JP3111205U - バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトを付け替えるだけで、収容本体を胸部で保持するチェストバッグまたは収容本体を大腿部で保持するレッグバッグに使用態様を変更する。
【解決手段】収容本体12の第2取付部20に第1ベルト30を挿通したもとで、第2ベルト40のリング部材44を収容本体12の第1取付部16に取付ける。第2ベルト40の第3取付部46を第1ベルト30に取付けることで、収容本体12を第2ベルト40により肩から吊下げた状態で使用者の胸部で保持することができる。または第1取付部16に第1ベルト30を挿通すると共に、第2取付部20に第2ベルト40を挿通する。第2ベルト40を使用者の大腿部に巻付けてリング部材44に第3取付部46を取付けることで、収容本体12を第1ベルト30から吊下げた状態で使用者の大腿部で保持することができる。
【選択図】図1

Description

この考案は、携行品を収容するバッグに関するものである。
携帯電話や財布等の携行品を、両手を空けた状態で携行するためのバッグとしては、携行品を収容するポケットを備えた収容本体を胸部で保持する、所謂チェストバッグと呼ばれるものがある(特許文献1参照)。特許文献1に開示されたバッグは、肩ベルトで肩から吊下げて収容本体を胸部に位置させるから、収容本体が背中に位置するために携行品の取出しに際して下ろす必要があるリュックサックと比較して携行品を取出し易い利点がある。
また特許文献2に示すように、大腿部に収容本体を保持する、所謂レッグバッグが提案されている。このレッグバッグは、腰部に巻付けたウェストベルトから収容本体を吊下げると共に、大腿部に巻付けた別のベルトで収容本体の下部を固定するようになっている。このようなレッグバッグは、オートバイの運転中等の着座姿勢において、携行品を出し入れし易い利点がある。
特開2004−209052号公報 特開2004−209007号公報
ところで、チェストバッグやレッグバッグは、夫々前述した利点があるものの、各ベルトは肩や腰や大腿部に合わせた専用のものであるから、使用者の使用態様に応じて、バッグの収容本体を保持する部位を変更することができない難点が指摘される。
すなわち本考案は、従来の技術に係るバッグに内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、ベルトを付け替えるだけで、収容本体を胸部で保持するチェストバッグまたは収容本体を大腿部で保持するレッグバッグに使用態様を変更し得るバッグを提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本考案に係るバッグは、
物品を収容する収容本体と、
前記収容本体の上側に設けた第1取付部と、
前記収容本体の下側に設けた第2取付部と、
その端部同士をバックルにより係脱可能に連結して腰部に巻付ける第1ベルトと、
前記第1取付部に着脱可能に保持される被取付部を一端に有すると共に、該被取付部または前記第1ベルトを着脱可能に保持する第3取付部を他端に有する第2ベルトとからなり、
前記第2取付部を前記第1ベルトに取付けたもとで、前記被取付部に第1取付部を取付けると共に、前記第3取付部を該第1ベルトに取付けることで、前記収容本体を第2ベルトにより肩から吊下げた状態で使用者の胸部で保持し、
または前記第1取付部を前記第1ベルトに取付けると共に、前記第2取付部を第2ベルトに取付けた状態で、該第2ベルトを使用者の大腿部に巻付けて前記被取付部に第3取付部を取付けることで、前記収容本体を第1ベルトから吊下げた状態で使用者の大腿部で保持し得るよう構成したことを特徴とする。
請求項1の考案によれば、収容本体の第1取付部および第2取付部に対して、第1ベルトおよび第2ベルトの取付け状態を変えることで、収容本体を第2ベルトにより肩から吊下げた状態で使用者の胸部で保持する態様と、収容本体を第1ベルトから吊下げた状態で使用者の大腿部で保持する態様とを選択し得る。
請求項2の考案は、請求項1記載の考案に係るバッグにおいて、一対の収容本体を備え、各収容本体に対応して第2ベルトを夫々有している。
請求項2の考案によれば、一対の収容本体を備えているから、物品の収容量を増やすことができる。
