JP3034442U - トイレットペーパーホルダー - Google Patents

トイレットペーパーホルダー

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JP3034442U
JP3034442U JP1996007781U JP778196U JP3034442U JP 3034442 U JP3034442 U JP 3034442U JP 1996007781 U JP1996007781 U JP 1996007781U JP 778196 U JP778196 U JP 778196U JP 3034442 U JP3034442 U JP 3034442U
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正範 徳吉
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正範 徳吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断後、ロールペーパーの端部が紙切部の手
前に復帰し、使い勝手に優れたトイレットペーパーホル
ダーを提供する。 【解決手段】 芯軸9をロールペーパー31の引出し回転
方向Hと逆回転方向Gに回転するように付勢する渦巻き
ばねを設ける。ホルダー本体1に係止受部21を設ける。
芯軸9には、引出し回転方向Hの前側が係止受部21に係
止する第1の係止部23と、引出し回転方向Hの後側が係
止受部21に係止する第2の係止部24とを該芯軸9の回転
方向に間隔を置いて設ける。ペーパー31Aを引き出す
と、第1の係止部23が係止受部21に係止し、この係止後
は、芯軸9にロールペーパー31が遊転してペーパー31A
が引き出される。このペーパー31Aを紙切部5にて切断
すると、ロールペーパー31が逆回転方向Gに回転し、第
2の係止部24が係止受部21に係止し、ペーパー31Aの切
断端31Tが紙切部5の下方で止まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ロールペーパーを回動可能に保持したトイレットペーパーホルダー に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、この種のものとして、実開昭48−27957号公報等のトイレットペ ーパーホルダーには、取付背板の左右任意の1側に腕杆を設け、該腕杆端に基部 を固定して片持式に装着せしめた芯軸を設け、別に枢軸により支持せしめた紙切 板の外側に制止板を形成したものが知られており、前記芯軸にロールペーパーを 装着し、引き出したロールペーパーの端部を前記紙切板の先端で切断するもので ある。
【0003】 上記のようなトイレットペーパーホルダーでは、ロールペーパーを紙切板の先 端で切断すると、該ロールペーパーの端部がその先端に隠れてしまうため、次の 人がわざわざ紙切板の下からその端部を引き出して使用しなければらず、不便で ある。また、切断時に、紙切板を押さえないと、うまく切断できない場合もある 。そして、特に使用者が片手しか使用できない場合、上記引出し及び切断が困難 になることが予想される。
【0004】 そこで、本考案は、切断後、ロールペーパーの端部が紙切部の手前に復帰し、 使い勝手に優れたトイレットペーパーホルダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ホルダー本体に回動可能に設けられ、ロールペーパーの中 心孔に挿入する芯軸と、前記ホルダー本体に設けられ、先端側に紙切部を設けた 蓋板部とを備えたトイレットペーパーホルダーにおいて、前記芯軸を前記ロール ペーパーの引出し回転方向と逆回転方向に回転するように付勢する付勢手段と、 前記紙切部で切断した前記ロールペーパーの切断端が該紙切部の引出し回転方向 手前で停止するように、前記芯軸の逆回転を停止する復帰位置決め手段とを備え るものであり、引き出したペーパーを紙切部にて切断すると、付勢手段によりロ ールペーパーが逆回転方向に回転し、復帰位置決め手段により、その切断端が紙 切部の手前で停止する。
