JP5362063B2 - バッグ - Google Patents

バッグ Download PDF

Info

Publication number
JP5362063B2
JP5362063B2 JP2012065817A JP2012065817A JP5362063B2 JP 5362063 B2 JP5362063 B2 JP 5362063B2 JP 2012065817 A JP2012065817 A JP 2012065817A JP 2012065817 A JP2012065817 A JP 2012065817A JP 5362063 B2 JP5362063 B2 JP 5362063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
handle
belt member
bag body
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012065817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013150763A (ja
Inventor
和実 藤倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KRONGTHIP INNOVATION INC.
Original Assignee
KRONGTHIP INNOVATION INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KRONGTHIP INNOVATION INC. filed Critical KRONGTHIP INNOVATION INC.
Priority to JP2012065817A priority Critical patent/JP5362063B2/ja
Priority to CN201210241780.XA priority patent/CN103181668B/zh
Priority to TW101125041A priority patent/TWI477244B/zh
Priority to US13/592,001 priority patent/US9635914B2/en
Priority to GB1216153.5A priority patent/GB2498024B8/en
Priority to KR1020120100961A priority patent/KR101319665B1/ko
Priority to DE102012112359.4A priority patent/DE102012112359B4/de
Publication of JP2013150763A publication Critical patent/JP2013150763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5362063B2 publication Critical patent/JP5362063B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C3/00Flexible luggage; Handbags
    • A45C3/04Shopping bags; Shopping nets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/26Special adaptations of handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C13/00Details; Accessories
    • A45C13/30Straps; Bands
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C3/00Flexible luggage; Handbags
    • A45C3/06Ladies' handbags
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/02Sacks or packs carried on the body by means of one strap passing over the shoulder
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/12Shoulder-pads

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

本発明は、肩にかけることが可能な持ち手を備えたバッグに関する。
荷物の運搬に使用されるバッグは、ファッション性と機能性とを兼ね備えた服飾雑貨として人気があり、いわゆるボストンバッグやトートバッグなど多数の形態のものがある。特に、肩にかけることが可能な持ち手を袋体に取り付けたバッグは、使用者の肩にかけられた状態では両手を拘束しないので多用途に使用することが可能であり、幅広い年齢層に利用されている。
この肩にかけることが可能な持ち手を備えたバッグを、使用者の肩にかけて使用していると、その持ち手が肩からずれ落ちてしまうことがある。そのずれ落ち防止策として、持ち手にベルト部材を接続し、持ち手がかけられた使用者の肩とは反対側の肩が存在する体側に向かってベルト部材で持ち手を引っ張る構造のバッグが提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照。)。
特開平10−262721号公報 登録実用新案第3110602号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2に開示されたバッグは、持ち手を使用者の肩にかけて使用する場合に、持ち手がかけられた肩付近を揺動中心として袋体が揺れ動いてしまうという問題がある。このため、持ち手を肩にかけた状態で、例えば自転車やバイクなどに乗車して移動すると、加速や減速時に袋体が大きく揺れ動き、自転車やバイクなどの運転の妨げとなってしまう虞がある。また、揺れ動いた袋体が使用者の身体に衝突してしまう虞もある。
本発明は上記事情に鑑み、持ち手を肩にかけて使用する場合に袋体を安定した姿勢で所持できるバッグを提供することを目的とする。
上記目的を解決する本発明のうちの第1のバッグは、袋体と、
前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記持ち手に接続されたベルト部材とを備え、
前記ベルト部材は、前記持ち手が使用者の肩にかけられて使用する場合に、前記持ち手がかけられた使用者の肩とは反対側の肩が存在する体側に向かって該袋体およびこのベルト部材が接続された持ち手を引っ張り、該袋体の一部が使用者の背中に接触した状態を維持するものであることを特徴とする。
上記目的を解決する本発明のうちの第2のバッグは、第1胴と第2胴との間に収納空間を有する袋体と、
前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記第2胴側から前記第1胴側へ回り込んで前記持ち手に接続されたベルト部材とを備え、
前記ベルト部材は、前記第1胴側の部分が該第1胴とは離間自在なものであることを特徴とする。
上記目的を解決する本発明のうちの第3のバッグは、第1胴と第2胴との間に収納空間を有し、該収納空間につながる開口部を上端部分に備えた袋体と、
前記袋体の第1胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第1持ち手と、
前記袋体の第2胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第2持ち手と、
一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記第2持ち手に接続されたベルト部材とを備え、
前記ベルト部材は、前記一端部分と前記他端部分との間の部分が前記第1胴とは離間自在なものであることを特徴とする。
本発明の第1および第2のバッグにおいて、前記ベルト部材は、前記一端部分と前記他端部分のうちの少なくとも一方が前記袋体と前記持ち手のうちの少なくとも一方に着脱自在に接続されたものであることが好ましい。
また、本発明の第3のバッグにおいて、前記ベルト部材は、前記一端部分と前記他端部分のうちの少なくとも一方が前記袋体と前記第2持ち手のうちの少なくとも一方に着脱自在に接続されたものであることが好ましい。
ベルト部材の一端部分或いは他端部分を着脱可能に接続することで、使用者は、ベルト部材を取り外し、バッグとベルト部材の間に容易に胴体を通すことができる。
上記目的を解決する本発明のうちの第4のバッグは、袋体と、
前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
一端部分が前記袋体に接続されたベルト部材とを備え、
前記ベルト部材は、前記一端部分に対する他端部分が前記袋体に着脱自在に接続された袋体接続状態と、該他端部分が前記持ち手に着脱自在に接続された持ち手接続状態とに状態変化可能なものであって、該持ち手接続状態において前記持ち手が使用者の肩にかけられて使用する場合に、前記持ち手がかけられた使用者の肩とは反対側の肩が存在する体側に向かって該袋体および該持ち手を引っ張り、該袋体の一部が使用者の背中に接触した状態を維持するものであることを特徴とする。
本発明の第1および第4のバッグによれば、使用者の肩から持ち手がずれ落ちることが抑制される上に、袋体の一部が使用者の背中に接触した状態が維持されるので袋体が揺れ動くことが抑制され、袋体を安定した姿勢で所持できる。
ここで、前記ベルト部材は、持ち手接続状態において持ち手を肩にかけて使用する場合に前記袋体と使用者を挟み込むものであってもよい。
また、前記ベルト部材は、前記一端部分が前記袋体に着脱自在に接続されたものであってもよい。
さらに、前記持ち手は、いわゆる二本手であってもよいし、いわゆる一本手であってもよい。
上記目的を解決する本発明のうちの第5のバッグは、第1胴と第2胴との間に収納空間を有する袋体と、
前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記第2胴側から前記第1胴側へ回り込んで前記持ち手に着脱自在に取り付けられたベルト部材とを備え、
