JPH0824023A - 背負いベルト付きの手堤げ鞄 - Google Patents

背負いベルト付きの手堤げ鞄

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JPH0824023A
JPH0824023A JP18388494A JP18388494A JPH0824023A JP H0824023 A JPH0824023 A JP H0824023A JP 18388494 A JP18388494 A JP 18388494A JP 18388494 A JP18388494 A JP 18388494A JP H0824023 A JPH0824023 A JP H0824023A
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
ring
back pack
bag
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP18388494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Hashimoto
洋二 橋本
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Hashimoto KK
Original Assignee
Hashimoto KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手堤げ用の取っ手が片開き蓋に取り付けら
れ、その取っ手に隣接して背負いベルトの通しリング
を、鞄本体の下端部に左右一対の端掛けリングをそれぞ
れ突設した背負いベルト付きの手堤げ鞄において、背中
に密着して背負うことができ、しかも、その際に、通し
リングが背中に触れることがなくなり、また、荷重を取
っ手にも分散させ得るようにする。 【構成】 背負いベルト3による引く力を背中からの距
離により強く作用させ得るように、通しリング11の取
付け位置を取っ手9に対して前側に設定し、加えて、高
さにより強く作用させ得るように、通しリング11の取
付けについて、その先端部12を取っ手9の下に反転さ
せてその下面に支えさせ得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ランドセルのように
背負い鞄としても使用可能な背負いベルト付きの手堤げ
鞄に関する。
【0002】
【従来の技術】高校生や中学生の通学用には片開き蓋を
有する手堤げ鞄が一般的に使用されているが、背負い鞄
やショルダーバックとしても都合良く選択的に使用でき
るように、現在では、そのように改良され、一本のベル
トを背負いベルトまたはショルダー掛けとして使用する
手堤げ鞄が多用されている。
【0003】従来のこのようなベルト付きの手堤げ鞄
は、図4に示すように、背負い鞄としてベルト28を掛
け得るように、取っ手30の後ろ側に二個の通しリング
32,34を重なり合うように取り付け、下端部には左
右一対において端掛けリング36,36を取り付けたも
のであった。なお、ショルダーバックとして使用できる
ようにするために、左右両側にもベルト28を掛ける掛
止リング42,42が取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の背
負いベルト付きの手堤げ鞄によれば、そのベルト28を
背負いベルトとして使用するときには、その一端を掛止
金具38で端掛けリング36に掛けてから、他端を一方
の通しリング32に通しながら、他方の通しリング34
に反転して掛け、さらに、元の通しリング32に通すこ
とによって、ベルト28の中央部をその両方の通しリン
グ32,34に固定状態にしてから、先端部の掛止金具
38を他方の端掛けリング36に掛けられる。そうする
と、両側に肩掛けが作られるが、二本の通しリングにベ
ルト28を通したり、長さ調整することが非常に面倒で
あり、また、通しリングの取付け箇所に荷重が集中し強
度的にそこに無理が掛かり、しかも、具合良く着用でき
なかった。
【0005】着用性については、通しリング32,34
が後ろ側に突出しているために、背中との間に間隔43
が生じやすく、この状態では、背中との密着性に欠け、
下端44で集中して背中を圧迫することもある。しか
も、鞄が背中から離反して傾斜しているので、重心が不
安定となり重みが感じられる。そこで、無理にベルトを
締め付けたときには、その圧迫が生じるだけでなく、通
しリングが背中に触れて痛みを覚える不都合が生じてく
るという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
背中に密着して背負うことができ、しかも、その際に通
しリングが背中に触れることがなくなり、また、荷重を
取っ手にも分散させ得る背負いベルト付きの手堤げ鞄を
提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、手堤げ用の取っ手が片開き蓋に取り