【0006】 請求項2の考案は、ホルダー本体に回動可能に設けられ、ロールペーパーの中 心孔に挿入する芯軸と、前記ホルダー本体に固着され、先端側に紙切部を設けた 蓋板部とを備えたトイレットペーパーホルダーにおいて、前記芯軸を前記ロール ペーパーの引出し回転方向と逆回転方向に回転するように付勢する付勢手段を設 け、前記ホルダー本体に係止受部を設け、前記芯軸には、前記引出し回転方向の 前側が前記係止受部に係止する第1の係止部と、前記引出し回転方向の後側が前 記係止受部に係止する第2の係止部とを該芯軸の回転方向に間隔を置いて設ける と共に、前記係止受部と前記第2の係止部との係止により、前記紙切部で切断し た前記ロールペーパーの切断端が該紙切部の引出し回転方向手前で停止するよう に構成したものであり、ペーパーを引き出すと、第1の係止部が係止受部に係止 し、この係止後は、芯軸にロールペーパーが遊転してペーパーが引き出される。 この様にして所定長さ引き出したペーパーを紙切部にて切断すると、付勢手段に よりロールペーパーが逆回転方向に回転し、第2の係止部が係止受部に係止して 停止する。この状態で、前記第1の係止部と第2の係止部の間隔に対応して、ペ ーパーの切断端が前記紙切部の手前に位置する。また、前記ペーパーの切断時に は、芯軸にロールペーパーが遊転する際の抵抗により、ロールペーパーを抑える ことなく、その切断をスムーズに行うことができる。
【0007】 また、請求項3の考案は、前記ホルダー本体の一側部に、先端を自由端とした 軸部を固着すると共に、この軸部に前記芯軸を回動可能に設け、前記ホルダー本 体の他側部にロールペーパー用抑え部を開閉可能に設け、前記係止受部を前記一 側部の内側に設け、前記第1及び第2の係止部を前記芯軸の長さ方向一側に設け たものであり、係止受部,第1及び第2の係止部が一側にあるから、芯軸の自由 端となる他側からロールペーパーをスムーズに装着することができる。また、装 着後は、ロールペーパー抑え部を閉めることにより、ロールペーパーの抜け出し を防止できる。
【0008】 さらに、請求項4の考案は、前記芯軸には、直径方向に伸縮する弾性部を設け たものであり、直径方向に伸縮する弾性部により、上記引出し時における芯軸に 対するロールペーパーの遊転をスムーズに行うことができ、また、中心孔の大き さの異なるロールペーパーも使用できる。
【0009】 また、請求項5の考案は、前記付勢手段が前記芯軸に内装した渦巻きばねであ り、前記芯軸の先端に凹所を設け、この凹所内に前記軸部の先端を臨ませると共 に、この先端に雌ねじ部を設け、前記凹所の開口側に設けるキャップを形成し、 前記凹所内に収納した前記渦巻きばねの外端部を前記芯軸に連結すると共に、前 記渦巻きばねの内端部に連結受部を設け、この連結受部に係合する係合部を前記 キャップの内面に設け、前記キャップに挿通したねじを前記雌ねじ部に螺着して 該キャップを前記軸部に固定するものであり、キャップの係合部を、渦巻きばね の連結受部に係合してキャップを凹所に合わせ、ねじを仮締めする。そして、キ ャップを前記逆回転方向に回転して渦巻きばねを所定量だけ巻き締めた状態で、 キャップを軸部に固定することにより、前記渦巻きばねにより芯軸を逆回転方向 に回転する力を付与する。
【0010】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図5は本考 案の一実施例を示し、同図において、1はホルダー本体であり、トイレットの壁 面等に取付けられる取付板部2の両側に左,右側板部3L,Rを設けている。ま た、前記ホルダー本体1の上面及び前面上部を覆って蓋板部4が設けられ、この 蓋板部4の先端縁には尖鋭な紙切部5が横方向に形成されている。前記取付板部 2,右側板部3R及び蓋板部4は一体に形成され、前記左側板部3Lは、その上 部を前記蓋板部4に枢着部6により連結して開閉自在に設けられている。また、 前記左側板部3Lの内面下部と前記取付板部2の内面下部には、相互に係合する ロック部材7,7Aが設けられている。そして、前記左側面部3Lによりロール ペーパー用抑え部を構成している。
【0011】 一側部たる前記右側板部3Rの内面には、先端を自由端とした金属製の軸部8 の基端を固着し、その軸部8の先端には雌ねじ部8Aを形成し、前記軸部8に合 成樹脂製の芯軸9が回動可能に設けられる。そして、その芯軸9の長さ方向両側 には、前記軸部8を挿通する孔9A,9Aが設けられている。前記芯軸9の外周 には、弾性部たる弾性片10を等間隔で4箇所設けており、この弾性片10は前記芯 軸9に長さ方向の溝11を形成し、該弾性片10の基端側を直径方向外側に起こして なり、直径方向に伸縮する弾性を有する。そして、ロールペーパー31の中心孔32 に前記芯軸9を挿入すると、前記弾性片10が直径方向に縮小し、また、ロールペ ーパー31を外すと、弾性復元力により該弾性片10が復帰する。また、図3,4, 5において、時計回り方向がロールペーパー31の引出し回転方向Hであり、反時 計回り方向がロールペーパー31の逆回転方向Gである。