前記ベルト部材は、前記第1胴側の部分が該第1胴とは離間自在なものであることを特徴とする。
本発明の第2および第5のバッグによれば、使用者の肩から持ち手がずれ落ちることが抑制される上に、袋体によって形成された収納空間に収納された物品および袋体と使用者とを、ベルト部材の第2胴側の部分と第1胴側の部分の間に挟み込むことで、その物品および袋体を使用者側に押さえ付けることができる。こうすることで、その物品と袋体とが揺れ動いてしまうことを抑制され、使用者はバッグを安定した姿勢で所持できる。
ここで、前記ベルト部材は、前記他端部分が、前記持ち手から外れた状態では、前記袋体に対して着脱自在なものであってもよい。
また、前記ベルト部材は、前記第1胴側の部分が、該第1胴との間に使用者の胴体を入れることが可能な空間が形成される程度に該第1胴とは離間自在なものであってもよい。
さらに、前記持ち手は、前記第1胴および第2胴それぞれに取り付けられた、いわゆる二本手であってもよいし、該第1胴と該第2胴の双方をつなぐように取り付けられた、いわゆる一本手であってもよいし、該第1胴と該第2胴をつなぐマチ部分に取り付けられた、いわゆる一本手であってもよい。
上記目的を解決する本発明のうちの第6のバッグは、第1胴と第2胴との間に収納空間を有し、該収納空間につながる開口部を上端部分に備えた袋体と、
前記袋体の第1胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第1持ち手と、
前記袋体の第2胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第2持ち手と、
一端部分が前記袋体に接続されたベルト部材とを備え、
前記ベルト部材は、前記一端部分に対する他端部分が前記袋体に着脱自在に接続された袋体接続状態と、該他端部分が前記第2持ち手に着脱自在に取り付けられた第2持ち手接続状態との間で状態変化可能なものであって、少なくとも前記第2持ち手接続状態では、前記一端部分と前記他端部分との間の部分が前記第1胴とは離間自在なものであることを特徴とする。
本発明の第3および第6のバッグによれば、第2持ち手が使用者の肩からずれ落ちることが抑制される上に、第2持ち手が取り付けられた第2胴よりも使用者の胴体に近い位置に第1胴を配置して使用することで袋体の開口部が開いてしまうことを抑制できる。
また、本発明のバッグにおいて、前記ベルト部材は、長さ調整可能なものであることが好ましい。
ベルト部材の長さを調整することで、いろいろな体型の使用者が使用できる。
また、本発明のバッグにおいて、前記ベルト部材は、長さ方向に伸縮性を有するものであることが好ましい。
ベルト部材が長さ方向に伸縮性を有するので、いろいろな体型の使用者が使用できる。
本発明によれば、持ち手を肩にかけて使用する場合に袋体を安定した姿勢で所持できるバッグを提供することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態のバッグを正面やや上方から見た斜視図である。また、(b)は、(a)に示すバッグを背面やや上方から見た斜視図である。 ベルト部材を持ち手接続状態にしたバッグを正面やや上方から見た斜視図である。 図1に示す袋体接続状態において第1持ち手および第2持ち手が使用者の左肩にかけられた場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。 (a)は、図2に示す持ち手接続状態において第1持ち手および第2持ち手が使用者の左肩にかけられた場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。また、(b)は、(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。 (a)は、第1変形例のバッグを正面やや上方から見た斜視図である。(b)は、(a)に示すバッグを背面やや上方から見た斜視図である。(c)は、(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした状態を正面やや上方から見た斜視図である。 (a)は、第2変形例のバッグを正面やや上方から見た斜視図である。(b)は、(a)に示すバッグを背面やや上方から見た斜視図である。(c)は、(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした状態を正面やや上方から見た斜視図である。 (a)は、第2実施形態のバッグを第2胴側下方から見た斜視図である。(b)は、(a)に示すバッグの正面図である。(c)は、(a)に示すバッグの背面図である。 (a)は、図7に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。 (a)は、第2実施形態のバッグの第1変形例を示す正面図である。(b)は、図9(a)に示すバッグの背面図である。(c)は、(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。(d)は、(c)に示すバッグの背面図である。 (a)は、第2実施形態の第2変形例のバッグを示す正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。(c)は、(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。(d)は、(c)に示すバッグの背面図である。 (a)は、第3実施形態のバッグを示す正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。(c)は、(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。(d)は、図11(c)に示すバッグの背面図である。 (a)は、第3実施形態のバッグの変形例を示す正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。(c)は、(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。(d)は、(c)に示すバッグの背面図である。 (a)は、第4実施形態のバッグの正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。(c)は、袋体および持ち手からベルト部材の他端部分が外されている様子を示す背面図である。 (a)は、図13に示すバッグを持ち手接続状態にし、第1持ち手および第2持ち手を使用者の左肩にかけて使用する場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。また、(b)は、(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。 (a)は、第5実施形態のバッグの正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。 (a)は、図15に示すバッグを持ち手接続状態にし、第1持ち手および第2持ち手を使用者の左肩にかけて使用する場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。また、(b)は、(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。 (a)は、第6実施形態のバッグの正面図である。(b)は、(a)に示すバッグの背面図である。 (a)は、図17に示すバッグの第1持ち手および第2持ち手を使用者の左肩にかけ、ベルト部材とバッグの間に使用者の胴体を通した様子を使用者の正面側から見た図である。また、(b)は、(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明の一実施形態であるバッグは、第1胴と第2胴それぞれに持ち手が取り付けられた、いわゆる2本手のトートバッグである。
図1(a)は、本発明の第1実施形態のバッグを正面やや上方から見た斜視図である。また、図1(b)は、同図(a)に示すバッグを背面やや上方から見た斜視図である。
図1(a)に示すように、第1実施形態のバッグ1は、袋体2と、袋体2に取り付けられた第1持ち手3および第2持ち手4と、ベルト部材5と、規制部材6とを備えている。袋体2は、正面側の第1胴21と背面側の第2胴22とを備えている。この第1胴21と第2胴22それぞれは、同一の大きさの矩形状のものである。以下の説明では、図1(a)に示す第1胴21が手前にある状態における袋体2の右側を袋体2の右側として説明し、第1胴21が手前にある状態における袋体2の左側を袋体2の左側として説明する。また、図1(a)に示す第1胴21が手前にある状態における袋体2の右の辺を右辺と称し、第1胴21が手前にある状態における袋体2の左の辺を左辺と称することがある。
袋体2は、第1胴21と第2胴22とが下辺と左右両辺で結合した布製のものである。この袋体2は、第1胴21と第2胴22の間に収納空間を有している。この収納空間には、バッグ1によって運搬される物品が収納される。袋体2の上端には、第1胴21の上縁および第2胴の上縁によって画定された開口部2aが形成されている。この開口部2aは、収納空間に繋がっている。なお、ファスナやボタンなど、開口部2aが閉じた状態にするための留め具を開口部2a部分に設けてもよい。
袋体2の右上角部近傍には、袋体接続部材25が取り付けられている。本実施形態の袋体接続部材25は、長円状の袋体リング部材251と袋体連結紐252とから構成されている。袋体リング部材251は、袋体連結紐252によって袋体2と連結されている。後述するように、ベルト部材5は、袋体接続部材25を介して袋体2に接続される。以下の説明では、袋体接続部材25を介している点については省略して説明することがある。
第1持ち手3は、第1胴21に取り付けられたアーチ状のものである。この第1持ち手3は、その下端部分が第1胴21に縫い合わされることで袋体2の上端部分に固定されている。第1持ち手3は、使用者H(図3参照)が肩に掛けることが可能な長さを有するものである。第1持ち手3には、第1接続部材31が取り付けられている。本実施形態の第1接続部材31は、長円状の第1リング部材311と第1連結紐312とから構成されている。この第1リング部材311は、第1連結紐312によって第1持ち手3と連結されている。後述するように、ベルト部材5は、第1接続部材31を介して第1持ち手3に接続される。以下の説明では、第1接続部材31を介している点については省略して説明することがある。