付けられ、その取っ手に隣接して背負いベルトの通しリ
ングを、鞄本体の下端部に左右一対の端掛けリングをそ
れぞれ突設した背負いベルト付きの手堤げ鞄において、
通しリングの取付け位置を取っ手に対して前側に設定し
たことを特徴とする。
【0008】加えて、通しリングの取付けについて、そ
の先端部を取っ手の下に反転させてその下面に支えさせ
得るように構成することもある。
【0009】
【作用】背負いベルト付きの手堤げ鞄を上記のように構
成したから、これを背負い鞄として着用するときには、
後面壁から離れた箇所が背負いベルトにより引く支点と
なって、その支点を引き込む作用が強く生じるために、
背負い鞄が背中に密着する。しかも、その際に、通しリ
ングが背中に触れるようなことがない。また、背負いベ
ルトが取っ手にも掛けてあるときには、背負いベルトで
支持する荷重がその取っ手にも分散される。
【0010】通しリングをその先端部が取っ手の下面に
支えるようにしたときには、その通しリングに背負いベ
ルトを通して同時に取っ手にも掛けることができ、この
状態では、取っ手に沿って背負いベルトがずれないこと
はもとより、背負いベルトが一箇所で二重に掛かるため
に、その掛りにおける接点の多さにより帯長手方向にも
ずれない安定性が得られる。また、ほとんどの荷重が取
っ手により安定して受けられることにもなる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1ないし図3は、一実施例を示したもの
で、その背負いベルト付きの手堤げ鞄は、手堤げ鞄1
と、それを手堤げ鞄以外の態様、つまり背負い鞄または
ショルダーバックとして使用するためのショルダー掛け
兼用の背負いベルト3との組み合わせからなっている。
【0013】手堤げ鞄1は、主に通学用として高校生や
中学生が従来から使用していた構造ないし形態にほぼ構
成されており、口を覆うように片開き蓋7が鞄本体4の
後面壁5の延長として前面壁6の半ばに至るまで形成さ
れ、その片開き蓋7の上端面に手堤げ用の取っ手9が取
り付けられる。
【0014】基本的にこのように手堤げ鞄であるが、背
負い鞄としても使用できるように、片開き蓋7の上端部
の中央に通しリング11を、鞄本体4の下端部には左右
一対の端掛けリング13,13がそれぞれ取り付けてあ
る。さらに、鞄本体4の左右両側面には、ショルダーバ
ックとして使用する場合の掛止リング15,15が取り
付けられる。17が口を開閉するファスナーである。
【0015】通しリング11は、この発明の特徴とし
て、取っ手9よりも前側に取り付けられる。取り付けに
ついては、二つ曲げのリング掛け21が用いられ、取っ
手9の取付け下地材19が左右に長く帯状に当てて縫着
されているので、その下にリング掛け21を挿入した状
態で、鋲23,23により止められ、リング掛け21に
は、下地材19の二つ曲げ箇所を軸受として通しリング
11が前後に反転するように軸支され、その位置等の関
係から、取っ手9を持ち上げながら通しリング11を後
ろへ倒すと、取っ手9の下面に先端部12が掛かるよう
になっている(図3)。
【0016】背負いベルト3は、両端に掛止金具25,
25が取り付けられ、一方の掛止金具25の取付けに
は、それに背負いベルト3を反転して通し、従来のもの
と同様に、調整金具27により長さ調整可能となってい
る。
【0017】背負い鞄として使用する時、左右に肩掛け
ループ20,20ができるように、背負いベルト3を図
2の如く取り付けるには、図1に示すように、まず、一
方の掛止金具25を下の一方の端掛けリング13に掛け
てから、通しリング11を取っ手9の下に入れた状態で
(図1の二点鎖線)、他方の掛止金具25からその通し
リング11に通し、それから他方の端掛けリング13に
掛ける。
【0018】背負いベルト3をこのように取り付ける
と、それが取っ手9にも同時に掛かっているから、この
状態で着用すると、取っ手9としての高い箇所が支点と
して鞄1が持ち上げられ(従来の場合であると、図4に
示すように、通しリングの取付け箇所としての低いd点
が支点となる)、その高さにより引く力が強く作用する
ので、背負い鞄の後面壁5が背中に密着する。また、図
3に示すように、背負いベルト3が三箇所a,b,cで
接触するために、背負いベルト3の帯長手方向にもずれ
ない安定性が得られる。
【0019】通しリング11は、その位置から背中に触
れることは決してないが、下端の端掛けリング13,1
3についても、引っ込ませて底面に取り付けておけば、
衣服に余り触ることがない。また、このようにすると、
下端でも手堤げ鞄1を背中に引き付けやすい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の背負い
ベルト付きの手堤げ鞄によれば、次のような優れた効果
がある。
【0021】背負い鞄として使用した場合、背中から前
に相当に離れた箇所が背負いベルトにより引く支点とな
るために、背中に対する背負い鞄の密着性が高くなり、
その密着性により、ぐらついたり、重みを感じたりする
というようなこともなく、また、密着させても、通しリ
