JP5363638B2 - ロールペーパー保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、ロールペーパー保持具、特に、ロールペーパーが片側から挿入される軸を有するロールペーパー保持具に関する。
従来のロールペーパー保持具では、ロールペーパーを容易に取り出せないようにするために、2個のロールペーパーを収容する構成を用いることがある。例えば、特許文献1のように、2個のロールペーパーを隣り合わせて収容装置に収容すると共に、使用する方のロールペーパーを片持ちの軸に支持させる。よって、使用する方のロールペーパーを軸から抜き取るには他方のロールペーパーを取り除かなければならない。そして、他方のロールペーパーを収容する空間には開閉蓋を設ける。したがって、開閉蓋を開かない限り、他方のロールペーパーを取り除けず、結局、いずれのロールペーパーも取り出せない。
特開2001−314345号公報
特許文献1は、ロールペーパーを容易に取り出せないようにするために必ず2個のロールペーパーを収容し、しかも、一方のロールペーパーを使用できない状態としなければならない。
本発明の目的は、ロールペーパーを使用できない状態とすることなく、容易に取り出せない構成としたロールペーパー保持具を提供することにある。
本発明のロールペーパー保持具は、ロールペーパーが第1方向に沿って片側から挿入されるペーパー支持軸と、ロールペーパーが挿入される側の前記ペーパー支持軸の先端部から離隔した位置において前記ペーパー支持軸を支持する支持体と、ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せない程度に前記第1方向に関して前記先端部に近接して対向した対向位置と、ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せる程度に前記先端部から離隔した位置であって前記第1方向に関して前記先端部に対向していない非対向位置との間で変位可能に前記支持体に支持された保護カバーと、前記支持体に対する前記保護カバーの相対移動を規制する規制状態と当該規制を解除する解除状態とを選択的に取る規制手段とを備えており、前記保護カバーが、前記対向位置において前記第1方向に関して前記ペーパー支持軸を互いの間に挟む第1壁部及び第2壁部と、前記対向位置において前記第1方向に直交する第2方向に関して前記ペーパー支持軸の一方側に配置される第3壁部とを有しており、前記保護カバーが、前記第1方向に沿った回転軸に関して回動可能に前記支持体に支持されており、前記回転軸が、前記保護カバーが前記対向位置にあるとき、前記第2方向に関して前記ペーパー支持軸に対して前記第3壁部とは反対側の位置に配置されており、前記第2方向に関して前記第3壁部と前記ペーパー支持軸との間に配置された回転軸に関して回動可能に前記保護カバーに支持され、前記保護カバーが前記対向位置にあるとき、前記ペーパー支持軸に挿入されたロールペーパーに先端部が当接するペーパーカッターをさらに備えている。さらに別の観点において、本発明のロールペーパー保持具は、ロールペーパーが第1方向に沿って片側から挿入されるペーパー支持軸と、ロールペーパーが挿入される側の前記ペーパー支持軸の先端部から離隔した位置において前記ペーパー支持軸を支持する支持体と、ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せない程度に前記第1方向に関して前記先端部に近接して対向した対向位置と、ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せる程度に前記先端部から離隔した位置であって前記第1方向に関して前記先端部に対向していない非対向位置との間で変位可能に前記支持体に支持された保護カバーと、前記保護カバー及び支持体のうち一方の部材に当接して、他方の部材に対する前記一方の部材の相対移動を規制する規制位置と、当該規制位置から離隔して規制を解除する解除位置との間で移動可能に前記他方の部材に支持された規制部材と、前記規制部材を前記規制位置に向かって付勢する付勢手段とを備えており、前記支持体が、前記ペーパー支持軸の一方側に配置された、建物の壁などに固定される壁部を有しており、前記規制部材が前記支持体の前記壁部付近に配置されており、前記規制部材が、前記解除位置から前記規制位置に向かう方向に対して傾斜した表面である傾斜面を有しており、前記保護カバーが、前記非対向位置から前記対向位置へと移動する際に、前記傾斜面の一部に当接しつつ前記付勢手段の付勢力に抗して前記規制部材を前記解除位置に向かって移動させると共に、前記対向位置に到達する以前に前記傾斜面から離隔し、前記保護カバーが前記対向位置にあり且つ規制解除用の部材が前記規制部材から外れているとき、当該規制解除用の部材を前記保護カバーの外部から前記保護カバー内の隙間を通じて前記規制部材まで到達させ、前記規制部材に接続させると共に、接続させた前記規制解除用の部材を介して前記規制部材を前記規制位置から前記解除位置へと移動させることができるように構成されている。
また、前記保護カバーが、前記対向位置において前記第1方向に関して前記ペーパー支持軸を互いの間に挟む第1壁部及び第2壁部と、前記対向位置において前記第1方向に直交する第2方向に関して前記ペーパー支持軸の一方側に配置される第3壁部とを有しており、前記支持体が、前記第1方向及び第2方向の両方に直交する第3方向に関して前記ペーパー支持軸の一方側に配置される第4壁部を有しており、前記ペーパー支持軸が、前記保護カバーが前記対向位置にある場合に、前記第1壁部〜第4壁部によって画定される内包空間内に配置されるロールペーパー保持具とすることが好ましい。
また、前記保護カバーが、前記第1方向に沿った回転軸に関して回動可能に前記支持体に支持されており、前記回転軸が、前記保護カバーが前記対向位置にあるとき、前記第2方向に関しては前記ペーパー支持軸に対して前記第3壁部とは反対側の位置であって、前記第3方向に関しては前記第4壁部から隔離した位置に配置されているロールペーパー保持具とすることが好ましい。
また、前記規制手段が、前記保護カバー及び支持体のうち一方の部材に当接して、他方の部材に対する前記一方の部材の相対移動を規制する規制位置と、当該規制位置から離隔して規制を解除する解除位置との間で移動可能に前記他方の部材に支持された規制部材と、前記規制部材を前記規制位置に向かって付勢する付勢手段とをさらに備えており、前記規制部材が、前記解除位置から前記規制位置に向かう方向に対して傾斜した表面である傾斜面を有しており、前記保護カバーが、前記非対向位置から前記対向位置へと移動する際に、前記傾斜面の一部に当接しつつ前記付勢手段の付勢力に抗して前記規制部材を前記解除位置に向かって移動させると共に、前記対向位置に到達する以前に前記傾斜面から離隔するロールペーパー保持具とすることが好ましい。
また、一対の前記ペーパー支持軸が、前記第1方向に関して並んでおり、前記一対のペーパー支持軸の前記先端部が前記第1方向に関して互いに反対側に配置されており、前記第1壁部が、一方の前記ペーパー支持軸の前記先端部に対向する位置に配置されており、前記第2壁部が、他方の前記ペーパー支持軸の前記先端部に対向する位置に配置されているロールペーパー保持具とすることが好ましい。
保護カバーを対向位置に配置することで、保護カバーが直接、ペーパー支持軸からのロールペーパーの移動を規制する。したがって、使用できない状態のロールペーパーを配置することなく、ロールペーパーを容易に取り出せない構成とすることができる。
本発明の一実施形態に係るロールペーパー保持具の正面図である。 図1のロールペーパー保持具の背面図である。 図1のロールペーパー保持具の平面図である。 図1のロールペーパー保持具の底面図である。 図1のロールペーパー保持具の右側面図である。 保護カバー3を開いた状態の図5に対応する図である。 (a)はロック機構50の正面図、(b)は平面図、(c)と(d)は右側面の断面図である。
本発明の一実施形態に係るロールペーパー保持具1について図1〜図7を参照しつつ説明する。なお、ロールペーパー保持具1は、図1においては左右2個のロールペーパー保持具の例であって左右対称な構成を有しているため、以下では主に、図1における右半分の構成について説明し、左半分の構成の説明は適宜省略する。