第2持ち手4は、第2胴22に取り付けられたアーチ状のものである。この第2持ち手4は、その下端部分が第2胴22に縫い合わされることで袋体2の上端部分に固定されている。第2持ち手4は、使用者Hが肩に掛けることが可能な長さを有するものである。第2持ち手4には、第2接続部材41が取り付けられている。本実施形態の第2接続部材41は、長円状の第2リング部材411と第2連結紐412とから構成されている。この第2リング部材411は、第2連結紐412によって第2持ち手4と連結されている。後述するように、ベルト部材5は、第2接続部材41を介して第2持ち手4に接続される。以下の説明では、第2接続部材41を介している点については省略して説明することがある。
ベルト部材5は、長尺状の平帯51と、ベルト部材5の一端部分に設けられた一端側接続部材52と、前記一端部分に対するベルト部材5の他端部分に設けられた他端側接続部材53と、長さ調整部材54とを備えている。このベルト部材5は、一端側接続部材52と他端側接続部材53それぞれが袋体2に接続された袋体接続状態と、一端側接続部材52或いは他端側接続部材53の一方が袋体2に接続され、前記一方に対する他方が第1持ち手3或いは第2持ち手4に接続された持ち手接続状態とに状態変化可能なものである。図1(a)および図1(b)には、一端側接続部材52と他端側接続部材53それぞれが袋体2に接続された袋体接続状態が示されている。
図1(b)に示すように、本実施形態の一端側接続部材52は、長円状の一端側リング部材521と、その一端側リング部材521に固定された一端側カラビナ522とから構成されている。この一端側接続部材52は、ベルト部材5の、第2胴22側に配置された部分512(以下、第2胴側部分と称することがある)の端部(以下、一端部分と称することがある)に設けられている。また、図1(a)に示すように、本実施形態の他端側接続部材53は、長円状の他端側リング部材531と、その他端側リング部材531に取り付けられた他端側カラビナ532とから構成されている。この他端側接続部材53は、ベルト部材5の、第1胴21側に配置された部分511(以下、第1胴側部分と称することがある)の端部(以下、他端部分と称することがある)に設けられている。一端側カラビナ522および他端側カラビナ532は、一部に可動部品が設けられた略D型のリング状をした金具であり、その可動部品を動かすことで、金具の一部が開放され、他のリングなどと連結させることが可能なものである。この一端側カラビナ522および他端側カラビナ532は、袋体リング部材251、第1リング部材311、或いは第2リング部材411に着脱自在に接続される。図1では、一端側カラビナ522および他端側カラビナ532が、袋体リング部材251に接続された様子が示されている。
長さ調整部材54は、長方形の枠体と、枠体の短辺どうしを接続した軸とが一体に成形された樹脂製のものである。平帯51の一端は、一端側接続部材52の一端側リング部材521に固定されている。平帯51の他端側部分は、長さ調整部材54に通されて他端側リング部材531で折り返されている。また、平帯51の他端は、長さ調整部材54の軸に固定されている。ベルト部材5は、長さ調整部材54の平帯51に対する位置を変更して折り返されている部分の長さを変えることで、その長さを調整することが可能である。ベルト部材5の第1胴側部分511は、第1胴21と離間自在に構成されており、ベルト部材5の第2胴側部分512は、第2胴22と離間自在に構成されている。ベルト部材5の長さを調整することでそれらの離間の程度を調整することができる。
規制部材6は、袋体2の左下角部に固定されている。この規制部材6は、正面視で略L字状をしたプラスチック製のものである。規制部材6には、長孔61が形成されている。ベルト部材5は、長孔61に通されており、他端部分が第2胴22側から第1胴21側へ回り込んでいる。ベルト部材5が長孔61に通されることで、ベルト部材5の長孔61に通されている部分は、その幅方向および厚み方向への移動が規制され、袋体2の左下角部から移動することが防止されている。この規制部材6は、袋体2のどの部分に配置されていてもよいが、袋体2の下端側部分に配置されていることが好ましい。袋体2の下端側部分に配置されることで、後述する収納空間に収納された物品および袋体2が揺れ動いてしまうことを防止する効果が高まる。
図2は、ベルト部材を持ち手接続状態にしたバッグを正面やや上方から見た斜視図である。
上述したように、一端側カラビナ522および他端側カラビナ532は、袋体リング部材251、第1リング部材311、或いは第2リング部材411に着脱自在に接続される。図2では、一端側カラビナ522は袋体リング部材251に接続され、他端側カラビナ532は第2リング部材411に接続されることで、一端側接続部材52が袋体2に接続され、他端側接続部材53が第2持ち手4に接続された状態が示されている。なお、他端側接続部材53は第1持ち手3に接続しても構わない。また、図2は、第2胴22よりも使用者Hの胴体に近い位置に第1胴21を配置(以下、第1胴21を胴体側に配置、と記載することがある。)し、持ち手3、4を使用者Hの左肩に掛けて使用する場合を想定した持ち手接続状態が示されている。これに対し、使用者Hの右肩にかけて使用する場合は、他端側接続部材53を袋体2に接続し、一端側接続部材52を第1持ち手3或いは第2持ち手4に接続して使用すればよい。
図3は、図1に示す袋体接続状態において第1持ち手および第2持ち手が使用者の左肩にかけられた場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。
図3に示すように、袋体接続状態では、ベルト部材5は、単に袋体2に吊り下げられた状態になる。この袋体接続状態では、使用者Hがバッグ1を使用していると、バッグ1に作用している重力や振動などの影響で、第1持ち手3および第2持ち手4が肩からずれ落ちてしまうことがある。
図4(a)は、図2に示す持ち手接続状態において第1持ち手および第2持ち手が使用者の左肩にかけられた場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。また、図4(b)は、図4(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。本実施形態のバッグ1は様々な使用状態で使用することが可能なバッグであるが、この図4に示された状態が、本発明において想定している所定の使用状態の一例である。
図4(a)に示す使用状態では、ベルト部材5の第1胴側部分511と袋体2との間に使用者Hの胴体が通されている。この使用状態では、ベルト部材5は、第1持ち手および第2持ち手4がかけられた使用者Hの肩(左肩)とは反対側の肩(右肩)が存在する体側(以下、逆体側と称することがある)に向かって第2持ち手4を引っ張っている。これにより、第2持ち手4が使用者Hの肩からずれ落ちることが抑制されている。
また、図4では、第2持ち手4が取り付けられた第2胴22よりも第1胴21を胴体側に配置した状態が示されている。ベルト部材5によって第2持ち手4が逆体側に向かって引っ張られることで、第2持ち手4が取り付けられた第2胴22の上端部分は使用者Hの胴体側に引っ張られている。使用者Hの胴体側に引っ張られることで、第2胴22の上端部分は、第1胴21の上端部分に押し付けられている。第2胴22の上端部分が第1胴21の上端部分に押し付けられているので、たとえ第1持ち手3が使用者Hの肩からずれ落ちても第1胴21の上縁と第2胴22の上縁によって画定された開口部2aが開いてしまうことが防止されている。なお、図2に示す他端側接続部材53の接続を第2持ち手4から第1持ち手3に切り換えて、図4に示すように使用者の左肩にかけた場合、この開口部2aが開いてしまうことを防止する効果は期待できなくなる。
また、図4に示す使用状態では、ベルト部材5が、袋体2を逆体側に向かって引っ張っている。図4に示す袋体2には、重力によって使用者Hの左肩の真下に移動する方向の力が働いているが、ベルト部材5で袋体2の少なくとも一部を逆体側に向かって引っ張ることで、使用者Hの背中に袋体2の一部が接触した状態を維持することができる。袋体2の一部を使用者Hの背中に接触した状態で維持することで袋体2が揺れ動くことが抑制され、使用者Hは袋体2を安定した姿勢で所持できる。
また、図4に示す使用状態では、袋体2とその袋体2の収納空間に収納された物品と使用者Hの胴体とを、ベルト部材5の第1胴側部分511と第2胴側部分512との間で挟み込んでいる。ベルト部材5で挟み込むことで、収納空間に収納された物品および袋体2は使用者Hの胴体側に押さえ付けられている。収納空間に収納された物品および袋体2が押さえ付けられることで、その物品と袋体2とが揺れ動いてしまうことが抑制されている。また、本実施形態では、袋体2に配置された規制部材6によって、ベルト部材5の一部がその規制部材6の配置された位置から移動することが防止されている。この規制部材6が袋体2の下端側部分に配置されていることで、ベルト部材5の第2胴側部分512は、一端側接続部材52が接続された袋体2の上端側から、規制部材6が設けられた袋体2下端側まで延在している。その第2胴側部分512によって、収納空間に収納された物品と袋体2が、使用者Hの胴体側(背中)に押さえ付けられている。たとえば、規制部材6を袋体2の上端側部分に配置した場合には、ベルト部材5が袋体2の上端側にしか配置されないので、袋体2の上端側部分しか押さえ付けることができず、袋体2の下端側部分と、その下端側部分に収納された物品は揺れ動いてしまう可能性がある。これに対し、規制部材6を下端側部分に配置することで、揺れ動いてしまう部分を少なくすることができる。
また、ベルト部材5の一端側接続部材52と他端側接続部材53が、袋体2、第1持ち手3、或いは第2持ち手4に着脱自在に接続されるので、一端側接続部材52と他端側接続部材53のうちの一方を取り外し、ベルト部材5と袋体2との間に使用者Hの胴体を容易に通すことができる。さらに、袋体接続状態と持ち手接続状態との状態変化可能に構成しているので、使用者Hが第1持ち手3と第2持ち手4を持ってバッグ1を使用する際は、袋体接続状態にすることができベルト部材5が邪魔にならない。
また、使用者Hの体型に合わせてベルト部材5の長さが調整可能なので、いろいろな体型の使用者Hがバッグ1を図4に示す使用状態で使用することができる。すなわち、ベルト部材5の長さを調整することで、第1胴側部分511と第1胴21との間にいろいろな体型の使用者Hの胴体を入れることが可能な空間を形成することができる。