請求項3の考案は、請求項1または2記載の考案に係るバッグにおいて、前記第1ベルトには、前記第1取付部または第3取付部の挿通を許容する規制部が、該第1ベルトの長手方向に並列に複数形成され、規制部に挿通した第1取付部または第3取付部における第1ベルトの長手方向に沿った移動を規制し得るよう構成される。
請求項3の考案によれば、規制部に挿通した第1取付部または第3取付部における第1ベルトの長手方向に沿った移動を規制し得るから、収容本体または第2ベルトのずれを防止できる。
請求項4の考案は、請求項1〜3の何れかに記載の考案に係るバッグにおいて、前記第1ベルトには、前記第2取付部に当接して、前記収容本体における該第1ベルトの長手方向に沿った移動を規制する係止片が形成される。
請求項4の考案によれば、係止片により第2取付部の移動を規制し得るから、収容本体のずれを防止できる。
請求項5の考案は、請求項1〜4の何れかに記載の考案に係るバッグにおいて、前記取付部は、常には閉成したループを形成し、必要に応じて該ループの閉成状態を解除し得るように形成される。
請求項5の考案によれば、取付部における閉成状態のループに、被取付部、第1ベルトおよび第2ベルトを挿通することで、被取付部、第1ベルトおよび第2ベルトを取付けることができると共に、ループの閉成状態を解除することで簡単に取外し得る。
本考案に係るバッグによれば、ベルトを収容本体に対して付け替えるだけで、収容本体を胸部で保持するチェストバッグまたは収容本体を大腿部で保持するレッグバッグに使用態様を簡単に変更することができる。
次に、本考案に係るバッグにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
図1または図2に示すように、実施例に係るバッグ10は、一対の収容本体12,12と、腰部に巻付ける第1ベルト30と、各収容本体12に対応する第2ベルト40とから基本的に構成される。このバッグ10は、一対の第2ベルト40,40により肩から吊下げて使用者の胸部で両収容本体12,12を保持するチェストバッグ(図1参照)と、第1ベルト30から吊下げて大腿部で各収容本体12を保持するレッグバッグ(図2参照)とに使用態様を変更し得るようになっている。
前記収容本体12は、その意匠面となる前面側に携帯電話や財布等の携行品(物品)の出し入れ口となる開口部を設けた袋状のポケット14を複数備え、このポケット14に携行品が収容される。ポケット14の開口部は、ファスナー14aやフラップ14b等で開閉自在に閉成し得るよう構成され、ポケット14に収容した携行品が不用意に飛び出さないようになっている。なお各収容本体12は、胸部または大腿部に当接する面となる後面側が、メッシュ地の通気性に優れた素材で形成されている。
前記各収容本体12には、その上側に第1取付部16が設けられると共に、下側に幅方向に離間して一対の第2取付部20,20が設けられている。第1取付部16は、下端を収容本体12の上部に固定した帯状体18を本体とし、上方に延出した開放端(上端)近傍にスナップボタンSのソケットS1が配設されると共に、帯状体18の中間部に上下(長手方向に沿った方向)に離間してスナップボタンSのスタッドS2が2つ配設されている。第1取付部16は、帯状体18の上端を下方に折り返してソケットS1とスタッドS2とを着脱可能に嵌合することで、常には閉成したループ18aが形成され、スタッドS2からソケットS1を取外すことで必要に応じてループ18aの閉成状態を解除し得るように構成されている。ここで、第1取付部16における帯状体18のなすループ18aの大きさは、第1ベルト30の挿通を許容する寸法に設定される。そして、第1取付部16のループ18aに第1ベルト30を挿通することで、第1ベルト30に第1取付部16が掛止した状態で取付けられる。或いは、第2ベルト40のリング部材(被取付部)44に、第1取付部16の帯状体18を挿通してループ18aを閉成することで、ループ18aにリング部材44を掛止した状態で取付けられる。なお第1取付部16は、上下に離間したスタッドS2,S2の何れかを選択してソケットS1を嵌合することで、帯状体18のなすループ18aの大きさを適宜変更し得るようになっている。