ロールペーパー保持具1は、トイレットペーパーなどのロールペーパーを支持する本体2(支持体)と保護カバー3とを有しており、全体として直方体の概略形状を有している。本体2は、側面視においてL字型の概略形状を有しており(図6参照)、背面板21(第4壁部)、底板22、正面下部板23、右側下部板24及び左側下部板25を含んでいる。背面板21には貫通孔21aが形成されている。本体2を建物の壁などに固定する際は、この貫通孔21aを通じて螺子等で固定する。貫通孔21aには、水平方向に沿って延びたものと鉛直方向に沿って延びたものとがある。これにより、螺子で固定する際、水平及び鉛直方向にそれぞれ位置を調整しやすい。ここで、図1の正面図における左右方向(水平方向)を第1方向、上下方向(鉛直方向)を第2方向、前後方向を第3方向と称する。
底板22には、長方形の平面形状を有する貫通孔22aが形成されている(図4参照)。正面下部板23は、底板22の前方先端部を垂直上方に折り曲げることで形成されている。正面下部板23は、後述のペーパー支持軸28に支持されたロールペーパーRと干渉しないような高さに調整されている(図1、図6参照)。右側下部板24及び左下部板25は、底板22の右端部及び左端部を垂直上方に折り曲げることで形成されている。側面視において、上端縁24aが、前端から後端に向かって、下に凸のアール状に湾曲しつつ上方に延びている。上端縁24aは、ペーパー支持軸28にロールペーパーRを着脱する際、干渉しないように調整されている(図6参照)。
本体2は、固定板26及び27及びロック機構50(規制手段)を有している。固定板26及び27は、平板の端部をL字に折り曲げることで構成されている。固定板26及び27は、背面板21の正面において、水平方向及び鉛直方向のそれぞれにほぼ中央の位置に、互いに背中合わせに固定されている。固定板26及び27において、背面板21とは反対側の一端には、一対のペーパー支持軸28が左右対称に固定されている。ペーパー支持軸28は、固定板26及び27に固定された円柱部28aと、円柱部28aの先端に固定された先端部28bとからなる。円柱部28aは、固定板26及び27から図1の左右方向のそれぞれに向かって水平に延びている。先端部28bは、円柱部28aの先端からさらに左右に向かって、先細りに延びている。円柱部28aの直径は、ロールペーパーRの芯を通せるように調整されている(図5、図6参照)。固定板27には螺子軸27aが固定されている一方で、円柱部28a側にも貫通孔が形成され、その内表面に螺子軸27aと嵌合するように螺子が切られている。これらの螺子構造によってペーパー支持軸28が固定板26及び27に固定されている。この螺子を利用することにより、ロールペーパーの内径が異なるロールペーパーの種類に応じて、ペーパー支持軸28と軸径が異なる支持軸とを取り替えて使用することができる。
保護カバー3は、天板31(第3壁部)、右側板32(第1壁部)、左側板33(第2壁部)及び背面上部板34を有しており、全体として前後方向(第3方向)及び下方に開口した箱型の概略形状を有している。背面上部板34は、天板31の後端部を垂直下方に折り曲げて形成されており、その下端は本体2の背面板21の上端とほぼ一致している。保護カバー3は、本体2の右側下部板24の前端部及び左側下部板25の前端部に、留め具41によって図6のB方向に回動可能に支持されている。留め具41の位置は、上下方向(第2方向)に関しては、ロールペーパーの支持軸に対して天板31(第3壁部)とは反対側の位置であって、前後方向(第3方向)に関しては、背面板21(第4壁部)から隔離した位置に配されている。好ましくは、留め具41の位置は、ペーパー支持軸に対して、図5及び図6に示すように、上下方向(第2方向)に関しては、ペーパー支持軸に支持された状態のロールペーパーに干渉しないようにロールペーパーの下側で適宜間隔を置いた位置であって、前後方向(第3方向)に関しては、ペーパー支持軸の軸中心近傍の位置とするのがよい。
これにより、保護カバー3は、図5の位置(保護カバー3が装着された状態)と図6の位置(保護カバー3が開放された状態)との間で変位可能である。図5の装着状態の位置(対向位置)において、保護カバー3の右側板32(第1壁部)及び左側板33(第2壁部)は、ペーパー支持軸28の先端部28bと近接しつつ対向する。この状態では、ペーパー支持軸28に支持されたロールペーパーRをこれらの壁部によって軸方向に取り外すことはできない。一方、図6の開放状態の位置(非対向位置)において、保護カバー3の右側板32及び左側板33は、いずれもペーパー支持軸28の先端部28bから完全に離隔する。この状態では、ペーパー支持軸28の片側(先端部28b側)から左右方向(第1方向)に沿ってロールペーパーRを自由に着脱可能である。保護カバー3は本体2の下部の留め具41に支持されているため、本体2下方にぶら下がる。なお、右側板32及び左側板33と先端部28bとの近接の程度は、保護カバー3が図5の位置にある際、ロールペーパーRがペーパー支持軸28から取り外せない程度とする。