以上の図4を用いた説明では、第1胴21を胴体側に配置して使用した例を説明したが、第2胴22を胴体側に配置して使用することもできる。使用者Hの右肩にかけて使用する場合、第2胴22を胴体側に配置し、他端側接続部材53を袋体2に接続して一端側接続部を第1持ち手3に接続すれば同様の効果が得られる。
続いて、本実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、これまで説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明することがある。また、これまで説明したバッグ1の説明と重複する説明は省略することがある。
図5(a)は、第1変形例のバッグを正面やや上方から見た斜視図である。図5(b)は、図5(a)に示すバッグを背面やや上方から見た斜視図である。図5(c)は、図5(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした状態を正面やや上方から見た斜視図である。
第1変形例は、各接続部材の構成が先の実施形態とは異なる。この変形例の袋体2に取り付けられた袋体接続部材は、図5(a)に示すように、第1胴21に取り付けられた第1ボタン71と、図5(b)に示すように、第2胴22に取り付けられた第2ボタン72によって構成されている。第1ボタン71と第2ボタン72それぞれは、袋体2から突出した円柱状の根本部と、突出端に設けられた根本部よりも大径の円盤形状をした大径部とが一体に形成された金属製のものである。また、この変形例では、第1接続部材は第3ボタン73で構成で構成され、第2接続部材は第4ボタン74で構成されている。第3ボタン73および第4ボタン74も、第1ボタン71および第2ボタン72と同形状をした金属製のものである。
一方、図5(b)に示すように、一端側接続部材は、三角形状の中央部に切り込みが設けられた革製の一端側三角片75で構成されている。また、図5(a)に示すように、他端側接続部材は、一端側三角片75と同じ形状をした革製の他端側三角片76で構成されている。一端側三角片75に設けられた切り込みにボタンを挿入することで、一端側三角片75は、第2ボタン72、第3ボタン73、第4ボタン74のうちのいずれか1つに着脱自在に接続される。また、他端側三角片76に設けられた切り込みにボタンを挿入することで、他端側三角片76は、第1ボタン71、第3ボタン73、第4ボタン74のうちのいずれか1つに着脱自在に接続される。図5(a)および図5(b)では、一端側三角片75が第2ボタン72に接続され、他端側三角片76が第1ボタン71に接続された袋体接続状態が示されている。また、図5(c)には、一端側三角片75が、第2ボタン72に接続され、他端側三角片76が第4ボタン74に接続された持ち手接続状態が示されている。
図6(a)は、第2変形例のバッグを正面やや上方から見た斜視図である。図6(b)は、図6(a)に示すバッグを背面やや上方から見た斜視図である。図6(c)は、図6(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした状態を正面やや上方から見た斜視図である。
第2変形例は、各接続部材の構成が先の実施形態とは異なる。この変形例の袋体2に取り付けられた袋体接続部材は、図6(a)に示すように、第1胴21に第1連結帯81を介して取り付けられた第1雌型バックル82と、図6(b)に示すように、第2連結帯83を介して第2胴22に取り付けられた第2雌型バックル84によって構成されている。第1雌型バックル82と第2雌型バックル84それぞれは、後述する雄型バックルの先端フック部分が差し込まれる差し込み孔を有するプラスチック製の雌型バックルである。また、この変形例の第1接続部材は、第3連結帯85および第3雌型バックル86で構成されている。第3雌型バックル86は、第3連結帯85を介して第1持ち手3に取り付けられている。また、第2接続部材は、第4連結帯87および第4雌型バックル88で構成されている。第4雌型バックル88は、第4連結帯87を介して第2持ち手4に取り付けられている。第3雌型バックル86および第4雌型バックル88も、第1雌型バックル82および第2雌型バックル84と同形状をしたプラスチック製の雌型バックルである。
一方、図6(b)に示すように、一端側接続部材は、一端側雄型バックル89で構成されている。また、図6(a)に示すように、他端側接続部材は、他端側雄型バックル90で構成されている。一端側雄型バックル89と他端側雄型バックル90それぞれは、雌型バックルに差し込まれる先端フック部分を有するプラスチック製の雄型バックルである。一端側雄型バックル89の先端フック部分を雌型バックルに設けられた差し込み孔に差し込むことで、一端側雄型バックル89は、第2雌型バックル84、第3雌型バックル86、第4雌型バックル88のうちのいずれか1つに着脱自在に接続される。また、他端側雄型バックル90の先端フック部分を雌型バックルに設けられた差し込み孔に差し込むことで、他端側雄型バックル90は、第1雌型バックル82、第3雌型バックル86、第4雌型バックル88のうちのいずれか1つに着脱自在に接続される。図6(a)および図6(b)では、一端側雄型バックル89が、第2雌型バックル84に接続され、他端側雄型バックル90が第1雌型バックル82近傍に配置された状態が示されている。この図6(a)および図6(b)において、他端側雄型バックル90が第1雌型バックル82に接続された状態が袋体接続状態である。また、図6(c)には、一端側雄型バックル89が、第2雌型バックル84に接続され、他端側雄型バックル90が第4雌型バックル88に接続された持ち手接続状態が示されている。なお、図6(c)では、第1連結帯81および第1雌型バックル82が図示省略されている。
続いて、第2実施形態から第6実施形態までのバッグ1について順を追って説明する。以下の各実施形態の説明でも、これまで説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまで用いた符号と同じ符号を付して説明する。また、第1実施形態のバッグ1の説明と重複する説明は省略することがある。
図7(a)は、第2実施形態のバッグを第2胴側下方から見た斜視図である。この図7(a)には、袋体接続状態にする直前の様子が示されている。
第2実施形態のバッグ1は、第1持ち手3および第2持ち手4に接続部材が設けられていない。この実施形態の袋体2に取り付けられた袋体接続部材は、図7(a)に示すように、第2胴22に取り付けられた矩形リング状の矩形状接続部材91によって構成されている。この矩形状接続部材91は、袋体2の右辺上端近傍で長辺の1つが保持された金属製のものである。袋体2の左下角部には、矩形リング状の環状規制部材92が取り付けられている。この環状規制部材92は、長辺の1つが袋体2に保持された金属製のものである。なお、図7(a)では、矩形状接続部材91と環状規制部材92の大きさが誇張して示されている。
ベルト部材5は、一端側部分が袋体2の第2胴22に縫い合わされることで袋体2と接続されている。図7(a)には、縫い合わせた部分にステッチ55が示されている。ベルト部材5の平帯51は、長手方向に伸縮性を有する材料で形成されている。また、この実施形態の他端側接続部材は、面ファスナー56で構成されている。この面ファスナー56は、ベルト部材5の他端部分に固定されたループ起毛561と、ループ起毛561よりもベルト部材5の他端側に固定されたフック562とから構成されている。
図7(b)は、図7(a)に示すバッグの正面図である。図7(c)は、図7(a)に示すバッグの背面図である。図7(b)および図7(c)には、ベルト部材5を袋体接続状態にしたバッグ1が示されている。なお、バッグ1を第1胴21側から見た図が正面図であり、バッグ1を第2胴22側から見た図が背面図である。
図7(b)に示すように、袋体接続状態では、バッグ1の第1胴21側にはベルト部材5が配置されていない。一方、この袋体接続状態では、図7(a)および図7(c)に示すように、ベルト部材5の他端側部分は、環状規制部材92で第2胴22側に折り返され、さらに第2胴22側において矩形状接続部材91で折り返されている。また、面ファスナー56のループ起毛561とフック562が貼り付き、ベルト部材5の他端は矩形状接続部材91に着脱自在に接続されている。
図8(a)は、図7に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。図8(b)は、図8(a)に示すバッグの背面図である。
持ち手接続状態では、ベルト部材5は、環状規制部材92を通って他端部分が第1胴側へ回り込み第1持ち手3と第2持ち手4に着脱自在に接続されている。この実施形態では、ベルト部材5の他端部分が、第1持ち手3と第2持ち手4を挟むように折り返されてループ起毛561とフック562(図7(a)参照)が貼り付くことによりベルト部材5の他端は第1持ち手3と第2持ち手4に着脱自在に接続されている。ただし、第1持ち手3と第2持ち手4のうちのどちらか一方を挟むように折り返して、第1持ち手3と第2持ち手4の一方に接続してもよい。
この実施形態では、第1実施形態の例と同様の効果に加え、第1持ち手3および第2持ち手4に接続部材が不要になり、バッグ1を安価に制作できるといった効果がある。また、バッグ1には、第1胴21や第2胴22にデザイン画などが描かれたものがある。この実施形態の袋体接続状態では、図7(b)に示すように、第1胴21にベルト部材5が配置されないので、ベルト部材5でそのデザイン画が隠れてしまうことがない。また、ベルト部材5の平帯51は、長手方向に伸縮性を有する材料で形成されているので、長さ調整を行わなくても、いろいろな体型の使用者Hがバッグ1を図8に示す持ち手接続状態で使用することができる。
図9(a)は、第2実施形態のバッグの第1変形例を示す正面図である。図9(b)は、図9(a)に示すバッグの背面図である。図9(a)および図9(b)には、ベルト部材5を袋体接続状態にしたバッグ1が示されている。なお、図9(a)および図9(b)では、第1持ち手3が図示省略されている。
この変形例は、第2実施形態に対して各接続部材とベルト部材5の構成とが異なる。この変形例の説明では、第2実施形態と相違する部分を主に説明する。図9(a)に示すように、第2持ち手4には、第2接続部材41が設けられている。また、袋体2には、袋体接続部材25が設けられている。第2接続部材41および袋体接続部材25は、ベルト部材5の他端側接続部材53と着脱可能に接続可能なものであればどのような構成であっても構わない。