【0012】 また、前記芯軸9の先端には凹所12を形成し、この凹所12に付勢手段たる渦巻 きばね13を内装する。この渦巻きばね13の外端部13Aを前記凹所12の内周部に固 定すると共に、内端部に略鉤型の連結受部13Bを設ける。前記凹所12の開口側に は、キャップ14が設けられ、このキャップ14の中央には、前記雌ねじ部8Aに螺 着するねじ15を挿通する透孔14Aが穿設され、また、前記キャップ14の内面には 、前記連結受部13Bに係合する係合部たる係合突起16が設けられている。
【0013】 前記右側板部3Rの内面には、前記軸部8の上方に位置して軸状の係止受部21 が設けられている。また、前記芯軸9の基端側には、外方に広がる複数の受片群 22が設けられ、この受片群22には、前記引出し回転方向Hの前側が前記係止受部 21に係止する第1の係止部23と、前記回転方向Hの後側が前記係止受部21に係止 する第2の係止部24とを、芯軸9の回転方向に角度θだけ間隔を置いて設けてお り、この例では前記角度θを80〜150度程度にしている。尚、前記第1及び 第2の受部23,24以外の受片は前記係止受部21に干渉しない。そして、前記第2 の係止部24及び前記係止受部21により、前記芯軸9の逆回転を停止する復帰位置 決め手段25を構成している。
【0014】 また、図5に示すように、前記キャップ14の係合突起16を前記連結受部13Bに 合わせ、ねじ15を仮止めし、芯軸9を抑えた状態で、キャップ14を図5中反時計 回り方向に所定量回転すると、渦巻きばね13が巻き締めされ、この巻き締めた状 態でねじ15を締めて軸部8にキャップ14を固定し、その巻き締めされた渦巻きば ね13の巻き戻りによって、前記芯軸9が逆回転方向Gに付勢される。
【0015】 次に、前記トイレットペーパーホルダーの使用方法につき説明すると、図1に 示すように、左側板部3Lを開いて芯軸9にロールペーパー31をセットする。こ の場合、ロールペーパー31の右側部が受片群22に当たって位置決めされる。次に 、左側板部3Rを締めると、ロック部材7,7Aが係合して左側板部3Rが固定 される。このようにしてロールペーパー31をセットし、図3に示すように使用者 がペーパー31Aを引き出すと、渦巻きばね13の付勢に抗して、ロールペーパー31 と共に、芯軸9が引出し回転方向Hに回転し、図3に示すように、第1の係止部 23が係止受部21に当接して係止する。この係止状態からさらにペーパー31Aを引 き出すと、今度は芯軸9に対してロールペーパー31のみが回転してペーパー31A が引出される。このようにして所定量のペーパー31Aを引出したら、紙切部5を 用いてペーパー31Aを切断する。この場合、芯軸9にロールペーパー31が遊転す る際の抵抗により、ロールペーパー31を抑えることなく、その切断をスムーズに 行うことができる。このようにしてペーパー31Aを切断すると、渦巻きばね13の 付勢により芯軸9が逆回転方向Gに回転し、第2の係止部24が係止受部21に係止 して停止する。そして、第1及び第2の係止部23,24は角度θだけ間隔を置いて 設けられているから、ペーパー31Aの切断端31Tは、前記角度θに対応して、前 記紙切部5の手前位置まで戻り、図4に示すように、紙切部5の下方にペーパー 31Aが位置する。また、図3及び図4には、切断端31Tに対応して、ロールペー パー31に仮想印Kを付しており、切断端31Tは、紙切部5から引出し回転方向H に向って角度θの位置で停止する。この場合、ロールペーパー31が逆回転するこ とにより、その遠心力により、ロールペーパー31の外周から切断端31T側がスム ーズに外れて垂れ下がった状態となる。このように、ペーパー31Aの切断後、切 断端31T側が、紙切部5の下方に所定長さ出た状態となるため、次の使用を容易 に行うことができる。
【0016】 このように本実施例では、請求項1に対応して、ホルダー本体1に回動可能に 設けられ、ロールペーパー31の中心孔32に挿入する芯軸9と、ホルダー本体1に 設けられ、先端側に紙切部5を設けた蓋板部4とを備えたトイレットペーパーホ ルダーにおいて、芯軸9をロールペーパー31の引出し回転方向Hと逆回転方向G に回転するように付勢する付勢手段たる渦巻きばね13と、紙切部5で切断したロ ールペーパー31の切断端31Tが紙切部5の引出し回転方向Hの手前で停止するよ うに、芯軸9の逆回転を停止する復帰位置決め手段25とを備えるものであるから 、引き出したペーパー31Aを紙切部5にて切断すると、渦巻きばね13によりロー ルペーパー31が逆回転方向Gに回転し、復帰位置決め手段25により、その切断端 31Tが紙切部5の手前で停止するから、蓋板部4に切断端31Tが隠れることなく 、その後のペーパー31の引き出しを容易に行うことができる。