第2取付部20は、上端を収容本体12の下部に固定し、下方に延出した開放端(下端)近傍にスナップボタンSのソケットS1を配設した第1帯状体22Aと、この第1帯状体22Aより長尺に設定され、上端を収容本体12の下部に固定し、下方に延出した開放端(下端)近傍にスナップボタンSのスタッドS2を配設した第2帯状体22Bとから構成される(図3参照)。第2取付部20は、第2帯状体22Bの下端を上方に折り返してソケットS1とスタッドS2とを着脱可能に嵌合することで、両帯状体22A,22Bで常には閉成すると共に、必要に応じて開放し得るループ22aが形成されている。なお、両帯状体22A,22Bのなすループ22aの大きさは、第1ベルト30または第2ベルト40の挿通を許容する寸法に設定される。そして、第2取付部20のループ22aに第1ベルト30または第2ベルト40を挿通することで、第1ベルト30に第2取付部20が掛止した状態で取付けられ、或いは第2ベルト40に第2取付部20が掛止した状態で取付けられる。
図3に示すように、第1ベルト30は、帯本体32の一端にバックルBのソケットB1が配設されると共に、他端にバックルBのプラグB2が配設され、ソケットB1とプラグB2とを係脱可能に嵌合して連結することで、使用者の腰部に巻付けられるウェストベルトとして機能する。第1ベルト30は、その帯本体32の一部に、この帯本体32の長さより短尺な別の帯体34を表側に重ねることで2重に構成され、帯本体32と帯体34とは所定間隔で短手方向に沿って縫合され、隣り合う縫合部34aの間に規制部36が形成されている。この規制部36は、第1ベルト30の長手方向に所定間隔で並列に複数形成され、帯本体32と帯体34との間における第1取付部16または第3取付部46の短手方向に沿った挿通が許容される。また、規制部36に挿通した第1取付部16または第3取付部46は、第1ベルト30の長手方向に沿った移動が隣り合う縫合部34aに当接することで規制される。
第1ベルト30には、帯体34の各端部が対応する帯本体32の端部に指向して帯本体32から突出され、チェストバッグとしての使用態様において対応の収容本体12における第2取付部20に当接する係止片38,38が形成されている。各係止片38は、帯本体32の各端部から所定間隔離間した位置に設けられ、チェストバッグとしての使用態様において帯本体32の各端部と係止片38との間に配置した第2取付部20は、係止片38により対応の端部から離間する方向(第1ベルト30の長手方向)への移動が規制される。第1ベルト30は、チェストバッグとしての使用態様において、収容本体12の下部に形成した各第2取付部20のループ22aに挿通されて、収容本体12の下部を保持している。これに対して、第1ベルト30はレッグバッグとしての使用態様において、収容本体12の上部に形成した第1取付部16のループ18aに挿通されて、収容本体12を第1ベルト30に掛止して吊下げ保持し得るようになっている。なお実施例では、バックルBが、チェストバッグとしての使用態様において使用者の腹部側に位置し、レッグバッグとしての使用態様において背中側に位置するように設定される。またバックルBは、帯本体32の長さを調節するアジャスターとしての機能も有し、使用者の腰部に合わせて適宜調節することができる。
前記第2ベルト40は、帯本体42の一端にリング部材44が固定されると共に、他端に第3取付部46を備えている。リング部材44は、環状に形成された合成樹脂等の成形品であって、第1取付部16の帯状体18および第2ベルト40の帯本体42を挿通し得る寸法に設定される。第2ベルト40には、帯本体42の他端近傍にスナップボタンSのソケットS1が配設されると共に、帯本体42の他端から一端側へ所定間隔離間した位置にスナップボタンSのスタッドS2が配設されている(図2または図3参照)。そして、帯本体42の他端を、一端に向けて折り返してソケットS1とスタッドS2とを着脱自在に嵌合することで、常には閉成したループ46aをなす第3取付部46が第2ベルト40の他端に形成される。また第3取付部46は、スタッドS2からソケットS1を取外すことで必要に応じてループ46aの閉成状態を解除し得るように構成される。ここで、第3取付部46におけるループ46aの大きさは、第1ベルト30の挿通を許容する寸法に設定される。