ベルト部材5は、一端側部分が袋体2の第2胴22に縫い合わされることで袋体2と接続されている。ベルト部材5の他端部分には、他端側接続部材53が設けられている。この他端側接続部材53は、第2接続部材41および袋体接続部材25と接続可能なものであればどのような構成であっても構わない。
図9(c)は、図9(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。図9(d)は、図9(c)に示すバッグの背面図である。なお、図9(c)および図9(d)では、第1持ち手3が図示省略されている。
図9(c)および図9(d)に示すように、持ち手接続状態では、ベルト部材5は、環状規制部材92を通って他端部分が第1胴側へ回り込んで第2持ち手4に接続されている。
図10(a)は、第2実施形態の第2変形例のバッグを示す正面図である。図10(b)は、図10(a)に示すバッグの背面図である。図10(a)および図10(b)には、ベルト部材5を袋体接続状態にしたバッグ1が示されている。なお、図10(a)および図10(b)では、第1持ち手3が図示省略されている。
この変形例は、第2実施形態に対して、各袋体接続部材とベルト部材5の構成とが異なる。この変形例の説明では、第2実施形態と相違する部分を主に説明する。この変形例の袋体2に取り付けられた袋体接続部材は、図10(b)に示すように、第2胴22に取り付けられた3本の軸状接続部材93で構成されている。この3本の軸状接続部材93それぞれは、袋体2の右辺上端近傍から突出した円柱状の根本部分と、突出端に設けられた球形をした球状部分とが一体に形成された金属製のものである。
ベルト部材5は、一端側部分が袋体2の第2胴22に縫い合わされることで袋体2と接続されている。3本の軸状接続部材93それぞれは、ベルト部材5の、第2胴22に縫い合わされた部分を貫通して外側(袋体2の収納空間とは反対側)に突出している。ベルト部材5の他端部分には3つの丸孔58が形成されている。この丸孔58の直径は、軸状接続部材93の球状部分の直径よりもほんの少しだけ大きく形成されている。
また、ベルト部材5の他端部分には、他端側接続部材53が設けられている。この変形例の他端側接続部材53は、持ち手接続状態では、第2接続部材41と接続されるが、図10(a)および図10(b)に示す袋体接続状態では、軸状接続部材93と接続されない。図10(b)に示すように、袋体接続状態では、ベルト部材5の3つの丸孔58それぞれに、3本の軸状接続部材93が一本ずつ挿入されることで、ベルト部材5は袋体2に着脱自在に接続されている。
図10(c)は、図10(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。図10(d)は、図10(c)に示すバッグの背面図である。なお、図10(c)および図10(d)では、第1持ち手3が図示省略されている。
図10(c)および図10(d)に示すように、持ち手接続状態では、ベルト部材5は、環状規制部材92を通って他端部分が第1胴側へ回り込んで第2持ち手4に接続されている。
図11(a)は、第3実施形態のバッグを示す正面図である。図11(b)は、図11(a)に示すバッグの背面図である。図11(a)および図11(b)には、ベルト部材5を袋体接続状態にしたバッグ1が示されている。なお、図11(a)では、第1持ち手3が図示省略されており、図11(b)では第2持ち手4が図示省略されている。
第3実施形態のバッグ1は、規制部材6が設けられていない。この第3実施形態のバッグ1は、第1胴21側と第2胴22側それぞれにベルト部材5が設けられている。この実施形態の説明では、ベルト部材5のうち、第1胴21側に設けられているものを第1ベルト部材5Aと称し、第2胴22側に設けられているものを第2ベルト部材5Bと称する。また、この実施形態では、第1胴21側と第2胴22側それぞれに袋体接続部材が設けられている。この実施形態の説明では、袋体接続部材のうち第1胴21側に設けられているものを第1袋体接続部材25Aと称し、第2胴22側に設けられているものを第2袋体接続部材25Bと称する。
図11(a)に示すように、第1袋体接続部材25Aは、袋体2の右上角部近傍で、第1胴21に固定されている。第1ベルト部材5Aの一端部分は、袋体2の左下角部近傍で、第1胴21に縫い合わされることで袋体2に接続されている。また、第1ベルト部材5Aの他端部分には、第1他端側接続部材53Aが設けられている。袋体接続状態では、第1他端側接続部材53Aが、第1袋体接続部材25Aに接続されることで、第1ベルト部材5Aの他端部分は、袋体2に着脱自在に接続されている。
図11(b)に示すように、第2袋体接続部材25Bは、袋体2の右上角部近傍で、第2胴22に固定されている。第2ベルト部材5Bの一端部分は、袋体2の左下角部近傍で、第2胴22に縫い合わされることで袋体2に接続されている。また、第2ベルト部材5Bの他端部分には、第2他端側接続部材53Bが設けられている。袋体接続状態では、第2他端側接続部材53Bが、第2袋体接続部材25Bに接続されることで、第2ベルト部材5Bの他端部分は、袋体2に着脱自在に接続されている。
図11(c)は、図11(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。図11(d)は、図11(c)に示すバッグの背面図である。なお、図11(c)では、第1持ち手3が図示省略されている。
持ち手接続状態では、第1他端側接続部材53Aが、第2接続部材41に接続されることで、第1ベルト部材5Aの他端部分は、持ち手4に着脱自在に接続されている。第1ベルト部材5Aの、一端部分と他端部分との間の部分は、第1胴21と離間自在である。また、第1ベルト部材5Aは長手方向に伸縮性を有しており、使用者Hは、第1胴21と第1ベルト部材5Aの間に胴体を通してバッグ1を使用することができる。なお、図11(c)および図11(d)は、第1胴21を胴体側に配置し、持ち手3、4を使用者Hの左肩に掛けて使用する場合を想定した持ち手接続状態が示されている。これに対し、使用者Hの右肩にかけて使用する場合は、第1ベルト部材5Aの他端部分を袋体2に接続し、第2ベルト部材5Bの他端部分を第1持ち手3に接続して使用すればよい。この実施形態でも、第1実施形態の例と同様の効果が得られる。なお、以上説明した第3実施形態のバッグ1は、上述した本発明のうちの第2と第5のバッグを除く実施形態の一例に相当する。
図12(a)は、第3実施形態のバッグの変形例を示す正面図である。図12(b)は、図12(a)に示すバッグの背面図である。図12(a)および図12(b)には、ベルト部材5を袋体接続状態にしたバッグ1が示されている。なお、図12(a)では、第1持ち手3が図示省略されており、図12(b)では第2持ち手4が図示省略されている。
この変形例のバッグ1は、第3実施形態のバッグ1に対して、ベルト部材5の構成と、袋体接続部材の構成とが異なる。この変形例の説明では、第3実施形態と相違する部分を主に説明する。この変形例では、第1胴21側と第2胴22側それぞれの上端側と下端側に袋体接続部材が設けられている。この変形例の説明では、袋体接続部材のうち、第1胴21側の上端側に設けられているものを第1上端袋体接続部材251Aと称し、第1胴21側の下端側に設けられているものを第1下端袋体接続部材252Aと称し、第2胴22側の上端側に設けられているものを第2上端袋体接続部材251Bと称し、第2胴22側の下端側に設けられているものを第2下端袋体接続部材252Bと称する。
図12(a)に示すように、第1上端袋体接続部材251Aは、袋体2の右上角部近傍で、第1胴21に固定されている。また、第1下端袋体接続部材252Aは、袋体2の左下角部近傍で、第1胴21に固定されている。また、図12(b)に示すように、第2上端袋体接続部材251Bは、袋体2の右上角部近傍で、第2胴22に固定されている。また、第2下端袋体接続部材252Bは、袋体2の左下角部近傍で、第2胴22に固定されている。
ベルト部材5は、一端部分に一端側接続部材52が設けられ、他端部分に他端側接続部材53が設けられている。袋体接続状態のベルト部材5は、第1胴21側と第2胴22側のいずれか一方に配置される。図12(a)および図12(b)では、ベルト部材5が第1胴21に配置された様子が示されている。図12(a)では、一端側接続部材52は第1下端袋体接続部材252Aに接続され、他端側接続部材53は第1上端袋体接続部材251Aに接続された様子が示されている。ベルト部材5を第2胴22に配置する場合、一端側接続部材52を第2下端袋体接続部材252Bに接続し、他端側接続部材53を第2上端袋体接続部材251Bに接続すればよい。バッグ1には、第1胴21や第2胴22にデザイン画などが描かれたものがある。この変形例の袋体接続状態では、第1胴21と第2胴22の一方はベルト部材5が配置されないので、その一方のデザイン画がベルト部材5で隠れてしまうことがない。
図12(c)は、図12(a)に示すバッグのベルト部材を持ち手接続状態にした様子を示す正面図である。図12(d)は、図12(c)に示すバッグの背面図である。なお、図12(c)では、第1持ち手3が図示省略されている。
持ち手接続状態では、一端側接続部材52が第1下端袋体接続部材252Aに接続され、他端側接続部材53が第2接続部材41に接続されている。他端側接続部材53が第2接続部材41に接続されることで、ベルト部材5の他端部分は、持ち手4に着脱自在に接続されている。図12(c)および図12(d)は、第1胴21を胴体側に配置し、持ち手3、4を使用者Hの左肩に掛けて使用する場合を想定した持ち手接続状態が示されている。これに対し、使用者Hの右肩にかけて使用する場合は、ベルト部材5の一端側接続部材52を第2下端袋体接続部材252Bに接続し、他端側接続部材53を第1接続部材31に接続して使用すればよい。
図13(a)は、第4実施形態のバッグの正面図である。図13(b)は、図13(a)に示すバッグの背面図である。また、図13(c)は、袋体および持ち手からベルト部材の他端部分が外されている様子を示す背面図である。