【0017】 このように本実施例では、請求項2に対応して、ホルダー本体1に回動可能に 設けられ、ロールペーパー31の中心孔32に挿入する芯軸9と、ホルダー本体1に 固着され、先端側に紙切部5を設けた蓋板部4とを備えたトイレットペーパーホ ルダーにおいて、芯軸9をロールペーパー31の引出し回転方向Hと逆回転方向G に回転するように付勢する付勢手段たる渦巻きばね13を設け、ホルダー本体1に 係止受部21を設け、芯軸9には、引出し回転方向Hの前側が係止受部21に係止す る第1の係止部23と、引出し回転方向Hの後側が係止受部21に係止する第2の係 止部24とを該芯軸9の回転方向に間隔を置いて設けると共に、係止受部21と第2 の係止部24との係止により、紙切部5で切断したロールペーパー31の切断端31T が該紙切部5の引出し回転方向Hの手前で停止するように構成したものであり、 ペーパー31Aを引き出すと、第1の係止部23が係止受部21に係止し、この係止後 は、芯軸9にロールペーパー31が遊転してペーパー31Aが引き出される。この様 にして所定長さ引き出したペーパー31Aを紙切部5にて切断すると、渦巻きばね 13によりロールペーパー31が逆回転方向Gに回転し、第2の係止部24が係止受部 21に係止して停止する。この状態で、前記第1の係止部23と第2の係止部24の角 度θの間隔に対応して、ペーパー31Aの切断端31Tが紙切部5の手前に位置する ため、蓋板部4に切断端31Tが隠れることなく、その後のペーパー31の引き出し を容易に行うことができる。また、ペーパー31Aの切断時には、芯軸9にロール ペーパー31が遊転する際の抵抗により、ロールペーパー31を抑えることなく、そ の切断をスムーズに行うことができる。このように、ペーパー31Aの切断時にロ ールペーパー31を押える必要がないと共に、切断後、紙切部5の下部にペーパー 31Aが垂れ下がった状態となるから、片手でも容易に扱うことができ、また、蓋 板部4を枢着する必要がないから、製造が容易になると共に、蓋板部4をホルダ ー本体1に固着したから、ロールペーパー31の逆回転もスムーズに行われる。
【0018】 また、このように本実施例では、請求項3に対応して、ホルダー本体1の一側 部たる右側板部3Rに、先端を自由端とした軸部8を固着すると共に、この軸部 8に芯軸9を回動可能に設け、ホルダー本体1の他側部にロールペーパー用抑え 部たる左側板部3Lを開閉可能に設け、係止受部21を右側板部3Rの内側に設け 、第1及び第2の係止部23,24を芯軸9の長さ方向一側に設けたものであるから 、芯軸9の自由端となる他側からロールペーパー31をスムーズに装着することが でき、また、装着後は、左側板部3Lを閉めることにより、ロールペーパー31の 抜け出しを防止できる。
【0019】 また、このように本実施例では、請求項4に対応して、芯軸9には、直径方向 に伸縮する弾性部たる弾性片10を設けたものであるから、ペーパー31Aの引出し 時における芯軸9に対するロールペーパー31の遊転をスムーズに行うことができ 、また、中心孔32の大きさの異なるロールペーパー31も使用することができる。
【0020】 また、このように本実施例では、請求項5に対応して、付勢手段が芯軸9に内 装した渦巻きばね13であり、芯軸9の先端に凹所12を設け、この凹所12内に軸部 8の先端を臨ませると共に、この先端に雌ねじ部8Aを設け、凹所12の開口側に 設けるキャップ14を形成し、凹所12内に収納した渦巻きばね13の外端部13Aを芯 軸9に連結すると共に、渦巻きばね13の内端部に連結受部13Bを設け、この連結 受部13Bに係合する係合部たる係合突起16をキャップ14の内面に設け、キャップ 14に挿通したねじ15を雌ねじ部8Aに螺着して該キャップ14を軸部8に固定する ものであるから、キャップ14の係合突起16を、渦巻きばね13の連結受部13Bに係 合してキャップ14を凹所12に合わせ、ねじ15を仮締めする。そして、キャップ14 を逆回転方向Gに回転して渦巻きばね13を所定量だけ巻き締めた状態で、キャッ プ14を軸部9に固定することにより、渦巻きばね13により芯軸9を逆回転方向G に回転する力を付与することができ、渦巻きばね13が外部に露出することがない と共に、巻き締め調整を容易に行うことができる。
【0021】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば、付勢手段は、コイルスプリングを 軸部8に巻装し、そのコイルスプリングの端部を芯筒に連結して構成する等各種 手段を用いることができる。また、係止受部及び係止部の形状は適宜選定可能で ある。さらに、ロールペーパー用抑え部である左側板部3Lは、取付板側に枢着 してもよいし、ホルダー本体に着脱自在に設けることにより開閉可能に構成して もよい。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の考案は、ホルダー本体に回動可能に設けられ、ロールペーパーの中 心孔に挿入する芯軸と、前記ホルダー本体に設けられ、先端側に紙切部を設けた 蓋板部とを備えたトイレットペーパーホルダーにおいて、前記芯軸を前記ロール ペーパーの引出し回転方向と逆回転方向に回転するように付勢する付勢手段と、 前記紙切部で切断した前記ロールペーパーの切断端が該紙切部の引出し回転方向 手前で停止するように、前記芯軸の逆回転を停止する復帰位置決め手段とを備え るものであり、切断後、ロールペーパーの端部が紙切部の手前に復帰し、使い勝 手に優れたトイレットペーパーホルダーを提供することができる。
【0023】 請求項2の考案は、ホルダー本体に回動可能に設けられ、ロールペーパーの中 心孔に挿入する芯軸と、前記ホルダー本体に固着され、先端側に紙切部を設けた 蓋板部とを備えたトイレットペーパーホルダーにおいて、前記芯軸を前記ロール ペーパーの引出し回転方向と逆回転方向に回転するように付勢する付勢手段を設 け、前記ホルダー本体に係止受部を設け、前記芯軸には、前記引出し回転方向の 前側が前記係止受部に係止する第1の係止部と、前記引出し回転方向の後側が前 記係止受部に係止する第2の係止部とを該芯軸の回転方向に間隔を置いて設ける と共に、前記係止受部と前記第2の係止部との係止により、前記紙切部で切断し た前記ロールペーパーの切断端が該紙切部の引出し回転方向手前で停止するよう に構成したものであり、切断後、ロールペーパーの端部が紙切部の手前に復帰し 、使い勝手に優れたトイレットペーパーホルダーを提供することができる。
【0024】 さらに、請求項3の考案は、前記ホルダー本体の一側部に、先端を自由端とし た軸部を固着すると共に、この軸部に前記芯軸を回動可能に設け、前記ホルダー 本体の他側部にロールペーパー用抑え部を開閉可能に設け、前記係止受部を前記 一側部の内側に設け、前記第1及び第2の係止部を前記芯軸の長さ方向一側に設 けたものであり、切断後、ロールペーパーの端部が紙切部の手前に復帰し、使い 勝手に優れたトイレットペーパーホルダーを提供することができる。
【0025】 さらに、請求項4の考案は、前記芯軸には、直径方向に伸縮する弾性部を設け たものであり、切断後、ロールペーパーの端部が紙切部の手前に復帰し、使い勝 手に優れたトイレットペーパーホルダーを提供することができる。
【0026】 さらに、請求項5の考案は、前記付勢手段が前記芯軸に内装した渦巻きばねで あり、前記芯軸の先端に凹所を設け、この凹所内に前記軸部の先端を臨ませると 共に、この先端に雌ねじ部を設け、前記凹所の開口側に設けるキャップを形成し 、前記凹所内に収納した前記渦巻きばねの外端部を前記芯軸に連結すると共に、 前記渦巻きばねの内端部に連結受部を設け、この連結受部に係合する係合部を前 記キャップの内面に設け、前記キャップに挿通したねじを前記雌ねじ部に螺着し て該キャップを前記軸部に固定するものであり、切断後、ロールペーパーの端部 が紙切部の手前に復帰し、使い勝手に優れたトイレットペーパーホルダーを提供 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す左側板部を開いた状態
の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す芯軸と軸部の一部切欠
き正面図である。
【図3】本考案の一実施例を示す第1の係止部が係止受
部に係止した状態の断面図である。
【図4】本考案の一実施例を示す第2の係止部が係止受
部に係止した状態の断面図である。
【図5】本考案の一実施例を示すキャップを取外した芯
軸の側面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー本体 3L 左側板部(ロールペーパー抑え部) 3R 右側板部(一側部) 4 蓋板部 5 紙切部 8 軸部 8A 雌ねじ部 9 芯軸 10 弾性片(弾性部) 12 凹所 13 渦巻きばね(付勢手段) 13A 外端部 13B 連結受部 14 キャップ 15 ねじ 16 係合突起(係合部) 21 係止受部 23 第1の係止部 24 第2の係止部 25 復帰位置決め手段 31 ロールペーパー 31T 切断端 32 中心孔 H 引出し回転方向 G 逆回転方向