そして、第3取付部46のループ46aに第1ベルト30を挿通することで、第2ベルト40の他端が第1ベルト30に第3取付部46を介して掛止した状態で取付けられる。或いは、リング部材44に帯本体42の他端を挿通した後、第3取付部46のループ46aを閉成してリング部材44に第3取付部46を掛止することで、第2ベルト40を開閉可能なループ状とすることができる。すなわち第2ベルト40は、チェストバッグの使用態様では収容本体12を肩から吊下げる肩ベルトとして用いられ、レッグバッグの使用態様では大腿部に巻付けて収容本体12の下部を保持するベルトに転用し得るよう構成される。また各第2ベルト40には、帯本体42の中途にアジャスター48が夫々介挿され、第2ベルト40の長さを適宜調節し得るようになっている。なお第2ベルト40には、チェストバッグの使用態様において、使用者の肩に当接する部位にクッション部材40aが配設されている。
実施例のバッグ10では、チェストバッグとしての使用態様において、幅方向に離間して配置された一対の収容本体12,12を、バックルBにより係脱可能な連結片24,24により連結している(図1参照)。各連結片24は、収容本体12における他方の収容本体12に臨む側縁から突出した帯片であって、開放端にバックルBのソケットB1が配設されている。この連結片24に対応する他方の収容本体12の連結片24には、その開放端にバックルBのプラグB2が配設され、ソケットB1とプラグB2とを嵌合することで、一対の収容本体12,12が互いに離間する方向への移動が規制される。なお連結片24は、各収容本体12の側縁において上下に離間して2つ設けられている。
また実施例のバッグ10には、チェストバッグとしての使用態様において、一対の第2ベルト40,40における使用者の背中上部に延在する部位に、両第2ベルト40,40を連結する連繋部材26が配設されている。この連繋部材26は、両端に各第2ベルト40の挿通を許容する孔部26a,26aを形成した帯状体であって、略平行に延在する両第2ベルト40,40を孔部26a,26aに挿通することで、両第2ベルト40,40が互いに離間する方向へ移動するのが規制される。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るバッグの作用について、先ずバッグ10をチェストバッグとして使用する態様の場合で説明する。なお、各収容本体12に対する各ベルト30,40の取付けは、何れも同じであるから片側のみ説明する。第1ベルト30を、バックルBを取外して端部同士の連結状態を解除した状態で、収容本体12における両第2取付部20,20の閉成したループ22a,22aに挿通して、両第2取付部20,20を第1ベルト30の一端と一方の係止片38との間に配置する。また、他方の収容本体12は、両第2取付部20,20を第1ベルト30の他端と他方の係止片38との間に配置する。
第1取付部16のスナップボタンSを外してループ18aを開放した状態で、帯状体18を第2ベルト40のリング部材44に挿通させた後、スナップボタンSを嵌合して、帯状体18のなすループ18aにリング部材44を掛止することで、第1取付部16に第2ベルト40の一端が取付けられる。また、第3取付部46のスナップボタンSを外してループ46aを開放した状態で、第2ベルト40の他端を、連繋部材26の一方の孔部26aに挿通させる。そして、第2ベルト40における帯本体42の他端を、第1ベルト30の規制部36に対して上方から第1ベルト30の短辺方向に沿って挿入すると共に、規制部36の下方に突出した帯本体42を折返してスナップボタンSを嵌合させることで、第1ベルト30が第3取付部46のループ46aに掛止される。すなわち、第2ベルト40の他端は、第3取付部46を介して第1ベルト30に取付けられる。このとき第3取付部46は、第1ベルト30における帯本体32の略中間部(使用者の背中側に当たる位置)に配置される。
そして、第1ベルト30を腰部に巻付けると共に、第1ベルト30に掛止された一方の収容本体12および第2ベルト40で構成された環の中に一方の腕を通して、第2ベルト40を一方の肩に掛けることで、収容本体12を第2ベルト40により肩から吊下げた状態で使用者の一方の胸部で保持することができる。同様に、他方の収容本体12および第2ベルト40で構成された環の中に他方の腕を通して、第2ベルト40を他方の肩に掛けることで、収容本体12を第2ベルト40により肩から吊下げた状態で使用者の他方の胸部で保持することができる。最後に、使用者の腹部側で第1ベルト30の端部同士をバックルBで連結すると共に、一対の収容本体12,12の対応する連結片24,24同士をバックルBで連結することで、バッグ10が使用者に装着される。第2ベルト40は、アジャスター48で長さを調節することで、使用者に合わせて収容本体12の位置を調節することができる。