第4実施形態のバッグ1は、規制部材6及び第1接続部材31が設けられていない。この第4実施形態のバッグ1の袋体接続部材は、図13(c)に示すように、第2胴22に取り付けられた楕円形をしたリング状の袋体環状接続部材94によって構成されている。この袋体環状接続部材94は、袋体2の右上角部近傍において第2胴22に固定されている。また、袋体環状接続部材94は、ステンレスなどの金属で構成されている。第2接続部材は、袋体環状接続部材94と同形状をした第2環状接続部材95によって構成されている。
ベルト部材5は、長尺状の平帯51と、他端側接続部材53と、長さ調整部材54とを備えている。平帯51の一端部分は、袋体の左下角部近傍に固定されている。ベルト部材5の他端には、他端側接続部材53が設けられている。この他端側接続部材53は、他端側リング部材531と、その他端側リング部材531に取り付けられたフック状の他端側鉤部材96によって構成されている。この他端側リング部材531と他端側鉤部材96それぞれは、ステンレスなどの金属で構成されている。また、ベルト部材5の一端部分から長さ調整部材54の間の部分には、袋体2と同色で袋体2と同じ材質の布片57が縫いつけられている。なお、布片57は、袋体2と異なる色のものであってもよく、袋体2と異なる材質の布製のものであっても良い。
図13(a)および図13(b)には、ベルト部材5の一端部分と他端部分それぞれが袋体2に接続された袋体接続状態が示されている。図13(b)に示すように、袋体接続状態では、他端側鉤部材96が、楕円状リング状の袋体環状接続部材94に引っかけられることでベルト部材5の他端部分が袋体2に着脱自在に接続されている。この袋体接続状態では、布片57でベルト部材5全体が覆われるので、バッグ1の外観ではベルト部材5全体が隠れている。なお、布片57は、袋体接続状態においてベルト部材5を覆うことができれば、袋体2に縫いつけられていてもよい。
この実施形態における袋体接続状態では、ベルト部材5が隠れることで、ベルト部材5によってバッグ1のデザイン性を損なってしまうことを防止できる。また、上述したように、バッグ1には、第1胴21や第2胴22にデザイン画などが描かれたものがある。第2胴22にデザイン画を描く場合、布片57にデザイン画の一部を描き、デザイン画の他の部分を第2胴22に描くこともできる。さらに、図13(a)に示すように、袋体接続状態では、第1胴21側にベルト部材5が配置されないので、ベルト部材5でデザイン画が隠れてしまうことがない。また、袋体接続状態では、布片57によって他端側接続部材53および袋体環状接続部材94が覆われるので、袋体接続状態で第1持ち手3と第2持ち手4を使用者の方にかけて使用する場合に、他端側接続部材53や袋体環状接続部材94が使用者の脇腹や腕に当たることがなくなり、使用者は違和感なくバッグ1を使用することができる。さらに、他端側接続部材53や袋体環状接続部材94が使用者の着衣に接触することもないので、他端側接続部材53や袋体環状接続部材94がその着衣に接触することにより、着衣が破れたり、着衣を縫合している糸や着衣の布地がほつれたりすることも防止できる。 図14(a)は、図13に示すバッグを持ち手接続状態にし、第1持ち手および第2持ち手を使用者の左肩にかけて使用する場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。また、図14(b)は、図14(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。
図14には、第1胴21を胴体側に配置した状態が示されている。持ち手接続状態では、他端側鉤部材96が、第2環状接続部材95に接続されることで、ベルト部材5の他端部分は、第2持ち手4に着脱自在に接続されている。この持ち手接続状態では、長さ調整部材54によってベルト部材5の長さを調整し、ベルト部材5と袋体2との間に使用者Hの胴体を入れることが可能な程度にベルト部材5を袋体2から離間させている。図14では、その離間したベルト部材5と袋体2の間に使用者Hの胴体が通された使用状態が示されている。この実施形態でも、第1実施形態の例と同様の効果が得られる。また、この実施形態のバッグ1からは、袋体と、前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、一端部分が前記袋体に接続され該一端部分に対する他端部分が着脱可能に前記袋体に接続された袋体接続状態と、該一端部分が前記袋体に接続され該他端部分が前記持ち手に着脱自在に接続された持ち手接続状態とに状態変化可能なベルト部材と、前記袋体接続状態において、前記他端部分を覆う被覆部材とを備えたことを特徴とするバッグといった発明思想を導きだすことができる。この発明思想において、前記被覆部材は、前記ベルト部材に取り付けられたものであってもよい。また、前記被覆部材は、布製のものであってもよい。また、前記ベルト部材は、前記他端部分に、前記袋体に接続される他端側接続部材が設けられたものであってもよい。また、前記袋体は、前記他端側接続部材が接続される袋体接続部材が設けられたものであってもよい。なお、この実施形態における布片57は、この発明思想における被覆部材の一例に相当する。
図15(a)は、第5実施形態のバッグの正面図である。図15(b)は、図15(a)に示すバッグの背面図である。
第5実施形態のバッグ1は、規制部材6及び第1接続部材31が設けられていない。この第5実施形態のバッグ1の袋体接続部材は、図15(b)に示すように、第2胴22に取り付けられた矩形リング状の袋体矩形状接続部材97によって構成されている。この袋体矩形状接続部材97は、袋体2の右下角部近傍において第2胴22に固定されている。第2接続部材は、第4実施形態と同様、楕円形をしたリング状の第2環状接続部材95によって構成されている。
ベルト部材5は、長尺状の平帯51と、その平帯51よりも幅広の幅広帯58と、他端側接続部材53と、長さ調整部材54とを備えている。幅広帯58の一端側部分は、第1胴21に貼り付けられている。第1胴21に貼り付けられたその一端側部分は、袋体2の左下角部から袋体2の右上角部近傍に連なっている。平帯51の一端は、幅広帯58の他端側部分に固定されている。平帯51の他端部分には、他端側接続部材53が取り付けられている。この他端側接続部材53は、第4実施形態と同様、他端側リング部材531と、その他端側リング部材531に取り付けられたフック状の他端側鉤部材96によって構成されている。
第1持ち手3および第2持ち手4は、袋体2の右上角部近傍で袋体2の外側面に取り付けられている。この第1持ち手3および第2持ち手4は、図15(a)における右上側に袋体2から斜めに突出したアーチ状に形成されている。
図15(a)および図15(b)には、ベルト部材5の一端部分と他端部分それぞれが袋体2に接続された袋体接続状態が示されている。図15(b)に示すように、袋体接続状態では、他端側鉤部材96が、袋体矩形状接続部材97に引っかけられることでベルト部材5の他端部分が袋体2に着脱自在に接続されている。
図16(a)は、図15に示すバッグを持ち手接続状態にし、第1持ち手および第2持ち手を使用者の左肩にかけて使用する場合のバッグおよび使用者を、使用者の正面側から見た図である。また、図16(b)は、図16(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。
図16には、第1胴21を胴体側に配置した状態が示されている。持ち手接続状態では、他端側鉤部材96が、第2環状接続部材95に接続されることで、ベルト部材5の他端部分は、持ち手4に着脱自在に接続されている。この持ち手接続状態では、長さ調整部材54によってベルト部材5の長さを調整し、ベルト部材5と袋体2との間に使用者Hの胴体を入れることが可能な程度にベルト部材5を袋体2から離間させている。図16では、その離間したベルト部材5と袋体2の間に使用者Hの胴体が通された使用状態が示されている。この実施形態でも、第1実施形態の例と同様の効果が得られる。また、この実施形態では、第1持ち手および第2持ち手を、袋体2の右上側に斜めに突出したアーチ状に形成しているので、図16(b)に示すように、上述の使用状態では袋体2の左右両辺が鉛直方向に近い状態で使用者Hの背中に配置される。こうすることで、袋体2が揺れ動くことがより抑制され、使用者Hは袋体2を安定した姿勢で所持できる。
図17(a)は、第6実施形態のバッグの正面図である。図17(b)は、図17(a)に示すバッグの背面図である。
第6実施形態のバッグ1は、規制部材6及び第1接続部材31が設けられていない。この第6実施形態のバッグ1の袋体接続部材は、図17(b)に示すように、袋体2の下端近傍に取り付けられた矩形リング状の袋体矩形状接続部材98によって構成されている。この袋体矩形状接続部材98は、袋体2の左辺に一部分が固定され、他の部分が左辺よりも左側に突出している。第2接続部材は、内側に第2持ち手4が通された円形リング状の第2環状接続部材99によって構成されている。
ベルト部材5は、長尺状の平帯51と、一端側接続部材52と、長さ調整部材54とを備えている。平帯51の他端部分は、第2環状接続部材99に固定されている。すなわち、この実施形態のベルト部材5は、第2持ち手4に着脱不能に接続されている。ベルト部材5の一端に設けられた一端側接続部材52は、一端側リング部材521と、その一端側リング部材521に取り付けられたフック状の一端側鉤部材100によって構成されている。また、袋体2の右上部分には、袋体2の右辺に対して傾斜した傾斜部20が形成されている。本実施形態のバッグ1では、袋体2上端辺と傾斜部20によって開口部2aが画定されている。この実施形態の第1持ち手3および第2持ち手4の下端部分は、袋体2の傾斜部20両端部分に取り付けられている。
図17には、ベルト部材5の一端部分が袋体2に接続され、ベルト部材5の他端部分が持ち手4に接続された持ち手接続状態が示されている。図17に示す持ち手接続状態では、第2環状接続部材99が袋体2の右辺上端部近傍に位置し、その位置にある第2環状接続部材99にベルト部材5の他端部分が接続されている。また、図17(b)に示すように、一端側鉤部材100が袋体矩形状接続部材98に引っかけられることでベルト部材5の一端部分が袋体2に着脱自在に接続されている。以下、この図17に示す持ち手接続状態を第1使用状態と称することがある。この第1使用状態は、ベルト部材5を利用しないで、単に第1持ち手および第2持ち手を使用者Hの肩にかけ、或いは第1持ち手および第2持ち手を使用者Hが手で掴んで使用することを想定した状態である。
