面図であ
る。
【図17】(a)(b)は同上の実施形態の車載機から
送信される施錠確認信号と解錠確認信号を示す図であ
る。
【図18】同上の携帯機における受信動作を説明するフ
ロー図である。
【図19】本発明のさらに別な実施形態によるキーレス
エントリーシステムの携帯機の正面図である。
【図20】同上の携帯機に内蔵されている振動発生器を
示す図である。
【図21】同上の振動発生器を駆動するためのドライバ
回路を示す図である。
【図22】本発明のさらに別な実施形態によるキーレス
エントリーシステムの携帯機の正面図である。
【図23】同上の携帯機に内蔵されているブザーを駆動
するためのドライバ回路を示す図である。
【図24】本発明のさらに別な実施形態によるキーレス
エントリーシステムの携帯機の正面図である。
【図25】同上の携帯機における受信動作を説明するフ
ロー図である。
【図26】(a)(b)(c)はキャリア波による施錠
確認信号、解錠確認信号及びエラー表示信号の波形の例
を示す図である。
【符号の説明】
2 携帯機 3 車載機 4 制御部 5 電池 6 施錠スイッチ 8 解錠スイッチ 10 送信回路 12 受信回路 72 操作スイッチ 76 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離隔してロック装置を施錠又は解錠させ
    るための信号を送信する携帯機と、携帯機からの信号を
    受信してロック装置を施錠又は解錠させる搭載機とを有
    するキーレスエントリーシステムであって、 前記携帯機は、 前記ロック装置を施錠又は解錠させるための信号を送信
    する送信部と、 前記送信部の送信ないし送信停止とほぼ同期して受信可
    能となり、前記送信部の送信ないし送信停止から所定時
    間経過後にオフ状態となる、前記搭載機からの確認信号
    を受信するための受信部と、を備え、 前記搭載機は、 前記携帯機から前記ロック装置を施錠又は解錠させるた
    めの信号が受信され、前記ロック装置が施錠又は解錠さ
    れた時に、前記ロック装置が施錠又は解錠されたことを
    知らせるための確認信号を送信するための送信手段を備
    えていることを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 離隔してロック装置を施錠又は解錠させ
    るための信号を送信する携帯機と、携帯機からの信号を
    受信してロック装置を施錠又は解錠させる搭載機とを有
    するキーレスエントリーシステムであって、 前記携帯機は、 施錠操作又は解錠操作を入力する入力手段と、 前記入力手段の入力操作によって、前記ロック装置を施
    錠又は解錠させるための信号を送信する送信部と、 前記送信部の送信ないし送信停止とほぼ同期して受信可
    能となり、前記入力手段の操作解除によってオフ状態と
    なる、前記搭載機からの確認信号を受信するための受信
    部と、を備え、 前記搭載機は、 前記携帯機から前記ロック装置を施錠又は解錠させるた
    めの信号が受信され、前記ロック装置が施錠又は解錠さ
    れた時に、前記ロック装置が施錠又は解錠されたことを
    知らせるための確認信号を送信するための送信手段を備
    えていることを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記搭載機は、ロック装置が施錠状態に
    あるか解錠状態にあるかを検出する手段を備え、当該検
    出手段の検出結果に応じて、前記ロック装置が施錠又は
    解錠されていることをを知らせる確認信号を送信するこ
    とを特徴とする、請求項1又は2に記載のキーレスエン
    トリーシステム。
  4. 【請求項4】 前記搭載機は、ロック装置が施錠状態に
    あるか解錠状態にあるかを検出する手段を備え、ロック
    装置を作動させるための信号を前記携帯機から受信した
    場合には、前記検出手段が施錠状態を検出しているか解
    錠状態を検出しているかを判定して前記検出手段が検出
    している状態と異なる状態となるようにロック装置を施
    錠又は解錠させることを特徴とする、請求項1又は2に
    記載のキーレスエントリーシステム。
  5. 【請求項5】 前記携帯機は、受信した前記確認信号に
    応じて、ロック装置が施錠されたか解錠されたかを報知
    するための手段を備えていることを特徴とする、請求項
    1又は2に記載のキーレスエントリーシステム。
  6. 【請求項6】 前記携帯機は、前記受信部が受信可能な
    期間内に、前記搭載機から送信される確認信号を受信し
    ない場合には、エラー出力を行なうことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のキーレスエントリーシステム。
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