前記バッグ10は、チェストバッグとしての使用態様において、各第2ベルト40の第3取付部46が第1ベルト30の規制部36により位置規制されるから、第2ベルト40が第1ベルト30の長手方向へ移動するのを防止し得る。しかも、規制部36は第1ベルト30の長手方向に並列で複数形成されているから、使用者に合わせて適宜調節することができる。また、両第2ベルト40,40は、使用者の背中上部で連繋部材26で互いに連結されているから、互いに離間する方向への移動は規制され得る。更に、一対の収容本体12,12は、連結片24,24で連結することで、互いに離間する方向への移動を規制し得ると共に、第1ベルト30を保持した第2取付部20が対応の係止片38に当接することで、互いに離間する方向(第1ベルト30の端部から離間する方向)への移動を規制し得る。すなわちバッグ10は、規制部36,連繋部材26,連結片24,24および係止片38によって、第2ベルト40または収容本体12が使用者の肩から外れる方向への移動を防止し得るから、例えばスキー等の運動に際してもずれにくく良好な装着性を示す。しかも各収容本体12は、その下部を第2取付部20,20を介して腰部に巻付けた第1ベルト30に掛止されているので、収容本体12の上下動が抑制され、バッグ10の装着性が更に向上される。
次に、バッグ10において、チェストバッグからレッグバッグに使用態様を変更する場合について説明する。なお、各収容本体12に対する各ベルト30,40の取付けおよび取外しは、何れも同じであるから片側のみ説明する。連結片24,24の連結状態が解除されたもとで、第1取付部16および第3取付部46のスナップボタンSを取外すことで、第1取付部16および第3取付部46のループ18a,46aの閉成状態を解除し、第2ベルト40の一端を収容本体12から取外すと共に、他端を第1ベルト30から取外して、第2ベルト40を分離する。このとき、連繋部材26から第2ベルト40を抜出す。また、第1ベルト30におけるバックルBでの連結状態を解除して、収容本体12の第2取付部20,20から引抜き、収容本体12から第1ベルト30を分離する。
そして、収容本体12の第1取付部16を、第1ベルト30の規制部36に下方から第1ベルト30の短辺方向に沿って挿入すると共に、規制部36の上方に突出した帯状体18を折返してスナップボタンSを嵌合させることで、第1ベルト30が第1取付部16のループ18aに掛止される。すなわち、収容本体12は、第1取付部16を介して第1ベルト30に取付けられ、第1ベルト30から吊下げられた状態となる。第2ベルト40を、第2取付部20,20の閉成したループ22a,22aに挿通して、収容本体12に第2ベルト40を取付ける。
次に、第1ベルト30を使用者の腰部に巻付け、バックルBを嵌合して装着することで、第1ベルト30から吊下がった収容本体12を大腿部に位置させる。第2ベルト40を膝上部分に巻付けると共に、第3取付部46のスナップボタンSを外してループ46aを開放した状態で、第2ベルト40の他端をリング部材44に挿通させる。この状態において、第3取付部46のスナップボタンSを嵌合してループ46aを閉成することで、第3取付部46とリング部材44とが掛止されて、第2ベルト40が使用者の脚部に装着され、収容本体12を第1ベルト30から吊下げた状態で大腿部で保持し得る。大腿部に巻付けた第2ベルト40は、アジャスター48で長さを調節することで、使用者の大腿部に合わせて装着され、収容本体12を確実に保持することができる。なお、レッグバッグからチェストバッグに使用態様を変更する場合は、逆の手順で行なう。
このように、実施例のバッグ10は、各収容本体12に対して第1ベルト30および第2ベルト40を組み替えるだけで、チェストバッグからレッグバッグへ、または反対にレッグバッグからチェストバッグに簡単に変更することができる。しかも、使用態様の変更に際して、第1ベルト30は常に腰部に装着されると共に、第2ベルト40を肩ベルトまたは大腿部に巻付けるベルトに転用し得るから、チェストバッグまたはレッグバッグごとに専用のベルトを用意する必要がない。