図18(a)は、図17に示すバッグの第1持ち手および第2持ち手を使用者の左肩にかけ、ベルト部材とバッグの間に使用者の胴体を通した様子を使用者の正面側から見た図である。また、(b)は、(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。また、図18(b)は、図18(a)に示したバッグおよび使用者を、使用者の背面側から見た図である。
図18には、第1胴21を胴体側に配置した状態が示されている。図18に示す持ち手接続状態では、長さ調整部材54によってベルト部材5の長さを調整し、ベルト部材5と袋体2との間に使用者Hの胴体を入れることが可能な程度にベルト部材5を袋体2から離間させている。以下、この図18に示す持ち手接続状態を第2使用状態と称することがある。この第2使用状態では、図18(a)に示すように、第2環状接続部材99が第2持ち手4の中央付近に位置している。この実施形態では、第1実施形態の例と同様の効果に加え、ベルト部材5の他端部分を着脱することなく、他端部分が第2持ち手4の中央付近に位置した状態と、他端部分が袋体2の右辺上端部近傍に位置した状態とに状態変化するので、使用者Hが他端部分の着脱作業を省略できるといった効果がある。なお、以上説明した第6実施形態のバッグ1は、上述した本発明のうちの第4から第6のバッグを除く実施形態に相当する。
以上説明した第1実施形態から第6実施形態までのバッグ1からは、袋体と、前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、一端部分が前記袋体に接続されたベルト部材とを備え、前記ベルト部材は、前記一端部分に対する他端部分が第1の位置にある第1状態(例えば、図1および図17)と、該他端部分が前記第1の位置とは異なる第2の位置にある第2状態(例えば、図2および図18)とに状態変化可能なものであって、該第2状態では、前記持ち手がかけられた使用者の肩とは反対側の肩が存在する体側に向かって該袋体および該持ち手を引っ張り、該袋体の一部が使用者の背中に接触した状態を維持するものであることを特徴とするバッグといった発明思想を導きだすことができる。この発明思想によれば、使用者の肩からバッグの持ち手がずれ落ちることが抑制される上に、袋体の一部が使用者の背中に接触した状態が維持されるので袋体が揺れ動くことが抑制され、袋体を安定した姿勢で所持できる。
また、第1実施形態から第6実施形態までのバッグ1からは、第1胴と第2胴との間に収納空間を有し、該収納空間につながる開口部を上端部分に備えた袋体と、前記袋体の第1胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第1持ち手と、前記袋体の第2胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第2持ち手と、第1の位置から前記袋体に接続された第1状態(例えば、図1および図17)と、前記第1の位置とは異なる、前記第2持ち手の所定位置から、前記第1胴側を通って前記袋体に接続された第2状態(例えば、図2および図18)とに状態変化可能なものであって、少なくとも該第2状態では、該第1胴側を通る部分が該第1胴とは離間自在なベルト部材とを備えたことを特徴とするバッグといった発明思想を導きだすことができる。この発明思想によれば、バッグの第2持ち手が使用者の肩からずれ落ちることが抑制される上に、第2持ち手が取り付けられた第2胴よりも使用者の胴体に近い位置に第1胴を配置して使用することで袋体の開口部が開いてしまうことを抑制できる。
以上説明したように、本実施形態のバッグ1は、持ち手3、4を肩にかけて使用する場合に袋体2を安定した姿勢で所持できる。
本発明は上述の実施の形態に限られることなく特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変更を行うことが出来る。たとえば、第1胴21と第2胴22との間に、第1胴21と第2胴22をつなぐマチを設けても良い。その場合、持ち手を、第1胴21と第2胴22をつなぐマチ部分に下端が取り付けられたいわゆる一本手にしてもよい。また、マチを設けた場合、袋体接続部材25をマチの部分に設けてもよい。また、持ち手を、第1胴21と第2胴22の双方をつなぐように取り付けたいわゆる一本手にしてもよい。
なお、以上説明した各実施形態や変形例の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や変形例に適用してもよい。
1 バッグ
2 袋体
3 第1持ち手
4 第2持ち手
5 ベルト部材
21 第1胴
22 第2胴
54 長さ調整部材
H 使用者

Claims (8)

  1. 袋体と、
    前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
    一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記持ち手に接続されたベルト部材とを備え、
    前記ベルト部材は、前記持ち手が使用者の肩にかけられて使用する場合に、前記持ち手がかけられた使用者の肩とは反対側の肩が存在する体側に向かって該袋体およびこのベルト部材が接続された持ち手を引っ張り、該袋体の一部が使用者の背中に接触した状態を維持するものであることを特徴とするバッグ。
  2. 第1胴と第2胴との間に収納空間を有する袋体と、
    前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
    一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記第2胴側から前記第1胴側へ回り込んで前記持ち手に接続されたベルト部材とを備え、
    前記ベルト部材は、前記第1胴側の部分が該第1胴とは離間自在なものであることを特徴とするバッグ。
  3. 第1胴と第2胴との間に収納空間を有し、該収納空間につながる開口部を上端部分に備えた袋体と、
    前記袋体の第1胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第1持ち手と、
    前記袋体の第2胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第2持ち手と、
    一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記第2持ち手に接続されたベルト部材とを備え、
    前記ベルト部材は、前記一端部分と前記他端部分との間の部分が前記第1胴とは離間自在なものであることを特徴とするバッグ。
  4. 袋体と、
    前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
    一端部分が前記袋体に接続されたベルト部材とを備え、
    前記ベルト部材は、前記一端部分に対する他端部分が前記袋体に着脱自在に接続された袋体接続状態と、該他端部分が前記持ち手に着脱自在に接続された持ち手接続状態とに状態変化可能なものであって、該持ち手接続状態において前記持ち手が使用者の肩にかけられて使用する場合に、前記持ち手がかけられた使用者の肩とは反対側の肩が存在する体側に向かって該袋体および該持ち手を引っ張り、該袋体の一部が使用者の背中に接触した状態を維持するものであることを特徴とするバッグ。
  5. 第1胴と第2胴との間に収納空間を有する袋体と、
    前記袋体に取り付けられ、肩にかけることが可能な持ち手と、
    一端部分が前記袋体に接続され、該一端部分に対する他端部分が前記第2胴側から前記第1胴側へ回り込んで前記持ち手に着脱自在に取り付けられたベルト部材とを備え、
    前記ベルト部材は、前記第1胴側の部分が該第1胴とは離間自在なものであることを特徴とするバッグ。
  6. 第1胴と第2胴との間に収納空間を有し、該収納空間につながる開口部を上端部分に備えた袋体と、
    前記袋体の第1胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第1持ち手と、
    前記袋体の第2胴に取り付けられ、肩にかけることが可能な第2持ち手と、
    一端部分が前記袋体に接続されたベルト部材とを備え、
    前記ベルト部材は、前記一端部分に対する他端部分が前記袋体に着脱自在に接続された袋体接続状態と、該他端部分が前記第2持ち手に着脱自在に取り付けられた第2持ち手接続状態との間で状態変化可能なものであって、少なくとも前記第2持ち手接続状態では、前記一端部分と前記他端部分との間の部分が前記第1胴とは離間自在なものであることを特徴とするバッグ。
  7. 前記ベルト部材は、長さ調整可能なものであることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載のバッグ。
  8. 前記ベルト部材は、長さ方向に伸縮性を有するものであることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載のバッグ。
JP2012065817A 2011-12-28 2012-03-22 バッグ Active JP5362063B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012065817A JP5362063B2 (ja) 2011-12-28 2012-03-22 バッグ
CN201210241780.XA CN103181668B (zh) 2011-12-28 2012-07-12 袋子
TW101125041A TWI477244B (zh) 2011-12-28 2012-07-12 袋子
US13/592,001 US9635914B2 (en) 2011-12-28 2012-08-22 Sling bag with strap fastening arrangement
GB1216153.5A GB2498024B8 (en) 2011-12-28 2012-09-11 Sling bag with strap fastening arrangement
KR1020120100961A KR101319665B1 (ko) 2011-12-28 2012-09-12 스트랩 고정 배열을 구비하는 슬링 백
DE102012112359.4A DE102012112359B4 (de) 2011-12-28 2012-12-17 Schultertasche mit Befestigungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288048 2011-12-28