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダー本体に回動可能に設けられ、ロ
    ールペーパーの中心孔に挿入する芯軸と、前記ホルダー
    本体に設けられ、先端側に紙切部を設けた蓋板部とを備
    えたトイレットペーパーホルダーにおいて、前記芯軸を
    前記ロールペーパーの引出し回転方向と逆回転方向に回
    転するように付勢する付勢手段と、前記紙切部で切断し
    た前記ロールペーパーの切断端が該紙切部の引出し回転
    方向手前で停止するように、前記芯軸の逆回転を停止す
    る復帰位置決め手段とを備えることを特徴とするトイレ
    ットペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 ホルダー本体に回動可能に設けられ、ロ
    ールペーパーの中心孔に挿入する芯軸と、前記ホルダー
    本体に固着され、先端側に紙切部を設けた蓋板部とを備
    えたトイレットペーパーホルダーにおいて、 前記芯軸を前記ロールペーパーの引出し回転方向と逆回
    転方向に回転するように付勢する付勢手段を設け、 前記ホルダー本体に係止受部を設け、 前記芯軸には、前記引出し回転方向の前側が前記係止受
    部に係止する第1の係止部と、前記引出し回転方向の後
    側が前記係止受部に係止する第2の係止部とを該芯軸の
    回転方向に間隔を置いて設けると共に、前記係止受部と
    前記第2の係止部との係止により、前記紙切部で切断し
    た前記ロールペーパーの切断端が該紙切部の引出し回転
    方向手前で停止するように構成したことを特徴とするト
    イレットペーパーホルダー。
  3. 【請求項3】 前記ホルダー本体の一側部に、先端を自
    由端とした軸部を固着すると共に、この軸部に前記芯軸
    を回動可能に設け、前記ホルダー本体の他側部にロール
    ペーパー用抑え部を開閉可能に設け、前記係止受部を前
    記一側部の内側に設け、前記第1及び第2の係止部を前
    記芯軸の長さ方向一側に設けたことを特徴とする請求項
    2記載のトイレットペーパーホルダー。
  4. 【請求項4】 前記芯軸には、直径方向に伸縮する弾性
    部を設けたことを特徴とする請求項2記載のトイレット
    ペーパーホルダー。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段が前記芯軸に内装した渦巻
    きばねであり、前記芯軸の先端に凹所を設け、この凹所
    内に前記軸部の先端を臨ませると共に、この先端に雌ね
    じ部を設け、前記凹所の開口側に設けるキャップを形成
    し、前記凹所内に収納した前記渦巻きばねの外端部を前
    記芯軸に連結すると共に、前記渦巻きばねの内端部に連
    結受部を設け、この連結受部に係合する係合部を前記キ
    ャップの内面に設け、前記キャップに挿通したねじを前
    記雌ねじ部に螺着して該キャップを前記軸部に固定する
    ことを特徴とする請求項3記載のトイレットペーパーホ
    ルダー。
JP1996007781U 1996-08-06 1996-08-06 トイレットペーパーホルダー Expired - Lifetime JP3034442U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012217838A (ja) * 2011-04-07 2012-11-12 Yoshino Wada トイレットペーパーホルダーのペーパー軸とペーパーの連動方法
JP2013121498A (ja) * 2011-11-08 2013-06-20 Hokkaido Scott Kk ロールペーパー保持具
KR101641094B1 (ko) * 2014-03-04 2016-07-20 동명대학교산학협력단 두루마리 휴지 케이스
KR20170000546U (ko) * 2015-07-30 2017-02-08 글로리티지 하이 테크 시오., 엘티디. 페이퍼 타월용 홀더 구조

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