前記バッグ10は、レックバッグの使用態様において、収容本体12の下部は第2ベルト40で保持されると共に、第1取付部16が第1ベルト30の規制部36により位置規制されるから、第2ベルト40が第1ベルト30の長手方向へ移動するのを防止し得るので、収容本体12がずれにくく良好な装着性を示す。また、実施例のバッグ10では、収容本体12を一対としているから、携行品を多く携行し得ると共に、何れの使用態様においても体の左右に振分けてバランスよく携行品を収容し得る。
(変更例)
実施例のバッグは、以下のように変更することができる。
(1)実施例のバッグでは、収容本体を一対としたが、収容本体は1つだけであってもよい。
(2)各取付部は、帯状体(帯本体)に設けたスナップボタンを着脱することで開閉可能なループをなす構成であるが、これに限定されず、バックルやその他の手段を用いて開閉可能なループを形成してもよい。
(3)実施例の第2ベルトには、被取付部としてリング部材を用いたが、第2ベルトの一端近傍に、第1取付部または第3取付部の挿通を許容する孔部を開設する構成も採用し得る。
本考案の好適な実施例に係るバッグにおけるチェストバッグとしての使用態様を示す概略正面図である。 実施例のバッグにおけるレッグバッグとしての使用態様を示す概略正面図である。 実施例の第1ベルトを拡大して示す正面図である。
符号の説明
12 収容本体,18 第1取付部,18a ループ,20 第2取付部,22a ループ
30 第1ベルト,36 規制部,38 係止片,44 リング部材(被取付部)
46 第3取付部,40 第2ベルト,46a ループ,B バックル

Claims (5)

  1. 物品を収容する収容本体(12)と、
    前記収容本体(12)の上側に設けた第1取付部(16)と、
    前記収容本体(12)の下側に設けた第2取付部(20)と、
    その端部同士をバックル(B)により係脱可能に連結して腰部に巻付ける第1ベルト(30)と、
    前記第1取付部(16)に着脱可能に保持される被取付部(44)を一端に有すると共に、該被取付部(44)または前記第1ベルト(30)を着脱可能に保持する第3取付部(46)を他端に有する第2ベルト(40)とからなり、
    前記第2取付部(20)を前記第1ベルト(30)に取付けたもとで、前記被取付部(44)に第1取付部(16)を取付けると共に、前記第3取付部(46)を該第1ベルト(30)に取付けることで、前記収容本体(12)を第2ベルト(40)により肩から吊下げた状態で使用者の胸部で保持し、
    または前記第1取付部(16)を前記第1ベルト(30)に取付けると共に、前記第2取付部(20)を第2ベルト(40)に取付けた状態で、該第2ベルト(40)を使用者の大腿部に巻付けて前記被取付部(44)に第3取付部(46)を取付けることで、前記収容本体(12)を第1ベルト(30)から吊下げた状態で使用者の大腿部で保持し得るよう構成した
    ことを特徴とするバッグ。
  2. 一対の収容本体(12,12)を備え、各収容本体(12)に対応して第2ベルト(40)を夫々有している請求項1記載のバッグ。
  3. 前記第1ベルト(30)には、前記第1取付部(16)または第3取付部(46)の挿通を許容する規制部(36)が、該第1ベルト(30)の長手方向に並列に複数形成され、規制部(36)に挿通した第1取付部(16)または第3取付部(46)の第1ベルト(30)の長手方向に沿った移動を規制し得るよう構成される請求項1または2記載のバッグ。
  4. 前記第1ベルト(30)には、前記第2取付部(20)に当接して、前記収容本体(12)における該第1ベルト(30)の長手方向に沿った移動を規制する係止片(38)が形成されている請求項1〜3の何れかに記載のバッグ。
  5. 前記取付部(16,20,46)は、常には閉成したループ(18a,22a,46a)を形成し、必要に応じて該ループ(18a,22a,46a)の閉成状態を解除し得るように形成されている請求項1〜4の何れかに記載のバッグ。
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