JP2011288048 2011-12-28
JP2012065817A JP5362063B2 (ja) 2011-12-28 2012-03-22 バッグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013150763A JP2013150763A (ja) 2013-08-08
JP5362063B2 true JP5362063B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=47137228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012065817A Active JP5362063B2 (ja) 2011-12-28 2012-03-22 バッグ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9635914B2 (ja)
JP (1) JP5362063B2 (ja)
KR (1) KR101319665B1 (ja)
CN (1) CN103181668B (ja)
DE (1) DE102012112359B4 (ja)
GB (1) GB2498024B8 (ja)
TW (1) TWI477244B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3031344B1 (en) * 2013-08-07 2020-04-01 Krongthip Inc. Bag
US10188187B1 (en) * 2015-07-14 2019-01-29 Angela Smith Purse protecting apparatus and associated use thereof
US10285480B2 (en) 2016-06-27 2019-05-14 Miko Chovich Load conveyance system
JP6877967B2 (ja) * 2016-11-25 2021-05-26 株式会社クロンティップ ストラップおよびストラップを備えたバッグ
WO2019086145A2 (en) * 2017-11-01 2019-05-09 Camford 1209 Limited A convertible bag and a method for operating a convertible bag
US20200015561A1 (en) * 2018-07-10 2020-01-16 Ty Inc. Configurable strap
CA3056080A1 (en) * 2019-09-20 2021-03-20 David Liesch A convertible shoulder bag and backpack
JP1672713S (ja) * 2020-05-08 2020-11-16
JP1672711S (ja) * 2020-05-08 2020-11-16

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111017U (ja) * 1982-01-20 1983-07-28 橋本 徳郎 かばん
JPS59125217U (ja) * 1983-02-13 1984-08-23 早川 順子 手提げ肩掛け兼用カバン
US4810102A (en) * 1987-11-02 1989-03-07 Brell Mar Products, Inc. Universal sport bag
US4887751A (en) * 1987-12-30 1989-12-19 Michael Lehman Traveler's organizer bag luggage
JPH0332273U (ja) * 1989-08-09 1991-03-28
JPH03110602U (ja) 1990-02-27 1991-11-13
JPH0824023A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Hashimoto:Kk 背負いベルト付きの手堤げ鞄
JPH08196326A (ja) * 1994-11-24 1996-08-06 Yaeko Sasaki 手荷物携帯補助具
US5797529A (en) * 1996-11-20 1998-08-25 Lavine; Edward L. Convertible multi-use bag
JP2978449B2 (ja) * 1997-03-27 1999-11-15 総一 小西 吊りバンド
US6070776A (en) * 1997-08-08 2000-06-06 Furnary; Kevin P. Backpack load centering system
US6619520B2 (en) * 2000-03-13 2003-09-16 Deborah Hammond Hands-free umbrella supporting bag
JP2002253326A (ja) * 2001-02-28 2002-09-10 Yukihiko Koike 滑車付き肩掛けベルト
KR200237881Y1 (ko) 2001-04-13 2001-10-11 조성호 휴대용 가방
US6837409B2 (en) * 2001-12-28 2005-01-04 Lemanski, Ii Gerald Backpack system
JP2003210233A (ja) * 2002-01-28 2003-07-29 Nifco Inc 鞄用ショルダーストラップの垂れ下がり防止装置
JP2003304920A (ja) 2002-04-17 2003-10-28 Matsuzaki:Kk バッグ
CN1708245A (zh) * 2002-11-22 2005-12-14 古口和子 带背带收纳口袋的袋子
JP3110602U (ja) 2005-02-01 2005-06-30 安博 新沢 バッグ,書類入れの外れ防止装置。
CN201294939Y (zh) * 2008-09-30 2009-08-26 H·克雷默 透明的便携袋
TWM356425U (en) * 2008-12-09 2009-05-11 Chin-Chieu Yang Pilgrim bag
TWM377892U (en) * 2009-10-14 2010-04-11 Chun-Hung Lin Hand-lifted/manpacked dual-purpose handbag for fire-fighting water strip
US8746523B1 (en) * 2011-02-16 2014-06-10 Stephanie J. Woolley Two way convertible shoulder strap construction

Also Published As

Publication number Publication date
TW201325497A (zh) 2013-07-01
KR20130076689A (ko) 2013-07-08
GB201216153D0 (en) 2012-10-24
DE102012112359B4 (de) 2020-04-23
US20130168428A1 (en) 2013-07-04
GB2498024A (en) 2013-07-03
GB2498024B (en) 2014-06-04
GB2498024B8 (en) 2019-05-01
CN103181668B (zh) 2016-05-18
JP2013150763A (ja) 2013-08-08
DE102012112359A1 (de) 2013-07-04
CN103181668A (zh) 2013-07-03
TWI477244B (zh) 2015-03-21
KR101319665B1 (ko) 2013-10-28
US9635914B2 (en) 2017-05-02
GB2498024A8 (en) 2019-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5362063B2 (ja) バッグ
JP4919135B1 (ja) 肩掛けベルトのずり落ち防止具
US11517776B2 (en) Buffering backpack device for falling protection
JP4941857B2 (ja) 肩掛けと背負いの両方の機能を有するバッグ
EP3031344B1 (en) Bag
JP3205055U (ja) バッグ
JP3208017U (ja) キーケース
JP3247208U (ja) ペット用抱っこ紐
JP3175195U (ja) 多形態バッグ
WO2021172497A1 (ja) バッグ
JP2011005207A (ja) 提げ手
JP3020268U (ja) バッグ組体
JP3212623U (ja) 肩載せ人形内に折り畳み収納可能な肩掛け用手提げ部を備えたトートバッグ
JP3214454U (ja) バンド
JP4234775B1 (ja) ランドセルの背負ベルト取付け部カバー
JP2020065616A (ja) ランドセル用サブバッグ
JP3111205U (ja) バッグ
WO2014073517A1 (ja) 携帯機器保持具
JP3141119U (ja) 小物入れ
JP3202887U (ja) 連結型ポーチ、連結型ポーチと連結可能な支持用バンド,鞄,被連結物
JP3135130U (ja) 手提げ用等のバッグ
JP5466286B1 (ja) 留め具
JPS635542Y2 (ja)
JP3163121U (ja) バッグ
JP2010005352A (ja) 収納式買い物バッグ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130726

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130726

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5362063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250