ングが背中に触れるようなこともないので、疲れないよ
う具合良く安定して着用することができる。
【0022】さらに、背負いベルトを取っ手にも掛けて
おけば、通しリングの取付け部分に荷重が集中する無理
を緩和することができる。また、通しリングの位置か
ら、それにマスコット等の飾りを都合良く取り付けるこ
ともできる。
【0023】手堤げ鞄として使用した場合、通しリング
が衣服に触れて擦れる不都合がなくなり、また、その通
しリングの位置から、背負いベルトも取付けのまま衣服
に触れないように、前側にそれを回しやすくなる。
【0024】通しリングをその先端部が取っ手の下面に
支えるようにしたときには(請求項2)、通しリングと
取っ手とに背負いベルトを容易に通すことができ、その
状態では、背負いベルトで引く支点が高くもなるため
に、さらに、背中との密着性が良好となる。また、取っ
手に沿って背負いベルトがずれないことはもとより、背
負いベルトが一箇所で二重に掛かるために、その掛かり
における接点の多さにより帯長手方向にもずれない安定
性が得られ、しかも、その方向の位置調整も容易であ
る。また、ほとんどの荷重が取っ手により安定して受け
られることになる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す一部切欠した背負いベ
ルト付きの手堤げ鞄の裏側から見た斜視図である。
【図2】同手堤げ鞄の表側から見た斜視図である。
【図3】図2のA−A線矢視の拡大した断面説明図であ
る。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 手堤げ鞄 3 背負いベルト 4 鞄本体 7 片開き蓋 9 取っ手 11 通しリング 12 通しリングの先端部 13 端掛けリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手堤げ用の取っ手(9)が片開き蓋
    (7)に取付けられ、その取っ手(9)に隣接して背負
    いベルト(3)の通しリング(11)を、鞄本体(4)
    の下端部に左右一対の端掛けリング(13,13)をそ
    れぞれ突設した背負いベルト付きの手堤げ鞄において、
    通しリング(11)の取付け位置を取っ手(9)に対し
    て前側に設定したことを特徴とする背負いベルト付きの
    手堤げ鞄。
  2. 【請求項2】 通しリング(11)の取付けについて、
    その先端部(12)を取っ手(9)の下に反転させてそ
    の下面に支えさせ得るように構成したことを特徴とする
    請求項1記載の背負いベルト付きの手堤げ鞄。
JP18388494A 1994-07-12 1994-07-12 背負いベルト付きの手堤げ鞄 Pending JPH0824023A (ja)

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JP18388494A JPH0824023A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 背負いベルト付きの手堤げ鞄

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JP18388494A JPH0824023A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 背負いベルト付きの手堤げ鞄

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JP18388494A Pending JPH0824023A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 背負いベルト付きの手堤げ鞄

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JP (1) JPH0824023A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013150763A (ja) * 2011-12-28 2013-08-08 Krongthip Innovation:Kk バッグ
JP2014050657A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Akiko Kurosawa 肩にかけたままリュックになるショルダーバッグ
WO2015019996A1 (ja) * 2013-08-07 2015-02-12 株式会社クロンティップイノベーション バッグ

Cited By (4)

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JPWO2015019996A1 (ja) * 2013-08-07 2017-03-02 株式会社クロンティップ バッグ

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