保護カバー3には、一対のペーパーカッター35が左右方向に並んで設けられている。右側板32及び左側板33の上端付近には、留め具42によって支持パイプ36が支持されている。支持パイプ36は、径が小さい細径部36aと径が大きい太径部36bとを有している。一方、ペーパーカッター35の後端部には、左右方向に両端の一部を折り曲げて構成された支持部35aが設けられている。支持部35aには円形の貫通孔が形成されており、この貫通孔が支持パイプ36の細径部36aに通されることで、ペーパーカッター35が図5のA方向に回動可能に支持されている。左右方向に関するペーパーカッター35の移動は、太径部36bによって規制されている。
ロールペーパーRがペーパー支持軸28に支持されていない状態においては、ペーパーカッター35は、図5に示すように、ペーパー支持軸28に当接した状態で保持される。この状態において、ペーパーカッター35は、その後端(上端)から、前方へと湾曲しつつ下方に向かって延びている。ロールペーパーがペーパー支持軸28に支持されると、図5の二点鎖線に示すように、ロールペーパーの表面にペーパーカッター35の先端部が当接した状態となる。また、ペーパーカッター35の上方への移動が、ロールペーパーの外周面から適宜離れた位置で制限されるように、天板31にペーパーカッターの当接部を設ける。このペーパーカッターの上限が図5の点線に示す位置となる。したがって、ペーパーカッター35は、常にロールペーパー前方の斜め上方に位置することとなるため、ロールペーパーを前方の斜め上方から保護すると共に、ロールペーパーRが抜き取られるのを防ぐ役割を果たす。
つぎに、保護カバー3の規制手段について説明する。図5に示すように、本体2に備えたロック機構50と、保護カバー3に備えた篏合体60の結合によって保護カバー3の規制状態(装着状態)を実現する。篏合体60は、図5に示すように保護カバー3の天板31の内側部で対向する背面板21側に設けられ、ロック機構50は篏合体60の下側部で適宜間隙を有して両者が結合可能な位置に背面板21に固定して設ける。
図7において、ロック機構50の例を説明する。(a)は正面図、(b)は平面図、(c)と(d)は右側面の断面図である。ロック機構50は、ロックピン52(規制部材)と箱体53とばね54(付勢手段)で構成され、ロックピン52は上部が軸方向に対して傾斜した傾斜面52bと軸方向に平行な回転規制面52cを有する円柱部52aと、円柱部の下端に固定された芯棒56aと座金56bで成る。このロックピン52を収容する箱体53は、ロックピン52を上下に摺動させる円柱穴を有する本体53a、回転規制面52cを上下に摺動させ回転を制限する回転規制体53b、芯棒56aが貫通する底板53cで成り、ロックピン52を座金56bによる制限位置まで上方に付勢するばね54を収納する空間をロックピン52下側に設ける。
図7(c)、(d)で、ロック機構50と篏合体60の結合を説明する。図6で示されるように保護カバー3が開放状態から装着状態(規制状態)の方(B1の方向)に移動したとき、図7(c)に示すように、篏合体60が矢印方向に移動してきて篏合体60の下側先端部が傾斜面52bに当接しつつロックピン52を押し下げ、これを乗り越えた後、ロックピン52は篏合体60に設けた空間に収納され、篏合体60の下先端部がロックピン52の軸方向背面に当接して逆移動できなくなった状態がロックされた状態である。
ロック状態を解除するには、(d)のように、芯棒56aの下端に接続した補助部材55を外力によりばね54に抗して押し下げて箱体53からのロックピン52の突出をなくすと、篏合体60は矢印方向に移動可能となり、ロックが解除され、保護カバー3は図6に示す開放状態の方(B2の方)に移動できる。外力を除くとロックピン52が突出して初期状態に戻る。以上のように、ロック機構50と篏合体60は本装置内部に構成されるので、一般の使用者が保護カバー3の開閉を操作することはできない。
本装置における保護カバー3の規制手段であるロック機構50と篏合体60の位置は、図1に示すように、装置内側の左右端に2組を配し、補助部材55をL字状板に形成して下端のL部を底板22近傍に配した例で示したが、本発明における規制手段の数は1組以上であればよく、配置もこの例に限るものではない。また、補助部材55と芯棒56aとの接続は、着脱可能に構成されていてもよい。普段は芯棒56aから補助部材55を外しておき、管理の関係者以外が勝手に操作できないようにしておける。
以上説明した本実施形態によると、図1の状態で、本体2及び保護カバー3により画定される内包空間にペーパー支持軸28が配置される。これにより、ペーパー支持軸28に支持されたロールペーパーは、上下左右及び後方の5方向から、壁部によって保護された状態となる。さらに、ペーパーカッター35の上方移動の制限により前方開口部の保護が期待できる。そして、図1の状態ではロック機構50により保護カバー3の移動が規制されており、管理の関係者以外が保護カバー3を開いてロールペーパーを取り出すのは容易でない。一方、保護カバー3を開くと、図6のように本体2の下方にぶら下がる。したがって、保護カバー3を抑えながら作業する必要がなく、ロールペーパーを着脱する作業が容易である。さらに、本体2の底板22に貫通孔が形成されているため、ロールペーパーから落ちる紙粉が本体2内に溜まりにくい。
以下、本実施形態の変形例について説明する。本実施形態のロールペーパー保持具1は、主に平板により壁部が構成されているが、表面が湾曲した壁部を有していてもよい。また、壁部同士(例えば、天板34及び右側板32)の境界が比較的明確に構成されているが、これらの境界が特に明確でなく、例えばR状に形成されていてもよい。また、2つのロールペーパーを収容する構成が採用されているが、1つのロールペーパーのみを収容するものであってもよい。
1 ロールペーパー保持具
2 本体
3 保護カバー3
50 ロック機構50
60 篏合体60
R ロールペーパー

Claims (8)

  1. ロールペーパーが第1方向に沿って片側から挿入されるペーパー支持軸と、
    ロールペーパーが挿入される側の前記ペーパー支持軸の先端部から離隔した位置において前記ペーパー支持軸を支持する支持体と、
    ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せない程度に前記第1方向に関して前記先端部に近接して対向した対向位置と、ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せる程度に前記先端部から離隔した位置であって前記第1方向に関して前記先端部に対向していない非対向位置との間で変位可能に前記支持体に支持された保護カバーと、
    前記支持体に対する前記保護カバーの相対移動を規制する規制状態と当該規制を解除する解除状態とを選択的に取る規制手段とを備えており、
    前記保護カバーが、前記対向位置において前記第1方向に関して前記ペーパー支持軸を互いの間に挟む第1壁部及び第2壁部と、前記対向位置において前記第1方向に直交する第2方向に関して前記ペーパー支持軸の一方側に配置される第3壁部とを有しており、
    前記保護カバーが、前記第1方向に沿った回転軸に関して回動可能に前記支持体に支持されており、
    前記回転軸が、前記保護カバーが前記対向位置にあるとき、前記第2方向に関して前記ペーパー支持軸に対して前記第3壁部とは反対側の位置に配置されており、
    前記第2方向に関して前記第3壁部と前記ペーパー支持軸との間に配置された回転軸に関して回動可能に前記保護カバーに支持され、前記保護カバーが前記対向位置にあるとき、前記ペーパー支持軸に挿入されたロールペーパーに先端部が当接するペーパーカッターをさらに備えていることを特徴とするロールペーパー保持具。
  2. ロールペーパーが第1方向に沿って片側から挿入されるペーパー支持軸と、
    ロールペーパーが挿入される側の前記ペーパー支持軸の先端部から離隔した位置において前記ペーパー支持軸を支持する支持体と、
    ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せない程度に前記第1方向に関して前記先端部に近接して対向した対向位置と、ロールペーパーが前記ペーパー支持軸から取り外せる程度に前記先端部から離隔した位置であって前記第1方向に関して前記先端部に対向していない非対向位置との間で変位可能に前記支持体に支持された保護カバーと、
    前記保護カバー及び支持体のうち一方の部材に当接して、他方の部材に対する前記一方の部材の相対移動を規制する規制位置と、当該規制位置から離隔して規制を解除する解除位置との間で移動可能に前記他方の部材に支持された規制部材と、
    前記規制部材を前記規制位置に向かって付勢する付勢手段とを備えており、
    前記支持体が、前記ペーパー支持軸の一方側に配置された、建物の壁などに固定される壁部を有しており、
    前記規制部材が前記支持体の前記壁部付近に配置されており、
    前記規制部材が、前記解除位置から前記規制位置に向かう方向に対して傾斜した表面である傾斜面を有しており、
    前記保護カバーが、前記非対向位置から前記対向位置へと移動する際に、前記傾斜面の一部に当接しつつ前記付勢手段の付勢力に抗して前記規制部材を前記解除位置に向かって移動させると共に、前記対向位置に到達する以前に前記傾斜面から離隔し、
    前記保護カバーが前記対向位置にあり且つ規制解除用の部材が前記規制部材から外れているとき、当該規制解除用の部材を前記保護カバーの外部から前記保護カバー内の隙間を通じて前記規制部材まで到達させ、前記規制部材に接続させると共に、接続させた前記規制解除用の部材を介して前記規制部材を前記規制位置から前記解除位置へと移動させることができるように構成されていることを特徴とするロールペーパー保持具。
  3. 前記保護カバーが前記対向位置にあるとき、前記ペーパー支持軸に挿入されたロールペーパーに先端部が当接するペーパーカッターをさらに備えており、
    前記ペーパーカッターが、前記支持体の前記壁部との間に前記規制部材を挟むように配置されていることを特徴とする請求項に記載のロールペーパー保持具。
  4. 前記保護カバーが、前記対向位置において前記第1方向に関して前記ペーパー支持軸を互いの間に挟む第1壁部及び第2壁部と、前記対向位置において、前記ペーパー支持軸から前記支持体の前記壁部に向かう方向及び前記第1方向の両方に直交する第2方向に関して前記ペーパー支持軸の一方側に配置される第3壁部とを有しており、
    前記ペーパーカッターを回動可能に支持する前記第1方向に沿ったカッター支持部が、前記第2方向に関して前記第3壁部と前記ペーパー支持軸との間に配置されており、
    前記カッター支持部が、前記支持体の壁部との間に前記規制部材を挟むように配置されていることを特徴とする請求項に記載のロールペーパー保持具。
  5. 前記ペーパーカッターが、前記第3壁部に最も近接した際に、当該ペーパーカッターの前記先端部から当該ペーパーカッターの前記回転軸までの間のいずれかの部分において前記第3壁部に当接することを特徴とする請求項に記載のロールペーパー保持具。
  6. 前記ペーパーカッターが、前記第3壁部に最も近接した際に、当該ペーパーカッターの前記先端部から、当該ペーパーカッターにおける前記カッター支持部に支持された部分までの間のいずれかの部分において前記第3壁部に当接することを特徴とする請求項に記載のロールペーパー保持具。
  7. 一対の前記ペーパー支持軸が、前記第1方向に関して並んでおり、前記一対のペーパー支持軸の前記先端部が前記第1方向に関して互いに反対側に配置されており、前記第1壁部が、一方の前記ペーパー支持軸の前記先端部に対向する位置に配置されており、前記第2壁部が、他方の前記ペーパー支持軸の前記先端部に対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1及び4〜6のいずれか1項に記載のロールペーパー保持具。
  8. 前記ペーパー支持軸の前記一方側と反対側に、螺子が内表面に切られた螺子穴が形成されており、
    前記螺子穴と着脱可能に嵌合する、前記第1方向に突出した螺子軸が前記支持体に設けられていることを特徴とする請求項〜7のいずれか1項に記載のロールペーパー保持具。
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